JP2001132155A - ブロック天端処理における方法及び、その穴埋め部材及びブロック - Google Patents
ブロック天端処理における方法及び、その穴埋め部材及びブロックInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、コンクリート空洞ブロック積み工
事の天端処理について、施工を簡単かつ安定化させるた
めの方法及び部材に関するものである。 【解決手段】ブロックの天端をモルタル天端仕上げをし
て処理する場合、モルタルが不必要な部分への侵入を防
ぐため、ブロック穴埋め部材1、2、空間材3、モルタ
ル止め部材4、又はブロックの穴の中間にしきりを設け
たブロック5、6を用いる。ブロック自体で天端を処理
する場合、天端が平坦なブロック7、7Aを用いる。笠
ブロックで仕上げる場合は、天端が平坦な笠ブロック8
をもちいる。一方、ブロックの穴の中間のしきり、及び
天端ブロック、笠ブロックは、フェンスの柱がいずれの
穴へも入るように、簡単にハンマー等で叩き割れる、も
しくはダイヤモンドブレード等で切断できるような構成
とする。
事の天端処理について、施工を簡単かつ安定化させるた
めの方法及び部材に関するものである。 【解決手段】ブロックの天端をモルタル天端仕上げをし
て処理する場合、モルタルが不必要な部分への侵入を防
ぐため、ブロック穴埋め部材1、2、空間材3、モルタ
ル止め部材4、又はブロックの穴の中間にしきりを設け
たブロック5、6を用いる。ブロック自体で天端を処理
する場合、天端が平坦なブロック7、7Aを用いる。笠
ブロックで仕上げる場合は、天端が平坦な笠ブロック8
をもちいる。一方、ブロックの穴の中間のしきり、及び
天端ブロック、笠ブロックは、フェンスの柱がいずれの
穴へも入るように、簡単にハンマー等で叩き割れる、も
しくはダイヤモンドブレード等で切断できるような構成
とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンクリート空
洞ブロックの天端処理に関するものである。
洞ブロックの天端処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロックの天端処理においては、
ブロックの3つの穴には、強度上モルタルをつめる必要
がないため、ブロックの穴とモルタルの密着により後
で、モルタルが落下しない程度に、ブロックの穴に、上
端から2〜5cm程度モルタルの充填を行っていた。そ
の方法としては、ブロックの穴のところに、新聞紙など
を丸めて手でつめこみ、その上をモルタルで充填してい
た。しかし、モルタルの水分で新聞紙が、ゆるんでくる
とモルタルの重量で、新聞紙が下がり、それにともない
モルタルが沈下し、それがなくなるまで何度かモルタル
をつめねばならなかった。この方法では、1つの穴に、
どれだけモルタルが入るか予想もつかず新聞紙が下がり
きるまで、モルタルをたしつずけなければならず時間も
かかり同時に、その施工時間も予想がつかなかった。一
方、新聞紙を穴につめるさいに、ブロックの穴で手がこ
すれるので、数が多くなると手がいたくなってくる。手
の皮がすり切れることもでてくる。
ブロックの3つの穴には、強度上モルタルをつめる必要
がないため、ブロックの穴とモルタルの密着により後
で、モルタルが落下しない程度に、ブロックの穴に、上
端から2〜5cm程度モルタルの充填を行っていた。そ
の方法としては、ブロックの穴のところに、新聞紙など
を丸めて手でつめこみ、その上をモルタルで充填してい
た。しかし、モルタルの水分で新聞紙が、ゆるんでくる
とモルタルの重量で、新聞紙が下がり、それにともない
モルタルが沈下し、それがなくなるまで何度かモルタル
をつめねばならなかった。この方法では、1つの穴に、
どれだけモルタルが入るか予想もつかず新聞紙が下がり
きるまで、モルタルをたしつずけなければならず時間も
かかり同時に、その施工時間も予想がつかなかった。一
方、新聞紙を穴につめるさいに、ブロックの穴で手がこ
すれるので、数が多くなると手がいたくなってくる。手
の皮がすり切れることもでてくる。
【0003】従来、穴のあいたブロックのかわりに、図
32、図33、図34、図35からみるような横筋用ブ
ロックを用いて施工する方法もあるが、この場合、フェ
ンスの柱はブロックのジョイントの穴に入れなければな
らず、フェンスの柱の間隔とブロックのジョイントの間
隔があわず使えない場合もでてくる。また、ブロックの
ジョイント以外の穴にフェンスの柱を入れようとする場
合図36は、フェンスの柱13と横筋用ブロック11の
穴の部分の側面を見くらべたところの図であるが、横筋
用ブロックは、モルタルの入る底部の肉厚が厚く、ハン
マー等で、それを叩き割ってもフェンスの柱をモルタル
と共に充分に入れることはできない。ダイヤモンドブレ
ードで切断しようとしても、直径が10〜18cm程度
のものでは、歯がとどかず切りきれない。
32、図33、図34、図35からみるような横筋用ブ
ロックを用いて施工する方法もあるが、この場合、フェ
ンスの柱はブロックのジョイントの穴に入れなければな
らず、フェンスの柱の間隔とブロックのジョイントの間
隔があわず使えない場合もでてくる。また、ブロックの
ジョイント以外の穴にフェンスの柱を入れようとする場
合図36は、フェンスの柱13と横筋用ブロック11の
穴の部分の側面を見くらべたところの図であるが、横筋
用ブロックは、モルタルの入る底部の肉厚が厚く、ハン
マー等で、それを叩き割ってもフェンスの柱をモルタル
と共に充分に入れることはできない。ダイヤモンドブレ
ードで切断しようとしても、直径が10〜18cm程度
のものでは、歯がとどかず切りきれない。
【0004】塀などの場合は、よく屋根状の笠ブロック
を用いて天端を処理しているが、フェンスの下部には使
えない。また見ためも悪い。一方、このスタンダードブ
ロックにおいての笠は、この屋根状のものに限られてい
るので、どんな場所でもフェンス等が上に設置されない
場合は、これを用いているケースが多いが、家の風景や
環境によっては、景観があわなくなりイメージが悪くな
る場合もある。
を用いて天端を処理しているが、フェンスの下部には使
えない。また見ためも悪い。一方、このスタンダードブ
ロックにおいての笠は、この屋根状のものに限られてい
るので、どんな場所でもフェンス等が上に設置されない
場合は、これを用いているケースが多いが、家の風景や
環境によっては、景観があわなくなりイメージが悪くな
る場合もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、ブロック
の天端処理において、従来のスタンダードブロックの笠
ブロックを使わず、フェンスの柱の位置の問題について
も対応できるような手段やブロックをつくらなければ従
来の施工の不安定性や時間及びコストのロスを取りのぞ
くことはできない。本発明は、こうした要望に、こたえ
るためなされたものである。
の天端処理において、従来のスタンダードブロックの笠
ブロックを使わず、フェンスの柱の位置の問題について
も対応できるような手段やブロックをつくらなければ従
来の施工の不安定性や時間及びコストのロスを取りのぞ
くことはできない。本発明は、こうした要望に、こたえ
るためなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】いまその構成を説明する
と、ブロックの穴に、必要な分だけモルタルを充填しよ
うとする場合 (イ)図1のように、ブロックの穴に吊り下げられるよ
う、ブロックの穴より少し小さい底板1aをもち、係止
部1cをもち、吊り板1bの長さの分だけモルタルが充
填できるようにしたブロック穴埋め部材1を用いる。 (ロ)そのブロック穴埋め部材において、板状でありな
がら、曲げ加工をほどこし穴埋め部材1を作りやすくす
ることができるようにした1A、1Bを用いる。1A
は、曲げ部分に、点線状に曲げやすいように溝を設けた
もの1Bは、曲げ部分に、図3のように切欠部をほどこ
したもの。 (ハ)図7のように、ブロック天端への係止部2aをも
ち、ブロック穴との接触面2bをもつキヤップ状のブロ
ック穴埋め部材2を用いる。このさい、ブロックの穴と
モルタルが2bで遮断されるので、必要に応じ、係止部
2aとブロック天端を接着材で固着する。又は、接触面
2bをブロックの穴と同様、もしくは2bの上部を穴よ
りやや大きくし、はめこみ、たたきこみなどによって、
ブロックに固着できるようにする。 (ニ)図9のように、ブロックの穴にモルタルを充填す
るさい不必要となる部分を、空間材8を用いて、その部
分の充填をさける。空間材8は、発泡スチロールなどの
柱状のもの、ビニール製などで中空なものなどがある。 (ホ)図10のように、発泡スチロールのような弾力の
あるもので、ブロックの穴より、すこし大きめの、モル
タル止め部材9を用い、ブロックの穴へ縮ませて押し込
み、穴の中間で、その弾力により固着させ、その上部の
みをモルタルで充填する。
と、ブロックの穴に、必要な分だけモルタルを充填しよ
うとする場合 (イ)図1のように、ブロックの穴に吊り下げられるよ
う、ブロックの穴より少し小さい底板1aをもち、係止
部1cをもち、吊り板1bの長さの分だけモルタルが充
填できるようにしたブロック穴埋め部材1を用いる。 (ロ)そのブロック穴埋め部材において、板状でありな
がら、曲げ加工をほどこし穴埋め部材1を作りやすくす
ることができるようにした1A、1Bを用いる。1A
は、曲げ部分に、点線状に曲げやすいように溝を設けた
もの1Bは、曲げ部分に、図3のように切欠部をほどこ
したもの。 (ハ)図7のように、ブロック天端への係止部2aをも
ち、ブロック穴との接触面2bをもつキヤップ状のブロ
ック穴埋め部材2を用いる。このさい、ブロックの穴と
モルタルが2bで遮断されるので、必要に応じ、係止部
2aとブロック天端を接着材で固着する。又は、接触面
2bをブロックの穴と同様、もしくは2bの上部を穴よ
りやや大きくし、はめこみ、たたきこみなどによって、
ブロックに固着できるようにする。 (ニ)図9のように、ブロックの穴にモルタルを充填す
るさい不必要となる部分を、空間材8を用いて、その部
分の充填をさける。空間材8は、発泡スチロールなどの
柱状のもの、ビニール製などで中空なものなどがある。 (ホ)図10のように、発泡スチロールのような弾力の
あるもので、ブロックの穴より、すこし大きめの、モル
タル止め部材9を用い、ブロックの穴へ縮ませて押し込
み、穴の中間で、その弾力により固着させ、その上部の
みをモルタルで充填する。
【0007】(ヘ)図11、図12、図13からみるよ
うな、ブロックの穴の中間にしきりを設けたブロック5
を用いる。そのしきりは、フェンスの柱が入るような場
合には、ハンマー等で、そのしきりを叩き割り容易に穴
があけられるようにする。 (ト)(ヘ)のブロック5の中間のしきりより上の部分
の穴と穴との間のしきりを図17のようになくしたブロ
ック6を用いる。このブロックの場合は、ブロックの天
端より上のモルタルの上わ塗りを行なわず、ブロックの
天端でモルタルを仕上げる方法もある。
うな、ブロックの穴の中間にしきりを設けたブロック5
を用いる。そのしきりは、フェンスの柱が入るような場
合には、ハンマー等で、そのしきりを叩き割り容易に穴
があけられるようにする。 (ト)(ヘ)のブロック5の中間のしきりより上の部分
の穴と穴との間のしきりを図17のようになくしたブロ
ック6を用いる。このブロックの場合は、ブロックの天
端より上のモルタルの上わ塗りを行なわず、ブロックの
天端でモルタルを仕上げる方法もある。
【0008】次ぎにブロック自体で天端を処理する場合 (チ)図18、図19、図20、図21、図22からみ
るような天端が平坦であり、穴の部分をハンマー等で叩
き割ると、穴があらわれるようにした、天端が平坦なブ
ロック7、7Aを用いる。フェンスの柱の場所のみを、
ハンマー等で叩き割り、フェンスの柱を設置しその他
は、そのままで天端の仕上げとする。3Aは、ブロック
のジョイントの穴の部分を普通のブロックと同じにした
ものである。 (リ)図23のような、天端が平坦であり、フェンス等
の柱を入れるさい、その部分を容易にダイヤモンドブレ
ード等で切りぬけるようにした笠ブロック8を用いて天
端処理を行う。8Aは、図25、図26のように、平坦
笠ブロックの底面に、普通のブロックの穴より少し小さ
い突起を設け、図25のように布設し、笠ブロック8A
の突起とブロックの穴の上部をモルタルで密着させ、は
ずれない構造としたものである。一方、フェンスの柱な
どを入れる場合も、その突起の外側を切れば、容易に切
りぬくことができる。8Bは、図27のように、普通の
ブロックの天端が、笠ブロック8Bで、おおいかぶさり
ブロックからはずれない構造としたものである。
るような天端が平坦であり、穴の部分をハンマー等で叩
き割ると、穴があらわれるようにした、天端が平坦なブ
ロック7、7Aを用いる。フェンスの柱の場所のみを、
ハンマー等で叩き割り、フェンスの柱を設置しその他
は、そのままで天端の仕上げとする。3Aは、ブロック
のジョイントの穴の部分を普通のブロックと同じにした
ものである。 (リ)図23のような、天端が平坦であり、フェンス等
の柱を入れるさい、その部分を容易にダイヤモンドブレ
ード等で切りぬけるようにした笠ブロック8を用いて天
端処理を行う。8Aは、図25、図26のように、平坦
笠ブロックの底面に、普通のブロックの穴より少し小さ
い突起を設け、図25のように布設し、笠ブロック8A
の突起とブロックの穴の上部をモルタルで密着させ、は
ずれない構造としたものである。一方、フェンスの柱な
どを入れる場合も、その突起の外側を切れば、容易に切
りぬくことができる。8Bは、図27のように、普通の
ブロックの天端が、笠ブロック8Bで、おおいかぶさり
ブロックからはずれない構造としたものである。
【0009】その他 (ヌ)ブロック5を普通の穴のあいたブロックで製造す
る。その場合、図28、図29、図30からみるような
型枠9を用いる。
る。その場合、図28、図29、図30からみるような
型枠9を用いる。
【0010】
【発明実施の形態】次ぎに本発明の発明実施の形態を述
べると モルタルをブロックの天端に上わ塗りして天端を処理す
る場合 ブロック穴埋め部材1、2を用いて、ブロックに吊り下
げ又は、はめ込み、そこにモルタルを充填し、同時に天
端モルタルをしあげる。当然のことながら係止部1c、
2aは天端モルタルに埋まってかくれる。1はモルタル
とブロックの穴が1b部を除いて密着するので、天端モ
ルタルが、後で浮き上がってブロックからはずれてくる
ようなことはなくなる。空間材3、モルタル止め部材4
を用いる場合も同様である。一方、ブロック5、6を用
いる場合は、フェンスの柱が入る部分は、穴のしきりを
ハンマー等で叩き割り、柱を入れてから同様に施工す
る。
べると モルタルをブロックの天端に上わ塗りして天端を処理す
る場合 ブロック穴埋め部材1、2を用いて、ブロックに吊り下
げ又は、はめ込み、そこにモルタルを充填し、同時に天
端モルタルをしあげる。当然のことながら係止部1c、
2aは天端モルタルに埋まってかくれる。1はモルタル
とブロックの穴が1b部を除いて密着するので、天端モ
ルタルが、後で浮き上がってブロックからはずれてくる
ようなことはなくなる。空間材3、モルタル止め部材4
を用いる場合も同様である。一方、ブロック5、6を用
いる場合は、フェンスの柱が入る部分は、穴のしきりを
ハンマー等で叩き割り、柱を入れてから同様に施工す
る。
【0011】次ぎにブロック自体で天端を処理する場合 ブロック7、7Aを積んだ後、又は施工中に、フェンス
の柱の位置のみを、ハンマー等で、ブロックの上端を叩
き割り、フェンスの柱をモルタルで埋め込む。 笠ブロック8で天端を処理する場合 柱の部分を必要なだけ、ダイヤモンドブレード等で切断
し、施工は同様である。一方、笠ブロックを施工する前
にフェンスの柱を設置しても、あとからその必要な部分
だけを切りぬき、笠ブロックを積むことも可能である。
スタンダードブロックの場合、家が洋風の場合にも屋根
状の笠ブロックを使ってイメージがおかしくなることも
あったが、平坦な笠ブロックを使えば景観もよくなる。
6A、6Bは、笠ブロックがはずれないような構造とし
たものである。
の柱の位置のみを、ハンマー等で、ブロックの上端を叩
き割り、フェンスの柱をモルタルで埋め込む。 笠ブロック8で天端を処理する場合 柱の部分を必要なだけ、ダイヤモンドブレード等で切断
し、施工は同様である。一方、笠ブロックを施工する前
にフェンスの柱を設置しても、あとからその必要な部分
だけを切りぬき、笠ブロックを積むことも可能である。
スタンダードブロックの場合、家が洋風の場合にも屋根
状の笠ブロックを使ってイメージがおかしくなることも
あったが、平坦な笠ブロックを使えば景観もよくなる。
6A、6Bは、笠ブロックがはずれないような構造とし
たものである。
【0012】型枠9を使って、ブロックを作る場合、型
枠9を平坦に設置し、その上に、普通のブロックをかぶ
せて、穴の部分に2〜5cm程度モルタルをつめ、モル
タルが硬化したらブロックを引き上げて型枠からはずし
ブロック5をつくる。
枠9を平坦に設置し、その上に、普通のブロックをかぶ
せて、穴の部分に2〜5cm程度モルタルをつめ、モル
タルが硬化したらブロックを引き上げて型枠からはずし
ブロック5をつくる。
【0013】
【発明の効果】以上の構成により、フェンスの柱の位置
に左右されることなく、ブロック積み工事ができるよう
になり、モルタル充填の厚さ、量も一定となり施工が安
定化する。また、これらの構成によるものでブロック積
みをしておけば、別の人がフェンス工事をしても何ら支
障なく施工ができる。新聞紙などを丸めて穴につめる時
間のロスや、手の皮をすりむくような危険性からも解放
される。スタンダードブロックを用いて、洋風の家や、
フェンスの下部を施工する場合も、平坦笠を用いること
で景観も向上する。
に左右されることなく、ブロック積み工事ができるよう
になり、モルタル充填の厚さ、量も一定となり施工が安
定化する。また、これらの構成によるものでブロック積
みをしておけば、別の人がフェンス工事をしても何ら支
障なく施工ができる。新聞紙などを丸めて穴につめる時
間のロスや、手の皮をすりむくような危険性からも解放
される。スタンダードブロックを用いて、洋風の家や、
フェンスの下部を施工する場合も、平坦笠を用いること
で景観も向上する。
【図1】本発明のブロック穴埋め部材1の斜視図
【図2】本発明のブロック穴埋め部材1Aの平面図
【図3】本発明のブロック穴埋め部材1Bの平面図
【図4】ブロック穴埋め部材1を用いた使用状態の参考
正面図
正面図
【図5】図4における平面図
【図6】ブロック穴埋め部材1とフェンスの柱をブロッ
クの穴に入れたところの使用状態の参考図
クの穴に入れたところの使用状態の参考図
【図7】本発明のブロック穴埋め部材2の斜視図
【図8】本発明の空間材3の斜視図
【図9】空間材3をブロックの中に入れモルタルをつ
め、天端モルタル仕上げをした状態の正面図
め、天端モルタル仕上げをした状態の正面図
【図10】本発明のモルタル止め部材4と、それをブロ
ックの左右の穴に入れた状態の正面図
ックの左右の穴に入れた状態の正面図
【図11】請求項4におけるブロック5の平面図
【図12】図11における正面図
【図13】図11におけるA−A線側面断面図
【図14】請求項4におけるブロック6の平面図
【図15】図14における正面図
【図16】図14における底面図
【図17】図16におけるB−B線側面断面図
【図18】本発明の天端用ブロック7の平面図
【図19】図18における正面図
【図20】図18における底面図
【図21】図20におけるC−C線側面断面図
【図22】本発明の天端用ブロック7Aの平面図
【図23】本発明の笠ブロック8の斜視図
【図24】笠ブロック8の使用状態の参考図
【図25】本発明の笠ブロック8Aの使用状態の参考図
【図26】笠ブロック8Aの底面図
【図27】本発明の笠ブロック8Bの使用状態の側面図
【図28】本発明のブロック製造用型枠9の正面図
【図29】図28における側面図
【図30】図28における平面図
【図31】従来の普通のブロックの斜視図
【図32】従来の横筋用ブロックの平面図
【図33】図32における正面図
【図34】図32における底面図
【図35】図34におけるD−D線側面断面図
【図36】フェンスの柱と従来の横筋用ブロックの側面
断面を比較したところの図
断面を比較したところの図
1.ブロック穴埋め部材 1a.底板 1b.吊り体 1c.係止部 2.ブロック穴埋め部材 2a.係止部 2b.接触面 3.空間材 4.モルタル止め部材 5.穴の中間にしきりのあるブロック 6.穴の中間にしきりのあるブロック 7.天端用ブロック 7A.天端用ブロック 8.笠ブロック 8A.笠ブロック 8B.笠ブロック 9.型枠 10.従来の普通のブロック 11.従来の横筋用ブロック 12.モルタル 13.フェンスの柱
Claims (6)
- 【請求項1】(イ)ブロックの穴より少し小さめの底板
1aをもち、それが吊り下げ可能とするための係止部1
cをもち、それをブロック天端より吊り下げ、吊り体1
bの長さの分だけモルタルが、ブロックの穴に充填され
るようにしたブロック穴埋め部材1 (ロ)平坦な金属製の板などを用い、曲げてブロック穴
埋め部材1を形成するため、図2のように、折り曲げ用
の溝を点線状に設けた板状のブロック穴埋め部材1A (ハ)(ロ)と同様に、曲げ加工をしやすくするため、
図3のように折り曲げ用の切欠部をほどこした板状のブ
ロック穴埋め部材1B (ニ)形状は1Aと同じであるが、曲げ加工用の溝をも
たない、板状のブロック穴埋め部材 (ホ)図7からみるように、キャップ状であり、ブロッ
ク天端への係止部2aをもち、吊り下げ、又は接着材で
ブロック天端と2aを固着、もしくは、ブロック穴との
接触面2bを、ブロックの穴と同等、もしくは、2bの
上部をやや大きめとし、キャップをはめこみブロックと
固着させるようにしたブロック穴埋め部材2 - 【請求項2】ブロックの穴埋めのモルタルを必要な分だ
けしか充填しないようにするため、図8、図9のよう
に、余計な部分をブロックの穴よりも少し小さめの空間
材3を用いて、モルタルの充填を行なわないようにする
ための柱状の空間材3 - 【請求項3】発泡スチロール等のような、弾力のあるも
ので、ブロックの穴より少し大きめのものを、ブロック
の穴に縮ませて押しこみ、その弾力によって所定の深さ
で固着できるようにしたブロック穴しきり用モルタル止
め部材4 - 【請求項4】(イ)天端モルタル仕上げを行って、天端
処理をする場合、図13のように、ブロックの穴の中間
に、しきりを設け、フェンスの柱の取り付け場所などの
必要な部分だけを、ハンマー等で叩き割り容易にブロッ
クの穴が、あらわれるようにした穴の中間にしきりのあ
るブロック5 (ロ)図14、図15、図16、図17からみるよう
に、穴の中間にしきりのあるブロック5のしきりより上
の部分の穴と穴とのしきりをなくし、横筋用ブロックの
ようにしたブロック6 - 【請求項5】(イ)天端をモルタル仕上げではなく、天
端が平坦であり、穴の部分をハンマー等で叩き割ると、
容易にブロックの穴があらわれるようにし、そのブロッ
ク自体で天端を仕上げとするようにした、天端が平坦な
ブロック7、7A (ロ)天端をモルタル仕上げではなく、ブロックの天端
を笠ブロックで仕上げとし、フェンスの柱の部分等も容
易に切断できるようにした、天端が平坦な笠ブロック
8、8A、8B - 【請求項6】ブロック5を、普通の穴のあいたブロック
を用いて製造するための型枠9
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35492999A JP2001132155A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | ブロック天端処理における方法及び、その穴埋め部材及びブロック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35492999A JP2001132155A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | ブロック天端処理における方法及び、その穴埋め部材及びブロック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001132155A true JP2001132155A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=18440863
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35492999A Pending JP2001132155A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | ブロック天端処理における方法及び、その穴埋め部材及びブロック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001132155A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008308946A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Daiei Kenzai Kk | 建築用ブロックのモルタル流入防止具及び建築用ブロック |
JP2009121211A (ja) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Tetsuro Kobayashi | モルタル流下防止具 |
AU2017202944B2 (en) * | 2010-07-06 | 2019-10-17 | Beta Vision Products Australia Pty Ltd | Blockout device |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP35492999A patent/JP2001132155A/ja active Pending
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JP2008308946A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Daiei Kenzai Kk | 建築用ブロックのモルタル流入防止具及び建築用ブロック |
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