JP4681582B2 - 建築用ブロックのモルタル流入防止具及び建築用ブロック - Google Patents

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Description

本発明は、建築用ブロックのモルタル流入防止具及び建築用ブロックに関するものである。
建築用ブロックは、横筋挿通用溝と縦筋挿通用穴とを備えた横筋兼用型が製造販売されており、横筋型を兼用することにより型品種が減り本数の算出等で利便性を有している。
しかしながら、この種の建築用ブロックは縦筋挿通用穴を有しているため、施工時にモルタルを充填する際に縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルが落下流入するため縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルを充填している。これは、構造上で強度がアップするが、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルを充填する作業が増えて施工時間がかかり、モルタルの使用量が無駄でありコスト高となると共に、多くの場合過剰な構造となっている等の問題がある。この問題を解消するため施工作業者は縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴に新聞紙等の詰め物をしてモルタルの落下流入を防止しているが、その手間を有し、見た目にも良くない。
特開2006−348508公報
本発明の目的は、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルが落下流入しないようにした建築用ブロックのモルタル流入防止具及び建築用ブロックを提供することである。
上記の目的を達成するための本発明に係るモルタル流入防止具は、下記の課題解決手段を特徴とする。
すなわち本発明に係るモルタル流入防止具は、
ブロックの横方向に沿う横長で一連の横筋挿通用溝をブロック上面に備え、ブロックを縦方向に貫通する縦長の縦筋挿通用穴をブロック肉厚部に備え、かつ、縦筋挿通用穴の上端面がブロック上面側の横筋挿通用溝内に開口されている建築用ブロックに適用するためのものであり、しかも、縦筋の挿通を必要としないときの建築用ブロックの縦筋挿通用穴の上端面を閉塞してその縦筋挿通用穴へのモルタル流入を防止するためのものにおいて、 横筋挿通用溝の内面と密接自在に対応する曲げ形状の薄板構造物からなり、その上下両面がいずれも曲げ形状を有するものであること、および、
薄板構造物における上下両面の表面積が縦筋挿通用穴の口径よりも大きいものであること、および、
建築用ブロックの上面にある横筋挿通用溝内に嵌め込まれて縦筋挿通用穴の上端面を閉塞してきるときの当該薄板構造物が横筋挿通用溝外に突出しないものであること
を特徴とする。
上記の目的を達成するための本発明に係る建築用ブロックは、下記の課題解決手段を特徴とする。
すなわち本発明に係る建築用ブロックは、
ブロックの横方向に沿う横長で一連の横筋挿通用溝をブロック上面に備え、ブロックを縦方向に貫通する縦長の縦筋挿通用穴をブロック肉厚部に備え、かつ、縦筋挿通用穴の上端面がブロック上面側の建築用ブロックに開口されている建築用ブロックにおいて、
請求項1に記載されたモルタル流入防止具が建築用ブロックの上面にある横筋挿通用溝内に嵌め込まれて縦筋挿通用穴の上端面を塞いでいること
を特徴とする。
本発明によると、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴をモルタル流入防止具により塞いだことより施工時にモルタルを充填する際に縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルが流入することがなくなり、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルを充填する作業がが省略され施工時間が短縮し、モルタルの無駄な使用がなくなるためコスト低減が図れる効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1は本発明によるモルタル流入防止具1である。このモルタル流入防止具1は後述する建築用ブロック2の横筋挿通用溝3内に嵌合密接されるものであり、軟質・硬質・半硬質のいずれかで可撓性を有し通気性のあるもの又は通気性のないものの何れでもよくプラスチック(FRPを含む)製・金属製・木製(たとえばベニヤ板のような合板)・布製(合成樹脂などを含浸させたクロス・丈夫で腰のある帆布など)・紙製(段ボールや強化紙など)・石膏ボード製、布ヤスリ、細かい網状、これらの複合材等々、このうちのいずれでもよい。
そして、このモルタル流入防止具1は平板でもよいが、前記横筋挿通用溝3の半円形、U字形、V字形、チャンネル形等の凹溝に嵌合密接される。例えば図例のように横筋挿通用溝3が半円形の場合にはモルタル流入防止具1は半円形の横筋挿通用溝3に形状に沿った凹円弧面1aに形成されたものが横筋挿通用溝3内へ安定した嵌合密接性が得られる。
前記モルタル流入防止具1は図2で示すように、上下面側横筋挿通用溝3と縦筋挿通用穴4及び5とを備えた建築用ブロック2の前記上面側の横筋挿通用溝3内に嵌合密接して縦筋7の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4及び5を閉塞する。つまり、縦筋7の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4及び5をモルタル流入防止具1によってふたをする。
前記縦筋挿通用穴4及び5とは、横筋挿通用溝3内で上下面側に貫通している縦筋挿通用穴4と建築用ブロック2の両側面に上下方向に形成されている凹溝が隣接する建築用ブロック2の凹溝とにより形成される縦筋挿通用穴5である。
また、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4及び5について説明する。図5は建築用ブロック2の「いも目地積み」を示す。この「いも目地積み」は横筋挿通用溝3内に設けられている縦筋挿通用穴4を同一線上に位置して積み重ねた形態であり、横筋6は横筋挿通用溝3内を挿通し、縦筋7は隣接する建築用ブロック2の両側面に形成されている凹溝による縦筋挿通用穴5を挿通する。従って、横筋挿通用溝3内で上下面側に貫通している縦筋挿通用穴4には縦筋7は挿通されないのである。つまり、建築用ブロック2の「いも目地積み」では、横筋挿通用溝3内で上下面側に貫通している縦筋挿通用穴4は縦筋の挿通を必要としない穴である。
さらに、図6は建築用ブロック2の「破れ目地積み」を示す。この「破れ目地積み」は横筋挿通用溝3内に設けられている縦筋挿通用穴4と隣接する建築用ブロック2の両側面に形成されている凹溝による縦筋挿通用穴5とが同一線上に交互位置して積み重ねた形態であり、横筋6は横筋挿通用溝3内を挿通し、縦筋7は縦筋挿通用穴4と縦筋挿通用穴4とに挿通されるが、横筋6を挿通した左右位置の中央部位の縦筋挿通用穴4と、これと合致する隣接した建築用ブロック2の両側面に形成されている凹溝による縦筋挿通用穴5には縦筋7は挿通されないのである。つまり、建築用ブロック2の「破れ目地積み」では、縦筋7の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4と縦筋挿通用穴5とが存在する。
そこで、本発明は縦筋7の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4及び5をモルタル流入防止具1で塞ぎふたをした状態にしたものである。
これは、モルタル流入防止具1を横筋挿通用溝3内に嵌合密接する簡単な作業で完了するが、建築用ブロック2の積み重ね施工時にモルタル流入防止具1を横筋挿通用溝3内に嵌合密接してもよいが、これでは作業者に余計な負担をかけるため、予め建築用ブロック2にモルタル流入防止具1を横筋挿通用溝3内に嵌合密接しておき、これを作業者が積み重ね施工することが作業能率の上で望ましい。
このように本発明では、建築用ブロック2の「いも目地積み」あるいは「破れ目地積み」の何れにおいても縦筋7の挿通を必要としない縦筋挿通用穴4及び5をモルタル流入防止具1で塞ぎふたをした状態にするため、縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルが流入することがなくなり、また、従来のように縦筋の挿通を必要としない縦筋挿通用穴にモルタルを充填することが省略されるため、施工時間が短縮、モルタルの無駄な使用がなくなり施工コストを低減することができる。
また、モルタル流入防止具1は簡単な構造であり安価に提供することができ、このモルタル流入防止具1を建築用ブロック2の特定箇所へ嵌合密接する作業も簡単で極めて短時間で完了する利点を有している。
モルタル流入防止具の斜視図 モルタル流入防止具を装着した建築用ブロックの斜視図 図2のAーA断面図 図2のBーB断面図 本発明モルタル流入防止具を用いた「いも目地積み」の断面図 本発明モルタル流入防止具を用いた「破れ目地積み」の断面図
符号の説明
1 モルタル流入防止具
2 建築用ブロック
3 横筋挿通用溝
4 縦筋挿通用穴
5 縦筋挿通用穴
6 横筋
7 縦筋

Claims (2)

  1. ブロックの横方向に沿う横長で一連の横筋挿通用溝をブロック上面に備え、ブロックを縦方向に貫通する縦長の縦筋挿通用穴をブロック肉厚部に備え、かつ、縦筋挿通用穴の上端面がブロック上面側の横筋挿通用溝内に開口されている建築用ブロックに適用するためのものであり、しかも、縦筋の挿通を必要としないときの建築用ブロックの縦筋挿通用穴の上端面を閉塞してその縦筋挿通用穴へのモルタル流入を防止するためのものにおいて、 横筋挿通用溝の内面と密接自在に対応する曲げ形状の薄板構造物からなり、その上下両面がいずれも曲げ形状を有するものであること、および、
    薄板構造物における上下両面の表面積が縦筋挿通用穴の口径よりも大きいものであること、および、
    建築用ブロックの上面にある横筋挿通用溝内に嵌め込まれて縦筋挿通用穴の上端面を閉塞してきるときの当該薄板構造物が横筋挿通用溝外に突出しないものであること
    を特徴とする建築用ブロックのモルタル流入防止具。
  2. ブロックの横方向に沿う横長で一連の横筋挿通用溝をブロック上面に備え、ブロックを縦方向に貫通する縦長の縦筋挿通用穴をブロック肉厚部に備え、かつ、縦筋挿通用穴の上端面がブロック上面側の建築用ブロックに開口されている建築用ブロックにおいて、
    請求項1に記載されたモルタル流入防止具が建築用ブロックの上面にある横筋挿通用溝内に嵌め込まれて縦筋挿通用穴の上端面を塞いでいること
    を特徴とする建築用ブロック。
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