JP2001117052A - 眼鏡パーツの差込み連結機構 - Google Patents
眼鏡パーツの差込み連結機構Info
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- JP2001117052A JP2001117052A JP30113799A JP30113799A JP2001117052A JP 2001117052 A JP2001117052 A JP 2001117052A JP 30113799 A JP30113799 A JP 30113799A JP 30113799 A JP30113799 A JP 30113799A JP 2001117052 A JP2001117052 A JP 2001117052A
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- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C5/00—Constructions of non-optical parts
- G02C5/02—Bridges; Browbars; Intermediate bars
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C2200/00—Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
- G02C2200/04—Junctions between frame elements having a click function
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02C—SPECTACLES; SUNGLASSES OR GOGGLES INSOFAR AS THEY HAVE THE SAME FEATURES AS SPECTACLES; CONTACT LENSES
- G02C2200/00—Generic mechanical aspects applicable to one or more of the groups G02C1/00 - G02C5/00 and G02C9/00 - G02C13/00 and their subgroups
- G02C2200/08—Modular frames, easily exchangeable frame parts and lenses
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Ophthalmology & Optometry (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 眼鏡パーツ同士を簡単に着脱することができ
て部品交換を迅速に行うことができ、しかも連結された
眼鏡パーツ同士は安定な結合状態を保持し得る眼鏡パー
ツの差込み連結機構を提供すること。 【解決手段】 第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰを第２
眼鏡パーツ２のソケット孔Ｃに差し込むことによって、
差込プラグＰの差鎌部11がソケット孔Ｃの入嵌口21に弾
性嵌合して第１・第２眼鏡パーツ１・２が互いに連結さ
れると共に、第２眼鏡パーツ２の操作口22から差込プラ
グＰの弾性タング12を操作することにより連結状態にあ
る第１眼鏡パーツ１を引抜き分離可能に構成するという
技術的手段を採用した。 【効果】 簡単な操作で眼鏡テンプル等の眼鏡パーツを
迅速に取り替えることができ、従来のテンプル取替のよ
うに小さくて回しにくい小ネジから成る枢支軸を取り外
すという面倒な作業を行う必要がなくなる。
て部品交換を迅速に行うことができ、しかも連結された
眼鏡パーツ同士は安定な結合状態を保持し得る眼鏡パー
ツの差込み連結機構を提供すること。 【解決手段】 第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰを第２
眼鏡パーツ２のソケット孔Ｃに差し込むことによって、
差込プラグＰの差鎌部11がソケット孔Ｃの入嵌口21に弾
性嵌合して第１・第２眼鏡パーツ１・２が互いに連結さ
れると共に、第２眼鏡パーツ２の操作口22から差込プラ
グＰの弾性タング12を操作することにより連結状態にあ
る第１眼鏡パーツ１を引抜き分離可能に構成するという
技術的手段を採用した。 【効果】 簡単な操作で眼鏡テンプル等の眼鏡パーツを
迅速に取り替えることができ、従来のテンプル取替のよ
うに小さくて回しにくい小ネジから成る枢支軸を取り外
すという面倒な作業を行う必要がなくなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼鏡の連結機構の
改良、更に詳しくは、眼鏡パーツ同士を簡単に着脱する
ことができて部品交換も迅速かつ的確に行うことができ
る眼鏡パーツの差込み連結機構に関するものである。
改良、更に詳しくは、眼鏡パーツ同士を簡単に着脱する
ことができて部品交換も迅速かつ的確に行うことができ
る眼鏡パーツの差込み連結機構に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】眼鏡は、テンプル、蝶番、リム等の多数
の眼鏡部品を適所で結合して作製される。これら眼鏡部
品のうち、特にテンプルは、眼鏡の掛脱時に開閉動作を
繰り返すので、その他の眼鏡部品よりも頻繁に外力を受
けて変形しやすく、また、テンプルは汗や皮脂、化粧品
等に常時接触しているので、経時的に化学変化を起して
変色・褪色しやすい。そのため、眼鏡テンプルが変形し
たり外観的に劣化した場合には、テンプルを外して修理
やリフレッシュ処理を行わなければならず、それでも回
復しないときにはテンプルを新品に取り替える必要が生
じる。
の眼鏡部品を適所で結合して作製される。これら眼鏡部
品のうち、特にテンプルは、眼鏡の掛脱時に開閉動作を
繰り返すので、その他の眼鏡部品よりも頻繁に外力を受
けて変形しやすく、また、テンプルは汗や皮脂、化粧品
等に常時接触しているので、経時的に化学変化を起して
変色・褪色しやすい。そのため、眼鏡テンプルが変形し
たり外観的に劣化した場合には、テンプルを外して修理
やリフレッシュ処理を行わなければならず、それでも回
復しないときにはテンプルを新品に取り替える必要が生
じる。
【０００３】また、眼鏡テンプルの取替は、各種サイズ
やデザインの眼鏡テンプルを多数揃えておき、これらの
中からＴＰＯに応じて適当なテンプルを選択して使い分
けるといったことも、出来得れば望ましい。
やデザインの眼鏡テンプルを多数揃えておき、これらの
中からＴＰＯに応じて適当なテンプルを選択して使い分
けるといったことも、出来得れば望ましい。
【０００４】ところが、上記の如きテンプル取替は通
常、眼鏡フロント枠にテンプルを折畳み自在に枢支連結
するヒンジ部の小ネジを緩めてテンプルを取り外し、修
理や選択等の必要な作業をしてからテンプルをヒンジ部
に嵌合しつつサイド小ネジを締めてテンプルを取り付け
る構造になっているので、小さくて回し難いヒンジ用小
ネジの取外し・取付作業が必要となり、このような作業
は非常に面倒で手間がかかるという問題があった。
常、眼鏡フロント枠にテンプルを折畳み自在に枢支連結
するヒンジ部の小ネジを緩めてテンプルを取り外し、修
理や選択等の必要な作業をしてからテンプルをヒンジ部
に嵌合しつつサイド小ネジを締めてテンプルを取り付け
る構造になっているので、小さくて回し難いヒンジ用小
ネジの取外し・取付作業が必要となり、このような作業
は非常に面倒で手間がかかるという問題があった。
【０００５】また、リムロックは、上下に分断されたリ
ムのロック端に上下にネジ止めすることにより、リム枠
内にレンズを抱持する部品であるが、小さな壺金に小ネ
ジを挿入して螺合しなければならないため、作業が微細
であり、交換などの際のレンズの脱着には手間と技巧を
要した。
ムのロック端に上下にネジ止めすることにより、リム枠
内にレンズを抱持する部品であるが、小さな壺金に小ネ
ジを挿入して螺合しなければならないため、作業が微細
であり、交換などの際のレンズの脱着には手間と技巧を
要した。
【０００６】他方、ブリッジは、左右２つのリム枠をつ
なぐ部品であり、従来は、これら左右のリム枠とブリッ
ジがロウ付けなどの接合処理によって不可分に結合して
いたので、眼鏡の幅が広くて、持ち運びや収納の際に嵩
張ってしまうという問題があった。
なぐ部品であり、従来は、これら左右のリム枠とブリッ
ジがロウ付けなどの接合処理によって不可分に結合して
いたので、眼鏡の幅が広くて、持ち運びや収納の際に嵩
張ってしまうという問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点に
鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、
眼鏡パーツ同士を簡単に着脱することができ、しかも、
連結された眼鏡パーツ同士は安定な結合状態を保ち得る
眼鏡パーツの差込み連結機構を提供することにある。
鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、
眼鏡パーツ同士を簡単に着脱することができ、しかも、
連結された眼鏡パーツ同士は安定な結合状態を保ち得る
眼鏡パーツの差込み連結機構を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明者が上記課題を解
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
決するために採用した手段を添付図面を参照して説明す
れば次のとおりである。
【０００９】即ち、本発明は、差込プラグＰを有する第
１眼鏡パーツ１と；前記差込プラグＰがインサートされ
るソケット孔Ｃが開設された第２眼鏡パーツ２とを含ん
で成り、前記第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰは、バネ
性線材または薄板材をピンカーブ状に折曲成形したクリ
ップ状突起棒であって、突出部位には弧状に膨出した弾
性の差鎌部11を備え、また、当該パーツ１の根元側に伸
びる折返端部には反曲状の弾性タング12を有する一方、
前記第２眼鏡パーツ２におけるソケット孔Ｃには、前記
差込プラグＰの差鎌部11が弾力的に嵌込む入嵌口21が奥
部該当位置に開設され、かつ、弾性タング12に対応する
位置には当該タングを操作するための操作口22が開設し
てあり、前記第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰを第２眼
鏡パーツ２のソケット孔Ｃに差し込むことによって、差
込プラグＰの前記差鎌部11が入嵌口21に弾性嵌合して第
１・第２眼鏡パーツ１・２を互いに連結し、第２眼鏡パ
ーツ２の操作口22から差込プラグＰの弾性タング12を操
作することにより連結状態にある第１眼鏡パーツ１を引
抜き分離可能に構成するという技術的手段を採用した。
１眼鏡パーツ１と；前記差込プラグＰがインサートされ
るソケット孔Ｃが開設された第２眼鏡パーツ２とを含ん
で成り、前記第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰは、バネ
性線材または薄板材をピンカーブ状に折曲成形したクリ
ップ状突起棒であって、突出部位には弧状に膨出した弾
性の差鎌部11を備え、また、当該パーツ１の根元側に伸
びる折返端部には反曲状の弾性タング12を有する一方、
前記第２眼鏡パーツ２におけるソケット孔Ｃには、前記
差込プラグＰの差鎌部11が弾力的に嵌込む入嵌口21が奥
部該当位置に開設され、かつ、弾性タング12に対応する
位置には当該タングを操作するための操作口22が開設し
てあり、前記第１眼鏡パーツ１の差込プラグＰを第２眼
鏡パーツ２のソケット孔Ｃに差し込むことによって、差
込プラグＰの前記差鎌部11が入嵌口21に弾性嵌合して第
１・第２眼鏡パーツ１・２を互いに連結し、第２眼鏡パ
ーツ２の操作口22から差込プラグＰの弾性タング12を操
作することにより連結状態にある第１眼鏡パーツ１を引
抜き分離可能に構成するという技術的手段を採用した。
【００１０】また、本発明は、前記第１眼鏡パーツ１お
よび前記第２眼鏡パーツ２の対が、テンプルの基端およ
び蝶番の持出端であったり、リムロック端であったり、
またはブリッジに適用することが可能である。
よび前記第２眼鏡パーツ２の対が、テンプルの基端およ
び蝶番の持出端であったり、リムロック端であったり、
またはブリッジに適用することが可能である。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を具体的に図示
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のごとくであ
る。
した図面に基いて更に詳細に説明すると次のごとくであ
る。
【００１２】まず、本発明の実施形態である眼鏡パーツ
の差込み連結機構を図１に基いて説明する。図中、符号
１で指示するものは第１眼鏡パーツであり、この第１眼
鏡パーツ１は、一端に符号Ｐで指示する差込プラグを有
する。この差込プラグＰは、バネ性線材または薄板材を
ピンカーブ状に折曲成形したクリップ状突起棒であっ
て、突出部位には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備
え、また、当該パーツ１の根元側に伸びる折返端部には
反曲状に成形された弾性タング12を有する。
の差込み連結機構を図１に基いて説明する。図中、符号
１で指示するものは第１眼鏡パーツであり、この第１眼
鏡パーツ１は、一端に符号Ｐで指示する差込プラグを有
する。この差込プラグＰは、バネ性線材または薄板材を
ピンカーブ状に折曲成形したクリップ状突起棒であっ
て、突出部位には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備
え、また、当該パーツ１の根元側に伸びる折返端部には
反曲状に成形された弾性タング12を有する。
【００１３】また、符号２で指示するものは第２眼鏡パ
ーツであり、この第２眼鏡パーツ２は、一端に符号Ｃで
指示するソケット孔を有する。このソケット孔Ｃは、前
記差込プラグＰの差鎌部11が弾力的に嵌込む入嵌口21が
奥部該当位置に開設され、かつ、弾性タング12に対応す
る位置には当該タングを操作するための操作口22が開設
してある。
ーツであり、この第２眼鏡パーツ２は、一端に符号Ｃで
指示するソケット孔を有する。このソケット孔Ｃは、前
記差込プラグＰの差鎌部11が弾力的に嵌込む入嵌口21が
奥部該当位置に開設され、かつ、弾性タング12に対応す
る位置には当該タングを操作するための操作口22が開設
してある。
【００１４】『第１実施形態』本発明を、蝶番とテンプ
ルとの接合部に適用して構成した第１実施形態を図３に
基いて説明する。本実施形態では、眼鏡パーツ１として
テンプル部材１および第２眼鏡パーツ２として蝶番部材
２を使用している。このテンプル部材１は、一端に曲げ
弾性変形可能なバネ板をピンカーブ状に折曲成形したク
リップ状突起棒である差込プラグＰを有する。この差込
プラグＰの突出部位には、三角形に膨出した弾性の差鎌
部11を備え、また、当該テンプル部材１の根元側に伸び
る折返端部には反曲状の弾性タング12を有する。また、
前記蝶番部材２は、一端にソケット孔Ｃを有しており、
このソケット孔Ｃは、前記差込プラグＰの差鎌部11が弾
力的に嵌込む入嵌口21が奥部該当位置に開設され、か
つ、弾性タング12に対応する位置には当該タングを操作
するための操作口22が開設してある。そして、このソケ
ット孔Ｃに前記テンプル部材１の差込プラグＰを挿入
し、差込プラグＰの前記差鎌部11が入嵌口21に弾性嵌合
することによって、テンプル部材１および蝶番部材２を
互いに連結する。
ルとの接合部に適用して構成した第１実施形態を図３に
基いて説明する。本実施形態では、眼鏡パーツ１として
テンプル部材１および第２眼鏡パーツ２として蝶番部材
２を使用している。このテンプル部材１は、一端に曲げ
弾性変形可能なバネ板をピンカーブ状に折曲成形したク
リップ状突起棒である差込プラグＰを有する。この差込
プラグＰの突出部位には、三角形に膨出した弾性の差鎌
部11を備え、また、当該テンプル部材１の根元側に伸び
る折返端部には反曲状の弾性タング12を有する。また、
前記蝶番部材２は、一端にソケット孔Ｃを有しており、
このソケット孔Ｃは、前記差込プラグＰの差鎌部11が弾
力的に嵌込む入嵌口21が奥部該当位置に開設され、か
つ、弾性タング12に対応する位置には当該タングを操作
するための操作口22が開設してある。そして、このソケ
ット孔Ｃに前記テンプル部材１の差込プラグＰを挿入
し、差込プラグＰの前記差鎌部11が入嵌口21に弾性嵌合
することによって、テンプル部材１および蝶番部材２を
互いに連結する。
【００１５】また、図４は、第１実施形態における連結
状態を示すものであり、蝶番部材２の操作口22から差込
プラグＰの弾性タング12を操作することにより、弾性の
差鎌部11が扁平に伸びて反曲状部分が入嵌口21から外れ
るため、テンプル部材１は蝶番部材２から引き抜き可能
になる。
状態を示すものであり、蝶番部材２の操作口22から差込
プラグＰの弾性タング12を操作することにより、弾性の
差鎌部11が扁平に伸びて反曲状部分が入嵌口21から外れ
るため、テンプル部材１は蝶番部材２から引き抜き可能
になる。
【００１６】『第２実施形態』次に、本発明を眼鏡のリ
ム部分に適用したものを図５に図示し、第２実施形態と
して説明する。本実施形態において、第１眼鏡パーツ１
はリムＲの下側ロック端であり、第２眼鏡パーツ２はリ
ムＲの上側ロック端である。そして、下側ロック端（第
１眼鏡パーツ）１の外側面にはリムＲと同じ幅のブロッ
ク片1bがロウ付けされており、その上端面には差込プラ
グＰが突設されている。この差込プラグＰは、上端部位
には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備え、ブロック片
1b側へ伸びる折返端部は反曲状の弾性タング12を有す
る。他方、上側ロック端（第２眼鏡パーツ）２の外側面
にもリムＲと同じ幅のブロック片2bがロウ付けされて前
記差込プラグＰに対向している。このブロック片2bは、
下端から上方に向けてソケット孔Ｃが開設してある。そ
して、このソケット孔Ｃは、前記差鎌部11が弾力的に嵌
込む入嵌口21が奥部該当位置に当該ブロック片2bの外側
面から入嵌口21が刳抜き形成されており、かつ、このブ
ロック片2bにおける前記弾性タング12に対応する位置に
操作口22が欠取り形成されてある。そして、ブロック片
1bとブロック片2bとを突き合わせると、ソケット孔Ｃの
中に差込プラグＰが差し込まれることになり、差込プラ
グＰの差鎌部11がソケット孔Ｃにおける入嵌口21に弾性
嵌合し、差込プラグＰの弾性タング12がソケット孔Ｃの
操作口22にハミ出し嵌合してリムＲの下側ロック端１と
上側ロック端２とはピッタリと安定に連結される。
ム部分に適用したものを図５に図示し、第２実施形態と
して説明する。本実施形態において、第１眼鏡パーツ１
はリムＲの下側ロック端であり、第２眼鏡パーツ２はリ
ムＲの上側ロック端である。そして、下側ロック端（第
１眼鏡パーツ）１の外側面にはリムＲと同じ幅のブロッ
ク片1bがロウ付けされており、その上端面には差込プラ
グＰが突設されている。この差込プラグＰは、上端部位
には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備え、ブロック片
1b側へ伸びる折返端部は反曲状の弾性タング12を有す
る。他方、上側ロック端（第２眼鏡パーツ）２の外側面
にもリムＲと同じ幅のブロック片2bがロウ付けされて前
記差込プラグＰに対向している。このブロック片2bは、
下端から上方に向けてソケット孔Ｃが開設してある。そ
して、このソケット孔Ｃは、前記差鎌部11が弾力的に嵌
込む入嵌口21が奥部該当位置に当該ブロック片2bの外側
面から入嵌口21が刳抜き形成されており、かつ、このブ
ロック片2bにおける前記弾性タング12に対応する位置に
操作口22が欠取り形成されてある。そして、ブロック片
1bとブロック片2bとを突き合わせると、ソケット孔Ｃの
中に差込プラグＰが差し込まれることになり、差込プラ
グＰの差鎌部11がソケット孔Ｃにおける入嵌口21に弾性
嵌合し、差込プラグＰの弾性タング12がソケット孔Ｃの
操作口22にハミ出し嵌合してリムＲの下側ロック端１と
上側ロック端２とはピッタリと安定に連結される。
【００１７】また、図６は、連結された上記第２実施形
態のリム連結状態を部分的拡大して示した斜視説明図で
ある。この連結状態にある下側ロック端１と上側ロック
端２は、ソケット孔Ｃの操作口22からハミ出た弾性タン
グ12を押して操作することにより、弾性の差鎌部11が扁
平に伸び、入嵌口21から外れ易くなる。そこで、両ブロ
ック片１・２を上下に引っ張ればリムＲは、下側ロック
端１と上側ロック端２で上下に離分され、レンズＬは取
り外し可能になる。
態のリム連結状態を部分的拡大して示した斜視説明図で
ある。この連結状態にある下側ロック端１と上側ロック
端２は、ソケット孔Ｃの操作口22からハミ出た弾性タン
グ12を押して操作することにより、弾性の差鎌部11が扁
平に伸び、入嵌口21から外れ易くなる。そこで、両ブロ
ック片１・２を上下に引っ張ればリムＲは、下側ロック
端１と上側ロック端２で上下に離分され、レンズＬは取
り外し可能になる。
【００１８】『第３実施形態』次に、本発明を眼鏡のブ
リッジ部分に適用したものを図７に図示し、第３実施形
態として説明する。本実施形態において、第１眼鏡パー
ツ１はブリッジＢの右側ブリッジ片であり、第２眼鏡パ
ーツ２はブリッジＢの左側ブリッジ片である。そして、
右側ブリッジ片（第１眼鏡パーツ）１の左端面には差込
プラグＰが突設されている。この差込プラグＰは、左端
部位には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備え、右側ブ
リッジ片側へ伸びる折返端部は反曲状の弾性タング12を
有する。他方、左側ブリッジ片（第２眼鏡パーツ）２の
外側面の前記差込プラグＰに対向している。この左側ブ
リッジ片２は、右端から左方に向けてソケット孔Ｃが開
設してある。そして、このソケット孔Ｃは、前記差鎌部
11が弾力的に嵌込む入嵌口21が奥部該当位置に当該左側
ブリッジ片２の外側面から入嵌口21が刳抜き形成されて
おり、かつ、この左側ブリッジ片２における前記弾性タ
ング12に対応する位置に操作口22が欠取り形成されてあ
る。そして、右側ブリッジ片１と左側ブリッジ片２とを
突き合わせると、ソケット孔Ｃの中に差込プラグＰが差
し込まれることになり、差込プラグＰの差鎌部11がソケ
ット孔Ｃにおける入嵌口21に弾性嵌合して、差込プラグ
Ｐの弾性タング12がソケット孔Ｃの操作口22にハミ出し
嵌合してブリッジＢの右側ブリッジ片１と左側ブリッジ
片２とはピッタリと安定に連結される。
リッジ部分に適用したものを図７に図示し、第３実施形
態として説明する。本実施形態において、第１眼鏡パー
ツ１はブリッジＢの右側ブリッジ片であり、第２眼鏡パ
ーツ２はブリッジＢの左側ブリッジ片である。そして、
右側ブリッジ片（第１眼鏡パーツ）１の左端面には差込
プラグＰが突設されている。この差込プラグＰは、左端
部位には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を備え、右側ブ
リッジ片側へ伸びる折返端部は反曲状の弾性タング12を
有する。他方、左側ブリッジ片（第２眼鏡パーツ）２の
外側面の前記差込プラグＰに対向している。この左側ブ
リッジ片２は、右端から左方に向けてソケット孔Ｃが開
設してある。そして、このソケット孔Ｃは、前記差鎌部
11が弾力的に嵌込む入嵌口21が奥部該当位置に当該左側
ブリッジ片２の外側面から入嵌口21が刳抜き形成されて
おり、かつ、この左側ブリッジ片２における前記弾性タ
ング12に対応する位置に操作口22が欠取り形成されてあ
る。そして、右側ブリッジ片１と左側ブリッジ片２とを
突き合わせると、ソケット孔Ｃの中に差込プラグＰが差
し込まれることになり、差込プラグＰの差鎌部11がソケ
ット孔Ｃにおける入嵌口21に弾性嵌合して、差込プラグ
Ｐの弾性タング12がソケット孔Ｃの操作口22にハミ出し
嵌合してブリッジＢの右側ブリッジ片１と左側ブリッジ
片２とはピッタリと安定に連結される。
【００１９】また、図８は、連結された上記第３実施形
態のブリッジ連結状態を示した斜視説明図である。この
連結状態にある左側ブリッジ片１と右側ブリッジ片２
は、ソケット孔Ｃの操作口22からハミ出た弾性タング12
を押して操作することにより、弾性の差鎌部11が扁平に
伸び、入嵌口21から外れ易くなる。そこで、両ブリッジ
片１・２を左右に引っ張ればブリッジＢは、左側ブリッ
ジ片１と右側ブリッジ片２で左右に離分される。
態のブリッジ連結状態を示した斜視説明図である。この
連結状態にある左側ブリッジ片１と右側ブリッジ片２
は、ソケット孔Ｃの操作口22からハミ出た弾性タング12
を押して操作することにより、弾性の差鎌部11が扁平に
伸び、入嵌口21から外れ易くなる。そこで、両ブリッジ
片１・２を左右に引っ張ればブリッジＢは、左側ブリッ
ジ片１と右側ブリッジ片２で左右に離分される。
【００２０】本発明は概ね上記のように構成されるが、
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、テンプルとモダンの連結や、リ
ムとパッドの連結など他の部分の連結にも使用できる
し、上下左右が特定されるような差鎌部11および入嵌口
21を形成しても良く、何れのものも本発明の技術的範囲
に属する。
本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してな
く、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が
可能であって、例えば、テンプルとモダンの連結や、リ
ムとパッドの連結など他の部分の連結にも使用できる
し、上下左右が特定されるような差鎌部11および入嵌口
21を形成しても良く、何れのものも本発明の技術的範囲
に属する。
【００２１】
【発明の効果】以上実施形態を挙げて説明したとおり、
本発明にあっては、簡単な操作で眼鏡テンプルを迅速に
取り替えることができ、従来のテンプル取替のように小
さくて回しにくい小ネジから成る枢支軸を取り外すとい
う面倒な作業を行う必要がなくなる。よって、各種サイ
ズやデザインの眼鏡テンプルを多数揃えておき、これら
の中からＴＰＯに応じて適当なテンプルを選択してお洒
落な眼鏡を楽しむことができる。また、リムロックとし
て採用することで、レンズ交換が非常に容易にしかも確
実に行うことができると共に、テンプルおよびブリッジ
を分離できるようになるので、小さくばらせば、眼鏡ケ
ースが小型化できたり、小さな容器で眼鏡の浸け置き洗
浄ができたりするなど、産業上における利用価値は頗る
高い。
本発明にあっては、簡単な操作で眼鏡テンプルを迅速に
取り替えることができ、従来のテンプル取替のように小
さくて回しにくい小ネジから成る枢支軸を取り外すとい
う面倒な作業を行う必要がなくなる。よって、各種サイ
ズやデザインの眼鏡テンプルを多数揃えておき、これら
の中からＴＰＯに応じて適当なテンプルを選択してお洒
落な眼鏡を楽しむことができる。また、リムロックとし
て採用することで、レンズ交換が非常に容易にしかも確
実に行うことができると共に、テンプルおよびブリッジ
を分離できるようになるので、小さくばらせば、眼鏡ケ
ースが小型化できたり、小さな容器で眼鏡の浸け置き洗
浄ができたりするなど、産業上における利用価値は頗る
高い。
【図１】本発明の実施形態の眼鏡パーツの差込み連結機
構における連結前の状態を表わす構造図である。
構における連結前の状態を表わす構造図である。
【図２】本発明の実施形態の眼鏡パーツの差込み連結機
構における連結状態を表わす構造図である。
構における連結状態を表わす構造図である。
【図３】本発明の第１実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
【図４】本発明の第１実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
【図５】本発明の第２実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
【図６】本発明の第２実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
【図７】本発明の第３実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
結機構を適用した眼鏡における連結前の状態を表わす斜
視図である。
【図８】本発明の第３実施形態の眼鏡パーツの差込み連
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
結機構を適用した眼鏡における連結状態を表わす斜視図
である。
１ 第１眼鏡パーツ Ｐ 差込プラグ 11 差鎌部 12 弾性タング ２ 第２眼鏡パーツ Ｃ ソケット孔 21 入嵌口 22 操作口 1b・2b ブロック片 Ｒ リム Ｌ レンズ Ｂ ブリッジ
Claims (4)
- 【請求項１】 差込プラグＰを有する第１眼鏡パーツ１
と；前記差込プラグＰがインサートされるソケット孔Ｃ
が開設された第２眼鏡パーツ２とを含んで成り、前記第
１眼鏡パーツ１の差込プラグＰは、バネ性線材または薄
板材をピンカーブ状に折曲成形したクリップ状突起棒で
あって、突出部位には弧状に膨出した弾性の差鎌部11を
備え、また、当該パーツ１の根元側に伸びる折返端部に
は反曲状の弾性タング12を有する一方、前記第２眼鏡パ
ーツ２におけるソケット孔Ｃには、前記差込プラグＰの
差鎌部11が弾力的に嵌込む入嵌口21が奥部該当位置に開
設され、かつ、弾性タング12に対応する位置には当該タ
ングを操作するための操作口22が開設してあり、前記第
１眼鏡パーツ１の差込プラグＰを第２眼鏡パーツ２のソ
ケット孔Ｃに差し込むことによって、差込プラグＰの前
記差鎌部11が入嵌口21に弾性嵌合して第１・第２眼鏡パ
ーツ１・２が互いに連結され、第２眼鏡パーツ２の操作
口22から差込プラグＰの弾性タング12を操作することに
より連結状態にある第１眼鏡パーツ１を引抜き分離可能
に構成したことを特徴とする眼鏡パーツの差込み連結機
構。 - 【請求項２】 前記第１眼鏡パーツ１および前記第２眼
鏡パーツ２が、テンプルの基端と、蝶番の持出端である
ことを特徴とする請求項１記載の眼鏡パーツの差込み連
結機構。 - 【請求項３】 前記第１眼鏡パーツ１および前記第２眼
鏡パーツ２が、上下に分断されたリムのロック端であっ
て、このロック端１と２との外側面に差込プラグＰとソ
ケット孔Ｃが対設されていることを特徴とする請求項１
または２記載の眼鏡パーツの差込み連結機構。 - 【請求項４】 前記第１眼鏡パーツ１および前記第２眼
鏡パーツ２が、左右に分断されたブリッジ片であること
を特徴とする請求項１から３の何れか一つに記載の眼鏡
パーツの差込み連結機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30113799A JP2001117052A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 眼鏡パーツの差込み連結機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30113799A JP2001117052A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 眼鏡パーツの差込み連結機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001117052A true JP2001117052A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=17893263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30113799A Pending JP2001117052A (ja) | 1999-10-22 | 1999-10-22 | 眼鏡パーツの差込み連結機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001117052A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-10-22 JP JP30113799A patent/JP2001117052A/ja active Pending
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