JP2001123956A - 可変容量型圧縮機における吸入弁構造 - Google Patents

可変容量型圧縮機における吸入弁構造

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JP2001123956A JP30227999A JP30227999A JP2001123956A JP 2001123956 A JP2001123956 A JP 2001123956A JP 30227999 A JP30227999 A JP 30227999A JP 30227999 A JP30227999 A JP 30227999A JP 2001123956 A JP2001123956 A JP 2001123956A
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suction valve
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Masahiro Kawaguchi
真広 川口
Tomoji Taruya
知二 樽谷
Masaki Ota
太田  雅樹
Toshihiro Kawai
俊弘 河合
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Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピストンを備えた可変容量型圧縮機における吸
入弁の自励振動による異常音発生を防止するのに効果的
な吸入弁構造を提供する。 【解決手段】吸入弁24は、片持ち支持されて撓み変形
する変形部241,242と、変形部241,242の
先端に連結されて吸入ポート21を閉鎖する閉鎖部24
3とからなる撓み変形弁である。吸入弁24の変形部2
41,242の長さは略同じであるが、変形部241の
幅hは変形部242の幅Hよりも小さくしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸と一体的に
回転するように、かつ前記回転軸に対して傾角可変に制
御圧室に収容された斜板、及び前記回転軸の周りに配列
されたシリンダボア内に収容されると共に、前記斜板の
傾角に応じた往復動作を行なう複数のピストンを備え、
吐出圧領域から前記制御圧室へガスを供給すると共に、
前記制御圧室から吸入圧領域へガスを抜き出し、前記吐
出圧領域から前記制御圧室へのガス供給量、又は前記制
御圧室から前記吸入圧領域へのガス抜き出し量を制御し
て前記斜板の傾角を制御し、ガスを吸入するための吸入
ポートを撓み変形可能な吸入弁で開閉し、前記ピストン
の吸入動作によって吸入ポートから前記吸入弁を押し退
けて前記シリンダボアへ前記ガスを吸入する可変容量型
圧縮機における吸入弁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピストン式圧縮機では、吸入弁が吸入ポ
ートを閉じる位置から最大開度位置までに移行する間に
自励振動を起こし、この自励振動によって吸入脈動が発
生することがある。吸入脈動は外部冷媒回路上の蒸発器
を振動させて異常音を発生させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ピストンを備えた可変
容量型圧縮機では、ピストンは傾角可変な斜板の傾角に
応じたストロークで往復動し、斜板傾角が小さくなると
容量が低減する。低容量状態では、吸入ポートにおける
平均的なガス流量が小さく、吸入弁が最大開度規定用の
ストッパに当たりにくくなる。そのため、可変容量型圧
縮機では吸入弁の自励振動が生じ易い。
【0004】本発明は、可変容量型圧縮機における吸入
弁の自励振動による異常音発生を防止するのに効果的な
吸入弁構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、回
転軸と一体的に回転するように、かつ前記回転軸に対し
て傾角可変に制御圧室に収容された斜板、及び前記回転
軸の周りに配列されたシリンダボア内に収容されると共
に、前記斜板の傾角に応じた往復動作を行なう複数のピ
ストンを備え、吐出圧領域から前記制御圧室へガスを供
給すると共に、前記制御圧室から吸入圧領域へガスを抜
き出し、前記吐出圧領域から前記制御圧室へのガス供給
量、又は前記制御圧室から前記吸入圧領域へのガス抜き
出し量を制御して前記斜板の傾角を制御し、ガスを吸入
するための吸入ポートを撓み変形する吸入弁で開閉し、
前記ピストンの吸入動作によって吸入ポートから前記吸
入弁を押し退けて前記シリンダボアへ前記ガスを吸入す
る可変容量型圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、
前記吸入弁をねじれさせながら撓み変形させるためのね
じれ性能規定手段と、前記吸入弁に接触して前記吸入弁
の最大開度を規定する受け止め部位を有する最大開度規
定手段とを備えた吸入弁構造を構成し、前記最大開度規
定手段は、前記吸入ポートを閉じているときの前記吸入
弁と前記受け止め部位との距離が前記吸入弁の左右で異
なるようにし、前記距離は、前記吸入弁のねじれ向きの
側が前記吸入弁の前記ねじれ向きとは逆の側よりも大き
くなるようにした。
【0006】吸入弁は、ねじれながら撓み変形してゆ
き、吸入弁のねじれ向きとは逆の側が先ず受け止め部位
に接触する。吸入弁のねじれ向きとは逆の側が受け止め
部位に接触した後、吸入弁の弁開度がさらに大きくなる
場合には吸入弁がさらにねじれながら吸入弁のねじれ向
きの側が受け止め部位に近づいてゆく。
【0007】請求項2の発明では、請求項1において、
前記最大開度規定手段は、前記シリンダボアの周面に沿
って前記ピストンの往復動方向に凹設された最大開度規
制凹部であり、前記受け止め部位は、前記最大開度規制
凹部の底部であり、前記底部は前記吸入弁の左右の方向
に傾斜しているようにした。
【0008】吸入弁は、吸入弁の左右における撓み性能
の低い側が先ず最大開度規制凹部の底部の浅い側に接触
する。前記撓み性能の低い側が前記底部に接触した後、
吸入弁の弁開度がさらに大きくなる場合には吸入弁がね
じれながら吸入弁の左右における撓み性能の高い側が最
大開度規制凹部の底部の深い側に近づいてゆく。
【0009】請求項3の発明では、請求項1及び請求項
2のいずれか1項において、前記ねじれ性能規定手段
は、前記吸入弁の左右で撓み性能を異ならせる撓み性能
規定手段であり、前記距離は、前記吸入弁の左右におけ
る撓み性能の高い側が撓み性能の低い側よりも大きくな
るようにした。
【0010】吸入弁は、吸入弁の左右における撓み性能
の低い側が先ず受け止め部位に接触する。前記撓み性能
の低い側が受け止め部位に接触した後、吸入弁の弁開度
がさらに大きくなる場合には吸入弁がねじれながら吸入
弁の左右における撓み性能の高い側が受け止め部位に近
づいてゆく。吸入弁の左右で撓み性能を異ならせた構成
は、弁開度増大時の吸入弁のねじれ変形を容易にする。
【0011】請求項4の発明では、請求項3において、
前記吸入弁は、左右に分離して片持ち支持されて撓み変
形する一対の変形部と、前記一対の変形部の先端側に連
結されて前記吸入ポートを閉鎖する閉鎖部とを備え、前
記各変形部は、前記吸入ポートを閉じる方向へ前記吸入
弁を付勢し、前記撓み性能規定手段は、前記吸入ポート
を閉じる方向へ前記吸入弁を付勢する前記一対の変形部
とし、前記一対の変形部の撓み性能を異ならせた。
【0012】一対の変形部の撓み性能を異ならせた構成
は、弁開度増大時の吸入弁のねじれ変形を容易にする上
で簡便である。請求項5の発明では、請求項4におい
て、前記一対の変形部の厚みは同じであり、前記一対の
変形部の幅を異ならせることによって前記一対の変形部
における撓み性能を異ならせた。
【0013】変形部の幅が小さいほど撓み性能が高くな
る。請求項6の発明では、請求項1及び請求項2のいず
れか1項において、前記吸入弁は、片持ち支持されて撓
み変形する単一の変形部と、前記変形部の先端側に連結
されて前記吸入ポートを閉鎖する閉鎖部とを備え、前記
変形部は、前記吸入ポートを閉じる方向へ前記吸入弁を
付勢し、前記吸入弁の左右の中心から左右の一方にずら
した前記変形部を前記ねじれ性能規定手段とした。
【0014】ねじれ性能が非常に高くなる。請求項7の
発明では、請求項3乃至請求項6のいずれか1項におい
て、前記閉鎖部の一部を前記最大開度規定凹部の底部に
実質的に常時接触させた。
【0015】吸入弁の自励振動が確実に防止される。請
求項8の発明では、請求項1乃至請求項7のいずれか1
項において、前記ピストンは複数であって回転軸の周り
に配列されており、前記複数のピストンは前記回転軸の
回転によって前記シリンダボア内を往復動され、前記吸
入ポートは、吸入室及び吐出室と前記シリンダボアとを
区画する区画板上に形成されており、前記吐出室は前記
吸入室を包囲するように形成されており、前記吸入室の
ガスは前記吸入ポートを経由して前記シリンダボアに吸
入され、前記シリンダボアのガスは前記区画板上に形成
された吐出ポートを経由して前記吐出室に吐出されるよ
うにした。
【0016】吸入室の周囲を吐出室で包囲した構成は、
円柱形状の吸入室の形成を可能とする。吐出室の周囲を
吸入室で包囲した構成は、環状形状の吸入室の形成とな
る。円柱形状の吸入室は、環状形状の吸入室に比べて吸
入脈動の抑制に優れている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、可変容量型圧縮機に本発明
を具体化した第1の実施の形態を図1〜図4に基づいて
説明する。
【0018】図1に示すように、シリンダブロック11
の前端にはフロントハウジング12が接合されている。
シリンダブロック11の後端にはリヤハウジング13が
バルブプレート14、弁形成プレート15,16及びリ
テーナ形成プレート17を介して接合固定されている。
制御圧室121を形成するフロントハウジング12とシ
リンダブロック11とには回転軸18が回転可能に支持
されている。制御圧室121から外部へ突出する回転軸
18は、プーリ(図示略)及びベルト(図示略)を介し
て外部駆動源、例えば車両エンジン(図示略)から駆動
力を得る。
【0019】回転軸18には回転支持体19が止着され
ている。又、回転軸18には斜板20が回転軸18の軸
方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。斜
板20は、斜板20に止着されたガイドピン23と回転
支持体19側のガイド孔25との連係により回転軸18
の軸方向へ傾動可能かつ回転軸18と一体的に回転可能
である。斜板20の傾動は、ガイド孔25とガイドピン
23とのスライドガイド関係、及び回転軸18のスライ
ド支持作用により案内される。ガイドピン23及びガイ
ド孔25は、斜板20を傾動させるための斜板傾動案内
機構を構成する。
【0020】斜板20の半径中心部が回転支持体19側
へ移動すると、斜板20の傾角が増大する。斜板20の
半径中心部がシリンダブロック11側へ移動すると、斜
板20の傾角が減少する。斜板20の最小傾角は、回転
軸18に取り付けられたサークリップ28と斜板20と
の当接によって規定される。斜板20の最大傾角は、回
転支持体19と斜板20との当接によって規定される。
図1の斜板20の実線位置は斜板20の最小傾角位置を
示し、斜板20の鎖線位置は斜板20の最大傾角位置を
示す。
【0021】図2に示すように、シリンダブロック11
には複数のシリンダボア111(本実施の形態では5
つ)が貫設されている。複数のシリンダボア111は回
転軸18の周囲に等間隔に配列されており、各シリンダ
ボア111内にはピストン26が収容されている。斜板
20の回転運動はシュー27を介してピストン26の前
後往復運動に変換され、ピストン26がシリンダボア1
11内を前後動する。
【0022】図1及び図3に示すように、リヤハウジン
グ13内には吸入室131及び吐出室132が区画形成
されている。吐出圧領域となる吐出室132は、隔壁1
33を介して吸入圧領域となる吸入室131の側方を取
り囲んでいる。リヤハウジング13の背壁には供給通路
30が配設されている。供給通路30はリヤハウジング
13の周壁から吐出室132を横断して吸入室131に
連通している。バルブプレート14、弁形成プレート1
6及びリテーナ形成プレート17には吸入ポート21が
各シリンダボア111に対応して形成されている。弁形
成プレート15及びバルブプレート14には吐出ポート
22が各シリンダボア111に対応して形成されてい
る。弁形成プレート15上には吸入弁24が形成されて
おり、弁形成プレート16上には吐出弁161が形成さ
れている。吸入弁24は吸入ポート21を開閉し、吐出
弁161は吐出ポート22を開閉する。吐出ポート22
は、吸入弁24上の窓244を介してシリンダボア11
1に連通している。図3に示すように、供給通路30の
出口301は、各吸入ポート21から略等距離にある。
【0023】図2及び図4(a)に示すように、各シリ
ンダボア111には最大開度規定凹部29が形成されて
いる。最大開度規定凹部29は、吸入弁24の最大開度
を規定する。図4(b)に示すように、最大開度規定手
段となる最大開度規定凹部29の底部291は、吸入弁
24の左右方向に傾斜している。底部291は吸入弁2
4に接触する受け止め部位となる。吸入ポート21を閉
じているときの吸入弁24から底部291に至る距離
は、吸入弁24の右側(図4(a),(b)において吸
入弁24の左右の中心線Cの右側)から吸入弁24の左
側(図4(a),(b)において吸入弁24の左右の中
心線Cの左側)に向かうにつれて大きくなる。即ち、最
大開度規定凹部29の深さは、吸入弁24の右側から吸
入弁24の左側に向かうにつれて大きくなる。
【0024】シリンダボア111内の冷媒ガスは、ピス
トン26の吐出動作により吐出ポート22から吐出弁1
61を押し退けて吐出室132へ吐出される。吐出弁1
61はリテーナ形成プレート17上のリテーナ171に
当接して開度規制される。吐出室132に吐出された冷
媒は、圧縮機外部の外部冷媒回路31上の凝縮器32、
膨張弁33及び蒸発器34を経由して供給通路30から
吸入室131に還流する。
【0025】吐出室132と制御圧室121とを接続す
る圧力供給通路35(図2に図示)上には電磁式容量制
御弁36が介在されている。圧力供給通路35は吐出室
132の冷媒を制御圧室121へ供給する。電磁式容量
制御弁36はコントローラ(図示略)の励消磁制御を受
け、前記コントローラは車両の室内の温度を検出する室
温検出器(図示略)によって得られる検出室温及び室温
設定器(図示略)によって設定された目標室温に基づい
て電磁式容量制御弁36の励消磁を制御する。
【0026】電磁式容量制御弁36内の感圧手段38を
構成するベローズ381には吸入室131内の圧力(吸
入圧)が感圧室382を介して作用している。吸入室1
31内の吸入圧は熱負荷を反映している。ベローズ38
1には弁体40が接続されており、弁体40は弁孔41
を開閉する。ベローズ381内の大気圧及び感圧手段3
8を構成する感圧ばね383のばね力は、弁孔41を開
く方向へ弁体40に作用する。ソレノイド39の電磁駆
動力は、弁孔41を閉じる方向へ弁体40を付勢する。
電磁式容量制御弁36は、ソレノイド39に供給される
電流値に応じた吸入圧をもたらす制御を行なう。
【0027】供給電流値が高められると弁開度が減少
し、吐出室132から制御圧室121への冷媒供給量が
減る。制御圧室121内の冷媒は放圧通路37(図2に
図示)を介して吸入室131へ流出しているため、制御
圧室121内の圧力が下がる。従って、斜板20の傾角
が増大して吐出容量が増える。吐出容量の増大は吸入圧
の低下をもたらす。供給電流値が下げられると弁開度が
増大し、吐出室132から制御圧室121への冷媒供給
量が増える。従って、制御圧室121内の圧力が上が
り、斜板20の傾角が減少して吐出容量が減る。吐出容
量の減少は吸入圧の増大をもたらす。
【0028】図4(a)に示すように、吸入弁24は、
片持ち支持されて撓み変形する一対の変形部241,2
42と、変形部241,242の先端に連結されて吸入
ポート21を閉鎖する閉鎖部243とからなる撓み変形
弁である。窓244は、一対の変形部241,242の
間に形成されている。一対の変形部241,242の長
さL1,L2は略同じであるが、吸入弁24の左側にあ
る変形部241の幅hは、吸入弁24の右側にある変形
部242の幅Hよりも小さくしてある。吸入弁24は、
回転軸18の軸方向に見て、吐出室132側から吸入室
131側へ回転軸18の半径方向に沿ってシリンダボア
111を横断するように延びている。
【0029】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)吸入弁24の変形部241,242の長さL
1,L2は略同じであるが、吸入弁24の変形部241
の幅hは、変形部242の幅Hよりも小さくしてある。
弁形成プレート15上に一体形成された吸入弁24の厚
みは一定であるため、変形部241は変形部242より
も撓み易い。即ち、変形部241の撓み性能は、変形部
242の撓み性能よりも高い。従って、吸入弁24は、
図4(b)において左回りにねじれるように吸入ポート
21から離れてゆく。変形部241,242は、ねじれ
性能規定手段となる撓み性能規定手段を構成する。吸入
ポート21を閉じているときの吸入弁24と底部291
との距離は、吸入弁24の中心線Cを挟んだ左右で異な
る。図4(b)に示すように、吸入弁24のねじれ向き
の側(図4(b)において中心線Cの左側)の距離(R
1で代表している)は、吸入弁24のねじれ向きとは逆
の側(図4(b)において中心線Cの右側)の距離(R
2で代表している)よりも大きくなるようにしてある。
【0030】低容量状態では図4(b)に鎖線で示すよ
うに閉鎖部243の先端部の右側が最大開度規定凹部2
9の底部291に当接する。底部291の右側の深さは
浅くしてあるため、低容量状態においても閉鎖部243
の先端部が底部291に当接し、冷媒の小流量状態での
吸入弁24の自励振動が抑制される。
【0031】(1-2)吸入弁24の撓み変形は、吸入ポ
ート21での吸入抵抗となり、吸入弁24の撓み性能が
低いほど前記吸入抵抗が大きくなる。即ち、吸入弁24
の撓み性能が低いほど吸入弁24の開き程度が小さくな
る。吸入弁24の左側の変形部241の撓み性能を右側
の変形部242の撓み性能よりも高くしてあるため、低
容量状態において閉鎖部243の先端部が底部291に
当接した状態においても吸入弁24は図4(b)に鎖線
で示すようにねじれ変形している。変形部241の撓み
性能を適度に高く設定しておけば、前記ねじれ変形を大
きくすることができる。即ち、吸入弁24のねじれ変形
が容易となる。従って、吸入弁24の右側が底部291
に直ちに到達するように底部291の右側を浅くした場
合にも、吸入弁24の左側における開き程度が大きくな
る。その結果、低容量状態における吸入ポート21での
吸入抵抗の増大が抑制され、動力損失の増大が抑制され
る。
【0032】(1-3)閉鎖部243の先端部の右側が底
部291の右側に当接した後に吸入弁24の弁開度がさ
らに大きくなってゆく場合、吸入弁24はさらにねじれ
ながら撓み変形してゆく。このとき、吸入弁24の左右
における撓み性能の高い変形部241側が底部291の
深い側に近づいてゆく。吸入弁24の左右で撓み性能を
異ならせた構成は、弁開度増大時の吸入弁24のねじれ
変形を容易にし、容量が大きい状態においても動力損失
の増大が抑制される。
【0033】(1-4)変形部241,242の撓み性能
は、それらの幅h,Hに差を持たせることによって異な
らせられる。一対の変形部241,242の撓み性能を
異ならせた構成は、弁開度増大時の吸入弁24のねじれ
変形を容易にする上で簡便である。
【0034】(1-5)吸入室131の周囲を吐出室13
2で包囲した構成は、円柱形状の吸入室の形成を可能と
する。吐出室の周囲を吸入室で包囲した構成は、環状形
状の吸入室の形成となる。吸入室131は吸入脈動を抑
制するためにあるが、円柱形状の吸入室131は、環状
形状の吸入室に比べて吸入脈動の抑制に優れている。
又、供給通路30の出口301がいずれの吸入ポート2
1からもほぼ等距離にあるため、出口301における圧
力変動が小さい。出口301における吸入圧の圧力変動
は、吸入脈動として供給通路30から外部冷媒回路31
へ伝播し、車室内にある蒸発器34が共鳴周波数の吸入
脈動によって振動する。しかし、吸入脈動が小さいた
め、蒸発器34の振動による騒音は小さい。
【0035】(1-6)吸入弁24は、回転軸18の半径
方向、かつ回転軸18の軸線に向けて吐出室132側か
ら吸入室131側へシリンダボア111を横断するよう
に延びている。そのため、変形部241,242の長さ
の設定自由度が高く、吸入弁24の材質の弾性限界を考
慮した吸入弁24の最大開度の設定自由度が高い。吸入
弁24の最大開度は吸入圧損に影響を与え、吸入圧損が
低いほど冷媒ガスに関する体積効率が高くなる。吸入弁
24の最大開度の高い設定自由度は、このような体積効
率を考慮した吸入弁24の最大開度の設定を容易にす
る。
【0036】(1-7)電磁式容量制御弁36は、ソレノ
イド39に供給される電流値に応じた吸入圧(即ち、設
定吸入圧)をもたらす制御を行なうが、設定吸入圧を高
めることは容量を低減することになる。設定吸入圧を高
めた場合、蒸発器34から圧縮機に至る冷媒の温度が高
くなる。特に、蒸発器34から出てくる冷媒が完全に気
化される過熱度100%をもたらすような吸入圧設定の
状態では蒸発器34から圧縮機に至る配管内が乾燥し、
吸入脈動が伝わり易い。吸入脈動の伝わり易い低容量状
態から大容量状態にわたる容量制御を行なう可変容量型
圧縮機は、低容量状態における自励振動による脈動の発
生を抑制する本発明の適用対象として好適である。
【0037】次に、図5及び図6の第2の実施の形態を
説明する。圧縮機は、第1の実施の形態の場合と同じ可
変容量型圧縮機であり、第1の実施の形態と同じ構成部
には同じ符号が付してある。
【0038】吸入弁24の先端部には開度規定突起24
5が一体形成されている。開度規定突起245は、最大
開度規定凹部29Aの底部292を向くように吸入弁2
4に対して略直角に折曲されている。最大開度規定凹部
29Aの底部292は弁形成プレート15に対して平行
である。低容量状態では吸入弁24が図6に鎖線で示す
ようにねじれ変形し、開度規定突起245が底部292
に当接する。容量がさらに増大すると吸入弁24がさら
にねじれ変形してゆき、吸入弁24の左側が底部292
に近づいてゆく。開度規定突起245は最大開度規定凹
部29Aと共に最大開度規定手段を構成する。
【0039】この実施の形態においても、第1の実施の
形態と同様の効果が得られる。次に、図7及び図8の第
3の実施の形態を説明する。圧縮機は、第1の実施の形
態の場合と同じ可変容量型圧縮機であり、第1の実施の
形態と同じ構成部には同じ符号が付してある。
【0040】この実施の形態では、吸入弁24Aは、片
持ち支持されて撓み変形する単一の変形部246と、変
形部246の先端側に設けられた閉鎖部247とからな
る。変形部246は、図7において吸入弁24Aの中心
線Cから左側にずれた位置にある。図8に示すように、
最大開度規定凹部29Bの底部293は、吸入弁24A
の左側から右側に向かうにつれて徐々に深くなるように
傾斜している。閉鎖部247の先端部の左側は、吸入弁
24Aが吸入ポート21を閉じているときにも底部29
3に略接触状態にあり、吸入弁24Aは、撓み変形開始
時から閉鎖部247の先端部の左側が底部293に接触
した状態でねじれ変形してゆく。図8の鎖線で示す吸入
弁24Aの状態は、低容量状態における吸入弁24Aの
ねじれ変形を示す。
【0041】この実施の形態では、吸入弁24Aが吸入
ポート21を閉じているときにも吸入弁24Aの先端部
が実質的に底部293に接触状態にあるため、吸入弁2
4Aの自励振動は確実に防止される。
【0042】本発明では以下のような実施の形態も可能
である。 (1)吸入弁の変形部の厚みを撓み性能規定手段とする
こと。変形部の厚みが薄くなるほど撓み性能が高くな
る。 (2)吸入弁の変形部の長さを撓み性能規定手段とする
こと。変形部の長さが長くなるほど撓み性能が高くな
る。 (3)吸入弁の変形部の幅、変形部の長さ、変形部の厚
みのうちの少なくとも2つを調整して撓み性能を設定す
ること。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、吸入ポ
ートを閉じているときの前記吸入弁と受け止め部位との
距離が前記吸入弁の左右で異なるようにし、前記吸入弁
のねじれ向きの側の前記距離が前記吸入弁の前記ねじれ
向きとは逆の側の前記距離よりも大きくなるようにした
ので、可変容量型圧縮機における吸入弁の自励振動によ
る異常音発生を効果的に防止し得るという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示す圧縮機全体の側断面
図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1のC−C線断面図。
【図4】(a)は要部拡大断面図。(b)は(a)のB
−B線断面図。
【図5】第2の実施の形態を示す要部拡大断面図。
【図6】図5のD−D線断面図。
【図7】第3の実施の形態を示す要部拡大断面図。
【図8】図7のE−E線断面図。
【符号の説明】
111…シリンダボア。121…制御圧室。131…吸
入圧領域となる吸入室。132…吐出圧領域となる吐出
室。14…区画板となるバルブプレート14。161…
吐出弁。18…回転軸。20…斜板。21…吸入ポー
ト。22…吐出ポート。24,24A…吸入弁。24
1,242…ねじれ性能規定手段となる撓み性能規定手
段を構成する変形部。246…ねじれ性能規定手段とな
る変形部。243,247…閉鎖部。26…ピストン。
29…最大開度規定手段となる最大開度規定凹部。29
1,292,293…受け止め部位となる底部。36…
容量制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 太田 雅樹 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 河合 俊弘 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Fターム(参考) 3H003 AA03 AB07 AC03 CC11 3H076 AA06 BB01 CC12 CC20 CC41 CC84 CC92 CC93

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と一体的に回転するように、かつ前
    記回転軸に対して傾角可変に制御圧室に収容された斜
    板、及び前記回転軸の周りに配列されたシリンダボア内
    に収容されると共に、前記斜板の傾角に応じた往復動作
    を行なう複数のピストンを備え、吐出圧領域から前記制
    御圧室へガスを供給すると共に、前記制御圧室から吸入
    圧領域へガスを抜き出し、前記吐出圧領域から前記制御
    圧室へのガス供給量、又は前記制御圧室から前記吸入圧
    領域へのガス抜き出し量を制御して前記斜板の傾角を制
    御し、ガスを吸入するための吸入ポートを撓み変形可能
    な吸入弁で開閉し、前記ピストンの吸入動作によって吸
    入ポートから前記吸入弁を押し退けて前記シリンダボア
    へ前記ガスを吸入する可変容量型圧縮機において、 前記吸入弁をねじれさせながら撓み変形させるためのね
    じれ性能規定手段と、 前記吸入弁に接触して前記吸入弁の最大開度を規定する
    受け止め部位を有する最大開度規定手段とを備え、 前記最大開度規定手段は、前記吸入ポートを閉じている
    ときの前記吸入弁と前記受け止め部位との距離が前記吸
    入弁の左右で異なるようにし、前記距離は、前記吸入弁
    のねじれ向きの側が前記吸入弁の前記ねじれ向きとは逆
    の側よりも大きくなるようにした可変容量型圧縮機にお
    ける吸入弁構造。
  2. 【請求項2】前記最大開度規定手段は、前記シリンダボ
    アの周面に沿って前記ピストンの往復動方向に凹設され
    た最大開度規制凹部であり、前記受け止め部位は、前記
    最大開度規制凹部の底部であり、前記底部は前記吸入弁
    の左右の方向に傾斜している請求項1に記載の可変容量
    型圧縮機における吸入弁構造。
  3. 【請求項3】前記ねじれ性能規定手段は、前記吸入弁の
    左右で撓み性能を異ならせる撓み性能規定手段であり、
    前記距離は、前記吸入弁の左右における撓み性能の高い
    側が撓み性能の低い側よりも大きくなるようにした請求
    項1及び請求項2のいずれか1項に記載の可変容量型圧
    縮機における吸入弁構造。
  4. 【請求項4】前記吸入弁は、左右に分離して片持ち支持
    されて撓み変形する一対の変形部と、前記一対の変形部
    の先端側に連結されて前記吸入ポートを閉鎖する閉鎖部
    とを備え、前記各変形部は、前記吸入ポートを閉じる方
    向へ前記吸入弁を付勢し、前記撓み性能規定手段は、前
    記吸入ポートを閉じる方向へ前記吸入弁を付勢する前記
    一対の変形部であり、前記一対の変形部の撓み性能を異
    ならせた請求項3に記載の可変容量型圧縮機における吸
    入弁構造。
  5. 【請求項5】前記一対の変形部の厚みは同じであり、前
    記一対の変形部の幅を異ならせることによって前記一対
    の変形部における撓み性能を異ならせた請求項4に記載
    の可変容量型圧縮機における吸入弁構造。
  6. 【請求項6】前記吸入弁は、片持ち支持されて撓み変形
    する単一の変形部と、前記変形部の先端側に連結されて
    前記吸入ポートを閉鎖する閉鎖部とを備え、前記変形部
    は、前記吸入ポートを閉じる方向へ前記吸入弁を付勢
    し、前記ねじれ性能規定手段は、前記吸入弁の左右の中
    心から左右の一方にずらした前記変形部である請求項1
    及び請求項2のいずれか1項に記載の可変容量型圧縮機
    における吸入弁構造。
  7. 【請求項7】前記閉鎖部の一部を前記最大開度規定凹部
    の底部に実質的に常時接触させた請求項3乃至請求項6
    のいずれか1項に記載の可変容量型圧縮機における吸入
    弁構造。
  8. 【請求項8】前記ピストンは複数であって回転軸の周り
    に配列されており、前記複数のピストンは前記回転軸の
    回転によって前記シリンダボア内を往復動され、前記吸
    入ポートは、吸入室及び吐出室と前記シリンダボアとを
    区画する区画板上に形成されており、前記吐出室は前記
    吸入室を包囲するように形成されており、前記吸入室の
    ガスは前記吸入ポートを経由して前記シリンダボアに吸
    入され、前記シリンダボアのガスは前記区画板上に形成
    された吐出ポートを経由して前記吐出室に吐出される請
    求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の可変容量型
    圧縮機における吸入弁構造。
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