JP2001117336A - トナーカートリッジおよび画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジおよび画像形成装置

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JP2001117336A
JP2001117336A JP29327799A JP29327799A JP2001117336A JP 2001117336 A JP2001117336 A JP 2001117336A JP 29327799 A JP29327799 A JP 29327799A JP 29327799 A JP29327799 A JP 29327799A JP 2001117336 A JP2001117336 A JP 2001117336A
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toner
roller
supply roller
unit
toner cartridge
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JP29327799A
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Minoru Endo
稔 遠藤
Katsumi Hachiman
克己 八幡
Eiji Kurosawa
英二 黒沢
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Panasonic System Solutions Japan Co Ltd
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Matsushita Graphic Communication Systems Inc
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0806Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller
    • G03G15/0808Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer on a donor element, e.g. belt, roller characterised by the developer supplying means, e.g. structure of developer supply roller
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナーカートリッジ交換時にトナーが
トナー収納部から漏れることなく、かつ消費者の経済的
負担が抑えられるようにすること。 【解決手段】 本発明は、収納されたトナーを外部に
供給するための開口部202を有するトナー収納部20
1と、開口部202近傍であって開口部202を覆うよ
うな位置に設けられ、表面が軟質多孔体で形成されたト
ナー供給ローラ208と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成を行うた
めのトナーカートリッジ、およびこれを具備した画像形
成装置およびトナーカートリッジのリサイクル方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一様に帯電させた感光体に選
択的に露光をしてトナー像を形成し、このトナー像を記
録媒体に転写して画像形成を行う画像形成装置がある。
このような画像形成装置のトナー補給作業を簡単にする
ために、トナー収納部、現像ローラ、感光ローラなどを
一体構造にし、カートリッジ化したものある。
【0003】また、近年では、トナー補給する際に、ト
ナー収納部を有するユニットのみを交換し、再利用可能
な部品を再利用するために、複数のユニットに分割でき
るカートリッジがある。しかし、このようなカートリッ
ジは、トナー収納部を有するユニットを交換する際に、
トナーがトナー収納部から漏れる可能性があった。そこ
で、トナー収納部の開口部をフィルムで覆うことでトナ
ーがトナー収納部から漏れることを防止することが考え
られた。しかし、これでは、フィルムをはがした後の状
態のユニット、つまり使用後のトナー収納部を有するユ
ニットを交換する際に、トナーがトナー収納部から漏れ
る。
【0004】これを解決するために、トナー収納部を有
するユニットの開口部を覆うような位置に磁力を持つ現
像ローラをさらに設けることが考えられた。これによ
り、磁力を持ったトナーが現像ローラに確実に付着し、
トナーがこぼれない。この結果、開口部からフィルムを
取り去った後でも、トナーがトナー収納部から漏れるこ
とが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トナーカートリッジは、現像ローラをトナー収納部を有
するユニットに設ける必要があるので、トナー収納部と
共に現像ローラも頻繁に交換することになっていた。し
かし、現像ローラは高価であり、また寿命が長く頻繁に
交換する必要がない。このため、高価な現像ローラを頻
繁に、しかも無駄に交換することになり、画像形成装置
のランニングコストが高くなり、消費者の経済的負担が
大きくなるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、トナーカートリッジ交換時にトナーがトナー収
納部から漏れることなく、かつ消費者の経済的負担が抑
えられたトナーカートリッジおよびこれを具備した画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、収納されたト
ナーを外部に供給するための開口部を有するトナー収納
部と、開口部近傍であって開口部を覆うような位置に設
けられ、表面が軟質多孔体で形成されたトナー供給ロー
ラと、を設けた。
【0008】このように表面を軟質多孔質体で構成した
トナー供給ローラは、安価に製造できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様にかかるトナ
ーカートリッジは、収納されたトナーを外部に供給する
ための開口部を有するトナー収納部と、前記開口部近傍
であって前記開口部を覆うような位置に設けられ、表面
が軟質多孔体で形成されたトナー供給ローラと、を具備
した。
【0010】この構成により、トナー供給ローラがトナ
ーがトナー収納部から漏れることを防止する蓋の役割を
する。これにより、トナーカートリッジ交換時にトナー
がトナー収納部から漏れることがない。また、トナー供
給ローラの表面に構成される軟質多孔体は高いトナー保
持能力を有するため、トナー供給ローラのトナー搬送能
力が向上するだけでなく、トナー供給ローラが効果的に
トナーがトナー収納部から漏れることを防止する。さら
に、このように構成されたトナー供給ローラは安価に構
成できるので、トナーカートリッジを安価に構成でき、
消費者の経済的負担が抑えられる。
【0011】本発明の第2の態様は、第1の態様にかか
るトナーカートリッジにおいて、前記トナー供給ローラ
に対して接触配置され、前記トナー供給ローラの前記軟
質多孔体から供給されたトナーが付着する現像ローラを
具備し、前記トナー供給ローラと前記現像ローラとを同
一方向に回転させる。
【0012】この構成により、トナー供給ローラと現像
ローラとの接触する力および摩擦力が大きくなり、トナ
ー供給ローラから現像ローラに効率的にトナーが供給さ
れる。
【0013】本発明の第3の態様は、第2の態様にかか
るトナーカートリッジにおいて、前記トナー供給ローラ
は前記現像ローラの表面の残留トナーを除去する。
【0014】この構成により、トナー供給ローラが現像
ローラの表面の残留トナーを除去するため、現像ローラ
が確実に均一なトナー層を形成できる。
【0015】本発明の第4に態様は、第2の態様または
第3の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記
現像ローラに近接して潜像が形成される感光体を配置し
た。
【0016】この構成により、感光体がない画像形成装
置にも適用できるトナーカートリッジを実現できる。ま
た、感光体が上述した現像ローラから確実にトナーを供
給されるので、感光体に確実にトナー像が形成できる。
【0017】本発明の第5の態様は、第1の態様から第
4の態様のいずれかにかかるトナーカートリッジにおい
て、前記軟質多孔体はスポンジ質部材である。
【0018】この構成により、トナー供給ローラの表面
が安価なスポンジ質部材で形成されるので、安価にトナ
ー供給ローラが製造できる。また、スポンジ質部材は加
工が容易であるため、トナー供給ローラの製造が簡単に
できる。
【0019】本発明の第6の態様にかかるトナーカート
リッジは、収納されたトナーを外部に供給するための開
口部を有するトナー収納部および前記開口部近傍であっ
て前記開口部を覆うような位置に設けられたトナー供給
ローラを一体化した第1のユニットと、前記トナー供給
ローラに対して接触配置され、前記トナー供給ローラか
ら供給されたトナーが付着する現像ローラを有する第2
のユニットとを分割可能にした。
【0020】この構成により、頻繁に交換が必要である
トナー収納部と、寿命が長く高価である現像ローラとを
別々のユニットにでき分割できるので、頻繁に交換が必
要な部分のみを交換でき、かつ寿命が長く高価である現
像ローラは再利用できる。これにより、消費者の経済的
負担が抑えられる。また、この構成により、第1のユニ
ットと第2のユニットを分割した際に、トナー供給ロー
ラがトナーがトナー収納部から漏れることを防止する蓋
の役割をするために、トナーカートリッジ交換時にトナ
ーがトナー収納部から漏れることがない。
【0021】本発明の第7の態様は、第6の態様にかか
るトナーカートリッジにおいて、前記トナー供給ローラ
は表面が軟質多孔体で形成されている。
【0022】この構成により、トナー供給ローラの表面
を高いトナー保持能力を有する軟質多孔体で構成できる
ため、効果的にトナーがトナー収納部から漏れることが
防止できる。
【0023】本発明の第8の態様は、第7の態様にかか
るトナーカートリッジにおいて、前記軟質多孔体は、ス
ポンジ質部材である。
【0024】この構成により、トナー供給ローラの表面
が安価なスポンジ質部材で形成されるので、安価にトナ
ー供給ローラが製造できる。また、スポンジ質部材は加
工が容易であるため、トナー供給ローラの製造が簡単に
できる。
【0025】本発明の第9の態様は、第6の態様から第
8の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記第
1のユニットは、前記第2のユニットと分割された状態
で前記トナー供給ローラを覆うように可動するシャッタ
ー部をさらに具備した。
【0026】この構成により、第1のユニットと第2の
ユニットとを分割したときに、シャッターがトナー供給
ローラを覆うことができる。これにより、トナーがトナ
ー収納部から漏れるのを確実に防止できる。
【0027】本発明の第10の態様は、第6の態様から
第9の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記
トナー供給ローラと前記現像ローラとを同一方向に回転
させる。
【0028】この構成により、トナー供給ローラと現像
ローラとの接触する力および摩擦力が大きくなり、トナ
ー供給ローラから現像ローラに効率的にトナーが供給さ
れる。
【0029】本発明の第11の態様は、第6の態様から
第10の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前
記第2のユニットは、前記現像ローラに近接して潜像が
形成される感光体を配置した。
【0030】この構成により、感光体がない画像形成装
置にも適用できるトナーカートリッジを実現できる。ま
た、感光体が上述した現像ローラから確実にトナーを供
給されるので、感光体に確実にトナー像が形成できる。
【0031】本発明の第12の態様は、第6の態様から
第11の態様のいずれかにかかるトナーカートリッジに
おいて、前記トナー収納部にトナーが無くなったとき
に、前記第1のユニットのみが交換されることを特徴と
する。
【0032】この構成により、トナーが無くなったとき
に交換が必要であり、かつ安価な第1のユニットのみが
交換できる。これにより、ユーザの経済的な負担が軽減
される。
【0033】本発明の第13の態様にかかる画像形成装
置は、第1の態様から第12の態様いずれかに記載のト
ナーカートリッジと、前記トナーカートリッジを装置本
体に固定する固定部材と、を具備した。
【0034】この構成により、第1の態様から第12の
態様いずれかに記載のトナーカートリッジが使用できる
画像形成装置を実現できる。
【0035】本発明の第14の態様にかかるトナーカー
トリッジのリサイクル方法は、第1の態様から第12の
態様のいずれかに記載のトナーカートリッジのトナー収
納部にトナーを補充する。
【0036】このようにトナー収納部にトナーが無くな
ったとしても、トナーをトナー収納部に補充すること
で、トナーカートリッジの再利用もできる。これによ
り、消費者の経済的負担が軽減されるだけでなく、省資
源、省エネルギー、ゴミの低減もできる。
【0037】本発明の第15の態様は、前記トナー収納
部からトナー供給ローラを分離し、前記トナー収納部に
トナーを補充し、前記トナー補充後に前記トナー収納部
に前記トナー供給ローラを再度取り付ける。
【0038】このように、トナー再充填後にトナー供給
ローラを取り付けることで、トナー供給ローラがトナー
収納部の蓋代わりをする。
【0039】本発明の第16の態様にかかるトナーカー
トリッジのリサイクル方法は、第6の態様から第12の
態様のいずれかに記載のトナーカートリッジの第1のユ
ニットの前記トナー収納部からトナー供給ローラを分離
し、前記トナー収納部にトナーを補充し、前記トナー補
充後に前記トナー収納部に前記トナー供給ローラを再度
取り付ける。
【0040】この構成により、トナーが無くなった際に
交換が必要な第1ユニットのみを交換できる。また、第
1ユニットは安価なので、ユーザの経済的な負担も軽減
される。
【0041】以下、本発明の一実施の形態にかかる画像
形成装置について図面を使用して詳細に説明する。図1
は、上記実施の形態にかかる画像形成装置の断面図であ
る。
【0042】図中101は、上記実施の形態にかかる画
像形成装置である。画像形成装置101の底部近傍に
は、複数の記録用紙102を格納する給紙カセット10
3が設けられている。給紙カセット103の上部近傍に
は、ピックアップローラ104が設けられている。
【0043】ピックアップローラ104は、給紙カセッ
ト103に設置された記録用紙を最上面から取り出し、
ピックアップローラ104の搬送方向下流側に設けられ
た一対の分離ローラ105、106に送る。
【0044】分離ローラ105、106は、ピックアッ
プローラ104が不意に複数の記録用紙102を送った
際に、記録用紙102を1枚ずつ分離し、分離ローラ1
05、106の搬送方向下流側に設けられた一対のレジ
ストローラ107、108に送る。
【0045】レジストローラ107、108は、画像形
成動作に応じて駆動回転して記録用紙102を、レジス
トローラの搬送方向下流に設けられた転写ローラ109
とトナーカートリッジ110に設けられた感光体ローラ
111との間に送られる。また、レジストローラ10
7、108は感光体ローラ111の記録開始位置と記録
用紙102の記録開始位置を合わせる。
【0046】感光体ローラ111は、光学ユニット11
2から露光されることで潜像を形成し、その潜像に応じ
たトナー像を表面に形成する。なお、本実施例では、感
光体として感光体ローラを用いて説明するが、ローラの
形態を採らない感光体を使用しても良い。
【0047】転写ローラ109には、感光体ローラ11
1に形成されたトナー像と逆極性の電圧が印可されてい
る。転写ローラ109が記録用紙102を感光体ローラ
111に押圧することで、感光体ローラ111のトナー
像が記録用紙102に転写される。
【0048】光源ユニット112には、レーザダイオー
ド120、121が設けられている。レーザダイオード
120、121は、記録用紙102に記録する画像信号
に応じた光りを、光源ユニット112のトナーカートリ
ッジ110がある方向と反対側の端部付近に設けられた
ポリゴンミラー122に照射する。ポリゴンミラー12
2は、スキャナモータ123により高速回転し、照射さ
れた光を感光体ローラ111方向に反射する。ポリゴン
ミラー122で反射された光は、光源ユニット112の
トナーカートリッジ110側の端部に設けられた結像レ
ンズ124を介して、感光体ローラ111をに照射され
る。感光体ローラ111はこの光により露光する。
【0049】転写ローラ109と感光体ローラ111と
の間に送られた記録用紙102は、転写ローラ109に
より感光体ローラ111の表面のトナー像が転写され
る。その後、記録用紙102は、転写ローラ109の搬
送方向下流側に設けられた駆動ローラ113と定着ロー
ラ115との間に送られる。
【0050】定着ローラ115には内部にヒータ114
が設けられている。記録用紙102は、駆動ローラ11
3と定着ローラ115との間を通過する際に、駆動ロー
ラ113と定着ローラ115とによって押圧されると共
に、定着ローラ115によって熱を印加される。これに
よって、記録用紙102上のトナーが記録用紙102に
定着する。
【0051】トナーが定着した記録用紙102は、定着
ローラ115の搬送方向下流側に設けられた中間排出ロ
ーラ116、117間に送られる。そして、中間排出ロ
ーラ116、117間に送られた記録用紙102は、さ
らに搬送方向下流側に設けられた排出ローラ118、1
19間に送られ、画像形成装置101の外に排出され
る。
【0052】以上のようにして、上記実施の形態の画像
形成装置は記録用紙に画像情報を形成する。
【0053】次に、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジの構造について説明する。図2は、上記実施の
形態にかかるトナーカートリッジの断面図である。
【0054】トナーカートリッジ110の底部には磁性
を帯びたトナーを収納するトナー収納部201が設けら
れている。トナー収納部201の側部にはトナーを外部
に供給するための開口部202が形成されている。トナ
ー収納部201には、開口部202を覆うように、トナ
ー収納部201に収納されたトナーの漏れおよびトナー
の湿りを防止するためのフィルム203が設けられてい
る。また、トナー収納部201の内部には、トナー収納
部201の略中央部を中心に回転するトナー送り部材2
04が設けられている。トナー送り部材204の両端部
には、フィルム205a,205bが取り付けられてい
るので、トナー送り部材204はトナー収納部201内
全体のトナーを攪拌でき、かつ開口部202に送ること
ができる。
【0055】また、トナー収納部201の底面には、ト
ナー収納部201内のトナーの残量を検知するトナーセ
ンサー206が設けられている。これにより、ユーザは
トナーカートリッジ110の交換時期を知ることができ
る。
【0056】さらに、トナー収納部201の開口部20
2側の側面下方部には、トナーカートリッジ110を画
像形成装置101に固定するためのボス部材207が設
けられている。ボス部材207は内部に凹部を有し、こ
の凹部に画像形成装置101に設けられた突起部(図示
せず)を挿入することで、トナーカートリッジ110を
画像形成装置101に固定する。
【0057】また、トナーカートリッジ110の開口部
202近傍であって開口部202を覆うような位置に
は、トナーを開口部202から外部の装置に供給するト
ナー供給ローラ208が設けられている。トナー供給ロ
ーラはその表面が軟質多孔体であるスポンジ質部材で構
成されている。さらに、スポンジ質部材の孔の大きさ
は、トナーの粒子よりも大きくなされている。これによ
り、トナー供給ローラ208が高いトナー保持能力を有
する。この結果、トナー供給ローラ208のトナー搬送
能力が向上する。また、スポンジ質部材は安価であるた
め、安価にトナー供給ローラ208が製造できる。さら
に、スポンジ質部材は加工が容易であるため、トナー供
給ローラ208の製造が簡単にできる。
【0058】トナー供給ローラ208は、その軸を中心
に矢印209の方向(時計周り)に回転する。これによ
り、トナー収納部201内のトナーが、トナー供給ロー
ラ208に接触するように設けられた現像ローラ210
に送られる。
【0059】現像ローラ210は、内部に磁石211を
有する。これにより、現像ローラ210が磁性を帯びる
ので、現像ローラ210が矢印212方向(時計周り)
に回転することで、磁性を帯びたトナーの層を形成する
ことができる。
【0060】また、トナー供給ローラ208と現像ロー
ラ210との接触部近傍には、現像ブレード213が設
けられている。現像ブレード213は、トナー供給ロー
ラ208が搬送したトナーを帯電させ、トナーが感光体
ローラに付着しやすくする。さらに、現像ブレード21
3は、現像ローラ210表面のトナー層の厚さを規制
し、現像ローラ210の表面に薄く均一なトナー層を形
成する。これにより、現像ローラ210が確実に正確な
現像ができるようになる。
【0061】また、現像ローラ210に近接する位置に
は、感光体ローラ111が設けられている。感光体ロー
ラ110は、矢印214の方向(反時計周り)に回転
し、まず、感光体ローラ110に接触するように設けら
れた帯電ローラ215により表面が帯電される。帯電ロ
ーラ215は、感光体ローラ110の回転に従動して回
転する。次に、感光体ローラ111は、図1に示す光学
ユニット112から、トナーカートリッジ110の光学
ユニット112側の側部に設けられた開口部216を介
して光が露光される。これにより、感光体ローラ111
の表面には、潜像が形成される。そして、感光体ローラ
111は、現像ローラ210から供給されるトナーで表
面に潜像に応じたトナー像を形成する。また、感光体ロ
ーラ111は、その表面に薄く均一なトナー層を有する
現像ローラ210から確実にトナーを供給されるので、
感光体ローラ111は確実に所望のトナー像が形成でき
る。そして、このトナー像は、図1に示す転写ローラ1
09により、記録用紙102に転写される。
【0062】また、感光体ローラ111の転写ローラ1
09より回転方向先方側には、感光体ローラ111にそ
の一部が接触するようにクリーニングブレード217が
設けられている。クリーニングブレード217は、感光
体ローラ111の表面の記録用紙102に転写されなか
ったトナーを掻き落とす。これにより、感光体ローラ1
11の表面のトナーが除去されるので、感光体ローラ1
11は確実に所望の潜像でき、これによって、確実に所
望のトナー像を形成できる。
【0063】クリーニングブレード217によって書き
落とされたトナーは、感光体ローラ111の上方近傍に
設けられた廃トナー収納部218に収納される。廃トナ
ー収納部218のクリーニングブレード217近傍に
は、廃トナー送り部材219が設けられている。廃トナ
ー送り部材219の周辺部にはフィルム220が取り付
けられており、廃トナーを効果的に廃トナー収納部21
8の奥部に設けられた廃トナー排出部材221に送る。
廃トナー排出部材221は、スクリュー形状をしてお
り、その軸を中心に回転することで、図示しない廃トナ
ー回収ボトルに廃トナーを排出する。このようにして、
廃トナーはトナーカートリッジ110の外部に排出さ
れ、回収される。
【0064】また、トナーカートリッジ110の側面で
あって、感光体ローラ111近傍に形成された切り欠き
部222が設けられている。転写ローラ109は切り欠
き部222に挿入されることで、位置決めされ、保持さ
れる。
【0065】次に、上記実施の形態のトナーカートリッ
ジを分割した各ユニットについて図3および図4を使用
して詳細に説明する。図3は、上記実施の形態にかかる
トナーカートリッジの第1のユニットの断面図である。
図4は、上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
第2のユニットの断面図である。
【0066】トナーカートリッジ110は、第1のユニ
ット301と第2のユニット401とに分割可能に構成
されている。
【0067】第1のユニット301には、トナー収納部
201、トナー供給ローラ208、フィルム203等の
頻繁に交換が行われる部品や安価な部品が設けられてい
る。一方、第2のユニット401には、現像ローラ21
0、感光体ローラ111、帯電ローラ215、クリーニ
ングブレード217、廃トナー収納部218等の寿命が
長く高価な部品が設けられている。
【0068】このように、トナーカートリッジ110を
第1のユニット301と第2のユニット401とに分割
できるようにしたので、トナー補給する際に、トナー収
納部201を有する部品のみを交換できる。これによ
り、再利用可能な部品である現像ローラ210、感光体
ローラ111等を有する第2のユニット401を再利用
できる。これにより、画像形成装置101のランニング
コストが削減でき、ユーザーの経済的負担が軽減され
る。
【0069】ところが、トナーカートリッジ110を第
1のユニット301と第2のユニット401とに分割し
たときに、トナーがトナー収納部201から漏れる可能
性がある。しかし、フィルム203が開口部202を覆
うように設けられているので、トナーがトナー収納部2
01から漏れることが防止される。
【0070】ところが、フィルム203を取り外した状
態の第1のユニット301、つまり使用後の第1ユニッ
ト301を交換する際には、トナーがトナー収納部20
1から漏れる可能性がある。しかし、開口部202を覆
うような位置にトナー供給ローラ208が配置されてい
るために、トナー供給ローラ208がトナーがトナー収
納部201から漏れることを防止する蓋の役割をする。
これにより、トナーがトナー収納部201から漏れるこ
とが防止される。また、トナー供給ローラ208の表面
はトナー保持能力の高い軟質多孔体であるスポンジ質部
材で構成されている。これにより、トナー供給ローラ2
08が効果的にトナーがトナー収納部201から漏れる
ことを効果的に防止する。
【0071】さらに、また、第1のユニット301のト
ナー供給ローラ208の近傍には、トナー供給ローラ2
08を保護するためのシャッター302が設けられてい
る。シャッター302は、矢印303の方向、つまりト
ナー供給ローラ208を覆うように回動する。これによ
り、トナー供給ローラ208がシャッターに覆われるの
で、万が一トナー供給ローラ208が止めることができ
ないトナー漏れがあっても、シャッター302によっ
て、トナーがトナー収納部201から漏れることが防止
される。
【0072】また、シャッター302は、図示しない付
勢手段により、トナー供給ローラ208を覆う方向に付
勢されている。これにより、トナーカートリッジ110
が第1のユニット301と第2のユニット401とに分
割されたときに、自動的にトナー供給ローラ208を覆
うような構造になっている。
【0073】次に、上記実施の形態にかかる第1ユニッ
トについて図5および図6を使用してさらに詳細に説明
する。図5および図6を使用して説明する。図5および
図6は、上記実施の形態にかかる第1ユニットの斜視図
である。
【0074】図5は、シャッター302がトナー供給ロ
ーラ208を覆った状態を示した図である。一方、図6
は、シャッター302がトナー供給ローラ208を覆っ
ていない状態である。このように、シャッター302
は、必要に応じて動く。
【0075】また、フィルム203が矢印501の方向
の力をに引っ張られるように設けられているので、フィ
ルム203は必要に応じて第1のユニット301から引
き抜かれる。
【0076】また、第1のユニット301の側面部下方
には、一対のボス207a,207bが設けられてい
る。一対のボス207a,207bに図示しない画像形
成装置101の突起部を挿入することで、第1のユニッ
ト301は画像形成装置101に固定される。
【0077】また、第1のユニット301の側面には後
述する廃トナー回収ボトルを取り付けるための、突出片
502a、502bおよび穴部503a,503bが設
けられている。また、第1のユニット301の側面に
は、トナーを補充するためのトナー充填口504が設け
られている。トナー充填口504には、通常はキャップ
が取り付けられている。このキャップは、トナー充填時
には、トナー充填口504から取り外せるようになって
いる。
【0078】次に、上記実施の形態の第2のユニットの
構成について図7を使用してさらに詳細に説明する。図
7は、上記実施の形態にかかる第2のユニットの斜視図
である。
【0079】第2のユニット401の側面であって、感
光体ローラ111の端部側には、第2のユニット401
の画像形成装置101に対する位置決めをするガイド部
701が設けられている。ガイド部701が図示しない
画像形成装置101に設けられた窪み部に挿入されるこ
とで、第2のユニット401は画像形成装置101に、
保持されると共に、位置決めされる。
【0080】また、第2のユニット401のガイド70
1がある側面であって、ガイド701の近傍には、第2
のユニット401を画像形成装置101に固定するため
のネジ止部702a、702bが設けられている。この
ネジ止部702a、702bを介して、画像形成装置1
01に設けられた図示しないネジ穴にネジを挿入するこ
とで、第2のユニット401は、画像形成装置401に
確実に固定される。
【0081】このように、第1のユニット301および
第2のユニット401はそれぞれ別々に画像形成装置1
01に固定される。
【0082】また、第2のユニット401の記録用紙が
搬送される側面には、記録用紙が曲がらずに、正確に感
光体ローラに搬送されるようにするための一連のガイド
部703が設けられている。
【0083】また、第2のユニット401の廃トナー収
納部218の底部であって、感光体ローラ111と反対
側の端部付近には、廃トナー排出口704が設けられて
いる。
【0084】次に、上記実施の形態にかかる廃トナー回
収ボトルについて、図8および図9を使用して説明す
る。図8は、上記実施の形態にかかる第1のユニットに
廃トナー回収ボトルを装着した斜視図である。図9は、
第1のユニット301、第2のユニット401および廃
トナー回収ボトルを組み立てた状態の斜視図である。
【0085】第1のユニット301の側面には、廃トナ
ー回収ボトル801が装着されるようになっている。廃
トナー回収ボトル801には、突出片502a,502
bの対向する位置に穴部802a,802bが設けられ
ている。また、廃トナー回収ボトルボトル801の図5
に示す503a,503bに対向する位置に図示しない
穴部が設けられている。突出片502a,502bを穴
部802a,802bに挿入すると共に穴部503a,
503bに図示しない突出片を挿入することで、第1の
ユニット301に廃トナー回収ボトル801が装着され
る。
【0086】廃トナー回収ボトル801の第2のユニッ
ト401の廃トナー排出口704に対向する位置には、
廃トナー回収口803が設けられている。また、図9
は、廃トナー排出口704および廃トナー回収口803
の位置関係を示している図である。これにより、廃トナ
ー排出口704から排出されたトナーが廃トナー回収口
803から廃トナー回収ボトル801に収納される。
【0087】また、廃トナー回収ボトル801は、第1
のユニット301に装着されるので、第1のユニットの
トナー収納部201にトナーが無くなったときに、第1
のユニット301と同時に回収できる。もちろん、廃ト
ナー回収ボトル801のみを回収し、廃トナーを回収後
には廃トナー回収ボトル801を再利用することもでき
る。
【0088】次に、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジのトナーの搬送動作について図10〜図12を
使用して説明する。図10〜図12は、上記実施の形態
にかかるトナーカートリッジのトナーの搬送動作を示し
た動作図である。
【0089】まず、トナー収納部201内のトナーがト
ナー供給ローラ208の表面の孔に入り込むことで、ト
ナー供給ローラ208に付着する。トナー供給ローラ2
08の表面に付着したトナー1001は、トナー供給ロ
ーラ208がその軸を中心に矢印209の方向(時計周
り)に回転することにより、現像ローラ210とトナー
供給ローラ208との接触部に送られる。トナー供給ロ
ーラ208と現像ローラ210との接触部近傍に送られ
たトナー1002は、現像ブレード213により帯電さ
せられる。これにより、トナー1002は帯電した感光
体ローラ111に容易に付着する。ここで、現像ローラ
210の回転方向(矢印212)とトナー供給ローラ2
08の回転方向(矢印209)とが同方向である。よっ
て、トナーはトナー供給ローラ208と現像ローラ21
0との接点から、感光体ローラ111方向に移動する。
これにより、感光体ローラ111の表面に潜像1101
が形成される。
【0090】さらに、現像ブレード213が、トナーを
帯電させて感光体ローラ111の表面につきやすくする
と共に、現像ローラ210表面のトナー層の厚さを規制
するので、現像ローラ210の表面に薄く均一なトナー
層1002を形成する。
【0091】現像ローラ210がその軸を中心に矢印2
12への回転を続けることで、トナー層1002が感光
体ローラ111と近接する位置に搬送される。感光体ロ
ーラ111と近接する位置に搬送されたトナー層100
2は、感光体ローラ111の潜像に応じて、その一部が
感光体ローラ111の表面に付着する(図中1101で
示されたトナー)。そして、感光体ローラ111の表面
に付着しないトナーは、残留トナー1102として、現
像ローラ210によって、トナー供給ローラ208との
接触部に搬送される。
【0092】ここで、トナー供給ローラ208の表面は
スポンジ質部材で構成されていて、トナー供給ローラ2
08は、現像ローラ210に押圧されてへこんだ状態に
されている。よって、トナー供給ローラ208と現像ロ
ーラ210は面で接することになっている。これによ
り、トナー供給ローラ208から現像ローラ210へト
ナーが供給される接触部と、現像ローラ210からトナ
ー供給ローラ208へトナーが供給される接触部とを有
することができる。
【0093】トナー供給ローラ208と現像ローラ21
0との接触部に搬送された残留トナー1201は、トナ
ー供給ローラ208によって現像ローラ210から取り
除かれ、トナー供給ローラ208の表面の孔に入り込
み、付着する。ここで、トナー供給ローラ208がその
軸を中心に現像ローラ210の回転軸と同じ回転方向
(矢印209)に回転するので、トナー供給ローラ20
8と現像ローラ210との接触する力および摩擦力が大
きくなる。これにより、トナー供給ローラ208によっ
て、トナーが効率的に現像ローラ210から取り除かれ
る。また、トナー供給ローラ208がへこんだ状態で現
像ローラ210に接触することでも、トナー供給ローラ
208と現像ローラ210との接触する力および摩擦力
が大きくなっている。
【0094】そして、トナー供給ローラ208に付着し
た残留トナー1201は、トナー供給ローラによって、
再度現像ローラ210との接触部に送られ再利用され
る。
【0095】このように、トナー供給ローラ208がト
ナーを供給するだけでなく、残留トナーの除去もするた
め、装置の数を削減でき、装置の小型化、およびコスト
ダウンが図れる。
【0096】ここで、上記実施の形態にかかるトナーカ
ートリッジのリサイクルの手順について説明する。
【0097】まず、使用済みのトナーカートリッジをユ
ーザーおよびサービスマン等の協力により、回収センタ
ーに集める。次に、各地の回収センターに集めた使用済
みのトナーカートリッジをカートリッジリサイクル工場
へ搬送する、そして回収した使用済みのトナーカートリ
ッジを機種毎に仕分けし、仕分けしたトナーカートリッ
ジを分解し、部品を取り出す。そして、取り出した部品
を検査して、再利用可能な部品と、寿命に達した部品も
しくは損傷して再利用に適当でない部品とを選別する。
そして、選別に合格した部品のみをクリーニングして、
新しいカートリッジの部品として再利用可能にする。そ
して、クリーニング終了した部品が充分に機能するか、
つまり再利用可能か検査し、検査に合格した部品を用い
て新しいトナーカートリッジを組み立てる。
【0098】そして、この新しく組み立てたトナーカー
トリッジのトナー収容部にフィルムをはり、トナー収納
部にトナー充填口よりトナーを補充する。トナー補充
後、トナー充填口にはキャップをはめる。その後、トナ
ー供給ローラを取り付け、シャッターでトナー供給ロー
ラを覆うことでリサイクルが完了する。
【0099】このように、このようにトナー収納部にト
ナーが無くなったとしても、トナーを収納部に補充する
ことで、トナーカートリッジの再利用ができる。これに
より、消費者の経済的負担が軽減されるだけでなく、省
資源、省エネルギー、ゴミの低減もできる。
【0100】また、トナーカートリッジの回収を、第1
のユニットだけにして、第1のユニットのみを上述した
ようにリサイクルしても良い。これにより、トナーカー
トリッジのリサイクルが簡易化される。
【0101】なお、トナーカートリッジの各部品を分解
せずに、単純にトナー収納部にトナーを補充するように
しても良い。これにより、トナーカートリッジのリサイ
クルがより簡易化される。この場合は、開口部からトナ
ー漏れを防止する必要がある。このため、トナー充填前
にトナー供給ローラを外し、開口部にフィルムをはる必
要がある。そして、開口部にフィルムをはったのち、再
度トナー供給ローラを取り付ける。
【0102】また、使用後の第1のユニットのみを単純
に消費者が購入した新しい第1のユニットに交換するこ
とにより、第2のユニットのみを再利用するようにして
もよい。これにより、第1ユニットを回収する必要が無
くなる。
【0103】以上説明したように、上記実施の形態にか
かるトナーカートリッジ110によれば、トナー供給ロ
ーラ208がトナーがトナー収納部201から漏れるこ
とを防止する蓋の役割をする。これにより、トナーカー
トリッジ110交換時にトナーがトナー収納部210か
ら漏れることがない。また、トナー供給ローラ208の
表面に構成される軟質多孔体は高いトナー保持能力を有
するため、トナー供給ローラ208のトナー搬送能力が
向上するだけでなく、トナー供給ローラ208が効果的
にトナーがトナー収納部201から漏れることを防止す
る。さらに、このように構成されたトナー供給ローラ2
08は安価に構成できるので、トナーカートリッジを安
価に構成でき、消費者の経済的負担が抑えられる。
【0104】さらに、上記実施の形態にかかるトナー供
給ローラ210は、その表面の軟質多孔体をスポンジ質
部材で構成しているので、さらに安価にトナー供給ロー
ラ208が製造できる。また、スポンジ質部材は加工が
容易であるため、トナー供給ローラ208の製造が簡単
にできる。
【0105】さらに、また、上記実施の形態にかかるト
ナーカートリッジ110は、シャッター部302を具備
したので、第1のユニット301と第2のユニット40
1とを分割したときに、シャッター302がトナー供給
ローラを覆うことができる。これにより、トナーがトナ
ー収納部201から漏れるのをさらに確実に防止でき
る。
【0106】また、上記実施の形態によれば、トナー供
給ローラ208が現像ローラ210の表面の残留トナー
を除去する。これにより、現像ローラ210が確実に均
一なトナー層を形成できるので、確実に現像できる。ま
た、このようにトナー供給ローラ210が、トナーがト
ナー収納部201から漏れることを防止する蓋の役割を
するだけでなく、トナー供給ローラ208がトナーを現
像ローラ210に供給するとともに現像ローラ210の
表面の残留トナーを除去できる。これにより、装置の小
型化を図れると共に、トナーカートリッジ110を安価
に構成できる。
【0107】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジによれば、トナー供給ローラ208と現像ロー
ラ210とが同一方向に回転するので、トナー供給ロー
ラ208と現像ローラ210との接触する力および摩擦
力が大きくなる。これにより、トナー供給ローラ208
から現像ローラ210に効率的にトナーが供給される。
また、トナー供給ローラ208が効果的に現像ローラ2
10の表面の残留トナーを除去する。また、トナー供給
ローラ208がへこんだ状態で現像ローラ210に接触
することでも、トナー供給ローラ208と現像ローラ2
10との接触する力および摩擦力が大きくなっている。
【0108】さらに、上記実施の形態のよれば、現像ブ
レード213がトナーを帯電すると共に現像ローラ21
0の表面に略均一にトナー層を形成する。これにより、
トナーが現像ローラ210表面に付着しやすくなるの
で、確実に現像ローラ210にトナー層ができる。ま
た、現像ブレード213が、現像ローラ210の表面の
トナー層を均一にするため、さらに確実に現像ができ
る。
【0109】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジは、トナー収納部210と、トナー供給ローラ
208とを一体に有する第1のユニット301と、現像
ローラ210を有する第2のユニット401とが分割可
能であるので、頻繁に交換が必要であるトナー収納部2
01と、寿命が長く高価である現像ローラ201とを別
々のユニットにでき分割できる。これにより、頻繁に交
換が必要な部分のみを交換でき、かつ寿命が長く高価で
ある現像ローラ210は再利用できる。この結果、消費
者の経済的負担がさらに抑えられる。
【0110】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジは、感光体ローラ111を現像ローラ210に
近接する位置に有するので、感光体ローラ111がない
画像形成装置にも適用できる。また、感光体ローラ11
1が現像ローラ210から確実にトナーを供給されるの
で、感光体ローラ111に確実にトナー像が形成でき
る。
【0111】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110は、画像装置機器101固定できるの
で、トナーカートリッジ110が使用できる画像形成装
置101を実現できる。
【0112】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジは、トナー収納部201にトナーが無くなった
としても、トナーをトナー収納部201に補充すること
で、トナーカートリッジ110の再利用ができる。これ
により、消費者の経済的負担が軽減されるだけでなく、
省資源、省エネルギー、ゴミの低減もできる。
【0113】なお、上記実施の形態では、第1のユニッ
ト301に、トナー収納部201、トナー供給ローラ2
08、フィルム203等を備え、第2のユニット401
に、現像ローラ210、感光体ローラ111、帯電ロー
ラ215、クリーニングブレード217、廃トナー収納
部218等を備えた形態で説明したが、分割の仕方はこ
れに限られない。例えば、第2のユニットが、感光体ロ
ーラ111を持たない形態も考えられる。
【0114】また、上記実施の形態では、トナーカート
リッジが、トナー収納部201、トナー供給ローラ20
8、現像ローラ210、感光体ローラ111、等を有す
る形態で説明したが、トナーカートリッジはこの部品を
すべて有する形態には限られない。例えば、トナーカー
トリッジがトナー収納部201、トナー供給ローラ20
8を有し、現像ローラ210、感光体ローラ111を有
さない形態、または、トナーカートリッジがトナー収納
部201、トナー供給ローラ208、現像ローラ210
を有し、感光体ローラ111を有さない形態などであっ
てもよい。
【0115】なお、上記実施の形態では、トナーカート
リッジ110を画像形成機能のみを有する画像形成装置
101に適用したが、画像形成機能を有するものであれ
ばいかなる装置、たとえばファクシミリ装置などにも適
用できる。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー供給ローラがトナーがトナー収納部から漏れるこ
とを防止する蓋の役割をするので、トナーカートリッジ
交換時にトナーがトナー収納部から漏れることなく、か
つ消費者の経済的負担が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の
断面図
【図2】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
断面図
【図3】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
第1のユニットの断面図
【図4】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
第2のユニットの断面図
【図5】上記実施の形態にかかる第1ユニットの斜視図
【図6】上記実施の形態にかかる第1ユニットの斜視図
【図7】上記実施の形態にかかる第2のユニットの斜視
【図8】上記実施の形態にかかる第1のユニットに廃ト
ナー回収ボトルを装着した斜視図
【図9】上記実施の形態にかかる第1のユニット、第2
のユニットおよび廃トナー回収ボトルを組み立てた状態
の斜視図
【図10】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第1の状態を示す動作図
【図11】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第2の状態を示す動作図
【図12】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第3の状態を示す動作図
【符号の説明】
101 画像形成装置 109 転写ローラ 110 トナーカートリッジ 111 感光体ローラ 112 光学ユニット 115 定着ローラ 201 トナー収納部 202 開口部 203 フィルム 207a,207b ボス部材 208 トナー供給ローラ 210 現像ローラ 213 現像ブレード 215 帯電ローラ 217 クリーニングブレード 221 廃トナー排出部材 218 廃トナー収納部 301 第1のユニット 302 シャッター 401 第2のユニット 701 ガイド部 702a,702b ネジ止部 801 廃トナー回収ボトル
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月24日(2001.1.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 トナーカートリッジおよび画像形
成装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成を行うた
めのトナーカートリッジおよびこれを具備した画像形成
装置、およびトナーカートリッジのリサイクル方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一様に帯電させた感光体に選
択的に露光をしてトナー像を形成し、このトナー像を記
録媒体に転写して画像形成を行う画像形成装置がある。
このような画像形成装置のトナー補給作業を簡単にする
ために、トナー収納部、現像ローラ、感光ローラなど
を一体構造にし、カートリッジ化したものある。
【0003】また、近年では、トナー補給する際に、ト
ナー収納部を有するユニットのみを交換し、再利用可能
な部品を再利用するために、複数のユニットに分割でき
るカートリッジがある。しかし、このようなカートリッ
ジは、トナー収納部を有するユニットを交換する際に、
トナーがトナー収納部から漏れる可能性があった。そこ
で、トナー収納部の開口部をフィルムで覆うことでトナ
ーがトナー収納部から漏れることを防止することが考え
られた。しかし、これでは、フィルムをはがした後の状
態のユニット、つまり使用後のトナー収納部を有するユ
ニットを交換する際に、トナーがトナー収納部から漏れ
る。
【0004】これを解決するために、トナー収納部を有
するユニットの開口部を覆うような位置に磁力を持つ現
像ローラをさらに設けることが考えられた。これによ
り、磁力を持ったトナーが現像ローラに確実に付着し、
トナーがこぼれない。この結果、開口部からフィルムを
取り去った後でも、トナーがトナー収納部から漏れるこ
とが防止される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
トナーカートリッジは、現像ローラをトナー収納部を有
するユニットに設ける必要があるので、トナー収納部と
共に現像ローラも頻繁に交換することになっていた。し
かし、現像ローラは高価であり、また寿命が長く頻繁に
交換する必要がない。このため、高価な現像ローラを頻
繁に、しかも無駄に交換することになり、画像形成装置
のランニングコストが高くなり、消費者の経済的負担が
大きくなるという問題があった。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、トナーカートリッジ交換時にトナーがトナー収
納部から漏れることなく、かつ消費者の経済的負担が抑
えられたトナーカートリッジおよびこれを具備した画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トナーカート
リッジの、収納されたトナーを外部に供給するための開
口部を有するトナー収納部および前記開口部を覆うよう
な位置に設けられたトナー供給ローラを一体化した第1
のユニットを、本体より着脱可能に構成した。
【0008】さらに、トナー供給ローラ表面を軟質多孔
質体で構成したので、トナー供給ローラは、安価に製造
できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様にかかるトナ
ーカートリッジは、収納されたトナーを外部に供給する
ための開口部を有するトナー収納部および前記開口部を
覆うような位置に設けられたトナー供給ローラを一体化
した第1のユニットを本体より着脱可能にした。
【0010】この構成により、頻繁に交換が必要である
トナー収納部のみを交換でき、消費者の経済的負担が抑
えられる。また、第1のユニットを本体より着脱した際
に、トナー供給ローラはトナーがトナー収納部から漏れ
ることを防止する蓋の役割をするために、トナーカート
リッジ交換時にトナーがトナー収納部から漏れることが
ない。
【0011】本発明の第の態様にかかるトナーカート
リッジは、第1の態様にかかる第1のユニットと、前記
トナー供給ローラに対して接触配置され、前記トナー供
給ローラから供給されたトナーが付着する現像ローラを
有する第2のユニットと分割可能にした。
【0012】この構成により、頻繁に交換が必要である
トナー収納部と、寿命が長く高価である現像ローラとを
別々のユニット分割できるので、頻繁に交換が必要な
部分のみを交換でき、かつ寿命が長く高価である現像ロ
ーラは再利用できる。これにより、消費者の経済的負担
が抑えられる。また、この構成により、第1のユニット
と第2のユニットを分割した際に、トナー供給ローラ
トナーがトナー収納部から漏れることを防止する蓋の役
割をするために、トナーカートリッジ交換時にトナーが
トナー収納部から漏れることがない。
【0013】本発明の第の態様は、第1の態様乃至第
2の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記ト
ナー供給ローラは表面が軟質多孔体で形成されている。
【0014】この構成により、トナー供給ローラの表面
を高いトナー保持能力を有する軟質多孔体で構成できる
ため、効果的にトナーがトナー収納部から漏れることが
防止できる。
【0015】本発明の第の態様は、第の態様にかか
るトナーカートリッジにおいて、前記軟質多孔体は、ス
ポンジ質部材である。
【0016】この構成により、トナー供給ローラの表面
が安価なスポンジ質部材で形成されるので、安価にトナ
ー供給ローラが製造できる。また、スポンジ質部材は加
工が容易であるため、トナー供給ローラの製造が簡単に
できる。
【0017】本発明の第の態様は、第の態様から第
の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記第
1のユニットは、着脱された状態で前記トナー供給ロー
ラを覆うように可動するシャッター部をさらに具備し
た。
【0018】この構成により、第1のユニットを着脱
たときに、シャッターがトナー供給ローラを覆うことが
できる。これにより、トナーがトナー収納部から漏れる
のを確実に防止できる。
【0019】本発明の第の態様は、第の態様から第
の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記ト
ナー供給ローラと前記現像ローラとを同一方向に回転さ
せる。
【0020】この構成により、トナー供給ローラと現像
ローラとの接触する力および摩擦力が大きくなり、トナ
ー供給ローラから現像ローラに効率的にトナーが供給さ
れる。
【0021】本発明の第の態様は、第の態様から第
の態様にかかるトナーカートリッジにおいて、前記第
2のユニットは、前記現像ローラに近接して潜像が形成
される感光体を配置した。
【0022】この構成により、感光体がない画像形成装
置にも適用できるトナーカートリッジを実現できる。ま
た、感光体が上述した現像ローラから確実にトナーを供
給されるので、感光体に確実にトナー像が形成できる。
【0023】本発明の第の態様は、第の態様から第
の態様のいずれかにかかるトナーカートリッジにおい
て、前記トナー収納部にトナーが無くなったときに、前
記第1のユニットのみが交換されることを特徴とする。
【0024】この構成により、トナーが無くなったとき
に交換が必要であり、かつ安価な第1のユニットのみが
交換できる。これにより、ユーザの経済的な負担が軽減
される。
【0025】本発明の第の態様にかかる画像形成装置
は、第1の態様から第の態様のいずれかに記載のトナ
ーカートリッジと、前記トナーカートリッジを装置本体
に固定する固定部材と、を具備した。
【0026】この構成により、第1の態様から第の態
様いずれかに記載のトナーカートリッジが使用できる画
像形成装置を実現できる。
【0027】本発明の第10の態様にかかるトナーカー
トリッジのリサイクル方法は、第1の態様から第の態
様のいずれかに記載のトナーカートリッジのトナー収納
部にトナーを補充する。
【0028】このようにトナー収納部にトナーが無くな
ったとしても、トナーをトナー収納部に補充すること
で、トナーカートリッジの再利用もできる。これによ
り、消費者の経済的負担が軽減されるだけでなく、省資
源、省エネルギー、ゴミの低減もできる。
【0029】本発明の第11の態様にかかるトナーカー
トリッジのリサイクル方法は、第1の態様から第8のい
ずれかに記載のトナーカートリッジのトナー収納部から
トナー供給ローラを分離し、前記トナー収納部にトナー
を補充し、前記トナー補充後に前記トナー収納部に前記
トナー供給ローラを再度取り付ける。
【0030】このように、トナー再充填後にトナー供給
ローラを取り付けることで、トナー供給ローラがトナー
収納部の蓋代わりをする。
【0031】以下、本発明の一実施の形態にかかる画像
形成装置について図面を使用して詳細に説明する。図1
は、上記実施の形態にかかる画像形成装置101の断面
図である。
【0032】図中101は、上記実施の形態にかかる画
像形成装置である。画像形成装置101の底部近傍に
は、複数の記録用紙102を格納する給紙カセット10
3が設けられている。給紙カセット103の上部近傍に
は、ピックアップローラ104が設けられている。
【0033】ピックアップローラ104は、給紙カセッ
ト103に設置された記録用紙102を最上面から取り
出し、ピックアップローラ104の搬送方向下流側に設
けられた一対の分離ローラ105、106に送る。
【0034】分離ローラ105、106は、ピックアッ
プローラ104が不意に複数の記録用紙102を送った
際に、記録用紙102を1枚ずつ分離し、分離ローラ1
05、106の搬送方向下流側に設けられた一対のレジ
ストローラ107、108に送る。
【0035】レジストローラ107、108は、画像形
成動作に応じて駆動回転して記録用紙102を、レジス
トローラ107、108の搬送方向下流に設けられた転
写ローラ109とトナーカートリッジ110に設けられ
た感光体ローラ111との間に送られる。また、レジス
トローラ107、108は感光体ローラ111の記録開
始位置と記録用紙102の記録開始位置を合わせる。
【0036】感光体ローラ111は、光学ユニット11
2から露光されることで潜像を形成し、その潜像に応じ
たトナー像を表面に形成する。なお、本実施例では、感
光体として感光体ローラ111を用いて説明するが、ロ
ーラの形態を採らない感光体を使用しても良い。
【0037】転写ローラ109には、感光体ローラ11
1に形成されたトナー像と逆極性の電圧が印可されてい
る。転写ローラ109が記録用紙102を感光体ローラ
111に押圧することで、感光体ローラ111のトナー
像が記録用紙102に転写される。
【0038】光源ユニット112には、レーザダイオー
ド120、121が設けられている。レーザダイオード
120、121は、記録用紙102に記録する画像信号
に応じた光、光源ユニット112のトナーカートリッ
ジ110がある方向と反対側の端部付近に設けられたポ
リゴンミラー122に照射する。ポリゴンミラー122
は、スキャナモータ123により高速回転し、照射され
た光を感光体ローラ111方向に反射する。ポリゴンミ
ラー122で反射された光は、光源ユニット112のト
ナーカートリッジ110側の端部に設けられた結像レン
ズ124を介して、感光体ローラ111照射される。
感光体ローラ111はこの光により露光する。
【0039】転写ローラ109と感光体ローラ111と
の間に送られた記録用紙102は、転写ローラ109に
より感光体ローラ111の表面のトナー像が転写され
る。その後、記録用紙102は、転写ローラ109の搬
送方向下流側に設けられた駆動ローラ113と定着ロー
ラ115との間に送られる。
【0040】定着ローラ115には内部にヒータ114
が設けられている。記録用紙102は、駆動ローラ11
3と定着ローラ115との間を通過する際に、駆動ロー
ラ113と定着ローラ115とによって押圧されると共
に、定着ローラ115によって熱を印加される。これに
よって、記録用紙102上のトナーが記録用紙102に
定着する。
【0041】トナーが定着した記録用紙102は、定着
ローラ115の搬送方向下流側に設けられた中間排出ロ
ーラ116、117間に送られる。そして、中間排出ロ
ーラ116、117間に送られた記録用紙102は、さ
らに搬送方向下流側に設けられた排出ローラ118、1
19間に送られ、画像形成装置101の外に排出され
る。
【0042】以上のようにして、上記実施の形態の画像
形成装置101は記録用紙に画像情報を形成する。
【0043】次に、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110の構造について説明する。図2は、上記
実施の形態にかかるトナーカートリッジ110の断面図
である。
【0044】トナーカートリッジ110の底部には磁性
を帯びたトナーを収納するトナー収納部201が設けら
れている。トナー収納部201の側部にはトナーを外部
に供給するための開口部202が形成されている。トナ
ー収納部201には、開口部202を覆うように、トナ
ー収納部201に収納されたトナーの漏れおよびトナー
の湿りを防止するためのフィルム203が設けられてい
る。また、トナー収納部201の内部には、トナー収納
部201の略中央部を中心に回転するトナー送り部材2
04が設けられている。トナー送り部材204の両端部
には、フィルム205a,205bが取り付けられてい
るので、トナー送り部材204はトナー収納部201内
全体のトナーを攪拌でき、かつ開口部202に送ること
ができる。
【0045】また、トナー収納部201の底面には、ト
ナー収納部201内のトナーの残量を検知するトナーセ
ンサー206が設けられている。これにより、ユーザは
トナーカートリッジ110の交換時期を知ることができ
る。
【0046】さらに、トナー収納部201の開口部20
2側の側面下方部には、トナーカートリッジ110を画
像形成装置101に固定するためのボス部材207が設
けられている。ボス部材207は内部に凹部を有し、こ
の凹部に画像形成装置101に設けられた突起部(図示
せず)を挿入することで、トナーカートリッジ110を
画像形成装置101に固定する。
【0047】また、トナーカートリッジ110の開口部
202近傍であって開口部202を覆うような位置に
は、トナーを開口部202から外部の装置に供給するト
ナー供給ローラ208が設けられている。トナー供給ロ
ーラ208はその表面が軟質多孔体であるスポンジ質部
材で構成されている。さらに、スポンジ質部材の孔の大
きさは、トナーの粒子よりも大きくなされている。これ
により、トナー供給ローラ208が高いトナー保持能力
を有する。この結果、トナー供給ローラ208のトナー
搬送能力が向上する。また、スポンジ質部材は安価であ
るため、安価にトナー供給ローラ208が製造できる。
さらに、スポンジ質部材は加工が容易であるため、トナ
ー供給ローラ208の製造が簡単にできる。
【0048】トナー供給ローラ208は、その軸を中心
に矢印209の方向(時計周り)に回転する。これによ
り、トナー収納部201内のトナーが、トナー供給ロー
ラ208に接触するように設けられた現像ローラ210
に送られる。
【0049】現像ローラ210は、内部に磁石211を
有する。これにより、現像ローラ210が磁性を帯びる
ので、現像ローラ210が矢印212方向(時計周り)
に回転することで、磁性を帯びたトナーの層を形成する
ことができる。
【0050】また、トナー供給ローラ208と現像ロー
ラ210との接触部近傍には、現像ブレード213が設
けられている。現像ブレード213は、トナー供給ロー
ラ208が搬送したトナーを帯電させ、トナーが感光体
ローラ111に付着しやすくする。さらに、現像ブレー
ド213は、現像ローラ210表面のトナー層の厚さを
規制し、現像ローラ210の表面に薄く均一なトナー層
を形成する。これにより、現像ローラ210が確実に正
確な現像ができるようになる。
【0051】また、現像ローラ210に近接する位置に
は、感光体ローラ111が設けられている。感光体ロー
ラ110は、矢印214の方向(反時計周り)に回転
し、まず、感光体ローラ110に接触するように設けら
れた帯電ローラ215により表面が帯電される。帯電ロ
ーラ215は、感光体ローラ110の回転に従動して回
転する。次に、感光体ローラ111は、図1に示す光学
ユニット112から、トナーカートリッジ110の光学
ユニット112側の側部に設けられた開口部202を介
して光が露光される。これにより、感光体ローラ111
の表面には、潜像が形成される。そして、感光体ローラ
111は、現像ローラ210から供給されるトナーで表
面に潜像に応じたトナー像を形成する。また、感光体ロ
ーラ111は、その表面に薄く均一なトナー層を有する
現像ローラ210から確実にトナーを供給されるので、
感光体ローラ111は確実に所望のトナー像が形成でき
る。そして、このトナー像は、図1に示す転写ローラ1
09により、記録用紙102に転写される。
【0052】また、感光体ローラ111の転写ローラ1
09より回転方向先方側には、感光体ローラ111にそ
の一部が接触するようにクリーニングブレード217が
設けられている。クリーニングブレード217は、感光
体ローラ111の表面の記録用紙102に転写されなか
ったトナーを掻き落とす。これにより、感光体ローラ1
11の表面のトナーが除去されるので、感光体ローラ1
11は確実に所望の潜像でき、これによって、確実に
所望のトナー像を形成できる。
【0053】クリーニングブレード217によって書き
落とされたトナーは、感光体ローラ111の上方近傍に
設けられた廃トナー収納部218に収納される。廃トナ
ー収納部218のクリーニングブレード217近傍に
は、廃トナー送り部材219が設けられている。廃トナ
ー送り部材219の周辺部にはフィルム220が取り付
けられており、廃トナーを効果的に廃トナー収納部21
8の奥部に設けられた廃トナー排出部材221に送る。
廃トナー排出部材221は、スクリュー形状をしてお
り、その軸を中心に回転することで、図示しない廃トナ
ー回収ボトルに廃トナーを排出する。このようにして、
廃トナーはトナーカートリッジ110の外部に排出さ
れ、回収される。
【0054】また、トナーカートリッジ110の側面で
あって、感光体ローラ111近傍に形成された切り欠き
部222が設けられている。転写ローラ109は切り欠
き部222に挿入されることで、位置決めされ、保持さ
れる。
【0055】次に、上記実施の形態のトナーカートリッ
110を分割した各ユニットについて図3および図4
を使用して詳細に説明する。図3は、上記実施の形態に
かかるトナーカートリッジ110の第1のユニット30
の断面図である。図4は、上記実施の形態にかかるト
ナーカートリッジ110の第2のユニット401の断面
図である。
【0056】トナーカートリッジ110は、第1のユニ
ット301と第2のユニット401とに分割可能に構成
されている。
【0057】第1のユニット301には、トナー収納部
201、トナー供給ローラ208、フィルム203等の
頻繁に交換が行われる部品や安価な部品が設けられてい
る。一方、第2のユニット401には、現像ローラ21
0、感光体ローラ111、帯電ローラ215、クリーニ
ングブレード217、廃トナー収納部218等の寿命が
長く高価な部品が設けられている。
【0058】このように、トナーカートリッジ110を
第1のユニット301と第2のユニット401とに分割
できるようにしたので、トナー補給する際に、トナー収
納部201を有する部品のみを交換できる。これによ
り、再利用可能な部品である現像ローラ210、感光体
ローラ111等を有する第2のユニット401を再利用
できる。これにより、画像形成装置101のランニング
コストが削減でき、ユーザーの経済的負担が軽減され
る。
【0059】ところが、トナーカートリッジ110を第
1のユニット301と第2のユニット401とに分割し
たときに、トナーがトナー収納部201から漏れる可能
性がある。しかし、フィルム203が開口部202を覆
うように設けられているので、トナーがトナー収納部2
01から漏れることが防止される。
【0060】ところが、フィルム203を取り外した状
態の第1のユニット301、つまり使用後の第1のユニ
ット301を交換する際には、トナーがトナー収納部2
01から漏れる可能性がある。しかし、開口部202を
覆うような位置にトナー供給ローラ208が配置されて
いるために、トナー供給ローラ208トナーがトナー
収納部201から漏れることを防止する蓋の役割をす
る。これにより、トナーがトナー収納部201から漏れ
ることが防止される。また、トナー供給ローラ208の
表面はトナー保持能力の高い軟質多孔体であるスポンジ
質部材で構成されている。これにより、トナー供給ロー
ラ208効果的にトナーがトナー収納部201から漏
れることを効果的に防止する。
【0061】さらに、また、第1のユニット301のト
ナー供給ローラ208の近傍には、トナー供給ローラ2
08を保護するためのシャッター302が設けられてい
る。シャッター302は、矢印303の方向、つまりト
ナー供給ローラ208を覆うように回動する。これによ
り、トナー供給ローラ208がシャッター302に覆わ
れるので、万が一トナー供給ローラ208が止めること
ができないトナー漏れがあっても、シャッター302に
よって、トナーがトナー収納部201から漏れることが
防止される。
【0062】また、シャッター302は、図示しない付
勢手段により、トナー供給ローラ208を覆う方向に付
勢されている。これにより、トナーカートリッジ110
が第1のユニット301と第2のユニット401とに分
割されたときに、自動的にトナー供給ローラ208を覆
うような構造になっている。
【0063】次に、上記実施の形態にかかる第1のユニ
ット301について図5および図6を使用してさらに詳
細に説明する。図5および図6は、上記実施の形態にか
かる第1のユニット301の斜視図である。
【0064】図5は、シャッター302がトナー供給ロ
ーラ208を覆った状態を示した図である。一方、図6
は、シャッター302がトナー供給ローラ208を覆っ
ていない状態である。このように、シャッター302
は、必要に応じて動く。
【0065】また、フィルム203が矢印501の方向
の力をに引っ張られるように設けられているので、フィ
ルム203は必要に応じて第1のユニット301から引
き抜かれる。
【0066】また、第1のユニット301の側面部下方
には、一対のボス207a,207bが設けられてい
る。一対のボス207a,207bに図示しない画像形
成装置101の突起部を挿入することで、第1のユニッ
ト301は画像形成装置101に固定される。
【0067】また、第1のユニット301の側面には後
述する廃トナー回収ボトルを取り付けるための、突出片
502a、502bおよび穴部503a,503bが設
けられている。また、第1のユニット301の側面に
は、トナーを補充するためのトナー充填口504が設け
られている。トナー充填口504には、通常はキャップ
が取り付けられている。このキャップは、トナー充填時
には、トナー充填口504から取り外せるようになって
いる。
【0068】次に、上記実施の形態の第2のユニット
01の構成について図7を使用してさらに詳細に説明す
る。図7は、上記実施の形態にかかる第2のユニット
01の斜視図である。
【0069】第2のユニット401の側面であって、感
光体ローラ111の端部側には、第2のユニット401
の画像形成装置101に対する位置決めをするガイド部
701が設けられている。ガイド部701が図示しない
画像形成装置101に設けられた窪み部に挿入されるこ
とで、第2のユニット401は画像形成装置101に、
保持されると共に、位置決めされる。
【0070】また、第2のユニット401のガイド70
1がある側面であって、ガイド701の近傍には、第2
のユニット401を画像形成装置101に固定するため
のネジ止部702a、702bが設けられている。この
ネジ止部702a、702bを介して、画像形成装置1
01に設けられた図示しないネジ穴にネジを挿入するこ
とで、第2のユニット401は、画像形成装置101
確実に固定される。
【0071】このように、第1のユニット301および
第2のユニット401はそれぞれ別々に画像形成装置1
01に固定される。
【0072】また、第2のユニット401の記録用紙が
搬送される側面には、記録用紙が曲がらずに、正確に感
光体ローラ111に搬送されるようにするための一連の
ガイド部703が設けられている。
【0073】また、第2のユニット401の廃トナー収
納部218の底部であって、感光体ローラ111と反対
側の端部付近には、廃トナー排出口704が設けられて
いる。
【0074】次に、上記実施の形態にかかる廃トナー回
収ボトルについて、図8および図9を使用して説明す
る。図8は、上記実施の形態にかかる第1のユニット
01に廃トナー回収ボトル801を装着した斜視図であ
る。図9は、第1のユニット301、第2のユニット4
01および廃トナー回収ボトル801を組み立てた状態
の斜視図である。
【0075】第1のユニット301の側面には、廃トナ
ー回収ボトル801が装着されるようになっている。廃
トナー回収ボトル801には、突出片502a,502
bの対向する位置に穴部802a,802bが設けられ
ている。また、廃トナー回収ボトル801の図5に示す
503a,503bに対向する位置に図示しない穴部が
設けられている。突出片502a,502bを穴部80
2a,802bに挿入すると共に穴部503a,503
bに図示しない突出片を挿入することで、第1のユニッ
ト301に廃トナー回収ボトル801が装着される。
【0076】廃トナー回収ボトル801の第2のユニッ
ト401の廃トナー排出口704に対向する位置には、
廃トナー回収口803が設けられている。また、図9
は、廃トナー排出口704および廃トナー回収口803
の位置関係を示している図である。これにより、廃トナ
ー排出口704から排出されたトナーが廃トナー回収口
803から廃トナー回収ボトル801に収納される。
【0077】また、廃トナー回収ボトル801は、第1
のユニット301に装着されるので、第1のユニット
01のトナー収納部201にトナーが無くなったとき
に、第1のユニット301と同時に回収できる。もちろ
ん、廃トナー回収ボトル801のみを回収し、廃トナー
を回収後には廃トナー回収ボトル801を再利用するこ
ともできる。
【0078】次に、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110のトナーの搬送動作について図10〜図
12を使用して説明する。図10〜図12は、上記実施
の形態にかかるトナーカートリッジ110のトナーの搬
送動作を示した動作図である。
【0079】まず、トナー収納部201内のトナーがト
ナー供給ローラ208の表面の孔に入り込むことで、ト
ナー供給ローラ208に付着する。トナー供給ローラ2
08の表面に付着したトナー1001は、トナー供給ロ
ーラ208がその軸を中心に矢印209の方向(時計周
り)に回転することにより、現像ローラ210とトナー
供給ローラ208との接触部に送られる。トナー供給ロ
ーラ208と現像ローラ210との接触部近傍に送られ
たトナー1002は、現像ブレード213により帯電さ
せられる。これにより、トナー1002は帯電した感光
体ローラ111に容易に付着する。ここで、現像ローラ
210の回転方向(矢印212)とトナー供給ローラ2
08の回転方向(矢印209)とが同方向である。よっ
て、トナーはトナー供給ローラ208と現像ローラ21
0との接点から、感光体ローラ111方向に移動する。
これにより、感光体ローラ111の表面に潜像1101
が形成される。
【0080】さらに、現像ブレード213が、トナーを
帯電させて感光体ローラ111の表面につきやすくする
と共に、現像ローラ210表面のトナー層の厚さを規制
するので、現像ローラ210の表面に薄く均一なトナー
層1002を形成する。
【0081】現像ローラ210がその軸を中心に矢印2
12への回転を続けることで、トナー層1002が感光
体ローラ111と近接する位置に搬送される。感光体ロ
ーラ111と近接する位置に搬送されたトナー層100
2は、感光体ローラ111の潜像に応じて、その一部が
感光体ローラ111の表面に付着する(図中1101で
示されたトナー)。そして、感光体ローラ111の表面
に付着しないトナーは、残留トナー1102として、現
像ローラ210によって、トナー供給ローラ208との
接触部に搬送される。
【0082】ここで、トナー供給ローラ208の表面は
スポンジ質部材で構成されていて、トナー供給ローラ2
08は、現像ローラ210に押圧されてへこんだ状態に
されている。よって、トナー供給ローラ208と現像ロ
ーラ210は面で接することになっている。これによ
り、トナー供給ローラ208から現像ローラ210へト
ナーが供給される接触部と、現像ローラ210からトナ
ー供給ローラ208へトナーが供給される接触部とを有
することができる。
【0083】トナー供給ローラ208と現像ローラ21
0との接触部に搬送された残留トナー1201は、トナ
ー供給ローラ208によって現像ローラ210から取り
除かれ、トナー供給ローラ208の表面の孔に入り込
み、付着する。ここで、トナー供給ローラ208がその
軸を中心に現像ローラ210の回転軸と同じ回転方向
(矢印209)に回転するので、トナー供給ローラ20
8と現像ローラ210との接触する力および摩擦力が大
きくなる。これにより、トナー供給ローラ208によっ
て、トナーが効率的に現像ローラ210から取り除かれ
る。また、トナー供給ローラ208がへこんだ状態で現
像ローラ210に接触することでも、トナー供給ローラ
208と現像ローラ210との接触する力および摩擦力
が大きくなっている。
【0084】そして、トナー供給ローラ208に付着し
た残留トナー1201は、トナー供給ローラ208によ
って、再度現像ローラ210との接触部に送られ再利用
される。
【0085】このように、トナー供給ローラ208がト
ナーを供給するだけでなく、残留トナーの除去もするた
め、装置の数を削減でき、装置の小型化、およびコスト
ダウンが図れる。
【0086】ここで、上記実施の形態にかかるトナーカ
ートリッジ110のリサイクルの手順について説明す
る。
【0087】まず、使用済みのトナーカートリッジ11
をユーザーおよびサービスマン等の協力により、回収
センターに集める。次に、各地の回収センターに集めた
使用済みのトナーカートリッジ110をカートリッジリ
サイクル工場へ搬送する、そして回収した使用済みのト
ナーカートリッジ110を機種毎に仕分けし、仕分けし
たトナーカートリッジ110を分解し、部品を取り出
す。そして、取り出した部品を検査して、再利用可能な
部品と、寿命に達した部品もしくは損傷して再利用に適
当でない部品とを選別する。そして、選別に合格した部
品のみをクリーニングして、新しいトナーカートリッジ
110の部品として再利用可能にする。そして、クリー
ニング終了した部品が充分に機能するか、つまり再利用
可能か検査し、検査に合格した部品を用いて新しいトナ
ーカートリッジ110を組み立てる。
【0088】そして、この新しく組み立てたトナーカー
トリッジ110のトナー収容部201にフィルム203
をはり、トナー収納部201にトナー充填口504より
トナーを補充する。トナー補充後、トナー充填口504
にはキャップをはめる。その後、トナー供給ローラ20
を取り付け、シャッター302でトナー供給ローラ
08を覆うことでリサイクルが完了する。
【0089】このように、トナー収納部201にトナー
が無くなったとしても、トナーをトナー収納部201
補充することで、トナーカートリッジ110の再利用が
できる。これにより、消費者の経済的負担が軽減される
だけでなく、省資源、省エネルギー、ゴミの低減もでき
る。
【0090】また、トナーカートリッジ110の回収
を、第1のユニット301だけにして、第1のユニット
301のみを上述したようにリサイクルしても良い。こ
れにより、トナーカートリッジ110のリサイクルが簡
易化される。
【0091】なお、トナーカートリッジ110の各部品
を分解せずに、単純にトナー収納部201にトナーを補
充するようにしても良い。これにより、トナーカートリ
ッジ110のリサイクルがより簡易化される。この場合
は、開口部202からトナー漏れを防止する必要があ
る。このため、トナー充填前にトナー供給ローラ208
を外し、開口部202にフィルム203をはる必要があ
る。そして、開口部202にフィルム203をはったの
ち、再度トナー供給ローラ208を取り付ける。
【0092】また、使用後の第1のユニット301のみ
を単純に消費者が購入した新しい第1のユニット301
に交換することにより、第2のユニット401のみを再
利用するようにしてもよい。これにより、第1のユニッ
301を回収する必要が無くなる。
【0093】以上説明したように、上記実施の形態にか
かるトナーカートリッジ110によれば、トナー供給ロ
ーラ208トナーがトナー収納部201から漏れるこ
とを防止する蓋の役割をする。これにより、トナーカー
トリッジ110交換時にトナーがトナー収納部201
ら漏れることがない。また、トナー供給ローラ208の
表面に構成される軟質多孔体は高いトナー保持能力を有
するため、トナー供給ローラ208のトナー搬送能力が
向上するだけでなく、トナー供給ローラ208効果的
にトナーがトナー収納部201から漏れることを防止す
る。さらに、このように構成されたトナー供給ローラ2
08は安価に構成できるので、トナーカートリッジ11
を安価に構成でき、消費者の経済的負担が抑えられ
る。
【0094】さらに、上記実施の形態にかかるトナー供
給ローラ208は、その表面の軟質多孔体をスポンジ質
部材で構成しているので、さらに安価にトナー供給ロー
ラ208が製造できる。また、スポンジ質部材は加工が
容易であるため、トナー供給ローラ208の製造が簡単
にできる。
【0095】さらに、また、上記実施の形態にかかるト
ナーカートリッジ110は、シャッター部302を具備
したので、第1のユニット301と第2のユニット40
1とを分割したときに、シャッター302がトナー供給
ローラ208を覆うことができる。これにより、トナー
がトナー収納部201から漏れるのをさらに確実に防止
できる。
【0096】また、上記実施の形態によれば、トナー供
給ローラ208が現像ローラ210の表面の残留トナー
を除去する。これにより、現像ローラ210が確実に均
一なトナー層を形成できるので、確実に現像できる。ま
た、このようにトナー供給ローラ208が、トナーがト
ナー収納部201から漏れることを防止する蓋の役割を
するだけでなく、トナー供給ローラ208がトナーを現
像ローラ210に供給するとともに現像ローラ210の
表面の残留トナーを除去できる。これにより、装置の小
型化を図れると共に、トナーカートリッジ110を安価
に構成できる。
【0097】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110によれば、トナー供給ローラ208と現
像ローラ210とが同一方向に回転するので、トナー供
給ローラ208と現像ローラ210との接触する力およ
び摩擦力が大きくなる。これにより、トナー供給ローラ
208から現像ローラ210に効率的にトナーが供給さ
れる。また、トナー供給ローラ208が効果的に現像ロ
ーラ210の表面の残留トナーを除去する。また、トナ
ー供給ローラ208がへこんだ状態で現像ローラ210
に接触することでも、トナー供給ローラ208と現像ロ
ーラ210との接触する力および摩擦力が大きくなって
いる。
【0098】さらに、上記実施の形態のよれば、現像ブ
レード213がトナーを帯電すると共に現像ローラ21
0の表面に略均一にトナー層を形成する。これにより、
トナーが現像ローラ210表面に付着しやすくなるの
で、確実に現像ローラ210にトナー層ができる。ま
た、現像ブレード213が、現像ローラ210の表面の
トナー層を均一にするため、さらに確実に現像ができ
る。
【0099】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110は、トナー収納部210と、トナー供給
ローラ208とを一体に有する第1のユニット301
と、現像ローラ210を有する第2のユニット401と
が分割可能であるので、頻繁に交換が必要であるトナー
収納部201と、寿命が長く高価である現像ローラ20
1とを別々のユニットにでき分割できる。これにより、
頻繁に交換が必要な部分のみを交換でき、かつ寿命が長
く高価である現像ローラ210は再利用できる。この結
果、消費者の経済的負担がさらに抑えられる。
【0100】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110は、感光体ローラ111を現像ローラ2
10に近接する位置に有するので、感光体ローラ111
がない画像形成装置にも適用できる。また、感光体ロー
ラ111が現像ローラ210から確実にトナーを供給さ
れるので、感光体ローラ111に確実にトナー像が形成
できる。
【0101】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110は、画像形成装置101固定できるの
で、トナーカートリッジ110が使用できる画像形成装
置101を実現できる。
【0102】また、上記実施の形態にかかるトナーカー
トリッジ110は、トナー収納部201にトナーが無く
なったとしても、トナーをトナー収納部201に補充す
ることで、トナーカートリッジ110の再利用ができ
る。これにより、消費者の経済的負担が軽減されるだけ
でなく、省資源、省エネルギー、ゴミの低減もできる。
【0103】なお、上記実施の形態では、第1のユニッ
ト301に、トナー収納部201、トナー供給ローラ2
08、フィルム203等を備え、第2のユニット401
に、現像ローラ210、感光体ローラ111、帯電ロー
ラ215、クリーニングブレード217、廃トナー収納
部218等を備えた形態で説明したが、分割の仕方はこ
れに限られない。例えば、第2のユニット401が、感
光体ローラ111を持たない形態も考えられる。
【0104】また、上記実施の形態では、トナーカート
リッジ110が、トナー収納部201、トナー供給ロー
ラ208、現像ローラ210、感光体ローラ111、等
を有する形態で説明したが、トナーカートリッジ110
はこの部品をすべて有する形態には限られない。例え
ば、トナーカートリッジ110がトナー収納部201、
トナー供給ローラ208を有し、現像ローラ210、感
光体ローラ111を有さない形態、または、トナーカー
トリッジ110がトナー収納部201、トナー供給ロー
ラ208、現像ローラ210を有し、感光体ローラ11
1を有さない形態などであってもよい。
【0105】なお、上記実施の形態では、トナーカート
リッジ110を画像形成機能のみを有する画像形成装置
101に適用したが、画像形成機能を有するものであれ
ばいかなる装置、たとえばファクシミリ装置などにも適
用できる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
トナー供給ローラトナーがトナー収納部から漏れるこ
とを防止する蓋の役割をするので、トナーカートリッジ
交換時にトナーがトナー収納部から漏れることなく、か
つ消費者の経済的負担が抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる画像形成装置の
断面図
【図2】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
断面図
【図3】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
第1のユニットの断面図
【図4】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジの
第2のユニットの断面図
【図5】上記実施の形態にかかる第1のユニットの斜視
【図6】上記実施の形態にかかる第1のユニットの斜視
【図7】上記実施の形態にかかる第2のユニットの斜視
【図8】上記実施の形態にかかる第1のユニットに廃ト
ナー回収ボトルを装着した斜視図
【図9】上記実施の形態にかかる第1のユニット、第2
のユニットおよび廃トナー回収ボトルを組み立てた状態
の斜視図
【図10】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第1の状態を示す動作図
【図11】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第2の状態を示す動作図
【図12】上記実施の形態にかかるトナーカートリッジ
のトナー搬送動作の第3の状態を示す動作図
【符号の説明】 101 画像形成装置 109 転写ローラ 110 トナーカートリッジ 111 感光体ローラ 112 光学ユニット 115 定着ローラ 201 トナー収納部 202 開口部 203 フィルム 207a,207b ボス部材 208 トナー供給ローラ 210 現像ローラ 213 現像ブレード 215 帯電ローラ 217 クリーニングブレード 221 廃トナー排出部材 218 廃トナー収納部 301 第1のユニット 302 シャッター 401 第2のユニット 701 ガイド部 702a,702b ネジ止部 801 廃トナー回収ボトル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 英二 東京都目黒区下目黒2丁目3番8号 松下 電送システム株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AA02 AA06 AA15 AA18 AA35 AB03 AB15 AC04 AC16 AD02 AD06 AD13 AD31 AE03 BA08 BA09 CA19 FA22

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納されたトナーを外部に供給するため
    の開口部を有するトナー収納部と、前記開口部近傍であ
    って前記開口部を覆うような位置に設けられ、表面が軟
    質多孔体で形成されたトナー供給ローラと、を具備した
    ことを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記トナー供給ローラに対して接触配置
    され、前記トナー供給ローラの前記軟質多孔体から供給
    されたトナーが付着する現像ローラを具備し、前記トナ
    ー供給ローラと前記現像ローラとを同一方向に回転させ
    ることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記トナー供給ローラは前記現像ローラ
    の表面の残留トナーを除去することを特徴とする請求項
    2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記現像ローラに近接して潜像が形成さ
    れる感光体を配置したことを特徴とする請求項2または
    請求項3に記載のトナーカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記軟質多孔体はスポンジ質部材である
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記
    載のトナーカートリッジ。
  6. 【請求項6】 収納されたトナーを外部に供給するため
    の開口部を有するトナー収納部および前記開口部近傍で
    あって前記開口部を覆うような位置に設けられたトナー
    供給ローラを一体化した第1のユニットと、前記トナー
    供給ローラに対して接触配置され、前記トナー供給ロー
    ラから供給されたトナーが付着する現像ローラを有する
    第2のユニットとを分割可能にしたことを特徴とするト
    ナーカートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記トナー供給ローラは表面が軟質多孔
    体で形成されていることを特徴とする請求項6に記載の
    トナーカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記軟質多孔体は、スポンジ質部材であ
    ることを特徴とする請求項7に記載のトナーカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 前記第1のユニットは、前記第2のユニ
    ットと分割された状態で前記トナー供給ローラを覆うよ
    うに可動するシャッター部をさらに具備したことを特徴
    とする請求項6から請求項8に記載のトナーカートリッ
    ジ。
  10. 【請求項10】 前記トナー供給ローラと前記現像ロー
    ラとを同一方向に回転させることを特徴とする請求項6
    から請求項9のいずれかに記載のトナーカートリッジ。
  11. 【請求項11】 前記第2のユニットは、前記現像ロー
    ラに近接して潜像が形成される感光体を配置したことを
    特徴とする請求項6から請求項10のいずれかに記載の
    トナーカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記トナー収納部にトナーが無くなっ
    たときに、前記第1のユニットのみが交換されることを
    特徴とする請求項6から請求項11のいずれかに記載の
    トナーカートリッジ。
  13. 【請求項13】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載のトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジ
    を装置本体に固定する固定部材と、を具備したことを特
    徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から請求項12のいずれかに
    記載のトナーカートリッジのトナー収納部にトナーを補
    充することを特徴とするトナーカートリッジの再充填方
    法。
  15. 【請求項15】 前記トナー収納部からトナー供給ロー
    ラを分離し、前記トナー収納部にトナーを補充し、前記
    トナー補充後に前記トナー収納部に前記トナー供給ロー
    ラを再度取り付けることを特徴とする請求項14に記載
    のトナーカートリッジの再充填方法。
  16. 【請求項16】 請求項6から請求項12のいずれかに
    記載のトナーカートリッジの第1のユニットの前記トナ
    ー収納部からトナー供給ローラを分離し、前記トナー収
    納部にトナーを補充し、前記トナー補充後に前記トナー
    収納部に前記トナー供給ローラを再度取り付けることを
    特徴とする請求項15に記載の再充填方法。
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