JP2001130261A - 車両用サンルーフ装置 - Google Patents

車両用サンルーフ装置

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JP2001130261A
JP2001130261A JP31381599A JP31381599A JP2001130261A JP 2001130261 A JP2001130261 A JP 2001130261A JP 31381599 A JP31381599 A JP 31381599A JP 31381599 A JP31381599 A JP 31381599A JP 2001130261 A JP2001130261 A JP 2001130261A
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JP
Japan
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drive cable
gear
pinion gear
opening
gear portion
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Pending
Application number
JP31381599A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Aoki
俊彦 青木
Masanobu Otsu
雅信 大津
Atsushi Takahashi
淳 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO Ltd, Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical OI SEISAKUSHO CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動ケーブルのギヤ部とピニオンギヤのギヤ
部の確実な噛み合い状態を確保する。 【解決手段】 駆動ケーブル33をピニオンギヤ39の
外周に沿って弧状に配索し、ピニオンギヤ39のギヤ部
41に駆動ケーブル33のギヤ部35を、多数の歯数に
よって噛み合わせるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車に適する
車両用サンルーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用サンルーフ装置にあって
は、ルーフ開口に開閉可能な開閉体が設けられ、開閉体
は、ルーフ開口に沿って配索された駆動ケーブルと連結
し、駆動ケーブルのギヤ部は、正転・逆転可能なピニオ
ンギヤと噛み合っている。
【0003】ピニオンギヤのギヤ部と駆動ケーブルのギ
ヤ部との噛み合いの具体例を図7に示す。
【0004】駆動ケーブル101は、ルーフ開口の前方
(図において上下方向)及び両サイド(図において左右
方向)に沿って配索される所から可撓性となっていて、
金属製のケーブル本体の外周に螺旋状のギヤ部103が
設けられ、そのギヤ部103は金属製のピニオンギヤ1
05のギヤ部107と噛み合う構造となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ピニオンギヤ105の
ギヤ部107と噛み合う駆動ケーブル101は、可撓性
となっているため、ピニオンギヤ105のギヤ部107
と噛み合う噛み合い部は、通常のギヤ同志の噛み合いに
比べて、不安定な噛み合い状態となっている。加えて、
ギヤ部103とギヤ部107の噛み合い歯数が少ない点
と相俟って、例えば、ピニオンギヤには高負荷に耐える
強度が要求されていた。
【0006】また、噛み合い時のメタル接触による作動
音が発生し、品質感を損ねる問題があった。特に、サン
ルーフは乗員の真上に位置することもあって、比較的小
さな音であっても気になり、作動音の低減が求められて
いたものである。
【0007】そこで、この発明は前記問題点の解消を図
った車両用サンルーフ装置を提供することを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1によれば、ルーフ開口と、その
ルーフ開口を開閉する開閉体と、開閉体に連結された駆
動ケーブルと、駆動ケーブルのギヤ部と噛み合い正転又
は逆転により、駆動ケーブルを介して前記開閉体を開閉
方向へ制御するピニオンギヤとを備えた車両用サンルー
フ装置において、前記駆動ケーブルを、ピニオンギヤの
外周に沿って弧状に配索し、そのピニオンギヤのギヤ部
に駆動ケーブルのギヤ部を噛み合わせる。
【0009】これにより、駆動ケーブルのギヤ部は、ピ
ニオンギヤのギヤ部と多数の噛み合い歯数によって噛み
合い、確実な噛み合い状態が確保されるため、駆動ケー
ブルに高負荷が働らいても、噛み合い外れを起こすこと
はない。
【0010】また、この発明の請求項2によれば、ピニ
オンギヤを合成樹脂の材質で、駆動ケーブルを金属の材
質でそれぞれ作る。
【0011】これにより、メタル接触による作動音の低
減を図ることができると共に、軽量化にも寄与するよう
になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6の図面を参照
しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
【0013】図3においては、1はルーフパネル3に設
けられたルーフ開口を示しており、ルーフ開口1には、
開閉体5が設けられている。開閉体5は、ルーフ開口1
に位置した全閉状態と、ルーフ開口1から後退した全開
状態とにガイドレール7に沿って前後にスライド移動が
可能となっている。
【0014】ガイドレール7は、ルーフ開口1の前方領
域から両側方の領域にわたって配置されたU字状に形成
され、両自由端側となる後端側には、クロスメンバー9
が渡架されている。
【0015】ガイドレール7は、図5に示すように、ほ
ぼ水平なベース部11から縦壁13が垂直に立上がり、
さらに側方へフランジ部15が延長された断面クランク
状の形状となっていて、ベース部11には、一方にケー
ブル案内溝17を有する左右のレール部19が設けられ
ている。一方のレール部19と縦壁13との間は、雨水
等をドレン孔内へ誘導する樋部21となっている。
【0016】開閉体5は、図4に示す如くガイドレール
7のレール部19とレール部19の間を前後にスライド
可能な前方の移動シュー23と、後方の移動シュー25
とによって支持されたブラケット27に装着され、前方
の移動シュー23は支持用となっている。後方の移動シ
ュー25は、昇降アーム29を有し、昇降アーム29の
アームピンPが左右のガイド溝31(いずれも片側は図
示していない)内をスライド移動することで、開閉体5
の後端側を上下動させる、いわゆるチルトアップ、チル
トダウンを図る昇降機能を備えており、レール部19の
ケーブル案内溝17内を走る左右一対の駆動ケーブル3
3によって前後にスライド自在に制御される駆動用とな
っている。
【0017】駆動ケーブル33は、金属製のケーブル本
体に螺旋状に連続するギヤ部35が設けられた形状とな
っていて、図5及び図6に示す如くケーブル後端部に設
けられた係合部37が後方の移動シュー25に係合し合
うことで、駆動ケーブル33と移動シュー25との連結
状態が確保されている。
【0018】駆動ケーブル33のギヤ部35は、図1,
図2に示すようにピニオンギヤ39のギヤ部41と噛み
合い、駆動モータMによって正転及び逆転の回転動力が
与えられるようになっている。
【0019】駆動モータMは、内部に減速機構が配置さ
れたハウジング43が取付けボルト45によって、支持
ブラケット47に取付けられることで、前記ルーフ開口
1の前方に固定支持されるようになっている。
【0020】支持ブラケット47から左右両側のガイド
レール7までの前記駆動ケーブル33は、ケーブルパイ
プ49によって誘導されるようになっている。
【0021】減速機構が配置されたハウジング43から
は、出力軸51が立上がり、その出力軸51には、前記
ピニオンギヤ39が装着されている。
【0022】ピニオンギヤ39は、合成樹脂の材質で作
られていて、ピニオンギヤ39のギヤ部41は、そのピ
ニオンギヤ39の一部外周に沿って弧状に配索された前
記一対の駆動ケーブル33のギヤ部35と噛み合ってい
る。駆動ケーブル33のギヤ部35は、前記ピニオンギ
ヤ39の前後に配置され、ハウジング43に固定支持さ
れた一対の押圧体53の押圧作用面55によって弧状に
押圧されることで、ピニオンギヤ39のギヤ部41と多
数の歯数によって噛み合っている。
【0023】なお、押圧体53の押圧作用面55は、耐
摩耗性の金属板57によって弧状凹面に形成されてい
る。
【0024】このように構成された車両用サンルーフ装
置によれば、例えば、ピニオンギヤ39を正転又は逆転
させることで、駆動ケーブル33を介して開閉体5を全
開あるいは全閉状態がそれぞれ得られるようになる。
【0025】この動作時において、駆動ケーブル33の
ギヤ部35は、ピニオンギヤ39のギヤ部41と多数の
歯数によって確実な噛み合い状態が確保されているた
め、駆動ケーブル33に少し位いの負荷が作用しても噛
み合い外れを起こすことがなく、確実な開閉作動が得ら
れる。
【0026】また、噛み合い時のメタル接触による作動
音は大幅に低減され、品質感が向上すると共に、合成樹
脂によるピニオンギヤ39によって軽量化が図れる。
【0027】なお、この実施形態のピニオンギヤ39
は、駆動モータMからの動力で回転動力が与えられる動
力タイプとなっているが、手動タイプであってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明の車両用
サンルーフ装置によれば、駆動ケーブルのギヤ部とピニ
オンギヤのギヤ部とを多数の歯数によって確実に噛み合
わせることができるため、噛み合い外れを防ぎ、確実な
開閉動作が得られるようになる。
【0029】また、噛み合い時のメタル接触による作動
音を低減し、品質感の向上が図れる。
【0030】また、ピニオンギヤの樹脂化によって軽量
化に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる駆動ケーブルのギヤ部とピニ
オンギヤのギヤ部との噛み合い状態を示した概要説明
図。
【図2】駆動モータを支持ブラケットから取外した分解
斜視図。
【図3】ガイドレール全体の概要斜視図。
【図4】取付けブラケット、移動シュー、駆動ケーブル
の関係を示した概要斜視図。
【図5】移動シュー及び駆動ケーブルをガイドレールに
組付けた状態の断面説明図。
【図6】駆動ケーブルの端末部を示した説明図。
【図7】従来のピニオンギヤのギヤ部と駆動ケーブルの
ギヤ部の噛み合い状態を説明した説明図。
【符号の説明】
1 ルーフ開口 5 開閉体 33 駆動ケーブル 35 ギヤ部 39 ピニオンギヤ 41 ギヤ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ開口と、そのルーフ開口を開閉す
    る開閉体と、開閉体に連結された駆動ケーブルと、駆動
    ケーブルのギヤ部と噛み合い正転又は逆転により、駆動
    ケーブルを介して前記開閉体を開閉方向へ制御するピニ
    オンギヤとを備えた車両用サンルーフ装置において、前
    記駆動ケーブルを、ピニオンギヤの外周に沿って弧状に
    配索し、そのピニオンギヤのギヤ部に駆動ケーブルのギ
    ヤ部を噛み合わせるようにしたことを特徴とする車両用
    サンルーフ装置。
  2. 【請求項2】 ピニオンギヤは合成樹脂の材質で、駆動
    ケーブルは金属の材質でそれぞれ作られていることを特
    徴とする請求項1記載の車両用サンルーフ装置。
JP31381599A 1999-11-04 1999-11-04 車両用サンルーフ装置 Pending JP2001130261A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007079743A1 (de) * 2006-01-16 2007-07-19 Webasto Ag Antriebsträgervorrichtung für ein öffnungsfähiges fahrzeugdach
WO2021227780A1 (zh) * 2020-05-13 2021-11-18 广东德昌电机有限公司 一种驱动装置及车辆天窗
DE102020133698A1 (de) 2020-12-16 2022-06-23 Webasto SE Anordnung zum Verschließen oder Beschatten einer Öffnung in einem Fahrzeugdach und Verfahren zur Herstellung einer solchen Anordnung

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WO2007079743A1 (de) * 2006-01-16 2007-07-19 Webasto Ag Antriebsträgervorrichtung für ein öffnungsfähiges fahrzeugdach
WO2021227780A1 (zh) * 2020-05-13 2021-11-18 广东德昌电机有限公司 一种驱动装置及车辆天窗
DE102020133698A1 (de) 2020-12-16 2022-06-23 Webasto SE Anordnung zum Verschließen oder Beschatten einer Öffnung in einem Fahrzeugdach und Verfahren zur Herstellung einer solchen Anordnung

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