JP2001118947A - 半導体装置用パッケージの製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置用パッケージの製造方法及び半導体装置

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JP2001118947A
JP2001118947A JP29645399A JP29645399A JP2001118947A JP 2001118947 A JP2001118947 A JP 2001118947A JP 29645399 A JP29645399 A JP 29645399A JP 29645399 A JP29645399 A JP 29645399A JP 2001118947 A JP2001118947 A JP 2001118947A
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insulating layer
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Katsunobu Suzuki
克信 鈴木
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/73Means for bonding being of different types provided for in two or more of groups H01L2224/10, H01L2224/18, H01L2224/26, H01L2224/34, H01L2224/42, H01L2224/50, H01L2224/63, H01L2224/71
    • H01L2224/732Location after the connecting process
    • H01L2224/73201Location after the connecting process on the same surface
    • H01L2224/73203Bump and layer connectors
    • H01L2224/73204Bump and layer connectors the bump connector being embedded into the layer connector

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレーム形状での組立による一括生産
と、パッケージ支持体の厚銅をチップ封入用樹脂に対す
るダムに適用することで、組立工期の短縮とパッケージ
製造費用の削減とによる低コスト化ができ、厚銅のグラ
ンドプレーンへの適用による配線パターンのマイクロス
トリップライン形成で、長い配線でのインダクタンス成
分の低減と良好な電気特性とが得られて高速伝送性能が
向上する、半導体装置用パッケージ製造方法及び半導体
装置に関する技術を提供する点にある。 【解決手段】 図1に示すように、本実施の形態1に係
る半導体装置は、金属板24と低融点金属25と絶縁層
26と埋込スルーホール17と半田ボール20と配線パ
ターン22と金属バンプ23と封止樹脂19と絶縁体カ
バーレジスト21と半導体チップ18とで概略構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に金属基板を用いた半導体装置用パッケージの製
造方法及び半導体装置に関する技術に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、BGA(BALL GRID
ARRAY)半導体装置用パッケージ、CSP(CH
IP SIZE PACKAGE)半導体装置用パッケ
ージの構造が種々要求され、一部実用化されている。こ
こで図面を用いて従来技術を説明する。
【0003】先ず、図10は1995年6月号「NIK
KEI MICRODEVICE」p63に記載された
従来技術の一例を示す半導体装置の断面図である。絶縁
体208の表面に配線パターン206を形成する。半導
体チップ201の電極と配線パターン206の先端はI
LB(INNER LEAD BUMP)バンプ204
においてTAB(TAPE AUTOMATED BO
NDING)で電気的に接続される。半田ボール203
が搭載される所定の領域をのぞいて配線パターン206
は絶縁体カバー207で被覆される。半導体チップ20
1が搭載される部分は絶縁体208及び絶縁体カバー2
07は除去され、配線パターン206が露出する。この
絶縁体208が除去されたエリアは通常デバイスホール
と呼ばれている。ILBバンプ204を用いてTAB接
続された部分の配線パターン206とデバイスホール領
域内(半導体チップ201表面を含む)を封止樹脂20
5で封止される構造をとる。絶縁体208の周辺を用い
てパッケージの平坦性を確保する為のスティフナ202
を、スティフナ用接着剤202aを用いて貼り付けた構
造を特徴とする。
【0004】図11は、従来技術の他の一例(特開平8
−236586号)を示す半導体装置の断面図である。
銅箔とポリイミド214との2層構造のFPC(Fli
pChip Circuit)または,リール状のTA
PEに於いて、ポリイミド214の所定の位置にスルー
ホールを設け、銅箔を電極として、このスルーホールを
金属メッキで埋設し、埋設スルーホール213を形成す
る。更に突出するまでメッキを行い金属バンプ216を
形成する。次に銅箔を所望の形状にパターニングし配線
パターン211を形成する。銅箔側の半田ボール212
搭載部分以外を絶縁体カバー215で被覆する。突出し
た金属バンプ216と半導体チップ210の電極をフリ
ップチップ接続する。この状態で封止樹脂209を用い
て片側トランスファーモールドを行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。先ず、従来技術の
一例を示す半導体装置においては、ピン数が増加し、パ
ッケージサイズが大きくなるにつれて、ILBバンプ2
04から半田ボール203までの配線パターン206の
長さが長くなる。これにより配線パターン206のイン
ダクタンス成分が大きくなり、高速動作における遅延や
波形ひずみを引き起こす。またフィルム状またはテープ
状から個片に切り出し、個片対応でスティフナ用接着剤
202aを用いてスティフナ202を貼り付けなければ
ならなくなる。
【0006】次に、従来技術の他の一例を示す半導体装
置においては、第1に封止樹脂209を用いた片側トラ
ンスファーモールド封入の為金型の製造しなければなら
ない為、コストアップにつながる。また半導体チップ2
10のチップサイズ、ピン数によって金型を揃えなけれ
ばならない。製品用金型は非常に高価で製造期間は長く
なる。また、封入用金型を用いることなく封止する方法
には、パッケージ周囲に樹脂のようなものからなるダム
を設け、ダムの内側に樹脂を流し込んで封入する方法
と、多面付けしたテープを広いエリアで樹脂を印刷し、
硬化させた後ダイサーで個片に切断する方法がある。
【0007】前述の方法ではパッケージ材料のテープが
そってしまう。また、後述のダイサーによる切断方法で
は、多面付けされたテープを固定するためテープの切断
と治工具への固定という工程が増える。また、第2にピ
ン数が増えた場合、パッケージサイズは大きくなり金属
バンプ216から半田ボール212までの配線パターン
211が長くなり高速電気特性が劣化する。具体的には
インダクタンス成分が増加し、遅延・波形ひずみを引き
起こすという問題点があった。
【0008】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、第1に、リードフ
レーム形状で組み立てるることで、個片にしたり、途中
切断して新たに治工具にセットすることなく、組立工程
での低コスト化を実現させて、一括生産による組立工期
の短縮を可能とし、また、厚銅をパッケージの支持体と
なるスティフナとし、チップ周辺を封入するために必要
な樹脂封入用ダム(グランドプレーンとして兼用)とし
て用いることにより材料費の削減とパッケージ製造費用
の削減と工期の短縮をする。第2に、厚銅をグランドプ
レーンとして使用することにより、配線パターンを容易
にマイクロストリップラインとして形成することで、配
線長が長くなった場合でもインダクタンス成分が低減で
きるため良好な電気特性が得られ、高速伝送性能の向上
が図れる。以上の目的を達成できる半導体装置用パッケ
ージ製造方法及び半導体装置に関する技術を提供する点
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、チップサイズパッケージタイプの半導体装置の
製造方法であって、所定の値を超えた/以上の熱伝導率
と導電率と厚さとを有する導電体層の表面に絶縁体から
なる絶縁層を配置し、該絶縁層の表面に金属箔を配置し
て、前記導電体層と前記絶縁層と前記金属箔とからなる
基板を形成し、該基板を略短冊状に切断し、前記基板の
長手方向の側端部に沿って、所定の間隔で前記基板を表
面から貫通するガイド孔を設け、前記金属箔の表面の所
定の位置に前記絶縁層まで突当たるスルーホールを設
け、該スルーホールによって露出した前記絶縁層を、前
記スルーホールが前記導電体層に突当たるまで除去し、
前記導電体層を電極として電解メッキを施し、前記スル
ーホールを金属で埋めることで、前記導電体層と前記金
属箔との電気的な導通を保つ埋込スルーホールを形成
し、前記ガイド孔に囲まれる前記基板の表面において、
前記導電体層を、半導体装置用パッケージの平面輪郭に
対応する1つ又は複数の溝パターンで除去して外形切断
用溝パターンを設け、前記基板の表面における前記外形
切断用溝パターンの内側で、搭載される半導体チップの
底面に対する部分の前記導電体層を除去し、前記絶縁層
が露出した半導体チップ搭載エリアを設け、前記半導体
チップ搭載エリアにおいて、前記絶縁層の表面に露出し
た前記埋込スルーホールの端に、前記金属箔を電極とし
て電解メッキを施すことで、金属バンプを形成し、前記
金属箔から所定の配線パターンを形成し、前記半導体チ
ップの電極と前記金属バンプとを導電性接着手段で電気
的に接続し、前記半導体チップを前記半導体チップ搭載
エリアの所定位置で固設処理をし、前記基板を、前記外
形切断用溝パターンで金型切断を施して、前記ガイド孔
の設けられている部分と前記半導体チップの搭載された
部分とを切り離すことを特徴とする半導体装置用パッケ
ージの製造方法に存する。請求項2記載の本発明の要旨
は、前記外形切断用溝パターンに囲まれた部分に対応す
る前記金属箔の表面において、半田ボール搭載用パッド
を除く所定の位置への絶縁体カバーレジストを被着し、
前記半田ボール搭載用パッドへのリフロー用のメッキを
施し、メッキされた前記半田ボール搭載用パッドに半田
ボールをリフローして取付けることを特徴とする請求項
1記載の半導体装置用パッケージの製造方法に存する。
請求項3記載の本発明の要旨は、前記固設処理は、前記
半導体チップが搭載された前記半導体チップ搭載エリア
に封止樹脂を注入して熱硬化させることを特徴とする請
求項1又は2記載の半導体装置用パッケージの製造方法
に存する。請求項4記載の本発明の要旨は、前記固設処
理は、前記半導体チップの天面と該天面側の前記導電体
層の表面に各々所定の値を超えた/以上の熱伝導率を有
する接着層を形成し、該接着層に面して、前記半導体装
置用パッケージの平面サイズに対応するヒートスプレッ
ダーを貼付けることを特徴とする請求項1又は2記載の
半導体装置用パッケージの製造方法に存する。請求項5
記載の本発明の要旨は、前記固設処理は、前記基板に搭
載された前記半導体チップと前記絶縁層との隙間に所定
の値を超える/以上の熱伝導率を有する絶縁性のアンダ
ーフィル材を注入することを特徴とする請求項1、2又
は4記載の半導体装置用パッケージの製造方法に存す
る。請求項6記載の本発明の要旨は、前記導電体層に、
所定の値を超えた/以上の熱伝導率と導電率と厚さとを
有する金属を用いることを特徴とする請求項1乃至5の
いずれかに記載の半導体装置用パッケージの製造方法に
存する。請求項7記載の本発明の要旨は、チップサイズ
パッケージタイプの半導体装置であって、所定の値を超
えた/以上の熱伝導率と導電率と厚さとを有し、半導体
チップが搭載される半導体チップ搭載エリアが除去され
た導電体層と、該導電体層の表面に配置された絶縁体か
らなる絶縁層と、該絶縁層の表面に所定の配線パターン
を有する導電性薄膜層と、前記絶縁層と前記導電性薄膜
層とを所定の位置で貫通するスルーホールに導電性材料
が埋込まれた埋込スルーホールと、該埋込スルーホール
が前記絶縁層の前記半導体チップ搭載エリアに露出した
部分に形成された導電性バンプと、該導電性バンプと導
電性接着手段により電極が接合された半導体チップと、
該半導体チップを前記半導体チップ搭載エリアの所定位
置に固設する固設手段とを備えることを特徴とする半導
体装置に存する。請求項8記載の本発明の要旨は、前記
固設手段は、前記半導体チップが搭載された前記半導体
チップ搭載エリアに注入され熱硬化した封止樹脂である
ことを特徴とする請求項7記載の半導体装置に存する。
請求項9記載の本発明の要旨は、前記固設手段は、前記
半導体チップの天面と該天面側の前記導電体層の表面と
に各々形成された、所定の値を超える/以上の熱伝導率
を有する接着層と、該接着層に面して貼付けられた前記
半導体装置用パッケージの平面サイズに対応する所定の
値を超える/以上の熱伝導率を有するヒートスプレッダ
ーとを備えることを特徴とする請求項7記載の半導体装
置に存する。請求項10記載の本発明の要旨は、前記固
設手段は、搭載された前記半導体チップと前記絶縁層と
の隙間に注入された、所定の値を超える/以上の熱伝導
率を有する絶縁性のアンダーフィル材であることを特徴
とする請求項7又は9記載の半導体装置に存する。請求
項11記載の本発明の要旨は、前記導電体層は、所定の
値を超えた/以上の熱伝導率と導電率と厚さとを有す金
属であることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか
に記載の半導体装置に存する。請求項12記載の本発明
の要旨は、前記導電性薄膜層の表面において、半田ボー
ル搭載用パッドの部分を除いて被着された絶縁体カバー
レジストと、前記半田ボール搭載用パッドに施されたリ
フロー用のメッキの上に形成された低融点合金のボール
とを備えることを特徴とする請求項7乃至11のいずれ
かに記載の半導体装置に存する。請求項13記載の本発
明の要旨は、前記導電体層は、所定の値を超えた/以上
の熱伝導率と導電率と厚さとを有す金属であり、前記導
電性薄膜層は、所定の値を超えた/以上の熱伝導率と導
電率とを有する金属箔であることを特徴とする請求項7
乃至12のいずれかに記載の半導体装置に存する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1に示すように、本実施の形態1に
係る半導体装置は、金属板(導電体層)24と低融点金
属(導電性接着手段)25と絶縁層26と埋込スルーホ
ール17と半田ボール(低融点合金のボール)20と配
線パターン22と金属バンプ(導電性バンプ)23と封
止樹脂19と絶縁体カバーレジスト21と半導体チップ
18とで概略構成され、半導体チップ18の天面90と
底面92とを示す。
【0011】図1の断面図に於いて、30ミクロン〜1
00ミクロン厚ポリイミド系の絶縁層26の表面に配線
パターン22が形成される。また、絶縁層26の所定の
位置に金属(導電性材料)が埋込まれた埋込スルーホー
ル17が設けられる。この埋込スルーホール17により
0.20mm〜0.50mm厚の銅又はアルミニウムを
主成分とする金属板24と所望の配線パターン22とが
電気的に導通される。
【0012】この金属板24と絶縁層26とは、半導体
チップ18が搭載されるエリアを除いた、半導体用パッ
ケージの側端部から略枠形状の面で貼付いている。絶縁
層26において、この金属板24が貼付いている面(天
面の側)に対する反対側の面(底面の側)で、絶縁層2
6が露出した部分と半田ボール20が搭載される部分を
除いた配線パターン22との表面にソルダーレジストの
ような絶縁体カバーレジスト21を被着する。
【0013】金属板24が貼付けられていないエリアの
埋込スルーホール17の上に金属バンプ23を設ける。
金属バンプ23は、絶縁層26を介して配線パターン2
2の反対側に形成される。金属バンプ23と半導体チッ
プ18の電極とは、低融点金属25を用いて電気的に導
通接続される。半導体チップ18が搭載されるエリア及
び金属板24で囲まれた半導体チップ18を埋込むよう
に封止樹脂19を流込み、これを熱硬化して半導体チッ
プ18を封止する。前記半田ボール20が搭載される配
線パターン22上にはNi/Au等のメッキが施されて
いる。このメッキの上に半田ボール20が搭載される。
【0014】図2において、(a)〜(h)は、半導体
装置の製造工程を示すフロー断面図である。図3〜図7
は、各々、半導体装置の製造工程の一例を示す斜視図で
ある。図2と図3〜図7とを用いて、各工程を詳しく説
明する。
【0015】図2の(a)において、例えば0.35m
m厚の金属板24の表面に形成された例えばポリイミド
系の絶縁層26と、この絶縁層26の表面に設けられた
例えば18ミクロン〜25ミクロンの金属箔(導電性薄
膜層)30とを備える3層構造の基板40を製造工程の
最初の材料とする。この基板40を図3の(a)、
(b)のように略長方形、又は、略帯状に切断加工す
る。この基板40の長手方向の側端部39に沿って、所
定の間隔で基板40を表面から貫通するガイド孔27を
設ける。図3の(a)と(b)とは各々、互いに反対の
面方向から見た斜視図である。
【0016】図2の(b)では金属箔30の所定の位置
にスルーホール31aを設ける。このときスルーホール
31aは金属箔30のみ貫通している状態である。図2
の(c)では図2の(b)のスルーホール31aがパタ
ーニングされた金属箔30をマスクにして、絶縁層26
の除去を行いスルーホール31bを形成する。このとき
スルーホール31bは、金属箔30と絶縁層26とを貫
通し、金属板24に突当たっている。
【0017】図2の(d)では金属板24をメッキ電極
として電解メッキを施し、図2の(c)におけるスルー
ホール31bを電解メッキの金属(例えば、銅)により
埋込み、金属箔30と金属板24の電気的な導通を保
つ。埋込まれたスルーホールを埋込スルーホール17と
呼ぶ。
【0018】図2の(e)では金属板24において、金
属板24を半導体装置用パッケージの平面輪郭に対応す
る溝パターンで除去し、外形切断用溝パターン35a形
成する。また金属板24において、外形切断用溝パター
ン35aの内側で半導体チップ18が搭載される部分の
金属板24を除去し、半導体チップ搭載エリア34を形
成する。半導体チップ搭載エリア34では絶縁層26が
露出し、この部分で埋込スルーホール17が露出する。
この状態を図4に示す。図中に外形切断用溝パターン3
5aと半導体チップ搭載エリア34と埋込スルーホール
17とを示す。
【0019】図2の(f)では基板40の表面の金属箔
30を電極として電解メッキを施しすことで、露出した
絶縁層26の表面に露出した埋込スルーホール17の上
に金属バンプ23を形成する。この状態を図5に示す。
図中に金属バンプ23を示す。
【0020】図2の(g)では金属箔30を所定の配線
パターン22に形成する。図2の(h)では半導体装置
用パッケージに対応する部分において、配線パターン2
2の外部端子、例えば半田ボール20が搭載される半田
ボール搭載用パッド37を除いた部分に、例えばソルダ
ーレジストのような絶縁体カバーレジスト21を被着す
る。半田ボール搭載用パッド37上にNi/Auのメッ
キを施す。
【0021】図2の(i)では図2の(h)で製造され
た半導体装置用パッケージに対し、先ず半導体チップ1
8の電極と金属バンプ23とを低融点金属25や導電性
ペースト(導電性接着手段)41等で電気的に接続す
る。次に、半導体チップ搭載エリア34に封止樹脂(固
設手段)19を注入して、熱硬化させる(固設処理)。
【0022】図2の(j)ではNi/Auメッキされた
半田ボール搭載用パッド37の上に半田ボール20をリ
フローすることで取り付ける。この状態を図6に示す。
図中に、封止樹脂19と半田ボール20とを示す。
【0023】図2の(k)において、外形切断用溝パタ
ーン35aに対して金型切断を施すことによりガイド孔
27の設けられている部分と、半導体装置81とを切り
離す。図2の(k)は切り離された半導体装置81の断
面図を示す。図7は半導体装置工程での最終形態を示す
斜視図であり、半導体装置81を示す。
【0024】次に、図1を参照して電気的な作用につい
て説明する。半導体チップ18のエッジから最大0.5
mm離れた位置に金属板24のエッジが位置する。半導
体チップ18の電極と接続された金属バンプ23の高さ
は約0.05mmである。よって電極から金属板24エ
ッジ直下までの配線パターン22の長さは約0.55m
mとなり電気的にインダクタンス0.5nHになる。ピ
ン数が多くなり、それに応じて半導体装置用パッケージ
サイズが大きくなる、例えば27mm□(角)の半導体
装置用パッケージになると金属板24の幅はチップサイ
ズで決まる。例えば10mm□(角)のチップであると
約8mmになる。従来のように金属板24が電気的にG
ND電位に落ちていない場合、単純にインダクタンスは
約8nHも付いてしまう。最外周の半田ボール20に接
続された配線に関して、この場合トータルインダクタン
スは約8.5nHになると同時に配線自身ハイインピー
ダンスになる(インダクタンスが大きくて、キャパシタ
ンスが非常に小さいため)。
【0025】しかし、本実施の形態1のように所望の位
置で埋込スルーホール17を用いて配線パターン22と
金属板24が電気的に導通され、金属板24がGNDに
なると、例えば絶縁層26の厚さを30ミクロンとして
高速信号に必要な配線パターン22幅を45ミクロンに
制御すると、この配線パターン22はマイクロストリッ
プライン構造で約50オームになる。これにより金属板
24直下の配線パターンが同じ8mmであってもインダ
クタンスは約半分の約4nHになり、インダクタンスに
リニアに効いてくる電源/GNDのバウンスも従来に比
較して約半減する。また、50オームのインピーダンス
マッチングされたシステムにおいてマッチングがとりや
すくインピーダンス不整合による反射は無くなる。従来
のパッケージでは外部よりパッケージに入力される際、
パッケージ内がハイインピーダンスであることから不整
合が発生し、反射が発生する。跳ね返った信号は隣接の
配線上にクロストークノイズとしてのったり、空気中を
伝搬しEMCの問題を引き起こす。
【0026】実施の形態に係る半導体装置は上記の如く
構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。厚銅
をグランドプレーンとして使用することにより、配線パ
ターン22を容易にマイクロストリップラインとして形
成することで、配線長が長くなる場合でもインダクタン
ス成分が低減できるため良好な電気特性が得られ、電気
特性において、特に高速信号を処理する場合の特性が向
上する。
【0027】(実施の形態2)図8は、本発明の実施の
形態2に係る半導体装置の断面図を示す。実施の形態1
において、図1を用いて説明した半導体装置に対して、
図8は、より熱抵抗の低減を目的とした半導体装置を示
す。図2の(h)における半導体装置用パッケージの工
程で、金属バンプ23と半導体チップ18の電極とを低
融点金属25を用いて接続する。金属板24の表面に接
着層44を塗布し、半導体チップ18の天面90に接着
層46を塗布する。この接着層44及び接着層46に対
して半導体装置用パッケージと同等のサイズを有するヒ
ートスプレッダー(固設手段)45を貼り付ける(固設
処理)。ヒートスプレッダー45は半導体チップ18で
発生した熱を半導体チップ18の天面90を介して外部
に放熱させる、熱伝導の良い、例えば銅のような金属を
用いる。接着層46も熱伝導率の高い接着材料を用い
る。外部との電気的な接続は半田ボール20を用いて行
う。その他、図中には、埋込スルーホール17と絶縁体
カバーレジスト21と配線パターン22と絶縁層26と
を示す。この構造を有する半導体装置82は、実施の形
態1で説明した半導体装置81と比較して熱抵抗が約1
/3まで低減する。
【0028】(実施の形態3)図9は、本発明の実施の
形態3に係る半導体装置の断面図を示す。実施の形態2
における半導体装置82に対して、図9の半導体装置8
3では、更に熱抵抗を低減するような構造を有する。半
導体チップ18の電極と金属バンプ23とを導電性接着
材(導電性接着手段)65を用いて接続するが、その接
続部にかかる熱応力を緩和するために半導体チップ18
と絶縁層26の間に絶縁性で且つ熱伝導率の高い樹脂を
注入する(固設処理)。この樹脂は一般的にアンダーフ
ィル材(固設手段)60と呼ばれている。またアンダー
フィル材60の効果により半導体チップ18の表面で発
生した熱が裏面から接着層46を介してヒートスプレッ
ダー45から空気中に放熱されるだけでなく、熱の一部
が表面からアンダーフィル材60を介して、絶縁層2
6、配線パターン22及び半田ボール20へと放熱され
るため、実施の形態2で説明した半導体装置82より更
に熱抵抗を低減できる。その他、図中には埋込スルーホ
ール17と絶縁体カバーレジスト21と金属板24と接
着層44とを示す。
【0029】上記実施の形態1〜3で記載したようにガ
イド孔を設けリードフレームのような構造をとることに
より、従来のモールドパッケージと同様のラインで組み
立てられる。従来技術ではTAPEをリール状に巻いた
ものを、途中の組立工程で個片に切断したり、途中ある
一定の長さに切断し治工具にセットしていたが、その工
程が削除でき組立TAT、組立コストを低減できる。ま
た、封入工程で従来用いるトランスファーモールド封止
用成形金型を使う必要がなくなるので大幅な設備投資減
になる。グランド電位の配線パターンと金属板を所定の
位置で埋込スルーホールを用いて電気的導通をとること
により金属板を電気的にグランド電位する。このグラン
ド電位の金属板に対して配線パターンはマイクロストリ
ップライン構造をとることができ、インピーダンス整合
をとることができる。これにより良好な高速・高周波の
伝送が可能になる。また配線パターンロスが少なくなる
ため損失も小さい、これにより漏れによる配線間クロス
トークノイズも同時に低減できる。即ち、金属板(0.
20mm以上)、有機系絶縁体、銅箔からなる3層構造
の金属基板を、従来のリードフレーム形状に切断・加工
した基材を半導体装置用パッケージ製造から組立まで一
連して行うことができる。金属板は半導体装置用パッケ
ージの支持体(スティフナ)、封入用ダム、電気的グラ
ンドプレーンの3役を果たす。半導体チップの電極と半
導体装置用パッケージは金属バンプを利用したフリップ
チップ接続である。グランド電位になる金属板に対して
信号系の配線パターンはマイクロストリップライン構造
をとる。
【0030】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な半導体
装置用パッケージの製造方法及び半導体装置に適用する
ことができる。
【0031】また、上記構成部材の数、位置、形状等は
上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好
適な数、位置、形状等にすることができる。
【0032】なお、各図において、同一構成要素には同
一符号を付している。
【0033】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、組立工
程に於いてリードフレーム形状で最初から切断前の工程
まで流せるためTATが短縮でき、コストも削減でき
る。その理由は、従来方法においてはリール状、または
フィルム状で製造されたパッケージに対して組立工程に
おいて短冊、または個片に切断される。切断された状態
ではフレキシブな基材であるため工程上ハンドリングが
難しくなる。そこで切断された短冊状、または個片のパ
ッケージに対して専用のキャリアに装着しなければなら
なくなる。これに対して本発明では半導体装置用パッケ
ージの最終工程での外形切断工程まで同じ形状で組み立
てられるため工程も少なく、キャリアなどの資材費も削
減できる。更にコスト低減については次のような理由も
ある。従来のパッケージでは半導体チップの封止に金型
を用いたトランスファーモールディング、もしくはダム
を用いたポッティング方法がある。前者は金型費に莫大
な設備費用が必要になり、特に少量多品種でサイズの異
なるパッケージを用意しようとすると、その分だけ金型
費用が発生する。後者においてはダムをパッケージに取
り付ける、または形成する工程が必要になりパッケージ
コストが上昇する。それに対して本発明では半導体装置
用パッケージ全体を支持する為設けられた金属板が、封
止用のダムにも使用できるため、コスト減につながる。
【0034】第2の効果は、電気特性向上、特に高速信
号処理性能が向上する。その理由は、グランド用配線と
部分的に埋込スルーホールで金属板と電気的に接続され
ていることにより金属板はグランド電位をとる。このグ
ランド電位の金属板に対し、配線パターンをマイクロス
トリップ構造で形成できる為、容易にインピーダンスの
整合をとることができる。また金属板がグランド電位で
あるためEMCの様な電磁波によるノイズにも有効であ
る。また、配線パターンとグランド電位の金属板との間
に挟まれる絶縁層の厚さが薄くできるため、電気力線の
広がりを抑制することができ隣接配線間のクロストーク
ノイズが低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置を示す
断面図である。
【図2】図1の製造工程を示すフロー断面図である。
【図3】図1の製造工程の一例を示す斜視図である。
【図4】図1の製造工程の他の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】図1の製造工程のその他の一例を示す斜視図で
ある。
【図6】図1の製造工程のその他の一例を示す斜視図で
ある。
【図7】図1の製造工程のその他の一例を示す斜視図で
ある。
【図8】本発明の実施の形態2に係る半導体装置を示す
断面図である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る半導体装置を示す
断面図である。
【図10】従来技術の一例を示す半導体装置の断面図で
ある。
【図11】従来技術の他の一例を示す半導体装置の断面
図である。
【符号の説明】
17 埋込スルーホール 18 半導体チップ 19 封止樹脂 20 半田ボール(低融点合金のボール) 21 絶縁体カバーレジスト 22 配線パターン 23 金属バンプ(導電性バンプ) 24 金属板(導電体層) 25 低融点金属(導電性接着手段) 26 絶縁層 27 ガイド孔 29 絶縁層 30 金属箔(導電性薄膜層) 31a、31b スルーホール 34 半導体チップ搭載エリア 35a 外形切断用溝パターン 37 半田ボール搭載用パッド 39 側端部 40 基板 41 導電性ペースト(導電性接着手段) 44、46 接着層 45 ヒートスプレッダー 51 埋込スルーホール 53 低融点金属 54 絶縁層 57 ヒートスプレッダー 60 アンダーフィル材(固設手段) 65 導電性接着材(導電性接着手段) 76 半導体チップ搭載エリア 81、82、83 半導体装置 90 天面 92 底面 201 半導体チップ 202 スティフナ 202a スティフナ用接着剤 203 半田ボール 204 ILBバンプ 205 封止樹脂 206 配線パターン 207 絶縁体カバー 208 絶縁体 209 封止樹脂 210 半導体チップ 211 配線パターン 212 半田ボール 213 埋設スルーホール 214 ポリイミド 215 絶縁体カバー 216 金属バンプ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップサイズパッケージタイプの半導体
    装置の製造方法であって、 所定の値を超えた/以上の熱伝導率と導電率と厚さとを
    有する導電体層の表面に絶縁体からなる絶縁層を配置
    し、 該絶縁層の表面に金属箔を配置して、前記導電体層と前
    記絶縁層と前記金属箔とからなる基板を形成し、 該基板を略短冊状に切断し、 前記基板の長手方向の側端部に沿って、所定の間隔で前
    記基板を表面から貫通するガイド孔を設け、 前記金属箔の表面の所定の位置に前記絶縁層まで突当た
    るスルーホールを設け、 該スルーホールによって露出した前記絶縁層を、前記ス
    ルーホールが前記導電体層に突当たるまで除去し、 前記導電体層を電極として電解メッキを施し、前記スル
    ーホールを金属で埋めることで、前記導電体層と前記金
    属箔との電気的な導通を保つ埋込スルーホールを形成
    し、 前記ガイド孔に囲まれる前記基板の表面において、前記
    導電体層を、半導体装置用パッケージの平面輪郭に対応
    する1つ又は複数の溝パターンで除去して外形切断用溝
    パターンを設け、 前記基板の表面における前記外形切断用溝パターンの内
    側で、搭載される半導体チップの底面に対する部分の前
    記導電体層を除去し、前記絶縁層が露出した半導体チッ
    プ搭載エリアを設け、 前記半導体チップ搭載エリアにおいて、前記絶縁層の表
    面に露出した前記埋込スルーホールの端に、前記金属箔
    を電極として電解メッキを施すことで、金属バンプを形
    成し、 前記金属箔から所定の配線パターンを形成し、 前記半導体チップの電極と前記金属バンプとを導電性接
    着手段で電気的に接続し、 前記半導体チップを前記半導体チップ搭載エリアの所定
    位置で固設処理をし、 前記基板を、前記外形切断用溝パターンで金型切断を施
    して、前記ガイド孔の設けられている部分と前記半導体
    チップの搭載された部分とを切り離すことを特徴とする
    半導体装置用パッケージの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記外形切断用溝パターンに囲まれた部
    分に対応する前記金属箔の表面において、半田ボール搭
    載用パッドを除く所定の位置への絶縁体カバーレジスト
    を被着し、 前記半田ボール搭載用パッドへのリフロー用のメッキを
    施し、 メッキされた前記半田ボール搭載用パッドに半田ボール
    をリフローして取付けることを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置用パッケージの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記固設処理は、前記半導体チップが搭
    載された前記半導体チップ搭載エリアに封止樹脂を注入
    して熱硬化させることを特徴とする請求項1又は2記載
    の半導体装置用パッケージの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記固設処理は、 前記半導体チップの天面と該天面側の前記導電体層の表
    面に各々所定の値を超えた/以上の熱伝導率を有する接
    着層を形成し、 該接着層に面して、前記半導体装置用パッケージの平面
    サイズに対応するヒートスプレッダーを貼付けることを
    特徴とする請求項1又は2記載の半導体装置用パッケー
    ジの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記固設処理は、前記基板に搭載された
    前記半導体チップと前記絶縁層との隙間に所定の値を超
    える/以上の熱伝導率を有する絶縁性のアンダーフィル
    材を注入することを特徴とする請求項1、2又は4記載
    の半導体装置用パッケージの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記導電体層に、所定の値を超えた/以
    上の熱伝導率と導電率と厚さとを有する金属を用いるこ
    とを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の半導
    体装置用パッケージの製造方法。
  7. 【請求項7】 チップサイズパッケージタイプの半導体
    装置であって、 所定の値を超えた/以上の熱伝導率と導電率と厚さとを
    有し、半導体チップが搭載される半導体チップ搭載エリ
    アが除去された導電体層と、 該導電体層の表面に配置された絶縁体からなる絶縁層
    と、 該絶縁層の表面に所定の配線パターンを有する導電性薄
    膜層と、 前記絶縁層と前記導電性薄膜層とを所定の位置で貫通す
    るスルーホールに導電性材料が埋込まれた埋込スルーホ
    ールと、 該埋込スルーホールが前記絶縁層の前記半導体チップ搭
    載エリアに露出した部分に形成された導電性バンプと、 該導電性バンプと導電性接着手段により電極が接合され
    た半導体チップと、 該半導体チップを前記半導体チップ搭載エリアの所定位
    置に固設する固設手段とを備えることを特徴とする半導
    体装置。
  8. 【請求項8】 前記固設手段は、前記半導体チップが搭
    載された前記半導体チップ搭載エリアに注入され熱硬化
    した封止樹脂であることを特徴とする請求項7記載の半
    導体装置。
  9. 【請求項9】 前記固設手段は、 前記半導体チップの天面と該天面側の前記導電体層の表
    面とに各々形成された、所定の値を超える/以上の熱伝
    導率を有する接着層と、 該接着層に面して貼付けられた前記半導体装置用パッケ
    ージの平面サイズに対応する所定の値を超える/以上の
    熱伝導率を有するヒートスプレッダーとを備えることを
    特徴とする請求項7記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記固設手段は、搭載された前記半導
    体チップと前記絶縁層との隙間に注入された、所定の値
    を超える/以上の熱伝導率を有する絶縁性のアンダーフ
    ィル材であることを特徴とする請求項7又は9記載の半
    導体装置。
  11. 【請求項11】 前記導電体層は、所定の値を超えた/
    以上の熱伝導率と導電率と厚さとを有す金属であること
    を特徴とする請求項7乃至10のいずれかに記載の半導
    体装置。
  12. 【請求項12】 前記導電性薄膜層の表面において、半
    田ボール搭載用パッドの部分を除いて被着された絶縁体
    カバーレジストと、 前記半田ボール搭載用パッドに施されたリフロー用のメ
    ッキの上に形成された低融点合金のボールとを備えるこ
    とを特徴とする請求項7乃至11のいずれかに記載の半
    導体装置。
  13. 【請求項13】 前記導電体層は、所定の値を超えた/
    以上の熱伝導率と導電率と厚さとを有す金属であり、前
    記導電性薄膜層は、所定の値を超えた/以上の熱伝導率
    と導電率とを有する金属箔であることを特徴とする請求
    項7乃至12のいずれかに記載の半導体装置。
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