JP2923420B2 - マッサ−ジ装置 - Google Patents

マッサ−ジ装置

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JP2923420B2
JP2923420B2 JP30677393A JP30677393A JP2923420B2 JP 2923420 B2 JP2923420 B2 JP 2923420B2 JP 30677393 A JP30677393 A JP 30677393A JP 30677393 A JP30677393 A JP 30677393A JP 2923420 B2 JP2923420 B2 JP 2923420B2
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輝雄 増田
昭治 大下
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマッサ−ジロ−ラを往
復駆動して利用者をマッサ−ジするマッサ−ジ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のマッサ−ジ装置は、上
面が開口し、この開口をカバ−で覆った基体内にマッサ
−ジロ−ラを保持した保持体を走行自在に設け、この保
持体を駆動手段によって往復走行させることで、上記カ
バ−上に横たわった利用者を上記マッサ−ジロ−ラでマ
ッサ−ジするようになっている。
【0003】マッサ−ジ装置にはマットレスタイプと、
椅子タイプとがあり、通常、前者の場合には2つの保持
体が走行方向に所定の間隔で離間して設けられ、後者の
場合には1つの保持体が走行自在に設けられている。
【0004】いずれの場合においても、上記保持体には
複数のマッサ−ジロ−ラが、少なくとも保持体の走行方
向と交差する、幅方向に所定の間隔で離間して回転自在
に支持されている。これらのマッサ−ジロ−ラは利用者
の背面の脊椎の両側や脚部を押圧しながら走行する。
【0005】ところで、上記マッサ−ジロ−ラが押圧す
る利用者の背面や脚部は平面でなく、横幅方向や背丈方
向に湾曲した曲面をなしており、とくに腰の部分から臀
部にかけてはその湾曲度合が他の部分に比べて大きくな
っている。そのように湾曲した部分を、上記保持体に、
単に回転自在に設けられたマッサ−ジロ−ラによってマ
ッサ−ジすると、複数のマッサ−ジロ−ラの一部だけが
利用者の背面に強く当たり、残りのマッサ−ジロ−ラが
ほとんど当たらないというようなことがある。
【0006】そのため、たとえば腰のくびれた部分や脊
椎の両側の窪んだ部分あるいは湾曲した脚部などにはマ
ッサ−ジロ−ラが所定の押圧力で確実に当たらないた
め、十分なマッサ−ジ効果が得られないということがあ
るばかりか、突出した部分にはマッサ−ジロ−ラが強く
当たり過ぎて痛みを感じるということもある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のマ
ッサ−ジ装置は、マッサ−ジロ−ラが保持体に単に回転
自在に設けられているだけなので、利用者の背面の湾曲
形状に対して強く当たり過ぎたり、十分に当たらないな
どのことがあるため、良好なマッサ−ジ効果が得られな
いということがあった。
【0008】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、利用者の湾曲した背面を
ほぼ均一な強さで確実にマッサ−ジすることができるよ
うにしたマッサ−ジ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、基体と、この基体の所定方向に沿って走行自在に設
けられた保持体と、この保持体を上記基体の所定方向に
沿って往復駆動する駆動手段と、上記保持体にその走行
方向および走行方向と交差する方向との両方向に対して
揺動自在に設けられたマッサ−ジロ−ラと、上記基体の
少なくとも上記マッサ−ジロ−ラが設けられた面を覆っ
たカバ−とを具備したことを特徴とする。
【0010】この発明の第2の手段は、基体と、この基
体の所定方向に沿って走行自在に設けられているととも
に上記基体の幅方向に沿って架設された支軸を有する保
持体と、この保持体を上記基体の所定方向に沿って往復
駆動する駆動手段と、上記保持体の支軸にこの支軸を中
心にして揺動自在に設けられたロ−ラ支持体と、このロ
−ラ支持体に上記保持体の走行方向および走行方向と交
差する方向との両方向に対して揺動自在に設けられたマ
ッサ−ジロ−ラと、上記基体の上記マッサ−ジロ−ラが
設けられた面を覆ったカバ−とを具備したことを特徴と
する。
【0011】
【作用】上記第1の手段によれば、マッサ−ジロ−ラが
保持体に対してその走行方向およびその方向と交差する
方向に揺動自在であるから、利用者の背面の湾曲形状に
応じてマッサ−ジロ−ラは揺動する。そのため、利用者
の背面などは上記マッサ−ジロ−ラによってほぼ均一な
押圧力で確実にマッサ−ジされることになる。
【0012】上記第2の手段によれば、マッサ−ジロ−
ラが保持体に対してその走行方向およびその方向と交差
する方向に揺動自在であるとともに、マッサ−ジロ−ラ
が設けられたロ−ラ支持体も上記保持体の支軸に対して
揺動自在であるから、上記マッサ−ジロ−ラは利用者の
背面のわずかな湾曲形状に対しても揺動し易くなる。そ
のため、利用者の背面を確実かつ良好にマッサ−ジす
る。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1乃至図11
1を参照して説明する。図1はこの発明のマットレスタ
イプのマッサ−ジ装置を示し、このマッサ−ジ装置は矩
形平板状の基体1を備えている。この基体1は図2に示
すように比較的硬質なウレタンフォ−ムなどによって形
成された下層1aと、シ−ト状の合成樹脂を段ボ−ル状
に形成し上記下層1aの上面に積層された中層1bと、
ウレタンフォ−ムなどによって上記下層1aよりも柔ら
かく形成され上記中層1bの上面に積層された上層1c
との三層構造になっている。この上層1cは下層1aお
よび中層1bよりも幅寸法が小さく形成されている。
【0014】このような構成の上記基体1は、その各層
1a〜1cが湾曲自在であるから、長手方向中途部から
2つあるいは3つに折り曲げることが可能となってい
る。上記基体1の上面の幅方向両端部の中層1bの上面
には、ナイロンやポリプロピレンなどの柔軟な合成樹脂
によって成形された一対のガイドレ−ル4が平行に離間
して敷設されている。このガイドレ−ル4は図2、図3
および図7(a)、(b)に示すように帯状の基部4a
を有し、この基部4aの幅方向両端にはL字状の支持部
4bが形成されている。上記基部4aの中途部の上下面
にはそれぞれ一対のL字状片4cが対向して突設されて
いる。それによって、上記基部4aの上下面にはそれぞ
れ通路4dが形成され、また上側の通路4dの側方は後
述する車輪27の走行面4eとなっている。
【0015】上記ガイドレ−ル4の支持部4bには、図
2に示すように、中途部が上記中層1bに保持されたコ
字状の保持具4fの両端部が係合している。それによっ
て、上記ガイドレ−ル4は基体1に保持されている。
【0016】上記ガイドレ−ル4の中途部の1か所ある
いは2か所には、図7(a)、(b)に示すようにガイ
ドレ−ル4の基部4aを除く部分に所定の間隔で複数の
スリット5が形成されている。そのため、ガイドレ−ル
4はそのスリット5の部分から上記基体1とともに折り
曲げることができるようになっている。
【0017】図1に示すように、上記基体1の長手方向
一端側の上面には駆動装置10が設けられている。この
駆動装置10はケ−ス11を有する。このケ−ス11内
には減速機とモ−タとが一体化された駆動源12が設け
られている。この駆動源12はケ−ス11の両側に設け
られた各一対の歯車13をそれぞれ逆方向に回転駆動す
るようになっている。各歯車13にはそれぞれドラム1
4が一体的に設けられている。
【0018】図9に示すように、各一対のドラム14に
は帯状のベルト15の両端部がそれぞれ巻回されてい
る。上記ベルト15の中途部は上記ガイドレ−ル4の上
側と下側の通路4dに挿通され、中途部は上記ガイドレ
−ル4の端部に回転自在に設けられたプ−リ16に掛け
られている。
【0019】上記駆動源12が作動して各一対の歯車1
3が逆方向に駆動されると、上記ベルト15は一方の歯
車13のドラム14から繰り出され、他方の歯車13の
ドラム14に巻き取られる。それによって、上記ベルト
15は上記通路4dに沿って走行駆動される。
【0020】たとえば、図9において、一方のドラム1
4が矢印X方向、他方のドラム14がY方向に回転させ
られると、ベルト15の上側の通路4dに通された部分
は矢印Zで示す方向に走行駆動されるようになってい
る。
【0021】上記ベルト15は一定の走行範囲内で往復
駆動されるようになっている。たとえば、ベルト15の
走行距離をドラム14の回転数などで検出し、その検出
信号で上記駆動源12による歯車13の回転方向を変換
して行われる。
【0022】上記一対のガイドレ−ル4間には、図1に
示すように第1の保持体21aと第2の保持体21bと
が設けられている。各保持体21a、21bは図2に示
すように支軸としての中空軸22を備えている。この中
空軸22の両端部はサポ−ト23に形成された取付孔2
4に着脱自在に嵌着されている。この中空軸22にはね
じ軸25が挿通されている。このねじ軸25の両端部は
上記サポ−ト23の外面側に突出し、そこにはナット2
6が螺着されている。
【0023】上記サポ−ト23の下端部両側には図3と
図5に示すように一対の上記車輪27が支軸27aによ
って回転自在に設けられている。この車輪27は上述し
たごとく上記ガイドレ−ル4のガイド面4eを走行する
ようになっている。
【0024】上記サポ−ト23の上部外面にはワイヤ3
0の両端部がねじ31によって固定されている。このワ
イヤ30の中途部は図8(a)と図5に示すように上記
サポ−ト23の下部外面の中途部に設けられたガイド部
材32のスライド部33にスライド自在に挿通され、さ
らに上記ワイヤ30の上記スライド部33から導出され
た部分は図8(b)に示すように上記ベルト15の上面
に固着された取付板34に連結されている。それによっ
て、上記ワイヤ30は上記取付板34を介して上記各保
持体21a、21bを上記ベルト15の走行に連動させ
るようになっている。
【0025】上記保持体21a、21bの中空軸22に
は図4と図5に示すように、側面形状がほぼW字状のそ
れぞれ一対のロ−ラ支持体35が揺動自在かつ上記中空
軸22に外嵌されたカラ−36によって位置決めされて
設けられている。上記第1の保持体21aに設けられた
一対のロ−ラ支持体35は、第2の保持体21bに設け
られた一対のロ−ラ支持体35よりも基体1の幅方向に
おける間隔が大きく設定されている。
【0026】上記ロ−ラ支持体35は、図4に示すよう
にその中途部に上記中空軸22に嵌挿される支持孔36
が形成されたボス部37を有し、長手方向両端部の幅方
向両端面にはそれぞれ第1の支軸38が突設されてい
る。つまり、1つのロ−ラ支持体35には4本の第1の
支軸38が設けられている。ロ−ラ支持体35の上記第
1の支軸38と上記ボス部37との間は凹曲面39に形
成されている。
【0027】上記第1の支軸38にはロ−ラ軸受41が
取り付けられる。このロ−ラ軸受41は側面形状がほぼ
T字状をなしていて、その中途部には上記第1の支軸3
8に回転自在に嵌合する第1の取付孔42が形成されて
いる。上記第1の支軸38の基端部の外周面には第1の
キ−43が形成され、上記取付孔42には上記第1のキ
−43に係合する第1のキ−溝44が形成されている。
上記第1のキ−43は周方向に40度の角度で設けら
れ、上記第1のキ−溝44は130度の角度で設けられ
ている。したがって、上記ロ−ラ軸受41は上記第1の
支軸38を支点として前後方向にそれぞれ45度の範囲
で揺動可能となっている。
【0028】上記ロ−ラ軸受41には上記第1の取付孔
42と直交する方向である、その長手方向に沿って第2
の取付孔45が穿設されている。この第2の取付孔45
には図4に鎖線で示す第2の支軸46が両端部を突出さ
せて回転自在に挿通されている。この第2の支軸46の
両端部は断面がD字状にカットされていて、その部分に
はブロック47がそれに形成された断面形状がD字状の
第3の取付孔48を嵌合させて設けられている。このブ
ロック47の、上記第3の取付孔48の軸線に対して直
交する方向の両端面にはそれぞれロ−ラ支軸49が突設
されている。
【0029】上記第2の取付孔45の両端には第2のキ
−溝51が周方向に80度にわたって形成され、上記ブ
ロック47の端面には上記第2のキ−溝51に係合する
第2のキ−52が周方向に40度にわたって形成されて
いる。それによって、上記ブロック47、つまりロ−ラ
支軸49は上記第2の支軸46とともに第2の取付孔4
5の軸線を中心として上記前後方向と交差する左右方向
にそれぞれ20度の範囲で揺動可能となっている。
【0030】各ロ−ラ軸49には図5と図6に示すよう
に外周面に円弧状の突起53aを有するマッサ−ジロ−
ラ53が回転自在に取り付けられている。つまり、各保
持体21a、21bにはそれぞれ16個のマッサ−ジロ
−ラ53が設けられ、これらマッサ−ジロ−ラ53は上
記ロ−ラ軸受41とロ−ラ49とによって前後および左
右方向に上述した範囲で揺動自在となっている。
【0031】なお、上記ロ−ラ軸受41、ブロック47
およびマッサ−ジロ−ラ53は、上記第1の支軸38、
第2の支軸46およびロ−ラ支軸49の末端に、図示し
ないスプリングリングを取着することで抜出不能に保持
されている。
【0032】上記基体1の上面側および下面側は伸縮性
の布地からなるカバ−54によって覆われている。この
カバ−54には張力が付与され、それによって各保持体
21a、21bに設けられたマッサ−ジロ−ラ53に圧
接し、各マッサ−ジロ−ラ53が自由に揺動するのを規
制している。この状態を図10(a)、(b)に示す。
【0033】なお、カバ−54としては、詳細は図示し
ないが、マッサ−ジロ−ラ53の揺動を規制する伸縮性
の布地からなる保持カバ−と、基体1の少なくとも上面
側を覆う外装カバ−との2枚構造としてもよい。その場
合、上記保持カバ−は保持体21a、21bの部分だけ
を覆う帯状であってもよい。
【0034】このような構成のマッサ−ジ装置におい
て、マッサ−ジを受ける場合、利用者がカバ−54の上
に仰臥したならば、駆動源12を作動させてベルト15
を往復走行させ、そのベルト15によって第1の保持体
21aと第2の保持体21bとを連動させる。
【0035】上記第1の保持体21aは利用者の背中か
ら腰の部分を往復走行し、第2の保持体21bは臀部か
ら脚の部分を走行する。第1の保持体21aに設けられ
た一対のロ−ラ支持体35のマッサ−ジロ−ラ53は利
用者の脊椎の両側から腰の部分をマッサ−ジし、第2の
保持体21bに、上記第1の保持体21aの一対のロ−
ラ支持体35よりも狭い間隔で設けられた一対のロ−ラ
支持体35のマッサ−ジロ−ラ53は臀部から両脚の後
側をマッサ−ジする。
【0036】上記マッサ−ジロ−ラ53は、図11
(a)に示すように各保持体21a、21bの走行方向
に沿う前後方向と、図11(b)に示すように走行方向
と交差する横方向とに所定の角度で揺動自在する。した
がって、各支持体21a、21bに設けられたマッサ−
ジロ−ラ53は、利用者の背面の背丈方向の凹凸、たと
えば腰の部分の凹凸などに沿って前後方向に揺動すると
ともに、脚の背面などの横方向に曲面に応じて揺動する
から、利用者の凹凸状の背面に当接して確実にマッサ−
ジすることができる。
【0037】しかも、ロ−ラ支持体35が中空軸22に
揺動自在に設けられていることによって、マッサ−ジロ
−ラ53の前後方向の揺動が円滑に行われる。つまり、
利用者の背面のわずかな凹凸形状に対しても応答して揺
動するから、良好なマッサ−ジ効果が得られる。
【0038】上記マッサ−ジロ−ラ53の各保持体21
a、21bの幅方向に沿う揺動角度は、ブロック47に
設けられた第2のキ−52とロ−ラ軸受41の第2の取
付孔46に形成された第2のキ−溝51との係合によっ
て規制されている。そのため、上記マッサ−ジロ−ラ5
3が幅方向に揺動し過ぎ、その側面が利用者に当たって
不快感を与えるようなことがない。
【0039】なお、上記実施例ではロ−ラ支持体35を
中空軸22に対して揺動自在に設けたが、中空軸22に
対して固定的、つまり揺動不能に設けるようにしてもよ
い。図12はこの発明の他の実施例を示す。この実施例
は椅子式のマッサ−ジ装置に適用したもので、図中71
は椅子の座部体である。この座部体71の後端側には基
体としての背部体72の下端が揺動自在に連結されてい
る。この背部体72は所定の傾斜角度で保持可能となっ
ている。
【0040】上記背部体72は前面側が開口した箱型状
をなしていて、その内部には上下方向に沿ってねじ軸7
3が回転自在に架設されている。このねじ軸73の下端
は上記背部体72の下端部に収容された駆動源74に連
結されていて、この駆動源74によって回転駆動される
ようになっている。
【0041】上記ねじ軸73にはナット体75が螺合さ
れ、このナット体75にはア−ム76の一端が枢着され
ている。このア−ム76の他端にはロ−ラ支持体77が
揺動自在に連結されている。このロ−ラ支持体77には
上記一実施例と同様な取付構造によってマッサ−ジロ−
ラ53が走行方向およびその走行方向と交差する方向に
沿って揺動自在に設けられている。
【0042】上記ねじ軸73が回転すれば、上記ナット
体75はその回転方向に応じて上下方向に駆動される。
ナット体75の上下動の範囲は図示しないリミットスイ
ッチなどで制御されるようになっている。
【0043】上記ロ−ラ支持体77の両側面にはガイド
ロ−ラ78が回転自在に設けられ、このガイドロ−ラ7
8は上記背部体72両側内面に設けられたガイドレ−ル
79に沿って転動するようになっている。このガイドレ
−ル78は利用者の背面形状に応じて上下方向に沿って
湾曲した曲線をなしている。そして、上記背部体72の
前面開口にはこの開口を覆う状態で伸縮性の布地からな
るカバ−81が張設されている。
【0044】このような構成によれば、利用者が座部体
71に着座し、背部体72に寄り掛かったならば、駆動
源74を作動させ、ねじ軸73を回転させる。それによ
って、ナット体75とともにロ−ラ支持体77が上記ね
じ軸73に沿って上下動するから、このロ−ラ支持体7
7に設けられたマッサ−ジロ−ラ53が利用者の背面を
マッサ−ジする。
【0045】その際、上記マッサ−ジロ−ラ53は利用
者の背面の凹凸形状に応じて走行方向およびその方向と
交差する幅方向の両方向に揺動するから、利用者の凹凸
状の背面を確実に押圧してマッサ−ジすることになる。
【0046】なお、上記一実施例ではロ−ラ支持体35
を保持体21a、21bの中空軸22に揺動自在に設け
たが、ロ−ラ支持体35は中空軸22に回動不能に設け
るようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載された
この発明は、基体に保持体を所定方向に沿って走行自在
に設け、この保持体にその走行方向および走行方向と交
差する方向に対してマッサ−ジロ−ラを揺動自在に設け
るとともに、上記基体の上記マッサ−ジロ−ラが設けら
れた面をカバ−で覆うようにした。
【0048】そのため、上記マッサ−ジロ−ラは利用者
の背面の凹凸形状に応じて揺動し、その背面に確実に当
接するから、マッサ−ジ効果を高めることができる。請
求項2に記載されたこの発明は、保持体の支軸にロ−ラ
支持体を揺動自在に設け、このロ−ラ支持体にマッサ−
ジロ−ラを上記保持体の走行方向および走行方向と交差
する方向に対して揺動自在に設けるようにした。
【0049】そのため、上記ロ−ラ支持体が揺動自在に
設けられていることにより、上記マッサ−ジロ−ラはわ
ずかな凹凸に対しても揺動し易いため、マッサ−ジ効果
をさらに高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成を示すカバ−を
除いた基体の平面図。
【図2】同じく保持体の一部断面した側面図。
【図3】同じく保持体のサポ−トの部分の斜視図。
【図4】同じくロ−ラ支持体の分解斜視図。
【図5】同じく保持体の側面図。
【図6】同じく保持体の平面図。
【図7】(a)は同じくガイドレ−ルの平面図、(b)
は側面図。
【図8】(a)は同じくサポ−トに取付けられるガイド
部材の斜視図、(b)は同じく取付板とワイヤとの連結
構造の斜視図。
【図9】基体の長手方向に沿う断面図。
【図10】同じく(a)、(b)はマッサ−ジロ−ラが
揺動していない状態の説明図。
【図11】同じく(a)、(b)はマッサ−ジロ−ラが
揺動した状態の説明図。
【図12】この発明の他の実施例を示す椅子式のマッサ
−ジ装置の側面図。
【符号の説明】
1…基体、10…駆動装置、21a、21b…保持体、
53…マッサ−ジロ−ラ、54…カバ−。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−85162(JP,A) 特開 昭62−139656(JP,A) 特開 昭61−268255(JP,A) 実開 平1−82034(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 15/00 310

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体と、この基体の所定方向に沿って走
    行自在に設けられた保持体と、この保持体を上記基体の
    所定方向に沿って往復駆動する駆動手段と、上記保持体
    にその走行方向および走行方向と交差する方向との両方
    向に対して揺動自在に設けられたマッサ−ジロ−ラと、
    上記基体の少なくとも上記マッサ−ジロ−ラが設けられ
    た面を覆ったカバ−とを具備したことを特徴とするマッ
    サ−ジ装置。
  2. 【請求項2】 基体と、この基体の所定方向に沿って走
    行自在に設けられているとともに上記基体の幅方向に沿
    って架設された支軸を有する保持体と、この保持体を上
    記基体の所定方向に沿って往復駆動する駆動手段と、上
    記保持体の支軸にこの支軸を中心にして揺動自在に設け
    られたロ−ラ支持体と、このロ−ラ支持体に上記保持体
    の走行方向および走行方向と交差する方向との両方向に
    対して揺動自在に設けられたマッサ−ジロ−ラと、上記
    基体の上記マッサ−ジロ−ラが設けられた面を覆ったカ
    バ−とを具備したことを特徴とするマッサ−ジ装置。
JP30677393A 1993-12-07 1993-12-07 マッサ−ジ装置 Expired - Lifetime JP2923420B2 (ja)

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