JP2001127441A - 多層プリント配線板用絶縁性樹脂組成物及び多層プリント配線板 - Google Patents

多層プリント配線板用絶縁性樹脂組成物及び多層プリント配線板

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JP2001127441A
JP2001127441A JP30303699A JP30303699A JP2001127441A JP 2001127441 A JP2001127441 A JP 2001127441A JP 30303699 A JP30303699 A JP 30303699A JP 30303699 A JP30303699 A JP 30303699A JP 2001127441 A JP2001127441 A JP 2001127441A
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printed wiring
mass
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multilayer printed
resin composition
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JP30303699A
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English (en)
Inventor
Koji Murata
光司 村田
Toshie Murai
都志衣 村井
Kenji Kawamoto
憲治 河本
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高耐熱性で、かつ銅線密着性等の信頼性の高い
多層プリント配線板を容易にかつ安価に、また環境に多
大な負担を与えることなく製造することができる多層プ
リント配線板用絶縁性樹脂組成物を提供する。 【解決手段】少なくとも2成分以上の多官能エポキシ類
化合物と硬化剤からなる多層プリント配線板用絶縁性樹
脂組成物において、少なくとも前記多官能エポキシ類化
合物が一分子中に3個以上のエポキシ基を有する芳香族
環を含む構造の多官能エポキシ類化合物と一分子中に2
個以上のエポキシ基を有する多官能脂環式エポキシ類化
合物を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高耐熱性かつめっ
きピール強度が高く、導体回路のファイン化に適した絶
縁性樹脂組成物及び絶縁性樹脂組成物を硬化してなる樹
脂絶縁層によって層間絶縁された多層プリント配線板に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子技術の進歩に伴い、大型コン
ピュータなどの電子機器に対する高密度化あるいは演算
機能の高速化が進められている。その結果、プリント配
線板においても高密度化を目的として、配線回路が多層
に形成された多層プリント配線板が脚光を浴びてきた。
【0003】従来、多層プリント配線板としては例えば
内装回路を接続し導通せしめた多層プリント配線板が代
表的なものであった。
【0004】しかしながら、このような多層プリント配
線板は、複数の内装回路をスルーホールを介して接続導
通させたものであるため、配線回路が複雑になりすぎて
高密度化あるいは高速度化を実現することは困難であっ
た。
【0005】このような問題点を克服することのできる
多層プリント配線板として、最近、導体回路と有機絶縁
膜とを交互にビルドアップした多層プリント配線板が開
発されている。この多層プリント配線板は、超高密度化
と高速化に適合したものであるが、欠点は有機絶縁膜上
に無電解めっき膜を信頼性よく形成させることが困難な
ことにあった。
【0006】このため、かかる多層プリント配線板にお
いては、導体回路を、蒸着やスパッタリングなどのPV
D法もしくは前記PVD法と無電解めっき及び電解めっ
きとの併用法で形成していたが、このようなPVD法に
よる導体回路形成方法の問題点として生産性が劣り、コ
ストが高い点が挙げられる。
【0007】最近、このような有機絶縁膜上に無電解め
っき膜を信頼性よく形成する方法として、樹脂絶縁層中
に酸化剤などに可溶な成分を混合し溶解除去することに
よって、無電解めっき膜に接する樹脂表面を荒らす方法
が提案されている。たとえば、特開昭64−47095
号公報にあるように耐熱性の樹脂絶縁層をマトリックス
として、樹脂層中に酸化剤に可溶のエポキシ樹脂、ビス
マレイミド・トリアジン樹脂、ポリエステル樹脂などの
樹脂と、酸化剤に不溶の樹脂や無機フィラーの混合によ
り、樹脂絶縁層の表面を酸化剤で荒らして無電解めっき
膜形成のアンカー効果を高めたものなどが提案されてい
る。また、特開昭61−276875号公報のように、
耐熱性絶縁樹脂分子内にジエン系ゴム成分などを組み込
むことにより、無電解めっき膜との接着性を向上させる
方法なども提案されている。
【0008】しかしながら、これらの方法では耐熱性の
樹脂絶縁層に対して酸化剤などで溶解させる樹脂粒子や
ゴム成分などの樹脂改質剤自体の耐熱性が劣っているた
め、結果として形成された樹脂絶縁層の耐熱性を低下さ
せることが問題となっていた。
【0009】また、一般にエポキシ系材料は熱硬化性樹
脂であり熱硬化後の材料の熱物性が優れた物を得ようと
すればするほど、めっき工程での粗化処理が進まず、高
いめっきピール強度が得られないことになり細線導体回
路の信頼性等に問題が生じる。このような粗化されにく
い系を十分に粗化し高いめっきピール強度を得るために
は、長時間の粗化処理を必要とするか、もしくはクロム
混酸のような非常に危険かつ環境に与える影響が大きい
処理液を必要とすることになり、コスト的にも環境的に
も負担が大きく問題となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高耐
熱性で、かつ銅線密着性等の信頼性の高い多層プリント
配線板を容易にかつ安価に、また環境に多大な負担を与
えることなく製造することができる多層プリント配線板
用絶縁性樹脂組成物を提供することにある。本発明の他
の目的は、高耐熱性で、かつ銅線密着性等の信頼性の高
い多層プリント配線板を容易にかつ安価に提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に於いて上記課題
を達成するために、まず請求項1においては、少なくと
も2成分以上の多官能エポキシ類化合物と硬化剤からな
る多層プリント配線板用絶縁性樹脂組成物において、少
なくとも前記多官能エポキシ類化合物が一分子中に3個
以上のエポキシ基を有する芳香族環を含む構造の多官能
エポキシ類化合物と一分子中に2個以上のエポキシ基を
有する多官能脂環式エポキシ類化合物を含むことを特徴
とする多層プリント配線板用絶縁性樹脂組成物である。
請求項2においては、請求項1記載の多官能脂環式エポ
キシ類化合物の一つが少なくとも、シクロヘキセンオキ
シド骨格を有することを特徴とする多層プリント配線板
用絶縁性樹脂組成物である。請求項3においては、請求
項1〜2記載の多官能エポキシ類化合物の芳香族環を含
む多官能エポキシ類化合物と多官能脂環式エポキシ類化
合物の組成比が、10〜90質量%:90〜10質量%
であることを特徴とする多層プリント配線板用絶縁性樹
脂組成物である。請求項4においては、請求項1〜3の
何れかの1に記載の多層プリント配線板用絶縁性樹脂組
成物を硬化してなる樹脂絶縁層を有することを特徴とす
る多層プリント配線板である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明をさらに詳しく説明
する。本発明者らは、長年における研究の結果、多層プ
リント配線板用絶縁性樹脂組成物において、芳香族環を
含む耐熱性の優れたエポキシ類化合物に脂環式骨格構造
を有するエポキシ類化合物、好ましくはシクロヘキセン
オキシド骨格構造を有するエポキシ類化合物を導入する
ことにより、通常の粗化工程でめっきに適した微細な樹
脂表面を形成することができ、かつ従来の方法では困難
であった耐熱性の維持とめっきピール強度の向上を同時
に満たすことが出来ることを発見した。
【0013】本発明における2種類の多官能エポキシ類
化合物としては、一分子中に3個以上のエポキシ基を有
する芳香族環を含む構造の多官能エポキシ類化合物と一
分子中に2個以上のエポキシ基を有する多官能脂環式エ
ポキシ類化合物からなる。本発明で述べる芳香族環を含
む構造の多官能エポキシ類化合物とは、分子構造中に芳
香族骨格を有するものを示し、例えばフェノールノボラ
ック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂、DPPノボラック型エポキシ樹脂、ビフェニル型
エポキシ樹脂、シクロペンタジエニル型エポキシ樹脂、
ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、トリスヒドロキ
シフェニルメタン型エポキシ樹脂、テトラフェニロール
エタン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタジエンフェノー
ル型エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、トリス
(グリシジルフェニル)メタン、テトラグリジジルジア
ミノジフェニルメタン、トリグリシジルパラアミノフェ
ノール、トリグリシジルメタアミノフェノール、テトラ
グリシジルメタキシリレンジアミン、テトラグリシジル
ビスアミノメチルシクロヘキサンなどの種々の多官能グ
リシジルアミン型エポキシ化合物、2,2',4,4'-テトラグ
リドキシビフェニル等があげられ、特に一分子中に3官
能以上のエポキシ基を有するものが、硬化時の物性に優
れより好適である。
【0014】また、本発明で述べる脂環式骨格構造を有
する化合物を添加してなる多官能脂環式エポキシ類化合
物としては、たとえばフェノールノボラック型エポキシ
樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ
樹脂、ビスフェノールS型エポキシ樹脂、ビフェニル型
エポキシ樹脂、ビフェニルノボラック型エポキシ樹脂、
トリスヒドロキシフェニルメタン型エポキシ樹脂、テト
ラフェニロールエタン型エポキシ樹脂、ジシクロペンタ
ジエンフェノール型エポキシ樹脂等の芳香族環を含むエ
ポキシ類化合物の水素添加化合物、脂環式エポキシ樹脂
やシクロヘキセンオキシドの各種誘導体など等があげら
れ、特に一分子中に2官能以上のエポキシ基を有するも
のが硬化時の物性に優れより本発明に好適である。
【0015】多官能脂環式エポキシ類化合物の添加によ
り、通常の粗化工程において芳香族系エポキシのみの硬
化物より、樹脂表面は粗化されやすくなるとともに脂環
式エポキシ単体の硬化物より微細な粗化面を形成するこ
とができる。本発明により耐熱性と高めっきピール強度
ひいては高信頼性を持ち、導体回路のファイン化に適し
た多層プリント配線板を生産することができる。芳香族
環を含む多官能エポキシ類化合物だけでも高耐熱性のも
のを得ることができるが、粗化工程において長時間の粗
化処理が必要になったり、クロム混酸等を使う必要が出
てくるためコスト面や環境面での負担が大きいこと、ま
た脂環式エポキシ単体の硬化系では粗化面が荒れすぎる
傾向があることから導体回路のファイン化に適さず好ま
しくない。
【0016】本発明の請求項2で述べる、シクロヘキセ
ンオキシド骨格構造を有する多官能脂環式エポキシ類化
合物としては、たとえば3,4−エポキシシクロヘキシ
ルメチル−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシ
レート、アリサイクリックジエポキシアセタール、ビス
−(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル)アジペー
ト、種々のカプロラクトン変性多官能シクロヘキセンオ
キシドタイプのエポキシ化合物、アリサイクリックジエ
ポキシアセタール、アリサイクリックジエポキシアジペ
ート、ビニルシクロヘキセンジオキシド、3,4−エポ
キシシクロヘキシルメチル−3,4−エポキシシクロヘ
キサンカルボキシレートのトリメチルカプロラクトン変
性物、3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4
−エポキシシクロヘキサンカルボキシレートのバレロラ
クトン変性物、下記化学式(1)及び化学式(2)で表
される脂環式エポキシ化合物などがあげられ、これらを
単独もしくは混合して用いることができる。
【0017】
【化1】
【0018】式中、a及びbは0又は1以上の自然数を
表す。
【0019】
【化2】
【0020】式中、a〜dは0又は1以上の自然数を表
す。
【0021】上記シクロヘキセンオキシド骨格構造を有
する多官能脂環式エポキシ類化合物のうち一分子中に2
官能以上のエポキシ基を有するものは硬化時の物性にも
優れ本発明に好適である。
【0022】上記に述べるシクロヘキセンオキシド骨格
構造を有する多官能脂環式エポキシ類化合物を添加する
ことにより、通常の粗化工程において芳香族系エポキシ
のみの硬化物より、樹脂表面は粗化されやすくなるとと
もにシクロヘキセンオキシド骨格構造を有する脂環式エ
ポキシ単体の硬化物より微細な粗化面を形成することが
できる。本発明により、耐熱性と高めっきピール強度ひ
いては高信頼性を持ち、導体回路のファイン化に適した
多層プリント配線板を生産することができる。芳香族環
を含む多官能エポキシ類化合物だけでも高耐熱性のもの
を得ることができるが、粗化工程において長時間の粗化
処理が必要になったり、クロム混酸等を使う必要が出て
くるため、コスト面や環境面への負担が大きいこと、ま
たシクロヘキセンオキシド骨格構造を有する脂環式エポ
キシ単体の硬化物では粗化面が荒れすぎる傾向にあるこ
とから導体回路のファイン化に適さず好ましくない。
【0023】本発明では多官能エポキシ類化合物の芳香
族環を含む多官能エポキシ類化合物と多官能脂環式エポ
キシ類化合物の組成比は、10〜90質量%:90〜1
0質量%、更に好ましくは、20〜80質量%:80〜
20質量%であることが望ましい。芳香族環を含む構造
の多官能エポキシ類化合物と多官能脂環式エポキシ類化
合物の組成比が上記の範囲外であると、通常の粗化処理
による粗面化がうまく行われずにめっき接着強度(ピー
ル強度)が低下するなど導体回路を信頼性よく形成する
ことが困難になる可能性がある。また例えば、ガラス転
移温度(Tg)が下がったり、平均線膨張係数が上昇し
たり、脆くなったりする等の硬化後の物性が低下したり
する等の問題が発生する可能性がある。上記の組成の範
囲外の組成では、例えば芳香族系エポキシが多い場合に
は十分な粗化面を得るために、通常の粗化処理では長時
間かかることになったり、クロム混酸等の環境にもコス
ト的にも多大な負担を与える処理液が必要となるため好
ましくなく、また脂環式エポキシが多い場合には粗化面
が荒れすぎる傾向があることから導体回路のファイン化
に適さず好ましくない。
【0024】本発明では硬化剤としては一般的なエポキ
シ硬化剤と知られている物を使用することが出来る。た
とえばアミン系硬化剤、フェノール樹脂系硬化剤、クレ
ゾール樹脂系硬化剤、イミダゾール系硬化剤、各種アミ
ン系硬化剤やカルボン酸類、カルボン酸無水物類等の各
種カルボキシル化合物類などがあげられ、特に限定する
ものではない。
【0025】また、上記絶縁性樹脂組成物中には、必要
に応じて各種フィラーを配合することが出来る。例え
ば、フッ素樹脂や、ポリイミド樹脂、ベンゾグアナミン
樹脂、エポキシ樹脂などの有機質充填剤、あるいは、シ
リカやタルク、アルミナ、クレー、炭酸カルシウム、酸
化チタン、硫酸バリウム等の無機質充填剤を配合するこ
とができる。
【0026】さらに、上記絶縁性樹脂組成物中には、必
要に応じて、エポキシ基硬化促進剤、熱重合禁止剤、可
塑剤、レベリング剤、消泡剤、紫外線吸収剤、難燃化剤
等の添加剤や着色用顔料等を添加することが可能であ
る。
【0027】次に本発明の絶縁性樹脂組成物を用いた多
層プリント配線板の製造方法について具体的に説明す
る。
【0028】本発明はまず導体回路を形成した基板上
に、上記の絶縁層を形成することにより始まる。
【0029】本発明に使用する基板としては、例えばプ
ラスチック基板、セラミック基板、金属基板、フィルム
基板等が使用することができ、具体的にはガラスエポキ
シ基板、ビスマレイミドートリアジン基板、アラミド繊
維不織布基板、液晶ポリマー基板、アルミニウム基板、
鉄基板、ポリイミド基板等を使用することができる。
【0030】導体回路を形成した基板に前記樹脂絶縁層
を形成する方法としては、例えば上記絶縁性樹脂組成物
をローラーコート法、ディップコート法、スプレイコー
ト法、スピナーコート法、カーテンコート法、スロット
コート法、スクリーン印刷法等の各種手段により塗布す
る方法、あるいは前記混合液をフィルム状に加工した、
樹脂フィルムを貼付する方法を適用することができる。
また、本発明における前記樹脂絶縁層の好適な厚さは、
通常20〜100 μm 程度であるが、特に高い絶縁性が要求
される場合にはそれ以上に厚くすることもできる。
【0031】上記絶縁性樹脂組成物を導体回路を形成し
た基板に塗布したのち、乾燥および熱硬化させることに
より、樹脂絶縁層を形成する。
【0032】多層プリント配線板は、前記樹脂絶縁層の
表面を酸あるいは酸化剤を用いて粗面化処理した後、無
電解めっき及び電解めっきを施すことにより、導体回路
を形成することにより製造される。この無電解めっきの
方法としては、例えば、無電解銅めっき、無電解ニッケ
ルめっき、無電解金めっき、無電解銀めっき、無電解錫
めっきのいずれか少なくとも一種であることが好適であ
る。なお、前記無電解めっきを施した上にさらに異なる
種類の無電解あるいは電解めっきを行ったり、はんだを
コートすることができる。
【0033】なお、本発明の絶縁性樹脂組成物を用い
て、従来知られたプリント配線板について行われている
種々の方法で導体回路を形成することができ、例えば、
基板に無電解及び電解めっきを施してから、回路をエッ
チングする方法や、無電解めっきを施す際に直接回路を
形成する方法などを適用することができる。本発明の樹
脂組成物により絶縁層を形成することにより、無電解め
っき膜を信頼性良く形成させた多層プリント配線板を容
易にかつ安価に提供することができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の絶縁性樹脂組成物を用いて多
層プリント配線板を製造する実施例について説明する。
【0035】[実施例1]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、下記化学式(3)で表される多官能芳香族
エポキシ樹脂(E157S70/油化シェル社製商品
名)300質量部、下記化学式(4)で表される多官能
脂環式エポキシ樹脂(GT401/ダイセル化学社製商
品名)320質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系
3μm 165質量部、レベリング剤(ビックケミー社
製)2.5質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌
し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0036】
【化3】
【0037】式中、nは1以上の自然数を表す。
【0038】
【化4】
【0039】式中、a+b+c+d=n=1である。
【0040】次に、この絶縁性樹脂組成物をスロットコ
ーターを用いて、脱脂洗浄した銅張りガラスエポキシ基
板に約50μm の厚さに塗布し、その後、乾燥オーブン
を用いて、175℃で90分加熱硬化処理を行い、樹脂
絶縁層を形成した。上記樹脂絶縁層を形成した基板を通
常のプリント基板の銅メッキ工程にて厚さ約18μmの
銅メッキを施し、プリント配線板を得た。密着強度はJ
IS−C6481に基づき1cm幅パターンの90度剥
離試験によって調べた。また、同様の樹脂絶縁層形成方
法により厚さ50μmの樹脂絶縁層フィルム試料を作製
し、動的粘弾性測定装置DMAによりガラス点移転Tg
を、熱機械分析装置TMA により平均線膨張係数CTEを
測定した。
【0041】[実施例2]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)300質量部、脂環式エポ
キシ樹脂(GT403/ダイセル化学社製商品名)40
0質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm 2
00質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)3.0
質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性
樹脂組成物を得た。
【0042】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0043】[実施例3]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)295質量部、下記化学式
(5)で表される脂環式エポキシ樹脂(GT301/ダ
イセル化学社製商品名)335質量部、球状アモルファ
スシリカ平均粒系3μm 180質量部、レベリング剤
(ビックケミー社製)2.5質量部をシクロヘキサノン
溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0044】
【化5】
【0045】式中、a+b=n=1である。
【0046】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0047】[実施例4]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)295質量部、下記化学式
(6)で表されるシクロヘキセンオキシド骨格を有する
脂環式エポキシ樹脂(セロキサイド2081/ダイセル
化学社製商品名)290質量部、球状アモルファスシリ
カ平均粒系3μm 170質量部、レベリング剤(ビッ
クケミー社製)2.5質量部をシクロヘキサノン溶剤を
加えて攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0048】
【化6】
【0049】式中、n=1である。
【0050】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0051】[実施例5]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、化学式(7)で表される多官能芳香族エポ
キシ樹脂(EPPN−502H/日本化薬社製商品名)
240質量部、化学式(8)で表される脂環式エポキシ
樹脂(GT403/ダイセル化学社製商品名)400質
量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm 185
質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)2.5質量
部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂
組成物を得た。
【0052】
【化7】
【0053】式中、nは0又は自然数を表す。
【0054】
【化8】
【0055】式中、a+b+c+d=n=3を表す。
【0056】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0057】[実施例6]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(EPPN−5
02H/日本化薬社製商品名)240質量部、シクロヘ
キセンオキシド骨格を有する脂環式エポキシ樹脂(セロ
キサイド2081/ダイセル化学社製商品名)290質
量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm 160
質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)2.0質量
部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂
組成物を得た。
【0058】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0059】[実施例7]まず、メチルテトラヒドロ無
水フタル酸100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂
(EPPN−502H/日本化薬社製商品名)200質
量部、脂環式エポキシ樹脂(GT401/ダイセル化学
社製商品名)340質量部、球状アモルファスシリカ平
均粒系3μm 160質量部、レベリング剤(ビックケ
ミー社製)2.0質量部をシクロヘキサノン溶剤を加え
て攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0060】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0061】[実施例8]まず、メチルヘキサヒドロ無
水フタル酸100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂
(EPPN−502H/日本化薬社製商品名)200質
量部、脂環式エポキシ樹脂(GT401/ダイセル化学
社製商品名)335質量部、球状アモルファスシリカ平
均粒系3μm 160質量部、レベリング剤(ビックケ
ミー社製)2.0質量部をシクロヘキサノン溶剤を加え
て攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0062】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0063】[実施例9]まず、無水メチルハイミック
酸100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(EPPN
−502H/日本化薬社製商品名)190質量部、脂環
式エポキシ樹脂(GT401/ダイセル化学社製商品
名)320質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3
μm 150質量部、レベリング剤(ビックケミー社
製)2.0質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌
し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0064】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0065】[実施例10]まず、トリアルキルテトラ
ヒドロ無水フタル酸100質量部、多官能芳香族エポキ
シ樹脂(EPPN−502H/日本化薬社製商品名)1
45質量部、脂環式エポキシ樹脂(GT401/ダイセ
ル化学社製商品名)240質量部、球状アモルファスシ
リカ平均粒系3μm 120質量部、レベリング剤(ビ
ックケミー社製)1.5質量部をシクロヘキサノン溶剤
を加えて攪拌し、絶縁樹脂溶液を得た。
【0066】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0067】[実施例11]まず、無水トリメリット酸
100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(EPPN−
502H/日本化薬社製商品名)385質量部、脂環式
エポキシ樹脂(GT403/ダイセル化学社製商品名)
160質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm
160質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)
2.5質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、
絶縁性樹脂組成物を得た。
【0068】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0069】[実施例12]まず、無水トリメリット酸
100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(EPPN−
502H/日本化薬社製商品名)145質量部、脂環式
エポキシ樹脂(GT403/ダイセル化学社製)565
質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm 20
0質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)2.6質
量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹
脂組成物を得た。
【0070】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、実施例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0071】[比較例1]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)590質量部、球状アモル
ファスシリカ平均粒系3μm(FB−3S、電気化学工
業社製)170質量部、レベリング剤(ビックケミー社
製)2.8質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌
し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0072】次に、この絶縁性樹脂組成物をスロットコ
ーターを用いて、脱脂洗浄した銅張りガラスエポキシ基
板に約50μm の厚さに塗布し、その後、乾燥オーブン
を用いて、175℃で90分加熱硬化処理を行い、樹脂
絶縁層を形成した。上記樹脂絶縁層を形成した基板を通
常のプリント基板の銅メッキ工程にて厚さ約18μmの
銅メッキを施し、プリント配線板を得た。密着強度はJ
IS−C6481に基づき1cm幅パターンの90度剥
離試験によって調べた。また、同様の樹脂絶縁層形成方
法により厚さ50μmの樹脂絶縁層フィルム試料を作製
し、動的粘弾性測定装置DMAによりガラス点移転Tg
を、熱機械分析装置TMA により平均線膨張係数CTEを
測定した。
【0073】[比較例2]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(EPPN−5
02H/日本化薬社製商品名)480質量部、球状アモ
ルファスシリカ平均粒系3μm(FB−3S、電気化学
工業社製)145質量部、レベリング剤(ビックケミー
社製)2.4質量部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪
拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0074】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、比較例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0075】[比較例3]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)700質量部、脂環式エポ
キシ樹脂(GT403/ダイセル化学社製商品名)50
質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm(FB
−3S、電気化学工業社製)150質量部、レベリング
剤(ビックケミー社製)2.4質量部をシクロヘキサノ
ン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0076】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、比較例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0077】[比較例4]まず、無水トリメリット酸1
00質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂(E157S7
0/油化シェル社製商品名)50質量部、脂環式エポキ
シ樹脂(GT403/ダイセル化学社製商品名)700
質量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm(FB
−3S、電気化学工業社製)220質量部、レベリング
剤(ビックケミー社製)2.7質量部をシクロヘキサノ
ン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂組成物を得た。
【0078】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、比較例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0079】[比較例5]まず、メチルテトラヒドロ無
水フタル酸100質量部、多官能芳香族エポキシ樹脂
(EPPN−502H/日本化薬社製商品名)410質
量部、球状アモルファスシリカ平均粒系3μm 130
質量部、レベリング剤(ビックケミー社製)2.1質量
部をシクロヘキサノン溶剤を加えて攪拌し、絶縁性樹脂
組成物を得た。
【0080】次に、絶縁性樹脂組成物を用い、比較例1
と同様な方法でプリント配線板を得た。
【0081】このようにして製造した多層プリント配線
板の絶縁層の特性を調べ表1に示した。樹脂のガラス転
移温度(Tg)は動的粘弾性測定装置、平均線膨張係数
(CTE)は熱機械分析装置によって調べた50〜15
0℃の値を示す。また、ピール強度はJIS−C648
1の方法によって調べた。
【0082】
【表1】
【0083】
【発明の効果】本発明は以上の如き構成であるから、前
記の如き従来の多層プリント配線板の有する問題点を解
消し、高耐熱性で、かつ銅線密着性等の信頼性の高い多
層プリント配線板を容易にかつ安価に、また環境に多大
な負担を与えることなく製造することができる多層プリ
ント配線板用絶縁性樹脂組成物を提供することができ
る。
【0084】更に、高耐熱性で、かつ銅線密着性等の信
頼性の高い多層プリント配線板を容易にかつ安価に提供
することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 CC043 CC053 CD02W CD02X CD03W CD04W CD06W CD07W CD11X CD13W CD20X EF006 EL136 EN006 EU116 FD010 FD143 FD146 GQ01 5E346 CC09 HH18 HH31

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2成分以上の多官能エポキシ類
    化合物と硬化剤からなる多層プリント配線板用絶縁性樹
    脂組成物において、少なくとも前記多官能エポキシ類化
    合物が一分子中に3個以上のエポキシ基を有する芳香族
    環を含む構造の多官能エポキシ類化合物と一分子中に2
    個以上のエポキシ基を有する多官能脂環式エポキシ類化
    合物を含むことを特徴とする多層プリント配線板用絶縁
    性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】多官能脂環式エポキシ類化合物の一つが少
    なくとも、シクロヘキセンオキシド骨格を有することを
    特徴とする請求項1記載の多層プリント配線板用絶縁性
    樹脂組成物。
  3. 【請求項3】多官能エポキシ類化合物の芳香族環を含む
    多官能エポキシ類化合物と多官能脂環式エポキシ類化合
    物の組成比が、10〜90質量%:90〜10質量%で
    あることを特徴とする請求項1〜2記載の多層プリント
    配線板用絶縁性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】請求項1〜3の何れかの1に記載の多層プ
    リント配線板用絶縁性樹脂組成物を硬化してなる樹脂絶
    縁層を有することを特徴とする多層プリント配線板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016512859A (ja) * 2013-03-28 2016-05-09 太陽油墨(蘇州)有限公司 熱硬化性樹脂組成物及びこの樹脂組成物を充填したプリント配線板
WO2023040093A1 (zh) * 2021-09-16 2023-03-23 中国科学院深圳先进技术研究院 一种精确表征多层电路板热机械材料参数的方法

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