JP2001122698A - 酸化物電極薄膜 - Google Patents
酸化物電極薄膜Info
- Publication number
- JP2001122698A JP2001122698A JP30403699A JP30403699A JP2001122698A JP 2001122698 A JP2001122698 A JP 2001122698A JP 30403699 A JP30403699 A JP 30403699A JP 30403699 A JP30403699 A JP 30403699A JP 2001122698 A JP2001122698 A JP 2001122698A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- oxide
- layer
- buffer layer
- electrode thin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PZTなどを用いた強誘電体キャパシタ型メ
モリにおいて、残留分極特性を向上させるためには、
(100)シリコン基板上にペロブスカイト構造を有す
る強誘電体および酸化物下電極を(100)あるいは
(001)方向にエピタキシャル成長させる必要がある
が、従来、(100)シリコン基板上あるいは(10
0)フルオライト構造バッファ層上に、ペロブスカイト
酸化物を(100)あるいは(001)配向させること
は不可能であった。 【解決手段】 (100)シリコン基板1上、あるいは
(100)フルオライト構造バッファ層2上に、ぺロブ
スカイト構造の一部であるMO層からなるNaCl構造
のMO層3(M=Ca、Sr、Ba)を(100)方向
でエピタキシャル成長させ、その後、SrRuO3など
のぺロブスカイト酸化物電極薄膜4、強誘電体層5、酸
化物電極薄膜6を堆積することにより、(100)ある
いは(001)配向の強誘電体キャパシタを実現する。
モリにおいて、残留分極特性を向上させるためには、
(100)シリコン基板上にペロブスカイト構造を有す
る強誘電体および酸化物下電極を(100)あるいは
(001)方向にエピタキシャル成長させる必要がある
が、従来、(100)シリコン基板上あるいは(10
0)フルオライト構造バッファ層上に、ペロブスカイト
酸化物を(100)あるいは(001)配向させること
は不可能であった。 【解決手段】 (100)シリコン基板1上、あるいは
(100)フルオライト構造バッファ層2上に、ぺロブ
スカイト構造の一部であるMO層からなるNaCl構造
のMO層3(M=Ca、Sr、Ba)を(100)方向
でエピタキシャル成長させ、その後、SrRuO3など
のぺロブスカイト酸化物電極薄膜4、強誘電体層5、酸
化物電極薄膜6を堆積することにより、(100)ある
いは(001)配向の強誘電体キャパシタを実現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、酸化物電極薄膜に
関し、特に、この酸化物電極薄膜を用いた強誘電体メモ
リなどの酸化物デバイスに関する。
関し、特に、この酸化物電極薄膜を用いた強誘電体メモ
リなどの酸化物デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、強誘電体を用いた不揮発性メモリ
の開発が急速に進展している。強誘電体としては、Pb
Zr1-xTixO3(PZT)、Ba1-xSrxTiO3(B
ST)、SrBi2Ta2O9(SBT)等の材料が注目
されているが、中でも菱面体−正方晶相境界(MPB)
付近の組成のPZT材料が、その残留分極、抗電界特性
に優れており、最も実用化の進展している材料である。
の開発が急速に進展している。強誘電体としては、Pb
Zr1-xTixO3(PZT)、Ba1-xSrxTiO3(B
ST)、SrBi2Ta2O9(SBT)等の材料が注目
されているが、中でも菱面体−正方晶相境界(MPB)
付近の組成のPZT材料が、その残留分極、抗電界特性
に優れており、最も実用化の進展している材料である。
【0003】強誘電体メモリは、強誘電体をキャパシタ
として用い1T/1C構造などを形成する強誘電体キャ
パシタ型と、強誘電体をSiO2の代わりにゲート絶縁
膜として用いるMFSFET型とに分類される。1T/
1C型の強誘電体キャパシタ構造においては、シリコン
(Si)などの基板上に電極層を形成し、その上に強誘
電体層を形成することになるので、電極材料の選択が強
誘電体の特性に大きな影響を与える。強誘電体キャパシ
タの電極材料として要求される特性は、 (1)電気抵抗が十分低い。 (2)強誘電体材料との格子定数のミスマッチが小さ
い。 (3)耐熱性が高い。 (4)反応性が低い。 (5)拡散バリア性が高い。 (6)基板、強誘電体との密着性が良い。 などである。
として用い1T/1C構造などを形成する強誘電体キャ
パシタ型と、強誘電体をSiO2の代わりにゲート絶縁
膜として用いるMFSFET型とに分類される。1T/
1C型の強誘電体キャパシタ構造においては、シリコン
(Si)などの基板上に電極層を形成し、その上に強誘
電体層を形成することになるので、電極材料の選択が強
誘電体の特性に大きな影響を与える。強誘電体キャパシ
タの電極材料として要求される特性は、 (1)電気抵抗が十分低い。 (2)強誘電体材料との格子定数のミスマッチが小さ
い。 (3)耐熱性が高い。 (4)反応性が低い。 (5)拡散バリア性が高い。 (6)基板、強誘電体との密着性が良い。 などである。
【0004】従来、PZT系強誘電体の電極材料として
用いられてきたのはPtである。Ptは最密充填構造で
ある面心立方格子(FCC)構造をとるため自己配向性
が強く、SiO2のようなアモルファス上に成膜すると
(111)に強く配向し、その上の強誘電体膜も配向性
が良い。しかし、配向性が強いため柱状結晶が成長し、
粒界に沿ってPbなどが下地に拡散しやすくなるといっ
た問題があった。またPtとSiO2との密着性にも問
題があった。
用いられてきたのはPtである。Ptは最密充填構造で
ある面心立方格子(FCC)構造をとるため自己配向性
が強く、SiO2のようなアモルファス上に成膜すると
(111)に強く配向し、その上の強誘電体膜も配向性
が良い。しかし、配向性が強いため柱状結晶が成長し、
粒界に沿ってPbなどが下地に拡散しやすくなるといっ
た問題があった。またPtとSiO2との密着性にも問
題があった。
【0005】ここでPtとSiO2との密着性の改善の
ためにTi、さらにPbなどの拡散バリア層としてTi
Nなどを用いても、複雑な電極構造になる上、Tiの酸
化、TiのPt中への拡散、それに伴うPZTの結晶性
の低下が起こり、P−Eヒステリシス特性、リーク電流
特性、ファティーグ特性などの電気特性が劣化する。
ためにTi、さらにPbなどの拡散バリア層としてTi
Nなどを用いても、複雑な電極構造になる上、Tiの酸
化、TiのPt中への拡散、それに伴うPZTの結晶性
の低下が起こり、P−Eヒステリシス特性、リーク電流
特性、ファティーグ特性などの電気特性が劣化する。
【0006】このようにPt電極には多くの問題がある
ため、RuOxやIrO2をはじめ、導電性酸化物電極材
料が研究されている。中でも、ペロブスカイト構造を有
するSrRuO3は、PZTと同じ結晶構造を有してい
るので、界面での接合性に優れ、PZTのエピタキシャ
ル成長を実現しやすく、Pbの拡散バリア層としての特
性にも優れている。従って、SrRuO3を電極として
用いた強誘電体キャパシタの研究が盛んに行われてい
る。
ため、RuOxやIrO2をはじめ、導電性酸化物電極材
料が研究されている。中でも、ペロブスカイト構造を有
するSrRuO3は、PZTと同じ結晶構造を有してい
るので、界面での接合性に優れ、PZTのエピタキシャ
ル成長を実現しやすく、Pbの拡散バリア層としての特
性にも優れている。従って、SrRuO3を電極として
用いた強誘電体キャパシタの研究が盛んに行われてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、SrRuO3
電極を酸化物電極薄膜、PZTを強誘電体として強誘電
体キャパシタを構築する場合、以下のような問題があっ
た。
電極を酸化物電極薄膜、PZTを強誘電体として強誘電
体キャパシタを構築する場合、以下のような問題があっ
た。
【0008】PZTは、Zr:Ti=0.48:0.5
2のMPBよりTi過剰側の例えばZr:Ti=0.
3:0.7、0.2:0.8の組成が、残留分極Prの
増大、抗電界Ecの低減の点から重要である。またこの
組成領域でのPZTは正方晶を示し、その分極方向はc
軸に平行である。従って、上部電極/強誘電体/下部電
極/基板の構造を有する強誘電体キャパシタでは、強誘
電体層PZTの(001)配向膜を得るため、下部電極
であるSrRuO3電極自体を(100)方向(擬立方
晶)に配向成長させる必要がある。
2のMPBよりTi過剰側の例えばZr:Ti=0.
3:0.7、0.2:0.8の組成が、残留分極Prの
増大、抗電界Ecの低減の点から重要である。またこの
組成領域でのPZTは正方晶を示し、その分極方向はc
軸に平行である。従って、上部電極/強誘電体/下部電
極/基板の構造を有する強誘電体キャパシタでは、強誘
電体層PZTの(001)配向膜を得るため、下部電極
であるSrRuO3電極自体を(100)方向(擬立方
晶)に配向成長させる必要がある。
【0009】ところが、Si上にペロブスカイト型酸化
物であるSrRuO3電極を直接エピタキシャル成長さ
せることは、困難である。そこで、Si上に何らかのバ
ッファ層をエピタキシャル成長させ、その上にSrRu
O3電極をエピタキシャル成長させる必要がある。
物であるSrRuO3電極を直接エピタキシャル成長さ
せることは、困難である。そこで、Si上に何らかのバ
ッファ層をエピタキシャル成長させ、その上にSrRu
O3電極をエピタキシャル成長させる必要がある。
【0010】ここで、Si上にぺロブスカイトと類似の
構造を有するYBa2Cu3Oxをエピタキシャル成長さ
せるためのバッファ層としては、イットリア安定化ジル
コニアZr1-xYxO2-0.5x(YSZ)、CeO2、Y2O
3などフルオライト構造を有する酸化物が用いられてき
た。また、Y2O3/YSZ((1) Appl. Phys. Lett.,61
1240 (1992))、CeO2/YSZ((2) Appl. Phys. L
ett., 64 1573 (1994))の二重バッファ層もYBa2C
u3Oxをエピタキシャル成長させることが確かめられて
いる。この場合YBa2Cu3Oxは容易に(001)配
向する。
構造を有するYBa2Cu3Oxをエピタキシャル成長さ
せるためのバッファ層としては、イットリア安定化ジル
コニアZr1-xYxO2-0.5x(YSZ)、CeO2、Y2O
3などフルオライト構造を有する酸化物が用いられてき
た。また、Y2O3/YSZ((1) Appl. Phys. Lett.,61
1240 (1992))、CeO2/YSZ((2) Appl. Phys. L
ett., 64 1573 (1994))の二重バッファ層もYBa2C
u3Oxをエピタキシャル成長させることが確かめられて
いる。この場合YBa2Cu3Oxは容易に(001)配
向する。
【0011】ところが、単純ぺロブスカイト構造である
SrRuO3(擬立方晶においてa=0.393nm、
21/2a=0.556nm)の場合は、フルオライト型
構造のYSZ(a=0.514nm)あるいはCeO2
(a=0.541nm)の(100)面上には、格子の
不整合はCeO2の場合で3%程度と小さいにも関わら
ず、(100)方向にエピタキシャル成長しない。これ
は、(100)配向のフルオライト構造においては、最
表面がCeイオンのみまたは酸素イオンのみの電荷が中
和されない面であるのに対し、(100)配向のぺロブ
スカイト型構造では、各AO、BO2層ともに陽イオ
ン、陰イオンからなる電荷の中和された面であり、下地
の最表面と堆積層の第一層との静電相互作用によって、
反発力が生ずるためである。
SrRuO3(擬立方晶においてa=0.393nm、
21/2a=0.556nm)の場合は、フルオライト型
構造のYSZ(a=0.514nm)あるいはCeO2
(a=0.541nm)の(100)面上には、格子の
不整合はCeO2の場合で3%程度と小さいにも関わら
ず、(100)方向にエピタキシャル成長しない。これ
は、(100)配向のフルオライト構造においては、最
表面がCeイオンのみまたは酸素イオンのみの電荷が中
和されない面であるのに対し、(100)配向のぺロブ
スカイト型構造では、各AO、BO2層ともに陽イオ
ン、陰イオンからなる電荷の中和された面であり、下地
の最表面と堆積層の第一層との静電相互作用によって、
反発力が生ずるためである。
【0012】例えば、(100)YSZ基板上には(1
10)配向(擬立方晶)することが知られている((3)
Appl. Phys. Lett., 67 1387-1389 (1995))。これは、
(100)配向のフルオライト構造の最表面に(11
0)配向のぺロブスカイト構造が積層する場合、(11
0)面方向にABO面、O2面が積層する構造であり、
各面の電荷が中和しておらず静電相互作用の観点で安定
であるために、(100)配向のフルオライト構造の上
に容易に配向するものと考えられる。
10)配向(擬立方晶)することが知られている((3)
Appl. Phys. Lett., 67 1387-1389 (1995))。これは、
(100)配向のフルオライト構造の最表面に(11
0)配向のぺロブスカイト構造が積層する場合、(11
0)面方向にABO面、O2面が積層する構造であり、
各面の電荷が中和しておらず静電相互作用の観点で安定
であるために、(100)配向のフルオライト構造の上
に容易に配向するものと考えられる。
【0013】さらに、(100)SrRuO3/(10
0)CeO2/(100)Siの酸化物積層構造および
製造方法が提案されている((4)特開平10−1822
92)。しかしながら実際には(100)CeO2/
(100)Siのエピタキシャル成長は、600℃以上
の高温かつ10-8Torr以下の高真空雰囲気下でしか可能
でなく、しかも単一配向膜にはならず、(110)Ce
O2/(100)Siの領域と共存する((5)Jpn. J. Ap
pl. Phys., 29, L1199 (1990))。また(100)Sr
RuO3/(100)CeO2/(100)YSZ/(1
00)SiのSrRuO3にも(110)方向と(10
0)方向とが共存している。
0)CeO2/(100)Siの酸化物積層構造および
製造方法が提案されている((4)特開平10−1822
92)。しかしながら実際には(100)CeO2/
(100)Siのエピタキシャル成長は、600℃以上
の高温かつ10-8Torr以下の高真空雰囲気下でしか可能
でなく、しかも単一配向膜にはならず、(110)Ce
O2/(100)Siの領域と共存する((5)Jpn. J. Ap
pl. Phys., 29, L1199 (1990))。また(100)Sr
RuO3/(100)CeO2/(100)YSZ/(1
00)SiのSrRuO3にも(110)方向と(10
0)方向とが共存している。
【0014】以上のように、SrとRuが同時供給され
て成長する限りは、Si基板上あるいはフルオライト構
造のバッファ層上に、(100)配向のペロブスカイト
構造SrRuO3は得られない。これは、SrRuO3の
みならず、CaRuO3、BaRuO3、その他のぺロブ
スカイト酸化物の場合でも同様である。
て成長する限りは、Si基板上あるいはフルオライト構
造のバッファ層上に、(100)配向のペロブスカイト
構造SrRuO3は得られない。これは、SrRuO3の
みならず、CaRuO3、BaRuO3、その他のぺロブ
スカイト酸化物の場合でも同様である。
【0015】そこで、本発明は、Si基板上あるいはS
i基板上のフルオライト構造を有するバッファ層の上
に、(100)配向したペロブスカイト構造の酸化物電
極薄膜を提供することを目的としている。
i基板上のフルオライト構造を有するバッファ層の上
に、(100)配向したペロブスカイト構造の酸化物電
極薄膜を提供することを目的としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の酸化物電
極薄膜は、(100)Si基板と、前記Si基板上に少
なくともNaCl構造の(100)配向した金属酸化物
MO(M=Ca、Sr、Ba)を含むバッファ層と、前
記バッファ層上にペロブスカイト構造の擬立方晶で(1
00)配向に相当する金属酸化物層ABO3とを有する
ことを特徴とする。
極薄膜は、(100)Si基板と、前記Si基板上に少
なくともNaCl構造の(100)配向した金属酸化物
MO(M=Ca、Sr、Ba)を含むバッファ層と、前
記バッファ層上にペロブスカイト構造の擬立方晶で(1
00)配向に相当する金属酸化物層ABO3とを有する
ことを特徴とする。
【0017】請求項2記載の酸化物電極薄膜は、フルオ
ライト構造の(100)配向した金属酸化物からなる第
1バッファ層と、前記第1バッファ層上にNaCl構造
の(100)配向した金属酸化物MO(M=Ca、S
r、Ba)からなる第2バッファ層とからなるバッファ
層を有することを特徴とする。ただし、フルオライト構
造の第1バッファ層は省略し、NaCl構造のバッファ
層だけにすることも可能である。
ライト構造の(100)配向した金属酸化物からなる第
1バッファ層と、前記第1バッファ層上にNaCl構造
の(100)配向した金属酸化物MO(M=Ca、S
r、Ba)からなる第2バッファ層とからなるバッファ
層を有することを特徴とする。ただし、フルオライト構
造の第1バッファ層は省略し、NaCl構造のバッファ
層だけにすることも可能である。
【0018】請求項3記載の酸化物電極薄膜は、第1バ
ッファ層において、(100)配向したイットリア安定
化ジルコニアZr1-xYxO2-0.5x(0x0.45)と
(100)配向した酸化セリウムCeO2からなること
を特徴とする。
ッファ層において、(100)配向したイットリア安定
化ジルコニアZr1-xYxO2-0.5x(0x0.45)と
(100)配向した酸化セリウムCeO2からなること
を特徴とする。
【0019】請求項4記載の酸化物電極薄膜は、金属酸
化物層ABO3において、MRuO3(M=Ca、Sr、
Ba)からなることを特徴とする。
化物層ABO3において、MRuO3(M=Ca、Sr、
Ba)からなることを特徴とする。
【0020】請求項5記載の酸化物電極薄膜は、金属酸
化物層ABO3において、La1-xSrxVO3(0.23
x1)からなることを特徴とする。
化物層ABO3において、La1-xSrxVO3(0.23
x1)からなることを特徴とする。
【0021】請求項6記載の酸化物電極薄膜は、金属酸
化物層ABO3において、La1-xSrxMnO3(0.2
x0.4)からなることを特徴とする。
化物層ABO3において、La1-xSrxMnO3(0.2
x0.4)からなることを特徴とする。
【0022】請求項7記載の酸化物電極薄膜は、金属酸
化物層ABO3において、La1-xSrxCoO3(0.4
x0.6)からなることを特徴とする。
化物層ABO3において、La1-xSrxCoO3(0.4
x0.6)からなることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の酸化物電極薄
膜の第1の実施例を示す図である。
膜の第1の実施例を示す図である。
【0025】YSZターゲットを用いたレーザーアブレ
ーション法により、基板温度700℃、酸素分圧1×1
0-6Torrの条件で、Si基板1上にフルオライト構
造のYSZバッファ層2を50nm堆積した。ただし、
基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
ーション法により、基板温度700℃、酸素分圧1×1
0-6Torrの条件で、Si基板1上にフルオライト構
造のYSZバッファ層2を50nm堆積した。ただし、
基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
【0026】次に、SrOターゲットを用いたレーザー
アブレーション法により、基板温度700℃、酸素分圧
3mTorrの条件で、NaCl構造のSrOバッファ
層3を10nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧
は、これに限るものではない。
アブレーション法により、基板温度700℃、酸素分圧
3mTorrの条件で、NaCl構造のSrOバッファ
層3を10nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧
は、これに限るものではない。
【0027】さらに、SrRuO3ターゲットを用いた
レーザーアブレーション法により、基板温度700℃、
酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカイト構造の
SrRuO3電極層4を50nm堆積した。ただし、基
板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
レーザーアブレーション法により、基板温度700℃、
酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカイト構造の
SrRuO3電極層4を50nm堆積した。ただし、基
板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
【0028】その後、PbZr0.5Ti0.5O3ターゲッ
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のPbZr0.5Ti0.5O3強誘電体層5を10
0nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これ
に限るものではない。
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のPbZr0.5Ti0.5O3強誘電体層5を10
0nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これ
に限るものではない。
【0029】最後に、SrRuO3ターゲットを用いた
レーザーアブレーション法により、基板温度700℃、
酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカイト構造の
SrRuO3上電極層6を50nm堆積した。ただし、
基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
レーザーアブレーション法により、基板温度700℃、
酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカイト構造の
SrRuO3上電極層6を50nm堆積した。ただし、
基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
【0030】得られた薄膜キャパシタは、膜面に垂直方
向で(100)SrRuO3/(001)PZT/(1
00)SrRuO3/(100)SrO/(100)Y
SZ/(100)Si、面内で[110]SrRuO3
//[110]PZT//[110]SrRuO3//
[100]SrO//[100]YSZ//[100]
Siであった。
向で(100)SrRuO3/(001)PZT/(1
00)SrRuO3/(100)SrO/(100)Y
SZ/(100)Si、面内で[110]SrRuO3
//[110]PZT//[110]SrRuO3//
[100]SrO//[100]YSZ//[100]
Siであった。
【0031】上電極表面での電気抵抗率を4端子法によ
って測定したところ、=200μcmの値が得られ、5
0Kから室温までの広い温度範囲にわたって金属的な温
度依存性を示した。
って測定したところ、=200μcmの値が得られ、5
0Kから室温までの広い温度範囲にわたって金属的な温
度依存性を示した。
【0032】得られた強誘電体キャパシタについて、周
波数1kHz、振幅100kV/cmの電界を印加して
ヒステリシス測定を行った結果、Pr=50C/cm2、
Ec=30kV/cmの特性が得られ、分極反転1012
回までファティーグによるP rの劣化は起こらなかっ
た。これは、(100)Si基板上に(100)YSZ
バッファ層を介してエピタキシャル成長させた(11
0)PZT薄膜を有する強誘電体キャパシタの場合のP
r=30C/cm2、Ec=50kV/cm、ファティー
グ特性1011回と比較して、強誘電体メモリとしてのよ
り高い電気特性を有している。
波数1kHz、振幅100kV/cmの電界を印加して
ヒステリシス測定を行った結果、Pr=50C/cm2、
Ec=30kV/cmの特性が得られ、分極反転1012
回までファティーグによるP rの劣化は起こらなかっ
た。これは、(100)Si基板上に(100)YSZ
バッファ層を介してエピタキシャル成長させた(11
0)PZT薄膜を有する強誘電体キャパシタの場合のP
r=30C/cm2、Ec=50kV/cm、ファティー
グ特性1011回と比較して、強誘電体メモリとしてのよ
り高い電気特性を有している。
【0033】上述のように、フルオライト構造のYSZ
およびNaCl構造のSrOからなる二重バッファ層を
用いてSi基板上に(100)配向ぺロブスカイト酸化
物電極薄膜を堆積することにより、強誘電体キャパシタ
のPr、Ec、ファティーグ特性を向上させることが可能
となる。
およびNaCl構造のSrOからなる二重バッファ層を
用いてSi基板上に(100)配向ぺロブスカイト酸化
物電極薄膜を堆積することにより、強誘電体キャパシタ
のPr、Ec、ファティーグ特性を向上させることが可能
となる。
【0034】(実施例2)図2は本発明の酸化物電極薄
膜の第2の実施例を示す図である。
膜の第2の実施例を示す図である。
【0035】SrOターゲットを用いたレーザーアブレ
ーション法により、基板温度700℃、酸素分圧1×1
0-6Torrの条件で、Si基板上21上にNaCl構
造のSrOバッファ層22を10nm堆積した。ただ
し、基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
ーション法により、基板温度700℃、酸素分圧1×1
0-6Torrの条件で、Si基板上21上にNaCl構
造のSrOバッファ層22を10nm堆積した。ただ
し、基板温度、酸素分圧は、これに限るものではない。
【0036】さらに、La0.7Sr0.3MnO3ターゲッ
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のLa0.7Sr0.3MnO3下電極層23を50
nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これに
限るものではない。
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のLa0.7Sr0.3MnO3下電極層23を50
nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これに
限るものではない。
【0037】その後、PbZr0.5Ti0.5O3ターゲッ
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のPbZr0.5Ti0.5O3強誘電体層24を1
00nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、こ
れに限るものではない。
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のPbZr0.5Ti0.5O3強誘電体層24を1
00nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、こ
れに限るものではない。
【0038】最後に、La0.7Sr0.3MnO3ターゲッ
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のLa0.7Sr0.3MnO3上電極層25を50
nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これに
限るものではない。
トを用いたレーザーアブレーション法により、基板温度
700℃、酸素分圧3mTorrの条件で、ペロブスカ
イト構造のLa0.7Sr0.3MnO3上電極層25を50
nm堆積した。ただし、基板温度、酸素分圧は、これに
限るものではない。
【0039】得られた薄膜キャパシタは、膜面に垂直方
向で(100)La0.7Sr0.3MnO3/(001)P
ZT/(100)La0.7Sr0.3MnO3/(100)
SrO/(100)YSZ/(100)Si、面内で
[110]La1-xSrxMnO3//[110]PZT
//[110]La1-xSrxMnO3//[100]S
rO//[100]YSZ//[100]Siであっ
た。
向で(100)La0.7Sr0.3MnO3/(001)P
ZT/(100)La0.7Sr0.3MnO3/(100)
SrO/(100)YSZ/(100)Si、面内で
[110]La1-xSrxMnO3//[110]PZT
//[110]La1-xSrxMnO3//[100]S
rO//[100]YSZ//[100]Siであっ
た。
【0040】ここでLa1-xSrxMnO3においてx=
0.3としたが、0.2x0.4であれば、同様の効果
が得られる。
0.3としたが、0.2x0.4であれば、同様の効果
が得られる。
【0041】得られた強誘電体キャパシタについて、周
波数1kHz、振幅100kV/cmの電界を印加して
ヒステリシス測定を行った結果、Pr=45C/cm2、
Ec=30kV/cmの高い電気特性が得られ、分極反
転1012回までファティーグによるPrの劣化は起こら
なかった。これは、(100)Si基板上に直接堆積さ
せたPZT多結晶薄膜を有する強誘電体キャパシタの場
合のPr=10C/cm2、Ec=100kV/cm、フ
ァティーグ特性108回と比較して、強誘電体メモリと
してのより高い電気特性を有している。
波数1kHz、振幅100kV/cmの電界を印加して
ヒステリシス測定を行った結果、Pr=45C/cm2、
Ec=30kV/cmの高い電気特性が得られ、分極反
転1012回までファティーグによるPrの劣化は起こら
なかった。これは、(100)Si基板上に直接堆積さ
せたPZT多結晶薄膜を有する強誘電体キャパシタの場
合のPr=10C/cm2、Ec=100kV/cm、フ
ァティーグ特性108回と比較して、強誘電体メモリと
してのより高い電気特性を有している。
【0042】また、La1-xSrxMnO3の代わりにL
a1-xSrxVO3(0.23x1)、La1-xSrxCo
O3(0.4x0.6)を電極薄膜に用いた場合も同様
の効果が得られる。
a1-xSrxVO3(0.23x1)、La1-xSrxCo
O3(0.4x0.6)を電極薄膜に用いた場合も同様
の効果が得られる。
【0043】上述のように、NaCl構造のSrOバッ
ファ層を用いてSi基板上に(100)配向ぺロブスカ
イト酸化物電極薄膜を堆積することにより、強誘電体キ
ャパシタのPr、Ec、ファティーグ特性を向上させるこ
とが可能となる。
ファ層を用いてSi基板上に(100)配向ぺロブスカ
イト酸化物電極薄膜を堆積することにより、強誘電体キ
ャパシタのPr、Ec、ファティーグ特性を向上させるこ
とが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の酸化物電極
薄膜によれば、シリコン基板上に、少なくとも最上面に
NaCl構造を有するバッファ層を形成することによ
り、そのバッファ層上にペロブスカイト構造の酸化物電
極薄膜を(100)あるいは(001)配向で成長させ
ることができ、誘電体キャパシタメモリ、強誘電体キャ
パシタメモリ、MFSFETなどの電子デバイスを最適
な構造で実現することができる。
薄膜によれば、シリコン基板上に、少なくとも最上面に
NaCl構造を有するバッファ層を形成することによ
り、そのバッファ層上にペロブスカイト構造の酸化物電
極薄膜を(100)あるいは(001)配向で成長させ
ることができ、誘電体キャパシタメモリ、強誘電体キャ
パシタメモリ、MFSFETなどの電子デバイスを最適
な構造で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すSrRuO3酸化物
電極薄膜を含んだ強誘電体キャパシタの断面図である。
電極薄膜を含んだ強誘電体キャパシタの断面図である。
【図2】 本発明の一実施例を示すLa0.7Sr0.3Mn
O3酸化物電極薄膜を含んだ強誘電体キャパシタの断面
図である。
O3酸化物電極薄膜を含んだ強誘電体キャパシタの断面
図である。
1.Si基板 2.YSZバッファ層 3.SrOバッファ層 4.SrRuO3下電極層 5.PZT強誘電体層 6.SrRuO3上電極層 21.Si基板 22.SrOバッファ層 23.La0.7Sr0.3MnO3下電極層 24.PZT強誘電体層 25.La0.7Sr0.3MnO3上電極層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8247 29/788 29/792 (72)発明者 宮澤 弘 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 4G077 AA07 AB02 BB10 BC11 DA11 EF03 HA05 SB01 4M104 BB36 BB37 DD33 EE02 GG16 5F001 AA17 AG17 5F083 FR00 JA15 JA45 PR22 5F101 BA62 BH30
Claims (7)
- 【請求項1】 (100)シリコン基板と、前記シリコ
ン基板上に少なくともNaCl構造の(100)配向し
た金属酸化物MO(M=Ca、Sr、Ba)を含むバッ
ファ層と、前記バッファ層上にペロブスカイト構造の擬
立方晶で(100)配向に相当する金属酸化物層ABO
3とを有することを特徴とする酸化物電極薄膜。 - 【請求項2】 前記バッファ層は、フルオライト構造の
(100)配向した金属酸化物からなる第1バッファ層
と、前記第1バッファ層上にNaCl構造の(100)
配向した金属酸化物MO(M=Ca、Sr、Ba)から
なる第2バッファ層とからなることを特徴とする請求項
1記載の酸化物電極薄膜。 - 【請求項3】 前記第1バッファ層は、(100)配向
したイットリア安定化ジルコニアZr1-xYxO
2-0.5x(0x0.45)と(100)配向した酸化セリ
ウムCeO2からなることを特徴とする請求項2記載の
酸化物電極薄膜。 - 【請求項4】 前記金属酸化物層ABO3は、MRuO3
(M=Ca、Sr、Ba)からなることを特徴とする請
求項1記載の酸化物電極薄膜。 - 【請求項5】 前記記金属酸化物層ABO3は、La1-x
SrxVO3(0.23x1)からなることを特徴とする
請求項1記載の酸化物電極薄膜。 - 【請求項6】 前記金属酸化物層ABO3は、La1-xS
rxMnO3(0.2x0.4)からなることを特徴とす
る請求項1記載の酸化物電極薄膜。 - 【請求項7】 前記記金属酸化物層ABO3は、La1-x
SrxCoO3(0.4x0.6)からなることを特徴と
する請求項1記載の酸化物電極薄膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30403699A JP2001122698A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 酸化物電極薄膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30403699A JP2001122698A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 酸化物電極薄膜 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001122698A true JP2001122698A (ja) | 2001-05-08 |
JP2001122698A5 JP2001122698A5 (ja) | 2004-10-14 |
Family
ID=17928292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30403699A Withdrawn JP2001122698A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 酸化物電極薄膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001122698A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003041172A1 (fr) * | 2001-11-05 | 2003-05-15 | Sony Corporation | Memoire non volatile ferroelectrique a semi-conducteurs |
JP2003243736A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-29 | Seiko Epson Corp | 圧電アクチュエータ、液滴噴射ヘッド、およびそれを用いた液滴噴射装置 |
JP2004179642A (ja) * | 2002-11-11 | 2004-06-24 | Seiko Epson Corp | 圧電体デバイス、液体吐出ヘッド、強誘電体デバイス及び電子機器並びにこれらの製造方法 |
US6822302B2 (en) | 2001-11-28 | 2004-11-23 | Seiko Epson Corporation | Substrate for electronic device, method for manufacturing substrate for electronic device, and electronic device |
JP2005005450A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Fujitsu Ltd | 膜多層構造体及びこれを用いるアクチュエータ素子、容量素子、フィルタ素子 |
US6960539B2 (en) | 2002-09-05 | 2005-11-01 | Seiko Epson Corporation | Substrate for electronic devices, manufacturing method therefor, and electronic device |
EP1600530A1 (en) * | 2003-03-04 | 2005-11-30 | Fujitsu Limited | (001)-orientated perovskite film formation method and device having perovskite film |
JP2007243200A (ja) * | 2002-11-11 | 2007-09-20 | Seiko Epson Corp | 圧電体デバイス、液体吐出ヘッド、強誘電体デバイス及び電子機器並びにこれらの製造方法 |
JP2008120100A (ja) * | 2008-02-12 | 2008-05-29 | Seiko Epson Corp | ヘッドの製造方法及びプリンタの製造方法 |
JP2009161435A (ja) * | 2002-03-25 | 2009-07-23 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェットプリンタ |
WO2012077517A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | 富士電機株式会社 | ペロフスカイト型マンガン酸化物薄膜 |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP30403699A patent/JP2001122698A/ja not_active Withdrawn
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100895740B1 (ko) | 2001-11-05 | 2009-04-30 | 소니 가부시끼 가이샤 | 강유전체형 불휘발성 반도체 메모리 |
US6819581B2 (en) | 2001-11-05 | 2004-11-16 | Sony Corporation | Ferroelectric nonvolatile semiconductor memory |
WO2003041172A1 (fr) * | 2001-11-05 | 2003-05-15 | Sony Corporation | Memoire non volatile ferroelectrique a semi-conducteurs |
US6822302B2 (en) | 2001-11-28 | 2004-11-23 | Seiko Epson Corporation | Substrate for electronic device, method for manufacturing substrate for electronic device, and electronic device |
CN1311518C (zh) * | 2001-11-28 | 2007-04-18 | 精工爱普生株式会社 | 电子装置用衬底,电子装置用衬底的制造方法,及电子装置 |
US7247551B2 (en) | 2001-11-28 | 2007-07-24 | Seiko Epson Corporation | Substrate for electronic device, method for manufacturing substrate for electronic device, and electronic device |
JP2003243736A (ja) * | 2002-02-19 | 2003-08-29 | Seiko Epson Corp | 圧電アクチュエータ、液滴噴射ヘッド、およびそれを用いた液滴噴射装置 |
US6943485B2 (en) | 2002-02-19 | 2005-09-13 | Seiko Epson Corporation | Piezoelectric actuator, liquid jetting head and liquid jetting device using the same |
JP2009161435A (ja) * | 2002-03-25 | 2009-07-23 | Seiko Epson Corp | インクジェット式記録ヘッドおよびインクジェットプリンタ |
US6960539B2 (en) | 2002-09-05 | 2005-11-01 | Seiko Epson Corporation | Substrate for electronic devices, manufacturing method therefor, and electronic device |
JP2004179642A (ja) * | 2002-11-11 | 2004-06-24 | Seiko Epson Corp | 圧電体デバイス、液体吐出ヘッド、強誘電体デバイス及び電子機器並びにこれらの製造方法 |
JP2007243200A (ja) * | 2002-11-11 | 2007-09-20 | Seiko Epson Corp | 圧電体デバイス、液体吐出ヘッド、強誘電体デバイス及び電子機器並びにこれらの製造方法 |
EP1600530A1 (en) * | 2003-03-04 | 2005-11-30 | Fujitsu Limited | (001)-orientated perovskite film formation method and device having perovskite film |
EP1600530A4 (en) * | 2003-03-04 | 2008-03-19 | Fujitsu Ltd | METHOD FOR PRODUCING A (001) ORIENTED PEROVSKIT FILM AND DEVICE WITH PEROVSKIT FILM |
JP2005005450A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Fujitsu Ltd | 膜多層構造体及びこれを用いるアクチュエータ素子、容量素子、フィルタ素子 |
JP2008120100A (ja) * | 2008-02-12 | 2008-05-29 | Seiko Epson Corp | ヘッドの製造方法及びプリンタの製造方法 |
JP4678410B2 (ja) * | 2008-02-12 | 2011-04-27 | セイコーエプソン株式会社 | ヘッドの製造方法及びプリンタの製造方法 |
WO2012077517A1 (ja) * | 2010-12-09 | 2012-06-14 | 富士電機株式会社 | ペロフスカイト型マンガン酸化物薄膜 |
US8871364B2 (en) | 2010-12-09 | 2014-10-28 | Fuji Electric Co., Ltd. | Perovskite manganese oxide thin film |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5998819A (en) | Thin ferroelectric film element having a multi-layered thin ferroelectric film and method for manufacturing the same | |
JP3373525B2 (ja) | シリコン上に集積された多層強誘電体セルおよびペロブスカイト電子へテロ構造 | |
JP4578774B2 (ja) | 強誘電体キャパシタの製造方法 | |
JP4734823B2 (ja) | 膜多層構造体及びこれを用いるアクチュエータ素子、容量素子、フィルタ素子 | |
KR20010031913A (ko) | 유전체 소자와 그 제조 방법 | |
JP3480624B2 (ja) | 強誘電体薄膜被覆基板、その製造方法、及びキャパシタ構造素子 | |
KR20010080131A (ko) | 장기간의 기억력을 가진 메모리용 저임프린트의 강유전체재료 및 그 제조방법 | |
US20100182730A1 (en) | Ferroelectric varactor with improved tuning range | |
JP2001122698A (ja) | 酸化物電極薄膜 | |
JP3435633B2 (ja) | 薄膜積層体、薄膜キャパシタ、およびその製造方法 | |
JP4401300B2 (ja) | (001)配向したペロブスカイト膜の形成方法、およびかかるペロブスカイト膜を有する装置 | |
JP3732631B2 (ja) | 強誘電体素子および半導体装置 | |
JPH10321809A (ja) | 半導体記憶素子の製造方法 | |
JPH11261028A (ja) | 薄膜キャパシタ | |
JP3583638B2 (ja) | 強誘電体キャパシタおよびその製造方法 | |
JP2018081974A (ja) | 膜構造体及びその製造方法 | |
JP4315676B2 (ja) | 半導体記憶装置およびその製造方法 | |
JP3232661B2 (ja) | 半導体記憶装置 | |
JP3480767B2 (ja) | 薄膜キャパシタ | |
JP3879308B2 (ja) | キャパシター | |
WO2021132602A1 (ja) | 強誘電性薄膜、それを用いた電子素子および強誘電性薄膜の製造方法 | |
JP3720270B2 (ja) | 酸化物結晶質膜の製造方法 | |
JPH10214943A (ja) | 薄膜誘電体素子 | |
JPH10242308A (ja) | 誘電体素子、誘電体素子の製造方法、半導体メモリ、半導体メモリの製造方法 | |
JPH1126703A (ja) | 強誘電体メモリ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060714 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060725 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060808 |