JP2001130503A - 薬剤分包装置 - Google Patents
薬剤分包装置Info
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Abstract
搬送機構により適切に搬送可能とする。 【解決手段】 処方データに基づいて該当する薬剤を供
給し、1包分ずつ分割して包装することにより薬包帯を
形成する。形成される薬包帯は、前記処方データに基づ
いて判別手段4により供給形態を判別する。そして、把
持手段44を構成する第一アーム111及び第二アーム
112の開度を、前記判別手段4で判別した薬包帯の供
給形態に応じて変更する。その後、移送手段110によ
り、把持手段44で把持した薬包帯を結束位置に移送す
る。
Description
に、薬包帯の形成状態に拘わらず適切な移送を可能とす
る薬剤分包装置に関するものである。
に基づいて該当する薬剤を供給し、1包分ずつ分割して
包装することにより薬包帯を形成するようにしたものが
ある。形成される薬包帯の供給形態としては、服用順に
連続的に包装された外来患者用の長尺薬包帯、朝,昼,
夕食後等、1日分毎に包装された入院患者用の短尺薬包
帯、及び、薬剤の収容されていない空の薬包帯がある。
長尺薬包帯と短尺薬包帯とは、それぞれ別個に設けた結
束装置によって結束し、空の薬包帯は破棄する。
来の薬剤分包装置では、薬包帯の形態に応じた搬送機構
が必要であり、構造が複雑化する。
わらず、単一の簡単な搬送機構により適切に搬送可能と
する薬剤包装装置を提供することを課題とする。
決するための手段として、処方データに基づいて該当す
る薬剤を供給し、1包分ずつ分割して包装することによ
り薬包帯を形成する薬剤分包装置において、前記処方デ
ータに基づいて形成される薬包帯の供給形態を判別する
判別手段と、該判別手段で判別した薬包帯の供給形態に
応じて開度を変更可能な第一アーム及び第二アームから
なる把持手段と、該把持手段により前記薬包帯を把持し
て結束位置に移送する移送手段とを設けたものである。
て適切に把持できるように把持手段を駆動させることが
可能となる。
が巻取状態で供給される場合、アーム間を最大開度とし
て薬包帯に接近させ、これを把持する一方、複数の短尺
薬包帯が順次供給される場合、アーム間を通常開度とし
て供給位置に待機させ、順次アームを開閉することによ
り、各短尺薬包帯を積層状態とした後、把持するように
すればよい。
する一方、前記移送手段は、前記把持手段を旋回させる
ことにより、前記結束位置で結束した薬包帯を前記押圧
面で押圧可能とすると、他の追加部材を必要とすること
なく、結束した薬包帯の排出をも行うことができる点で
好ましい。
付図面に従って説明する。
示す。この薬剤分包装置は、薬剤供給部1、薬剤包装部
2、薬包帯結束部3、及び、これらを駆動制御する制御
部4を備える。
薬剤供給部6からなる。
下3段、左右5列に合計15個の薬剤フィーダ8を並設
し、薬剤フィーダ8の各列毎に、薬剤通路16をそれぞ
れ形成したものである。最上部に位置する薬剤フィーダ
8は、作業性の観点から、作業者が踏み台がなくても届
くような高さに形成されている。
モータベース9と、このモータベース9に取外し可能に
装着されるフィーダ容器10とからなる。フィーダ容器
10は、上方開口部をカバー11によって閉塞される略
直方体形状である。各フィーダ容器10には異なる種類
の薬剤がそれぞれ収容されている。本実施形態では、図
1中、右側2列のフィーダ容器10にはピリン系の薬剤
が、左側3列のフィーダ容器10には非ピリン系の薬剤
がそれぞれ収容されている。フィーダ容器10の底側に
はロータ12が回転自在に設けられている。ロータ12
は、ギア13を介して前記モータベース9内のモータ1
4により回転する。そして、フィーダ容器10に収容し
た錠剤を、順次、落下案内通路15を介して薬剤通路1
6に排出する。
5の薬剤フィーダ8に収容されていない錠剤(投薬機会
の少ない錠剤や半錠等の半端な量の錠剤)を供給するた
めのものである(詳しくは、例えば、特公平6―372
02号公報参照)。手撒薬剤供給部6は、図3に示すよ
うに、支持枠21に設けた錠剤バケット22内には、格
子状に仕切られた複数の分配枡23が形成されている。
各分配枡23には、予め各種錠剤を収容された錠剤バケ
ット22と同様な構成の分配枡24aを有する錠剤トレ
イ24から一斉に錠剤が供給される。そして、錠剤バケ
ット22の領域Aと領域Bとで、分配枡23に収容され
る薬剤の種類が異なっている。本実施形態では、領域A
の分配枡23にはピリン系の薬剤が、領域Bの分配枡2
3には非ピリン系の薬剤がそれぞれ収容されている。各
分配枡23の底板は一端側に位置するものから順に開放
する。なお、各分配枡23には、作業者が開放順序を考
慮して必要な錠剤を必要数だけ手作業にて収容(手撒
き)する必要がある。手撒薬剤供給部6の配設位置は、
薬剤を各分配枡23に手撒き作業しやすいような高さに
配置されている。
ように、第1ホッパー25及び第2ホッパー26がそれ
ぞれ配設されている。各ホッパー25,26は、合成樹
脂材料からなる透明な略四角錐形状である。これによ
り、各ホッパー25,26内を通過する薬剤は、高さ方
向に限られた狭い空間であっても、下方に向かってスム
ーズに落下させることが可能となる。これは、作業性等
の観点から、薬剤自動供給部5及び手巻き薬剤供給部1
の配設位置に制約があるため、高さ方向に限られた狭い
空間に単一のホッパーを配設するだけでは、内面の傾斜
角度を十分に大きくすることができず、薬剤をスムーズ
に落下させることが難しいからである。この点、前記ホ
ッパー25,26によれば、それぞれ限られた領域で落
下する薬剤を回収するだけで済み、内面の傾斜角度を十
分に大きくすることが可能となる。
に、薬剤自動供給部5の右側2列のフィーダ容器10
と、手撒薬剤供給部6の右側の分配枡24とに対応して
設けられている。また、前記第2ホッパー26は、薬剤
自動供給部5の左側3列のフィーダ容器10と、手撒薬
剤供給部6の左側の分配枡24とに対応して設けられて
いる。これにより、第2ホッパー26の内面等にピリン
系の薬剤が残留しても、非ピリン系の薬剤は第1ホッパ
ー25内を通過するので、その表面に付着することを確
実に防止できる。したがって、ピリン系薬剤にアレルギ
ーのある患者にも安心して薬剤を提供することが可能と
なる。
示すように、シャッターガイド27によってスライド自
在にガイドされたシャッター28が配設されている。シ
ャッターガイド27は板状で、下面中央部にはシャッタ
ー28の両側部をガイドするための溝部27aが形成さ
れている。また、シャッターガイド27の一端側には、
前記第2ホッパー26の下端開口部の下方に位置する貫
通孔27bが穿設されている。前記シャッター28は、
前記溝部27aの深さと略同一の厚みを有する板状であ
る。シャッター28には矩形孔28aが形成され、その
内縁に形成されたラック28bにシャッターギア29a
が噛合している。そして、シャッターモータ29を回転
駆動させることにより、シャッターギア29aを介して
シャッター28は図2中矢印X,X’方向に往復移動可
能となっている。
送出案内部31と、この送出案内部31にスライド自在
にガイドされた送出容器32とからなる薬剤送出装置3
0が配設されている。
の側壁外面には長孔33が穿設されている。送出容器3
2には、一端側に上下方向に開口する矩形状の挿通孔3
4が穿設されている。そして、この挿通孔34と送出案
内部31の底面とで送出凹部35が形成されている。ま
た、送出容器32の側面には、前記送出案内部31の長
孔33を介して側方に突出するラック部36が形成され
ている。このラック部36には基台に設けた送出ギア3
7が噛み合い、送出モータ32を回転駆動することによ
り、この送出ギア37を介して送出容器32を図2中矢
印Y,Y’方向に往復移動させる。
用ホッパー38が着脱可能に設けられている。共用ホッ
パー38は、予め2つ用意されており、前記薬剤送出装
置30を介して非ピリン系薬剤を供給する場合と、前記
第2ホッパー26を介してピリン系薬剤を供給する場合
とで交換する。共用ホッパー38の下方開口部は、薬剤
包装部2で形成される薬包の開口に位置している。な
お、前記共用ホッパー38は、内部を分割し、非ピリン
系薬剤とピリン系薬剤で独立した通路を形成することに
より、交換不要としてもよい。
シート39の搬送路に設けられたシート幅方向加熱用の
一対の横加熱用ヒートローラ100と、シート側縁加熱
用の一対の縦加熱用ヒートローラ101とからなる。横
加熱用ヒートローラ100は、扇形に形成された横加熱
面102と直線状に形成された送り面103とを有して
いる。また、各ローラ100,101は、歯車による伝
達機構を介してそれぞれ駆動モータ104に接続されて
いる。薬剤包装部2では、横加熱用ヒートローラ100
の各送り面103を対向させて、縦加熱用ヒートローラ
101を回転した後、横加熱用ヒートローラ100の各
横加熱面102を対向させてシールを行うことにより、
シールを行うまでの包装シート39の移動量を適宜調整
して薬剤分包の大きさを変更できる。このとき、横加熱
用ヒートローラ100の横加熱面に設けたミシン刃10
5により、シールされた薬剤分包に対してミシン目を形
成可能である(必要であれば、特開平8―230832
号公報,特開平9―202301号公報参照)。
斜板41に、振分部材42、巻取部材43、把持部材4
4、及び、結束部材45を設けたものである。
向に沿って斜め下方に向かって形成されている。傾斜板
41の側縁部には直角方向にガイド壁46が形成され、
そこには傾斜板41の傾斜方向に沿って往復移動するガ
イド片47が設けられている。ガイド片47は、略L字
形に突出し、ガイド壁46とで一定包数毎に切断された
短冊状の薬包帯をガイドする。なお、ガイド片47とガ
イド壁46は、薬包帯が上方にはみ出して把持部材44
で把持可能な高さとされている。
折り曲げたもので、傾斜板41の上端縁部側に設けられ
ている。振分部材42は、図示しないモータの駆動によ
り支軸42を中心として回動し、前記薬剤包装部2での
包装形態の違いに応じて、各薬包帯を3方向に振り分け
て搬送する。本実施形態では、例えば3包分単位で切断
した短尺薬包帯を前記ガイド壁46及びガイド片47
に、長尺薬包帯を巻取部材43に、空の薬包帯を結束部
材45側に、それぞれ異なる3方向に振り分け可能であ
る。
部にガイド軸49を有する支持部50をモータ50aに
よって昇降し、図示しないモータによって回転可能とし
たものである。支持部50には支持円盤51が載置さ
れ、その貫通孔51aを前記ガイド軸49が摺動自在に
貫通している。また、支持部50が昇降する傾斜板41
の開口部52には、下方内縁部に止板53が形成され、
支持部50の下動を許容する一方、支持円盤51の下動
を阻止する。巻取部材43は、支持部50を上動位置で
回転させることにより薬包帯をガイド軸49に巻き取
り、支持部50を降下させることにより薬包帯を支持円
盤51に支持してガイド軸49を薬包帯から離脱させ
る。これにより、巻取部材43に巻き取った薬包帯を把
持部材44によって把持して旋回させるだけで、スムー
ズに搬送することが可能となる。
台110と、第1アーム111及び第2アーム112と
を備える。
1移動台113と第2移動台114とからなる。第1移
動台113は、並設されたガイド軸115とスクリュー
軸116とに支持され、モータ117を駆動してスクリ
ュー軸116を回転させると、傾斜板41に対して平行
に往復移動する。第2移動台114も同様に、第1移動
台113に並設されたガイド軸118とスクリュー軸1
19とに支持され、モータ120を駆動してスクリュー
軸119を回転させると、第1移動台113とは直交す
る方向で、傾斜板41に対して平行に往復移動する。こ
れにより、両アーム111,112は、ガイド片47に
よるガイド位置、巻取部材43による巻取位置、後述す
る結束部材45による結束位置に移動可能となる。
台114に設けた回転軸121の先端に、それぞれ支軸
111a,112aを中心として回動自在に取り付けら
れている。両アーム111,112は、モータ122の
駆動により、ギア123a,123bを介して旋回す
る。第1アーム111は板状体で、回動中心である支軸
111aの近傍に押圧受部124を有する。第2アーム
112は、先端に弾性突部125、後端に押圧部126
をそれぞれ有し、モータ127を駆動してロッド128
を伸縮させ、その先端部で前記押圧部126の側縁を押
圧することにより回動する。
いスプリングによって互いの先端部分が接近するように
付勢され、弾性突部125と第1アーム111との間に
薬包帯を把持する。また、両アーム111,112は、
前記モータ127の駆動によりロッド128を伸長さ
せ、第2アーム112の押圧部125を押圧することに
より、第2アーム112のみが回動して第1アーム11
1から離間する第1開放状態(図9(b)参照)と、さ
らに第2アーム112が回動して第1アーム111をも
回動させて開放角度を大きくする第2開放状態(図9
(c)参照)とに開放する。
に、結束テープ63を供給するテープ供給部64と、供
給される結束テープ63を周回させるためのガイド部材
65とを備える。ガイド部材65は、板厚方向に接離可
能な第1ガイド部66と第2ガイド部67からなる。各
ガイド部66,67の中央には、把持部材44によって
把持された包装帯が挿入される矩形孔66a,67aが
それぞれ形成されている。第2ガイド部67の矩形孔6
7aの内縁部は、第1ガイド部66の矩形孔66aの内
縁部に比べて内側に、ほぼ半分の幅寸法で形成され、両
者の間は結束テープ63をガイドするガイド通路となっ
ている。また、ガイド部材65には、供給される結束テ
ープ63を熱溶着する溶着部68が設けられている。
る。
ピュータ等からの処方データに基づいて該当する薬剤を
供給する。自動供給する薬剤であれば薬剤自動供給部5
の各薬剤フィーダ8から、手撒き薬剤であれば手撒薬剤
供給部6から、それぞれ該当する薬剤が排出される。排
出された薬剤が非ピリン系薬剤であれば、第1ホッパー
25から直接共用ホッパー38を介して包装装置に供給
される。ピリン系薬剤であれば、第2ホッパー26を介
して一旦薬剤送出装置30に供給される。薬剤送出装置
30では、送出モータ32を駆動して送出容器32を矢
印Y’方向に移動させ、送出凹部35に収容した錠剤を
共用ホッパー38を介して包装装置に供給する。なお、
ピリン系薬剤を供給する場合と、非ピリン系薬剤を供給
する場合とで、共用ホッパー38を交換する。これによ
り、完全に通路を分離でき、非ピリン系薬剤にピリン系
薬剤の残留粉末等が付着する恐れがなくなる。
された薬剤を1包分ずつ包装する。すなわち、巻回した
長尺な包装シート39を巻き戻し、2つ折りにしなが
ら、横加熱用ヒートローラ100により順次長手方向に
間隔を置いてシールする。そして、前記共用ホッパー3
8を介して側方開口部から薬剤が収容されれば、この側
方開口部を縦加熱用ヒートローラ101によりシールす
る。こうして薬剤を収容して得られた薬包帯は、外来患
者用等では例えば1週間分(21包等)の単位で切断
し、長尺薬包帯を得る。また、入院患者用等では例えば
1日分(3包や4包)の単位で切断し、短尺薬包帯を得
る。
により薬包帯の形態に応じた振分けを行う。なお、薬包
帯の供給形態は、制御部4により、処方データに基づい
て自動的に判断される。例えば、外来患者に投薬する場
合には長尺薬包帯が形成され、入院患者に投薬する場合
には短尺薬包帯が形成されるので、外来か入院かで振分
部材42の振分方向を判断すればよい。
うに、振分部材42を中間位置とし、薬包帯を傾斜板4
1の傾斜方向に沿って真直ぐ移動させる。そして、図1
1(b)に示すように、巻取部材43を駆動し、薬包帯
を両ガイド軸50に巻き取る。巻取部材43は、図11
(c)に示すように、傾斜板41の傾斜方向に沿い、薬
包帯の終端が下方側のガイド軸50に対して巻取方向の
下流側に位置したところで停止させる。これにより、巻
取部材43に巻き取られた薬包帯の終端側が斜め下方に
向かい解けにくくなる。
斜め下方に第2開放状態で位置させておき、巻取りが完
了すれば、図12(a)に示すように、傾斜板41に沿
って上動させる。そして、各アーム111,112が下
方側のガイド軸50を超え、巻き取った薬包帯の両側に
位置した時点で両アーム111,112にて薬包帯を把
持させる。そこで、図12(b)に示すように、前記巻
取部材43を降下させ、把持部材44を旋回させると共
に結束部材45側に移動させる。
部材45のガイド部材65の矩形孔68a,68bに、
前記把持部材44によって把持した薬包帯の中央部を位
置決めする。詳しくは、薬包帯が矩形孔68a,68b
の斜め下方に位置する側縁に当接するように位置決めす
る。そして、テープ供給部64からガイド部材65に結
束テープ63を供給する。供給された結束テープ63
は、ガイド部材65のガイド通路を通過して周回する。
ここで、第2ガイド部67を第1ガイド部66から離間
させ、結束テープ63を巻き戻すことにより薬包帯を結
束し、重なった部分を溶着部68にて熱溶着する。
を回動させることにより第1開放状態とし、結束部材4
5から離間する方向に移動させる。そして、図12
(c)中、2点鎖線で示すように、旋回させることによ
り、第1アーム111の平坦部分で薬包帯を押し出し、
図示しない取出口から排出する。
示すように、振分部材42をガイド壁側に旋回させる。
また、短尺薬包帯の切断長さに応じてガイド片47を移
動させる。さらに、把持部材44を第1開放状態でガイ
ド片47の近傍に移動させる。そして、短尺薬包帯が移
送されてくる毎に、第2アーム112を回動させ、ガイ
ド壁46に沿って整列させる。これにより、短尺薬包帯
の移送がスムーズに行うことが可能となる。所望の短尺
薬包帯の移送が完了すれば、図13(b)に示すよう
に、把持部材44にてこれらを把持し、前記同様、結束
部材45に搬送し、中央部を結束した後、排出する。
うに、振分部材42を結束部材45側に旋回させる。空
の薬包帯は、患者が異なった場合等、連続して分包する
のが好ましくない場合に形成するものである。例えば、
処方データが異なれば、空の薬包帯が形成されると判断
し、振分部材42を結束部材45側に旋回させる。な
お、振分部材42から結束部材45の矩形孔68a,6
8bに至る経路には、案内通路を形成するのが好まし
い。
より、2つの薬剤供給経路を形成するようにしたが、3
経路以上とする必要がある場合には、前記ホッパー1
8,19はその経路数に応じて設ければよい。この場
合、薬剤送出装置30には、例えばベルトコンベア等を
使用するのが好ましい。
に係る薬剤分包装置によれば、判別手段で判別した薬包
帯の供給形態に応じて把持手段を構成するアームの開度
を変更可能としたので、種々の形態の薬包帯を適切に把
持することができる。そして、移送手段を駆動すること
により、所望の場所に簡単に搬送することができる。し
たがって、薬包帯の搬送機構を簡素化することが可能と
なる。
場合、順次アームを開閉することにより、各短尺薬包帯
を積層状態とできるので、断続的に供給される薬包帯を
確実に所定の位置で把持することが可能となる。
形成し、移送手段によって把持手段を旋回可能としたの
で、新たな機構を必要とすることなく、押圧面によって
結束した薬包帯を適切に排出することが可能となる。
である。
る。
平面図(b)である。
放状態を示す部分正面図(b)、及び、第2開放状態を
示す部分正面図(c)である。
る。
る。
(a),(b)及び空の薬包帯の排出状態を示す概略図
(c)である。
Claims (3)
- 【請求項1】 処方データに基づいて該当する薬剤を供
給し、1包分ずつ分割して包装することにより薬包帯を
形成する薬剤分包装置において、 前記処方データに基づいて形成される薬包帯の供給形態
を判別する判別手段と、 該判別手段で判別した薬包帯の供給形態に応じて開度を
変更可能な第一アーム及び第二アームからなる把持手段
と、 該把持手段により前記薬包帯を把持して結束位置に移送
する移送手段とを設けたことを特徴とする薬剤分包装
置。 - 【請求項2】 前記把持手段は、長尺薬包帯が巻取状態
で供給される場合、アーム間を最大開度として薬包帯に
接近させ、これを把持する一方、 複数の短尺薬包帯が順次供給される場合、アーム間を通
常開度として供給位置に待機させ、順次アームを開閉す
ることにより、各短尺薬包帯を積層状態とした後、把持
することを特徴とする請求項1に記載の薬剤分包装置。 - 【請求項3】 前記把持手段の一方のアームは押圧面を
有する一方、前記移送手段は、前記把持手段を旋回させ
ることにより、前記結束位置で結束した薬包帯を前記押
圧面で押圧して排出することを特徴とする請求項1又は
2に記載の薬剤分包装置。
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