JP2001130210A - 軸受装置 - Google Patents
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60B—VEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
- B60B27/00—Hubs
- B60B27/0078—Hubs characterised by the fixation of bearings
- B60B27/0084—Hubs characterised by the fixation of bearings caulking to fix inner race
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21J—FORGING; HAMMERING; PRESSING METAL; RIVETING; FORGE FURNACES
- B21J9/00—Forging presses
- B21J9/02—Special design or construction
- B21J9/025—Special design or construction with rolling or wobbling dies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21K—MAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
- B21K25/00—Uniting components to form integral members, e.g. turbine wheels and shafts, caulks with inserts, with or without shaping of the components
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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- Rolling Contact Bearings (AREA)
Abstract
れを低減させて軸部軸端の内輪へのかしめ作業を可能と
して、組み立ての工数ならびに時間を減らし量産性向上
に適した構造とすること。 【解決手段】かしめ用円筒部3a有するハブホイール1
の外周に、複列外向きのアンギュラ玉軸受2を取り付
け、かしめ用円筒部を径方向外向きに屈曲させて前記玉
軸受の内輪21の端面にかしめつけて、前記玉軸受に対
する抜け止めと予圧付与とを行う軸受装置であって、前
記内輪において内周面のかしめ側角部21aが丸く面取
され、かしめ前のかしめ用円筒部の軸端側に小径部3c
が設けられ、かしめ用円筒部において小径部の起点3d
が、前記角部における内周面側の面取始点21bよりも
内輪の軸方向中心側に位置されている。
Description
の車両に取り付けられる車両用ハブユニット等の軸受装
置に関する。
ブユニットの構造の例を図7に示す。
ール1および複列外向きのアンギュラ玉軸受2を有す
る。ハブホイール1は、環状板部11と、軸部12とを
有する。環状板部11に不図示の車輪が取り付けられ
る。
されたかしめ部3の構造となっている。この軸部12の
外周にアンギュラ玉軸受2が固定される。
2、複数の玉23および2つの冠型保持器24を有し、
かしめ部3から内輪21が押し付けられていることによ
り、所要の予圧(圧縮応力)が付与され、かつ抜け止め
されている。このようなアンギュラ玉軸受2に対する抜
け止めと予圧付与は、軽量化および部品点数削減による
低コスト化のため、それまでのナットによる軸部12の
軸端の締め付けに代えて行われるようになっている。
め用円筒部3aは、軸部12の軸端で構成されたもので
あって、径方向外向きに屈曲されてアンギュラ玉軸受の
内輪21の端面にかしめつけられてかしめ部3となるも
のである。
のローリングにより軸部12の軸端のかしめ用円筒部3
aを径方向外向きに屈曲してかしめる際に内輪21にか
しめ力がかかるために、内輪21の軌道がいびつに変形
してその真円度が低下する傾向になる。そこで、そのか
しめにおいて内輪21が変形しにくくするように内輪2
1全体の肉厚を厚く設定する場合では重量化ならびに部
品コスト高となり、上述した軽量化および低コスト化を
図っていた意味が薄れる。
6574号(発明の名称「車両ハブユニットのかしめ方
法」)で提供しているように、ハブホイール1の軸部1
2の軸端のかしめ用円筒部3aを径方向外向きに屈曲さ
せてかしめるときに、内輪21の肩部外周を円環状の押
さえ治具4で拘束して内輪21のいびつな変形を抑制可
能とした、かしめ方法を提供している。
示すようなローリングかしめ装置Cが用いられる。つま
り、ハブホイールの軸部12の軸端のかしめ用円筒部3
aに対しかしめ具90を所要角度θ傾けた姿勢であてが
い、回転軸91を回転させることでかしめ具90をロー
リングさせることにより、かしめ用円筒部3aを径方向
外向きに塑性変形させ、この塑性変形した部分をかしめ
部3として内輪21の外端面に押し付けるようにしてい
る。
コスト低減を図る一つ条件に、組み立てラインにおける
組み立て工数ならびに組み立て時間を可能な限り少なく
して量産性をあげることである。
の性能向上に必要であるが、それを内輪と外輪との対向
間に入れ、内輪肩部外周に当接させる作業に手間と時間
とがかかっている。
は量産性向上において改善すべき余地が残されている。
ずとも、内輪が変形するおそれを低減させて軸部軸端の
内輪へのかしめ作業を可能として、組み立ての工数なら
びに時間を減らし量産性向上に適した構造とすることを
解決すべき課題とする。
用円筒部を有する軸体の外周に、斜接形式の転がり軸受
を取り付け、前記軸体のかしめ用円筒部を径方向外向き
に屈曲させて前記転がり軸受の内輪の端面にかしめつけ
て、転がり軸受に対する抜け止めと予圧付与とを行う軸
受装置であって、前記転がり軸受の内輪において、内周
面のかしめ側角部が丸く面取されており、かしめ前の前
記かしめ用円筒部の軸端側に前記内輪の内径より小さい
小径部が設けられ、前記かしめ用円筒部において小径部
の起点が前記軸受内輪の面取角部における内周面側の面
取始点よりも内輪の軸方向中心側に位置されている。
り小さいから、例えばかしめ具でローリングかしめする
とき、かしめ当初において内輪には径方向外向きに変形
させる方向の力が作用しない。そして、この状態で小径
部の起点が内輪の面取角部における面取始点より軸方向
中心側に位置しているために、例えばかしめ具でローリ
ングかしめするときに、その小径部が起点近傍で延ばさ
れるようにして径方向外向きに変形していく。
部に接触した時点では、内輪を径方向外向き方向に変形
させる力は小さくなっているから、内輪にはそれの真円
度を損ねるような変形作用力は作用しなくなり、結局、
内輪がかしめにより変形しにくくなる。
治具が不要となる結果、ハブユニット等の軸受装置にお
けるその組み立ての工数と時間とを減らし量産性向上に
適した構造となる。
における前記小径部に前記起点から軸方向一方に向けて
縮径のテーパ面となる連接部を有すると、内輪内周に接
触しない状態で内輪の内周に円滑に沿うように小径部が
容易に延びていき、そのかしめにおける内輪のいびつな
変形防止に有効な構成となって好ましい。
における前記内輪の内周と小径部の軸端部との段差が、
0.1mm以下に設定されていると、かしめ状態で、小
径部が内輪に隙間なく密着した状態でかしめつけできて
好ましい。
実施形態に基づいて説明する。
かかる軸受装置の一例である車両用のハブユニットにか
かり、図1は、かしめ用円筒部3aによるかしめ前の状
態にあるハブユニットを示し、図2は、かしめ用円筒部
3aによるかしめ後の状態にあるハブユニットを示して
いる。
Aは車両用ハブユニットの全体を示し、1はハブホイー
ル、2は複列外向きアンギュラ玉軸受、3aは、かしめ
用円筒部である。このかしめ用円筒部3aは、径方向外
向きに屈曲されて図2で示されるかしめ部3となる。
形式の転がり軸受の一例としての複列外向きのアンギュ
ラ玉軸受2が外装される軸部12とを有する。
周面に外嵌される単一軌道を有する内輪21と、二列の
軌道溝を有する単一の外輪22と、二列で配設される複
数の玉23と、二つの冠形保持器24とを備えており、
前述のハブホイール1の軸部12の大径外周面を一方内
輪とする構成になっている。前述の内輪21は、一般的
な単列アンギュラ玉軸受の内輪をそのまま流用してい
る。なお、外輪22の外周には、径方向外向きのフラン
ジ25が設けられており、このフランジ25を介して図
示しない車軸ケースなどに非回転に取り付けられる。
いてかしめ時の内輪歪みを防止するために必要とされと
いた押さえ治具を不要とするかしめ用円筒部3aの構造
にある。
いて図3ないし図6を参照して詳しく説明する。図3
は、図1のかしめ用円筒部3aの近傍における要部拡大
図であり、図4および図5は、かしめ用円筒部3aが屈
曲される過程における各要部拡大図であり、図6は、図
2のかしめ部3の近傍における要部拡大図である。
2の内輪21の内周側におけるかしめ側角部21aは、
丸く例えば中心Oから曲率半径rの1/4円周で面取さ
れている。
aにおける内周面側の面取始点であり、21cは、面取
終点である。面取始点21bは、前記中心Oから径方向
内向きの垂直な線とかしめ側角部21aとの交点であ
る。
のものが円筒状に構成されてなるが、大別して、内輪2
1の内周に沿って該内輪21の内径に一致する外径を有
する大径部3bと、内輪21の内径より小径の外径を有
して軸方向一方に所要距離の長さで延ばされた小径部3
cとで構成されている。
るものだからその表面は研磨仕上げされることが好まし
いが、小径部3cは、旋削による小径に構成されてい
る。
方向一方に縮径するテーパ面とされた連接部3c1と、
軸方向一方に延びる軸端部3c2とで構成されている。
1の起点3dは、面取始点21bよりも内輪21の軸方
向中心側に位置されている。
差)、つまり、内輪21の内径と小径部3cの軸端部3
c2との段差は、好ましくは、0.1mm以下に設定さ
れている。
と、内輪21とかしめ部3との間で隙間がほぼ発生しな
くなり、0.1mmを越えると、その隙間が発生する確
率が大きくなる。
用円筒部3aの径方向内向きへの屈曲について説明す
る。
め装置Cにおけるかしめ具90を、図3で示されるかし
め用円筒部3aに対し所要角度θ傾けた姿勢であてがっ
てローリングさせる。なお、かしめ具90は、図3ない
し図6では図示していない。そうすると、図4で示すよ
うに小径部3cの連接部3c1が延ばされていき、さら
に、ローリングさせていくと、小径部3cにおける連接
部3c1と軸端部3c2とが図5で示すようにかしめ側
角部21aに沿って曲げられる。最後に図6で示すよう
に小径部3cは、径方向外向きに屈曲されて塑性変形さ
れて、かしめ部3として内輪21の外端面に押し付けら
れる。
理由について説明する。
め力を分力で考えると、径方向外向き分力と軸方向中心
側分力となる。そして、内輪21の軌道をいびつに変形
させるかしめ力(変形作用力)は、径方向外向き分力で
ある。
においては、径方向外向き分力が最大となるが、図3の
状態では、小径部3cの起点3dが、内輪21の面取角
部における面取始点21bより軸方向中心側に位置して
いるために、図3ないし図4で示すように、小径部3c
の連接部3c1が延ばされるようにして軸端部3c2が
径方向外向きに変形させられる。この場合、小径部3c
は、内輪21に非接触のため、内輪21には径方向外向
き分力がかからず、したがって、変形させられない。
c1の全体と軸端部3c2の一部が内輪21のかしめ側
角部21aに接触するが、この時点では、径方向外向き
分力は小さく、軸方向中心側分力が大きくなる。この軸
方向中心側分力は、内輪21にはそれの真円度を損ねる
ような変形作用力としては作用しないから、結局、内輪
21はこのかしめで変形されることがなく、図6で示す
ように、かしめ用円筒部3aはかしめ部3として、内輪
21の端面をかしめられる。
具を用いずとも、内輪21が変形するおそれが大きく低
減されるから、ハブユニットとしてその組み立ての工数
ならびに時間を減らし量産性に適した構造となる。
は複列外向きアンギュラ玉軸受であったが、これに限定
されるものではなく、要するに、斜接形式の転がり軸受
であって構わない。
とアンギュラ玉軸受との組み合わせからなる車両用ハブ
ユニットに限定されるものではなく、ハブホイール等を
軸体とし、アンギュラ玉軸受等の斜接形式の転がり軸受
をこの軸体の軸部の外周に配設した軸受装置にも実施の
形態のかしめ方法を適用することができる。
受装置は、転がり軸受の内輪のかしめ側角部が丸く面取
され、かしめ用円筒部において前記内輪の内径より小さ
い小径部の起点がその内輪の面取角部における内周面側
の面取始点よりも内輪の軸方向中心側に位置されている
から、押さえ治具を用いずに、内輪のいびつな変形を防
止して、内輪肩部端面をかしめ用円筒部でかしめること
ができ、結局、軸受装置としての性能を確保できる一方
で、軸受装置として組み立て工数ならびに組み立て時間
が減らし量産性向上に適した構造となる。
ブユニットの縦断側面図
ブユニットの縦断側面図
程図
Claims (4)
- 【請求項1】軸端にかしめ用円筒部を有する軸体の外周
に、斜接形式の転がり軸受を取り付け、前記軸体のかし
め用円筒部を径方向外向きに屈曲させて前記転がり軸受
の内輪の端面にかしめつけて、転がり軸受に対する抜け
止めと予圧付与とを行う軸受装置であって、 前記転がり軸受の内輪において内周面のかしめ側角部が
丸く面取されており、 かしめ前の前記かしめ用円筒部の軸端側に前記内輪の内
径より小さい小径部が設けられ、 前記かしめ用円筒部において小径部の起点が、前記軸受
内輪の面取角部における内周面側の面取始点よりも内輪
の軸方向中心側に位置されている、ことを特徴とする軸
受装置。 - 【請求項2】軸端にかしめ用円筒部を有するハブホイー
ルの外周に、複列外向きのアンギュラ玉軸受を取り付
け、前記かしめ用円筒部を径方向外向きに屈曲させて前
記アンギュラ玉軸受の内輪の端面にかしめつけて、前記
アンギュラ玉軸受に対する抜け止めと予圧付与とを行う
軸受装置であって、 前記アンギュラ玉軸受の内輪において内周面のかしめ側
角部が丸く面取されており、 かしめ前の前記かしめ用円筒部の軸端側に前記内輪の内
径より小さい小径部が設けられ、 前記かしめ用円筒部において小径部の起点が、前記内輪
の面取角部における内周面側の面取始点よりも内輪の軸
方向中心側に位置されている、ことを特徴とする軸受装
置。 - 【請求項3】請求項1または2の軸受装置において、 かしめ前の状態における前記小径部に前記起点から軸方
向一方に向けて縮径のテーパ面となる連接部を有する、
ことを特徴とする軸受装置。 - 【請求項4】請求項1ないし3いずれかの軸受装置にお
いて、 かしめ前の状態における前記内輪の内周と小径部の軸端
部との段差が、0.1mm以下に設定されている、こと
を特徴とする軸受装置。
Priority Applications (8)
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DE2000602796 DE60002796T2 (de) | 1999-08-06 | 2000-08-04 | Lagervorrichtung |
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JP (1) | JP2001130210A (ja) |
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-
1999
- 1999-11-10 JP JP31917899A patent/JP2001130210A/ja active Pending
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