JP2001317461A - ピストン式圧縮機におけるガス流通構造 - Google Patents

ピストン式圧縮機におけるガス流通構造

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JP2001317461A
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valve
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suction
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Naofumi Kimura
直文 木村
Masakazu Obayashi
正和 大林
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Toyota Industries Corp
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    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
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    • Y10T137/7888With valve member flexing about securement
    • Y10T137/7891Flap or reed
    • Y10T137/7892With stop

Abstract

(57)【要約】 【課題】流通ポートにおけるガスの流通の容易性を向上
する。 【解決手段】基端線36、先端線37、側線38,39
及び接続線401,402,411,412によって囲
われる面積Sは、吸入ポート26の通過断面積である。
吸入弁の長さ方向における吸入ポート26の最大長さH
の中点Hoを通って吸入ポート26を横断し、かつ吸入
弁の長さ方向に延びる基準線Xに対して直交する中間線
Tは、吸入ポート26を第1の区分範囲261と第2の
区分範囲262とに区分する。吸入弁の先端側に位置す
る第2の区分範囲262の面積S2は、第1の区分範囲
261の面積S1よりも大きい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスを流通するた
めの流通ポートを撓み変形可能な開閉弁で開閉し、ガス
がシリンダボア内のピストンの動作によって前記開閉弁
を押し退けて前記流通ポートを流通するピストン式圧縮
機におけるガス流通構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ピストン式圧縮機では、吸入室からシリ
ンダボア内へガスを吸入する際のガスの流入の容易性が
体積効率に大きな影響を与える。ガスの流入が容易にな
るほど体積効率が向上し、圧縮機の性能が向上する。
【0003】特開平57−97974号公報に開示され
る吸入用通孔は円形状であり、特開2000−5496
1号公報に開示される吸入孔は、丸みを帯びた略三角形
状である。吸入室からシリンダボア側へ吸入ポートを通
過したガスは、ピストンの往復動方向に見て、吸入ポー
トの形状(特開平57−97974号公報の吸入用通孔
では円、特開2000−54961号公報の吸入孔では
丸みを帯びた略三角形)の形成線と直交する方向へと専
ら流れてシリンダボア内へ流入する。バルブプレートに
対する吸入弁の開き間隔は、吸入弁の先端側ほど大きく
なる。そのため、吸入ポートを通過したガスを吸入弁の
先端側から吸入弁の長さ方向に向けて流してやるのがガ
スの流入の容易性を高める上で有効である。吸入ポート
を通過したガスは、吸入ポートの孔を形成する形成線に
直交する方向へ専ら流れる。従って、吸入ポートの形成
線に関し、吸入弁の先端側にある形成線部分の長さが長
ければ長いほど、ガスは吸入弁の先端側へ流れ易くな
る。特開2000−54961号公報に開示される吸入
孔は、吸入孔を通過したガスを吸入弁の先端側から吸入
弁の長さ方向に向けて流れ易くすることに関して、特開
平57−97974号公報に開示される円形状の吸入用
通孔よりも優れている。従って、特開2000−549
61号公報に開示される吸入孔は、ガスの流入の容易性
に関して、特開平57−97974号公報に開示される
円形状の吸入用通孔よりも優れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開2000−549
61号公報の吸入孔の断面は、吸入弁の基端側に面積重
心をずらした形状である。このような吸入孔の形状で
は、吸入孔を吸入弁の長さ方向に同長となるように二分
割した場合、吸入弁の基端側にある分割領域の形成線部
分の長さが吸入弁の先端側にある分割領域の形成線部分
の長さよりも大きくなる。このような形成線部分の長さ
関係は、吸入弁の先端側へガスを流し易くすることの関
して最適とは言えない。
【0005】本発明は、吸入ポートあるいは吐出ポート
のような流通ポートにおけるガスの流通の容易性を向上
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、ガ
スを流通するための流通ポートを撓み変形可能な開閉弁
で開閉し、ガスがシリンダボア内のピストンの動作によ
って前記開閉弁を押し退けて前記流通ポートを流通する
ピストン式圧縮機を対象とし、請求項1の発明では、前
記開閉弁の長さ方向における前記流通ポートの最大長さ
の中点を通って前記流通ポートを横断し、かつ前記開閉
弁の長さ方向に延びる基準線に対して直交する中間線を
仮定し、前記中間線によって前記流通ポートを第1の区
分範囲と第2の区分範囲とに区分し、前記開閉弁の先端
側に位置する前記第2の区分範囲の面積を前記開閉弁の
基端側に位置する前記第1の区分範囲の面積よりも大き
くした。
【0007】第2の区分範囲の面積を第1の区分範囲の
面積よりも大きくした構成は、流通ポートを通過したガ
スを開閉弁の先端側から流し易くする。請求項2の発明
では、請求項1において、前記開閉弁の長さ方向へ前記
開閉弁の基端側から先端側へ向かうにつれて前記中間線
の方向における前記流通ポートの幅が徐々に大きくなっ
てゆく拡大領域があり、前記基準線の方向における前記
拡大領域の長さは、前記基準線の方向における前記流通
ポートの最大長さの過半であるようにした。
【0008】拡大領域の存在は、流通ポートを通過した
ガスを開閉弁の先端側へ流し易くする。請求項3の発明
では、請求項1及び請求項2のいずれか1項において、
前記中間線の方向における前記流通ポートの最大長さ
は、前記第2の区分範囲にあるようにし、かつ前記基準
線の方向における前記流通ポートの最大幅よりも長いも
のとした。
【0009】基準線の方向における流通ポートの最大長
さを中間線の方向における流通ポートの最大幅よりも短
くし、かつ中間線の方向における流通ポートの最大幅を
第2の区分範囲側にあるようにした構成は、開閉弁の先
端側における流通ポートの形成線の長さを大きくする上
で簡便である。
【0010】請求項4の発明では、請求項1乃至請求項
3のいずれか1項において、前記流通ポートの形成線
は、前記開閉弁の基端側に位置する基端線と、前記開閉
弁の先端側に位置する先端線と、左右一対の側線とを備
えており、前記先端線は前記基端線よりも長いものとし
た。
【0011】先端線の長さを基端線の長さよりも大きく
した構成は、流通ポートを通過したガスを開閉弁の先端
側へ流し易くする。請求項5の発明では、請求項4にお
いて、前記先端線は、前記開閉弁の基端側から先端側に
向けて凸となる凸曲線とした。
【0012】先端線を凸曲線とした構成は、シリンダボ
アの周面の円に先端線を近づける上で有利である。シリ
ンダボアの円の周面に先端線を近づけるほど、開弁状態
における先端線と開閉弁との間の開き間隔が大きくな
る。
【0013】請求項6の発明では、請求項4及び請求項
5のいずれか1項において、前記基端線と一対の前記側
線とを繋ぐ一対の第1の接続線と、前記先端線と一対の
前記側線とを繋ぐ一対の第2の接続線とを備え、一対の
前記第1の接続線は、前記基端線と一対の前記側線とに
滑らかに繋がっており、一対の前記第2の接続線は、前
記先端線と一対の前記側線とに滑らかに繋がっているよ
うにした。
【0014】流通ポートの形成線は角のない環状の線と
なる。流通ポートの形成線を角のない環状の線とした構
成は、流通ポートにおけるガスの逆流を防止する上で有
利である。
【0015】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6のいずれか1項において、前記流通ポートの形成線
は、角のない環状の凸曲線とした。流通ポートの形成線
は角及び直線のない環状の線となる。流通ポートの形成
線を角及び直線のない環状の線とした構成は、流通ポー
トにおけるガスの逆流を防止する上で有利である。
【0016】請求項8の発明では、請求項1乃至請求項
7のいずれか1項において、前記基準線は、前記シリン
ダボアの周面の円の半径線に略沿っているようにした。
シリンダボアの周面の円の半径線に基準線を略沿わせる
構成は、開閉弁の先端側における流通ポートの形成線を
シリンダボアの周面の円に近づける上で有利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を可変容量型圧縮機
に具体化した第1の実施の形態を図1〜図5に基づいて
説明する。
【0018】図5に示すように、シリンダブロック11
の前端にはフロントハウジング12が接合されている。
シリンダブロック11の後端にはリヤハウジング13が
区画板14、弁形成プレート15,16及びリテーナ形
成プレート17を介して固定されている。制御圧室12
1を形成するフロントハウジング12とシリンダブロッ
ク11とには回転軸18が回転可能に支持されている。
制御圧室121から外部へ突出する回転軸18は、プー
リ(図示略)及びベルト(図示略)を介して外部駆動
源、例えば車両エンジン(図示略)から駆動力を得る。
【0019】回転軸18には回転支持体19が止着され
ている。又、回転軸18には斜板20が回転軸18の軸
方向へスライド可能かつ傾動可能に支持されている。斜
板20は、斜板20に止着されたガイドピン21と回転
支持体19側のガイド孔191との連係により回転軸1
8の軸方向へ傾動可能かつ回転軸18と一体的に回転可
能である。斜板20の傾動は、ガイド孔191とガイド
ピン21とのスライドガイド関係、及び回転軸18のス
ライド支持作用により案内される。
【0020】斜板20の半径中心部が回転支持体19側
へ移動すると、斜板20の傾角が増大する。斜板20の
半径中心部がシリンダブロック11側へ移動すると、斜
板20の傾角が減少する。斜板20の最小傾角は、回転
軸18に取り付けられたサークリップ22と斜板20と
の当接によって規定される。斜板20の最大傾角は、回
転支持体19と斜板20との当接によって規定される。
図5の斜板20の実線位置は斜板20の最小傾角位置を
示し、斜板20の鎖線位置は斜板20の最大傾角位置を
示す。
【0021】図1(a)に示すように、シリンダブロッ
ク11には複数のシリンダボア111(本実施の形態で
は5つ)が貫設されている。複数のシリンダボア111
は回転軸18の周囲に等間隔に配列されている。図5に
示すように、各シリンダボア111内にはピストン23
が収容されている。斜板20の回転運動は、シュー24
を介してピストン23の前後往復運動に変換され、ピス
トン23がシリンダボア111内を前後動する。
【0022】リヤハウジング13内には吸入室131及
び吐出室132が区画形成されている。吐出室132は
隔壁133を介して吸入室131の側方を取り囲んでい
る。リヤハウジング13の背壁には供給通路25が配設
されている。
【0023】図2及び図5に示すように、区画板14、
弁形成プレート16及びリテーナ形成プレート17には
流通ポートである吸入ポート26が各シリンダボア11
1に対応して形成されている。区画板14には吐出ポー
ト27が各シリンダボア111に対応して形成されてい
る。弁形成プレート15上には開閉弁である吸入弁15
1が形成されており、弁形成プレート16上には吐出弁
161が形成されている。吸入弁151には窓152が
吐出ポート27に対応して形成されている。撓み変形す
る吸入弁151の先端側は、区画板14の一方の接触面
141に接離して吸入ポート26を開閉する。撓み変形
する吐出弁161の先端側は、区画板14の他方の接触
面142に接離して吐出ポート27を開閉する。各シリ
ンダボア111には最大開度規定凹部28が形成されて
いる。吸入弁151の先端部は最大開度規定凹部28の
底部に当接可能であり、最大開度規定凹部28は、吸入
弁151の最大開度を規定する。
【0024】吸入室131内の冷媒ガスは、ピストン2
3の復動動作(図5において右側から左側への移動)に
より吸入ポート26から吸入弁151を押し退けてシリ
ンダボア111へ吸入される。シリンダボア111内の
冷媒ガスは、ピストン23の往動動作(図5において左
側から右側への移動)により吐出ポート27から吐出弁
161を押し退けて吐出室132へ吐出される。吐出弁
161は、リテーナ形成プレート17上のリテーナ17
1に当接して開度規制される。吐出室132に吐出され
た冷媒は、圧縮機外部の外部冷媒回路29上の凝縮器3
0、膨張弁31及び蒸発器32を経由して供給通路25
から吸入室131に還流する。
【0025】吐出室132と制御圧室121とを接続す
る圧力供給通路33〔図1(a)に図示〕上には電磁式
容量制御弁34が介在されている。圧力供給通路33は
吐出室132の冷媒ガスを制御圧室121へ供給する。
電磁式容量制御弁34はコントローラ(図示略)の励消
磁制御を受け、前記コントローラは車両の室内の温度を
検出する室温検出器(図示略)によって得られる検出室
温及び室温設定器(図示略)によって設定された目標室
温に基づいて電磁式容量制御弁34の励消磁を制御す
る。
【0026】制御圧室121の冷媒ガスは、放圧通路3
5〔図1(a)に図示〕を介して吸入室131へ流出す
る。電磁式容量制御弁34が消磁状態にあるときには吐
出室132の冷媒ガスは制御圧室121へ送られない。
従って、制御圧室121の内の制御圧と吸入圧とのピス
トン15を介した差圧が小さくなり、区画板14が最大
傾角側へ移行する。電磁式容量制御弁34が励磁状態に
あるときには吐出室132の冷媒ガスが圧力供給通路3
3を介して制御圧室121へ送られる。従って、制御圧
室121の内の制御圧と吸入圧とのピストン15を介し
た差圧が大きくなり、区画板14が最小傾角側へ移行す
る。
【0027】図4に示すように、区画板14の接触面1
41上に位置する吸入ポート26の形成線は、吸入弁1
51の基端側(即ち、窓152側)に位置する基端線3
6と、吸入弁151の先端側に位置する先端線37と、
左右一対の側線38,39と、基端線36と側線38と
を繋ぐ第1の接続線401と、基端線36と側線39と
を繋ぐ第1の接続線402と、先端線37と側線38と
を繋ぐ第2の接続線411と、先端線37と側線39と
を繋ぐ第2の接続線412とからなる。吸入弁151
は、吸入弁151の長さ方向に延びる基準線Xに関して
対称な形状をしており、吸入ポート26は基準線Xに関
して対称な形状をしている。即ち、吸入ポート26は左
右対称である。
【0028】基端線36は、吸入弁151の先端側から
基端側に向けて僅かに凸の凸曲線であり、先端線37
は、吸入弁151の基端側から先端側に向けて凸の凸曲
線である。側線38,39は、シリンダボア111の周
面に関する円C(図3に図示)の半径線に略沿う直線で
ある。第1の接続線401は、基端線36と側線38と
に位置L1,L2で滑らかに繋がる曲線であり、第1の
接続線402は、基端線36と側線39とに位置R1,
R2で滑らかに繋がる曲線である。第2の接続線411
は、先端線37と側線38とに位置L3,L4で滑らか
に繋がる曲線であり、第2の接続線412は、先端線3
7と側線39とに位置R3,R4滑らかに繋がる曲線で
ある。
【0029】第2の接続線411,412の曲がり角度
θ2は、第1の接続線401,402の曲がり角度θ1
よりも大きくしてある。曲がり角度θ1は、位置L1,
L2における法線m1,m2のなす角度、及び位置R
1,R2における法線n1,n2のなす角度としてあ
る。曲がり角度θ2は、位置L3,L4における法線m
3,m4のなす角度、及び位置R3,R4における法線
n3,n4のなす角度としてある。
【0030】本実施の形態では、基端線36、先端線3
7、第1の接続線401,402及び第2の接続線41
1,412は、いずれも円弧にしてある。基端線36の
曲率半径は、先端線37の曲率半径よりも大きくしてあ
る。先端線37の曲率半径は、円Cの半径よりも僅かに
小さくしてある。
【0031】吸入室131側からシリンダボア111側
へ吸入ポート26を通過した冷媒ガスは、区画板14の
接触面141上における吸入ポート26の形成線に対す
る法線(図3に矢印N1,N2,N3,N4で代表して
示す)の方向へ接触面141と吸入弁151との間を流
れてシリンダボア111へ流入する。
【0032】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)基端線36、先端線37、側線38,39及び
接続線401,402,411,412によって囲われ
る面積Sは、吸入ポート26の通過断面積である。ピス
トン23の往復動方向に吸入ポート26を見たとき、図
4に示す中間線Tは、吸入弁151の長さ方向(即ち、
基準線Xの方向)における吸入ポート26の最大長さ
(図4にHで示す)の中点Hoを通って吸入ポート26
を横断し、かつ吸入弁151の長さ方向に延びる基準線
Xに対して直交している。このように仮定した中間線T
は、ピストン23の往復動方向に吸入ポート26を見た
とき、吸入ポート26を第1の区分範囲261と第2の
区分範囲262とに区分する。吸入弁151の先端側に
位置する第2の区分範囲262の面積S2は、第1の区
分範囲261の面積S1よりも大きい。第2の区分範囲
262の面積S2が第1の区分範囲261の面積S1よ
りも大きいほど、吸入弁151の先端側における吸入ポ
ート26の形成線の長さが長くなる。即ち、吸入ポート
26の面積の重心を吸入弁151の先端側にずらすほ
ど、吸入弁151の先端側における吸入ポート26の形
成線の長さが長くなる。
【0033】区画板14に対する吸入弁151の開き間
隔は、図2に示すように吸入弁151の先端側ほど大き
くなる。そのため、吸入ポート26を通過した冷媒ガス
が吸入弁151の基端側から先端側へ向かう割合を大き
くするほど、吸入室131からシリンダボア111への
冷媒ガスの流入の容易性が向上する。吸入弁151の先
端側における吸入ポート26の形成線の長さが長くなる
ほど、吸入ポート26を通過した冷媒ガスが吸入弁15
1の基端側から先端側へ向かう割合が大きくなる。従っ
て、第2の区分範囲262の面積S2を第1の区分範囲
261の面積S1よりも大きくした構成は、吸入ポート
26を通過したガスを吸入弁151の先端側における吸
入弁151と接触面141との間へ流し易くする。その
結果、吸入ポート26からシリンダボア111へ冷媒ガ
スを吸入する際の冷媒ガスの流入の容易性が向上し、圧
縮機の性能が従来よりも向上する。
【0034】(1-2)図4に示す範囲D内では、中間線
Tの方向における吸入ポート26の幅(図4にWで代表
している)は、吸入弁151の長さ方向(基準線Xの方
向)へ吸入弁151の基端側から先端側へ向かうにつれ
て徐々に大きくなってゆく。範囲D内における吸入ポー
ト26の領域Do(図4に鎖線ハッチングで示す)は、
基準線Xの方向へ吸入弁151の基端側から先端側へ向
かうにつれて幅Wが徐々に大きくなってゆく拡大領域で
ある。基準線Xの方向における拡大領域Doの長さd
は、基準線Xの方向における吸入ポート26の最大長さ
Hの過半である。このような拡大領域Doの存在は、第
2の区分範囲262の面積S2を第1の区分範囲261
の面積S1よりも大きくする上で好適であり、吸入弁1
51の先端側における吸入ポート26の形成線の長さ
は、拡大領域Doを設けることによって容易に大きくで
きる。従って、拡大領域Doの存在は、吸入ポート26
を通過した冷媒ガスを吸入弁151の先端側における吸
入弁151と接触面141との間へ流し易くする。
【0035】(1-3)中間線Tの方向における吸入ポー
ト26の最大幅(図4にWoで示す)は、第2の区分範
囲262にある。最大幅Woは、基準線Xの方向におけ
る吸入ポート26の最大長さHよりも長い。基準線Xの
方向における吸入ポート26の最大幅Hを中間線Tの方
向における吸入ポート26の最大幅Woよりも短くした
構成は、H>Woに比べ、吸入弁151の先端側におけ
る吸入ポート26の形成線を長くする上で有利である。
又、吸入ポート26の最大幅Woの位置を吸入弁151
の先端に近づけるほど、吸入弁151の先端側における
吸入ポート26の形成線を長くする上で有利である。即
ち、基準線Xの方向における吸入ポート26の最大長さ
Hを中間線Tの方向における吸入ポート26の最大幅W
oよりも短くし、かつ最大幅Woを第2の区分範囲26
2にあるようにした構成は、吸入弁151の先端側にお
ける吸入ポート26の形成線の長さを大きくする上で簡
便である。
【0036】(1-4)先端線37は基端線36よりも長
くしてある。先端線37の長さを基端線36の長さより
も大きくした構成は、吸入ポート26を通過した冷媒ガ
スを吸入弁151の先端側へ流し易くする。
【0037】(1-5)シリンダボア111の周面の円C
に先端線37を近づけるほど、開弁状態における先端線
37と吸入弁151との間の開き間隔δ(図2に図示)
が大きくなる。冷媒ガスは、先端線37と吸入弁151
との間の開き間隔δが大きいほどシリンダボア111へ
流入し易い。先端線37は、吸入弁151の基端側から
先端側に向けて凸となる円弧であり、先端線37の曲率
半径は、シリンダボア111の周面の円Cの半径よりも
僅かに小さくしてある。シリンダボア111の周面の円
Cに近似するように先端線37を凸曲線とした構成は、
シリンダボア111の周面の円Cに先端線37を近づけ
る上で有利である。
【0038】(1-6)シリンダボア111内の冷媒ガス
を吐出室132へ吐出する状態では、シリンダボア11
1内の圧力が吸入ポート26の周囲に吸入弁151を押
接し、吸入弁151が吸入ポート26を閉じる。吸入ポ
ート26の形成線における単位長さ当たりのガスによる
押し付け力が大きければ、シリンダボア111から接触
面141と吸入弁151との間を経由する吸入ポート2
6側への冷媒ガスの洩れは生じない。しかし、吸入ポー
トの形成線の一部に角があるとすると、この角の付近の
形成線における単位長さ当たりのガスによる押し付け力
が小さくなる。そのため、吸入ポートの形成線の一部に
角がある構成は、シリンダボア111から吸入ポート2
6への冷媒ガスの逆流をもたらし易い。冷媒ガスの逆流
は体積効率の低下をもたらす。基端線36、先端線3
7、側線38,39、第1の接続線401,402、及
び第2の接続線411,412とからなる吸入ポート2
6の形成線は、角のない環状の線となる。吸入ポート2
6の形成線を角のない環状の線とした構成は、シリンダ
ボア111から吸入ポート26への冷媒ガスの逆流を防
止する上で有利である。
【0039】(1-7)第2の接続線411,412の曲
がり角度θ2は、第1の接続線401,402の曲がり
角度θ1よりも大きくしてある。基端線36、先端線3
7及び側線38,39の形状が大きく変化しない限り、
曲がり角度θ2が曲がり角度θ1よりも大きくなればな
るほど、先端線37の長さは大きくなる。第2の接続線
411,412の曲がり角度θ2を第1の接続線40
1,402の曲がり角度θ1よりも大きくした構成は、
先端線37の長さを大きくするための構成として簡便で
ある。
【0040】(1-8)吸入弁151の先端側における吸
入ポート26の形成線がシリンダボア111の周面に近
いほど、冷媒ガスはシリンダボア111へ流入し易くな
る。通常、吸入弁及び吸入ポートの形状は、基準線Xに
関して対称となるように設定される。そうすると、吸入
弁151の先端側における吸入ポート26の形成線は、
基準線Xに関して対称となる。基準線Xに関して対称と
なる先端線37を基準線Xに沿ってシリンダボア111
の周面に近づける場合、基準線Xがシリンダボア111
の周面の円Cの半径線に一致している場合が先端線37
をシリンダボア111の周面に最も近づけ易い。従っ
て、シリンダボア111の周面の円Cの半径線に基準線
Xを略沿わせる構成は、シリンダボア111の周面の円
Cに先端線37を近づける上で有利である。
【0041】(1-9)ピストン式圧縮機では、吸入弁が
吸入ポートを閉じる位置から最大開度位置までに移行す
る間に自励振動を起こし、この自励振動によって吸入脈
動が発生することがある。吸入脈動は外部冷媒回路29
上の蒸発器32を振動させて異常音を発生させる。ピス
トン23を備えた可変容量型圧縮機では、ピストン23
は傾角可変な斜板20の傾角に応じたストロークで往復
動し、斜板20の傾角が小さくなると容量が低減する。
低容量状態では、吸入ポートにおける平均的なガス流量
が小さく、吸入弁が最大開度規定凹部28の底部に当た
りにくくなる。そのため、可変容量型圧縮機では吸入弁
の自励振動が生じ易い。
【0042】第2の区分範囲262の面積S2を第1の
区分範囲261の面積S1よりも大きくした構成では、
吸入室131からシリンダボア111へ流入する冷媒ガ
スの流れは、例えば特開2000−54961号公報に
開示される吸入孔の場合に比べ、吸入弁151の基端か
ら一層離れた先端側に集中する。従って、低容量状態に
おいても吸入弁151が最大開度規定凹部28の底部に
当たり、吸入弁151の自励振動が生じ難い。
【0043】次に、図6(a),(b)の第2の実施の
形態を説明する。第1の実施の形態と同じ構成部には同
じ符号が付してある。吸入ポート26Aの形成線は、基
端線36と、先端線37と、曲線の側線38A,39A
と、第1の接続線401A,402Aと、第2の接続線
411A,412Aとからなる。第1の接続線401
A,402A及び第2の接続線411A,412Aの曲
率半径は、第1の実施の形態における第1の接続線40
1,402の曲率半径よりも大きくしてある。このよう
な吸入ポート26Aの形成線は、角及び直線のない環状
の線となる。吸入ポート26Aの形成線を角及び直線の
ない環状の線とした構成は、第1の実施の形態と同じ効
果をもたらす。又、接続線401A,402A,411
A,412Aの曲率半径を第1の実施の形態における接
続線401,402の曲率半径よりも大きくした構成
は、シリンダボア111から吸入ポート26Aへの冷媒
ガスの逆流を防止する上で第1の実施の形態の場合より
も更に有利である。
【0044】図7は第3の実施の形態を示し、図8は第
4の実施の形態を示す。図9は第5の実施の形態を示
し、図10は第6の実施の形態を示す。図11は第7の
実施の形態を示し、図12は第8の実施の形態を示す。
第1及び第2の実施の形態と同じ構成部には同じ符号が
付してある。
【0045】図7の吸入ポート26Bの基端線36B
は、吸入弁151の基端側から先端側へ凹の凹曲線であ
る。図8の吸入ポート26Cの先端線37Cは楕円の一
部である。先端線37Cと一対の側線38A,39Aと
は、位置L5,R5で滑らかに接続している。
【0046】図9の吸入ポート26Dの基端線36Dは
円の一部であり、先端線37Dは楕円の一部である。基
端線36Dと先端線37Dとは、位置L6,R6で滑ら
かに接続している。
【0047】図10の吸入ポート26Eは、特開200
0−54961号公報に開示される吸入孔を基準線Xの
方向に反転した形状をしている。吸入ポート26Eの基
端線36Eは、一対の接続線411A,412Aに滑ら
かに接続している。
【0048】図11の吸入ポート26Fの先端線37F
は、第1の先端線371と第2の先端線372と接続線
373とからなる。接続線373、は第1の先端線37
1及び第2の先端線372に位置L7,R7で滑らかに
接続している。
【0049】図12の吸入ポート26Gの先端線37G
は円の一部であり、基端線36Gは楕円の一部である。
先端線37Gと基端線36Gとは、位置L8,R8で滑
らかに接続している。
【0050】図7〜図11の各実施の形態における吸入
ポート26B,26C,26D,26E,26Fの形成
線は、第1の区分範囲261の面積S1と第2の区分範
囲262の面積S2との大小関係、最大長さH、最大幅
Woに関する長さ関係、及び拡大領域Doの長さdと最
大長さHとの長さ関係に関して第1の実施の形態におけ
る吸入ポート26と同じ状態をもたらす。
【0051】本発明は、基準線に対して左右非対称な流
通ポートに対しても適用可能である。又、本発明は、吐
出ポートにも適用できる。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、開閉弁
の長さ方向に延びる基準線に対して直交する中間線によ
って流通ポートを第1の区分範囲と第2の区分範囲とに
区分し、前記開閉弁の先端側に位置する前記第2の区分
範囲の面積を前記開閉弁の基端側に位置する前記第1の
区分範囲の面積よりも大きくしたので、流通ポートにお
けるガスの流通の容易性を向上し得るという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態を示し、(a)は図5のA−
A線断面図。(b)は要部拡大断面図。
【図2】図1のB−B線断面図。
【図3】要部斜視図。
【図4】要部拡大図。
【図5】圧縮機全体の側断面図。
【図6】第2の実施の形態を示し、(a)は要部拡大断
面図。(b)は要部拡大図。
【図7】第3の実施の形態を示す要部拡大図。
【図8】第4の実施の形態を示す要部拡大図。
【図9】第5の実施の形態を示す要部拡大図。
【図10】第6の実施の形態を示す要部拡大図。
【図11】第7の実施の形態を示す要部拡大図。
【図12】第8の実施の形態を示す要部拡大図。
【符号の説明】
111…シリンダボア。141…吸入ポートの形成線が
位置する接触面。151…開閉弁である吸入弁。23…
ピストン。26,26A,26B,26C,26D,2
6E,26F,26G…流通ポートである吸入ポート。
261…第1の区分範囲。262…第2の区分範囲。3
6,36B,36D,36E…基端線。37,37C,
37D,37F,37G…先端線。38,39,38
A,39A…側線。401,402,401A,402
A…第1の接続線。411,412,411A,412
A…第2の接続線。Do…拡大領域。X…基準線。T…
中間線。H…基準線Xの方向における吸入ポートの最大
長さ。Wo…中間線Tの方向における吸入ポートの最大
幅。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスを流通するための流通ポートを撓み変
    形可能な開閉弁で開閉し、ガスがシリンダボア内のピス
    トンの動作によって前記開閉弁を押し退けて前記流通ポ
    ートを流通するピストン式圧縮機において、 前記開閉弁の長さ方向における前記流通ポートの最大長
    さの中点を通って前記流通ポートを横断し、かつ前記開
    閉弁の長さ方向に延びる基準線に対して直交する中間線
    を仮定し、前記中間線によって前記流通ポートを第1の
    区分範囲と第2の区分範囲とに区分し、前記開閉弁の先
    端側に位置する前記第2の区分範囲の面積を前記開閉弁
    の基端側に位置する前記第1の区分範囲の面積よりも大
    きくしたピストン式圧縮機におけるガス流通構造。
  2. 【請求項2】前記開閉弁の長さ方向へ前記開閉弁の基端
    側から先端側へ向かうにつれて前記中間線の方向におけ
    る前記流通ポートの幅が徐々に大きくなってゆく拡大領
    域があり、前記基準線の方向における前記拡大領域の長
    さは、前記基準線の方向における前記流通ポートの最大
    長さの過半である請求項1に記載のピストン式圧縮機に
    おけるガス流通構造。
  3. 【請求項3】前記中間線の方向における前記流通ポート
    の最大長さは、前記第2の区分範囲にあり、かつ前記基
    準線の方向における前記流通ポートの最大長さよりも長
    い請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載のピスト
    ン式圧縮機におけるガス流通構造。
  4. 【請求項4】前記流通ポートの形成線は、前記開閉弁の
    基端側に位置する基端線と、前記開閉弁の先端側に位置
    する先端線と、左右一対の側線とを備えており、前記先
    端線は前記基端線よりも長い請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載のピストン式圧縮機におけるガス流通
    構造。
  5. 【請求項5】前記先端線は、前記開閉弁の基端側から先
    端側に向けて凸となる凸曲線である請求項4に記載のピ
    ストン式圧縮機におけるガス流通構造。
  6. 【請求項6】前記基端線と一対の前記側線とを繋ぐ一対
    の第1の接続線と、前記先端線と一対の前記側線とを繋
    ぐ一対の第2の接続線とを備え、一対の前記第1の接続
    線は、前記基端線と一対の前記側線とに滑らかに繋がっ
    ており、一対の前記第2の接続線は、前記先端線と一対
    の前記側線とに滑らかに繋がっている請求項4及び請求
    項5のいずれか1項に記載のピストン式圧縮機における
    ガス流通構造。
  7. 【請求項7】前記流通ポートの形成線は、角のない環状
    の凸曲線である請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のピストン式圧縮機におけるガス流通構造。
  8. 【請求項8】前記基準線は、前記シリンダボアの周面の
    円の半径線に略沿っている請求項1乃至請求項7のいず
    れか1項に記載のピストン式圧縮機におけるガス流通構
    造。
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