JP2001126209A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents

磁気ヘッドの製造方法

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JP2001126209A
JP2001126209A JP30950499A JP30950499A JP2001126209A JP 2001126209 A JP2001126209 A JP 2001126209A JP 30950499 A JP30950499 A JP 30950499A JP 30950499 A JP30950499 A JP 30950499A JP 2001126209 A JP2001126209 A JP 2001126209A
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Noboru Ito
昇 伊藤
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、磁気ヘッドを製造するさい、その磁気
ヘッドにトラックずれを発生させることがあった。 【解決手段】 両面にガラス溝2が複数形成されている
磁性体基板5を複数枚用意し、各基板5の各溝2にガラ
スを充填した後各基板5の片面に金属磁性層1を設け、
複数の基板5を積層した場合、金属磁性層1同士が隣り
合わないように、かつ隣り合う基板5のガラスの一部が
積層方向において重なるように、複数の基板5を積層
し、基板5に対して実質上垂直に、またガラスが重なっ
ている部分が切断されるように、溝2と実質上平行な面
で積層したものを切断して、2個の積層基板を作成し、
それら2個の積層基板の一方に巻線溝を形成し、切断面
にギャップ部材を形成して積層基板を突き合わせて接合
してギャップドプレートを作成し、それを切断してギャ
ップドバーを得、さらに切断してヘッドチップを作成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化物磁性体と金
属磁性体の複合材料等からなる磁気ヘッドの製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRの記録信号の高密度化が進展して
いるが、これに対応して、磁気ヘッドに対してもそのト
ラック幅が狭く、高精度なものが要求されるようになっ
てきた。しかし、これを歩留まり良く製造する点におい
て課題がある。以下に、従来の複合磁気ヘッドの製造プ
ロセスの概略について説明する。
【0003】図5(a)に示す様に、Mn−Znフェラ
イト等の強磁性酸化物でできた半体コア30のギャップ
形成面にガラス溝31を形成する。次に図5(b)に示
す様に、上記ガラス溝31に高融点ガラス32を溶融充
填した後研磨し、さらに、図5(c)に示す様に、回転
砥石等を用いてトラック規制溝33を形成する。
【0004】次に、図5(d)に示す様に、ギャップ形
成面にスパッタリング等の真空薄膜形成技術を用いて金
属磁性層34を積層する。次に、図5(e)に示す様
に、高融点ガラス32より融点の低い低融点ガラス35
を溶融充填後、ギャップ形成面を鏡面研磨し、さらに、
図5(f)に示す様に、一方の半体コア30aに巻線溝
36を加工する。
【0005】次に、ギャップ面にギャップスペーサとな
る非磁性膜を付け、こうして得られた半体コア30a、
30bを図5(g)に示す様に、ギャップ面を対向させ
て突き合わせると同時にトラック合わせを行い、低融点
ガラス35で融着する。次に、図5(g)中に示すP−
P線、P’−P’線で切断し、テープ摺動面から見て図
5(h)に示す様なヘッドチップを得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の様にして、ヘッ
ドチップが製造されるが、この方法では、高精度なトラ
ック幅を持つヘッドを、歩留まり良く製造するのは困難
であった。
【0007】図6に示す様に、ギャップ面をR1面から
R2面まで鏡面研磨する際、研磨量のばらつきがあると
トラック端位置のS1からS2への移動分Dsがばらつ
き、トラックを突き合わせたときに合わず、図5(h)
にaとして示した様なトラックずれを引き起こしてしま
うと言う問題がある。
【0008】また、トラック規制溝33の加工において
も、加工機の送りピッチTpの誤差、砥石高さHの変動
があると、同様にトラック端位置S1が移動して、トラ
ックずれを引き起こす。このような問題のため、磁気ヘ
ッドを歩留まり高く生産するのは困難であった。
【0009】本発明は、上記課題を考慮し、高トラック
幅精度を実現する、つまりトラックずれのない磁気ヘッ
ドを製造するための、磁気ヘッドの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、両面に、所定の溝が実質上平行となるよう
に、かつ所定の間隔で配置されるように複数形成されて
いる基板を複数枚用意し、前記各基板の前記各溝に所定
のガラスを充填し、前記ガラスが充填された前記各基板
の一方もしくは双方の表面に金属磁性層を設けまたは設
けず、前記複数の基板を積層した場合、前記金属磁性層
同士が隣り合わないように、かつ隣り合う前記基板の前
記溝に充填されている前記ガラスの少なくとも一部が積
層方向において重なるように、前記複数の基板を積層
し、前記基板に対して実質上垂直に、また前記ガラスの
少なくとも一部が重なっている部分が切断されるよう
に、前記溝と実質上平行な面で、前記積層したものを切
断して、少なくとも2個の積層基板を作成し、前記2個
の積層基板の少なくとも一方の切断面に巻線溝を形成
し、前記2個の積層基板の少なくとも一方の切断面にギ
ャップ部材を形成し、前記2個の積層基板を、前記切断
面が対向するように突き合わせて接合してギャップドプ
レートを作成し、前記ギャップドプレートを前記巻線溝
ごとに切断してギャップドバーを得、前記ギャップドバ
ーを、所定のアジマス角傾けて切断してヘッドチップを
作成することを特徴とする磁気ヘッドの製造方法であ
る。
【0011】第2の本発明(請求項2に対応)は、前記
複数の基板を積層するさい、その積層を行う前記各基板
には一方の表面のみ前記金属磁性層を設け、その一方の
表面のみ前記金属磁性層を設けた基板複数枚を積層する
ことを特徴とする第1の本発明に記載の磁気ヘッドの製
造方法である。
【0012】第3の本発明(請求項3に対応)は、複数
の基板を、非磁性部材を介して積層して複合ブロックを
作成し、前記複合ブロックを、前記基板に対して所定の
角度を形成する面で切断して、複合基板を複数枚作成
し、前記各複合基板の一方もしくは双方の表面に金属磁
性層を設けまたは設けず、前記複数の複合基板を積層し
た場合、前記金属磁性層同士が隣り合わないように、か
つ隣り合う前記複合基板の前記非磁性部材の少なくとも
一部が積層方向において重なるように、前記複数の複合
基板を積層し、前記複合基板に対して実質上垂直に、ま
た前記非磁性部材の少なくとも一部が重なっている部分
が切断されるように、前記各非磁性部材と実質上平行な
面で、前記積層したものを切断して、少なくとも2個の
積層基板を作成し、前記2個の積層基板の少なくとも一
方の切断面に巻線溝を形成し、前記2個の積層基板の少
なくとも一方の切断面にギャップ部材を形成し、前記2
個の積層基板を、前記切断面が対向するように突き合わ
せて接合してギャップドプレートを作成し、前記ギャッ
プドプレートを前記巻線溝ごとに切断してギャップドバ
ーを得、前記ギャップドバーを、所定のアジマス角傾け
て切断してヘッドチップを作成することを特徴とする磁
気ヘッドの製造方法である。
【0013】第4の本発明(請求項4に対応)は、前記
非磁性部材が、ガラス層、または片側もしくは両側にガ
ラスが形成されている非磁性基板であることを特徴とす
る第3の本発明に記載の磁気ヘッドの製造方法である。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は上記トラックずれを解消
するものであり、その構造、製造方法について以下に説
明する。
【0015】(実施の形態1)図1(a)の中央に示す
様に、Mn−Znフェライト等の酸化物でできた磁性体
基板5の両面にガラス溝2を複数形成する。そのガラス
溝2を形成するさい、各ガラス溝2が実質上平行となる
ように、かつ所定の間隔で配置されるようにする。そし
て、各ガラス溝2にモールドガラス4を溶融充填し、さ
らに磁性体基板5の両面を研磨する。次に、磁性体基板
5の片面に金属磁性層1を付着し、もう片面には接着層
3を付着して第1基板6を作成する。同様にして、片面
のみモールドガラス4を溶融充填した後研磨し、この上
に接着層3を付着した第2基板6’と、片面のみモール
ドガラス4を溶融充填した後研磨し、この上に金属磁性
層1を付着した第3基板6’’を作成する。
【0016】次に、図1(b)に示す様に、複数積み重
ねた第1基板6の両端に第2基板6’と第3基板6’’
を重ねて、接着層3の接合および/またはモールドガラ
ス4の溶融接合によって一体化した積層ブロック7を作
成する。このとき、金属磁性層1を挟んで対向するモー
ルドガラス4同士はずらして配置する。つまり、複数の
第1基板6と、第2基板6’と、第3基板6’’とを積
層した場合、金属磁性層1同士が隣り合わないように、
かつ隣り合う第1基板6同士の、もしくは隣り合う第1
基板6と第2基板6’の、もしくは隣り合う第1基板6
と第3基板6’’の、モールドガラス4の少なくとも一
部が積層方向において重なるように、複数の第1基板6
と、第2基板6’と、第3基板6’’とを積層する。
【0017】次に、図1(b)に示す2点鎖線の位置で
積層ブロック7を短冊状に、金属磁性層1の層面に対し
て実質上直角に切断して、図2(c)に示す様な1対の
積層基板8,8’を作成する。次に、積層基板8’に巻
線溝9を形成した後、積層基板8および積層基板8’の
磁気ギャップ面10を平滑に研磨し、その磁気ギャップ
面10にギャップ材を付着する。
【0018】そして、図2(d)に示す様に、金属磁性
層1同士を突き合わせ、モールドガラス4の融着によっ
て一体化したギャップドプレート11を作成する。次
に、このギャップドプレート11を図2(d)の2点鎖
線で示す位置で切断して、図2(e)に示す様なギャッ
プドバー12を得、このギャップドバー12を図2
(e)中の2点鎖線で示す位置でアジマス角分傾けて切
断する。最後に、テープ摺動面を研磨して図2(f)に
示す様な磁気ヘッド13を得る。テープ摺動面から見る
と、図2(g)の様である。
【0019】こうして作成された実施の形態1の磁気ヘ
ッドは、図1(b)に示す様に、積層ブロック7を金属
磁性層1の層面に対して実質上直角に切断する工程を経
て製造されるために、磁気ギャップ面10の研磨の研磨
量のばらつきがあっても、従来の様なトラック端位置の
移動は起こらず、したがって、トラックずれが発生しな
い。さらに、トラック幅は高精度に制御可能な金属磁性
層1の膜厚で決まるため、従来多く用いられていた機械
加工に比べてばらつきを小さくすることができる。した
がって、トラックずれのない、幅ばらつきの少ない磁気
ヘッドの量産が可能となる。
【0020】なお、上述した実施の形態1では、図1
(a)の中央に示す様に、磁性体基板5の片面に金属磁
性層1を付着し、もう片面に接着層3を付着した第1基
板6複数枚を、金属磁性層1同士が隣り合わないように
積層するとしたが、磁性体基板5の両面に金属磁性層1
を付着した基板Aと、磁性体基板5の両面のいずれにも
金属磁性層1が付着されていない基板Bとを、金属磁性
層1同士が隣り合わないように、積層してもよい。その
場合、基板Aと基板Bとの界面にはガラス層等の接着層
を配置することになる。要するに、積層ブロック7を作
成するさい、金属磁性層1同士が隣り合わないように、
かつ隣り合う磁性体基板5のガラス溝2に充填されてい
るモールドガラス4の少なくとも一部が積層方向におい
て重なるように、積層しさえすればよい。
【0021】また、上述した実施の形態1では、請求項
1の磁気ヘッドの製造方法における基板として、磁性体
基板5を用いたが、請求項1の基板として、非磁性基板
を用いてもよい。つまり、非磁性基板を用いてもトラッ
クずれのない磁気ヘッドを製造することができるという
ことである。
【0022】(実施の形態2)実施の形態1の磁気ヘッ
ドでは、図2(g)に示すように、トラック側面14
と、ガラス、磁性体の境界面15との成す角度θは実質
上90゜である。90゜であると、境界面15もギャッ
プとしての作用をもつ、いわゆる疑似ギャップとしての
影響が大きくなるため、実際は90゜にしない方が望ま
しい。この境界面15とトラック側面14との角度θの
設定自由度は大きい方が望ましいが、実施の形態1では
90゜以上の可変範囲を取ることができない。
【0023】これは、ガラス溝2の加工において、図2
(h)にcと示す先細の形の溝加工ができても、bに示
す先太の形の溝加工ができないためである。これに対し
て、実施の形態2では、上述したθを任意の角度に設定
することができる。以下に説明する。
【0024】図3(a)に示す様に、Mn−Znフェラ
イト等の酸化物でできた磁性体基板5をスペーサ16を
挟んで積み重ね、両端を蓋17で囲んで、隙間にモール
ドガラス4を流し込み、複合ブロック18を作成する。
次に、複合ブロック18を図3(a)中に示す2点鎖線
で斜めに切断して、図3(b)に示す様な、モールドガ
ラス4と磁性体基板5が交互に配置され、モールドガラ
ス4と磁性体基板5の境界が表面に対して斜めになった
板を作成し、板面上に金属磁性層1を付着させて複合基
板19を得る。
【0025】次に、複数の複合基板19を、金属磁性層
1同士が隣り合わないように積み重ね、モールドガラス
4の溶融接合によって固着された積層ブロック7を作成
する。その後、図3(c)の2点鎖線で積層ブロック7
を切断して図4(d)に示す積層基板8、8’を得る。
なお、積層ブロック7を切断するさい、図3(c)の2
点鎖線に示すように、複合基板19に対して実質上垂直
に、またモールドガラス4の一部が重なっている部分が
切断されるように、各モールドガラス4と実質上平行な
面で切断する。
【0026】そして、図4(d)に示すように、積層基
板8’に巻線溝9を形成した後、積層基板8および積層
基板8’の磁気ギャップ面10を平滑に研磨し、その磁
気ギャップ面10にギャップ材を付着する。次に、図4
(e)に示す様に、金属磁性層1同士を突き合わせ、モ
ールドガラス4の融着によって一体化したギャップドプ
レート11を作成する。その後、このギャップドプレー
ト11を図4(e)の2点鎖線で示す位置で切断して、
図4(f)に示す様なギャップドバー12を得、このギ
ャップドバー12を図4(f)中の2点鎖線で示す位置
でアジマス角分傾けて切断する。最後に、テープ摺動面
を研磨して磁気ヘッド13を得る。こうして、テープ摺
動面から見て図4(g)の様な構成の磁気ヘッド13が
できる。
【0027】実施の形態2においては、ガラスと磁性体
の境界面15とトラック側面14との成す角度θは複合
ブロック18から複合基板19を切り出すときの切り出
し角度によって自由に変えることが可能となる。なお、
上記説明では、基板25には接着層を設けなかったが、
接着層を設けた方が接着強度の点でより好ましい。
【0028】ところで、複合ブロックの作成法について
は、他の方法によっても可能であり、その他の方法を図
7を用いて説明する。図7(a)の方法は、磁性体基板
5とガラス平板22を積層した後ガラスの溶融接合によ
り、図7(c)の様な複合ブロック18を作成するとい
う方法である。図7(b)の方法は、磁性体基板5と非
磁性平板20に接合層21を付着し、この接合層21で
積層固着して複合ブロック18を作成するという方法で
ある。
【0029】なお、上述した実施の形態2においても、
複合基板19の両面に金属磁性層1を付着した基板C
と、複合基板19の両面のいずれにも金属磁性層1が付
着されていない基板Dとを、金属磁性層1同士が隣り合
わないように、積層してもよい。その場合、基板Cと基
板Dとの界面にはガラス層等の接着層を配置することに
なる。要するに、実施の形態2においても、積層ブロッ
ク7を作成するさい、金属磁性層1同士が隣り合わない
ように、かつ隣り合う複合基板19のモールドガラス4
の少なくとも一部が積層方向において重なるように、積
層しさえすればよい。
【0030】また、上述した実施の形態2では、請求項
3の磁気ヘッドの製造方法における基板として、磁性体
基板5を用いたが、非磁性基板を用いてもよい。つま
り、非磁性基板を用いてもトラックずれのない磁気ヘッ
ドを製造することができるということである。
【0031】上記した実施の形態の製造方法を用いて磁
気ヘッドを製造すると、トラックずれの発生を防止する
ことができ、高精度なトラック幅の磁気ヘッドを高歩留
まりで生産することが可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、トラックずれのない磁気ヘッドを製造す
るための、磁気ヘッドの製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の磁気ヘッドの製造方法
の前半を示す製造工程図
【図2】本発明の実施の形態1の、磁気ヘッドの製造方
法の後半を示す製造工程図、および磁気ヘッドを示す図
【図3】本発明の実施の形態2の磁気ヘッドの製造方法
の前半を示す製造工程図
【図4】本発明の実施の形態2の、磁気ヘッドの製造方
法の後半を示す製造工程図、および磁気ヘッドを示す図
【図5】従来の磁気ヘッドの構成図および加工工程図
【図6】トラックずれ発生説明図
【図7】複合ブロック作成説明図
【符号の説明】
1 金属磁性層 2 ガラス溝 3 接着層 4 モールドガラス 5 磁性体基板 6 第1基板 6’ 第2基板 6’’ 第3基板 7 積層ブロック 8 積層基板 13 磁気ヘッド 18 複合ブロック 19 複合基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に、所定の溝が実質上平行となるよ
    うに、かつ所定の間隔で配置されるように複数形成され
    ている基板を複数枚用意し、 前記各基板の前記各溝に所定のガラスを充填し、 前記ガラスが充填された前記各基板の一方もしくは双方
    の表面に金属磁性層を設けまたは設けず、前記複数の基
    板を積層した場合、前記金属磁性層同士が隣り合わない
    ように、かつ隣り合う前記基板の前記溝に充填されてい
    る前記ガラスの少なくとも一部が積層方向において重な
    るように、前記複数の基板を積層し、 前記基板に対して実質上垂直に、また前記ガラスの少な
    くとも一部が重なっている部分が切断されるように、前
    記溝と実質上平行な面で、前記積層したものを切断し
    て、少なくとも2個の積層基板を作成し、 前記2個の積層基板の少なくとも一方の切断面に巻線溝
    を形成し、 前記2個の積層基板の少なくとも一方の切断面にギャッ
    プ部材を形成し、 前記2個の積層基板を、前記切断面が対向するように突
    き合わせて接合してギャップドプレートを作成し、 前記ギャップドプレートを前記巻線溝ごとに切断してギ
    ャップドバーを得、 前記ギャップドバーを、所定のアジマス角傾けて切断し
    てヘッドチップを作成することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の基板を積層するさい、その積
    層を行う前記各基板には一方の表面のみ前記金属磁性層
    を設け、その一方の表面のみ前記金属磁性層を設けた基
    板複数枚を積層することを特徴とする請求項1記載の磁
    気ヘッドの製造方法。
  3. 【請求項3】 複数の基板を、非磁性部材を介して積層
    して複合ブロックを作成し、 前記複合ブロックを、前記基板に対して所定の角度を形
    成する面で切断して、複合基板を複数枚作成し、 前記各複合基板の一方もしくは双方の表面に金属磁性層
    を設けまたは設けず、前記複数の複合基板を積層した場
    合、前記金属磁性層同士が隣り合わないように、かつ隣
    り合う前記複合基板の前記非磁性部材の少なくとも一部
    が積層方向において重なるように、前記複数の複合基板
    を積層し、 前記複合基板に対して実質上垂直に、また前記非磁性部
    材の少なくとも一部が重なっている部分が切断されるよ
    うに、前記各非磁性部材と実質上平行な面で、前記積層
    したものを切断して、少なくとも2個の積層基板を作成
    し、 前記2個の積層基板の少なくとも一方の切断面に巻線溝
    を形成し、 前記2個の積層基板の少なくとも一方の切断面にギャッ
    プ部材を形成し、 前記2個の積層基板を、前記切断面が対向するように突
    き合わせて接合してギャップドプレートを作成し、 前記ギャップドプレートを前記巻線溝ごとに切断してギ
    ャップドバーを得、 前記ギャップドバーを、所定のアジマス角傾けて切断し
    てヘッドチップを作成することを特徴とする磁気ヘッド
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記非磁性部材は、ガラス層、または片
    側もしくは両側にガラスが形成されている非磁性基板で
    あることを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッドの製造
    方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108656362A (zh) * 2018-05-14 2018-10-16 佛山市穗远恒科建材有限公司 一种地板砖同面贴合叠放平茬切割方法

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