JP2001122554A - 中間免震構造の建造物用エレベーター装置 - Google Patents

中間免震構造の建造物用エレベーター装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高層部と低層部との間で層間変位が生じた場
合、ガイドレールの特定部分においてこの変位を吸収す
ることができる中間免震構造の建造物用エレベーター装
置を提供する。 【解決手段】 低層部2と、高層部1に免震装置3を介
して設置された高層部1とからなる中間免震構造の建造
物内に、エレベーター装置が設置されている。このエレ
ベーター装置は低層部2と高層部1に連続して取付けら
れたガイドレール6と、ガイドレール6に案内機構5を
介して支持されたエレベーターかご4とを備えている。
ガイドレール6は、通常レール6aと、免震装置3近傍
において配置された一対の関節レール8と、通常レール
6aと関節レール8との間の中間レール7とからなって
いる。関節レール8は他の部分より断面2次モーメント
が低下し、変形し易くなっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地盤基礎上に構築
される低層部と、その上に免震装置を介して建造される
高層部とからなる中間免震構造の建造物内に設置された
中間免震構造の建造物用エレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8に、低層部と高層部との間の中間部
に免震装置を設けた中間免震構造の建造物内に設置され
たエレベーター装置を示す(特開平10−8884
6)。図8に示すように、低層部2と高層部1との間に
免震装置3が設置され、免震装置3の近傍に支持枠17
が取付けられている。また支持枠17にガイドレール6
が保持され、支持枠17はその上下端部にて建造物の低
層部2と高層部1に固定されている。
【0003】地震が発生し高層部1と低層部2間に層間
変位が発生した場合には、免震装置3の上下に設置され
た支持枠17全体が滑らかに変形し、それに伴って、支
持枠17に固定されたガイドレール6も支持枠の変形に
追従して同様の変形を行なう。このため、免震装置3近
傍は昇降路の幅を通常の昇降路よりも広くとり、この弾
性変形が発生した場合でも、低層部2と高層部1の壁面
に支持枠17が接触しないようになっている。またこの
際、支持枠17は、ガイドレール6および支持枠17が
層間変位に対して十分弾性変形できるような長さを有し
ていることが必要となるため、免震装置3近傍の広い昇
降路を免震装置3近傍の複数階にわたり設ける必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図8に示すエレベータ
ー装置では、大地震等により低層部2と高層部1の相対
変位が大きくなり、ガイドレール6及び支持枠17が弾
性変形域を越えた場合、支持枠17全体が塑性変形を起
こすことになる。その際、支持枠17は建造物の低層部
2と高層部1に直接設置されているため、塑性変形後の
交換・補修作業は非常に大規模なものとなり、復旧作業
が困難となる。
【0005】また、図8において、支持枠17およびガ
イドレール6はともに弾性変形のみに対応するよう設計
されているため、支持枠17とガイドレール6全体を緩
やかに変形させる必要がある。また支持枠17はガイド
レール6を支えるために高い剛性を有するとともに、免
震装置3の上下に渡り広い範囲にわたって設置する必要
がある。
【0006】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、高層部と低層部の層間変位が発生した場
合、ガイドレールに生じる変位を比較的短い区間におい
て吸収することができ、大きな層間変位が発生しガイド
レールの変位量が大きくなった場合でも、修復箇所を最
小限にとどめ、復旧作業を簡易化することができる中間
免震構造の建造物用エレベーター装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、低層部と、こ
の低層部上に免震装置を介して設置された高層部とから
なる中間免震構造の建造物に設けられたエレベーター装
置において、低層部と高層部に連続して取付けられたガ
イドレールと、ガイドレールに案内機構を介して支持さ
れて、ガイドレールに沿って昇降するエレベーターかご
と、を備え、ガイドレールは免震装置近傍において、断
面2次モーメントが他の部分よりも低くなる断面形状変
更部を有することを特徴とする中間免震構造の建造物用
エレベーター装置である。
【0008】本発明によれば、ガイドレールは免震装置
近傍において、断面2次モーメントが低い断面形状変更
部を有するので、低層部と高層部間において層間変位が
生じたときに、この断面形状変更部において大きな変形
を起こさせ、擬似的に関節のような役割をもたせる。こ
の間その他の部分のガイドレールの変形量を最小限にと
どめる。
【0009】本発明は、断面形状変更部は、各免震装置
に対して複数設けられていることを特徴とする請求項1
記載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置であ
る。
【0010】本発明は、ガイドレールはエレベーターか
ごの案内機構と摺動する摺動部と、この摺動部を保持す
る保持部とからなり、ガイドレールの断面形状変更部は
摺動部の断面形状は他の部分と同一となっており、かつ
保持部の断面形状が他の部分と異なることを特徴とする
請求項1記載の中間免震構造の建造物用エレベーター装
置である。
【0011】本発明は、ガイドレールの断面形状変更部
は、円形断面を有していることを特徴とする請求項1記
載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置である。
【0012】本発明は、ガイドレールの断面形状変更部
は、T形断面を有していることを特徴とする請求項1記
載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置である。
【0013】本発明によれば、ガイドレールの断面形状
変更部は、摺動部の断面形状を他の部分と同一とし、か
つ保持部の断面形状が他の部分と異なるので、エレベー
ターかごの昇降中の乗り心地を維持し、滑らかな運行を
可能とすることができる。
【0014】また、断面形状変更部は円形断面またはT
形断面を有することにより、低層部と高層部間において
層間変位の方向が任意の方向に変化した場合でも、ほぼ
同程度の変形をうながし、強度的に弱い方向をなくすこ
とができる。
【0015】本発明は、複数の断面形状変更部間に位置
するガイドレールに弾性体支持器11が設けられ、この
弾性体支持器は低層部または高層部に連結されているこ
とを特徴とする請求項2記載の中間免震構造の建造物用
エレベーター装置である。
【0016】本発明は、複数の断面形状変更部間に位置
するガイドレールに弾性体支持器11が設けられ、弾性
体支持器は、低層部と高層部に取付けられた変形自在の
支持体により保持されていることを特徴とする請求項2
記載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置であ
る。
【0017】本発明は、変形自在の支持体は、ガイドレ
ールより大きな剛性をもつ複数の支持体部分と、各支持
体部分を連結する関節部分とからなることを特徴とする
請求項7記載の中間免震構造の建造物用エレベーター装
置である。
【0018】本発明によれば、弾性体支持器により、断
面形状変更部間のガイドレールと弾性支持することがで
き、この部分のガイドレールに水平方向荷重が加わった
場合、弾性体支持器によりこの水平方向荷重を吸収す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 以下図面を参照して本発明の第1の実施の形態について
説明する。
【0020】図1乃至図4は本発明による中間免震構造
の建造物用エレベーター装置を示す図である。
【0021】図1に示すように、中間免震構造の建造物
は建物が高層部1と、低層部2の2層に分割されてい
る。高層部1と低層部2の間に免震装置3が介在され、
これによって地震発生時に低層部2が大きく振動して
も、免震装置3を介して設置されている高層部1にはほ
とんど振動が伝達されない。本発明による中間免震構造
の建造物用エレベーター装置は、高層部1と低層部2に
支持部9を介して連続して取付けられたガイドレール6
と、ガイドレール6にガイドシュー等の案内機構5を介
して支持されガイドレール6に沿って昇降するエレベー
ターかご4と、を備えている。
【0022】免震装置3をまたがってエレベーターかご
4が昇降する場合、高層部1と低層部2間における相対
変位によって昇降路がずれるため、従来のガイドレール
では対応することができない。
【0023】そこで、本発明では、ガイドレール6は高
層部1と低層部2に設置された通常レール6aと、免震
装置3付近に取り付けられ断面形状が、通常レール6と
不連続である一対の関節レール(断面形状変更部)8
と、一対の関節レール8間に設けられた中間レール7と
から構成されている。
【0024】関節レール8は、その断面形状を一部加工
することによって、他の通常レール6a及び中間レール
7よりも変形しやすい形状となっている。
【0025】高層部1および低層部2に設置された通常
ガイドレール6a、免震装置3付近に設置された関節レ
ール8と、中間レール7を連続的に接続してガイドレー
ル6を構成し、免震装置3を貫通してこのガイドレール
6を配置し連続運行することのできる昇降路を確保す
る。
【0026】次に関節レール(断面形状変更部)8の具
体的形状を示す。関節レール8はガイドシューあるいは
ガイドローラ等の案内機構5が摺動する摺動部8aと、
摺動部8aを保持する保持部8bとを有し、摺動部8a
の断面形状は通常レール6aおよび中間レール7と同一
となっており、保持部8bの断面形状は通常レール6a
および中間レール7と異なって断面2次モーメントが通
常レール6aおよび中間レール7より低くなっている。
また関節レール8は全体としてT形断面を有し、2軸の
断面2次モーメントをほぼ等しく保ち、特定方向に強度
が偏ることを防いでいる。
【0027】高層部1と低層部2間において層間変位が
発生しガイドレール6に荷重が加わったときに、この関
節レール8においてのみ変形が発生させることが可能で
ある。また、関節レール8の断面を細くし、意図的に強
度を減少させることによって、通常レール6aの形状と
比較して、弾性変形で耐え得る変形量を増大させ、より
広い変形範囲を弾性域で対応することが可能となる。
【0028】なお、断面形状によって特定方向の剛性の
偏りを完全になくすためには図4のように関節レール8
の断面形状を円形、もしくはそれに類似する形状にする
ことによって全方向の変形に対し一定の剛性を維持する
ことが可能である。関節レール8の断面を円形とする場
合、通常レール6aおよび中間レール7との接続部分を
滑らかに保つために、通常レール6aおよび中間レール
7も摺動部の形状を円形にする必要がある。
【0029】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。図2は地震等により高層部
1と低層部2の間に層間変位が発生した場合の各部の作
用を示す図である。ここで図2(a)は通常時のエレベ
ーター装置の状態を示し、図2(b)は地震等により高
層部1と低層部2の間に層間変位が発生した場合のエレ
ベーター装置の状態を示す。
【0030】地震が発生し、高層部1と低層部2の間で
図2(b)のように相対変位が発生した場合、ガイドレ
ール6を通常レール6aのみで構成したとすれば、免震
装置3付近の支持部9間のガイドレール6全体で変形を
起こすこととなる。
【0031】これに対して本発明によれば、層間変位が
発生したときには、その変形の大部分は関節レール8の
みにおいて発生し、他の通常レール6aおよび中間レー
ル7はほとんど変形を起こさない。また、関節レール8
においても、関節レール8は曲げ変形により滑らかに屈
曲するため、層間変位発生時にエレベーターかご4が免
震層付近の中間レール7、及び関節レール8を昇降する
場合でも滑らかに運行することが可能である。
【0032】また、層間変位量が比較的少ない場合に
は、関節レール8の弾性変形のみでガイドレール6の屈
曲が可能となるので、その場合には地震発生後の復旧作
業を必要とせず、直ちに再運行することが可能である。
【0033】次に層間変位量が大きくなり、関節レール
8の弾性変形のみで対応ができない場合の作用について
説明する。このように層間変位量が大きくなり、関節レ
ール8の弾性域で対応できなくなった場合には、関節レ
ール8が塑性変形を起こすこととなる。しかし、その場
合でも変形は関節レール8のみで行われ、通常レール
6、及び中間レール7に変形はほとんど発生しない。そ
のため、地震後高層部1と低層部2の間の相対変位が除
去された後の補修作業としては、この関節レール部8の
みを補修・交換することによって、容易に復旧作業を行
うことが可能である。
【0034】第2の実施の形態 次に図5により本発明の第2の実施の形態について説明
する。図5に示す実施の形態は、一対の関節レール8の
間隔が広くなり、地震時にエレベーターかご4からガイ
ドレール6に加える水平荷重が大きくなって、通常レー
ル6aの支持部9のみでは許容範囲内のたわみでガイド
レール6が耐えることが困難な場合の対応法である。
【0035】すなわち、一対の関節レール8間に位置す
る中間レール7に一対の弾性体支持器11が設けられ、
このうち一方の弾性体支持器11は高層部1の壁面に連
結され、他方の弾性体支持器12は低層部2の壁面に連
結されている。
【0036】図5においてエレベーターかご4から中間
レール7に水平荷重が加わった際に、一対の弾性体支持
器11はその水平荷重に対応した反力を発生させて水平
方向荷重を吸収し、中間レール7の剛性を維持すること
ができる。また、中間レール7は弾性支持器11で支持
されているので、層間変位が発生した場合、中間レール
7において、弾性支持器11の変形により、層間変位量
を吸収することができるため、関節レール8における変
位量を少なくすることが可能である。
【0037】第3の実施の形態 次に図6(a)(b)により本発明の第3の実施の形態
について説明する。ここで図6(a)は通常時のエレベ
ーター装置の状態を示し、図6(b)は地震等により層
間変位が発生した場合のエレベーター装置の状態を示
す。
【0038】上記のように高層部1と低層部2の直接弾
性体支持器11を設置した場合、建造物の構造上、高層
部1と低層部2との間の層間変位が大きくなり、弾性体
支持器11の変形量が大きくなる場合には、弾性体支持
器11を通して過大な反力が中間レール7に加わること
になる。
【0039】本実施の形態においては、中間レール7へ
の反力を小さく抑えるため、弾性体支持器11を高層部
1と低層部2の壁面に設置するのではなく、高層部1と
低層部2に取付けられた変形自在の支持体13に設置す
る。
【0040】ここで支持体13は上部支持体部分12
と、中間部支持体部分13aと、下部支持体部分14の
3つの部分から構成されており、上部支持体部分12は
高層部1に固定され、また下部支持体部分14は低層部
2に固定されている。また上部支持体部分12、中間部
支持体部分13aおよび下部支持体部分14aは、全方
向に屈折可能な関節部分15を介して互いに連結され
て、支持体13を構成している。
【0041】図6(a)(b)において、高層部1と下
層部2に層間変位が発生した場合には、その変位量に従
って支持体13が図6(b)に示すように傾斜する。こ
のとき支持体13の中間部支持体部分13aと中間レー
ル7との間に弾性体支持器11が設置されており、中間
レール7と中間部支持体部分13aとの間隔がほぼ一定
に保持される。このため層間変位が発生したときに中間
レール7に高層部1および低層部2側から過大な荷重が
加わることを避けることができる。
【0042】なお、支持体13はエレベーターかご4に
よる水平荷重の支持として十分な剛性を持つような形
状、もしくは構成をとるものとする。
【0043】第4の実施の形態 次に図7により本発明の第4の実施の形態について説明
する。図7に示す実施の形態はガイドレール6の別形態
を示すものである。
【0044】図7に示すように、ガイドレール6は通常
レール6aと、関節レール8と、中間レール7とからな
り、中間レール7のうち案内機構5と反対側の面に補強
部材16を取付け、関節レール8の断面2次モーメント
を中間レール7に対して相対的に低下させている。ある
いは、中間レール7の案内機構5と反対側部分を厚くし
て関節レール8の断面2次モーメントを低下させてもよ
い。関節レール8と通常レール6aはつなぎ板10によ
り連結されている。
【0045】なお、図7において、弾性体支持器11を
併用してもよい。この場合、弾性体支持器11のばね定
数は図5および図6に示す中間レール7に設けた場合と
比較して低いものを用いることが可能となる。また、支
持される中間レール側の剛性も高くなるため、層間変位
が発生したときに中間レール7に発生する応力や変形を
低く抑えることが可能となる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガイド
レールは免震装置近傍において、断面2次モーメントが
低い断面形状変更部を有するので、低層部と高層部との
間で層間変位が生じた際、断面形状変更部において大き
な変形を起こさせ、他の部分のガイドレールの変形量を
抑えることができる。また大きな塑性変形を起こし、補
修作業が必要となった場合でも、ガイドレールのうち変
形するのは断面形状変更部のみに限定されるため、ガイ
ドレールの他の部分は補修の必要がなく、断面形状変更
部のみを補修・交換することによって、容易に復旧作業
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中間免震構造の建造物用エレベー
ター装置の第1の実施の形態を示す図。
【図2】地震等により建造物に相対変位が生じたときの
建造物の変位とガイドレールの変形を示す図。
【図3】関節レールの一例を示す斜視図。
【図4】関節レールの他の例を示す斜視図。
【図5】本発明による中間免震構造の建造物用エレベー
ター装置の第2の実施の形態を示す図。
【図6】本発明による中間免震構造の建造物用エレベー
ター装置の第3の実施の形態を示す図。
【図7】本発明による中間免震構造の建造物用エレベー
ター装置の第4の実施の形態を示す図。
【図8】従来の中間免震構造の建造物用エレベーター装
置を示す構成図。
【符号の説明】
1 建造物の高層部 2 建造物の低層部 3 免震装置 4 エレベーターかご 6 ガイドレール 6a 通常レール 7 中間レール 8 関節レール 9 支持部 11 弾性体支持器 12 上部支持体部分 13 支持体 13a 中間部支持体部分 14 下部支持体部分 15 関節部分 16 補強材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤 本 滋 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 (72)発明者 片 山 洋 神奈川県川崎市川崎区浮島町2番1号 株 式会社東芝浜川崎工場内 Fターム(参考) 3F305 AA01 BA07 BD03 BD08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低層部と、この低層部上に免震装置を介し
    て設置された高層部とからなる中間免震構造の建造物に
    設けられたエレベーター装置において、 低層部と高層部に連続して取付けられたガイドレール
    と、 ガイドレールに案内機構を介して支持されて、ガイドレ
    ールに沿って昇降するエレベーターかごと、を備え、 ガイドレールは免震装置近傍において、断面2次モーメ
    ントが他の部分よりも低くなる断面形状変更部を有する
    ことを特徴とする中間免震構造の建造物用エレベーター
    装置。
  2. 【請求項2】断面形状変更部は、各免震装置に対して複
    数設けられていることを特徴とする請求項1記載の中間
    免震構造の建造物用エレベーター装置。
  3. 【請求項3】ガイドレールはエレベーターかごの案内機
    構と摺動する摺動部と、この摺動部を保持する保持部と
    からなり、ガイドレールの断面形状変更部は摺動部の断
    面形状は他の部分と同一となっており、かつ保持部の断
    面形状が他の部分と異なることを特徴とする請求項1記
    載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置。
  4. 【請求項4】ガイドレールの断面形状変更部は、円形断
    面を有していることを特徴とする請求項1記載の中間免
    震構造の建造物用エレベーター装置。
  5. 【請求項5】ガイドレールの断面形状変更部は、T形断
    面を有していることを特徴とする請求項1記載の中間免
    震構造の建造物用エレベーター装置。
  6. 【請求項6】複数の断面形状変更部間に位置するガイド
    レールに弾性体支持器11が設けられ、 この弾性体支持器は低層部または高層部に連結されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の中間免震構造の建造
    物用エレベーター装置。
  7. 【請求項7】複数の断面形状変更部間に位置するガイド
    レールに弾性体支持器11が設けられ、 弾性体支持器は、低層部と高層部に取付けられた変形自
    在の支持体により保持されていることを特徴とする請求
    項2記載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置。
  8. 【請求項8】変形自在の支持体は、ガイドレールより大
    きな剛性をもつ複数の支持体部分と、各支持体部分を連
    結する関節部分とからなることを特徴とする請求項7記
    載の中間免震構造の建造物用エレベーター装置。
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