JP2001121299A - プレスブレーキにおけるラム移動方法およびこのラム移動方法を用いたプレスブレーキ - Google Patents

プレスブレーキにおけるラム移動方法およびこのラム移動方法を用いたプレスブレーキ

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JP2001121299A JP30251199A JP30251199A JP2001121299A JP 2001121299 A JP2001121299 A JP 2001121299A JP 30251199 A JP30251199 A JP 30251199A JP 30251199 A JP30251199 A JP 30251199A JP 2001121299 A JP2001121299 A JP 2001121299A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧抜き時のショックを低減して振動を防止
し、ラム速度を上げて生産性を向上させることのできる
プレスブレーキにおけるラム移動方法およびこのラム移
動方法を用いたプレスブレーキを提供する。 【解決手段】 各油圧シリンダ13L、13Rに対応し
て設けられている双方向流体ポンプ31をサーボモータ
39により作動させて、作動油を上シリンダ室19Uま
たは下シリンダ室19Lの一方のシリンダ室19U(1
9L)に供給してラム5Uを上下移動させて曲げ加工を
行う。そして、位置検出器11によりラム5Uの上下位
置を検出して、このラム位置から判断部69が曲げ加工
が終了したか否かを判断して、終了したと判断された
ら、指令部73がサーボモータ39に逆転の指令を与え
て双方向流体ポンプ31を反転させて、前記一方のシリ
ンダ室19U(19L)の作動油を他方のシリンダ室1
9L(19U)に供給して、ラム5Uの上下移動を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上部テーブルま
たは下部テーブルを相対的に上下移動させて曲げ加工を
行うプレスブレーキにおけるラム移動方法およびこのラ
ム移動方法を用いたプレスブレーキに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4に示されているように、従来のプレ
スブレーキにおいてラムとしての例えば上部テーブル1
01Uを上下移動させる油圧シリンダ103では、油圧
シリンダ103の上シリンダ室105Uは配管107に
より、また下シリンダ室105Lは配管109により、
切換え弁111に接続されている。
【0003】この切換え弁111は、配管113により
オイルタンク115と、配管117により油圧ポンプ1
19を介してオイルタンク115に接続されている。な
お、前記油圧ポンプ119は、例えばACサーボモータ
121により駆動される。
【0004】上記構成により、ピストン123を上昇さ
せる場合には、ACサーボモータ121により油圧ポン
プ119を回転させると共に、切換え弁111を図4に
示されている状態から左方向へ移動させる。これによ
り、作動油が油圧ポンプ119によりオイルタンク11
5から吐出されて、下シリンダ室105Lに供給される
と共に上シリンダ室105Uの作動油は切換え弁111
を通ってオイルタンク115に戻される。
【0005】一方、ピストン123を下降させる場合に
は、ACサーボモータ121により油圧ポンプ119を
回転させると共に、切換え弁111を図4に示されてい
る状態から右方向へ移動させる。これにより、作動油の
流れが逆になるので、オイルタンク115から吐出され
た作動油は上シリンダ室105Uに供給されると共に、
下シリンダ室105Lの作動油は切換え弁111を通っ
てオイルタンク115に戻される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、上シリンダ室105Uの作
動油や下シリンダ室105Lの作動油は、切換え弁11
1を通ってオイルタンク115に排出されるので、高圧
で排出される際には切換え弁111に強い流体力が作用
する。このため、切換え弁111を移動させるために容
量の大きなアクチュエータが必要となり、コストアップ
を招くと共に切換え弁111が大型化するという問題が
ある。
【0007】また、作動油を高圧で排出する際に、切換
え弁111が強い外力により振動する場合があり、ラム
である上部テーブル101Uに振動が発生するおそれが
ある。また、図5に示されているように、無負荷時(低
圧時)と高圧時とでは、切換え弁111の「開度−流
量」特性が異なるため、ラムの動作ゲインが変化して振
動を発生するおそれがある。このため、圧抜き時のラム
速度を遅くして振動の発生を少なくするようにしている
ので、生産性が悪くなるという問題がある。
【0008】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、圧抜き時の
ショックを低減して振動を防止し、ラム速度を上げて生
産性を向上させることのできるプレスブレーキにおける
ラム移動方法およびこのラム移動方法を用いたプレスブ
レーキを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のプレスブレーキにおけるラ
ム移動方法は、ラムを上下移動するための油圧シリンダ
を複数備えたプレスブレーキにおけるラム移動方法にお
いて、前記油圧シリンダの上シリンダ室と下シリンダ室
とに接続された双方向流体ポンプをサーボモータにより
回転させて、前記各油圧シリンダの上シリンダ室または
下シリンダ室の一方のシリンダ室に作動油を供給してラ
ムを上下移動させ、前記ラムの上下位置を検出して、検
出されたラム位置から曲げ加工が終了したか否かを判断
し、曲げ加工が終了したと判断された場合には前記サー
ボモータを逆転せしめて前記双方向流体ポンプを反転さ
せて前記一方のシリンダ室に供給されている作動油を他
方のシリンダ室に供給して前記ラムを上下移動させるこ
と、を特徴とするものである。
【0010】従って、各油圧シリンダに対応して設けら
れている双方向流体ポンプをサーボモータにより作動さ
せて、作動油を各油圧シリンダの上シリンダ室または下
シリンダ室の一方のシリンダ室に供給してラムを上下移
動させて曲げ加工を行う。そして、ラムの上下位置を検
出して、この検出されたラム位置から曲げ加工が終了し
たか否かを判断して、終了したと判断されたら、サーボ
モータを逆転せしめることにより双方向流体ポンプを反
転させて、前記一方のシリンダ室の作動油を他方のシリ
ンダ室に供給して、ラムの上下移動を行う。
【0011】請求項2による発明のプレスブレーキは、
ラムを上下移動するための油圧シリンダを複数備えたプ
レスブレーキにおいて、前記複数の油圧シリンダに対応
して各々設けられこの油圧シリンダの上シリンダ室およ
び下シリンダ室に接続された双方向流体ポンプと、この
各双方向流体ポンプを駆動して前記上シリンダ室または
下シリンダ室に作動油を供給するサーボモータと、前記
ラムの上下位置を検出する位置検出器と、前記サーボモ
ータを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置が、
前記位置検出器からの信号に基づいて曲げ加工が終了し
たか否かを判断する判断部と、この判断部により曲げ加
工が終了したと判断された時に前記双方向流体ポンプを
反転させるために前記サーボモータを逆転せしめるべく
サーボモータに指令を与える指令部と、を特徴とするも
のである。
【0012】従って、各油圧シリンダに対応して設けら
れている双方向流体ポンプをサーボモータにより作動さ
せて、作動油を各油圧シリンダの上シリンダ室または下
シリンダ室の一方のシリンダ室に供給してラムを上下移
動させて曲げ加工を行う。そして、位置検出器によりラ
ムの上下位置を検出して、この検出されたラム位置から
判断部が曲げ加工が終了したか否かを判断して、曲げ加
工が終了したと判断されたら、指令部がサーボモータに
逆転の指令を与えてサーボモータを逆転せしめて双方向
流体ポンプを反転させて、前記一方のシリンダ室の作動
油を他方のシリンダ室に供給して、ラムの上下移動を行
う。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図2および図3には、この発明に係るプレ
スブレーキ1の全体が示されている。このプレスブレー
キ1では、左右に立設された側板3L、3Rを有し、こ
の側板3L、3Rの上部前端面にラムとしての上部テー
ブル5Uを上下移動自在に有すると共に、側板3L、3
Rの下部前面に下部テーブル5Lを備えている。
【0015】上部テーブル5Uの下端部には、中間板7
を介してパンチPが交換自在に設けられている。また、
下部テーブル5Lの上端部には、ダイベース9にダイD
が交換自在に設けられている。
【0016】なお、上部テーブル5Uの高さ位置を測定
するための位置検出器としての一例のリニアスケール1
1が設けられており、パンチPの高さからダイDとの間
隔を求めて、曲げ加工が終了したか否かや、曲げ角度の
検出や、安全確保等を行っている。
【0017】左右の側板3L、3Rの上部前面には油圧
シリンダ13L、13Rが各々設けられており、この油
圧シリンダ13L、13Rのピストン15L、15Rに
装着されているピストンロッド17L、17Rに前述の
上部テーブル5Uが取り付けられている。
【0018】次に、図1を参照して、油圧シリンダ13
L、13Rに対する油圧回路について説明する。なお、
左右の油圧シリンダ13L、13Rは、まったく同様の
油圧回路が設けられているので、以下においては右側の
油圧シリンダ13Rおよび油圧回路について説明するこ
ととする。
【0019】ラムである上部テーブル5Uを上下移動さ
せる油圧シリンダ13Rの上シリンダ室19Uは、配管
21によりプレフィル弁23に接続され、さらに配管2
5によりオイルタンク27に接続されている。
【0020】また、前記上シリンダ室19Uは、配管2
9により双方向に回転可能な双方向流体ポンプとしての
双方向ピストンポンプ31の一方の側に接続されてい
る。配管29には途中で配管33が接続されており、チ
ェック弁35およびサクションフィルタ37を介してオ
イルタンク27に接続されている。なお、双方向ピスト
ンポンプ31は、サーボモータとしてのACサーボモー
タ39により回転駆動される。
【0021】一方、油圧シリンダ13Rの下シリンダ室
19Lには、配管41が接続されており、カウンタバラ
ンス弁43と電磁ポペットバルブであるシーケンス切換
え弁45が並列に設けられている。これらカウンタバラ
ンス弁43とシーケンス切換え弁45は、配管47によ
り前述の双方向ピストンポンプ31の他方の側に接続さ
れている。また、配管47には途中において配管49が
接続されており、この配管49はチェック弁51および
サクションフィルタ53を介してオイルタンク27に接
続されている。
【0022】また、前記配管41と前記配管29との間
には、絞り弁55および高圧優先型シャトル弁57が設
けられている。この高圧優先型シャトル弁57の排出側
には配管59が接続されており、この配管59にはリリ
ーフ弁61さらにオイルタンク27に接続されている配
管63が設けられている。
【0023】前記双方向ピストンポンプ31を回転駆動
するACサーボモータ39は、制御装置65により制御
されている。この制御装置65では、前述のリニアスケ
ール11から送られてくる上部テーブル5Uの位置信号
67を受けて、曲げ加工が完了したか否かを判断する判
断部69と、この判断部69の判断に基づいてACサー
ボモータ39に正転または反転の指令信号71を発する
指令部73とを有している。
【0024】上記構成により、上シリンダ室19Uおよ
び下シリンダ室19Lに作動油が充填され双方向ピスト
ンポンプ31が停止してピストン15Rが上死点にある
状態から、上部テーブル5Uの自重および油圧シリンダ
13Rにより上部テーブル5Uを急速下降させる場合に
は、シーケンス切換え弁45を切り換えて配管41と配
管47を連通せしめると共に、ACサーボモータ39に
より双方向ピストンポンプ31を回転させる。
【0025】さらに下降して曲げ加工を行う場合には、
シーケンス切換え弁45を図1に示されている状態にし
下シリンダ室19Lからの作動油は配管41、カウンタ
バランス弁43および配管47を通って双方向ピストン
ポンプ31に戻り、さらに配管29から油圧シリンダ1
3Rの上シリンダ室19Uに供給される。これにより、
ピストン15Rが下降して上部テーブル5Uが下降し、
曲げ加工を行う。
【0026】なお、ピストン15Rの下面側の断面積が
上面側に比べて小さいことから、上シリンダ室19Uに
注入される作動油の量に比べて、下シリンダ室19Lか
ら双方向ピストンポンプ31に戻る作動油の量が少ない
ため、チェック弁51を介してオイルタンク27から作
動油が補充される。
【0027】一方、リニアスケール11からの上部テー
ブル5Uの位置信号67に基づいて、制御装置65の判
断部69が曲げ加工の終了と判断して上部テーブル5U
を上昇させる場合には、切換え弁45を図1に示されて
いる状態に切り換えると共に、指令部73からの反転指
令によりACサーボモータ39を前述の場合と反対方向
に逆回転させて双方向ピストンポンプ31を反転させ、
ピストン15Rが下がった状態の上シリンダ室19Uか
らの作動油を、配管29、双方向ピストンポンプ31、
配管47、切換え弁45、配管41等を通って下シリン
ダ室19Lに供給する。これにより、ピストン15Rが
上昇して上部テーブル5Uが上昇する。
【0028】なお、下シリンダ室19Lに注入される作
動油の圧力が所定値よりも高くなると、パイロット信号
75によりプレフィル弁23が開き、上シリンダ室19
Uからプレフィル弁23を通ってオイルタンク27に送
られる。
【0029】以上の結果から、駆動力が強いACサーボ
モータ39の制御で双方向ピストンポンプ31の回転を
反転させることにより、油圧シリンダ13Rのピストン
15Rの上下移動を切り換えるので、従来のような切換
え弁を用いた時に生じる、圧抜き時のショックを低減す
ることができ、圧抜き時のラム速度を上げることができ
る。これにより、生産性を向上させることができる。
【0030】また、ピストン15Rの上下移動を切り換
える切換え弁がないため、従来のように切換え弁による
振動の発生を防止することができる。また、流量特性が
圧力に影響されないためラムの動作ゲインがあまり変化
せず、圧力に対する流量特性の変化による振動を防止す
ることができる。
【0031】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の発明に実施の形態においては、上部テーブル5Uを上
下移動させるプレスブレーキ1について説明したが、下
部テーブル5Lを上下移動させるプレスブレーキでもま
ったく同様である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるプレスブレーキにおけるラム移動方法では、各油圧
シリンダに対応して設けられている双方向流体ポンプを
サーボモータにより作動させて、作動油を各油圧シリン
ダの上シリンダ室または下シリンダ室の一方のシリンダ
室に供給してラムを上下移動させて曲げ加工を行い、こ
のときのラムの上下位置を検出して曲げ加工が終了した
か否かを判断し、曲げ加工が終了したと判断されたら、
サーボモータを逆転せしめることにより双方向流体ポン
プを反転させて、前記一方のシリンダ室の作動油を他方
のシリンダ室に供給することにより、ラムの上下移動を
切り換えるので、従来のような切換え弁を用いる必要が
ない。これにより、圧抜き時のショックを低減すること
ができ、圧抜き時のラム速度を上げることができるの
で、生産性を向上させることができる。また、切換え弁
がないため、従来のように切換え弁による振動の発生を
防止することができる。また、流量特性が圧力に影響さ
れないためラムの動作ゲインがあまり変化せず、圧力に
対する流量特性の変化による振動を防止することができ
る。
【0033】請求項2の発明によるプレスブレーキで
は、各油圧シリンダに対応して設けられている双方向流
体ポンプをサーボモータにより作動させて、作動油を各
油圧シリンダの上シリンダ室または下シリンダ室の一方
のシリンダ室に供給してラムを上下移動させて曲げ加工
を行い、この時のラムの上下位置を位置検出器により検
出して、この検出されたラム位置から制御装置の判断部
が曲げ加工が終了したか否かを判断し、曲げ加工が終了
したと判断されたら、指令部がサーボモータに逆転の指
令を与えてサーボモータを逆転せしめて双方向流体ポン
プを反転させて、前記一方のシリンダ室の作動油を他方
のシリンダ室に供給することにより、ラムの上下移動を
切り換えるので、従来のような切換え弁を用いる必要が
ない。これにより、圧抜き時のショックを低減すること
ができ、圧抜き時のラム速度を上げることができるの
で、生産性を向上させることができる。また、切換え弁
がないため、従来のように切換え弁による振動の発生を
防止することができる。また、流量特性が圧力に影響さ
れないためラムの動作ゲインがあまり変化せず、圧力に
対する流量特性の変化による振動を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプレスブレーキの油圧回路を示
す回路図である。
【図2】この発明に係るプレスブレーキの正面図であ
る。
【図3】図2中III方向から見た側面図である。
【図4】従来におけるプレスブレーキの油圧回路を示す
回路図である。
【図5】切換え弁の圧力に対して流量と開度の特性を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ 5U 上部テーブル(ラム) 11 リニアスケール(位置検出器) 13L、13R 油圧シリンダ 19U 上シリンダ室 19L 下シリンダ室 31 双方向ピストンポンプ(双方向流体ポンプ) 33 ACサーボモータ(サーボモータ) 65 制御装置 69 判断部 73 指令部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H089 BB27 CC01 CC12 DA03 DA14 DB03 DB13 DB34 DB44 DB48 EE31 FF03 GG02 JJ03 4E063 AA01 BA07 FA05 FA09 LA17 LA20 4E089 EA01 EB01 EC01 ED03 EE04 EF10 FA01 FB03 FC03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラムを上下移動するための油圧シリンダ
    を複数備えたプレスブレーキにおけるラム移動方法にお
    いて、前記油圧シリンダの上シリンダ室と下シリンダ室
    とに接続された双方向流体ポンプをサーボモータにより
    回転させて、前記各油圧シリンダの上シリンダ室または
    下シリンダ室の一方のシリンダ室に作動油を供給してラ
    ムを上下移動させ、前記ラムの上下位置を検出して、検
    出されたラム位置から曲げ加工が終了したか否かを判断
    し、曲げ加工が終了したと判断された場合には前記サー
    ボモータを逆転せしめて前記双方向流体ポンプを反転さ
    せて前記一方のシリンダ室に供給されている作動油を他
    方のシリンダ室に供給して前記ラムを上下移動させるこ
    と、を特徴とするプレスブレーキにおけるラム移動方
    法。
  2. 【請求項2】 ラムを上下移動するための油圧シリンダ
    を複数備えたプレスブレーキにおいて、前記複数の油圧
    シリンダに対応して各々設けられこの油圧シリンダの上
    シリンダ室および下シリンダ室に接続された双方向流体
    ポンプと、この各双方向流体ポンプを駆動して前記上シ
    リンダ室または下シリンダ室に作動油を供給するサーボ
    モータと、前記ラムの上下位置を検出する位置検出器
    と、前記サーボモータを制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置が、前記位置検出器からの信号に基づいて
    曲げ加工が終了したか否かを判断する判断部と、この判
    断部により曲げ加工が終了したと判断された時に前記双
    方向流体ポンプを反転させるために前記サーボモータを
    逆転せしめるべくサーボモータに指令を与える指令部
    と、を備えてなることを特徴とするプレスブレーキ。
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