JP2020018683A - 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法 - Google Patents

分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020018683A
JP2020018683A JP2018145844A JP2018145844A JP2020018683A JP 2020018683 A JP2020018683 A JP 2020018683A JP 2018145844 A JP2018145844 A JP 2018145844A JP 2018145844 A JP2018145844 A JP 2018145844A JP 2020018683 A JP2020018683 A JP 2020018683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medicine
packaged
unit
package
blade
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018145844A
Other languages
English (en)
Inventor
大村 司郎
Shiro Omura
司郎 大村
繁幸 山本
Shigeyuki Yamamoto
繁幸 山本
山本 拓
Taku Yamamoto
拓 山本
稔 廣瀬
Minoru Hirose
稔 廣瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tosho Inc
Original Assignee
Tosho Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tosho Inc filed Critical Tosho Inc
Priority to JP2018145844A priority Critical patent/JP2020018683A/ja
Publication of JP2020018683A publication Critical patent/JP2020018683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】薬剤が収容され、1個包間にミシン目が入れられた連続した分包薬剤を所定数(例えば1日3包、又は1日4包)単位で折畳むことができる分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法を提供する。【解決手段】薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れる受入れ部と、前記受入れ部で受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折り畳む揺動折畳み部と、前記揺動折畳み部により折畳まれた分包薬剤を収納する集積部と、を有する。【選択図】図17

Description

本発明は、薬剤が1個包分ずつ収納された分包薬剤を受け入れて所定数の個包単位で折り畳む分包薬剤折り畳み装置、薬剤を1個包分ずつ供給して連続した分包薬剤を作成し、所定数の個包単位で折畳む薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法に関する。
薬剤調剤業務の自動化のために薬剤分包装置が開発され実用に供している。このような薬剤分包装置の例として特許文献1記載のものがある。
すなわち、予め二つ折りした長尺の分包帯を巻回した分包帯ロールを装置内に保持し、この分包帯を先端から順に送り出す。この分包帯に印刷機構により情報を印字するとともに、印字された分包帯間に薬剤投入ホッパによって薬剤が投入され、シール機構によって1個包ごとに密封される。密封された分包帯は処方単位や調剤単位の同じ一連の区分収納室(個包)の間にはミシン目が形成されるとともに、処方単位や調剤単位の切り替わりでは分包帯が切り離されて一連の分包帯が形成される。そして、ミシン目が入れられた分包帯は、排出ベルトによって分包装置から排出されて受け箱に収容される。
特開2011−120847号公報
特許文献1記載の装置では、薬剤が収納された一連の分包帯は受け箱に収容されるのみであるので、分包装置の操作者は分包帯を適宜折畳んで薬袋に入れて服用者に渡すこととなる。折畳みの際に、折畳み位置が不規則であると薬袋が厚くなるだけではなく、分包帯に印刷された服用情報も見づらいものとなる。
分包帯は1日3包(朝・昼・晩)の服用順に連なっており、折畳み位置が不規則であると服用順を間違えてしまう等の虞もある。
本発明が解決しようとする課題は、薬剤が収容され、1個包間にミシン目が入れられた連続した分包薬剤を所定数(例えば1日3包、又は1日4包)単位で折畳むことができる分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の分包薬剤折畳み装置は、薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れる受入れ部と、前記受入れ部で受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折り畳む揺動折畳み部と、前記揺動折畳み部により折畳まれた分包薬剤を収納する集積部と、を有する。
また、本発明の薬剤分包装置は、装置内に予め収納された連続した分包用紙に1個包分ずつに区分するヒートシール部を形成するとともに、前記ヒートシール部が形成された分包用紙間に薬剤を1個包分ずつ供給して収納する薬剤分包部と、前記薬剤分包部で薬剤が収納された連続した分包薬剤のヒートシールされた部分に、分包薬剤の搬送方向と直交する方向の両端部にカット部を有するミシン目を形成するミシン目形成部と、前記ミシン目形成部によって1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れる受入れ部と、前記受入れ部で受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折畳む揺動折畳み部と、前記揺動折畳み部により折畳まれた分包薬剤を収納する集積部と、を有する。
さらに、本発明の分包薬剤の製造方法は、薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れ、前記受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折畳み、前記折畳まれた分包薬剤を集積部に収納する。
実施形態の散薬自動分包機の円盤配分部の平面の断面図。 実施形態の散薬自動分包機の落下ホッパの上昇位置を示す正面の断面図。 落下ホッパの構造と動作概要を示す図。 実施形態の散薬自動分包機の落下ホッパの下降位置を示す正面の断面図。 実施形態の散薬自動分包機の印刷包装機部の平面の断面図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが開いた状態を示す図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部との間に分包用紙が搬送されている状態を示す図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが開いた状態で刃収納部のカバーを外した図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが閉じてミシン目を作成している状態を示す図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが閉じてミシン目を作成している状態の刃収納部のカバーを外した図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが閉じて分包用紙を切断している状態を示す図。 実施形態のミシン目作成装置の斜視図で、刃収納部と刃受け部とが閉じて分包用紙を切断している状態の刃収納部のカバーを外した図。 実施形態のミシン目作成装置のミシン刃の形状と移動距離を説明するための図。 実施形態のミシン目作成装置のミシン刃の形状を説明するための図。 実施形態のミシン目作成装置のミシン刃の形状と分包用紙との関係を説明するための図。 実施形態の散薬自動分包機で製造された分包薬剤の例を示す図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の斜視図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の上面図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の上面図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の背面図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の側面図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の4包を1列として折畳む際の上面図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置の変形例の斜視図。 実施形態の分包薬剤折畳み装置のさらに他の変形例の斜視図。
以下、実施形態に係る散薬自動分包機を、図面を用いて説明する。
以下の説明では散薬自動分包機を例にとって説明するが、本発明は散薬自動分包機に限定されるものではなく、錠剤自動分包機にも適用可能である。また、特許第6255528号公報や特開2000−24087号公報に記載されたような複数の薬剤を1つの個包に分包する薬剤分包装置にも適用可能なことは勿論である。
図1は本実施形態の散薬自動分包機の平面図、図2は散薬自動分包機の正面図である。筐体10の中間台11の上部には薬剤供給部である円盤配分部100、中間台11の下部には、薬剤包装部である印刷包装機200が配置され、印刷包装機200の横には後に詳述する分包薬剤折畳み装置500が連接して配置されている。また300は落下ホッパであって、円盤配分部100から放出される散薬をこの落下ホッパ300の内面側を通して、印刷包装機200側に導入する働きをなすものである。
円盤配分部100には2組の配分部が設けられている。円盤配分部100において、101は着脱自在な散薬カセットで、事前に別の場所で、当該処方に必要な分量の散薬が装填され、係員の手動操作か、図示しないロボットアーム等の自動装置によって、別の棚から振動台102に載置される。振動台102は、図示しない電磁石などによって振動を発生させ、この振動力を散薬カセット101に伝達させることで、散薬カセット101内の散薬を振動輸送し、矢印103の方向に散薬を少量ずつ落下させるものである。
104は水平に配置された配分円盤で、大きな円輪がステッピング・モータ105によって、歯車106を介して矢印104a方向に回転させられるようになっている。さらに配分円盤104の外周方向の上面には円弧状凹面107を形成していている。ここで、ステッピング・モータ105を連続的に回転しながら、振動台102を駆動すると、散薬が配分円盤104の円弧状凹面107に少量ずつ落下して、ドーナツ状の散薬の山P1を形成することができる。この動作を「円周撒き動作」と呼ぶこととする。
また、108は掻き出しディスク部で、レバー108aが軸109を中心にして上下に回動できる。このレバー108aの先端には、その円周外周がシリコンゴム製のディスク110が取り付けられ、モータ111で矢印110a方向に回転可能である。このディスク110は2枚の円板の間に羽根が設けられた水車状の形状である。なお、このディスク110の円板の直径は、円弧状凹面107の凹面の直径と同一である。
先の「円周撒き動作」の場合は、このディスク110は上方に回動して待避していて、ドーナツ状の散薬の山P1の形成を妨げない。次に「1包分配分動作」時は、掻き出しディスク部108のディスク110が下方に回動して、ディスク110が、円弧状凹面107に隙間なく密着する。この状態で、モータ111を駆動するとディスク110の円板に設けられた羽根によって円弧状凹面107の上の散薬が落下ホッパ300に掻き落とされる。そして、ステッピング・モータ105を所定角度Rだけ回転させると、その角度分の散薬の量が、落下ホッパ300側に払出される。ここで、先の所定角度Rとは、別に処方箋から指定される1個包に包装すべき用量分の角度である。
例えば、処方箋で、ある散薬を1個包あたり1gで36個包作成する場合にあっては、事前に散薬カセット101に36gの散薬を装填しておき、これを「円周撒き動作」で、全量をドーナツ状に均一に撒く。次に「1包分配分動作」で、ディスク110を回転させながら、ステッピング・モータ105を10度回転させると、正しく1個包分の1gの散薬が落下ホッパ300に払出させることができるものである。このような円盤配分部100と落下ホッパ300で薬剤供給部を構成する。
円盤配分部100には、左右に対称形に、2組の円盤部112aと112bが配置しているが、これは、一方の円盤部112aで「円周撒き動作」しているときは、他方の円盤部112bが「1包分配分動作」を出来るようにして、複数の連続する処方において無駄時間がなく、連続的に分包できるようにするためのものである。
図3は落下ホッパ300の形状と動作の概要を示すものである。落下ホッパ300は上ホッパ301と下ホッパ302の二重構造となっており、上ホッパ301の下開放部303を開閉自在なシャッタ304で閉鎖している。上ホッパ301の上端は、円盤配分部100からの散薬を受け入れる上開口部300aが形成されている。下ホッパ302の下端部は図3(a)(b)に示すように楔状に形成され、両端に突部である爪部305a、305bが形成され、その間に散薬を払出す凹部(下開口部)305cが形成されている。この落下ホッパ300は全体として上下移動できるようになっている。そして、「1包分配分動作」で、円盤配分部100から散薬を払出すタイミングでは、図3(a)(b)の上位置に位置する。この時、シャッタ304は図3(b)の側面図に示すように閉鎖しているので、落下した散薬は一旦このシャッタ304上に保持される。
このとき落下ホッパ300の下端の左右の爪部305aと305bは、搬送される谷折り状に二つ折された分包用紙Bの開放端B1にその先端を入れ込んでいる。
散薬の放出時は図3(c)のように、落下ホッパ300全体を下方に移動するが、左右の爪部305a、305bと楔状の形状が、落下ホッパ300が分包用紙B間に進入するときのガイドの働きをしている。この状態でシャッタを304aのように開くと、散薬は分包用紙Bの内部に収納されるものである。その後、落下ホッパ300は図3(b)の位置まで上昇する。
次に、図4と図5を用いて印刷包装機200の構成と動作を説明する。図4は散薬分包機及び分包薬剤折畳み装置500の正面の断面図であって、図2で上方に位置していた落下ホッパ300は、下方に移動した状態を示している。図5は印刷包装機200及び分包薬剤折畳み装置500の上面の断面図である。201は分包用紙収納部としての分包用紙ロールであって、熱接着性を持つ二つ折りした用紙が谷折側を下にして、リールに巻き上げたものであり、下段台12の上に設置されている。リールの外周側の用紙先端から引き出された分包用紙は、一点鎖線B2からB3のような経路で搬送路を搬送されるようになっている。202は印刷部で、インクリボン203、感熱印刷ヘッド204、プラテンローラ205等によって構成され、分包用紙Bの表面に、1包分ずつの処方情報を印字するものである。
206は下段台12上に設けられたヒートシール部である縦シール機構で、分包用紙Bを前後(図5では上下)から熱板によって圧接することで、207aのように縦方向のシールが行われることで1個包分ずつに区分する。1個包分移動した位置での縦シールを207bに示すが、分包用紙Bの上開放端208はシールしないようになっている。これは、図3(a)のように、落下ホッパ300の爪部305a、305bが、分包用紙B間に挿入した状態で、分包用紙Bを搬送できるようにするためである。次に配置される落下ホッパ300の奥側には落下ホッパ洗浄装置310が取り付けられている。この落下ホッパ洗浄装置310については、本発明と直接関係しないので詳細な説明は省略する。
次の209は横シール機構で、分包用紙Bを前後から熱板によって圧接することで、210のように横方向と縦方向の未シール部分とのシールが行われる。先の縦シール207と横シール210とによって、分包用紙Bは1個包としてシールされるものである。なお、図では省略しているが、縦シール207はミシン目が形成される部分をシールせずに、ミシン目形成部を挟んだ両側をシールするようになっており、詳細は後述する。円盤配分部100、落下ホッパ300、縦シール機構206及び横シール機構209等で薬剤分包部を構成する。
211及び212は駆動ローラであって、印刷部202のプラテンローラ205と同期駆動され、分包薬剤Cの上端部分を両面から挟持して回転することにより、1個包分ピッチB4の距離を、1工程として駆動される。なお、薬剤を収納する前のものを分包用紙と呼び、薬剤が収納されたものを分包薬剤と呼ぶこととする。
400はミシン目作成装置で、縦シールされた部分の中間に設けられた非シール部に、縦方向のミシン目を形成することにより、服薬者が分包薬剤Cを1個包ずつに分離しやすくなっている。なお、図2及び図4に示す縦方向の破線はミシン目ではなく、1個包の境目を示したものである。また、図2及び図4においては、説明を判りやすくするために落下ホッパ300より下流側の縦シールの記載は省略している。
なお、落下ホッパ洗浄装置310の補機として、集塵ブロア320と、圧縮空気発生コンプレッサ330が、筐体後方に配置されて、それぞれ、落下ホッパ洗浄装置310の空気源として利用される。
また、ミシン目作成装置400の下流側には、ミシン目が形成された連続した分包薬剤Cが駆動ローラ212によって分包薬剤Cの折畳み装置500に送り込まれるようになっている。分包薬剤Cの折畳み装置500については、後に詳述する。
以下、図6〜図15を用いてミシン目作成装置400の構成と動作について説明する。図6はミシン目作成装置の斜視図であり、刃収納部402と刃受け部404とが開いている待機状態を示す図で、図7は刃収納部402と刃受け部404との間に分包薬剤Cを挿入した状態を示す図である。分包薬剤Cは刃収納部402と刃受け部404との中間に位置するように刃収納部402と刃受け部404とが配置されている。図8は刃収納部402のカバーを外した状態を示す図である。
図4及び図5に記載された下段台12にはモータ用ベース406が固定され、このモータ用ベース406にはステッピング・モータ408が固定されている。また、下段台12にはミシン刃ユニット401のベース410が固定されている。
ミシン刃ユニット401のベース410には刃収納部402が固定された支持部428が摺動自在に設けられている。また、ベース410には刃受け部404が固定された支持部424が摺動自在に設けられ、支持部424に固定されたスライド軸422と一体になって摺動するものである。そして、支持部424と支持部428とは互いに接離する方向に摺動自在である。これら支持部424と支持部428との間にはスプリング426が設けられ、互いに離間する方向に付勢されている。
刃収納部402の支持部428の内部にはシャフト434がスライド自在に設けられ、このシャフト434の左端にはミシン刃432が固定されている。そして、ミシン刃432は刃収納部402の2枚のカバーの間に、ミシン刃432が刃収納部402から突没する方向にスライド自在に設けられている。
ステッピング・モータ408の図示しない軸とカムシャフト412に固定されたプーリ414との間にはタイミングベルトが掛け渡され、ステッピング・モータ408が回転することによりカムシャフト412が回転するようになっている。
また、カムシャフト412には3つのカム板416,418,420が固定されている。最下段の第1のカム板416は刃受け部404を駆動するもので、第1のカム板416を回転することで図示しないカムフォロワによってスライド軸422を図中右方向に引き寄せる。スライド軸422には刃受け部404が固定された支持部424が接続されているので、刃受け部404も図中右方向に引き寄せられる。
下から2段目の第2のカム板418は刃収納部402を駆動するもので、カム板418を回転することにより刃収納部402が固定された支持部428に取付けられたカムフォロワ430を図中、左方向に駆動するものである。したがって、ステッピング・モータ408を回転することによって刃収納部402と刃受け部404とが互いに接触する方向に移動して分包薬剤Cを挟持する。カム板416と418の形状はそれ以上回転しても刃収納部402と刃受け部404とは移動せず、分包薬剤Cを挟持したままである。このようにカム板416による刃受け部404の駆動機構、及びカム板418による刃収納部402の駆動機構で第1の駆動部を構成している。
さらに最上段の第3のカム板420はミシン刃432駆動用のもので、シャフト434に固定されたカムフォロワ436が第3のカム板420に接触している。そして、ステッピング・モータ408が回転することによって第3のカム板420が回転し、カムフォロワ436を押すことによりシャフト434を図中左側に駆動する。その結果、シャフト434に固定されたミシン刃432が刃収納部402から刃受け部404側に突出して、分包薬剤Cにミシン目を形成するものである。カム板420によるミシン刃432の駆動機構が第2の駆動部を構成する。
ミシン刃ユニット401の待機状態を図8に示す。図8(a)に示すようにミシン刃ユニット401の待機状態ではミシン刃432は刃収納部402のカバー内に没した状態である。このときのカム板420とカムフォロワ436の状態を図8(b)に示すが、カムフォロワ436がカムシャフト412に最も近い位置にある。
次に、ステッピング・モータ408が回転して分包薬剤Cにミシン目を形成している状態を図9及び図10に示す。図9及び図10に示すように第1のカム板416及び第2のカム板418が回転することにより、刃収納部402と刃受け部404とは接触して分包薬剤Cを挟持した状態となる。なお、図9及び図10では分包薬剤Cの記載は省略している。分包薬剤Cにミシン目を形成する状態ではカム板420は図9(b)に示すようにカムフォロワ436を押し込んでおり、図10に示すようにミシン刃432の先端が刃受け部404内に突出した状態となる。
分包薬剤Cにミシン目を形成した後は、ステッピング・モータ408が逆転することにより、カム板420が図9(b)の状態から逆転して図8(b)に示す待機位置に戻る。このような動作によって分包薬剤Cにミシン目を形成すると、次の個包を形成するために駆動ローラ211によって分包薬剤Cの搬送が行われる。なお、ミシン目の形成と同期して縦シールの形成、薬剤の供給、横シールの形成が行われる。これは、ミシン目の形成時には分包用紙Bが停止した状態にあり、分包用紙Bの停止した状態での作業である縦シールの形成、薬剤の供給、横シールの形成が行われるものである。以上の動作で1個包分のサイクルが終了する。
ここで、薬剤の処方は服薬者に対して、例えば朝昼晩で2週間分42回分を処方する。1人の服薬者に対する42回分の個包の間はミシン目を入れ、1人の服薬者に対する個包が完了した段階ではミシン目ではなく、分包薬剤Cを切断することにより処方薬を放出する必要がある。
このため、本実施の形態では、ミシン目作成装置400によって分包薬剤Cの切断も行うようになっている。図11及び図12に示すように、カム板420が図9(b)のミシン目を形成する状態を越えて、ステッピング・モータ408をさらに回転させ、カム板420を図11(b)に示す位置まで回転させる。すると、カムフォロワ436はカムシャフト412から最も離れた位置まで押される。これによりミシン刃432がさらに突出してミシン刃432の基部まで刃受け部404内に突出する。これにより、分包薬剤Cはミシン刃432により切断されることになる。なお、分包薬剤Cの切断後はカムシャフト412の回転を戻すことなく、1回転させるのみでよい。
次に、ミシン刃432の形状と移動量とを図13に示す。
ミシン刃432はシャフト434への固定部432a、刃の基部432b、及び刃の基部432bから突出して設けられた刃先部432cとからなる。刃先部432cの先端に山形の刃先が形成された複数の刃片432dが、隣接する刃片432dとの間に所定の間隔を設けて形成されている。刃片432dと刃片432dとの間には3箇所に、刃先部の厚さtよりも刃幅の広い横刃片が設けられているが、図13(a)、(b)では省略している。そして各刃片432dの先端までの長さは中央部の刃片が最も長く、端部に行くにつれて徐々に長さが短くなっている。各刃片432dの先端を結ぶ直線L1と基部の先端に平行な直線L2とのなす角度θは約4度の角度が設けられている。これにより、分包薬剤Cにミシン目を形成する際は、カット部が中央の刃片432dから徐々に端部の刃片432dへと移るので、ミシン刃432の移動に要する駆動力も小さいもので済む。
また、ミシン刃432の長さ方向の端部、すなわち分包薬剤Cの搬送方向に直交する方向の端部の刃片432e、432eの刃幅は内側の刃片432dの刃幅よりも大きく形成されている。そして分包薬剤Cの幅は図13(b)に記号Wと記載したように、分包薬剤Cの端部が、ミシン刃432の端部の刃片432e、432eの位置になるように構成されている。従って、分包薬剤Cの搬送位置がずれても、分包薬剤Cの端部に、服薬者が個包を切り離すときの切断開始部(カット)を確実に形成でき、服薬者が容易に分包薬剤Cを切り離すことができる。
図13(b)にミシン刃432によるミシン目形成と分包薬剤Cの切断のときのミシン刃432の突出距離を示す。ミシン目形成時にはミシン刃432の刃先部432cの中間部であるMの位置まで刃受け部404にミシン刃432が突出する。また、分包薬剤Cの切断時は刃先部432cの位置を越えた刃の基部432bの位置Cまで刃受け部404にミシン刃432が突出する。このように構成することによって分包薬剤Cの個包間へのミシン目の形成と、1処方間の分包薬剤Cの切断とがミシン刃432の突出量を変えることによって達成することができるものである。
次に、ミシン刃432の刃片432d間に横刃片を挿入することによる、十字カット刃について図14及び図15を参照して説明する。図14(a)は斜視図、(b)は左側面図、(c)は正面図、(d)は上面図をそれぞれ示している。
すなわち、ミシン刃432の、図14で上から5枚目と6枚目の間、8枚目と9枚目の間、及び11枚目と12枚目の間の3箇所には、横刃432gが挿入されている。この横刃片432gは刃片432dの厚さtよりも刃の幅が広く形成されており、各刃片432dの間に圧入されるとともに、横刃432fの基部側に設けられた溝部にミシン刃432の基部432bが圧入されることにより保持されている。このように構成されたミシン刃432とすることにより、ミシン目が形成されるとともに、分包薬剤Cが各個包に分離されたときに各個包を開封するときの切断開始部(カット)を形成するものである。
横刃432gの挿入位置と枚数は上述の例に限定されるものではなく、刃片432dの間であればどの位置にも挿入できるものである。特に各個包に収納される散薬の量が少ないときは、各個方の下のほうの十字カット位置で開封したほうが飲み残しの量が少なくなるので、それを考慮して挿入する位置、枚数を選択することができる。
図15(a)にミシン刃432と分包薬剤Cとの関係を例示する。図15(a)に示すように、分包薬剤Cのシール部(斜線部)は、縦シール機構206によって、ミシン目形成部(非シール部)を例えば4mm残して形成され、ミシン目はこの非シール部に形成される。そして、例えば、分包薬剤Cの幅、すなわち、搬送方向と直交する方向の幅が例えば70mmであると仮定すると、ミシン刃432の長さを分包薬剤Cの幅よりも大きい75mmとする。これにより、分包薬剤Cの端部はミシン刃432の端部の刃片432eに対向するようにでき、その結果、分包薬剤Cの両端部に切断開始部(カット)C1を形成することができる。このように分包薬剤Cの両端部に切断開始部(カット)C1を形成することにより、連続した分包薬剤Cをミシン目に沿って1日3包(朝・昼・晩)ごとに折畳んで保管するような場合に、その折目がしっかり付け易いので、全て折畳んだときの外観がきちんとなる。
また、図15(b)に示すように、横刃の刃幅をミシン刃432の厚さt=1mmよりも大きい4mm程度とすることにより、分包用紙Bの非シール部の幅4mmに亘って十字カット部B2を形成することができ、個包の開封のときの切断開始部となる。よって、患者・利用者による開封が容易な分包薬剤Cを提供できるものである。
なお、図16は製造された分包薬剤Cの断面図の例を示すもので、例えば、上端から20mmの位置から、9mm間隔で3個の十字カット部形成した例を示している。
なお、本実施形態では、分包用紙Bを水平方向に搬送し、搬送方向に沿って、縦シール部206、薬剤供給部である落下ホッパ300、横シール部209、搬送ローラ211及びミシン目作成部400を配置したが、分包用紙Bを搬送方向に向かって下方に傾斜した搬送路に沿って搬送するように構成すれば、縦シール部は薬剤供給部の下流側に設けることも可能である。
次に、分包薬剤Cの折畳み装置500について、図17乃至図21を用いて説明する。図17は折畳み装置500の斜視図であり、図18は新たな分包薬剤Cが搬送されてきたときの平面図である。また、図19は分包薬剤Cの折畳み過程を示す平面図、図20は折畳み装置の背面図、図21は折畳み装置の側面図である。
図17乃至図21に示すように、折畳み装置500は薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤Cを印刷包装機200から搬送する搬送ローラ502を有する。分包薬剤Cは、図5に示すミシン目形成装置400によって、図15に示すように分包薬剤Cの搬送方向と直交する方向の両端部、すなわち、立位に搬送される分包薬剤Cの上下端部にカットC1を有するミシン目C2が形成されたものである。この搬送ローラ502によって搬送される分包薬剤Cは、一対の受入れローラ504(受入れ部)によって分包薬剤Cの上端部を挟持され、分包薬剤を立位状態で搬送されて折畳み装置500に受入れられる。搬送ローラ502及び受入れローラ504は図示しない駆動モータにより回転駆動されるものである。
受入れローラ504の下流側には揺動折畳み機構506(揺動折畳み部)が設けられている。この揺動折畳み機構506は、支点ギヤ508とこの支点ギヤ508と同軸に設けられ、支点ギヤ508と一緒に回動する揺動アーム510とを有する。この揺動アーム510の回動支点から離れた端部には回転自在に設けられた1対の揺動ローラ512と、揺動アーム510に固定され、揺動ローラ512を回転駆動するステッピング・モータ514とが設けられている。さらに揺動アーム510には図18に示すように、受入れローラ504と揺動ローラ512との間に設けられ、搬送される分包薬剤Cの両面をガイドする一対のガイド板516が設けられている。このガイド板516には搬送されてくる分包薬剤Cの先端を検出するセンサ518が設けられている。また、揺動折畳み機構506には支点ギヤ508を正逆方向に回動駆動するステッピング・モータ519を有している。
揺動折畳み機構506の下流側には分包薬剤Cを収納する集積部520が設けられている。この集積部520は、左右一対の側板522a、522bと、これらの側板522a、522bの入口側に一体に形成されたガイド部522c、522dを有する。集積部520の下側には駆動ローラ524と従動ローラ526との間に掛渡され、収納される分包薬剤Cの下端を支持して搬送する一対の床ベルト528a、528bが設けられている。駆動ローラ524の軸には駆動用モータ530が設けられている。また、集積部520には内部に立位状態で収納される分包薬剤Cの倒れを防止するバックアップ板532が設けられ、このバックアップ板532は床ベルト528a、528bに固定され、床ベルト528a、528bとともに同期して移動可能である。なお、534は床ベルト528a、528b間に設けられたバックアップ板532のガイドレールである。
ガイド部522c、522dには、ガイド部522c、522dに形成されたスリットから集積部520内に一部が突設され、集積部520に収納された分包薬剤Cの圧力によって回動させられるレバー536a、536bと、このレバー536a、536bの回動を検出するためのセンサ538a、538bが設けられている。これらのレバー536a、536b及びセンサ538a、538bで圧力検出器を構成している。なお、図17ではレバー536b及びセンサ538bの記載を省略している。
また、540は側板522a、522bの移動ガイドレールで、後述するように側板522a、522bの位置を移動して固定することにより、3包を1列として折畳む位置と、4包を1列として折畳む位置とで固定位置を変更可能としている。
次に、このように構成した分包薬剤の折畳み装置500の動作について説明する。この例では1個包の長さが80mmの分包薬剤Cを3包1列として折畳む例について説明する。
図18に示すように分包薬剤Cの先端が受入れローラ504を介してガイド板516間に搬送されてくる。分包薬剤Cの先端がガイド板516のセンサ518によって検出されると、ステッピング・モータ519が第1の方向に駆動され、揺動アーム510は一方の側板522a側に回動され、搖動ローラ512の位置と分包薬剤の送出し方向が側板522a側に向けられる。この状態でステッピング・モータ514が回転駆動され、揺動ローラ512も回転させられると、図19に示すように分包薬剤Cの先端が側板522a方向に送られる。そして、分包薬剤Cの先端が側板522aに届くための距離分だけステッピング・モータ514が回転駆動されると、ステッピング・モータ519が第1の方向とは逆の第2の方向に回転駆動される。すると揺動アーム510は他方の側板522b側に徐々に向けられ、この揺動アーム510の揺動とともに揺動ローラ512の位置と分包薬剤Cの送り出し方向も変更される。その結果、分包薬剤Cはバックアップ板532に沿って送り出される。
この送り出し量が、3個包分、すなわち80mm×3列=240mm送り出すと、3包目と4包目の間のミシン目が側板522bに届き、図17に示す状態となる。このように240mm送り出したところで、ステッピング・モータ519の回転方向をさらに逆転させて揺動アーム510を反対の側板522a側に向けるように駆動する。これを繰返すことにより分包薬剤Cを3包1列に折畳むことができるものである。
なお、この折畳みの途中で、集積部520に送り込まれた分包薬剤Cの圧力によってレバー536a又は536bが押されて回動させられる。このレバー536a又は536bの回動がセンサ538a又は538bによって検出されると、その検出信号によってモータ530が駆動され、床ベルト528a及び528bとバックアップ板532とを集積部520の入口から離れる方向に同期して移動させられる。これによって集積部520の入口部に分包薬剤Cの進入空間を形成することができるものである。
このように、連続した分包薬剤Cを搖動ローラ512で挟持して送るとともに、3包の長さ分送るごとに搖動アーム510の搖動方向を変更することにより、搖動ローラ512の位置と分包薬剤Cの送り出し方向を変更し、3包ごと、すなわち1日分づつに折畳むことができるものである。特に、分包薬剤Cの搬送方向と直交する方向の両端部にはミシン目のカットが形成されているのでミシン目の部分できれいに折畳むことができるものである。しかも分包薬剤Cは立位状態で搬送され、集積部520でも立位状態で収納されるので、先に出来上がった分包薬剤Cを上方から取出せるので取出し易いものである。
処方箋の内容によっては、1日3包服薬するケースと、1日4包服薬するケースとがある。1日に1列分の分包薬剤を服薬するようにするためには、4包を1列に折畳む必要も生じてくる。このため、本実施の形態では、3包1列で折畳んだり、4包1列で折畳んだりできるようになっている。
図17に示すように、移動ガイドレール540が設けられており、この移動ガイドレール540に沿って、側板522a、522bをそれぞれ40mmだけ広がる方向に移動させて固定できるようになっている。側板522a、522bを移動させて固定した状態を図22に示す。3包1列で折畳むときは図18に示すように側板522a、522bの間隔は240mmであるのに対して、4包1列のときは側板522a、522bの間隔が320mmとなるように側板522a、522bを移動させて固定する。
そして、搖動アーム510の搖動方向の変更も、搖動ローラ512によって4包の分包薬剤Cを送る距離である320mm送るごとに搖動方向を変更することにより4包1列に折畳むことができるものである。なお、上記の例では側板522a、及び522bをそれぞれ40mm移動させたが、いずれか一方の側板のみを80mm移動させて固定するようにしても良い。
実施形態の分包薬剤折畳み装置500は、複数の処方箋に対応した分包薬剤Cを折畳み、集積部520内に収納できるようになっている。このため、変形例として集積部520内で各処方箋ごとの分包薬剤の区分けが明確にできるようになっている。
すなわち、図23に示すように集積部520の側板522aに隣接して、側板522aには棒部材550が設けられている。そして、この棒部材550には複数枚の仕切り板552が摺動かつ回動可能に設けられている。1処方箋の分包薬剤Cの折り畳みが完了するごとに操作者が1枚の仕切り板552を回動させて、集積部520に収納された分包薬剤Cと次の処方箋の分包薬剤Cとの間に入れる。分包薬剤Cが集積されるごとに床ベルト528a、528b及びバックアップ版532が移動されるが、床ベルト528a、528b及びバックアップ版532の移動とともに、仕切り板552も移動する。従って、集積部520内で複数の処方箋に対応して分包薬剤Cが明確に区分けすることができる。
また、図24に他の変形例を示す。すなわち、集積部520に収納された分包薬剤Cを把持して取出す取出し装置560がさらに設けられている。服薬する薬の量は処方箋で正確に決められており、その処方箋に基づいて薬を分包しているが、何らかの事情で薬の量が異なることがあり得る。このような処方箋と異なる内容の分包薬剤を服用者に渡すことは好ましくない。このため、折畳まれて集積部520に収納された分包薬剤Cを取出して秤に載せることによって処方箋の内容と同じ重量であるかを確認できるようになっている。
図24に示すように、集積部520内に収納された分包薬剤Cを把持するキャッチャ562とこのキャッチャ562を持上げるZ軸レール564と、キャッチャ562及びZ軸レール564を一緒にX軸方向に移動させるX軸レール566とを有する重量測定装置がさらに設けられている。そして、キャッチャ562で把持して取出した分包薬剤CはX軸レール566に沿って搬送され、集積部520に隣接して設けられた秤570に載せられて重量が測定される。測定された重量が処方箋の内容と同じ重量であれば服用者に渡し、万が一処方箋の内容と異なる重量であれば破棄に回して、当該処方箋の内容で再度分包薬剤を作る。
これによって精度の高い薬剤分包装置を提供することができるものである。
本発明のいくつかの実施形態、変形例を説明したが、これらの実施形態、変形例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態、変形例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100・・・円盤配分部(薬剤供給部)
200・・・印刷包装機
400・・・ミシン目作成装置
504・・・受入れローラ
506・・・搖動折畳み機構
520・・・集積部
522a,522b・・・側板
528a,528b・・・床ベルト
530・・・モータ(駆動機構)
532・・・バックアップ板
536a,536b・・・レバー(圧力検出器)
538a,538b・・・センサ(圧力検出器)
552・・・仕切り板
C・・・分包薬剤
C1・・・カット
C2・・・ミシン目

Claims (8)

  1. 薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れる受入れ部と、
    前記受入れ部で受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折り畳む揺動折畳み部と、
    前記揺動折畳み部により折畳まれた分包薬剤を収納する集積部と、
    を有する分包薬剤折畳み装置。
  2. 前記受入れ部は、薬剤が収納された部分が下端になるように、分包薬剤を立位状態で受け入れ、
    前記集積部は、前記折畳まれた分包薬剤を立位状態で収納する、
    ことを特徴とする請求項1記載の分包薬剤折畳み装置。
  3. 前記集積部には、
    立位状態で収納された分包薬剤の下端を載置して移動するベルトと、
    収納された分包薬剤の倒れを防止するとともに、前記ベルトと同期して移動するバックアップ板と、
    前記集積部の入口に設けられ、前記集積部に収納される分包薬剤の圧力を検出する圧力検出器と、
    前記圧力検出器の検出信号に基づいて前記ベルトと前記バックアップ板とを同期して移動させる駆動機構と、
    を有することを特徴とする請求項2記載の分包薬剤折畳み装置。
  4. 前記集積部の少なくとも1方の側板は移動可能に設けられ、移動することにより折畳む個包の数を変更可能に形成した、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の分包薬剤折畳み装置。
  5. 前記薬剤が収納された分包薬剤は、1個包間にミシン目が形成されているとともに、各処方間が切断されており、
    前記集積部に隣接して、各処方の分包薬剤間に挿入される仕切り板がさらに設けられている、
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の分包薬剤折畳み装置。
  6. 装置内に予め収納された連続した分包用紙に1個包分ずつに区分するヒートシール部を形成するとともに、前記ヒートシール部が形成された分包用紙間に薬剤を1個包分ずつ供給して収納する薬剤分包部と、
    前記薬剤分包部で薬剤が収納された連続した分包薬剤のヒートシールされた部分に、分包薬剤の搬送方向と直交する方向の両端部にカット部を有するミシン目を形成するミシン目形成部と、
    前記ミシン目形成部によって1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れる受入れ部と、
    前記受入れ部で受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折畳む揺動折畳み部と、
    前記揺動折畳み部により折畳まれた分包薬剤を収納する集積部と、
    を有する薬剤分包装置。
  7. 前記集積部に収納された分包薬剤を取出す分包薬剤取出し装置と、
    前記分包薬剤取出し装置によって取出された分包薬剤の重量を測定する重量測定装置と、
    をさらに有する請求項6記載の薬剤分包装置。
  8. 薬剤が収納され、1個包間にミシン目が形成された連続した分包薬剤を受入れ、
    前記受入れた連続した分包薬剤をローラで挟持して送るとともに、所定数の個包を送るごとに前記ローラの位置と前記分包薬剤の送出し方向を変更することにより、所定数の個包単位に折畳み、
    前記折畳まれた分包薬剤を集積部に収納する、
    折畳まれた分包薬剤の製造方法。
JP2018145844A 2018-08-02 2018-08-02 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法 Pending JP2020018683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018145844A JP2020018683A (ja) 2018-08-02 2018-08-02 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018145844A JP2020018683A (ja) 2018-08-02 2018-08-02 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020018683A true JP2020018683A (ja) 2020-02-06

Family

ID=69587459

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018145844A Pending JP2020018683A (ja) 2018-08-02 2018-08-02 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020018683A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58139969A (ja) * 1982-02-13 1983-08-19 Canon Inc シ−ト折りたたみ装置
JPH02233335A (ja) * 1989-03-02 1990-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 薬剤包装機の薬包排出装置
JPH04114823A (ja) * 1990-08-28 1992-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd テーピング部品の折り畳み収納装置
JPH10230914A (ja) * 1997-02-18 1998-09-02 Mitsuhashi Seisakusho:Kk 小袋自動集積装置
JP2006306419A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Takazono Sangyo Co Ltd 包装体、薬剤包装体、ヒートシール装置、および薬剤分包装置
JP2012232755A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Fuji Machinery Co Ltd 連包袋体の折畳み供給装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58139969A (ja) * 1982-02-13 1983-08-19 Canon Inc シ−ト折りたたみ装置
JPH02233335A (ja) * 1989-03-02 1990-09-14 Sanyo Electric Co Ltd 薬剤包装機の薬包排出装置
JPH04114823A (ja) * 1990-08-28 1992-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd テーピング部品の折り畳み収納装置
JPH10230914A (ja) * 1997-02-18 1998-09-02 Mitsuhashi Seisakusho:Kk 小袋自動集積装置
JP2006306419A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Takazono Sangyo Co Ltd 包装体、薬剤包装体、ヒートシール装置、および薬剤分包装置
JP2012232755A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 Fuji Machinery Co Ltd 連包袋体の折畳み供給装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI326263B (en) Medicine packing apparatus
JP2020000340A (ja) 薬剤分包装置及び分包薬剤の製造方法
JP2001130505A (ja) 薬剤分包装置
TW200815251A (en) Medicine packing device and method for packing medicine
TW201041782A (en) Medicine packaging device
TW201708047A (zh) 藥劑包裝裝置
JP2013244966A (ja) 薬剤分包装置
JP2020018683A (ja) 分包薬剤折畳み装置、薬剤分包装置、及び折畳まれた分包薬剤の製造方法
CN100422051C (zh) 药剂包装装置
JP4298343B2 (ja) 薬剤包装装置
JP2001212207A (ja) 薬剤分包機
KR100727422B1 (ko) 약제분포장치
WO2019155788A1 (ja) 薬剤監査支援システム
JP2020006963A (ja) 薬剤分包装置
US3672119A (en) Apparatus for packaging articles
JP7108284B2 (ja) 薬剤分包装置
JP4278248B2 (ja) 薬剤分包装置
JP7413743B2 (ja) 薬剤一包化パック搬送装置
WO2022019216A1 (ja) 薬剤包装装置及び薬剤分包機
JP2004306973A (ja) 薬剤包装装置
JP2001114210A (ja) カード封入装置
JPH07242211A (ja) 蟹風味蒲鉾の包装方法及び蟹風味蒲鉾の包装装置
WO2024090097A1 (ja) 薬剤供給装置
JP2009083939A (ja) 薬剤包装装置
JP2001212210A (ja) 調剤システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20220808