JP2001120629A - マッサ−ジ装置 - Google Patents
マッサ−ジ装置Info
- Publication number
- JP2001120629A JP2001120629A JP2000303707A JP2000303707A JP2001120629A JP 2001120629 A JP2001120629 A JP 2001120629A JP 2000303707 A JP2000303707 A JP 2000303707A JP 2000303707 A JP2000303707 A JP 2000303707A JP 2001120629 A JP2001120629 A JP 2001120629A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- base
- support
- mass
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Massaging Devices (AREA)
Abstract
マッサ−ジロ−ラを揺動させることができるようにした
マッサ−ジ装置を提供することにある。 【解決手段】 基体1と、この基体の所定方向に沿って
走行自在に設けられているとともに上記基体の幅方向に
中空軸22を有する保持体21a、21bと、この保持
体を上記基体の所定方向に沿って往復駆動する駆動装置
10と、上記保持体の中空軸にこの中空軸を中心にして
揺動自在に設けられたロ−ラ支持体35と、このロ−ラ
支持体の上記保持体の走行方向に沿う一端側と他端側と
にそれぞれ回転自在に設けられた複数のマッサ−ジロ−
ラ53と、上記基体の少なくとも上記マッサ−ジロ−ラ
が設けられた面を覆ったカバ−54とを具備したことを
特徴とする。
Description
を往復駆動して利用者をマッサ−ジするマッサ−ジ装置
に関する。
面が開口し、この開口をカバ−で覆った基体内にマッサ
−ジロ−ラを保持した保持体を走行自在に設け、この保
持体を駆動手段によって往復走行させることで、上記カ
バ−上に横たわった利用者を上記マッサ−ジロ−ラでマ
ッサ−ジするようになっている。
椅子タイプとがあり、通常、前者の場合には2つの保持
体が走行方向に所定の間隔で離間して設けられ、後者の
場合には1つの保持体が走行自在に設けられている。
複数のマッサ−ジロ−ラが、少なくとも保持体の走行方
向と交差する、幅方向に所定の間隔で離間して回転自在
に支持されている。これらのマッサ−ジロ−ラは利用者
の背面の脊椎の両側や脚部を押圧しながら走行する。
る利用者の背面や脚部は平面でなく、横幅方向や背丈方
向に湾曲した曲面をなしており、とくに腰の部分から臀
部にかけてはその湾曲度合が他の部分に比べて大きくな
っている。そのように湾曲した部分を、上記保持体に、
単に回転自在に設けられたマッサ−ジロ−ラによってマ
ッサ−ジすると、複数のマッサ−ジロ−ラの一部だけが
利用者の背面に強く当たり、残りのマッサ−ジロ−ラが
ほとんど当たらないというようなことがある。
椎の両側の窪んだ部分あるいは湾曲した脚部などにはマ
ッサ−ジロ−ラが所定の押圧力で確実に当たらないた
め、十分なマッサ−ジ効果が得られないということがあ
るばかりか、突出した部分にはマッサ−ジロ−ラが強く
当たり過ぎて痛みを感じるということもある。
動して利用者をマッサ−ジするマッサ−ジ装置におい
て、そのマッサ−ジ効果を高めるためにはマッサ−ジロ
−ラの数が多いほうがよい。しかしながら、従来のマッ
サ−ジ装置は、通常、往復駆動される1つの保持体に1
つのマッサ−ジロ−ラを設ける構造となっていたので、
マッサ−ジロ−ラの数が少なく、マッサ−ジ効果を十分
に高めることができないということがあった。
ッサ−ジ装置は、マッサ−ジロ−ラが保持体に単に回転
自在に設けられているだけなので、利用者の背面の湾曲
形状に対して強く当たり過ぎたり、十分に当たらないな
どのことがあり、さらには1つの保持体にたくさんのマ
ッサ−ジロ−ラを設けるということが行われていなかっ
たので、これらのことにより、マッサ−ジ効果を十分に
高めることができないということがあった。
で、その目的とするところは、利用者の湾曲した背面を
ほぼ均一な強さで確実に、しかも一度に複数のマッサ−
ジロラでマッサ−ジすることができるようにしたマッサ
−ジ装置を提供することにある。
明は、基体と、この基体の所定方向に沿って走行自在に
設けられているとともに上記基体の幅方向に沿う支軸を
有する保持体と、この保持体を上記基体の所定方向に沿
って往復駆動する駆動手段と、上記保持体の支軸にこの
支軸を中心にして揺動自在に設けられたロ−ラ支持体
と、このロ−ラ支持体の一端側と他端側とにそれぞれ上
記保持体の走行方向に沿って揺動自在に設けられたロー
ラ軸受と、各ローラ軸受に回転自在に設けられた複数の
マッサ−ジロ−ラと、上記基体の少なくとも上記マッサ
−ジロ−ラが設けられた面を覆ったカバ−とを具備した
ことを特徴とするマッサ−ジ装置にある。
の基体の所定方向に沿って走行自在に設けられた保持体
と、この保持体を上記基体の所定方向に沿って往復駆動
する駆動手段と、上記保持体にこの保持体の走行方向に
沿って揺動自在に設けられたローラ支持体と、このロー
ラ支持体の一端側と他端側とに上記保持体の走行方向に
沿って揺動自在及び回転自在に設けられた複数のマッサ
−ジロ−ラと、上記基体の少なくとも上記マッサ−ジロ
−ラが設けられた面を覆ったカバ−とを具備したことを
特徴とするマッサ−ジ装置にある。
が揺動自在に設けられ、またロ−ラ支持体の一端側と他
端側とにそれぞれマッサ−ジロ−ラが設けられているか
ら、マッサ−ジロ−ラはロ−ラ支持体とともに揺動する
ことで、利用者の背面の湾曲形状に応じて変位し、しか
もロ−ラ支持体の一端側と他端側とに設けられた複数の
ロ−ラによって利用者をマッサ−ジすることができる。
至図11を参照して説明する。
サ−ジ装置を示し、このマッサ−ジ装置は矩形平板状の
基体1を備えている。この基体1は図2に示すように比
較的硬質なウレタンフォ−ムなどによって形成された下
層1aと、シ−ト状の合成樹脂を段ボ−ル状に形成し上
記下層1aの上面に積層された中層1bと、ウレタンフ
ォ−ムなどによって上記下層1aよりも柔らかく形成さ
れ上記中層1bの上面に積層された上層1cとの三層構
造になっている。この上層1cは下層1aおよび中層1
bよりも幅寸法が小さく形成されている。
1a〜1cが湾曲自在であるから、長手方向中途部から
2つあるいは3つに折り曲げることが可能となってい
る。
bの上面には、ナイロンやポリプロピレンなどの柔軟な
合成樹脂によって成形された一対のガイドレ−ル4が平
行に離間して敷設されている。このガイドレ−ル4は図
2、図3および図7(a)、(b)に示すように帯状の
基部4aを有し、この基部4aの幅方向両端にはL字状
の支持部4bが形成されている。上記基部4aの中途部
の上下面にはそれぞれ一対のL字状片4cが対向して突
設されている。それによって、上記基部4aの上下面に
はそれぞれ通路4dが形成され、また上側の通路4dの
側方は後述する車輪27の走行面4eとなっている。
2に示すように、中途部が上記中層1bに保持されたコ
字状の保持具4fの両端部が係合している。それによっ
て、上記ガイドレ−ル4は基体1に保持されている。
いは2か所には、図7(a)、(b)に示すようにガイ
ドレ−ル4の基部4aを除く部分に所定の間隔で複数の
スリット5が形成されている。そのため、ガイドレ−ル
4はそのスリット5の部分から上記基体1とともに折り
曲げることができるようになっている。
一端側の上面には駆動装置10が設けられている。この
駆動装置10はケ−ス11を有する。このケ−ス11内
には減速機とモ−タとが一体化された駆動源12が設け
られている。この駆動源12はケ−ス11の両側に設け
られた各一対の歯車13をそれぞれ逆方向に回転駆動す
るようになっている。各歯車13にはそれぞれドラム1
4が一体的に設けられている。
は帯状のベルト15の両端部がそれぞれ巻回されてい
る。上記ベルト15の中途部は上記ガイドレ−ル4の上
側と下側の通路4dに挿通され、中途部は上記ガイドレ
−ル4の端部に回転自在に設けられたプ−リ16に掛け
られている。
3が逆方向に駆動されると、上記ベルト15は一方の歯
車13のドラム14から繰り出され、他方の歯車13の
ドラム14に巻き取られる。それによって、上記ベルト
15は上記通路4dに沿って走行駆動される。
4が矢印X方向、他方のドラム14がY方向に回転させ
られると、ベルト15の上側の通路4dに通された部分
は矢印Zで示す方向に走行駆動されるようになってい
る。
駆動されるようになっている。たとえば、ベルト15の
走行距離をドラム14の回転数などで検出し、その検出
信号で上記駆動源12による歯車13の回転方向を変換
して行われる。
示すように第1の保持体21aと第2の保持体21bと
が設けられている。各保持体21a、21bは図2に示
すように支軸としての中空軸22を備えている。中空軸
22の両端部はサポ−ト23に形成された取付孔24に
着脱自在に嵌着されている。この中空軸22にはねじ軸
25が挿通されている。このねじ軸25の両端部は上記
サポ−ト23の外面側に突出し、そこにはナット26が
螺着されている。
図5に示すように一対の上記車輪27が支軸27aによ
って回転自在に設けられている。この車輪27は上述し
たごとく上記ガイドレ−ル4のガイド面4eを走行する
ようになっており、また上記支軸27aは左右一対のサ
ポ−ト23間に亘る長さになっていて、その両端部が各
サポ−ト23の車輪27を回転自在に支持している。
0の両端部がねじ31によって固定されている。このワ
イヤ30の中途部は図8(a)と図5に示すように上記
サポ−ト23の下部外面の中途部に設けられたガイド部
材32のスライド部33にスライド自在に挿通され、さ
らに上記ワイヤ30の上記スライド部33から導出され
た部分は図8(b)に示すように上記ベルト15の上面
に固着された取付板34に連結されている。それによっ
て、上記ワイヤ30は上記取付板34を介して上記各保
持体21a、21bを上記ベルト15の走行に連動させ
るようになっている。
は図4と図5に示すように、側面形状がほぼW字状のそ
れぞれ一対のロ−ラ支持体35が揺動自在かつ上記中空
軸22に外嵌されたカラ−36によって位置決めされて
設けられている。上記第1の保持体21aに設けられた
一対のロ−ラ支持体35は、第2の保持体21bに設け
られた一対のロ−ラ支持体35よりも基体1の幅方向に
おける間隔が大きく設定されている。
にその中途部に上記中空軸22に嵌挿される支持孔36
が形成されたボス部37を有し、このボス部37を中心
にして長手方向一端部と他端部との幅方向両端面にはそ
れぞれ第1の支軸38が突設されている。つまり、1つ
のロ−ラ支持体35には4本の第1の支軸38が設けら
れている。
とする一端側と他端側とは図6に寸法Sで示すように幅
方向に位置をずらして形成されている。それによって、
ロ−ラ支持体35の長手方向一端側における一対の第1
の支軸38と、他端側における一対の第1の支軸38
も、幅方向に寸法Sだけずれている。
支軸38と上記ボス部37との間は凹曲面39に形成さ
れている。また、各保持体21a、21bのサポ−ト2
3間には支軸27aが架設されている。この支軸27a
には、上記ロ−ラ支持体35が上記中空軸22を支点と
して前後方向に揺動し過ぎたときに当接し、それによっ
て上記ロ−ラ支持体35の揺動を規制するようになって
いる。
取り付けられる。このロ−ラ軸受41の軸方向中途部に
は上記第1の支軸38に回転自在に嵌合する第1の取付
孔42が形成されている。上記第1の支軸38の基端部
の外周面には第1のキ−43が形成され、上記取付孔4
2には上記第1のキ−43に係合する第1のキ−溝44
が形成されている。上記第1のキ−43は周方向に40
度の角度で設けられ、上記第1のキ−溝44は130度
の角度で設けられている。したがって、上記ロ−ラ軸受
41は上記第1の支軸38を支点として前後方向にそれ
ぞれ45度の範囲で揺動可能となっている。
孔42と直交する方向である、その軸方向両端にブロッ
ク支軸としての中空状の第2の支軸45が突設されてい
る。この第2の支軸45の先端には鍔45aが形成さ
れ、さらに軸方向に沿うとともに先端面に開放した複数
のスリット45bが周方向に所定間隔で形成されてい
る。それによって、第2の支軸45の先端部は縮径方向
に弾性変形可能となっている。
にはそれぞれブロック47がそれに形成された第3の取
付孔48を嵌合させて回転自在に取り付けられている。
つまり、上記第3の取付孔48の内径寸法は、上記第2
の支軸45の鍔45aの部分の外径寸法よりも小さく、
鍔45a以外の部分の外径寸法よりもわずかに大きく設
定されている。したがって、第2の支軸45の先端部を
縮径方向に弾性変形させた状態で、そこに上記ブロック
47の第3の取付孔48を嵌合させ、ついで縮径状態を
解除すれば、上記ブロック47を回転自在かつ端面が上
記鍔45aに係合して抜出不能に取付けることができ
る。
には、上記第3の取付孔48の軸線に対して直交する方
向、つまりロ−ラ軸受41に取付けられた状態におい
て、軸線を上記ロ−ラ軸受41の軸線と直交させる状態
で一対のロ−ラ支軸49が突設されている。各ロ−ラ支
軸49は中空状をなしていて、先端には鍔49aが設け
られ、また一端を先端面に開放した複数のスリット49
bが軸方向に沿い、かつ周方向に所定間隔で形成されて
いる。それによって、ロ−ラ軸49は上記スリット49
bによって縮径方向に弾性変形させることができるよう
になっている。
第2の支軸45が突設された端面には第2のキ−51が
周方向に40度の範囲で形成され、上記ブロック47の
端面には上記第2のキ−51に係合する第2のキ−溝5
2が周方向に80度の範囲で形成されている。したがっ
て、上記ブロック47は周方向に40度の範囲で揺動自
在となっている。
に外周面に円弧状の複数の突起53a(この実施例では
10個)を有するマッサ−ジロ−ラ53が後述するよう
に回転自在に取り付けられている。つまり、各保持体2
1a、21bにはそれぞれ16個のマッサ−ジロ−ラ5
3が設けられ、これらマッサ−ジロ−ラ53は、ロ−ラ
支持体35に対して上記ロ−ラ軸受41、ブロック47
およびロ−ラ軸49によって前後方向と左右方向に揺動
自在となっている。各マッサ−ジロ−ラ53の突起53
aは、ほぼ半球形状をなし、隣り合う突起間に隙間がで
きることのない間隔で設けられている。
ラ軸49の鍔49aよりも小径で、鍔49a以外の部分
よりもわずかに大径な取付孔53bが形成されている。
したがって、上記ロ−ラ軸49の先端部を縮径方向に弾
性変形させた状態で、上記マッサ−ジロ−ラ53の取付
孔53bを嵌合させ、ついで縮径状態を解除すれば、マ
ッサ−ジロ−ラ53は回転自在かつ端面に上記鍔49a
が係合して抜出不能に取付けられることになる。
軸38に取付けたのち、この第1の支軸38の先端に図
示しないスプリングリングを取着することで抜出不能に
保持されているが、上記ブロック48やマッサ−ジロ−
ラ53と同様、図示しないが第1の支軸38にスリット
および鍔を設けることで、抜出不能に取付けるようにし
てもよい。
とする一端側に設けられた第1の支軸38と、他端側に
設けられた第1の支軸38とは上述したように幅方向に
所定寸法Sだけずれている。それによって、上記各第1
の支軸38にロ−ラ軸受41とブロック47を介して取
付けられた、上記ロ−ラ支持体35の一端側と他端側に
位置するマッサ−ジロ−ラ53も、上記寸法Sだけずれ
ることになる。
ブロック47の一対のロ−ラ軸49に取付けられた一対
のマッサ−ジロ−ラ53の間隔Pの2分の1に設定され
ている。したがって、ロ−ラ支持体35の一端側に4列
の状態で位置する8つのマッサ−ジロ−ラ53と、他端
側に同じく4列の状態で位置する8つのマッサ−ジロ−
ラ53とは、上記ロ−ラ支持体35の幅方向においてP
/2づつずれている。つまり、上記ロ−ラ支持体35の
各列のマッサ−ジロ−ラ53は、基体1の長手方向に沿
って往復駆動される場合、それぞれの列が上記基体1の
幅方向の異なる位置を走行することになる。
の布地からなるカバ−54によって覆われている。この
カバ−54には張力が付与され、それによって各保持体
21a、21bに設けられたマッサ−ジロ−ラ53に圧
接し、各マッサ−ジロ−ラ53が自由に揺動するのを規
制している。この状態を図10(a)、(b)に示す。
ないが、マッサ−ジロ−ラ53の揺動を規制する伸縮性
の布地からなる保持カバ−と、基体1の少なくとも上面
側を覆う外装カバ−との2枚構造としてもよい。その場
合、上記保持カバ−は保持体21a、21bの部分だけ
を覆う帯状であってもよい。
サ−ジロ−ラ53は前後方向における揺動および左右方
向における揺動が第1、第2のキ−溝とキ−とによって
規制され、しかもロ−ラ支持体35の中空軸22回りの
揺動もサポ−ト23間に架設された支軸27aによって
規制されているから、上記カバ−54によって各マッサ
−ジロ−ラ53の揺動を規制しなくとも差支えない。
て、マッサ−ジを受ける場合、利用者がカバ−54の上
に仰臥したならば、駆動源12を作動させてベルト15
を往復走行させ、そのベルト15によって第1の保持体
21aと第2の保持体21bとを連動させる。
ら腰の部分を往復走行し、第2の保持体21bは臀部か
ら脚の部分を走行する。第1の保持体21aに設けられ
た一対のロ−ラ支持体35のマッサ−ジロ−ラ53は利
用者の脊椎の両側から腰の部分をマッサ−ジし、第2の
保持体21bに、上記第1の保持体21aの一対のロ−
ラ支持体35よりも狭い間隔で設けられた一対のロ−ラ
支持体35のマッサ−ジロ−ラ53は臀部から両脚の後
側をマッサ−ジする。
(a)に示すように各保持体21a、21bの走行方向
に沿う前後方向と、図11(b)に示すように走行方向
と交差する横方向とに所定の角度で揺動する。したがっ
て、各保持体21a、21bに設けられたマッサ−ジロ
−ラ53は、利用者の背面の背丈方向の凹凸、たとえば
腰の部分の凹凸などに沿って前後方向に揺動するととも
に、脚の背面などの横方向の曲面に応じて揺動するか
ら、利用者の凹凸状の背面に当接して確実にマッサ−ジ
することができる。
軸45に設けられた一対のブロック47は、横方向に沿
って互いに自由に揺動する。つまり、一方のブロック4
7と他方のブロック47は逆方向にも揺動可能であるか
ら、そのことによってもマッサ−ジロ−ラ53の横方向
の揺動の自由度が高くなり、マッサ−ジ効果が向上す
る。
動自在に設けられていることにより、ロ−ラ軸受41が
前後方向に揺動自在であることと相俟って、マッサ−ジ
ロ−ラ53の前後方向の揺動が円滑になる。つまり、利
用者の背面のわずかな凹凸形状に対しても応答して揺動
するから、良好なマッサ−ジ効果が得られる。
a、21bの幅方向に沿う揺動角度は、ブロック47に
設けられた第2のキ−51とロ−ラ軸受41の第2の取
付孔46に形成された第2のキ−溝52との係合によっ
て規制されている。そのため、上記マッサ−ジロ−ラ5
3が幅方向に揺動し過ぎ、その側面が利用者に当たって
不快感を与えるようなことがない。
支持された部分を中心にして、その走行方向の一端側と
他端側とにそれぞれ複数のマッサ−ジロ−ラ53が設け
られている。しかも、ロ−ラ支持体35の一端側と他端
側には、それぞれ一対の第1の支軸38を設け、この第
1の支軸38に一対の第2の支軸45を有するロ−ラ軸
受41を設け、さらにこのロ−ラ軸受41の一対の第2
の支軸45にはマッサ−ジロ−ラ53が取付けられる一
対のロ−ラ軸49を有するブロック47が設けられてい
る。
ラ支持体35の一端側と他端側とにはたくさんのマッサ
−ジロ−ラ53、この実施例では8個づつのマッサ−ジ
ロ−ラ53をそれぞれ4列で設けることができるから、
これらたくさんのマッサ−ジロ−ラ53によって利用者
の背面を全体的にマッサ−ジすることができる。
は、隣り合う突起53aが隙間のない状態で設けられて
いる。そのため、マサ−ジロ−ラ53が回転しながら利
用者をマッサ−ジする際、そのロ−ラ53の隣り合う突
起間に利用者の皮膚部分が挟み込まれずらくなるから、
上記マッサ−ジロ−ラ53の回転によってによって皮膚
が引っ張られるようなことがなくなり、利用者に不快感
や痛みを与えるのが防止される。
られたマッサ−ジロ−ラ53の列と、他端側に設けられ
たマッサ−ジロ−ラ53の列は、走行方向と交差する幅
方向において位置をずらしている。そのため、ロ−ラ支
持体35を走行させると、その一端側の4列のマッサ−
ジロ−ラ53と他端側の4列のマッサ−ジロ−ラ53と
は利用者の背面の幅方向の異なる部分をマッサ−ジする
ことになる。
と他端側の4列のマッサ−ジロ−ラ53は、利用者の背
面の幅方向の異なる部分をマッサ−ジするから、たくさ
んのマッサ−ジロ−ラ53によって利用者の背面を全体
的にマッサ−ジすることができる。
中空軸22に対して揺動自在に設けたが、中空軸22に
対して固定的、つまり揺動不能に設けるようにしてもよ
い。
示すようにロ−ラ支持体35の4本の第1の支軸38に
直接、回転自在に取付けるようにしてもよい。つまり、
1つのロ−ラ支持体35に4つのマッサ−ジロ−ラ53
を、その一端側と他端側とで幅方向の位置をずらして設
けるようにしてもよい。
の実施例は椅子式のマッサ−ジ装置に適用したもので、
図中71は椅子の座部体である。この座部体71の後端
側には基体としての背部体72の下端が揺動自在に連結
されている。この背部体72は所定の傾斜角度で保持可
能となっている。
をなしていて、その内部には上下方向に沿ってねじ軸7
3が回転自在に架設されている。このねじ軸73の下端
は上記背部体72の下端部に収容された駆動源74に連
結されていて、この駆動源74によって回転駆動される
ようになっている。
れ、このナット体75にはア−ム76の一端が枢着され
ている。このア−ム76の他端にはロ−ラ支持体77が
揺動自在に連結されている。このロ−ラ支持体77には
上記一実施例と同様な取付構造によってマッサ−ジロ−
ラ53が走行方向およびその走行方向と交差する方向に
沿って揺動自在に設けられている。
体75はその回転方向に応じて上下方向に駆動される。
ナット体75の上下動の範囲は図示しないリミットスイ
ッチなどで制御されるようになっている。
ロ−ラ78が回転自在に設けられ、このガイドロ−ラ7
8は上記背部体72両側内面に設けられたガイドレ−ル
79に沿って転動するようになっている。このガイドレ
−ル78は利用者の背面形状に応じて上下方向に沿って
湾曲した曲線をなしている。そして、上記背部体72の
前面開口にはこの開口を覆う状態で伸縮性の布地からな
るカバ−81が張設されている。
71に着座し、背部体72に寄り掛かったならば、駆動
源74を作動させ、ねじ軸73を回転させる。それによ
って、ナット体75とともにロ−ラ支持体77が上記ね
じ軸73に沿って上下動するから、このロ−ラ支持体7
7に設けられたマッサ−ジロ−ラ53が利用者の背面を
マッサ−ジする。
者の背面の凹凸形状に応じて走行方向およびその方向と
交差する幅方向の両方向に揺動するから、利用者の凹凸
状の背面を確実に押圧してマッサ−ジすることになる。
を保持体21a、21bの中空軸22に揺動自在に設け
たが、ロ−ラ支持体35は中空軸22に回動不能に設け
るようにしてもよい。
ッサ−ジロ−ラは利用者の背面の凹凸形状に応じて揺動
するから、利用者の背面に確実に当接してマッサ−ジ効
果を高めることができ、しかもロ−ラ支持体には複数の
マッサ−ジロ−ラを設けることができるから、マッサ−
ジロ−ラの数が多くなった分だけマサ−ジ効果を高める
ことができる。
除いた基体の平面図。
側面図。
部材の斜視図、(b)は同じく取付板とワイヤとの連結
構造の斜視図。
揺動していない状態の説明図。
揺動した状態の説明図。
図。
−ジ装置の側面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 基体と、この基体の所定方向に沿って走
行自在に設けられているとともに上記基体の幅方向に沿
う支軸を有する保持体と、この保持体を上記基体の所定
方向に沿って往復駆動する駆動手段と、上記保持体の支
軸にこの支軸を中心にして揺動自在に設けられたロ−ラ
支持体と、このロ−ラ支持体の一端側と他端側とにそれ
ぞれ上記保持体の走行方向に沿って揺動自在に設けられ
たローラ軸受と、各ローラ軸受に回転自在に設けられた
複数のマッサ−ジロ−ラと、上記基体の少なくとも上記
マッサ−ジロ−ラが設けられた面を覆ったカバ−とを具
備したことを特徴とするマッサ−ジ装置。 - 【請求項2】 基体と、この基体の所定方向に沿って走
行自在に設けられた保持体と、この保持体を上記基体の
所定方向に沿って往復駆動する駆動手段と、上記保持体
にこの保持体の走行方向に沿って揺動自在に設けられた
ローラ支持体と、このローラ支持体の一端側と他端側と
に上記保持体の走行方向に沿って揺動自在及び回転自在
に設けられた複数のマッサ−ジロ−ラと、上記基体の少
なくとも上記マッサ−ジロ−ラが設けられた面を覆った
カバ−とを具備したことを特徴とするマッサ−ジ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000303707A JP3554266B2 (ja) | 1994-07-12 | 2000-10-03 | マッサ−ジ装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16022394 | 1994-07-12 | ||
JP6-160223 | 1994-07-12 | ||
JP2000303707A JP3554266B2 (ja) | 1994-07-12 | 2000-10-03 | マッサ−ジ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23113494A Division JP3163222B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-09-27 | マッサージ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120629A true JP2001120629A (ja) | 2001-05-08 |
JP3554266B2 JP3554266B2 (ja) | 2004-08-18 |
Family
ID=26486786
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000303707A Expired - Lifetime JP3554266B2 (ja) | 1994-07-12 | 2000-10-03 | マッサ−ジ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3554266B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004305552A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Atex:Kk | マッサージ機 |
JP2005177516A (ja) * | 2005-01-31 | 2005-07-07 | Family Co Ltd | マッサージ装置 |
KR100531522B1 (ko) * | 2002-06-10 | 2005-11-28 | 이두표 | 이동식 안마장치 |
JP2007209703A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
CN115154145A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-10-11 | 董彩凤 | 一种针灸艾灸按摩一体式治疗床及其使用方法 |
-
2000
- 2000-10-03 JP JP2000303707A patent/JP3554266B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100531522B1 (ko) * | 2002-06-10 | 2005-11-28 | 이두표 | 이동식 안마장치 |
JP2004305552A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Atex:Kk | マッサージ機 |
JP2005177516A (ja) * | 2005-01-31 | 2005-07-07 | Family Co Ltd | マッサージ装置 |
JP4681895B2 (ja) * | 2005-01-31 | 2011-05-11 | ファミリー株式会社 | マッサージ装置 |
JP2007209703A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Matsushita Electric Works Ltd | マッサージ機 |
CN115154145A (zh) * | 2022-08-05 | 2022-10-11 | 董彩凤 | 一种针灸艾灸按摩一体式治疗床及其使用方法 |
CN115154145B (zh) * | 2022-08-05 | 2023-10-20 | 董彩凤 | 一种针灸艾灸按摩一体式治疗床及其使用方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3554266B2 (ja) | 2004-08-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR0182325B1 (ko) | 마사지 장치 | |
JP2003310689A (ja) | 可搬型マッサージ機 | |
JP2006087846A (ja) | マッサージ装置 | |
JP3200162U (ja) | マッサージ装置 | |
JP2003070861A (ja) | 深組織マッサージ装置 | |
JP3554266B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JP3163222B2 (ja) | マッサージ装置 | |
JP2995146B2 (ja) | マッサージ装置 | |
JP2923420B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
KR101898787B1 (ko) | 거북목 및 목디스크의 예방, 치료에 도움이 되는 장치가 구비된 안마의자 | |
JP2995140B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JP4710759B2 (ja) | マッサージ機 | |
JP3416429B2 (ja) | さすりマッサージ機 | |
JP2006102480A (ja) | マッサージユニット | |
JPH0340284Y2 (ja) | ||
JP3706741B2 (ja) | マッサージ装置 | |
JP3681265B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JP2003019172A (ja) | 椅子式マッサ−ジ装置 | |
JP2005095235A (ja) | マッサージ具 | |
JPH09294793A (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JPH1176341A (ja) | 足裏のマッサージ器 | |
JP2501503B2 (ja) | マッサ−ジ装置 | |
JPH0593436U (ja) | 電動式マッサージ機保持ベルト | |
JP3159397U (ja) | 頭皮マッサージ器 | |
JPH09327491A (ja) | マッサージ機における揉み輪 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040420 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130514 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140514 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150514 Year of fee payment: 11 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |