JP2001133897A - 画像記録装置及び画像記録方法 - Google Patents

画像記録装置及び画像記録方法

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JP2001133897A
JP2001133897A JP31532899A JP31532899A JP2001133897A JP 2001133897 A JP2001133897 A JP 2001133897A JP 31532899 A JP31532899 A JP 31532899A JP 31532899 A JP31532899 A JP 31532899A JP 2001133897 A JP2001133897 A JP 2001133897A
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suction
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JP31532899A
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English (en)
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Yoshiharu Sasaki
義晴 佐々木
Mitsuru Sawano
充 沢野
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録媒体吸引手段の吸引源として真空ポンプ
を用い、記録媒体吸引手段の吸着孔を適宜設定すること
により、画像記録を良好に行い得る画像記録装置及び画
像記録方法を提供する。 【解決手段】 色材シートと受像シートからなる記録媒
体を、真空ポンプ20と吸着孔15からなる記録媒体吸
引手段にてドラム34に吸着し、画像記録を行う画像記
録装置において、受像シート吸着開始時にドラムから落
下しないように、受像シートの先端部によって塞がれる
受像シート先端吸着穴16と受像シート先端吸着溝17
の総面積を、その他の塞がれていない吸着孔15の総面
積より大きくし、また真空ポンプの吸引力と、受像シー
トの質量とがつりあうように記録媒体の先端部を吸着す
る吸着孔15の総面積を設定するので、ドラム34に十
分な吸着力で固定でき、白抜け等が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体を記録媒
体固定手段に固定して画像記録する画像記録装置及び画
像記録方法に関し、記録媒体の記録媒体固定手段への吸
着固定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩写真式感光材料を使用せず、
熱現像感光材料を用いて可視化のためにシート状記録材
料を加熱する工程を含む画像記録装置が提案されてい
る。この種の画像記録装置の構成は多岐にわたるが、そ
の一例を図5を参照して述べると、レーザ光源(LD)
を備えたレーザヘッド24から出射される記録用レーザ
光を、画像記録用ドラム34に装着した受像シート12
と色材シート10からなる記録媒体に照射して画像を形
成するように構成した画像記録装置がある。
【0003】次に、図6及び図7を参照して前記画像記
録装置による画像記録方法を説明する。受像シート12
は画像記録用ドラム34側から順番に、支持体、クッシ
ョン層、受像層で構成されており、また色材シート10
は、レーザ光照射側から順番に支持体、光熱変換層、ト
ナー層で構成されている。この受像シート12が画像記
録用ドラム34に装着され、受像シート12の上側に色
材シート10がトナー層を受像シート12側に向けて重
ねられ、色材シート10に受像シート12側の反対側か
らレーザ光を照射すると、照射されたトナー層部分が熱
によって受像層に転写されることとなる。
【0004】ここで、支持体には、PET(ポリエチレ
ンテレフタレート)ベース、TAC(トリアセチルセル
ロース)ベース、PEN(ポリエチレンナフタレート)
ベース等、レーザ光を透過させるものが用いられる。ま
た光熱変換層には、カーボン、黒色物質、赤外線吸収色
素、特定波長吸収物質等のレーザエネルギを熱に効率良
く変換するものが用いられる。トナー層には、KCMY
の、各色の色材シートがあり、金、銀、茶、グレー、オ
レンジ、グリーン等の色材シートも使用されることがあ
る。受像層は、転写されるトナーを受け止めるものであ
る。さらにクッション層は、トナ一が複数段に重ねられ
るときの段差吸収や、ゴミによる段差吸収の働きを担う
ものである。
【0005】尚、画像記録装置で使用される記録媒体と
しての受像シート12及び色材シート10のより詳細な
内容については、本出願人の出願に係る特開平4−29
6594号公報、特開平4−327982号公報、特開
平4−327983号公報等に記載されており、また、
このような記録媒体を使用した画像記録装置については
特開平6−275183号公報に詳述されているので、
必要ならばそれらを参照されたい。
【0006】次に、KCMY各色データでレーザ記録を
行う工程と、記録後に受像シート12から色材シート1
0を剥離させる工程とを説明する。但し、ラミネート処
理を行う場合は、レーザ記録工程の前段階にラミネート
工程が入ることになる。以下に、各工程を図7に基づき
順次説明する。 1)受像シート12を画像記録用ドラム34に巻き付け
る。 2)まず、K工程を実施するため、K色材シート10を
その受像シート12の上に巻き付ける。 3)Kの画像・文字データに基づきレーザ光を照射し記
録を行う。 4)そして、K色材シート10を受像シート12から剥
離させる(K工程終了)。 5)次いで、C工程を実施する。即ち、C色材シートを
その受像シート12の上に巻き付ける。 6)Cデータでレーザ記録を行う。 7)最後に、C色材シート10を受像シート12から剥
離させる(C工程終了)。 8)さらに、M工程を実施する。即ち、M色材シート1
0をその受像シート12の上に巻き付ける。 9)Mデータでレーザ記録を行う。 10)M色材シート10を受像シート12から剥離させ
る(M工程終了)。 11)そして、Y工程を実施する。即ち、Y色材シート
10をその受像シート12の上に巻き付ける。 12)Yデータでレーザ記録を行う。 13)最後に、Y色材シート10を受像シート12から
剥離させる(Y工程終了)。 14)このようにして、受像シート12上にKCMY4
色が適宣積層又は積層されずに、必要なカラーの画像が
出来上がる。 15)これを本紙に転写する。 尚、ラミネート処理する場合は、各色毎にレーザ記録の
直前に色材シートを加圧ローラや加熱ローラ等により押
圧することで、色材シートを受像シートに密着させる。
【0007】また、前記画像記録装置における記録媒体
供給とそれに続く記録媒体巻き付けについて図1を参照
して説明する。図1において画像記録装置30は、フル
カラー画像を得るためのものであり、記録媒体供給部3
2と、画像記録用ドラム34(以下、単にドラムと略称
する)と、ドラム34の外周に沿って配置されるラミネ
ート機構38と、記録ヘッド40と、剥離機構42と、
給紙部44と、ラミネート部46と、定着部48と、剥
離部50と、トレイ部52と制御部69等を備えてい
る。
【0008】まず記録媒体供給部32において、ロール
状の受像シート12および複数の色材シート10などの
ロール状感熱材料(以下、記録媒体という)が保持され
ている記録媒体ステーション53から、引出ローラ54
によって1つの記録媒体が引き出され、カッタ55で所
定の長さに切断されてからローラ56に挟持搬送されガ
イド57によりドラム34に案内される。
【0009】ここで、図8を参照してドラム34と記録
媒体吸引手段の構成を説明する。記録媒体吸引手段はド
ラム34表面の吸着孔15と、制御部69により制御さ
れている吸引切換部22と該吸引切換部22と結合して
いるエアーブロア21と真空ポンプ20からなり、該吸
引切換部22によりエアーブロア21又は真空ポンプ2
0又はこれらの組合せにより、ドラム34内のエアーが
吸引されドラム34の吸着孔15に記録媒体が吸着され
る。また、図9にドラム34表面の展開図の一例を示
す。吸着孔15は吸着穴や吸着溝からなり、より具体的
には、受像シート12の先端部を吸着するための受像シ
ート先端吸着穴16と受像シート先端吸着溝17、更に
色材シート10の先端部を吸着するための色材シート先
端吸着穴18と色材シート先端吸着溝19と、その他受
像シート用吸着孔や色材シート用吸着孔により構成され
ている。
【0010】記録媒体供給部32から受像シート12の
先端がドラム34に案内された時には、吸引切換部22
により例えばエアーブロア21による吸引が行われ、受
像シート12の先端部がドラム34の受像シート先端吸
着穴16と受像シート用先端吸着溝17に吸着される。
更に、ドラム34の回転により受像シート12が受像シ
ート用吸着孔にてドラム34に吸着されると、浮き上が
りによる画像ムラ低減のため、更に密着性を高めるよう
に吸引切換部22によりエアーブロア21から真空ポン
プ20による吸引に切り換えられて、例えば「35kP
a」まで吸引される。
【0011】そして、前記同様にして記録媒体供給部3
2からドラム34に搬送されてきた色材シート10が、
同シートの先端部を色材シート先端吸着穴18と色材シ
ート先端吸着溝19により吸着されて、受像シート12
上に巻き付けられる。また、色材シート10の受像シー
ト12上への積層は、ラミネート機構38によって行わ
れる。それから、記録ヘッド40のレーザヘッド24か
らのレーザ光により、ドラム34に積層して巻き付けら
れた色材シート10及び受像シート12を露光し、像様
にヒートモードでレーザ露光して潜像画像を記録する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の例では
受像シート12や色材シート10の記録媒体をドラム3
4に吸着させる記録媒体吸着手段の吸引源として、エア
ーブロア21と真空ポンプ20を組み合わせて使用して
いるので、吸引源が2種類ある上にこれらを切り換える
ための吸引切換部22も必要であり、この構成自体が、
画像記録装置30の大型化やコストアップの原因になっ
ている。更に吸引切換部22は制御部69の制御対象に
なっているので画像記録装置30に対する制御全体の複
雑化の一因にもなっている。
【0013】このような理由から、吸引源としてエアー
ブロア21又は真空ポンプ20のどちらか一方を用いて
記憶媒体をドラム34に吸着させる方法が考えられる。
しかし、例えば吸引源にエアーブロア21のみを用いた
場合は、流量が大きいので、吸着開始時に記録媒体の先
端部によりドラム34上の吸着孔15が一部塞がれてな
くても、そこそこ記録媒体を吸引する力があり、巻き付
けは可能であるが、例えば「81〜94kPa」程度の
圧力が限度であって、「35kPa」といった高真空ま
では吸引できないため、記録媒体のドラム34への吸着
力はそれほど強くはない。
【0014】よって図10に示すように、吸着力が強く
ないと受像シート12と色材シート10の間に塵が入っ
た場合(図10(a))や、受像シート12とドラム3
4の間に塵が入った場合(図10(b))は、密着不良
部分が生じて、色材シート10のトナーが受像シート1
2の受像層に転写されずに白抜けしてしまう。従って、
エアーブロア21を吸引源とした場合は、記録媒体はド
ラム34に吸着されるものの、記録媒体の吸着、固定力
が低いために、浮き上がり等が原因で記録画像に白抜け
等の画像欠損が発生し易くなったりする。
【0015】こうした弱点を改善するために、エアーブ
ロア21に代えて真空ポンプ20を使用する方式があ
る。真空ポンプの場合は大気圧に対して「35kPa」
程度の高真空状態まで吸引が可能になるので、ドラム3
4上への記録媒体の吸着固定力も強くなって、浮き上が
り等がエアーブロア21の場合より少なくでき、白抜け
等は低減される。但し、流量が小さいためドラム34へ
の吸着開始時において、記録媒体によって塞がれない吸
着孔15が多いと、真空洩れの状態になり吸引力が弱く
なるので、ドラム34にずれて吸着されてしまったり、
または吸着すら行えないという問題を生ずる。
【0016】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、記録媒体吸引手段の吸引源として真空ポンプを
用い、記録媒体吸引手段の吸着孔を適宜設定することに
より、画像記録を良好に行い得る画像記録装置及び画像
記録方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に係る画像記録装置は、色材シートと受像シ
ートからなる記録媒体を記録媒体固定手段に記録媒体吸
着手段により吸着固定し、該記録媒体固定手段上にて画
像記録を行う画像記録装置であって、前記記録媒体吸着
手段は吸着用吸引機として真空ポンプを用い、前記記録
媒体固定手段には前記記録媒体を吸着するための複数の
穴または溝又はこれら穴と溝の組み合わせからなる吸着
孔があり、吸着開始時において前記記録媒体の先端部に
よって塞がれる吸着孔の総面積が、その他の塞がれてい
ない吸着孔の総面積より大きく設定されていること特徴
とする。
【0018】この画像記録装置によれば、記録媒体吸着
手段は吸着用吸引機として真空ポンプのみを用いている
ので、吸着吸引機が一つになり吸引切換部やそれにかか
る制御も不要となり、画像記録装置の小型化も図れてコ
ストダウンされる。
【0019】また、記録媒体吸着手段への吸着開始時に
おいて、最初に前記記録媒体固定手段には前記記録媒体
を吸着するための複数の穴または溝又はこれら穴と溝の
組み合わせからなる吸着孔があり、吸着開始時において
前記記録媒体の先端部によって塞がれる吸着孔の総面積
が、その他の塞がれていない吸着孔の総面積より大きく
設定されているので、吸着用吸引機が真空ポンプのみで
あっても、吸着時に記録媒体が記録媒体固定手段に対し
てずれることも無くなり、更に巻き付けられた後は十分
な吸着力で固定されるので、白抜け等も低減される。
【0020】また更に、前記記録媒体の先端部によって
塞がれる吸着孔は、溝形状である吸着孔も含まれている
ので、記録媒体の先端部によって塞がれる吸着孔の総面
積を広くする場合は、円形の吸着孔よりも効率的に面積
を広くすることができる。
【0021】請求項2記載の画像記録装置は、前記記録
媒体の先端部によって塞がれる吸着孔の総面積は、該塞
がれる吸着孔における前記真空ポンプによる吸引力と、
前記記録媒体の全質量とがつりあうように設定されるこ
とを特徴とする。
【0022】この画像記録装置では、前記記録媒体の先
端部によって塞がれる吸着孔の総面積は該塞がれる吸着
孔における前記真空ポンプによる吸引力と、前記記録媒
体の全質量とがつりあうように設定されるので、吸着開
始時において、何の支えもなく各々のシートの全質量を
吸着保持できるので、色材シートや受像シートが記録媒
体固定手段から落下したりすることが無くなる。
【0023】請求項3記載の画像記録装置は、前記記録
媒体の先端部によって塞がれる吸着孔の総面積は、該塞
がれる吸着孔における前記真空ポンプによる吸引力と、
少なくとも前記記録媒体固定手段と記録媒体供給手段ま
での間にある前記記録媒体の質量とがつりあうように設
定されることを特徴とする。
【0024】この画像記録装置では、前記記録媒体の先
端部によって塞がれる吸着孔の総面積は、該塞がれる吸
着孔における前記真空ポンプによる吸引力と、少なくと
も前記記録媒体固定手段と記録媒体供給手段間の前記記
録媒体の質量とがつりあうように設定されるので、画像
記録装置内の記録媒体供給手段と記録媒体固定手段の配
置が変更されても、記録媒体の先端部を吸着、巻き付け
することが可能となり、記録媒体固定手段から記録媒体
の先端部が吸着されずに垂れたり、はがれて落下したり
することは無くなる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、図1〜3を参照して本発明
に係る記録媒体剥離方法及び記録媒体剥離装置の実施形
態を説明する。なお、図1は画像記録装置全体の構成を
模式的に示す構成図、図2は記録媒体固定手段と記録媒
体吸着手段の構成を示す構成図、図3は記録媒体固定手
段の表面を展開した展開図である。図1は、画像記録装
置30の具体的な構成例を示す。尚同図において、画像
形成装置の概要について従来例と同様の構成について
は、同符号を付し説明を省略する。
【0026】この画像記録装置30の概略的な動作とし
ては、まず、記録媒体供給手段である記録媒体供給部3
2から記録媒体固定手段であるドラム34上に、記録媒
体として、色材シート10及び受像シート12とを供給
し、記録媒体吸着手段である真空ポンプ20とドラム3
4にある受像シート先端吸着穴16と受像シート先端吸
着溝17や、色材シート先端吸着穴18と色材シート先
端吸着溝19によって、ドラム34に固定される。次い
で、ラミネート機構38によって加熱押圧して受像シー
ト12上に色材シート10を粘着して積層する。なお、
色材シート10及び受像シート12は、レーザ熱転写材
料を好適に使用できる。
【0027】そして、以下に説明する画像記録工程は、
例えば従来例で説明したように、各色K,C,M,Yに
ついて順次行われるものである。次いで、制御部69
は、画像データに応じて記録ヘッド40を制御し、記録
ヘッド40から画像データに応じたレーザ光を発生させ
る。そして、レーザ光により積層された色材シート10
及び受像シート12を露光し、像様にヒートモードでレ
ーザ露光して潜像画像を記録する。
【0028】続いて剥離機構42によって色材シート1
0をドラム34上に固定されている受像シート12から
剥離し、潜像として記録された色材シート10の画像を
受像シート12に転写して現像して、受像シート12上
に画像を形成する。この記録工程を各色について繰り返
し、受像材料12上にカラー画像を形成した後、この受
像シート12と給紙部44から供給された本紙14とを
ラミネート部46で積層・密着し、定着部48で受像シ
ート12の受像層16を光硬化させた後、剥離部50で
剥離し、フルカラー画像が形成された本紙14はプルー
フトレイ52aに、使用済受像シート12は廃材スタッ
カ52bに排出される。こうして、フルカラー画像をハ
ードコピーとして得ることができる。
【0029】次に、画像記録装置30の各構成部を順次
詳細に説明する。記録媒体供給部32は、ロール状の受
像シート12および複数の色材シート10、例えばK,
C,M,Yの標準色材シートや印刷分野で用いられる特
色シートなどのロール状感熱材料が保持されている記録
媒体ステーション53と、1つの記録媒体を引き出す1
対の引出ローラ54と、引出ローラ54によって記録媒
体ステーション53から所定の長さに引き出された記録
媒体をシート状に切断するカッタ55と、シート状記録
媒体を挟持搬送する1対のローラ56と、シート状記録
媒体をドラム34上に案内するガイド57とからなる。
【0030】ドラム34には、受像シート先端吸着穴1
6と受像シート先端吸着溝17が、受像シート供給エリ
ア内にあり、かつ受像シート12の吸着時に受像シート
12の先端部により塞がれる領域にある。図3の展開図
を参照すると、図面上側に位置している。ここで、受像
シート先端吸着穴16と受像シート吸着溝17の総面積
は、塞がれる吸着穴16と吸着溝17においてドラム3
4に結合されている真空ポンプ20の吸引力と、受像シ
ート12の質量とがつりあうように設定されている。
【0031】ここでいう吸引力と総面積のグラフをの一
例を図4に示す。図4はドラム34に直径1mmの円形
の吸着孔が全600個(総面積:4.71×10
-42)である場合、吸着時に受像シート12の先端部
により塞がれる領域の受像シート先端吸着穴16と受像
シート吸着溝17の総面積(10-42)と、この塞が
れた領域の吸引力をそこに吸着できる質量(10-3
g)で表している。
【0032】また、受像シート12を例えばA2(面
積:42×59.4×10-42)、厚さ200μmで
あり、材質をPET(密度:1.35×103kg/
3)とすると、全質量は67×10-3kgである。よ
って図4により、受像シート先端吸着穴16と受像シー
ト吸着溝17の総面積を1.727×10-42となる
ように設定すると、何の支えもなく受像シート12の最
初に吸着する先端部分だけで、受像シート12の全質量
を支え、受像シート12全体を落下させることなくドラ
ム34に吸着保持できる。
【0033】また、受像シート12のドラム34への巻
き付け直前に、記録媒体供給部32からドラム34方向
に搬送された受像シート12の長さが、例えば20×1
-2mであるようにドラム34と記録媒体供給部32の
間隔がある場合、この間隔にある受像シート12の面積
は42×20×10-42となり、この部分の質量は約
23×10-3kgであるので図4によると、この受像シ
ート12先端の20×10-2mを真空ポンプ20でドラ
ム34に保持するための受像シート先端吸着穴16と受
像シート吸着溝17の総面積は0.942×10-42
となる。従って、画像記録装置30内の記録媒体供給部
32とドラム34の配置等によって間隔が変化しても、
受像シート12の先端部により塞がれる吸着孔の総面積
を前記のように設定することによって、受像シート12
のドラム34と記録媒体供給部32の間にある部分の吸
着保持が可能となる。
【0034】受像シート12の先端部が記録媒体供給部
32からドラム34に供給され、前記のように総面積が
設定された受像シート先端吸着穴16と受像シート先端
吸着溝17に吸着される。受像シート12は記録媒体供
給部32からの搬送やドラム34の回転により、ドラム
34の外周上に順次吸着され巻き付けられ、受像シート
12全体が高真空、例えば「35kPa」で密着され
る。
【0035】なお、上記受像シート先端吸着穴16と受
像シート先端吸着溝17の総面積は一例であって、真空
ポンプ20の吸引能力と受像シート12の質量によっ
て、該総面積は変化する。
【0036】そして、ドラム34に巻き付けられた受像
シート12上に、前記同様にして記録媒体供給部32か
ら搬送されてきた色材シート10が積層して巻き付けら
れる。この時、色材シート10の先端は色材シート先端
吸着穴18と色材シート先端吸着溝19によってドラム
34に吸引されるが、吸着時に色材シート10の先端部
により塞がれる領域の色材シート先端吸着穴18と色材
シート先端吸着溝19の総面積は、真空ポンプ20の吸
引性能と色材シート10の全質量又は、記録媒体供給部
32とドラム34までの間にある色材シート10の質量
によって設定される。
【0037】この色材シート10の受像シート12上へ
の積層は、内部に図示しないヒータを内蔵するラミネー
トローラ58と、ラミネートローラ58を支点59aを
中心に回動し、ドラム34の外周に接離させるアーム5
9と、ラミネートローラ58を所定押圧力でドラム外周
に押圧する押圧手段60からなるラミネート機構38に
よって行われる。押圧手段60は、ばね等の付勢手段で
あってもエアシリンダのマニピュレータであってもよ
い。
【0038】受像シート12への色材シート10のラミ
ネートは、均一に強く接着させるため、加圧ラミネート
ローラ58によって行われるが、粘着力の向上を図るた
めラミネートローラ58を加圧と同時に加熱しながらラ
ミネートするのも好ましい。本実施形態では、色材シー
ト10の受像シート12への押圧積層にラミネートロー
ラ58を用いているが、本発明はこれに限定されず、押
圧積層ができれば何でもよく、先端がなめらかな棒状の
押し付け部材等も用いることができる。
【0039】記録ヘッド40は、変調手段を含み、レー
ザビーム等の高密度エネルギ光を射出するレーザ光源
と、レーザ光のビームスポット径を調整する結像レンズ
等からなるレーザヘッド24と、レーザヘッド24をド
ラム34の軸方向(紙面に垂直な方向)に移動して副走
査を行う副走査手段61とを有する。なお、レーザ光に
による色材シート10の主走査は、ドラム34の回転に
よって行う。ここで、記録ヘッド40に副走査移動手段
61を設けず、ドラム34に軸方向の移動手段を設け、
ドラム34を回転主走査しつつ軸方向に移動させて副走
査させてもよい。
【0040】レーザ光源としては、ヒートモード露光が
可能な高密度エネルギ光を射出できればよく、例えば、
アルゴンイオンレーザ、ヘリウムネオンレーザ、ヘリウ
ムカドミウムレーザ等のガスレーザ、YAGレーザなど
の固体レーザ、半導体レーザなどの他に、色素レーザ、
エキシマーレーザなどを用いることができる。本発明に
おける画像記録に用いられるレーザ光は、これらのレー
ザから直接射出された光、もしくはこれらの射出光を二
次高調波素子を通して、半分の波長に変換した光等を用
いることができる。
【0041】色材シート10の感光波長、感度、必要と
される記録速度に応じて、これらのレーザから適宜選択
されるが、これらの中で半導体レーザが価格、出力パワ
ー、大きさ、変調のしやすさ等の点から、最も好まし
い。画像データによるレーザ光の変調は、例えばアルゴ
ンイオンレーザの場合には外部変調器にビームを通し、
また半導体レーザの場合には、レーザに注入する電流を
信号により制御(直接変調)する等、公知の方法により
行なわれる。
【0042】光熱変換層上で集光されるレーザスポット
の大きさ、および走査速度は、画像に必要とされる解像
力、材料の記録感度等に応じて設定される。印刷用途の
場合、一般に高い解像力が必要であり、ビームスポット
は小さい方が画質的に好ましいが、一方で焦点深度が小
さくなり、機械的な制御が困難になる。また、走査速度
が低すぎると、色材シート支持体等への熱伝導による熱
損失が大きくなり、エネルギ効率が低下すると共に、記
録時間が長くなり好ましくない。 以上の理由から、本
発明での記録条件は、光熱変換層上のビーム径が5〜5
0μm、特に好ましくは6〜30μm、走査速度1m/
秒以上、好ましくは3m/秒以上である。
【0043】画像データは、本発明の画像記録装置30
の外部の画像読取装置、画像処理装置、DTP機能を持
つワークステーション(W/S)、電子出版システムや
各種の記憶媒体(磁気テープ、フロッピーディスク、ハ
ードディスク、RAMカード等々)によって色空間等の
マッチングが行なわれた後、SCSIインターフェース
等を介してディジタル信号として、制御部69に伝送さ
れ、必要な処理が施された後、記録ヘッド40に伝送さ
れ、レーザヘッド24のヒートモード露光の制御が行わ
れる。
【0044】制御部69は、画像データに応じての記録
ヘッド40の制御やドラム34の回転速度制御、真空ポ
ンプ20の吸引制御を始めとして、本発明における画像
記録装置30の各部の制御および全体シーケンス制御な
ども行う。
【0045】剥離機構42は、記録ヘッド40によるヒ
ートモード露光によって潜像として画像が形成された色
材シート10を受像シート12から剥離すると同時に色
材シート10の潜像を受像シート12に剥離転写して現
像したり、画像が現像された受像シート12をドラム3
4から剥離するための機構であり、剥離ローラ62と、
剥離ローラ62に当接する2個の分割ローラ63,64
と、剥離ローラ62に沿って分割ローラ63,64の分
割ローラ片間に設けられる櫛刃ガイド板65、これらを
一体として取り付けるブラケット(図示しない)とを有
する。剥離ローラ62はアーム67に軸支され、支点6
7aを中心に回動し、ドラム36上を接離可能に構成さ
れる。またアーム67を介して剥離ローラ62をドラム
34上の受像シート12と色材シート10との積層体を
押圧するための押圧手段68が設けられる。
【0046】ヒートモード露光によって熱エネルギが像
様に印加され、潜像として画像が形成され色材シート1
0と、これが接着された受像シート12との積層体に対
し、支点67aを中心にアーム67がそれぞれ回動し
て、ブラケットを近づけ、積層体の受像シート12の受
像層と色材シート10の色材層との間に櫛刃ガイド板6
5を挿入するとともに積層体を色材シート10側から剥
離ローラ62によって押圧する。
【0047】ここで、色材シート10と受像シート12
のいずれかの接合長さを変えておけば櫛刃ガイド板65
を両者間に容易に挿入できる。この後ドラム34を回転
するとともに剥離ローラ62、分割ローラ63,64を
回転させ、色材シート10の先端を櫛刃ガイド65に沿
って移動させ剥離ローラ62と分割ローラ63の間に挟
持させる。こうして、色材シート10を剥離ローラ62
で押圧しながら、剥離ローラ62と分割ローラ63,6
4との間で挟持搬送して、受像シート12から剥離す
る。こうして受像シート12には、K,C,MおよびY
の各色毎に色材シート10が正確に重ね合わせられ、剥
離・転写・現像されてカラー画像が受像シート12の受
像層に形成される。
【0048】ラミネート部46においては、受像シート
12の搬送にタイミングを合わせて、本紙供給ロール7
2が本紙カセット73から本紙14を送り出し、図1中
左方向に搬送する。本紙14を手差し供給口44aから
本紙供給ロール72に供給してもよい。次いで、受像シ
ート12および本紙14は、レジストローラ対75によ
って位置合わせされつつ積層され、定着部48に搬送さ
れる。
【0049】定着部48において、ラミネート部46に
おいて積層された受像シート12と本紙14は、圧着ロ
ーラ76aおよび加熱ローラ76bより構成される加熱
定着ローラ対76によって加熱定着されつつ挟持搬送さ
れ、さらに紫外線ランプ等の後露光ランプ77によって
さらに受像シート12の受像層が剥離しやすいように硬
化する。次いで、剥離部50において、剥離ローラ対7
8および剥離ガイド79によって、硬化して剥離しやす
い受像層が受像シート12より剥離され、受像層が本紙
14に貼着されて画像が転写され、画像が転写された本
紙14はハードコピーとしてトレイ部52のプルーフト
レイ52aに排出され、受像層16が剥離された受像シ
ート12は、廃棄トレイ52bに廃棄され、画像記録装
置30の動作が完了する。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、記録媒体を記録媒体固
定手段に記録媒体吸着手段により吸着して、画像記録を
行う画像記録装置であって、吸着吸引機として真空ポン
プのみを用い、前記記録媒体固定手段には前記記録媒体
を吸着するための複数の吸着孔があり、吸着開始時にお
いて前記記録媒体の先端部によって塞がれる吸着孔の総
面積が、その他の塞がれていない吸着孔の総面積より大
きく設定するので、吸着吸引機が一つになり吸引切換部
やそれにかかる制御も不要となり、画像記録装置の小型
化やコストダウンを図れる。
【0051】また、吸着時に記録媒体が記録媒体固定手
段に対してずれることも無くなり、更に巻き付けられた
後は十分な吸着力で固定されるので、白抜け等の印画品
質の低下を防止できる。
【0052】また、前記記録媒体の先端部によって塞が
れる吸着孔の総面積は前記真空ポンプの吸引力と、前記
記録媒体の全質量とがつりあうように設定する場合は、
吸着開始時において、何の支えもなく記録媒体の全質量
を記録媒体の先端部によって吸着保持できるので、色材
シートや受像シートが記録媒体固定手段から落下したり
することが無くなる。
【0053】また、前記記録媒体の先端部によって塞が
れる吸着孔の総面積は前記真空ポンプの吸引力と、少な
くとも前記記録媒体固定手段と記録媒体供給手段までの
間にある前記記録媒体の質量との関係によって設定する
場合は、画像記録装置内の記録媒体供給手段と記録媒体
固定手段の間の距離が変更されても、その距離分の記録
媒体の質量と吸着力をつり合わせることにより、前記記
録媒体の先端部を吸着、巻き付けすることが可能とな
り、記録媒体固定手段から記録媒体が落下することが無
くなる。
【0054】また更に、前記記録媒体の先端部によって
塞がれる領域にある吸着孔は、溝形状である吸着孔も含
まれているので、記録媒体の先端部によって塞がれる領
域にある吸着孔の総面積を広くする場合は、円形の吸着
孔よりも効率的に総面積を広くすることができる。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像記録装置の構成を
模式的に示す構成図である。
【図2】本発明の真空ポンプとドラムの構成を示す構成
図である。
【図3】本発明のドラム表面を展開した展開図である。
【図4】吸引力−総面積のグラフである。
【図5】画像記録装置のドラムに記録媒体が固定された
構成を示す斜視図である。
【図6】受像シートと色材シートの構成を示す断面図で
ある。
【図7】色材シートから受像シートへの熱転写を示す工
程図である。
【図8】従来における吸引機の吸引切換を示す構成図で
ある。
【図9】従来におけるドラム表面を展開した展開図であ
る。
【図10】塵が付着した場合の受像シートと色材シート
の構成を示す断面図である。同図(a)は受像シートと
色材シートの間に塵が付着して積層している場合の断面
図であり、同図(b)はドラムと受像シートの間に塵が
付着して積層している場合の断面図である。
【符号の説明】
10 色材シート 12 受像シート 14 本紙 16 受像シート先端吸着穴 17 受像シート先端吸着溝 18 色材シート先端吸着穴 19 色材シート先端吸着溝 20 真空ポンプ 30 画像記録装置 32 記録媒体供給部 34 画像記録用ドラム 38 ラミネート機構 40 記録ヘッド 42 剥離機構 44 給紙部 46 ラミネート部 48 定着部 50 剥離部 52 トレイ部 69 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H106 AA44 AA85 AB01 AB43 AB45 AB56 AB63 AB99 5C072 AA03 CA06 CA10 FA17 HA02 JA07 KA01 MA05 MB01 XA04 XA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色材シートと受像シートからなる記録媒
    体を記録媒体固定手段に記録媒体吸着手段により吸着固
    定し、該記録媒体固定手段上にて画像記録を行う画像記
    録装置であって、 前記記録媒体吸着手段は吸着用吸引機として真空ポンプ
    を用い、 前記記録媒体固定手段には前記記録媒体を吸着するため
    の複数の穴または溝又はこれら穴と溝の組み合わせから
    なる吸着孔があり、吸着開始時において前記記録媒体の
    先端部によって塞がれる吸着孔の総面積が、その他の塞
    がれていない吸着孔の総面積より大きく設定されている
    こと特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】前記記録媒体の先端部によって塞がれる吸
    着孔の総面積は、該塞がれる吸着孔における前記真空ポ
    ンプによる吸引力と、前記記録媒体の全質量とがつりあ
    うように設定されることを特徴とする請求項1記載の画
    像記録装置。
  3. 【請求項3】前記記録媒体の先端部によって塞がれる吸
    着孔の総面積は、該塞がれる吸着孔における前記真空ポ
    ンプによる吸引力と、少なくとも前記記録媒体固定手段
    と記録媒体供給手段までの間にある前記記録媒体の質量
    とがつりあうように設定されることを特徴とする請求項
    1記載の画像記録装置。
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