JP2001127200A - 半導体素子収納用パッケージの実装構造 - Google Patents

半導体素子収納用パッケージの実装構造

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JP2001127200A
JP2001127200A JP30964299A JP30964299A JP2001127200A JP 2001127200 A JP2001127200 A JP 2001127200A JP 30964299 A JP30964299 A JP 30964299A JP 30964299 A JP30964299 A JP 30964299A JP 2001127200 A JP2001127200 A JP 2001127200A
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insulating substrate
ceramic insulating
connection
package
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Kazutaka Maeda
和孝 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部回路基板との電気的接続性に優れ、信頼性
の高い半導体素子収納用パッケージの実装構造を提供す
る。 【解決手段】半導体素子収納用パッケージAの実装構造
において、セラミック絶縁基板1の表面に積載した半導
体素子2の中心部に相当するセラミック絶縁基板1の裏
面に、前記半導体素子2と電気的に接続していない接続
端子5aを複数配置したことを特徴とする半導体素子収
納用パッケージAとその実装構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体素子を気密
に収納する半導体素子収納用パッケージの実装構造に関
するものであり、特にパッケージにおけるセラミック絶
縁基板と外部回路基板との熱膨張係数差が小さい場合に
おいて、パッケージと外部配線基板との電気的接続に関
する信頼性を向上するための改善に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来より、LSI等の半導体集積回路素子
(以下、単に半導体素子という。)は、半導体素子収納
用パッケージに収容され、気密封止して環境の悪影響を
遮断し、フリップチップ型やボールグリッドアレイ型の
実装が施されている。例えば、図3にボールグリッドア
レイ実装の例を示す。これによれば、半導体素子収納用
パッケージaは、アルミナセラミックス等からなる絶縁
基板21と、絶縁基板21の一方の表面に搭載され、絶
縁基板21に当接して接着した半導体素子22と、半導
体素子22を電気的に接続する立体配線23と、半導体
素子22と立体配線23とを環境の悪影響から保護する
ために気密封止して設けられた熱硬化性樹脂24とから
構成されている。
【0003】すなわち、半導体素子22は、絶縁基板2
1の表面にガラス、樹脂、ロウ材等から成る接着剤にて
接着固定されており、半導体素子22の接続用電極と、
絶縁基板21の素子搭載部周辺に形成された表層配線2
5とがワイヤボンディング方式によりAu、Al等のワ
イヤで連結されている。そして、半導体素子22、立体
配線23および表層配線25は、エポキシ樹脂等の熱硬
化性樹脂24にて封止されている。
【0004】また、絶縁基板21の内部には表層配線2
5と絶縁基板21の裏面に形成された接続パッド26と
を電気的に連結する内部配線27がタングステン、モリ
ブデン等の高融点金属を用いて形成されている。さら
に、接続パッド26は外部回路基板28の外部配線29
と、球状の半田からなる接続端子30を介してそれぞれ
接合されている。
【0005】かかる実装構造において、パッケージの絶
縁基板21と外部回路基板28の熱膨張係数との差が大
きいと、使用環境の温度変化や稼働中の自己発熱によっ
て半田からなる接続端子30にせん断歪みが負荷され、
この接続端子30が熱疲労破壊しやすくなり、接続端子
30と外部配線29との電気的接続が悪くなるため、対
策が必要であった(例えば、特開平8−139233号
公報参照)。
【0006】そのため、高い接続信頼性を要する場合
は、外部回路基板28はパッケージの絶縁基板21に近
い熱膨張係数を有する絶縁材料が使用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絶縁基
板21と外部回路基板28との熱膨張係数が近い場合で
あっても、逆に半導体素子22と絶縁基板21との熱膨
張係数差が大きくなり、その熱膨張差に起因して絶縁基
板21が変形し、半田からなる接続端子30は次第に疲
労して最後には破壊に至ってしまう。特に、絶縁基板2
1と外部回路基板28との熱膨張係数が近い場合には、
半導体素子22搭載部の中心部に位置する半田からなる
接続端子30が熱疲労破壊を引き起こすという問題があ
った。
【0008】例えば、図3において、絶縁基板21と外
部回路基板28とがいずれもアルミナセラミックスから
なる場合、半導体素子の作動/停止に伴う熱サイクルが
繰り返し印加されると、絶縁基板21と半導体素子22
との熱膨張係数差に起因する熱応力により、絶縁基板2
1には、半導体素子22搭載側が凹となるような反り変
形が生じる。
【0009】その際、接続端子30により絶縁基板21
と接続されている外部回路基板28も同じ方向に反り変
形する。パッケージの外周に位置する接続端子30は、
絶縁基板21と外部回路基板28との熱膨張差が小さい
ために、小さな熱応力しか生じない。これに対して、半
導体素子22搭載部の中心部に対応する位置にある接続
端子30では、絶縁基板21の反り変形によって厚さ方
向の変位が最大となる。その結果、パッケージaを外部
回路基板28に実装した形態において、特に、半導体素
子搭載部の中心部直下付近の接続端子30と外部回路基
板28との電気的接続性が損なわれ、導通不良が起こる
という問題があった。
【0010】本発明は、外部回路基板との電気的接続性
に優れ、信頼性の高い半導体素子収納用パッケージの実
装構造を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体素子収納
用パッケージの実装構造は、セラミック絶縁基板と、該
セラミック絶縁基板の一方の表面に実装搭載された半導
体素子と、該半導体素子を前記セラミック絶縁基板表面
に気密封止して設けられた熱硬化性樹脂と、前記セラミ
ック絶縁基板の他方の表面に設けられた複数の接続パッ
ドと、該接続パッドに取り付けられ、外部回路基板にロ
ウ付けされる接続端子と、前記接続パッドと前記半導体
素子とを電気的に接続する配線とを具備してなる半導体
素子収納用パッケージにおいて、前記接続パッドのう
ち、前記半導体素子搭載部の中心部に対向する位置の複
数の接続パッドが、前記半導体素子と電気的に接続して
いない非接続端子であることを特徴とするものであり、
これによって、パッケージの耐疲労性を飛躍的に向上で
きる。
【0012】すなわち、半導体素子とセラミック基板間
に発生する熱歪による電気的断線を抑制し、半導体素子
と外部回路基板との電気接続の信頼性を高め、半導体素
子収納用パッケージの耐久性を顕著に向上することがで
きる。
【0013】また、非接続端子の配置する領域を、半導
体素子の大きさと略同一とすることが好ましく、接続端
子の接触不良の発生をより低減する効果がある。
【0014】さらに、セラミック絶縁基板と外部回路基
板とが同一材料であることが好適である。このように、
絶縁基板と外部回路基板との熱膨張率を同一にして発生
する熱応力を最小にすることにより、接続端子に発生す
る不良を抑制して半導体収納用パッケージの実装構造を
信頼性の高いものにできる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明によれば、図1(a)およ
び(b)に示すように、セラミック絶縁基板1の表面
に、半導体素子2を設け、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂3によって気密に封止されている。また、接続パッド
4がセラミック絶縁基板1の他の表面に設けられ、接続
端子5および非接続端子5aによって外部回路基板6と
接着してある。ここで、半導体素子2の電極端子と接続
パッド4とは内部配線7とボンディングワイヤ等からな
る立体配線8を介して電気的に接続されている。さら
に、外部回路基板6と半導体収納用パッケージAとの電
気的接続は、外部接続パッド9を介して行われる。
【0016】本発明によれば、パッケージAのセラミッ
ク絶縁基板1に搭載した半導体素子2の中心部付近に相
当する位置の裏側に、半導体素子と電気的に接続してい
ない複数の非接続端子5aが形成されている。即ち、半
導体素子の作動/停止に伴う熱サイクルが繰り返し印加
された場合、絶縁基板1と半導体素子2との熱膨張係数
差に起因する熱応力により、セラミック絶縁基板1全体
には、半導体素子2搭載側が凹となるような反り変形が
生じる。
【0017】その結果、非接続端子5aには最大の熱応
力が加わり、非接続端子5aから熱疲労破壊が生じるも
のの、半導体素子2とは電気的に接続していない端子で
あり、パッケージAの機能には何ら影響を及ぼさない。
また、パッケージAの熱疲労寿命は、電気的に接続され
た接続端子の寿命によって決まるが、本発明の構造にお
いては、かかる接続端子5には小さい熱応力しか生じな
いため、熱疲労寿命は飛躍的に長くなる。
【0018】なお、半導体素子2と電気的に接続してい
ない非接続端子5aは、接続端子の電気的接続の信頼性
を高めるために、1つの端子だけでなく、図2(a)お
よび(b)に示すように、複数の端子を格子状に配置す
ることが望ましい。
【0019】また、上記以外のパッケージの実装方法と
して、絶縁基板1裏面の半導体素子2搭載部の中心に対
向する部位には、あらかじめ接続端子を取り付けないペ
リフェラル型の接続端子を配列することもあるが、この
場合には非接続端子5aを設けた場合よりも絶縁基板1
の半導体素子搭載部中心の厚み方向への変形量が大きく
なるため、電気的な接続を有する接続端子に生じる熱応
力は大きくなり、耐熱疲労性は悪化する。
【0020】これに対して電気的に非接続である非接続
端子5aを設けた場合、非接続端子5aはセラミック絶
縁基板1に搭載した半導体素子2中心の厚み方向の変形
量を抑制する働きをするため、接続端子5に生じる熱応
力も小さくなり、耐疲労性が向上する。すなわち、本発
明で設けた非接続端子5aは、機械的な変形を抑制する
働きがある。
【0021】なお、本発明の半導体素子収納用パッケー
ジAにおける、半導体素子2とセラミック絶縁基板1と
の熱膨張差による非接続端子5aへの熱応力の発生、お
よびそれに基づくパッケージAと外部回路基板6との電
気接続信頼性の低下は、セラミック絶縁基板1と半導体
素子2との−40〜125℃における熱膨張係数差(α
1)が2ppm/℃以上の場合、およびセラミック絶縁
基板1と外部回路基板6との−40〜125℃における
熱膨張係数差(α2)が3ppm/℃以下の場合に特に
顕著に観察される挙動である。
【0022】すなわち、α1が2ppm/℃以下の場
合、およびα2が3ppm/℃以上の場合に、セラミッ
ク絶縁基板1と外部回路基板6とに反り変形が生じ、半
導体素子2の外周部に相当する位置に配置された接続端
子に最大応力が加わり、本発明で設けた非接続端子5a
ではなく、その周囲の接続端子5の接続不良が発生す
る。したがって、応力の印加モードを制御するために、
本発明のパッケージ構造は、α1が2ppm/℃以上
で、α2が3ppm/℃以下であることが必要で、その
効果を十分に引き出すことができる。
【0023】さらに、非接続端子を配置する領域を、半
導体素子の大きさと略同一とすることにより、パッケー
ジの信頼性を大きく高めることができる。すなわち、セ
ラミック絶縁基板1の裏面に格子状に配列する接続端子
5および非接続端子5aのうち、発生する応力が大き
く、熱疲労により劣化する度合いの激しい領域は、セラ
ミック絶縁基板1の表面に搭載する半導体素子2の搭載
部と対向する部位であり、この部位に配置されるものを
全て非接続端子5aとすることにより、非接続端子5a
の周囲に配置した接続端子5に加わる熱応力を極めて小
さいものとし、熱疲労による破壊の可能性を無視しうる
ものとできる。
【0024】セラミック絶縁基板1は、アルミナ、ムラ
イト等のセラミックス、あるいは低温焼成のガラスセラ
ミックスなどの電気絶縁材料から成り、内部にはタング
ステン、モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末から
成る内部配線7を有しているが、本発明においては、半
導体素子2搭載部の中心部に相当する部分の接続端子5
aへの内部配線は設けず、半導体素子2の外周部および
その外側に位置する接続端子5への内部配線のみを設け
ている。
【0025】また、半導体素子2は、絶縁基板1の上面
にガラス、樹脂、ロウ材等から成る接着剤を介して接着
固定され、ボンディングワイヤ等の立体配線8と共にエ
ポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂3にて封止されており、半
導体素子2と立体配線8は外部環境からの影響を受けな
い構造になっている。
【0026】接続パツド4および外部接続パッド9は、
タングステン、モリブデン、マンガン等の高融点金属粉
末から成り、セラミック絶縁基板1の内部配線7と接続
しており、接続端子5と機械的に接着していると共に、
電気的にも接続している。また、接続端子5および非接
続端子5aは、Sn?Pb、Sn?Pb?Bi、Sn?Ag
等の球状半田からなり、ロウ付け等により接続パッド4
または外部接続パッド9に取付けられている。
【0027】外部回路基板6は、酸化アルミニウム質焼
結体、ムライト質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、
炭化珪素質焼結体、ガラスセラミック焼結体等のセラミ
ック材料以外に、プリント配線板等の有機材料基板を用
いることができる。
【0028】本発明の実装構造を有する半導体収納用パ
ッケージの形成法について具体的に説明する。まず、セ
ラミックス絶縁基板1および外部配線基板6がアルミナ
セラミックスから成る場合は、アルミナ粉末に対して、
SiO2、MgO、CaOなどの助剤粉末を所望により
添加し、例えば、アルミナおよび助剤からなる混合粉末
に適当な有機バインダー、溶剤等を添加混合してスラリ
ーを作るとともに、スラリーをドクターブレード法やカ
レンダーロール法によってグリーンシート(生シート)
を作製し、しかる後、前記グリーンシートに適当な打ち
抜き加工を施す。
【0029】次に、タングステン、モリブデン、マンガ
ン等の高融点金属粉末に適当な有機バインダー、可塑
剤、溶剤を添加混合して得た金属ペーストをセラミック
絶縁基板1となるグリーンシート表面、予め従来周知の
スクリーン印刷法により所定パターンに印刷塗布してお
くとともに、スルーホール内に充填することによってセ
ラミック絶縁基板1の所定位置に所定パターンを被着形
成し、内部配線7を形成する。
【0030】これらのグリーンシートを複数枚積層し、
1500〜1700℃の温度で焼成することによってセ
ラミック絶縁基板1および外部配線基板6を作製でき
る。このように得られたセラミック絶縁基板1の所定の
位置にガラス、樹脂またはロウ材等の接着剤を塗布し、
その上に半導体素子2を搭載して接着固定する。また、
ボンディング装置により半導体素子2の端子と内部配線
7との電気接続を行い、立体配線8を形成する。その
後、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂3を半導体素子2と
立体配線8とを覆うように充填し、150〜200℃に
加熱することにより固化して封止する。
【0031】次に、接続パッド4に半田を過剰に供給
し、しかる後、これを約150〜250℃で加熱するこ
とによって溶融した半田の表面張力によって球状とし、
接続端子5を形成するとともに、セラミック絶縁基板1
と外部接続基板6とを接合することができる。また、場
合によっては、高融点半田からなる球状半田を低融点半
田によってロウ付けすることも可能である。
【0032】
【実施例】セラミック絶縁基板1を形成する各種セラミ
ック材料について、表1の焼成条件で焼成して5×4×
40mmの形状の焼結体を作製し、各焼結体について4
0〜800℃の熱膨張係数を測定し表1に示した。
【0033】また、表1に示す各種セラミック材料を用
いて表2の材質からなる図1の半導体素子収納用パッケ
ージの実装構造を試作した。
【0034】メタライズ金属を含むペーストを塗布し、
またスルーホールを形成してペーストを充填するととも
に、基板の下面にスルーホールに接続する箇所にWのメ
タライズからなる接続パッド4を形成し、表1の条件で
内部配線7、スルーホール、接続パッド4とともに積層
グリーンシートを同時焼成してセラミック絶縁基板1を
作製した。
【0035】なお、セラミック絶縁基板1の寸法は縦1
7mm×横17mm×厚さ0.75mm、また、パッケ
ージにおける接続パッド4径は0.6mm、接続パッド
4のピッチは1mmであり、接続端子5および非接続端
子5aを合計で225個設けた。
【0036】半導体素子2としては、縦9mm×横9m
m×厚さ0.3mmのシリコンウエハ(熱膨張係数3p
pm/℃)を用い、球状の接続端子5および非接続端子
5aとしては、Sn63重量%?Pb37重量%の直径
が0.7mmの半田ボールを形成した。
【0037】本発明の半導体素子収納用パッケージの実
装構造においては、セラミック絶縁基板1の製造時に半
導体素子2中心部の直下に位置するm×n列(m,nは
正数)を半導体素子2と電気的に非接続である非接続端
子5aとし、これを非接続端子数として表2に記載し
た。
【0038】そして、アルミナ質セラミックス(熱膨張
係数6.7ppm/℃)または他のセラミックスからな
るセラミック絶縁基板1を用いたパッケージを外部回路
基板6の表面の外部接続パッド9に対して、230℃で
処理してパッケージを外部回路基板6に実装した。外部
回路基板6の大きさを、縦67mm×横67mm×厚さ
1.25mmとした。
【0039】このように作製した実装基板に対して−4
0℃〜125℃の温度サイクル試験を行った。実施例に
使用した外部回路基板6には電気的導通の有無を確認す
ることができるように外部接続パッド9を設けており、
テスターを用いて接続端子5による実装部の抵抗変化を
検出することができるようにした。そして、100サイ
クル毎にそれぞれのパッケージの各接続端子5による実
装部の電気的抵抗を測定し、パッケージ内に1個以上の
初期抵抗に対して10%以上の抵抗変化を有する接続端
子が現れるまでの回数を表2に示した。なお、表2にお
ける熱膨張係数差Δα1はセラミック絶縁基板1と半導
体素子2との熱膨張係数差を、Δα2はセラミック絶縁
基板1と外部回路基板6との熱膨張係数差を示してい
る。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】表1および表2から明らかなように、本発
明の試料No.3〜19のパッケージでは、2000回
以上と熱疲労寿命が長くなっている。また、半導体素子
2と略同一の大きさに相当する本発明の試料No.9
は、疲労寿命が3000回と非常に長くなった。
【0043】一方、非接続端子のない試料No.1と非
接続端子が1本の試料No.2では、非接続端子の数が
少ないために熱サイクルテストは1500回となった。
また、Δα2が3ppm/℃より大きな試料No.20
および22は、熱サイクルテストが1700回以下であ
った。さらに、Δα1が2ppm/℃より小さな試料N
o.21は熱サイクルテストが1700回であった。さ
らにまた、Δα1が2ppm/℃より小さく、かつΔα2
が3ppm/℃より大きい試料No.23は熱サイクル
テストが1500回であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、半導体素子搭載部直下
のセラミック絶縁基板底面に半導体素子と電気的に接続
していない複数の非接続端子を形成することにより、外
部回路基板と絶縁基板との熱膨張差が近似し、半導体素
子とセラミック絶縁基板の熱膨張差が大きい場合におい
て、外部回路基板に対して長期間にわたり安定的に電気
的接続されたパッケージを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体素子収納用パッケージの実装構
造を示すもので、(a)は全体の断面図、(b)は接続
部の断面図である。
【図2】本発明の半導体素子収納用パッケージの実装構
造における接続端子および非接続端子の配置図である。
【図3】従来の実装構造の断面図である。
【符号の説明】
A・・・半導体素子収納用パッケージ 1・・・セラミック絶縁基板 2・・・半導体素子 3・・・熱硬化性樹脂 4・・・接続パッド 5・・・接続端子 5a・・・非接続端子 6・・・外部回路基板 7・・・内部配線 8・・・立体配線 9・・・外部接続パッド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミック絶縁基板と、該セラミック絶縁
    基板の一方の表面に実装搭載された半導体素子と、該半
    導体素子を前記セラミック絶縁基板表面に気密封止して
    設けられた熱硬化性樹脂と、前記セラミック絶縁基板の
    他方の表面に設けられた複数の接続パッドと、該接続パ
    ッドに取り付けられ、外部回路基板にロウ付けされる接
    続端子と、前記接続パッドと前記半導体素子とを電気的
    に接続する配線とを具備してなる半導体素子収納用パッ
    ケージを、前記接続端子を介して外部回路基板に実装し
    てなる半導体素子収納用パッケージの実装構造におい
    て、半導体素子とセラミック絶縁基板との熱膨張係数差
    が2ppm/℃以上、前記セラミック絶縁基板と外部回
    路基板との熱膨張係数差が3ppm/℃以下であるとと
    もに、前記接続パッドのうち、前記半導体素子搭載部の
    中心部に対向する位置の複数の接続パッドが、前記半導
    体素子と電気的に接続していない非接続端子であること
    を特徴とする半導体素子収納用パッケージの実装構造。
  2. 【請求項2】半導体素子の大きさと略同一な領域に、非
    接続端子を配置したことを特徴とする請求項1記載の半
    導体素子収納用パッケージの実装構造。
  3. 【請求項3】セラミック絶縁基板と外部回路基板とが同
    一材料からなることを特徴とする請求項1または2記載
    の半導体素子収納用パッケージの実装構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11019292B2 (en) 2018-02-22 2021-05-25 Fujifilm Corporation Imager and imaging device

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