JP2001128525A - バリカン式草刈機のバリカン刃 - Google Patents

バリカン式草刈機のバリカン刃

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JP2001128525A
JP2001128525A JP31188699A JP31188699A JP2001128525A JP 2001128525 A JP2001128525 A JP 2001128525A JP 31188699 A JP31188699 A JP 31188699A JP 31188699 A JP31188699 A JP 31188699A JP 2001128525 A JP2001128525 A JP 2001128525A
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JP
Japan
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blade
clipper
hair clipper
type mower
grass cutter
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Pending
Application number
JP31188699A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuji Matsuura
卓司 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GENPEI HAMONO KOJO KK
NIKKO SEISAKUSHO KK
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
GENPEI HAMONO KOJO KK
NIKKO SEISAKUSHO KK
Nikkari Co Ltd
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Publication date
Application filed by GENPEI HAMONO KOJO KK, NIKKO SEISAKUSHO KK, Nikkari Co Ltd filed Critical GENPEI HAMONO KOJO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 切断性能の維持の長期化図り、工具経済が結
果としてプラスとなるバリカン刃を提供する。 【解決手段】 基材15に凸形の刃体16を複数突出さ
せたものを摺動可能に二枚重ねたバリカン式草刈機のバ
リカン刃において、刃体の切断部を超硬材17とした。
超硬材を適宜形状の超硬チップとし、超硬チップを本体
にロウ付けもしくはカム式クランプで止め付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリカン式草刈機
のバリカン刃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基材に凸形の刃体を複数突出させたバリ
カン刃は周知であり、草刈機を始めとする種々の切断装
置に使用されている。ところが、従来のバリカン刈刃
は、ハイス(高速度鋼)で製作されており、所定時間使
用すると、磨耗して切れ味を低下させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】切れ味が低下したバリ
カン刃は、研削して再度鋭利にする必要があるが、バリ
カン刃の刃体は数多く設けられているから、研削作業も
大変である。加えて、バリカン刃の研削にはある程度の
熟練を要するから、一般ユーザーは、一度磨耗したバリ
カン刃は、そのまま遺棄することが多かった。特に、バ
リカン式草刈機では、バリカン刃は土を噛み込むから、
磨耗は極めて早く到来していた。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みて案出さ
れたものであり、刃体の切断部に超硬材を使用してその
切断性能の維持の長期化を図ったものである。従来、ロ
ータリ刃には超硬材を使用したものがあったが、バリカ
ン刃には何故か見られなかったが、上記したような事情
がその理由であろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題の下、本発明
は、基材に凸形の刃体を複数突出させたものを摺動可能
に二枚重ねたバリカン式草刈機のバリカン刃において、
刃体の切断部を超硬材としたことを特徴とするバリカン
式草刈機のバリカン刃を提供したものである。
【0006】以上の手段により、切れ味低下までの時間
が長くなるから、イニシャルコストは高いものの、工具
経済にとってプラスとなる。特に、バリカン式草刈機で
は、バリカン刃が地上低い位置に設定されて二枚の刃で
土や砂を噛み込むから、その寿命が短かったのである
が、超硬材により長寿命化が果たせ、結果的にはプラス
となる。尚、超硬材の取付け態様としては、適当形状の
超硬チップを採用してこれを刃体にロウ付けする方法、
超硬チップを刃体にカム式クランプで止め付ける方法と
が一般的である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図2は本発明に係るバリカン刃を
装着したバリカン式草刈機の主要部の平面図、図3はそ
の縦断面図、図4はバリカン刃の部分の横断面図、図5
はバリカン式草刈機の全体図であるが、このバリカン式
草刈機は、伝動管兼基体である操作杆1の先端(下端)
にクランクケース2を取り付けたものである。
【0008】クランクケース2の基部には、伝動軸3が
軸装されており、操作杆1の基端に設けられる原動機2
0の動力を操作杆1の内部に挿通される駆動軸4によっ
てベベルギア機構5を介して伝動軸3に伝えるようにし
てある(操作杆1の途中には操縦用のハンドル21が取
り付けられ、肩掛け紐22で肩から吊るされる)。尚、
バリカン式草刈機には、図6で示されるように、原動機
20を負い子23に載せて背中に背負い、フレキシブル
の駆動構造24で操作杆1の基端に導くものもあるが、
本発明は、このようなバリカン式草刈機にも適用される
のは言うまでもない。
【0009】クランクケース2の中央部には、クランク
ロッド6を係着するクランク7が収容されており、伝動
軸3に伝えられた動力は、ギア機構8を介してクランク
7を回転させ、クランクロッド6を往復動させる。クラ
ンクケース2の先端からはバリカン刃9が突出してお
り、バリカン刃9の根元側はクランクロッド6とピン1
0で枢着されている。これにより、クランクロッド6の
往復動は、バリカン刃9の往復動に変換される。
【0010】以上のクランクロッド6とバリカン刃9の
組は上下に二個設けられており、各クランクロッド6
は、クランク7の対称位置に設けられる二カ所の偏心部
位に連結されている。従って、クランク6の回転に伴っ
てバリカン刃9は互いに正反対の方向に往復動すること
になる。
【0011】二枚のバリカン刃9は、往復動を阻害しな
い隙間を保って離れないように重合させられている。具
体的には、バリカン刃9の中央部に相当数の長手方向の
長孔11があけられており(往復動するから)、この長
孔11の中にボルト12を通し、上側のバリカン刃9の
上に押え板13を重ねてナット14で締めて固定してい
る。この場合、ボルト12とナット14の締め具合を調
整することで、前記した隙間の調整を図っている。
【0012】ここで、バリカン刃9は、細長い基材15
にその軸線と直角方向に凸形(台形)をした刃体16を
複数個適当ピッチで突出させたものであり、刃体16
は、基材15の両側に各々のピッチを半分ずつずらせて
突出させてある。刃体16の周縁にはエッジが形成され
ているが、上方のものは上面にエッジ(すくい面)が、
下方のものは下面にエッジが形成されるものである。但
し、上下裏返して使用できるから、同一の形状のものを
共用できる。
【0013】図1は本発明に係るバリカン刃9の平面図
であるが、本発明は、以上のバリカン刃9の刃体16の
切断部(周縁)を超硬材17としたものである。刃体1
6すべてを超硬材17としてもよいが、コストと脆さの
解消を考慮して切断に関与する刃体16の切断部(周
縁)に適当形状をしたチップ状の超硬チップ17を取り
付けるものの方が効果的である。超硬チップ17の取付
けには種々の方法があるが、銀蝋等で溶着するロウ付け
が一般的である。この他、図7に示すように、カム18
を刃体16の台金となる部分に埋設し、これで超硬チッ
プ17を締め付けて固定するカム式クランプ19に依っ
てもよい。
【0014】
【発明の効果】以上、本発明によると、イニシャルコス
トは高いものの、切れ味低下までの時間が長くなるか
ら、工具経済にとって結局はプラスとなる。特に、この
刃をバリカン式草刈機機に適用すれば、バリカン式草刈
機では、バリカン刃が地上低い位置に設定されて土や砂
を噛むから、その寿命が短かったのであるが、超硬材に
より長寿命化が果たせ、結果的にはプラスとなる。。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すバリカン刃の平面図であ
る。
【図2】本発明の一例を示すバリカン式草刈機の主要部
の平面図である。
【図3】本発明の一例を示すバリカン式草刈機の主要部
の縦断面図である。
【図4】本発明の一例を示すバリカン式草刈機のバリカ
ン刃の部分の横断面図である。
【図5】本発明の一例を示すバリカン式草刈機の全体図
である。
【図6】本発明の他の一例を示すバリカン式草刈機の全
体図である。
【図7】本発明の他の一例を示すバリカン刃への超硬チ
ップの取付けの断面図である。
【符号の説明】
9 バリカン刃 15 基材 16 刃体 17 超硬材(チップ) 19 カム式クランプ
フロントページの続き (72)発明者 松浦 卓司 岡山県岡山市乙多見482の1 株式会社ニ ッカリ内 Fターム(参考) 2B382 GA02 GA07 GB05 GC03 GC04 GC14 GE02 GF01 HA04 HA12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に凸形の刃体を複数突出させたもの
    を摺動可能に二枚重ねたバリカン式草刈機のバリカン刃
    において、刃体の切断部を超硬材としたことを特徴とす
    るバリカン式草刈機のバリカン刃。
  2. 【請求項2】 超硬材を適宜形状の超硬チップとし、超
    硬チップを刃体にロウ付けしてなる請求項1に記載のバ
    リカン式草刈機のバリカン刃。
  3. 【請求項3】 超硬チップを刃体にカム式クランプで止
    め付けてなる請求項1に記載のバリカン式草刈機のバリ
    カン刃。
JP31188699A 1999-11-02 1999-11-02 バリカン式草刈機のバリカン刃 Pending JP2001128525A (ja)

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JP31188699A JP2001128525A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 バリカン式草刈機のバリカン刃

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JP31188699A JP2001128525A (ja) 1999-11-02 1999-11-02 バリカン式草刈機のバリカン刃

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