JP2001116309A - 換気空調システム - Google Patents

換気空調システム

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JP2001116309A
JP2001116309A JP28941999A JP28941999A JP2001116309A JP 2001116309 A JP2001116309 A JP 2001116309A JP 28941999 A JP28941999 A JP 28941999A JP 28941999 A JP28941999 A JP 28941999A JP 2001116309 A JP2001116309 A JP 2001116309A
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air
ventilation
air conditioning
conditioning system
ventilating
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Takashi Toyama
隆 遠山
Makoto Ito
伊藤  誠
Yoshimasa Kikuchi
芳正 菊池
Yoshihide Ito
芳英 伊藤
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F13/00Details common to, or for air-conditioning, air-humidification, ventilation or use of air currents for screening
    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser
    • F24F2013/0616Outlets that have intake openings

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  • Ventilation (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気空調システムにおいて、空気調和効率を
向上させ、小能力化を図る。 【解決手段】 所定局所領域42,44の換気を行う換
気手段と、上記所定局所領域42,44を含む所定空間
A,B内の空気調和を行う空気調和手段51,52とを
備え、上記所定空間A,B内の所定局所領域42,44
の換気と上記所定空間A,B内の空気調和とを行う換気
空調システムであって、上記換気手段を、上記所定空間
A,B内の所定局所領域42,44を囲むように外気を
旋回させてエアカーテン状に吹き出すとともに該エアカ
ーテン状に吹き出される外気の内側において当該所定局
所領域42,44内の空気を外部に吸引排気するトルネ
ード型の換気装置1,1A〜1Dにより形成する一方、
上記空気調和手段51,52の空気調和能力を上記トル
ネード型換気装置1,1A〜1Dの必要換気量に対応し
て設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、所定局所領域の
換気を行う換気手段と同所定局所領域を含む所定空間内
の空気調和を行う空気調和手段とを組合わせた換気空調
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば厨房のコンロ部や工場の臭気ガス
発生部などの所定局所領域には一般に当該領域の上方に
当該領域を覆う排気フードを備え、該排気フードを介し
て上記局所領域の空気を吸引排気する換気手段が設けら
れてきた。
【0003】そして、該換気手段の換気性能を良好にす
るために、当該換気手段が設置された厨房室や工場内作
業空間の壁部等所定位置には、例えば通気ガラリや給気
ダクトなどの外部からの給気手段が併せて設けられてい
る。
【0004】一方、このような所定局所領域の換気手段
が設置された厨房室や工場内の作業空間等の所定空間で
の作業環境を快適にするために、同空間内には冷暖房用
の空気調和手段が設置されている。
【0005】図5は、そのような従来の換気空調システ
ムの一例を示している。
【0006】この換気空調システムは、例えば焼肉店に
おける設置例を示しており、キッチンカウンター46を
介して相互に連通する厨房Aや客室B等所定の空気調和
空間内における調理用コンロ42やロースター44,4
4・・・等の所定換気領域の上方に対応して設けられ、
当該領域からの臭気や煙等を周囲に飛散させることなく
吸引して戸外に排出する排気ダクト41,53,54,
55、排気ファン40a,56、排気フード等を備えた
換気扇型の複数の換気手段40,43,43・・・等を
備えている一方、上記厨房Aおよび客室Bの共通する天
井部45に各々空気調和機51,52を備え、適切な空
気調和を行うようになっている。
【0007】また、上記厨房Aの天井部45および客室
Bの天井部45には、各々給気用のガラリ47,49が
設けられているとともに客室Bの壁部4には換気扇48
が設けられている。
【0008】そして、上記調理用コンロ42やロースタ
ー44,44・・・の各々に対応する上記複数の換気手
段40,43,43・・・と換気扇48により、それぞ
れ例えば図中に数字で示したような空気量での換気が行
われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
換気空調システムでは、十分な換気性能を確保しようと
すると、図示のようにガラリ47,49等を介した給気
量を含む必然的に大きな換気量が必要であり、また換気
手段40,43,43・・・の吸気口と換気手段40,
43,43・・・へのガラリ47,49等給気口とが別
々に離れて設けられているために、上記空気調和機5
1,52によって空気調和された空気をも一緒に外部に
排出してしまう問題がある。
【0010】そのために、空気調和機51,52の空気
調和効率が悪く、十分な空気調和性能を維持しようとす
ると、その分大きな能力の空気調和機51,52を必要
とし、設備コストもアップする。
【0011】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、上記換気手段を、上記所定空間内
の所定局所領域を囲むように外気を旋回させてエアカー
テン状に吹き出すとともに該エアカーテン状に吹き出さ
れる外気の内側において当該所定局所領域内の空気を外
部に吸引排気するトルネード型の換気装置により形成す
ることによって、空気調和効率を向上させる一方、上記
空気調和手段の空気調和能力を上記トルネード型換気装
置の必要換気量に対応して設定することによって、空気
調和手段の小能力化を図った換気空調システムを提供す
ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記
の目的を達成するために、次のような課題解決手段を備
えて構成されている。
【0013】(1) 請求項1の発明 この発明の換気空調システムは、所定局所領域42,4
4の換気を行う換気手段と、上記所定局所領域42,4
4を含む所定空間A,B内の空気調和を行う空気調和手
段51,52とを備え、上記所定空間A,B内の所定局
所領域42,44の換気と上記所定空間A,B内の空気
調和とを行う換気空調システムにおいて、上記換気手段
を、上記所定空間A,B内の所定局所領域42,44を
囲むように外気を旋回させてエアカーテン状に吹き出す
とともに該エアカーテン状に吹き出される外気の内側に
おいて当該所定局所領域42,44内の空気を外部に吸
引排気するトルネード型の換気装置1,1A〜1Dによ
り形成する一方、上記空気調和手段51,52の空気調
和能力を上記トルネード型換気装置1,1A〜1Dの必
要換気量に対応して設定したことを特徴としている。
【0014】この発明の構成では、以上のように、先ず
換気手段が、所定空間A,B内の所定局所領域42,4
4を囲むように外気を旋回させてエアカーテン状に吹き
出すとともに該エアカーテン状に吹き出される外気の内
側において当該所定局所領域42,44内の空気を外部
に吸引排気するトルネード型の換気装置1,1A〜1D
により形成されており、空気調和手段51,52により
空気調和された空気を外部に排出するようなことがなく
なるので、空気調和手段51,52の空気調和効率を向
上させることができる。
【0015】そして、その上で上記空気調和手段51,
52の空気調和能力を上記トルネード型換気装置1,1
A〜1Dの必要換気量に対応して設定するようにしてい
るので、上記空気調和手段51,52自体の小能力化を
可能とすることができる。
【0016】(2) 請求項2の発明 この発明の換気空調システムは、上記請求項1の発明の
構成において、上記トルネード型換気装置1,1A〜1
Dの外気吹出量と内気排気量とを略同等に設定したこと
を特徴としている。
【0017】このように、換気手段を、所定空間A,B
内の所定局所領域42,44を囲むように外気を旋回さ
せてエアカーテン状に吹き出すとともに該エアカーテン
状に吹き出される外気の内側において当該所定局所領域
42,44内の空気を外部に吸引排気するトルネード型
の換気装置1,1A〜1Dにより形成する一方、空気調
和手段51,52の空気調和能力をトルネード型換気装
置1,1A〜1Dの必要換気量に対応して設定したシス
テムにおいて、トルネード型換気装置1,1A〜1Dの
外気吹出量と内気排気量とを略同等に設定すると、より
確実に空気調和空気の外部への排出が解消されるので、
さらに空気調和効率が向上する。
【0018】(3) 請求項3の発明 この発明の換気空調システムは、上記請求項1又は2記
載の発明の構成において、空気調和手段51,52が、
当該空気調和手段51,52の空気調和能力を可変する
インバータ制御手段70を備え、該インバータ制御手段
70によって任意に空気調和能力を可変されるようにな
っていることを特徴としている。
【0019】このように、上記請求項1又は2の発明の
構成において、空気調和手段51,52の空気調和能力
が、インバータ制御手段70によって任意に可変される
ようになっていると、さらに空気調和負荷の変動に対応
して、より効率の高い空気調和が可能となり、ランニン
グコストも低下する。
【0020】(4) 請求項4の発明 この発明の換気空調システムは、上記請求項3記載の発
明の構成において、トルネード型換気装置1,1A〜1
Dが、給排気量の可変手段20A,20Bを備え、該給
排気量可変手段20A,20Bと空気調和手段51,5
2のインバータ制御手段70とが相互に連係して制御さ
れるようになっていることを特徴としている。
【0021】したがって、該構成では、トルネード型換
気装置1,1A〜1D側の給排気量を、必要とされる換
気量に適切に効率良く調整することができるようになる
とともに、該調整された給排気量に対応して適切に空気
調和手段51,52の空気調和能力を適切に制御するこ
とができる。
【0022】その結果、より空気調和手段51,52の
ランニングコストを低減することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の換気空調システ
ムによると、換気効率、空気調和効率共に高く、しかも
空気調和手段が小型で、製造コスト、ランニングコスト
共に安価な換気空調システムを提供することが可能とな
る。
【0024】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図3は、
本願発明の実施の形態1に係る換気空調システムの構成
および作用を示している。
【0025】この換気空調システムは、例えば図1に示
すような状態で、例えば焼肉店のキッチンカウンター4
6を介して相互に連通する厨房Aや客室B等の空気調和
空間内における調理用コンロ42やロースター44,4
4・・・等の所定換気領域である臭気、煙等汚染空気発
生源の上方に設けられ、その周囲を戸外から導入した外
気(新気)による上方側から下方側への旋回状態のエア
カーテン流F1で包み込む一方、当該エアカーテン流F1
内中心部に作用する排気方向への吸引負圧により当該エ
アカーテン流F1内で上方に向けて生じる旋回渦流F2
より上記臭気、煙等汚染空気発生源からの臭気や煙等を
周囲に飛散させることなく効率良く吸引して戸外に排出
する複数の換気手段1,1・・・を備えている一方、上
記厨房Aおよび客室Bの共通する天井部45に各々空気
調和機51,52を備え、適切な空気調和を行うように
なっている。
【0026】また、上記厨房Aの天井部45および客室
Bの壁部には、各々換気扇48A,48Bが設けられて
いるとともに厨房Aと客室Bとの間の天井部45には外
気取入れ用のガラリ49が設けられている。
【0027】そして、上記調理用コンロ42やロースタ
ー44,44・・・の各々に対応する複数の換気手段
1,1・・・は、それぞれ例えば図2のように構成され
ている。
【0028】すなわち、これら各換気手段1,1・・・
は、それぞれ図2に示すように、上記室内(A,B)か
ら室外に貫通させて排気ダクト7および給気ダクト6の
2本のダクトを設置する一方、それらに対応して排気口
13および集気空間4aを有する径の小さなドーム筒形
状の排気フード4と空気吹出口11を有する径の大きな
ドーム形状の給気チャンバー3とを内外2層構造に組合
わせて設け、上記排気フード4の天板部4a中央で上記
排気ダクト7の吸引口7aと排気口13とを、また上記
給気チャンバー3の上部で斜め接線方向に給気ダクト6
の給気導入口6aと給気旋回空間16とを各々連通させ
る。そして、上記給気ダクト6の給気導入口6aを介し
て上記給気チャンバー3の給気旋回空間16内接線方向
に導入した外気を効率良く旋回させながら整流板5を介
して整流した後に、上記給気チャンバー3下面の上記排
気口13aを囲む仕切壁10の外周側に設けた旋回流生
成ステータ12,12・・・を有する環状の空気吹出口
11に供給し、該空気吹出口11から上記調理用コンロ
42やロースター44,44・・・等所定局所領域の外
周囲に螺旋状に吹き出してエアカーテン状の旋回渦流F
1を形成する。そして、それとともに、該旋回渦流F1
における空気を当該局所領域外周囲への吹出空気とは逆
の上記排気ダクト7側排気口13方向に吸気し、該吸気
時の吸引負圧によって当該排気口13方向に竜巻状に上
昇する吸気渦流F2を発生させて有効に換気を行うトル
ネード型の換気装置に形成されている。なお、上記排気
フード4の下端側排気口13部分には、下方側から上方
側に空気吸込グリル14、オイルミストフィルタ15が
設けられている。また、上記給気チャンバー3の下端側
外周には必要に応じて拡がり角規制フード18が設けら
れ、上記空気吹出口11からの吹出気流の必要以上の拡
散を規制するようになっている。
【0029】一方、上記給気ダクト6の外気吸入端およ
び排気ダクト7の内気排出端は、そのまま又はメイン給
気ダクト60およびメイン排気ダクト70を介して各々
戸外に延設されている。そして、これら給気ダクト6お
よび排気ダクト7又はメイン給気ダクト60および排気
ダクト70各々の戸外への途中又は戸外への延設端側に
は、例えば多翼送風機(シロッコファン)よりなる給気
ファン8、排気ファン9がそれぞれ設けられ、それらの
駆動によって各々対応する上述のような給気作用、排気
作用が実現されるようになっている。
【0030】そして、その場合において、上述の空気調
和機51,52の空気調和能力は、上記トルネード型換
気装置よりなる各換気手段1,1・・・の必要換気量に
対応して設定されている。
【0031】この出願の発明の換気空調システムは、以
上のように、調理用コンロ42やロースター44,44
・・・等の所定局所領域の換気を行う複数の換気手段
1,1・・・と、上記所定局所領域を含む厨房Aや客室
B等所定空間内の空気調和を行う空気調和機51,52
とを備え、上記所定空間内の所定局所領域の換気と上記
所定空間内の空気調和とを行う図1のような換気空調シ
ステムにおいて、上記複数の換気手段1,1・・・の各
々を、上記所定空間内の所定局所領域を囲むように外気
を旋回させてエアカーテン状に吹き出すとともに該エア
カーテン状に吹き出される外気の内側において当該所定
局所領域内の空気を外部に吸引排気する図2のようなト
ルネード型の換気装置により形成する一方、上記空気調
和機51,52の空気調和能力を上記図2のようなトル
ネード型換気装置よりなる複数の換気手段1,1・・・
の必要換気量に対応して設定したことを特徴としてい
る。
【0032】したがって、該構成では、先ず各換気手段
1,1・・・が、厨房Aや客室B等所定空間内の調理用
コンロ42やロースター44,44・・・等所定局所領
域を囲むように外気を旋回させてエアカーテン状に吹き
出すとともに該エアカーテン状に吹き出される外気の内
側において当該所定局所領域内の空気を外部に吸引排気
する図2のようなトルネード型の換気装置により形成さ
れているので、図1中に数字で示すように換気量そのも
のを少なくすることができ、また空気調和された空気を
外部に排出するようなことがなくなるので、空気調和機
51,52の空気調和効率を向上させることができる。
【0033】そして、その上で上記空気調和機51,5
2の空気調和能力を上記トルネード型換気装置よりなる
複数の換気手段1,1・・・の必要換気量に対応して設
定するようにしているので、空気調和機51,52自体
の小能力化を可能とすることができる。
【0034】以上の結果、本実施の形態換気空調システ
ムによると、換気効率、空気調和効率共に高くなり、例
えば図3に示すように、前述の図5のような従来の換気
空調システムにおける換気負荷量(a)に対して、
(b)に示すように換気負荷量が大幅に低減される。し
たがって、空気調和機が小型で、製造コストの安価な換
気空調システムを提供することが可能となる。
【0035】(実施の形態2)次に図4および図5は、
本願発明の実施の形態2に係る換気空調システムの構成
を示している。
【0036】この換気空調システムは、例えば図4に示
すように、上記実施の形態1と同様の構成のトルネード
型換気装置よりなる複数の換気手段1A〜1Dにおい
て、それらの各給気ダクト6および排気ダクト7部分に
給気流量調節手段20Aと排気流量調節手段20B、給
気流量検出手段34Aと排気流量検出手段34Bをそれ
ぞれ設け、該給気流量調節手段20Aと排気流量調節手
段20Bをそれぞれ例えばステッピングモータにより開
閉角が駆動制御される電動ダンパーとして構成する一
方、給気流量検出手段34Aおよび排気流量検出手段3
4Bをそれぞれ例えばホットワイヤー式の給気流量セン
サおよび排気流量センサにより構成し、該給気流量検出
手段34Aおよび排気流量検出手段34Bによって検出
される給気流量および排気流量がそれぞれ略等しい流量
値になるように上記給気流量調節手段20Aおよび排気
流量調節手段20Bの各ステッピングモータをマイクロ
コンピュータよりなる給排気集中コントロールユニット
53により電気的に駆動制御することによって、より適
切かつ容易に給排気流量の設定を行えるようにするとと
もに、さらに上記空気調和機51,52側の圧縮機制御
部70に当該空気調和機51,52の圧縮機モータをイ
ンバータ制御するインバータ制御手段を設け、上記換気
手段1,1・・・側の給排気集中コントロールユニット
53と相互にリンクして制御させるように構成したこと
を特徴とするものである。その他の構成は、上記実施の
形態1のものと同様である。
【0037】このように、複数の換気手段1A〜1D
を、所定空間内の所定局所領域を囲むように外気を旋回
させてエアカーテン状に吹き出すとともに該エアカーテ
ン状に吹き出される外気の内側において当該所定局所領
域内の空気を外部に吸引排気する図2と同様のトルネー
ド型の換気装置により形成する一方、空気調和機51,
52の空気調和能力をトルネード型換気装置よりなる換
気手段1A〜1Dの必要換気量に対応して設定する一
方、同トルネード型換気装置よりなる換気手段1A〜1
Dの外気吹出量と内気排気量とを略同等に設定すると、
より確実に空気調和空気の外部への排出が解消されるの
で、さらに空気調和効率が向上する。
【0038】また、この換気空調システムでは、上記の
ように各空気調和機51,52が、その空気調和能力を
可変するインバータ制御手段を備えて構成されており、
該インバータ制御手段によって任意に空気調和能力を可
変されるようになっていることを特徴としている。
【0039】このように、上記空気調和機51,52の
空気調和能力が、インバータ制御手段によって任意に可
変されるようになっていると、さらに空気調和負荷の変
動に対応して、より効率の高い空気調和が可能となり、
ランニングコストも低下する。
【0040】さらに、この換気空調システムでは、上記
トルネード型換気装置よりなる換気手段1,1・・・
が、給排気流量の調節手段20A,20Bを備え、該給
排気流量調節手段20A,20Bと空気調和機51,5
2のインバータ制御手段とが相互に連係して制御される
ようになっている。
【0041】したがって、該構成では、換気手段1,1
・・・側の給排気量を必要とされる換気量に適切に効率
良く調整することができるようになるとともに、該調整
された給排気量に対応して適切に空気調和機51,52
の空気調和能力を適切に制御することができる。
【0042】その結果、より空気調和機51,52のラ
ンニングコストを低減することができる。
【0043】以上の結果、本実施の形態の換気空調シス
テムによると、さらに換気効率、空気調和効率共に高く
なり、図3の(c)に示すように、より換気負荷量が低
減される。したがって、より空気調和機の小型化が可能
で、製造コスト、ランニングコスト共に安価な換気空調
システムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る換気空調システ
ムの全体的な構成を示す概略図である。
【図2】同システムにおける換気手段の具体的な構成を
示す断面図である。
【図3】同システムの効果を示すグラフである。
【図4】本願発明の実施の形態2に係る換気空調システ
ムの構成を示す図である。
【図5】従来の換気空調システムの全体的な概略図であ
る。
【符号の説明】
1は換気手段、3は給気チャンバー、4は排気チャンバ
ー、6は給気ダクト、7は排気ダクト、8は給気ファ
ン、9は排気ファン、11は空気吹出口、12は旋回流
生成ステータ、20Aは給気流量調節手段、20Bは排
気流量調節手段、34Aは給気流量検出手段、34Bは
排気流量検出手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 誠 東京都豊島区東池袋4丁目41番24号 東池 袋センタービル5階 東京ダイキン機設株 式会社内 (72)発明者 菊池 芳正 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 伊藤 芳英 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 Fターム(参考) 3L058 BE01 BE02 BG01 3L060 AA03 AA05 DD04 EE04 EE05 EE26 EE32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定局所領域(42),(44)の換気
    を行う換気手段と、上記所定局所領域(42),(4
    4)を含む所定空間(A),(B)内の空気調和を行う
    空気調和手段(51),(52)とを備え、上記所定空
    間(A),(B)内の所定局所領域(42),(44)
    の換気と上記所定空間(A),(B)内の空気調和とを
    行う換気空調システムであって、上記換気手段を、上記
    所定空間(A),(B)内の所定局所領域(42),
    (44)を囲むように外気を旋回させてエアカーテン状
    に吹き出すとともに該エアカーテン状に吹き出される外
    気の内側において当該所定局所領域(42),(44)
    内の空気を外部に吸引排気するトルネード型の換気装置
    (1),(1A)〜(1D)により形成する一方、上記
    空気調和手段(51),(52)の空気調和能力を上記
    トルネード型換気装置(1),(1A)〜(1D)の必
    要換気量に対応して設定したことを特徴特徴とする換気
    空調システム。
  2. 【請求項2】 トルネード型換気装置(1),(1A)
    〜(1D)の外気吹出量と内気排気量とを略同等に設定
    したことを特徴とする請求項1記載の換気空調システ
    ム。
  3. 【請求項3】 空気調和手段(51),(52)が、空
    気調和能力を可変制御するインバータ制御手段(70)
    を備え、該インバータ制御手段(70)によって任意に
    空気調和能力を可変されるようになっていることを特徴
    とする請求項1又は2記載の換気空調システム。
  4. 【請求項4】 トルネード型換気装置(1),(1A)
    〜(1D)が、給排気量の可変手段(20A),(20
    B)を備え、該給排気量可変手段(20A),(20
    B)と空気調和手段(51),(52)のインバータ制
    御手段(70)とが相互に連係して制御されるようにな
    っていることを特徴とする請求項3記載の換気空調シス
    テム。
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