JP2001118505A - コイル巻線機及び偏向コイルの製造方法 - Google Patents

コイル巻線機及び偏向コイルの製造方法

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JP2001118505A
JP2001118505A JP29757399A JP29757399A JP2001118505A JP 2001118505 A JP2001118505 A JP 2001118505A JP 29757399 A JP29757399 A JP 29757399A JP 29757399 A JP29757399 A JP 29757399A JP 2001118505 A JP2001118505 A JP 2001118505A
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wire
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coil bobbin
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Akira Ono
彰 小野
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 偏向コイルの線材をコイルボビンに鞍型に巻
線するにあたって、巻線分布の高精度化を実現すること
が難しかった。 【解決手段】 ボビン端部に回周案内溝23を有するコ
イルボビン20を保持するボビン保持手段と、偏向コイ
ルの線材Wを送り出すとともに、ボビン保持手段に保持
されたコイルボビン20の中心軸Z方向においてボビン
内周面に沿って移動可能に設けられたノズル29と、コ
イルボビン20の回周案内溝23内に進出可能な先端部
を有するとともに、この先端部に、コイルボビン20の
中心軸Z方向においてノズル29との相対位置関係によ
り線材Wを係脱可能な段付部32と、この段付部32か
ら離脱した線材Wの送り込み位置を規制する案内部33
とを有する巻線ガイド30とを備えるコイル巻線機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルボビンに偏
向コイルの線材を鞍型に巻線する際に用いて好適なコイ
ル巻線機及びこれを用いた偏向コイルの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】カラー陰極線管においては、電子銃から
出射される3本の電子ビームの進行方向を上下左右に偏
向することにより、画面上にカラー画像を組み立ててい
る。電子ビームの偏向には、水平偏向コイルと垂直偏向
コイルを有する偏向ヨークが用いられる。この偏向ヨー
クは、陰極線管のネック部からファンネル部に至る、コ
ーン部と呼ばれる部分に装着される。
【0003】偏向ヨークにおいては、電子銃から出射さ
れる3本の電子ビームの軌道上に、上記水平偏向コイル
に水平偏向電流を、上記垂直偏向コイルに垂直偏向電流
をそれぞれ流すことにより偏向磁界を形成し、この偏向
磁界によって電子ビームを上下左右に偏向している。そ
して、3本の電子ビームを色選別電極(アパーチャグリ
ル、シャドウマスク等)の一点に集中(コンバージェン
ス)させることで、画面上に所望のカラー画像を再現し
ている。
【0004】ところで、近年、テレビジョン受像機やコ
ンピュータディスプレイ等に使用される陰極線管(CR
T)の性能として高精度化が要求されている。そのなか
で、テレビジョン受像機では表示画像の大型化、コンピ
ュータディスプレイでは高精細な画像表示を実現するた
めに、ビーム偏向のための偏向周波数がますます高くな
っている。
【0005】また、画面周辺部の歪みや外部からの不要
な映り込み等を低減するために、CRTパネルのフラッ
ト化も進んでいる。CRTパネルをフラット化したもの
(以下、フラットパネルという)では、偏向ヨークから
特にパネル左右の両端部までの距離が長くなるため、偏
向ヨークで発される偏向分布のみでコンバージェンスと
画歪みを両立させることが非常に困難になる。
【0006】現在に至っては、フラットパネルを用いた
テレビジョン受像機やコンピュータディスプレイが既に
商品化されている。しかしながら、偏向ヨークによる偏
向磁界のみでコンバージェンスと画歪みを両立できない
部分では、複雑な補正回路を用いたり、面倒な調整作業
を行って対応しているのが現状である。
【0007】一方、偏向周波数が高くなることに対して
は、その電気特性上、巻線ターン数が多いと応答周波数
が上がらないため、偏向コイルの巻線ターン数を減らす
傾向となる。巻線ターン数が減るということは、言い換
えれば、巻線1ターンに対する感度が上がることを意味
するため、線材の巻き位置のズレが偏向コイルの偏向分
布に大きな影響を与えるようになる。したがって、偏向
周波数が高くなると、偏向コイルの巻線分布を高精度化
することが強く望まれることになる。
【0008】図10は従来のコイル巻線機を用いて鞍型
の偏向コイルを製造する際のコイル巻線手順を示すフロ
ー図である。先ず、図10(a)に示すように、コイル
ボビン51の内周側にてノズル52から線材Wを送り出
しながら、ノズル52をボビン内周面に沿って上昇させ
る。次いで、図10(b)に示すように、ノズル52の
近傍位置で上部の鉤型フック53を“閉”動作させるこ
とにより、鉤型フック53の先端に線材Wを引っ掛け
る。その後、ノズル52から線材Wを引き出しながら、
鉤型フック53をコイルボビン51の外側に移動させた
後、図10(c)に示すように、コイルボビン51を回
転させることにより、コイルボビン51の回周案内溝
(不図示)に線材Wを巻き付ける。さらに、線材Wの巻
き付け角度が所定の角度に達したところで、コイルボビ
ン51の回転を停止し、この停止状態にて鉤型フック5
3を“開”動作させることにより、鉤型フック53の先
端から線材Wを解放する。
【0009】その後、図10(d)に示すように、コイ
ルボビン51の内周側にてノズル52より線材Wを送り
出しながら、ノズル52をボビン内周面に沿って下降さ
せる。次いで、図10(e)に示すように、ノズル52
の近傍位置で下部の鉤型フック54を“閉”動作させる
ことにより、鉤型フック54の先端に線材Wを引っ掛け
る。その後、図10(f)に示すように、ノズル52か
ら線材Wを引き出しつつ、鉤型フック54をコイルボビ
ン51の外側に移動させた後、図10(g)に示すよう
に先程と反対方向にコイルボビン51を回転させること
により、コイルボビン51の回周案内溝(不図示)に線
材Wを巻き付ける。さらに、線材Wの巻き付け角度が所
定の角度に達したところで、コイルボビン51の回転を
停止し、この停止状態にて鉤型フック54を“開”動作
させることにより、鉤型フック43の先端から線材Wを
解放する。
【0010】以上で、巻線1ターン分の巻線が終了し、
以降は、図10(h)に示すように、ノズル52を再び
上昇させるとともに、ボビン内周側での線材Wの巻き位
置をボビン円周方向で順にシフトさせながら上記同様の
動作を繰り返すことにより、コイルボビン51に偏向コ
イルが鞍型に巻線されることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来のコ
イル巻線機では、図11に示すように、鉤型フック53
をA矢視方向に“開”“閉”動作させて、フック先端へ
の線材Wの引っ掛け操作とフック先端からの線材Wの解
放操作を行っている。そのため、コイルボビン51の回
周案内溝56に巻き付けた線材Wを、複数のリブ57に
よって形成されるスリット部58に送り込むにあたって
は、上述のように鉤型フック53を“開”動作させるた
めの動作スペースSを確保する関係上、線材Wを最終的
に納めるべき位置P1よりも、上記動作スペースS分だ
け手前の位置P2で鉤型フック53から線材Wを解放し
ている。
【0012】このことから、最終的に線材Wを納めるべ
き位置P1と鉤型フック53から線材Wが離脱する位置
P2との間(距離Lの間)では、線材Wの動きがフリー
の状態になっている。そのため、巻線仕上がりの状態
で、図12に示すように回周案内溝56のスリット部5
8での線材Wの巻き位置にばらつきが生じ、偏向コイル
の巻線分布を高精度化することが非常に困難になってい
る。
【0013】また、コイルボビン51への巻線方式とし
ては、上述の鉤型フック53を使用せずに、ノズル52
の動作だけで行うことも可能であるが、そうした場合
は、コイルボビン51そのものが巻線案内の機能を担う
ことになる。そのため、コイルボビン51に形成された
リブ57への強度的負担が大きくなる。特に、スリット
部56への線材Wの送り込みに際しては、図13に示す
ように、ノズル52によってボビン内周側に引き込まれ
る線材Wがリブ57の先端部に接触し、この接触部分
(リブ57の先端部)に大きなモーメント荷重が加わ
る。そのため、巻線中にリブ57が折れてしまう虞れが
ある。
【0014】これに対して、例えばリブ57の肉厚寸法
を大きくして機械強度を上げると、スリット部58の幅
が狭くなって巻線位置が制限されるため、巻線分布を細
かく調整できなくなる。また、ノズル52だけに頼った
巻線方式では、コイルボビン51の回周案内溝56の部
分で、先に巻かれた線材Wの上から次の線材Wが積み重
なるように巻かれることになる。そのため、コイルボビ
ン51の径方向に線材Wがある程度積み重なると、次の
線材Wを巻き付けるときに、それまで積み重ねられた線
材Wの形が大きく崩れる、いわゆる巻き崩れが発生して
しまう。その結果、鉤型フック53を用いた巻線方式と
同様に、巻線仕上がりの状態で線材Wの巻き位置にばら
つきが生じることになる。
【0015】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、その主たる目的は、偏向コイルにおける巻
線分布の高精度化を実現することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコイル巻線
機は、ボビン端部に回周案内溝を有するコイルボビンを
保持するボビン保持手段と、偏向コイルの線材を送り出
すとともに、前記ボビン保持手段に保持されたコイルボ
ビンの中心軸方向において該コイルボビンの内周面に沿
って移動可能に設けられたノズルと、前記コイルボビン
の回周案内溝内に進出可能な先端部を有するとともに、
この先端部に、前記コイルボビンの中心軸方向において
前記ノズルとの相対位置関係により前記線材を係脱可能
な段付部と、この段付部から離脱した線材の送り込み位
置を規制する案内部とを有する巻線ガイドとを備えた構
成となっている。
【0017】上記構成からなるコイル巻線機において
は、ノズルから送り出された線材を巻線ガイドの段付部
に係合させつつ、コイルボビンの回周案内溝に線材を巻
き付けた後、コイルボビンの回周案内溝内に巻線ガイド
の先端部を進出させることにより、最終的に線材を納め
るべき位置に巻線ガイドの先端部が臨む状態となる。こ
の状態で、ノズルをコイルボビンの中心軸方向の一方に
移動させることにより、コイルボビンの中心軸方向で巻
線ガイドとノズルとの相対位置関係が変化し、これに伴
って、巻線ガイドの段付部に係合する線材に斜め方向へ
の引き込み力が作用する。これにより、巻線ガイドの段
付部から線材が自動的に離脱するため、上述のようにコ
イルボビンの回周案内溝内に巻線ガイドの先端部を進出
させるにあたって、線材解放のための動作スペースを確
保する必要がなくなる。したがって、巻線ガイドの段付
部から離脱した線材を、巻線ガイドの先端部に設けられ
た案内部で案内しつつ、最終的に納めるべき位置まで送
り込むことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0019】図1は陰極線管の全体像を示す概略斜視図
である。図1において、陰極線管バルブ10は、パネル
部11、ファンネル部12およびネック部13により構
成されている。パネル部11の内面には、赤,青,緑の
各色蛍光体をパターン配列した蛍光面(不図示)が形成
されている。一方、ネック部13には、電子ビームの出
射源となる電子銃14が内装されている。また、ネック
部13からファンネル部12に至る部分(コーン部)に
は偏向ヨーク15が装着されている。
【0020】偏向ヨーク15は、図2に示すように、水
平偏向コイル16、垂直偏向コイル17、コア18およ
びリングマグネット19等の部品を装備している。水平
偏向コイル16は、コイルボビンに鞍(サドル)型にセ
クション巻きされている。垂直偏向コイル17は、水平
偏向コイル16とは別のコイルボビンに鞍型に巻線され
ている。
【0021】このうち、水平偏向コイル16は偏向ヨー
ク15の上下(垂直軸方向)に対をなして配置され、垂
直偏向コイル17は偏向ヨーク15の左右(水平軸方
向)に対をなして配置されている。そして、電子銃14
から出射された電子ビームの軌道上において、水平偏向
コイル16は電子ビームを画面の左右方向(水平軸方
向)に偏向させる磁界を発生し、垂直偏向コイル17は
電子ビームを画面の上下方向(垂直軸方向)に偏向させ
る磁界を発生する。
【0022】コア18はフェライト等の磁性材料からな
るもので、これは、水平偏向コイル16および垂直偏向
コイル17が発生する磁界の効力をより高めるために、
それらの偏向コイル16,17を覆うように装着されて
いる。リングマグネット19は、電子銃14の組み立て
誤差等による電子ビームの軌道ずれを補正するために、
偏向ヨーク15の後端部に取り付けられている。
【0023】図3は偏向コイル(水平偏向コイル又は垂
直偏向コイル)が鞍型にセクション巻きされるコイルボ
ビンの構造を示す斜視図であり、図4はその正面図であ
る。図3及び図4において、コイルボビン20の内周側
には、該ボビン中心軸方向の一方から他方に放射状に延
びる複数のリブ21が突状に形成されている。そして、
コイルボビン20の内周面には、上記複数のリブ21を
境にして巻線案内溝22が形成されている。また、上記
複数のリブ21は、コイルボビン20の両端部でそれぞ
れボビン径方向に沿うように曲げられている。
【0024】コイルボビン20の両端部には、偏向コイ
ルの線材(銅線等)を円周方向(円弧状)に渡らせるた
めの回周案内溝23,24が形成されている。各々の回
周案内溝23,24は、コイルボビン20の外周部に形
成されたフランジ部25,26と上述のように曲げられ
た複数のリブ21によって形成されている。また、各々
の回周案内溝23,24に通じる部分では、上記複数の
リブ21を境にしてスリット部27,28が形成されて
いる。なお、図示したコイルボビン20は、これと同様
の構造をなすコイルボビンと一体に組み合わされること
により、全体として略円錐筒形状に形成される。
【0025】図5は本発明の実施形態に係るコイル巻線
機の要部を示す斜視図である。図5において、巻線の対
象物となるコイルボビン20は、一方のボビン端部(開
口部)を上向きにした状態で、例えば図示せぬ回転テー
ブルにより垂直に位置決め保持されている。こうして保
持されたコイルボビン20の近傍には、実際の巻線作業
を担うノズル29と巻線ガイド30とが配設されてい
る。ちなみに、図中のZ軸はコイルボビン20の中心軸
を示し、図中のX軸及びY軸は、上記Z軸上で交差する
直交二軸を示している。
【0026】ノズル29は、コイルボビン20にセクシ
ョン巻きにて鞍型に巻線される偏向コイルの線材Wを送
り出す線材繰出部31と、この線材繰出部31を支持す
るノズル本体32とを有している。線材繰出部31は円
筒状に形成されている。また、ノズル本体32はアーム
状に形成されている。このノズル29においては、図示
せぬテンション印加手段によってテンションをかけられ
た線材Wがノズル本体32から線材繰出部31を通して
外部に送り出される構成になっている。
【0027】また、ノズル29は図示せぬノズル駆動系
によって移動可能に支持されている。このノズル駆動系
は、ノズル29をボビン中心軸方向(図のZ軸方向)と
ボビン径方向とに移動可能な2つのノズル駆動機構を有
している。これらのノズル駆動機構を連携動作させるこ
とにより、コイルボビン20の中心軸方向(Z軸方向)
においてノズル29をボビン内周面に沿うように移動
(昇降)させ得る構成となっている。
【0028】一方、巻線ガイド30は、上記ノズル29
の線材繰出部31に対し、若干斜め方向から対向する向
きでコイルボビン20の外側に配置されている。この巻
線ガイド30は、図示せぬガイド駆動系によって移動可
能に支持されている。ガイド駆動系は、巻線ガイド30
をボビン中心軸方向(図のZ軸方向)とボビン径方向と
に移動可能な2つのガイド駆動機構を有している。
【0029】巻線ガイド30は、図6(a)の側面図及
び同(b)の下面図にも示すように、全体として平らな
棒状構造をなしている。巻線ガイド30の先端部には、
テーパー部31、段付部32及び案内部33が形成され
ている。テーパー部31は、巻線ガイド30の上辺側に
該上辺と所定の角度θ(例えば、θ≒10°)をなして
斜めに形成され、これによって巻線ガイド30の先端部
が略楔状に形成されている。また、巻線ガイド30の厚
み寸法tは、コイルボビン20のスリット部27,28
のスリット幅よりも小さく設定されている。
【0030】段付部32及び案内部33は、巻線ガイド
30の下辺側(テーパー部31と反対側)に形成されて
いる。このうち、段付部32は、巻線ガイド30の下辺
部を部分的に凹状に切り欠いた状態で形成されている。
また案内部33は、段付部32からガイド先端へと連続
するかたちで、巻線ガイド31の下辺と略平行に形成さ
れている。
【0031】さらに、段付部32から案内部33に至る
コーナー部R1と巻線ガイド30の先端コーナー部R2
は、それぞれ丸みをもったR形状に形成されている。ま
た、コーナー部31、段付部32及び案内部33の各表
面は、例えばバフ加工等によってそれぞれ丸みをもった
R面形状で平滑に仕上げられている。
【0032】一方、巻線ガイド30の先端部を除く他の
部分には、該巻線ガイド30の長手方向に所定の間隔で
複数の取付用穴(貫通穴)34が設けられている。これ
らの取付用穴34は、上述したガイド駆動系(不図示)
に対して巻線ガイド30を固定(ネジ止め等)するため
のものである。ちなみに、ガイド駆動系に巻線ガイド3
0を固定するにあたっては、上記複数の取付用穴34の
うち、いずれの穴を用いて巻線ガイド30を固定するか
により、各種サイズのコイルボビンに応じて、巻線ガイ
ド30の取付位置を適宜調整(切り換え)可能となって
いる。
【0033】続いて、上記構成のコイル巻線機を用いた
偏向コイルの製造方法について説明する。
【0034】先ず、偏向コイルの線材Wは、コイルボビ
ン20の一方から他方にかけてはリブ21を境界とした
巻線案内溝22により案内され、かつコイルボビン20
の両端部ではそれぞれスリット部27,28に通されて
回周案内溝23,24で案内されることにより、鞍型に
セクション巻きされる。図7に、偏向コイルの線材Wを
巻線した状態のコイルボビン20を示す。
【0035】このようなセクション巻きを行うにあたっ
ては、先ず、従来と同様にコイルボビン20の内周側に
てノズル29から線材Wを送り出しながら、図示せぬノ
ズル駆動系によってノズル29をボビン内周面に沿って
上昇させる。これにより、線材Wは、ボビン内周面の所
定の巻線案内溝22に係合された状態で、コイルボビン
20の上方に引き出される。
【0036】次に、ガイド駆動系によって巻線ガイド3
0をコイルボビン20の内方に進出移動させることによ
り、ノズル29の近傍位置に巻線ガイド30を配置する
とともに、該ノズル29から引き出された線材Wを上か
ら押え付けるかたちで巻線ガイド30を下降させる。こ
のとき、巻線ガイド30と線材Wとが交差する状態で巻
線ガイド30の先端部を線材Wに接触させ、かつその接
触状態のまま巻線ガイド30を下降させることにより、
巻線ガイド30の段付部32に線材Wが引っ掛かった状
態(係合した状態)となる。
【0037】その後、ノズル29から線材Wを引き出し
ながら、巻線ガイド30をコイルボビン20の外方に後
退移動させるとともに、コイルボビン20の回周案内溝
23に対向する高さ位置まで巻線ガイド30を下降させ
る。これにより、コイルボビン20のリブ21間に位置
するスリット部27に線材Wが通されることになる。
【0038】続いて、図示せぬ回転テーブルによりコイ
ルボビン20を回転させる。そうすると、線材Wは巻線
ガイド30の段付部32に係合したままの状態で、コイ
ルボビン20の回周案内溝23に巻き付けられる。な
お、回周案内溝23への線材Wの巻き付けは、コイルボ
ビン20を固定したまま、ボビン外周に倣ってノズル2
9と巻線ガイド30を同時に周回移動させることでも実
行可能である。
【0039】次に、回周案内溝23での線材Wの巻き付
け角度が所定の角度に達したところで、回転テーブルと
ともにコイルボビン20の回転を停止し、この状態でガ
イド駆動系により巻線ガイド30の先端部を回周案内溝
23内に進出移動させる。これにより、巻線ガイド30
の先端部は最終的に線材Wを納めるべき位置に臨む状態
となる。この様子を図8に示す。
【0040】図8において、コイルボビン20の回周案
内溝23内では、リブ21間のスリット部27に通じる
巻線案内溝22に向けて巻線ガイド30の先端部が挿し
込まれている。また、最終的に線材Wを納めるべき位置
(リブ21の付け根)P1よりも奥側の位置P3まで巻
線ガイド30の先端部が進出配置されている。このと
き、巻線ガイド30の先端部を略楔状に形成しておくこ
とにより、例えば回周案内溝23に既に複数本の線材W
が巻かれている場合でも、それらの線材Wとの位置的な
干渉を回避しつつ、巻線ガイド30の先端部を極力奥側
まで進出させることができる。
【0041】こうした状態から、図8の二点鎖線で示す
ようにノズル29をコイルボビン20の他端に向けて下
降動作させると、コイルボビン20の中心軸方向(Z軸
方向)で巻線ガイド30とノズル29の相対位置関係が
変化する。即ち、ノズル29が下降動作を開始する前
は、巻線ガイド30よりも上側にノズル29が配置され
ているが、ノズル29を下降させると、その下降途中で
巻線ガイド30よりも下側にノズル29が位置する状
態、つまり巻線ガイド30とノズル29の相対位置関係
(上下関係)が反転した状態となる。これに伴い、巻線
ガイド30の段付部32に引っ掛けられた線材Wには、
斜め下方に向けて引き込み力が作用する。これにより、
巻線ガイド30の段付部32から自動的に線材Wが離脱
することになる。
【0042】また、段付部32から離脱した線材Wは、
該段付部32から連続する案内部33に沿って、最終的
に納めるべき位置P1まで送り込まれる。このとき、最
終的に納めるべき位置P1よりも手前の位置P4で、線
材Wが段付部32から離脱することになるが、その離脱
位置P4から最終的に納めるべき位置P1までの間(距
離L2の間)では、巻線ガイド30の案内部33によっ
て線材Wの位置(動き)が規制(案内)される。
【0043】その後、上述したノズル29の下降動作を
継続させる一方、巻線ガイド30をコイルボビン20の
外側に退避移動させる。そして、コイルボビン20の他
端側でも、上記同様の構造をなす巻線ガイド29を用い
て線材Wを回周案内溝24(図3参照)に巻き付ける。
以上で、巻線1ターン分の巻線が終了し、以降は、コイ
ルボビン20の内周側でノズル29を再び上昇させると
ともに、線材Wの巻線位置をボビン円周方向で順にシフ
トさせながら上記同様の動作を繰り返すことにより、コ
イルボビン20に偏向コイルが鞍型に巻線されることに
なる。
【0044】このように本実施形態においては、ノズル
29から送り出された線材Wを巻線ガイド30の段付部
32に係合した状態で、コイルボビン20の回周案内溝
23に線材Wを巻き付けた後、巻線ガイド30の先端部
を回周案内溝23内に進出させた状態でノズル29を下
降させることにより、巻線ガイド30の段付部32から
自動的に線材Wを離脱させることができる。また、段付
部32から離脱した線材Wを案内部33で案内しなが
ら、最終的に納めるべき位置P1まで送り込むことがで
きる。
【0045】これにより、コイルボビン20のスリット
部27において、巻線ガイド30から離脱した線材Wを
所望の巻き位置に精度良く位置決めできるようになるた
め、従来に比較して線材巻き位置のばらつきを大幅に低
減することが可能となる。具体的な事例として、図9に
示すように各々の線材Wを整列させた状態で巻線(整列
巻き)することが可能となる。その結果、偏向コイルの
巻線分布を高精度化することが可能になるとともに、コ
イル特性が一定した偏向コイルを製造することが可能に
なる。
【0046】また、巻線ガイド30の位置(動き)を固
定したまま、ノズル29の下降動作だけで巻線ガイド3
0から線材Wを離脱(解放)させることができるため、
従来のコイル巻線機(図11参照)のように鉤型フック
を“開”“閉”させるための動作が不要になる。これに
より、コイルボビン20への巻線作業を高速で行うこと
ができるめ、生産性の向上が図られる。また、フック開
閉動作のための駆動系も不要になるため、コイル巻線機
のメカ構成を簡素化できる。
【0047】さらに、巻線ガイド30の厚み寸法tをコ
イルボビン20のスリット部27,28のスリット幅よ
りも小さく設定し、これによってスリット部27,28
を巻線ガイド30の先端部が自由にすり抜けされるよう
に構成してあるため、巻線ガイド30の段付部32から
線材Wを離脱させる際に、リブ21と巻線ガイド30と
の位置的な干渉を回避しつつ、回周案内溝23の溝幅方
向で任意の位置に線材Wを送り込むことが可能となる。
ただし、巻線ガイド30の厚み寸法tがスリット部2
7,28のスリット幅より大きく設定されていても、所
期の目的(巻線分布の高精度化)を達成することは可能
である。
【0048】また、コイルボビンへの巻線をノズルの動
作だけで行う場合(図13参照)は、コイルボビン(特
に、リブ)と線材との擦れによって、線材の被覆が剥が
れることが懸念される。しかし、本実施形態のコイル巻
線機のように、ノズル29から送り出した線材Wを巻線
ガイド30で案内しながら巻線することにより、線材W
に被覆剥がれなどのダメージを与える心配がない。これ
により、信頼性の高い偏向コイルを製造することが可能
となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズルから送り出された線材を巻線ガイドの段付部に係合
しつつ、コイルボビンの回周案内溝に線材を巻き付けた
後、コイルボビンの回周案内溝内に巻線ガイドの先端部
を進出させた状態で、ノズルをボビン中心軸方向の一方
に移動させることにより、巻線ガイドの段付部から自動
的に線材を離脱させることができるとともに、その離脱
した線材を巻線ガイドの案内部で案内しながら最終的に
納めるべき位置まで送り込むことができる。これによ
り、線材巻き位置のばらつきを大幅に低減して巻線分布
の高精度化を実現することが可能になる。また、コイル
特性が一定した偏向コイルを製造することが可能にな
る。さらに、巻線分布の高精度化により、複雑な補正回
路や面倒な調整作業も不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】陰極線管の全体像を示す概略斜視図である。
【図2】偏向ヨークの一部破断面を含む側面図である。
【図3】コイルボビンの構造を示す斜視図である。
【図4】コイルボビンの構造を示す正面図である。
【図5】本発明の実施形態に係るコイル巻線機の要部を
示す斜視図である。
【図6】巻線ガイドの構造を説明する図である。
【図7】偏向コイルの線材を巻線した状態のコイルボビ
ンを示す斜視図である。
【図8】本発明のコイル巻線機を用いた偏向コイルの製
造方法を説明する図である。
【図9】本発明のコイル巻線機によって実現される線材
の巻線状態を示す図である。
【図10】従来のコイル巻線機を用いたコイル巻線手順
を示すフロー図である。
【図11】従来のコイル巻線機による線材解放時の動作
を説明する図である。
【図12】従来のコイル巻線機による線材の巻線状態を
示す図である。
【図13】従来におけるコイル巻線方式の他の例を示す
図である。
【符号の説明】
20コイルボビン、21…リブ、23,24…回周案内
溝、27,28…スリット部、29…ノズル、30…巻
線ガイド、32…段付部、33…案内部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年9月26日(2000.9.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】その後、図10(d)に示すように、コイ
ルボビン51の内周側にてノズル52より線材Wを送り
出しながら、ノズル52をボビン内周面に沿って下降さ
せる。次いで、図10(e)に示すように、ノズル52
の近傍位置で下部の鉤型フック54を“閉”動作させる
ことにより、鉤型フック54の先端に線材Wを引っ掛け
る。その後、図10(f)に示すように、ノズル52か
ら線材Wを引き出しつつ、鉤型フック54をコイルボビ
ン51の外側に移動させた後、図10(g)に示すよう
に先程と反対方向にコイルボビン51を回転させること
により、コイルボビン51の回周案内溝(不図示)に線
材Wを巻き付ける。さらに、線材Wの巻き付け角度が所
定の角度に達したところで、コイルボビン51の回転を
停止し、この停止状態にて鉤型フック54を“開”動作
させることにより、鉤型フック54の先端から線材Wを
解放する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】また、コイルボビン51への巻線方式とし
ては、上述の鉤型フック53を使用せずに、ノズル52
の動作だけで行うことも可能であるが、そうした場合
は、コイルボビン51そのものが巻線案内の機能を担う
ことになる。そのため、コイルボビン51に形成された
リブ57への強度的負担が大きくなる。特に、スリット
58への線材Wの送り込みに際しては、図13に示す
ように、ノズル52によってボビン内周側に引き込まれ
る線材Wがリブ57の先端部に接触し、この接触部分
(リブ57の先端部)に大きなモーメント荷重が加わ
る。そのため、巻線中にリブ57が折れてしまう虞れが
ある。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】段付部32及び案内部33は、巻線ガイド
30の下辺側(テーパー部31と反対側)に形成されて
いる。このうち、段付部32は、巻線ガイド30の下辺
部を部分的に凹状に切り欠いた状態で形成されている。
また案内部33は、段付部32からガイド先端へと連続
するかたちで、巻線ガイド30の下辺と略平行に形成さ
れている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】さらに、段付部32から案内部33に至る
コーナー部R1と巻線ガイド30の先端コーナー部R2
は、それぞれ丸みをもったR形状に形成されている。ま
た、テーパー部31、段付部32及び案内部33の各表
面は、例えばバフ加工等によってそれぞれ丸みをもった
R面形状で平滑に仕上げられている。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボビン端部に回周案内溝を有するコイル
    ボビンを保持するボビン保持手段と、 偏向コイルの線材を送り出すとともに、前記ボビン保持
    手段に保持されたコイルボビンの中心軸方向において該
    コイルボビンの内周面に沿って移動可能に設けられたノ
    ズルと、 前記コイルボビンの回周案内溝内に進出可能な先端部を
    有するとともに、この先端部に、前記コイルボビンの中
    心軸方向において前記ノズルとの相対位置関係により前
    記線材を係脱可能な段付部と、この段付部から離脱した
    線材の送り込み位置を規制する案内部とを有する巻線ガ
    イドとを備えることを特徴とするコイル巻線機。
  2. 【請求項2】 ボビン端部に回周案内溝を有するコイル
    ボビンを保持するボビン保持手段と、偏向コイルの線材
    を送り出すとともに、前記ボビン保持手段に保持された
    コイルボビンの中心軸方向において該コイルボビンの内
    周面に沿って移動可能に設けられたノズルと、前記コイ
    ルボビンの回周案内溝内に進出可能な先端部を有すると
    ともに、この先端部に、前記コイルボビンの中心軸方向
    において前記ノズルとの相対位置関係により前記線材を
    係脱可能な段付部と、この段付部から離脱した線材の送
    り込み位置を規制する案内部とを有する巻線ガイドとを
    備えるコイル巻線機を用いた偏向コイルの製造方法であ
    って、 前記ノズルから送り出された線材を前記巻線ガイドの段
    付部に係合させつつ、前記コイルボビンの回周案内溝に
    前記線材を巻き付けた後、 前記コイルボビンの回周案内溝内に前記巻線ガイドの先
    端部を進出させた状態で、前記ノズルを前記コイルボビ
    ンの中心軸方向の一方に移動させることにより、前記巻
    線ガイドの段付部から前記線材を離脱させることを特徴
    とする偏向コイルの製造方法。
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