JP2001129896A - タイヤ成形装置 - Google Patents

タイヤ成形装置

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JP2001129896A JP31164299A JP31164299A JP2001129896A JP 2001129896 A JP2001129896 A JP 2001129896A JP 31164299 A JP31164299 A JP 31164299A JP 31164299 A JP31164299 A JP 31164299A JP 2001129896 A JP2001129896 A JP 2001129896A
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tire
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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/24Drums
    • B29D30/26Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
    • B29D2030/2635Central bladder, e.g. elastic membrane, sleeve, envelope, diaphragm, which covers the central portion of the drum, e.g. covering the toroidally expandable rigid segments

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  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】時間及びコストをおさえて、径及びトレッド部
は同一で、サイドウォール部の形状を変更した種々のタ
イヤを成形することのできるタイヤ成形装置を提供する
こと。 【解決手段】第1線材101及び第2線材102を被覆
する内側弾性体104及び外側弾性体103を有したブ
ラダの、軸線方向に延びる第2線材102を支持する挿
入コマ14を、交換可能に、爪部材Pに配設させたタイ
ヤ成形装置50とする。そして、ブラダ100の径外方
向にカーカス5を配設した後、ブラダ100の径方向内
側に圧縮エアーを供給し、同時に、カーカス5の両端の
ビード部を互いに接近する方向へ移動させて、カーカス
5をトロイダル状に変形させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤの成形装置
に関し、特にカーカスをトロイダル形状に変形させる構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、タイヤを成形する場合には、先
ず、円筒状に形成したカーカスの両端のビード部に、リ
ング状のビードワイヤを取り付け、そのカーカスの各ビ
ード部を、互いに接近離間可能な一対の移動体にそれぞ
れ支持する。又、両移動体間にはゴム等の弾性材よりな
るブラダが取り付けられ、カーカスがこのブラダの外周
側に配置されている。そして、ブラダの内側に圧縮エア
を供給して同ブラダをカーカスの内周面に密着させ、ブ
ラダを介してカーカスの軸線方向中間部を膨出拡径させ
ながら、両移動体によりカーカスの両ビード部を互いに
接近する方向へ移動させることにより、カーカスをトロ
イダル状に変形させる。次に、このトロイダル状に形成
されたカーカスの外面に、ブレーカ層、トレッドゴム層
及びサイドウォールゴム層等を順次貼り合わせて、加硫
前のタイヤの成形を完了する。
【0003】ところが、従来では、弾性材よりなるブラ
ダを、その全体が均一な伸張率になるように形成した
り、ブラダ全体を均一な厚みに形成したりすることが困
難であった。このため、ブラダの内側に圧縮エアを供給
して同ブラダを膨出拡径させたとき、そのブラダが予め
設定された所定のトロイダル形状にならずに、歪んだ形
状となることがあった。
【0004】この問題を解決するものとして、特開平1
0−071654公報の技術が提案されている。この公
報では、高引張り強さを有する線材とこれを被覆する弾
性材とが開示され、線条材の配列乱れを防止したブラダ
を有するタイヤ成形装置が示されている。これにより、
ブラダを膨出拡径したときに、カーカスを所要の形状、
すなわち設計通りの形状・寸法のトロイダル形状に形成
することができ、常に形状が良好な加硫前のタイヤを得
ることができるとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タイヤは、
径とトレッド幅で規格化されている。従って、タイヤの
径とトレッド部はそのままで、サイドウォール部の形状
だけを変えたタイヤを成形する場合がある。この場合
に、それに応じた成形装置を、サイドウォール部の形状
の種類の数毎に作成していては、時間もコストも多量に
必要となる。
【0006】そこで、本発明は、上記の課題を解決する
ためになされ、径とトレッド部は同一であるが、サイド
ウォール部の形状を変更した種々のタイヤを1つの成形
装置で成形することのできる構成を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、請求項1
の発明では、タイヤの周方向に延びる第1線材とタイヤ
の軸線方向に延びる第2線材とからなる芯材と、芯材を
被覆する弾性材とを少なくとも有するブラダを具備し、
このブラダの径外方向側に円筒状のカーカスを配設した
状態で、ブラダの径内方向に圧力媒体を供給して、カー
カスの軸線方向の中心部を膨出拡径させると共に、カー
カスの両端のビード部を互いに接近する方向へ移動させ
ることにより、カーカスをトロイダル状に変形させるタ
イヤの成形装置において、前記第2線材の端部を支持す
る支持部材を交換可能にしたことを特徴とするものであ
る。
【0008】この構成により、第2線材の係留深さを種
々に設定した支持部材に代えることが容易にできる。そ
のため、サイドウォール形状のみを種々に変更したタイ
ヤを、1つのタイヤ成形装置で成形するには、単に支持
部材のみを交換すればよい。従って、時間及びコストを
おさえて、サイドウォール形状のみを変更したタイヤを
作成することができる。すなわち、第2線材の係留深さ
を変更した支持部材に交換すると、サイドウォール形状
を定める第2線材の有効な働き長さが変更されるため、
サイドウォール形状の変更ができるのである。
【0009】本発明のタイヤ成形装置は、第2線材の端
部が交換可能な支持部材によって支持されている。そこ
で、請求項2のように、隣合う第2線材が一続きとなる
ように、端部が折り返されており、その端部が輪状とす
れば、支持部材にその端部を引っ掛けて支持することが
できる。すなわち、1つの支持部材で2つの第2線材の
端部を支持することになるので、交換される支持部材の
個数を減らすことができ、更なるコストの低下を図るこ
とができる。また、偏った力が加わって第2線材が配設
されたとしても、同時に隣合う第2線材が一続きとなる
ようにしているので、その力が分散されるため、タイヤ
の全周においてサイドウォール形状を均一に作成するこ
とができる。
【0010】また、請求項3又は請求項4のように、第
2線材が配設されるための切欠溝を、支持部材及び/又
は支持部材を挿入している爪部材に設けるようにすれ
ば、第2線材の端部をもったまま切欠溝に引っ掛けてい
けば第2線材を配置させることができる。すなわち、第
2線材を容易に配設でき、交換に必要な時間の更なる低
下を図ることができる。
【0011】ここで、請求項5のように、この爪部材を
タイヤの径外方向に移動可能にすれば、第2線材とその
径内方向を被覆する弾性体との間で径方向に距離が生じ
ることになる。このため、内側弾性体がタイヤ成形装置
の軸線方向の膨張が規制されるので、より滑らかなサイ
ドウォール形状を作成することができる。なお、これ
は、請求項6に示すように、爪部材の径方向の内側に径
内方向に傾斜した傾斜部を設け、タイヤのビード部が互
いに接近する方向へ移動する移動体に内設されて空圧で
作動するリング部材に傾斜部を設け、リング部材の傾斜
部が爪部材の前記傾斜部に摺動することによって達成で
きる。なお、この構造にすれば、構造自体を簡素であり
ながら、素早く確実に作動させるという効果が得られ
る。更に、この場合に請求項7のように、爪部材の傾斜
部及びリング部材の傾斜部が凹凸形状となっており、爪
部材の傾斜部の凹凸形状とリング部材の傾斜部の凹凸形
状とを嵌合させるようにすれば、爪部材の径外方向の移
動を、より一層、安定して確実なものとすることができ
る。
【0012】また、請求項8のように、爪部材がビード
押圧部材とプライコード折り返し部材とから構成され、
ビード押圧部材が径外方向に移動した後、プライコード
折り返し部材がビード押圧部材に対して径外方向に移動
するようにすれば、部品点数を少なくしたまま、支持部
材の支持とプライコードの折り返しの両方をすることが
できる。なお、請求項9のように、プライコード折り返
し部材が、圧縮エアーの作用によりビード押圧部材に対
して径外方向に移動し、引張りばねの作用によりビード
押圧部材に対して径内方向に移動させるようにすれば、
より簡単な構成で、プライコードの折り返しを成し得る
ことができる。
【0013】また、請求項11のようにビード押圧部材
が径方向に分割された第1部材と第2部材からなり、こ
れら第1部材及び前記第2部材に横架して支持部材が設
けられているようにすれば、支持部材の脱着が容易であ
り、支持部材の交換が容易となる。なお、このとき、請
求項12にように第1部材及び第2部材には凹凸部を設
け、第1部材の凹凸部と第2部材の凹凸部とが嵌合して
いるようにすれば、支持部材の交換が容易でありなが
ら、この支持部材を確実に支持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1乃至図11を参照して説明する。図1には、本
発明の実施の形態におけるタイヤ成形装置50が示され
ているが、本実施の形態では14型タイヤを成形するも
のである。これは、ほぼ円筒形状をしており、パイプ状
の作動軸3によって連結されている左右一対のリング状
の移動体4A、4Bを有している。両移動体4A、4B
は作動軸3上を軸線方向に沿って移動可能である。
【0015】移動体4A、4Bは、その径外方向に配設
された外側シリンダー56と、この外側シリンダー56
よりも径内部に配設された内側シリンダー54とを有し
ている。外側シリンダー56は、段付のリング形状をし
ており、エアーライン55を介して、後述するブラダ1
00の内腔9及び図示しない圧縮エアー供給装置に接続
されている。また、外側シリンダー56には、リング形
状の段付ピストン52が内設されている。この段付ピス
トン52は、作動軸3の軸線方向に摺動可能であり、そ
の軸線方向の内側端部が傾斜部となっている。他方、内
側シリンダー54も、段付のリング形状としており、図
示しないエアーラインを介して、内腔9及び図示しない
圧縮エアー供給装置に接続されている。そして、外側シ
リンダー56と同様に、内側シリンダー54にも、軸線
方向に摺動可能な段付のリング形状の段付ピストン51
が内設されている。この段付ピストン51は、リング部
材に相当し、その軸線方向の内側端部が中央にあり溝形
状の凹部51bを有した傾斜部51aとなっている。
【0016】移動体4A、4Bを連結している作動軸3
は、図示しない移動機構に連結されており、この移動機
構の作動に伴い、両移動体4A、4Bが相対的に接近、
離間移動される。また、作動軸3には孔3aが形成され
ている。この孔3aは、作動軸3内を介して圧力媒体と
しての圧縮エアーが図示しない供給装置より供給される
供給口及びこの圧縮エアーが排出される排出口である。
【0017】作動軸3の径外方向には、ブラダ100が
架設されている。このブラダ100は、図2に示すよう
に、芯材とこの芯材を被覆する弾性材と布材とから構成
されている。
【0018】前記芯材は、ブラダ100の周方向に延び
る帯状の第1線材101と、これとほぼ直交し、ブラダ
100の軸線方向に延びる第2線材102とからなる。
これらには、高引張り強さを有している材料、例えば、
ケブラーなどのアラミド繊維が用いられている。なお、
図1のように円筒状のカーカス5を配置したときには、
ブラダ100の周方向は、カーカス5の周方向に相当
し、ブラダ100の軸線方向はカーカス5の軸線方向に
相当する。第2線材102は、図4に示すように、隣合
う第2線材102が一続きとなるように、その端部が折
り返されて連続している。また、これら第1線材101
と第2線材102の間には、図2に示すように、上述し
た布材108が、第1線材101及び第2線材102の
配列乱れを防止するために配設されている。
【0019】芯材を被覆する前記弾性材は、図2ではそ
の一部しか示されていないが、ほぼ円筒形状をしてお
り、芯材の径外部を被覆する円筒状の外側弾性体103
と、芯材の径内部を被覆する円筒状の内側弾性体104
とから構成されている。外側弾性体103は、第2線材
102の配列乱れを防止する布材107を介して第2線
材102の径外方向に配設され、その軸線方向の両端部
には、後述する爪部材Pに嵌着されるリング状の突部1
03aが設けられている。他方、図1に示すように、内
側弾性体104は、軸線方向の両端部が内側方向に曲が
っている。そして、その最端部が軸線方向の内側に膨ら
んだ突部104aとなって、移動体4A、4Bに嵌着さ
れている。また、この内側弾性体104は、カーカスを
膨出拡径させるときに、ブラダ100の径内方向に供給
される圧縮エアーが、外部に漏洩することを防止してい
る。
【0020】次に、本実施の形態に係わる爪部材P及び
支持部材としての挿入コマ14について説明する。図1
に示すように、本実施の形態に係わる爪部材Pは、ビー
ド押圧部材10と、プライコード折り返し部材30とか
ら構成されている。なお、ビード押圧部材10とプライ
コード折り返し部材30は、図7及び図10に示すよう
に、その外形(図7の上端)が円弧状となっている。すな
わち爪部材Pはタイヤ成形装置50の軸線方向から見る
と、図3(爪部材Pのビード押圧部材10の一部しか示
されていないが)で示すように、複数並べられて、全体
として円状となる。
【0021】ビード押圧部材10は、その平面図が図5
に、その正面図が図6に、その左側面図が図7に示され
ている。ビード押圧部材10は、図7に示すように、円
弧方向に分割した第1部材11と第2部材12とから構
成されている。第1部材11と第2部材12は、図7の
下方、すなわち径内方向の形状が異なっているが、図7
の上方、すなわち径外方向の形状は同じである。
【0022】すなわち、第1部材11、第2部材12に
は、図4乃至図7に示すように、細い切欠溝11b、1
2bを介して外部に連通する切欠溝11a、12aが設
けられており、これら切欠溝11a、12aは互いに対
向して整合している。更に、第1部材11及び第2部材
12には、この切欠溝11b、12bに連通する切欠溝
11g、12gと、この溝の両側に位置する突部11
d、12dが設けられている。従って、突部11d、1
2dの開口部を介してブラダ100の第2線材102が
切欠溝11g、12gに配設される。なお、この切欠溝
11g、12gは、第2線材102を導入しやすく、か
つ第2線材102が蛇行せずに配置されるのに適切な幅
となっている。更に、切欠溝11g、12gの図4にお
ける下方には、プライコード折り返し部材30と係合
し、突部11d、12dよりも突出しているストッパ部
11c、12cが突設されている。また、図4及び図6
に示すように、第1部材11には半円状の溝11hが形
成されており、第2部材12にも図5に示すように、溝
11hと同じ形状で整合している溝12hが設けられて
いる。更に、第1部材11、第2部材12には、図5の
左右方向の動きを規制するための突部11e、12e
と、図5に示すように移動体4A、4Bの凹部4aに嵌
合する突出部11f、12fとが設けられている。
【0023】第1部材11は、その径方向の長さが第2
部材12より短くなっている。そして、第1部材11の
下端部は、図7に示すように突条部16になっており、
その結果、第1部材11はL字形状を呈している。他
方、第2部材12には、突条部16が嵌合する凹部17
と、第1部材11側に突出し第1部材11と面一形状を
成す突部19とが設けられている。また、第2部材12
の下端部は図6に示すように傾斜部18となっている
が、この傾斜部18の中央には、図7に示すようにあり
状の案内部20が突設されている。この案内部20は前
記凹部51bに摺動可能に嵌合している。
【0024】プライコード折り返し部材30は、その正
面図が図9に、その右側面図が図10に、その平面図が
図8に示されている。プライコード折り返し部材30
は、図8においては2つ示されているが、これらは、ビ
ード押圧部材10の第1部材11及び第2部材12に一
対一で係合している。プライコード折り返し部材30の
端部は、図10に示すように、円弧状をしており、タイ
ヤ成形装置50では、上記ビード押圧部材10と同様に
複数並べられて、全体として円状を成している。プライ
コード折り返し部材30には、ビード押圧部材10のス
トッパ部11c、12cがタイヤ成形装置50の径方向
への移動を可能にして嵌合する切欠溝36が設けられて
いる。従って、この切欠溝36の径方向外面及び径方向
内面にビード押圧部材10のストッパ部11c、12c
が当接することにより、ビード押圧部材10とプライコ
ード折り返し部材30との相対的な位置決めがされる。
更に、プライコード折り返し部材30における切欠溝3
6の径外方向には、ビード押圧部材10の突部11d、
12dと係合しているガイド溝31が設けられている。
また、ビード押圧部材10には、ガイド溝31の反対側
において径方向に延びる突状部33が設けられている。
プライコード折り返し部材30の径方向の内方、すなわ
ち図9の下方に傾斜部34が形成されている。更に、プ
ライコード折り返し部材30の図9の上方に示されてい
る部分には、円形溝35が設けられている。この円形溝
35には、プライコード折り返し部材30を径内方向に
付勢するための全体として環状をなす引張りばね28が
挿設される。
【0025】挿入コマ14は、その斜視図が図4に、そ
の断面図が図11に示されている。挿入コマ14は、幅
Wを有した2つの薄板状部分と、これらを連結し図11
における上面から長さLの大きさを有する支持部14a
とから構成されている。すなわち、挿入コマ14は、支
持部14aを介して2つの溝15が形成された構造とな
っている。また、この挿入コマ14は、ビード押圧部材
10の第1部材11の切欠溝11a及び第2部材12の
切欠溝12aに挿入されており、いわば第1部材11及
び第2部材12間に横架されている。挿入コマ14の薄
板状部分の幅Wは、第1部材11と第2部材12とに支
持されるのに十分な強度を有する程度には大きいが、で
きる限り小さい寸法とされている。なお、本実施の形態
では、その外形の大きさは10mm×11mm×5mm
程度である。また、本実施の形態では、挿入コマ14は
約150個、設けられている。
【0026】このように爪部材P及び挿入コマ14は上
述した構造を有するので、本実施の形態の第2線材10
2の端部は、図4に示すように、ビード押圧部材10の
第1部材11の切欠溝11g、第2部材12の切欠溝1
2gを介して、挿入コマ14の支持部14aによって折
り返し支持されている。この挿入コマ14は、前記長さ
Lの相違するものが複数用意され、それらが交換使用さ
れる。
【0027】本実施の形態におけるタイヤ成形装置50
は、以上のように構成されるが、次に、その作用につい
て、図1、図12及び図13を参照して述べる。まず、
図1に示すように、円筒状の公知のカーカス5が、ブラ
ダ100の径外方向で移動体4A、4Bの間に配設され
る。更に、このカーカス5の両端のビード部、外側弾性
体103の突部103aの付近に、リング状の公知のビ
ードコア6が配設される。この状態では、段付ピストン
51、52は、軸線方向において最も外方に位置してお
り、ビード押圧部材10及びプライコード折り返し部材
30が径方向において最も内方に位置している。
【0028】そして、ブラダ1の内腔9に、図示しない
供給装置からの圧縮エアーが供給される。これによりブ
ラダ100はカーカス5に密着する。更に、これと同時
に、移動機構により両移動体4A、4Bを接近させる。
このとき、同時にエアーライン55を介して内側シリン
ダー54にも圧縮エアーが供給され、段付ピストン51
が軸線方向の内側に移動する。そのため、段付ピストン
51の傾斜部に係合しているビード押圧部材10が径外
方向に移動する。このとき、ビード押圧部材10の第1
部材11、第2部材12のストッパ部11c、12cの
上端が、プライコード折り返し部材30の切欠溝36の
上端部に当接している。従って、プライコード折り返し
部材30は、ビード押圧部材10と共に引張りばね28
に抗して、ビード押圧部材10の移動距離と同じ距離だ
け、径外方向に移動させられる。
【0029】その結果、図12に示すように、カーカス
5が、ブラダ100の内側弾性体104及び外側弾性体
103が膨出した形状に沿った形状、すなわち所望のト
ロイダル形状に膨出拡大変形される。
【0030】次に、外側シリンダー56に圧縮エアーが
供給されて、段付ピストン52が軸線方向の内側に移動
する。そのため、この段付ピストン52の傾斜部に係合
しているプライコード折り返し部材30が、切欠溝36
がストッパ部11c、12cの径方向内側面に規制され
るまで、ビード押圧部材10よりも更に径外方向に移動
する。これにより、図13に示すように、カーカス5の
両端部が押圧されて、この両端部がビードコア6を包む
ように折り曲げられる。その結果、カーカス5の両端部
にビードコア6が一体的に取り付けられる。なお、この
とき、内腔9の圧縮エアーは、孔3aを介して排出され
て、ブラダ100の外側弾性体103及び内側弾性体1
04が元の状態に戻る。
【0031】その後、このようにしてトロイダル状に形
成されたカーカス5の外面にブレーカ層、トレッドゴム
層及びサイドウォール層(何れも図示しない)等を順次
貼り合わせる。そして、それら層の外面に、加硫前のラ
ジアルタイヤの外形に相当する内面形状を有する金型
(図示しない)を圧接させることにより、加硫前のタイ
ヤの成形が完了する。
【0032】なお、この金型の内面に予めブレーカ層及
びトレッドゴム層等を保持させ、その金型を両移動体4
A、4B間にセットされたカーカス5の外周側に待機さ
せておく。そして、カーカス5が前述のようにしてトロ
イダル形状に膨出拡径されるのに伴い、金型内のブレー
カ層及びトレッドゴム層等をカーカス5の外面に貼り合
わせるようにしてもよい。
【0033】一方、カーカス5を所望のトロイダル形状
とした後、タイヤ成形装置50においては、圧縮エアー
を外側シリンダー56からエアーライン55、内腔9及
び孔3aを介して排出させる。すると、これにより段付
ピストン52が軸線方向において外方に移動する。この
とき、引張りばね28のばね力により、プライコード折
り返し部材30が径内方向に移動する。そして、プライ
コード折り返し部材30の切欠溝36の上端部にビード
押圧部材10の第1部材11、第2部材12のストッパ
部11c、12cの上端が当接する。次に、内側シリン
ダー54から圧縮エアーを排出して段付ピストン51を
軸線方向において外方に移動させる。すると、斜状をな
す凹部51bと案内部20との作用により、プライコー
ド折り返し部材30及びビード押圧部材10が径内方向
に移動する。そして、図1に示す状態に戻る。
【0034】このように、本実施の形態のタイヤ成形装
置50においては、第2線材102を支持する交換可能
な(10mm×11mm×5mm≒)0.5mm3程度
の大きさの挿入コマが、150個程度配設されている。
従って、所望のサイドウォール形状とするために設定さ
れている長さLを有する挿入コマ14を交換するだけ
で、径とトレッド部は同一であるがサイドウォール部の
形状を変更した種々のタイヤを成形することができる。
例えば、挿入コマ14の支持部14aの長さLとして長
いもの、例えば長さL'を使用すれば、有効な働き長さ
が短くなり、軸線方向の膨張が少ないサイドウォール形
状とすることができる。
【0035】また、本実施の形態では、隣合う第2線材
102が一続きとなるように、端部が折り返されて、そ
の端部が輪状になっており、この部分を挿入コマ14に
第2線材102の端部を引っ掛けて支持する。従って、
第2線材102の2つの端部を1つの挿入コマ14で保
持することになり、挿入コマ14よりなる支持部材の個
数を減らすことができ、更なるコストの低下となる。ま
た、同時に隣合う第2線材102が一続きとなるように
しているので、第2線材102の一部に他の部分とは異
なる荷重が作用しても、その荷重は第2線材102全体
で分配されるので、タイヤの全周においてサイドウォー
ル形状を均一に作成することができる。
【0036】更に、本実施の形態では、第2線材102
が支持される挿入コマ14を支持するビード押圧部材1
0の第1部材11及び第2部材12に、それぞれ切欠溝
11a、12a及び切欠溝11g、12gを設けた。す
なわち穴に第2線材102を通すのではなく、第2線材
102の端部を持ってこれら切欠き部分に引っ掛けるよ
うにして第2線材を配置することができる。すなわち、
第2線材102を容易に配設でき、挿入コマ14の交換
時間を少なくすることができる。
【0037】更に、本実施の形態では、爪部材Pにその
径方向の内側に傾斜部18を設け、移動体4A、4Bに
設けられて空圧で作動する段付ピストン51に傾斜部5
1aを設け、これら傾斜部18、51aを摺動可能に嵌
合させて、爪部材Pを径外方向に移動させる構造とし
た。すなわち、カーカス5を膨出変形させる際に、図1
2において径内方向を被覆する内側弾性体104と外側
弾性体103の下面に配設されている第2線材102と
の間で、径方向に距離が生じるため、図12におけるサ
イドウォール形状の下端部における左右方向の膨らみが
抑制され、より滑らかなサイドウォール形状を作成する
ことができる。
【0038】また、爪部材Pがビード押圧部材10とプ
ライコード折り返し部材30とから構成され、ビード押
圧部材10が径外方向に移動した後、圧縮エアーの作用
によりプライコード折り返し部材30がビード押圧部材
に対して径外方向に移動するようにし、引張りばねの作
用によりビード押圧部材に対して径内方向に移動させる
ようにした。従って、前記のようにサイドウォール形状
をより滑らかにすることができる。
【0039】更に、ビード押圧部材10が径方向に分割
された第1部材11と第2部材12からなり、挿入コマ
14はこれら第1部材11及び前記第2部材12に横架
して設けた。従って、挿入コマ14の脱着が容易であ
り、第2線材102の挿入コマ14の交換が容易とな
る。
【0040】なお、上記実施の形態では、爪部材Pのビ
ード押圧部材10の傾斜部18に案内部20を設け、段
付ピストン51の傾斜部51aに凹部51bを設け、こ
れらを摺動可能に嵌合させた。更に、第1部材11に突
部11eと突条部16を設け、第2部材12に突部12
eと凹部17とを設け、突部11eと突部12e、突条
部16と凹部17とを嵌合させた。従って、これらがガ
イドとなるので、爪部材Pの径外方向及び軸線方向の動
きを規制することができ、第1部材11と第2部材12
との所定の位置関係を確実に保持して挿入コマ14を一
層、確実に保持することができる。
【0041】以上、本発明の実施の形態におけるタイヤ
成形装置50について説明したが、本発明はこれに限定
されることなく、勿論、上述の技術的思想に基づいて種
々の変形が可能である。
【0042】例えば、上記実施の形態においては、爪部
材Pをビード押圧部材10とプライコード折り返し部材
30とから構成するようにした。しかし、プライコード
折り返し部材30をビード押圧部材10から離間して設
けて、第2線材102を支持する支持部材を設けるよう
にしてもよい。また、上記実施の形態においては、爪部
材Pが径外方向に移動するような構造としたが、このよ
うな構成とせずとも、本発明の効果を得ることができ
る。
【0043】
【発明の効果】以上、述べたように本発明によれば、次
のような優れた効果を奏する。請求項1の発明では、カ
ーカスの軸線方向に延びる第2線材を支持する支持部材
を交換可能としたので、これを交換することにより第2
線材の係留深さを変更でき、径及びトレッドが同一でサ
イドウォール形状が異なるタイヤを1つのタイヤ成形装
置で形成することができる。従って、径及びトレッド部
が同じでサイドウォール部の形状のみが異なったタイヤ
を、時間及びコストをかけずに成形することができる。
【0044】請求項2の発明によれば、隣合う第2線材
が一続きとなるように、端部が折り返されているので、
支持部材に第2線材の端部を引っ掛けて支持する。従っ
て、第2線材102の2つ端部を1つの支持部材で保持
することになり、支持部材の個数を減らすことができ、
更なるコストの低下を図ることができる。また、この場
合、第2線材が続いているので、第2線材の一部に他の
部分とは異なる荷重が作用しても、その荷重は第2線材
全体に分配されることになるので、タイヤの全周におい
てサイドウォール形状を均一に作成することができる。
【0045】また、請求項3の発明及び請求項4の発明
によれば、第2線材が配設されるための切欠溝を、支持
部材及び/又は爪部材に設けたので、第2線材の端部を
もったまま切欠溝に引っ掛けていけば配置することがで
きる。すなわち、穴に通すといったことなく、第2線材
を容易に配設でき、交換に必要な時間の更なる低下を図
ることができる。
【0046】請求項5の発明によれば、この爪部材をタ
イヤの径外方向に移動可能に移動させる構造であるの
で、内側弾性体がタイヤ成形装置の軸線方向に急激に膨
張しにくくなり、より滑らかなサイドウォール形状を作
成することができる。また、請求項6の発明によれば、
爪部材に設けられた傾斜部が移動体で空圧で作動するリ
ング部材に設けられた傾斜部を摺動するので、構造自体
を簡素でありながら、素早く確実に作動させることがで
きる。更に、請求項7の発明では、爪部材の傾斜部及び
リング部材の傾斜部を凹凸形状として、これらを嵌合さ
せているので、爪部材の径外方向の移動を、より一層、
確実なものとすることができる。
【0047】また、請求項8の発明によれば、爪部材を
ビード押圧部材とプライコード折り返し部材とにより構
成し、ビード押圧部材が径外方向に移動した後、プライ
コード折り返し部材がビード押圧部材に対して径外方向
に移動するようにしている。すなわち、爪部材が支持部
材の支持とプライコードの折り返しの両方をするので、
部品点数を少なくすることができる。更に、請求項9の
発明によれば、プライコード折り返し部材の径方向の移
動を圧縮エアー及び引張りばねの作用により行っている
ので、プライコードの折り返しを簡素な構成で行える。
請求項10の発明によれば、プライコード折り返し部材
及びビード押圧部材に凹凸部を設け、これらのの凹凸部
を嵌合している。従って、引張りばねの作用によりプラ
イコード折り返し部材だけでなく、ビード押圧部材をも
初期の位置に戻すことができ、構造が一層簡素となる。
【0048】請求項11の発明によれば、ビード押圧部
材が径方向に分割された第1部材と第2部材からなり、
これら第1部材及び前記第2部材に横架して支持部材が
設けられているので、支持部材の脱着が容易であり、支
持部材の交換が容易となる。更に、請求項12の発明に
よれば、第1部材及び第2部材には凹凸部が設けられ、
第1部材の凹凸部と第2部材の凹凸部とが嵌合している
ので、支持部材の交換が容易でありながら、この支持部
材を確実に支持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるタイヤ成形装置の
部分破断断面図。
【図2】本発明の実施の形態におけるタイヤ成形装置の
要部の部分破断斜視図。
【図3】本発明の実施の形態における爪部材の配置を示
す部分拡大断面図。
【図4】本発明の実施の形態におけるタイヤ成形装置の
要部の拡大斜視図。
【図5】本発明の実施の形態におけるビード押圧部材の
平面図。
【図6】本発明の実施の形態におけるビード押圧部材の
正面図。
【図7】本発明の実施の形態におけるビード押圧部材の
左側面図。
【図8】本発明の実施の形態におけるプライコード折り
返し部材の平面図。
【図9】本発明の実施の形態におけるプライコード折り
返し部材の正面図。
【図10】本発明の実施の形態におけるプライコード折
り返し部材の右側面図。
【図11】本発明の実施の形態における支持部材である
挿入コマの断面図。
【図12】本発明の実施の形態におけるタイヤ成形装置
の作用を示す部分破断断面図。
【図13】同じく本発明の実施の形態におけるタイヤ成
形装置の作用を示す部分破断断面図。
【符号の説明】
4A…移動体、4B…移動体、5…カーカス、6…ビー
ドコア、9…内腔、10…ビード押圧部材、11…第1
部材、11a…切欠溝、11c…ストッパ部、11d…
突部、11e…突部、11f…突出部、12…第2部
材、12a…切欠溝、12c…ストッパ部、12d…突
部、12e…突部、12f…突出部、14…挿入コマ、
14a…支持部、18…傾斜部、20…案内部、28…
引張りばね、30…プライコード折り返し部材、31…
ガイド溝、33…突条部、36…切欠溝、50…タイヤ
成形装置、51…段付ピストン、51a…傾斜部、51
b…凹部、52…段付ピストン、100…ブラダ、10
1…第1線材、102…第2線材、103…外側弾性
体、104…内側弾性体、P…爪部材。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のカーカスの周方向に延びる第1
    線材と、前記カーカスの軸線方向に延びる第2線材とか
    らなる芯材とを有するブラダを具備し、 該ブラダの径外方向側に前記カーカスを配設した状態
    で、前記ブラダの径内方向に圧力媒体を供給して前記カ
    ーカスの前記軸線方向の中心部を膨出拡径させると共
    に、前記カーカスの両端のビード部を互いに接近する方
    向へ移動させることにより、前記カーカスをトロイダル
    状に変形させるタイヤの成形装置において、前記第2線
    材の端部を支持する支持部材を交換可能にしたことを特
    徴とするタイヤの成形装置。
  2. 【請求項2】 前記第2線材は、隣合う第2線材が一続
    きとなるように、端部の折り返し部において連続されて
    いる請求項1に記載のタイヤ成形装置。
  3. 【請求項3】 前記支持部材は、前記第2線材が配設さ
    れるための切欠溝を有している請求項1又は請求項2に
    記載のタイヤ成形装置。
  4. 【請求項4】 前記支持部材は、前記第2線材が配設さ
    れるための切欠溝を有した爪部材に挿入されている請求
    項1乃至請求項3にの何れかに記載のタイヤ成形装置。
  5. 【請求項5】前記爪部材は前記カーカスの径外方向に移
    動可能である請求項4に記載のタイヤ成形装置。
  6. 【請求項6】 前記爪部材の前記径方向の内側には、前
    記径内方向に傾斜した傾斜部が設けられ、前記ビード部
    が互いに接近する方向へ移動する移動体に内設されて空
    圧で作動するリング部材には傾斜部が設けられており、
    該リング部材の前記傾斜部が前記爪部材の前記傾斜部に
    摺動することにより、前記爪部材が前記カーカスの径外
    方向に移動する請求項5に記載のタイヤ成形装置。
  7. 【請求項7】前記爪部材の前記傾斜部及び前記リング部
    材の前記傾斜部は凹凸形状を呈しており、前記爪部材の
    前記傾斜部の凹凸形状と前記リング部材の前記傾斜部の
    凹凸形状とが嵌合している請求項6に記載のタイヤ成形
    装置。
  8. 【請求項8】 前記爪部材がビード押圧部材とプライコ
    ード折り返し部材とから構成され、前記ビード押圧部材
    が前記径外方向に移動した後、前記プライコード折り返
    し部材が前記ビード押圧部材に対して前記径外方向に移
    動する請求項4乃至請求項7の何れかに記載のタイヤ成
    形装置。
  9. 【請求項9】 前記プライコード折り返し部材が、圧縮
    エアーの作用により前記ビード押圧部材に対して径外方
    向に移動し、引張りばねの作用により前記ビード押圧部
    材に対して径内方向に移動する請求項8に記載のタイヤ
    成形装置。
  10. 【請求項10】 前記プライコード折り返し部材及び前
    記ビード押圧部材には凹凸部が設けられ、該プライコー
    ド折り返し部材の凹凸部と前記ビード押圧部材の凹凸部
    とが径方向に相対移動可能に嵌合している請求項9に記
    載のタイヤ成形装置。
  11. 【請求項11】 前記ビード押圧部材が径方向に分割さ
    れた第1部材と第2部材からなり、該第1部材及び前記
    第2部材に横架して前記支持部材が設けられている請求
    項10に記載のタイヤ成形装置。
  12. 【請求項12】 前記第1部材及び前記第2部材には凹
    凸部が設けられ、前記第1部材の凹凸部と前記第2部材
    の凹凸部とが嵌合している請求項10に記載のタイヤ成
    形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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