JP2001130770A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JP2001130770A
JP2001130770A JP31464299A JP31464299A JP2001130770A JP 2001130770 A JP2001130770 A JP 2001130770A JP 31464299 A JP31464299 A JP 31464299A JP 31464299 A JP31464299 A JP 31464299A JP 2001130770 A JP2001130770 A JP 2001130770A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの駆動モータを用いて自動原稿搬送装置
に配する各駆動ローラを駆動するに際して、1つの駆動
ローラに生じる負荷変動が、駆動系を通じて他のローラ
に影響を与えないようにする。 【解決手段】 自動原稿搬送装置の本体リヤフレーム6
0には、中間フレーム30の回転軸としての軸18と大
径駆動ローラ21の軸21aを支持させ、駆動モータ7
1のモータ軸72、中間シャフト73を各々設ける。前
記各軸には各々プーリ74〜77を配置し、第1の駆動
系のベルト78と、第2の駆動系のベルト79、79a
を介して各駆動軸に対して駆動伝達する。そして、中間
フレーム30に設けるリタードローラ17での負荷変動
を伝導ギヤ群42を介して駆動軸21aに伝達されない
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像読取装置の用
紙搬送装置の駆動装置に関し、特に、用紙搬送装置の負
荷変動が読取用ローラの搬送作用に影響しないようにす
る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動原稿搬送装置(ADF)等の装置に
設ける用紙搬送装置においては、原稿トレイにセットし
た原稿を1枚ずつ分離して読取部に向けて搬送し、前記
読取部のプラテンに対して画像読取装置を固定し、搬送
される原稿の画像を読み取るように構成している。前記
ADFを構成する用紙搬送装置においては、原稿トレイ
から用紙を取り込むためのピックアップローラと、用紙
を1枚ずつ分離して読取部に向けて送り出す用紙さばき
装置、および、読取部で用紙を一定の速度で搬送する読
取ローラ装置とを設けている。前記ADFをフラツトベ
ッドスキャナー機構(FBS)と組み合わせて、画像形
成装置の上部に配置する場合には、前記画像読取装置の
用紙搬送路を横向きの略U字状に形成し、用紙を非常に
小さい半径で湾曲させて送るように構成して設けること
が必要となる。
【0003】上記のように構成した場合、U字状の搬送
路の内側に大径の搬送ローラを配置して、搬送路の曲り
部分を形成し、前記大径搬送ローラに対向する位置に読
取部を配置して、読取ローラ装置を構成することが望ま
しいとされる。前記読取ローラ装置を大径搬送ローラを
用いて構成する場合には、読取部での用紙搬送速度を一
定に維持するために、前記読取部の上下流部で大径搬送
ローラに対してピンチローラを配置し、用紙の搬送速度
を一定に維持できるようにする。また、前記読取ローラ
の上流側では、セパレートローラとリタードローラとを
対向させて配置する用紙さばき装置と、読取ローラに向
けて用紙を送り込む搬送ローラ装置が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記ADFの搬送路の
入口部分に設ける用紙さばき装置は、リタードローラと
セパレートローラとを対向させて配置したリタードロー
ラ方式の装置として構成され、用紙を1枚ずつ分離して
から、読取ローラ装置に向けて送り込んでいる。ところ
が、前記1つの駆動モータを用いて、読取ローラ系とリ
タードローラ系の2つの駆動系統に駆動伝達する場合
に、前記2つの駆動系をモータ軸以外の場所で分けると
一方の駆動系の負荷の変動が他方に影響することがあ
る。例えば、リタードローラが正転している際には、ト
ルクリミッタによる負荷がないが、前記リタードローラ
が逆転すると、トルクリミッタが作動してリタードロー
ラの軸にも負荷がかかる。そして、この負荷がギヤ等の
駆動伝達手段を伝わり、読取ローラ装置にも影響を及ぼ
すので、読取ローラ装置による原稿の搬送速度が変動す
ることがあり、読み取った画像情報の品質に影響が生じ
るという問題がある。
【0005】本発明は、前述したようなリタードローラ
の負荷変動が、読取ローラ装置の駆動系に影響を与える
ことを防止可能な用紙搬送装置を設けた画像読取装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像読取装置
に関するもので、本発明の請求項1の発明は、1つの駆
動モータを用い、原稿を1枚ずつ分離するセパレートロ
ーラとリタードローラとを有する用紙さばき手段に駆動
伝達するための第1の駆動系と、読取部に原稿を搬送す
る読取ローラ装置に駆動伝達するための第2の駆動系と
を備え、前記第1の駆動系と第2の駆動系とは、駆動モ
ータ軸より別個に駆動伝達されることを特徴とする。し
たがって、リタードローラの正逆回転、リタードローラ
とセパレートローラのニップ部から用紙の後端が抜け出
た際の負荷変動が、駆動系を伝わって読取ローラ装置に
影響を与えることが防止される。
【0007】請求項2の発明は、前記駆動系は、駆動モ
ータ軸からベルトにより駆動伝達されることを特徴とす
る。そして、ギヤによる駆動伝達に比較して、負荷変動
の少ない駆動系を得ることができる。
【0008】請求項3の発明は、前記用紙さばき手段と
モータ軸の間に、搬送ローラ装置の駆動軸を設け、前記
第1の駆動系は、前記駆動モータ軸と搬送ローラ装置の
駆動軸に掛け渡されたベルトであることを特徴とする。
そして、読取ローラ装置への負荷変動の影響が生じるこ
とを、さらに減少することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の用紙搬送装置を説明する。図1においては、ファク
シミリ装置や画像形成装置と組み合わせて使用し、原稿
の画像の読取りに用いられるADF(自動原稿搬送装
置)1を例にして説明している。前記自動原稿搬送装置
1においては、横向きの略U字状に構成した搬送路を通
して用紙の搬送を行うもので、前記搬送路としては、原
稿トレイ91に接続される挿入口14aに連通する搬送
路14と、湾曲路19、および、排出トレイ92に接続
される排出路24からなり、湾曲路19の下部に配置し
ているプラテン23の位置で、読取装置により原稿の画
像の読取りを行うように構成している。前記自動原稿搬
送装置1においては、画像形成装置の上部に配置する基
部フレーム2に対して、中間フレーム30と上部フレー
ム3とをそれぞれ組み合わせて設けており、前記上部フ
レーム3は支軸4を中心に揺動可能に設け、中間フレー
ム30を搬送ローラ装置15の駆動ローラ17の軸18
を中心に揺動可能に設けている。
【0010】前記図1に示す例において、用紙搬送路内
で用紙の搬送を行うために、用紙挿入口14aに位置さ
せるピックアップローラ5と、用紙さばき装置10、搬
送ローラ装置15、読取ローラ装置としての大径駆動ロ
ーラ21と複数のピンチローラ22、22aを配置した
読取ローラ装置20、および、排出ローラ装置25とを
配置している。前記各ローラのうち、前記上部フレーム
3には、トレイから用紙を取り込むためのピックアップ
ローラ5と、用紙さばき装置10のセパレートローラ1
1、搬送ローラ装置15のピンチローラ16と、大径駆
動ローラ21に対するピンチローラ22を設けている。
また、前記2つのピンチローラ16、22は、上部フレ
ーム3に設けたステイ7に支持されるローラ支持フレー
ム7aに対して、図示しない付勢手段と支持アーム部材
とを介して装着され、対応する駆動ローラに対して一定
の押圧力で押圧される。さらに、前記上部フレーム3に
は、湾曲路19の内側ガイドとしての大径駆動ローラ2
1に対向させて外側ガイド板8を配置し、外側ガイド板
8に対向させてガイド部材9とガイドフィルム9aと
を、軸18に支持させる支持部材9bを介して配置し、
大径駆動ローラ21に向けて用紙の案内を行わせる。
【0011】前記中間フレーム30には、原稿トレイ9
1に接続される用紙挿入口14aの下ガイド板としての
上カバー35と、用紙さばき装置10のリタードローラ
12、搬送ローラ装置15の駆動ローラ17および、排
出ローラ装置25の駆動ローラ27とを設けている。ま
た、前記基部フレーム2には、用紙搬送路の湾曲部19
で搬送作用を行うための大径駆動ローラ21とピンチロ
ーラ22aおよび、排出ローラ装置25のピンチローラ
26とを配置し、前記基部フレーム4には読取部と排出
側の搬送路のガイド板部材を配置している。そして、前
述したような構成を有する装置では、用紙搬送路内での
用紙のジャム処理や搬送ローラ装置15のニップ部のニ
ップ圧力の調整、その他のメンテナンスを行う際に、上
部のフレームから順次開放することにより用紙搬送路を
開放したり、各構成部材を露出させるようにして、作業
を行うことができるようにする。
【0012】前記自動原稿搬送装置1においては、用紙
搬送路に沿って用紙の搬送を行うために、用紙挿入口1
4aのトレイ91に対応させて配置するピックアップロ
ーラ5により用紙を取り込んで、搬送路14に向けて送
り込むようにする。そして、用紙さばき装置10のセパ
レートローラ11とリタードローラ12との間で用紙に
対するさばき作用を付与し、1枚の用紙のみを搬送ロー
ラ装置15に向けて送り込む。前記搬送ローラ装置15
により搬送される用紙は、用紙搬送路の湾曲部19で、
読取ローラ装置20としての大径駆動ローラ21とピン
チローラ22の間でニップされて、プラテン23の読取
部を通過する。
【0013】前記読取ローラ装置20においては、定速
で駆動される大径駆動ローラ21と、2つのピンチロー
ラの間で、用紙の搬送速度が一定に維持されるので、プ
ラテン23の部分を通過する原稿は、その画像面の移動
速度が変化しないようになっている。前述したようにし
て画像の読取りが終了した原稿は、大径駆動ローラ21
とピンチローラ22aのニップ部を離れて、排出路24
を通り駆動ローラ27とピンチローラ26を対向させて
設けた排出ローラ装置25により、排出トレイ92に向
けて送り出される。また、前記用紙さばき装置10のリ
タードローラ12に対しては、セパレートローラ11と
の間でのニップ圧力の調整を行うために、押圧力調整機
構50(図2に示す)を配置しており、給紙装置におけ
る用紙さばき作用の実施状態に応じて、両ローラの間で
のニップ圧力を調整できるようにしている。前記自動原
稿搬送装置1においては、上部フレーム3と、中間フレ
ーム30とを順次開放して、装置のメンテナンス等に対
処させることができる。
【0014】図2には、前記自動原稿搬送装置1に配置
する中間フレーム30の構成を示しているもので、中間
フレーム30を板金で構成したフレーム枠体31とプラ
スチック部材で構成した上カバー35とを組み合わせて
構成しており、前記上カバー35は、搬送路14と挿入
口14aでの下ガイド板として用いるようにする。前記
中間フレーム30は、搬送ローラ装置15の駆動ローラ
17の軸18を中心にして揺動可能に設けている。前記
中間フレーム30に配置するリタードローラ12に対す
る駆動を行うために、伝導用リンク40に支持される伝
導ギヤ群41を配置しており、搬送ローラ装置の駆動ロ
ーラ17の軸18に設けたギヤから、前記ギヤ群41を
介して駆動伝達を行う。そして、搬送ローラ装置15の
駆動ローラ17の軸に伝達される駆動力を、前記伝導ギ
ヤ群41を介して、リタードローラ12の軸13に設け
たギヤを駆動し、用紙さばき作用を行う際に、セパレー
トローラ11による用紙搬送方向に対して、リタードロ
ーラ12を逆方向に搬送するように回転させる。
【0015】前記セパレートローラ11の軸に対してリ
タードローラ12の軸芯を一致させるように位置決めす
るために、前記リタードローラ12の軸13に設け、ハ
ンドル53を有する中間リンク43を軸支部44aを介
して配置している。前記伝導用リンク40の端部にはピ
ン部材42を設けておき、前記ピン部材42に対して前
記中間リンク43の下端部の軸支部44を着脱可能に係
止し、前記中間リンク43と伝導用リンク40とを、前
記伝導用リンク40の軸支部40aを介してローラ軸1
8を中心にして揺動可能に設けている。そして、前記中
間リンク43と伝導用リンク40とをピン部材42を用
いて相互に位置決めすることにより、伝導ギヤ群41の
出力ギヤとリタードローラ12のギヤとの噛み合い位置
を維持し、リタードローラ12に対する駆動伝達を良好
に行い得るようにする。また、前記中間リンク43を介
してリタードローラ12の軸13を支持させる手段を用
いることによって、リタードローラ12とセパレートロ
ーラ11の接する押圧位置を、常に一定の位置に設定可
能となり、両ローラが用紙をニップする位置が変化する
ことがない。
【0016】前記駆動伝導機構に加えて、リタードロー
ラ12のセパレートローラ11に対する押圧力を設定す
るために、図2に示すような押圧力調整部材45を設け
ており、調整用リンク46と押圧板47とを組み合わせ
て、ねじ部材48とスプリング49とにより押圧力の調
整を行うようにする。前記調整用リンク46は伝導用リ
ンク40の揺動支点としての軸支部40aに対して、リ
タードローラ12の軸13を介して反対側に配置される
もので、排出ローラ装置25の駆動ローラ27の軸28
に設けた軸支部46aを支点として、中間フレーム30
のトレイ側に突出させて配置する。前記軸支部46aを
支点として揺動可能な調整用リンク46の一端部は、リ
タードローラ12の軸13に設けた対応部材の下面に接
する押圧部52として構成され、他端部に固定した押圧
板47を設けており、前記押圧板からのスプリング49
による押圧作用により、押圧部52がリタードローラ1
2の軸13を下側から押圧する作用を行う。
【0017】前記図2に示すように調整用リンク46と
押圧板47とを組み合わせ、スプリング49を配置した
押圧力調整部材45に対して、上カバー35に設けた調
整孔36からドライバーのような工具を挿入し、ねじ部
材48を押圧板47のねじ孔47aに挿入して高さを調
整する。そして、前記フレームの上の水平部材33aに
対して、ねじ部材48の高さを調整することにより、ス
プリング49を伸縮させ、前記スプリング49による押
圧力を調整し、押圧板47を介して調整用リンク46の
押上部52によるリタードローラ12の軸13に対する
押圧作用を行わせる。したがって、前記押圧力調整部材
45のねじ部材48の高さを適宜調整することにより、
セパレートローラ11とリタードローラ12との間での
ニップ圧力が一定の値に設定され、用紙さばき作用が良
好に行われる。
【0018】前記押圧力調整部材45が中間フレーム3
0に対して、トレイ側の端部にまで突出された位置に配
置されていることで、図1に示すような自動原稿搬送装
置1においては、上部フレーム3を支軸4を中心に揺動
させて開放すると、中間フレーム30の上面が開放され
て、調整孔36から工具を挿入することができる。とこ
ろが、前記中間フレーム30のトレイ側の端部に押圧力
調整部材45を設けたことにより、ねじ部材48が排出
路の上面に突出するという問題が生じる。この問題は、
中間フレーム30を薄いものとして構成し、フレーム枠
体1の高さをできるだけ低く(薄く)形成しようとする
場合には特に顕著に発生し、排出ローラ装置25により
排出トレイ92に向けて送り出される用紙に対して、ね
じ部材48の突出端部が邪魔することが想定される。そ
こで、本実施例においては、前記ねじ部材がフレーム枠
体31の下面に突出する凹部に対して、図示されるよう
に、カバー部材37をフレーム枠体31の凹部としての
切欠部32に位置させ、ねじ部材48の下端部が排出路
に突出しないようにしている。
【0019】図3には中間フレーム30の上カバー35
を外した状態の平面図を示しており、この図に示される
ように、上カバー35を取り外すことにより、中間フレ
ーム30のフレーム枠体31に支持されるローラ部材と
その支持機構が、全て露出される状態となる。前記中間
フレーム30に支持される搬送ローラ装置15の駆動ロ
ーラ17の軸18と、排出ローラ装置25の駆動ローラ
27の駆動軸28とを、前記フレーム枠体31の巾方向
の両側に設けているフレーム立上り部50を介してそれ
ぞれ支持する。前記フレーム枠体31の内部の一方の側
には、伝導用リンク40と駆動伝達ギヤ群41とを配置
し、前記伝導ギヤ群41からリタードローラ12に伝達
される駆動力は、トルクリミッター52を介してリター
ドローラ12の軸13に伝達される。
【0020】前記中間フレーム30のフレーム枠体31
のフレーム立上り部50には、駆動ローラ17の軸18
と排出ローラ装置の駆動ローラ27の軸28との間に、
伝導ギヤ群57を配置している。そして、前記伝導ギヤ
群57を介して、排出ローラ装置25の駆動ローラ27
の駆動軸28に対する駆動伝達を行い、前記排出ローラ
装置25により読取りが終了した用紙を排出トレイ92
に向けて送り出すようにする。したがって、前記上カバ
ー35を取り外してフレーム枠体31の内部の機構を露
出させた状態で、中間フレーム30に配置されるローラ
部材や駆動伝達機構に対するメンテナンス等を容易に行
うことができる。
【0021】前記図3に示す例において、リタードロー
ラ12を伝導用リンク40との係止部に対して着脱する
ために、中間リンク45と一体のハンドル53を仮想線
で示すように配置している。そして、前記ハンドル53
を手で持って所定の高さまで引き上げるようにすること
により、リタードローラ12の軸13の両端部を支持し
ている軸支部材55から軸受部材54を抜き出すように
する。前記軸支部材55は、中間フレーム30のフレー
ム枠体31から突出させて設けているもので、略U字状
の軸受け開口をリタードローラ12の上下動の範囲に亘
って長い溝として形成し、用紙さばき装置10で固定位
置に設けられているセパレートローラ11に対して、リ
タードローラ12の軸芯を一致させて用紙をニップさせ
る作用を行う。また、前記ハンドル53を持ってリター
ドローラ12を持ち上げる動作により、図2に示すよう
に、伝導用ギヤ群41を配置する伝導用リンク40も軸
支部40aを介して反時計方向に揺動される。前記伝導
用リンク40が所定の高さまで上昇された状態では、前
記伝導用リンク40のピン部材42から、中間リンク4
3の軸支部44を抜き出して、リタードローラ12を中
間フレーム30から取り外すことができる。
【0022】前記中間フレーム30に配置する複数の駆
動ローラ部材と、読取ローラ装置20としての大径駆動
ローラ21に対する駆動を行うために、図4の平面図と
図5の側面図の各々に示すような構成を有する駆動装置
を設けており、1つの駆動モータ71により各ローラ部
材に対する駆動手段を構成している。前記駆動装置70
は、画像読取装置の本体リヤフレーム60の裏面側に設
けているもので、前記駆動装置70のリヤ側には駆動装
置全体を支持するフレーム水平部材62と、モータブラ
ケット63を取付けるためのブラケット61、61aと
をそれぞれ一体に設けている。そして、駆動モータ71
を装着して支持するモータブラケット63を、前記ブラ
ケット61、61aと、フレーム水平部材62に対して
位置決めしてねじ止めすることで、前記本体リヤフレー
ム60にモータブラケット63を保持させるようにす
る。
【0023】前記駆動装置70は、ベルト伝導手段を用
いているもので、前記ベルト78、79、79aの各々
をタイミングベルトで構成し、駆動モータ71の駆動を
搬送ローラ装置15の軸18と、大径駆動ローラ21の
軸21aの各々に伝達する。そして、前記軸18を介し
て排出ローラ装置25の駆動軸28と、リタードローラ
12の軸13とに駆動力を伝達するが、前記図1に示す
セパレートローラ11とピックアップローラ5に対する
駆動伝達系統の説明を省略している。また、前記本体リ
ヤフレーム60とモータブラケット63に囲まれる内部
には、前記両フレームに軸の一方または両端部がそれぞ
れ軸支される複数の軸が平行に配置されており、モータ
軸72、中間シャフト73およびローラ軸18、21a
が各々設けられている。前記駆動装置70において、駆
動モータ71の出力軸72には2つのプーリ74、74
aを、中間シャフト73には大小2つのプーリ76、7
6aを、搬送ローラ装置15の駆動軸18にはプーリ7
5を、また、大径駆動ローラ21の軸21aにはプーリ
77をそれぞれ設けている。
【0024】前記駆動装置70においては、モータ軸7
2のプーリ74と駆動軸18のプーリ75との間で、ベ
ルト78を設けた第1の駆動系を用いて直接駆動伝達を
行い、中間フレーム30に設ける各ローラ部材に対し
て、前記図3に示す駆動伝達系を介して駆動する。ま
た、大径駆動ローラ21に対する駆動伝達を行う第2の
駆動系においては、モータ軸72のプーリ74aと中間
シャフト73の大径プーリ76に掛け渡したベルト79
と、前記中間シャフト73の小径プーリ76aと駆動軸
21aのプーリ77とに掛け渡したベルト79aとによ
り、モータの回転を大きく減速する状態で駆動伝達し、
読取部での原稿の搬送速度を一定に維持できるようにす
る。
【0025】前記図4、5に示すように、1つの駆動モ
ータ71を用いて、中間フレーム30と基部フレーム2
に各々配置する各ローラに対して、それぞれ駆動伝達す
る手段を構成することで、リタードローラ12から搬送
ローラ装置15の駆動ローラ17に付加される負荷の変
動の影響を、他の駆動ローラが受けないようにすること
ができる。例えば、用紙が用紙さばき装置10にニップ
されている場合に、2枚または複数枚の用紙がリタード
ローラ12とセパレートローラ11との間にあると、ト
ルクリミッタ52(図3参照)が作動することにより、
リタードローラ12は用紙搬送方向と反対方向に回転さ
れる。これに対して、重送状態にある用紙がニップ部か
ら排除されて1枚の用紙のみを搬送する状態になると、
トルクリミッタ52が作動しないのでリタードローラは
用紙につれ回りし、リタードローラ12からの負荷がな
くなる。したがって、前記リタードローラ12から駆動
装置に伝達される負荷変動は、用紙のさばき状態に応じ
て随時変動するものであり、その負荷の変動がギヤ等の
駆動系により読取ローラ装置20の大径駆動ローラ21
の回転に影響を及ぼすと、プラテン23の位置での原稿
の移動速度が変動するという問題につながる。また、同
様な問題は、搬送ローラ装置15や用紙さばき機構10
から用紙の後端部が抜け出した瞬間にも発生する。
【0026】前述したような負荷変動がギヤ等の駆動伝
達系を介して、読取ローラ装置に伝達されるという不都
合が発生することを防止するために、本実施例では、1
つの駆動モータ71のモータ軸72に対して2つのプー
リ74、74aを配置し、前記2つのプーリ74、74
aを用いて、2系統の駆動軸18、21aに対する駆動
伝達系統を設けている。そして、読取ローラ装置20に
配置する大径駆動ローラ21に対しては、第2の駆動系
としての大きな減速比を設定したベルト伝導手段を用い
て駆動伝達を行うことで、駆動軸21aを一定の速度で
回転させ得るようにしている。また、中間フレーム30
に配置する各駆動ローラに対しては、第1の駆動系の駆
動手段を介して駆動伝達することによって、用紙さばき
装置10の負荷変動の影響が第2の駆動系に及ばない装
置として構成できる。
【0027】図6に示す例は、上部フレーム3を支軸4
を中心に開放させた状態を示しているもので、前記上部
フレーム3を開いた状態では、中間フレーム30の上面
が開放されて、調整孔36から工具を挿入してニップ圧
力の調整等の作業を行うことができる。また、前記中間
フレーム30は、搬送ローラ装置15の駆動ローラ17
の軸18を介して揺動可能に設けられていることから、
中間フレーム30の下部の用紙搬送路を容易に開放し
て、ジャム処理の作業等を容易に行うことができる。そ
して、前記上部フレーム3と中間フレーム30を各々開
放した後で、前記各揺動フレーム30、3を再び閉じた
時に、開放した各フレーム3、30を閉じた位置に固定
することにより、用紙搬送路に配置する各ローラ装置の
駆動ローラとピンチローラの間の位置決めと、ローラ装
置におけるニップ圧力の設定をも容易に行うことができ
る。
【0028】したがって、前述したようにして、上部フ
レーム3を開いて中間フレーム30の上面を露出させ、
上カバー35を取り外した状態で、前記図3に示したよ
うに、リタードローラ等の部材に対するメンテナンスを
行うことができる。また、前記上部フレーム3を開いた
後で、中間フレーム30を開いて、基部フレーム2の上
面を開放する動作を行う際に、中間フレーム30に設け
る駆動伝達機構に対しては、前記本体の駆動装置との間
で、ギヤの噛み合いが維持されたままとなる。そして、
前記中間フレーム30を動作位置に閉じると、中間フレ
ーム30に設けている各駆動ローラに対しては、駆動装
置70からの駆動が直ちに再開され、読取装置の動作に
支障が生じることがない。なお、前記上部フレーム3と
中間フレーム30とそれぞれ開閉する場合でも、図3〜
5に示す駆動伝達系統では、モータに対する各被駆動軸
との間でのベルト伝導関係には変化が生じることはな
く、前記各フレームを閉じることにより、正常な駆動関
係を自動的に設定できる。
【0029】図7に示す例は、画像形成装置と一体に設
けた読取装置80の構成を示すもので、走査部フレーム
81には、走査装置83を設けている。前記走査装置8
3は、従来より一般に知られている複写機の走査装置に
用いられている装置と同様に、ランプ84aと1つのミ
ラーm1を設けたフルレートキャリッジ84と、2つの
対向するミラーm2、m3を配置するハーフレートキャ
リッジ85とを組み合わせて設けている。そして、原稿
の読取り情報をレンズ装置88を介してCCD89に伝
達し、光信号を電気信号に変換して画像形成装置の画像
情報処理部に伝達するように構成している。前記走査装
置83においては、フルレートキャリッジ84とハーフ
レートキャリッジ85とを駆動するために、径が2:1
に設定された駆動プーリ86、86aを同軸に配置し、
各々の駆動プーリに巻き掛けたワイヤ87、87aを介
して、2つのキャリッジ84、85を各々連動させて移
動させる機構を設けている。
【0030】前記フレーム81の上部には、ブックもの
の原稿を載置し、FBS(フラットベッドスキャナー)
としての動作に対応させるプラテン82と、ADF(自
動原稿搬送装置)に対応させて、原稿搬送部の下部に配
置するプラテン23とを設けている。前記プラテン82
に対しては、上部開閉フレーム90を開いて原稿をセッ
トし、上部開閉フレーム90を閉じることにより、プラ
テンカバー93がプラテン82の上面に原稿の画像面を
押圧し、セットした原稿の走査を行う。そして、前記プ
ラテン82にセットした原稿に対しては、図示を省略し
たセンサの検知情報に応じて、走査装置83のフルレー
トキャリッジ84が原稿の走査方向の長さだけ往復移動
し、ハーフレートキャリッジ85が前記フルレートキャ
リッジの半分の速度で移動しながら画像情報の読取りを
行い、CCD88を介して画像信号を出力する。
【0031】前記読取装置80を用いて、原稿トレイ9
1にセットした原稿の走査を行う際には、原稿を原稿ト
レイ91にセットしたことを、図示を省略した検知手段
の検知信号により制御装置を作動させること、またはコ
ントロールパネルに原稿搬送部を用いた走査を行う指令
を入力することにより行う。そして、前記読取り指令の
信号に応じて、走査装置83のフルレートキャリッジ8
4をプラテン23に対応する位置に停止させ、ハーフレ
ートキャリッジ85を走査部フレーム81の左側の端部
にまで移動させ、原稿トレイ91から原稿を1枚ずつU
型搬送路内へ搬送し、プラテン23の部分で原稿の画像
の読取りを行う。したがって、前記走査部フレーム81
に配置する走査装置83においては、2つのプラテン8
2、23に対応させて走査装置をセットし、任意の原稿
に対する読取りの動作を行うことができ、ファクシミリ
装置の送信機能を利用して画像情報を送信すること、ま
たは、複写機の機能を利用して記録紙に印字することが
できる。
【0032】
【発明の効果】本発明の装置は、前述したように構成し
たものであるから、1つの駆動モータを用い、用紙さば
き手段に駆動伝達するための第1の駆動系と、リタード
ローラ等に駆動伝達するための第2の駆動系とを備え、
前記第1の駆動系と第2の駆動系とを、駆動モータ軸よ
り別個に駆動伝達されるように構成したので、リタード
ローラの正逆回転や、リタードローラとセパレートロー
ラのニップ部から用紙の後端が抜け出た際の負荷変動
が、駆動系を伝わって読取ローラ装置に影響を与えるこ
とが防止される。また、前記駆動系は、駆動モータ軸か
らベルトにより駆動伝達されるので、ギヤによる駆動伝
達に比較して、負荷変動の少ない駆動系を得ることがで
きる。さらに、前記用紙さばき手段とモータ軸の間に搬
送ローラ装置の駆動軸を設け、前記第1の駆動系のベル
トが駆動モータ軸と搬送ローラ装置の駆動軸に掛け渡さ
れていることで、読取ローラ装置への負荷変動の影響が
生じることを、さらに減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動原稿搬送装置の構造を示す説明図であ
る。
【図2】 図1に配置する中間フレームの構成の説明図
である。
【図3】 中間フレームに配置するローラ部材と、本体
駆動装置の関係を示す説明図である。
【図4】 自動原稿搬送装置に配置する駆動装置の平面
図である。
【図5】 図4の側面図である。
【図6】 自動原稿搬送装置の上部フレームを開いた状
態の説明図である。
【図7】 図1の機構を組み込んだ画像読取装置の説明
図である。
【符号の説明】 1 自動原稿搬送装置、 2 基部フレーム、 3
上部フレーム、5 ピックアップローラ、 10
用紙さばき装置、11 セパレートローラ、 1
2 リタードローラ、 13 軸、15 搬送ロ
ーラ装置、 19 湾曲路、 20 読取ローラ装
置、21 大径駆動ローラ、 23 プラテン、
25 排出ローラ装置、27 駆動ローラ、 30
中間フレーム、 31 フレーム枠体、35
上カバー、 40 伝導用リンク、 41 伝導ギ
ヤ群、42 ピン部材、 43 中間フレーム、
52 トルクリミッター、53 ハンドル、 57
伝導ギヤ群、 60 本体リヤフレーム、63
モータブラケット、 70 駆動装置、 71
駆動モータ、72 モータ軸、 73 中間シャフ
ト、 74〜77 プーリ、78・79・79a
ベルト、 80 画像読取装置、82 プラテン、
83 走査装置、 84 フルレートキャリッ
ジ、85 ハーフレートキャリッジ、 88 レン
ズ、 89 CCD。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの駆動モータと、原稿を1枚ずつ分
    離するセパレートローラとリタードローラとを有する用
    紙さばき手段に駆動伝達するための第1の駆動系と、 読取部に原稿を搬送する読取ローラ装置に駆動伝達する
    ための第2の駆動系とを備え、 前記第1の駆動系と第2の駆動系とは、駆動モータ軸に
    て分けられていることを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記各駆動系は、駆動モータ軸からベル
    トにより駆動伝達されることを特徴とする請求項1に記
    載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙さばき手段とモータ軸の間に、
    搬送ローラ装置の駆動軸を配置し、 前記第1の駆動系は、前記駆動モータ軸と搬送ローラ装
    置の駆動軸に掛け渡されたベルトであることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111405948A (zh) * 2018-07-10 2020-07-10 金允玉 食物垃圾处理装置
US12043506B2 (en) 2020-10-02 2024-07-23 Sharp Kabushiki Kaisha Document feeder and image forming apparatus

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