JP2001115343A - スピンドルに締め付け装置を有するリング精紡機 - Google Patents
スピンドルに締め付け装置を有するリング精紡機Info
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Abstract
付け装置を有しているリング精紡機において、個々の運
転パラメータを、今日普通の紡績機におけるよりも正確
に互いに調和させる。 【解決手段】 コップの巻き取りの終わりにおけるリバ
ースワインディングの形成の際に、コップ下方部分に達
する前に、リングレール(20)の下降運動の最後の位
相において糸のねじりを意図的に変化させて、糸が締め
付け装置(28)の範囲にもたらされかつ紡績機が減速
停止せしめられる前に、適合した強度を生ぜしめる。
Description
上位概念に記載した紡績機並びに方法の第1の独立請求
項に記載した方法に関する。
許庁特許 EP 0 462 467 から公知である。コップの下側
でスピンドルに設けた締め付け装置は、アンダワインデ
ィングのために比較的に短い糸長ですますことを可能に
する。アンダワインディングクラウン若しくは締め付け
装置の高さのところでスピンドルの部分巻き掛けに相応
するアンダワインディング糸長(締め付け長さ)が希求
されている。この目的を達成するために、巻かれる糸長
を可及的に正確に定めることが必要であり、このため
に、リングレールがトラベラにより糸をアンダワインデ
ィングクラウンの上縁の下側にもたらした時点から、ド
ラフト装置からの糸の供給量が測定される。このような
装置はヨーロッパ特許庁特許 EP 0 528 752 に詳細に記
載されている。ここにおいて、これら両方のヨーロッパ
特許庁特許明細書の対象は以下に述べる本発明の一体的
な部分であると見なされる。
ら、スピンドル若しくはドラフト装置の回転数を紡績終
了の際に個々に制御することが公知であるが、しかしこ
の場合締め付け装置によるアンダワインディングの特別
な問題は扱われていない。
動駆動装置を有している公知技術のリング精紡機におい
ては、リングレールはリバースワインディングを形成す
るためにほぼコンスタントな速度で下方に向かって動か
される。アンダワインディング位置に糸のための締め付
け装置を有しているリング精紡機においては、個々の運
転パラメータを、今日普通の紡績機におけるよりも正確
に互いに調和させなければならない。紡績終了の最後の
位相において糸の性質を意識的に制御し、支障のない運
転を保証することが必要なことがある。
を満たすことである。
置と、スピンドルと、リングレールとを有し、その際ド
ラフト装置と、スピンドルと、リングレールとはそれぞ
れの駆動装置を介して1つの制御装置によって互いに調
整されて運転せしめられ、かつ糸のための締め付け装置
をコップの下方の位置でスピンドルに有しており、その
際リバースワインディングの形成の際に、糸がコップの
最も上方の位置からコップの下側の締め付け装置に導か
れるときに、ドラフト装置の駆動装置及びスピンドルの
駆動装置の個々の構成部分を次のように、すなわちコッ
プ下方部分に達する前にリングレールの下降運動の第2
の位相において糸のねじりを意図的に変化させて、より
高い強度を達成し、その後糸が締め付け装置の範囲内に
もたらされ、紡績機が減速せしめられて停止せしめられ
るリング精紡機によって解決される。
に単に約2回、しかし有利には糸が単に1/2〜3/4
の円周長さだけ巻き付けられる間、締め付け装置のとこ
ろの最下位置にとどまる。リングレールの下降運動中、
ドラフト装置内の供給速度及びスピンドルの回転数は互
いに調整されて減少せしめられ、所望の糸のねじれ及び
糸の番手が最初は維持され、コップにおける糸の走りが
可及的に急傾斜になるようにされる。しかし糸の番手を
変化させることも有利である。最下位置からリングレー
ルは、アンダワインディングを形成した後に再び締め付
け装置の上側の位置に持ち上げられ、次いでまずドラフ
ト装置が、かつその次にスピンドルの駆動装置が、ある
いは両者が同時に停止せしめられる。ドラフト装置はア
ンダワインディングの形成後になお短時間運転して、糸
ガイドの上方旋回によるドラフト装置下側の糸のふれに
よって付加的に必要となる糸長を後供給することができ
る。リングレールの迅速な下降運動の際及び同時に行わ
れるリバースワインディングの形成の際に、過度にわず
かな糸張力によってドラフト装置とトラベラとの間の糸
区分内にカーリングは生ぜず、かつ他面において糸張力
が許容し得る値を超えることはない。
動装置及びドラフト装置の駆動装置は1つの制御装置に
接続されている。この制御装置はパワー区分のほかに、
貯蔵器、入力装置及び計算ユニットを有しており、その
際計算ユニット内には種々の駆動装置のための運転プロ
グラムが貯蔵されている。他面において、制御装置内に
個々の駆動装置のためのプログラムモジュールを設けて
おくことができる。更に制御装置には、インプット装置
と、インプットされた紡織技術データのための貯蔵器と
が所属している。
け装置の上側にはアンダワインディングクラウン若しく
は切断リングがスピンドルに不動に固定されており、そ
の際配置は次のように、すなわち糸のための締め付け位
置において締め付け装置がアンダワインディングクラウ
ンのところに位置するように、行われている。締め付け
装置はスピンドルの下方部分からばねによって上方に向
かって押され、別個の操作装置によってあるいは直接に
リングレールによってその運動の際に下方に向かって最
下位置に、つまり開放位置にしゅう動させることができ
る。方向の記載は図2に基づくもので、観察者の視線に
よるものである。インプット装置内には糸のねじり、コ
ップの質量、コップの直径、管の長さ及びリングの直径
のような紡織技術データがインプットされ、更にスピン
ドルのための最大の減速値及び例えば最後の位相におけ
る下降運動の際のリングレール速度の最大値を定めるこ
とができる。次いで計算ユニットによって、ドラフト装
置の駆動装置、スピンドルの駆動装置及びリングレール
の駆動装置のための運転プログラム、特に紡績終了の最
後の位相中の所望の変化せしめられる糸性質も、計算さ
れ若しくは貯蔵器内に入れられる。
計算のために種々のパラメータが生じ、これらのパラメ
ータはデータセットとして貯蔵器内に入れておくことが
できる。制御装置は運転プログラムのデータを計算し
て、紡織技術的な限界値を維持することによって、コッ
プ形成の最後の位相において、玉揚げ若しくはコップ交
換中に、及び新しいコップの新しい紡績開始の際に、生
ずる糸切れが可及的にわずかになるようにする。
付加的な糸長の必要が生じる場合に、トラベラをリング
レールのリング上で戻し回転させることができない。こ
のため、糸が既に締め付け装置内で固定された後に、ド
ラフト装置がなお糸の付加長を供給することが重要であ
る。糸がトラベラから引き出されることはこの装置によ
ってほとんどできなくなっている。スピンドル回転数の
減速は有利には15〜25(1/s2)の減速値で行わ
れ、この間にコップ上にリバースワインディングが形成
される。糸の番手をコップ形成のこの最後の位相におい
ても維持する場合には、糸の番手及び糸のねじりによっ
てドラフト装置減速度をスピンドルの駆動装置における
減速度と関連して計算しなければならない。リングレー
ル速度は糸の供給速度に適合させて、リバースワインデ
ィングの形成中糸の供給が丁度充分であるようにするこ
とができる。ドラフト装置及びリングレールのための運
転プログラムの計算のほかに、ドラフト装置からの糸の
供給量の個々の値をスピンドルの回転数に関連して経験
的に定めることができる。有利にはリングレール速度は
糸番手に応じて30〜120mm/sに選ばれ、その際
最初の値は細い糸番手のためのものであり、後の値は太
い糸番手のためのものである。糸番手を少なくともリバ
ースワインディングの時点から変化させ、締め付け装置
内へ糸を入れるための有利な条件が生じるようにするこ
とも有利である。
に説明する。
の上方部分にまずいわゆるアッパワインディングを取り
付け、次いでリングレール20の下降中にリバースワイ
ンディングを取り付け、最後にコップの下側でスピンド
ル6にアンダワインディングを取り付け、その後いわゆ
る玉揚げ、つまりコップの引き出しを行う。リバースワ
インディングで始まるこの位相は危機的な位相と見なさ
れる。それは、通常の紡績運転から玉揚げ前の機械の停
止への移行及びこれに続く紡績機のスタートの際に、最
適の条件が生ぜしめられていなければ、ほとんどの糸切
れが生じ、若しくはトラベラ18からの糸10の外れが
生じるからである。コップトラベルの最後の位相中のス
ピンドル回転数の迅速な低下の際に、糸ガイド14とト
ラベラ18との間でコップ8の回りに形成されている糸
バルーンは、張力を失ってくずれる傾向を有している。
それは、糸に作用する遠心力が減少するからである。こ
のことは、ドラフト装置12からの糸の供給量Lを同時
に減少させることによって、かつリングレールを下方に
向かって適当に運動させることによって、対応しなけれ
ばならない。
形成の始めに、要するに図1の時点T0から、迅速に下
方に向かって動かさなければならないが、しかしその
際、糸10内の過張力を回避するために、運動を再び制
動しなければならないことが分かった。要するに、時点
T0とT1との間のリバースワインディングの第1の位
相におけるリングレールの運動は、下方に向かうリング
レール20の迅速な加速及びこれに続く減速によって特
徴付けられる。しかしトラベラ18及び糸10を有する
リングレール20がコップ下方部分8aの範囲に達する
と直ちに、リングレール20の下降速度を再び増大させ
て、糸が可及的に急傾斜でコップ8若しくはコップ下方
部分8aの外周を下方に向かってアンダワインディング
クラウン26まで導かれるようにするのが有利である。
有利にはコップ下方部分8aの外周における糸の角度は
水平線に対して45°以下にならないようにする。
確にアンダワインディングクラウン26の歯を有する外
縁のところに位置し、スピンドル6の引き続く回転の際
にアンダワインディングクラウンに沿って滑る傾向が回
避されることが保証される。リングレールは、単にT2
とT3との間の短い時間、アンダワインディングクラウ
ン26の下側にとどまる。この時間中、締め付け装置2
8は図2の複矢印と並んで、有利にはリングレールの下
側が、ばねによって下方から負荷されてスピンドルのス
ピンドルシャフトに沿ってしゅう動可能である締め付け
装置28上に乗ることによって、アンダワインディング
クラウン26から離れた位置にある。締め付け装置28
は時点T2においてアンダワインディングクラウン26
から離れ始め、時点T3において再びアンダワインディ
ングクラウン26上に乗る。糸10はこの過程によって
アンダワインディングクラウン26と締め付け装置28
との間に締め込まれ、したがってアンダワインディング
又は締め付け糸長と呼ばれる比較的に短い糸片によって
充分に、引き続く玉揚げでコップ8が引き出される際
に、確実な固定及びアンダワインディングクラウン26
の高さにおける意図的な糸切れが保証される。アンダワ
インディング長は有利にはアンダワインディングクラウ
ン26の下側におけるスピンドルの円周長よりも短い。
アンダワインディングの一方の側で糸10がコップ8の
引き出しの際に切れるのに対し、他方の側ではトラベラ
10によって案内されて上方に向かって糸ガイド14を
経てドラフト装置12に達する糸10との結合が維持さ
れたままである。スピンドル6に新しい管を差しはめた
後に、紡績過程を改めて開始することができる。図1か
ら分かるように、時点T3の後においても、なお時点T
4まで有限の糸供給Lが行われる。この場合供給される
いわゆる超過長が必要なのは、ドラフト装置12とトラ
ベラ18との間の糸案内における付加長をリングレール
20の紡績リングに与えるためである。この付加長は、
糸ガイド14が矢印で示すように、玉揚げ過程の前に上
方に旋回せしめられるときに、必要になる。更に図1か
ら分かるように、スピンドルは供給中断の時点T4から
なお時点T5まで引き続き回転せしめることができ、こ
れによって糸10は通常の紡績運転中におけるよりも高
いねじりを受ける。この超過ねじりは有利に作用する。
それは、糸が次の危機的な紡績開始の位相において通常
の紡績運転中におけるよりも高い負荷を受けるからであ
る。
時点T1から、あるいはリバースワインディングがまだ
形成されない時点T0の前から、ねじり(ねじり係数α
に相応する)が変化せしめられて、締め付けクラウンあ
るいはアンダワインディングクラウン26の範囲におい
てコップの引き出しの際の糸の挿入、締め付けあるいは
裂断のために有利な条件が生ぜしめられる。例えばねじ
り係数α′の糸を製作する場合、ねじりをα″に高める
か、あるいは減少させて、糸切れ荷重Bが紡績機の停止
及びその後の始動のためにその最も有利な値になるよう
にする。更に糸切れが生じやすい、アンダワインディン
グクラウンの下側への糸の挿入並びにコップの引き出し
のために、ドラフト装置の供給量を変化させて、変化せ
しめられた番手の糸が生じるようにするのが有利なこと
がある。特に、アンダワインディングの際あるいはその
直前に糸細さを高めて、つまり糸の横断面を減少させ
て、糸をよりしなやかにし、これによってアンダワイン
ディングの前、アンダワインディングの際及びアンダワ
インディングの後に生ずる障害をわずかにすべきであ
る。この糸部分は、巻き取り機内での糸の引き続く巻き
換えの際に自動的に除去され、変化せしめられた糸組織
が後続のプロセスに不都合な影響を及ぼすことはない。
フト装置内のロールの互いに調整された運動のために、
ドラフト装置の駆動装置12a、リングレールの駆動装
置16及びスピンドルの駆動装置22のような当該の駆
動装置は、図2に示すように、制御装置24に接続され
ており、この制御装置はパワー区分24aと、貯蔵器2
4bと入力装置24cとに分けられている。更に、イン
プット値によってなかんずくスピンドル6、ドラフト装
置20及びリングレール20のための運動プログラムを
得るための計算ユニット24dが設けられている。有利
には、計算ユニット24d内に計算プログラムが入れら
れ、この計算プログラムは、インプットされる値である
管長さHL、紡績リング直径D、リバースワインディン
グの巻き数HW、糸10の締め付け長換言すればアンダ
ワインディング長UW及び時点T3とT4との間に供給
される付加長ZL及び最後にねじり係数αに基づいて、
最適の運動規則を調べる。この場合有利にはスピンドル
の駆動装置22の減速のために15(1/s2)以上の
減速値があらかじめ定められる。リングレール速度の計
算の際に、糸がリバースワインディングの形成の際に過
伸長又は弛緩されないようにするために、供給量Lとの
関連性が生じる。図1の時点T0からの糸供給量は、リ
バースワインディングのため、アンダワインディング及
び時点T3とT4との間の付加長のための糸長である。
供給量Lは、前述の減速値及び糸のためのねじり係数α
を有するあらかじめ定められた関数N=f(t)に基づ
いて計算され、その際条件[T/m=αm・(Nm)1/2
=N/L](式中、T=メートル当たりのねじり数、m
=長さ単位、αm=ねじり係数、Nm=糸の細さ、N=
スピンドルの毎分回転数、L=メートル単位の毎分供給
量である)を維持しなければならない。
定めることができ、相応して回転数Nを計算することが
できる。特定の糸を製作する場合に、アンダワインディ
ングに関するその特性をあらかじめ知ることができない
ので、制御装置24を次のように構成するのが有利であ
る。すなわち、理論的に計算された時間に関するスピン
ドル回転数Nとは異なって、減少せしめられた回転数N
(t)で運転され、スピンドルがアンダワインディング
の完了後に、ドラフト装置と同時にあるいはわずかに遅
れて、換言すれば最大で1秒遅れて、停止せしめられる
ように、するのである。これにより、ドラフト装置内の
糸供給ストップの後にスピンドルが過度に長い時間回転
を続ける場合に生ずるような、リング上でのトラベラの
傾斜が回避される。これにより、紡績機の続いて行われ
る再始動の際にトラベラがスピンドルの接続後直ちに回
転する場合の有利な条件も生ぜしめられる。制御装置2
4は有利には次のように構成すべきである。すなわちス
ピンドルが本来の紡績機の接続の前に、運転回転数への
緩やかな加速で始まって、1回転の一部分だけあるいは
数回転前方に回転せしめられ、これによりトラベラが、
ことによると不利な傾斜せしめられた位置から解放され
るようにするのである。スピンドルのこの前回転は、紡
績機で加工される材料に応じて選択的に接続可能又は遮
断可能であるようにする。特にいわゆるTフランジ形の
紡績リングを使用する場合に、スピンドル6が、リング
レール20上のリング上面がアンダワインディングクラ
ウン26の高さの位置にあるときに停止するように、ス
ピンドルを制御するのが有利なことがある。
もアンダワインディング中に最適の糸強度が達成される
ように、糸のねじりを制御する場合、例えばトリコット
糸の場合に付加ねじりが与えられ、他面において例えば
強ねん糸の場合には糸のねじりが減少せしめられる。
製作する場合には、リバースワインディングから、ある
いは遅くともアンダワインディングの開始とともに、ド
ラフト装置12の回転数若しくは供給量をコンスタント
に保ち、紡績終了のこの位相においてエフェクトのない
滑らかな糸が生ずるようにするのが有利である。これに
より、より高い運転の確実性を達成可能である。なぜな
ら、アンダワインディング及び続いて行われるコップ交
換の際の糸の裂断のために所望の糸強度が達成可能であ
るからである。いわゆる炎若しくは太い箇所が糸のアン
ダワインディング長の範囲あるいはその前又は後に存在
すると、糸はコップ交換若しくは玉揚げの際にこの箇所
で裂断することになり、あらかじめ定められているよう
に、リバースワインディング部分がコップの下側で締め
付けクラウンに接触する箇所において裂断されない。ド
ラフト装置内の回転数変化に基づくエフェクト制御の遮
断によって、紡績終了の際のバルーンくずれも回避する
ことができる。糸のエフェクト制御の抑制は簡単な形式
で次のようにして実現することができる。すなわち、制
御装置24内でドラフト装置の駆動装置12aのために
周波数限界を定めて、この周波数以下ではもはや炎が生
ぜしめられないようにするのである。ポテンシャルなし
の接点を介して、炎エフェクトを接続若しくは遮断する
ことができる。プログラム貯蔵器24b内で、若しくは
入力装置24dを介して、計算パラメータが呼び出し可
能若しくはインプット可能であるようにすることがで
き、これらの計算パラメータによって計算ユニット24
d内で、リバースワインディング中のドラフト装置12
内の回転数変化を抑制することができる。
2aに、有利にはドラフト装置12の出口ロールに、回
転パルス発生器12bを、並びにリングレールの駆動装
置16にパルス発生器16aを配置して、これらのパル
ス発生器をそれぞれ制御装置24に接続しておくことが
できる。糸供給量に相応して計算ユニット24dに供給
される回転パルス発生器12bのパルスに基づいて、あ
らかじめ計算された運転プログラムが貯蔵器24b内に
入れられていないときに、リングレール速度を連続的に
計算することができる。絶対値発生器として構成されて
いるパルス発生器16aは、アンダワインディングクラ
ウンを通過した後に糸がアンダワインディングとして巻
かれる時点の確定を可能にし、したがってこの時点から
アンダワインディングの形成中の糸の供給長を回転パル
ス発生器12bによって正確に定めることができる。貯
蔵器24bからの目標値とパルス発生器12b及び16
aからの現在値とが比較される比較器24eは、パワー
区分内に、ドラフト装置の駆動装置12aあるいはリン
グレールの駆動装置16内の接続状態を供給する。
レールの駆動装置の加速過程及び減速過程の運動規則が
入れられており、これらの運動規則は計算ユニット24
d内のパルス発生器16aの信号に関連して呼び出し可
能である。
制御される。すなわちリングレール20が、スピンドル
6にアンダワインディングの糸が最大2回、有利には単
に3/4回巻き付けられる間、最下位置にとどまるよう
に、制御される。スピンドル回転数はリバースワインデ
ィングの形成中低下せしめられ、アンダワインディング
の形成の開始時にスピンドル回転数は最高で毎分600
0回である。リングレール20がアンダワインディング
中に最下位置にとどまっている限り、スピンドルは毎分
1000回以下の回転を行う。スピンドルの外周に巻き
付けられるアンダワインディング糸長は有利には100
mmよりも短い。
りスピンドルにおける最上の位置と最下の位置との間
の、リングレールの下降速度は、ドラフト装置12から
の供給量とスピンドル6の回転数との関係で、次のよう
に選ばれる。すなわち、糸10が急傾斜で下方に導か
れ、コップに0.5〜3回巻き付けられるように、選ば
れる。糸10のピッチは可及的にコンスタントに維持さ
れる。
バースワインディングの形成の際に、リングレール20
の下降運動の最後の位相でコップ下方部分に達する前
に、糸のねじりαが意図的に変化せしめられ、これによ
り、糸が締め付け装置28の範囲にもたらされて紡績機
が減速停止せしめられる前に、適合せしめられた強度が
達成される。
ングレール20と、コップ8の下側の位置にある糸10
のための締め付け装置28とを有する紡績機を制御する
ために、リバースワインディングの形成から、糸のねじ
り及び又はドラフト及び回転数が変化せしめられて、リ
バースワインディング又はアンダワインディングの範囲
において適合せしめられた、換言すれば通常の紡績過程
と比較してより高いあるいはよりわずかな糸強度若しく
は糸特性が生ぜしめられる。これにより、紡績機の運転
の確実性を、特に不所望の糸切れの回避によってあるい
は所望の糸切れの達成によって、高めることができる。
装置の供給量L(m/min)及びリングレール行程H
(m)が質的に示されているグラフである。
フである。
分, 10 糸、 12 ドラフト装置、 12a ド
ラフト装置の駆動装置、 12b 回転パルス発生器、
14 糸ガイド、 16 リングレールの駆動装置、
16a パルス発生器、 18 トラベラ、 20
リングレール、 22 スピンドルの駆動装置、 24
制御装置、 24a パワー区分、 24b プログ
ラム貯蔵器、 24c 入力装置、 24d 計算ユニ
ット、 24e 比較器、 26アンダワインディング
クラウン、 28 締め付け装置、 L 供給量、 N
回転数、 T0 時点、 T1 時点、 T2 時点、
T3 時点、 T4時点(供給中断)、 T5 時
点、 α ねじり係数、 α′ ねじり係数、α″ ね
じり係数
Claims (28)
- 【請求項1】 ドラフト装置(12)と、スピンドル
(2)と、リングレール(20)とを有し、その際ドラ
フト装置(12)と、スピンドル(2)と、リングレー
ル(20)とはそれぞれの駆動装置(12a,22,1
6)を介して1つの制御装置(24)によって互いに調
整されて運転せしめられ、かつ糸(10)のための締め
付け装置(28)をコップ(8)の下側の位置でスピン
ドル(6)に有している形式のリング精紡機を制御する
方法において、コップの巻き取りの終わりにおけるリバ
ースワインディングの形成の際に、コップ下方部分に達
する前に、リングレール(20)の下降運動の最後の位
相において糸のねじり(α)を意図的に変化させて、糸
が締め付け装置(28)の範囲にもたらされかつ紡績機
が減速せしめられて停止せしめられる前に、適合した強
度を生ぜしめることを特徴とする、リング精紡機を制御
する方法。 - 【請求項2】 ドラフト装置(12)と、スピンドル
(2)と、リングレール(20)とを有し、その際ドラ
フト装置(12)と、スピンドル(2)と、リングレー
ル(20)とはそれぞれの駆動装置(12a,22,1
6)を介して1つの制御装置(24)によって互いに調
整されて運転せしめられ、かつ糸(10)のための締め
付け装置(28)をコップ(8)の下方の位置でスピン
ドル(6)に有している形式のリング精紡機を制御する
方法において、リバースワインディングの形成の際に、
糸(10)がコップの最も上方の位置からコップの下方
の締め付け装置(28)にまで導かれるときに、特に比
較的に太い糸を製作する場合に、ドラフト装置(12)
を、細い糸番手が生ずるように、制御することを特徴と
する、リング精紡機を制御する方法。 - 【請求項3】 ドラフト装置(12)を、特にドラフト
装置(12)の入口ロール若しくは出口ロールの回転数
を増大させることによって、供給される繊維材料のより
高度のドラフトが達成されるように、制御することを特
徴とする、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 アンダワインディングをスピンドル
(6)に取り付けた後に、リングレール(20)を再び
締め付け装置(28)の上側の位置に持ち上げ、その
後、まずドラフト装置(12)若しくはドラフト装置の
駆動装置(12a)を、次いでスピンドルの駆動装置
(22)を、あるいは両駆動装置を同時に、停止させる
ことを特徴とする、請求項1から3までのいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項5】 締め付け装置(28)がスピンドル
(6)の下方部分からばねによって上方に押し付けられ
得るようにし、かつ、別個の操作装置によってあるいは
下方に運動するリングレール(20)によって直接に、
最も下方の位置に、つまり開放位置に、しゅう動可能で
あるようにすることを特徴とする、請求項1から4まで
のいずれか1項記載の方法。 - 【請求項6】 特定の時点(T1,T0)から、糸のね
じり若しくはねじり係数αを変化させて、締め付け装置
(28)及びアンダワインディングクラウン(26)の
範囲に、コップの引き出しの際における糸の挿入、締め
付けあるいは裂断のための可及的に有利な条件を生ぜし
めることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか
1項記載の方法。 - 【請求項7】 ねじり係数α′の所定の糸番手の糸を製
作する場合に、ねじりを別のねじり係数α″に増大若し
くは減少させて、糸の裂断荷重が最も有利な値になるよ
うにすることを特徴とする、請求項1から6までのいず
れか1項記載の方法。 - 【請求項8】 ドラフト装置(12)の供給量をリバー
スワインディングの形成の際に変化させて、可変の、特
に細い番手の糸が生ぜしめられ、これによりアンダワイ
ンディングの形成前、形成中及び形生後に、特にコップ
を引き出して糸を裂断する際に、生ずるトラブルがわず
かになるようにすることを特徴とする、請求項1から7
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項9】 リバースワインディング及び又はアンダ
ワインディングの形成中に、条件T/m=αm・(N
m)1/2=N/L[式中、T=メートル当たりのねじり
数、m=長さ単位、αm=ねじり係数、Nm=糸の細
さ、N=スピンドルの毎分回転数、L=メートル単位の
毎分供給量であり、その際供給量Lの時間又は回転数N
に関する経過は定められており、リバースワインディン
グ若しくはアンダワインディングの際の回転数Nはこれ
に関連して、若しくは供給量Lはこれに関連して計算さ
れる]を維持することを特徴とする、請求項1から8ま
でのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項10】 ドラフト装置(12)と、スピンドル
(2)と、リングレール(20)とを有し、その際ドラ
フト装置(12)と、スピンドル(2)と、リングレー
ル(20)とはそれぞれの駆動装置(12a,22,1
6)を介して1つの制御装置(24)によって互いに調
整されて運転せしめられ、かつ糸(10)のための締め
付け装置(28)をコップ(8)の下方の位置でスピン
ドル(6)に有している形式のリング精紡機を制御す
る、特に請求項1から9までのいずれか1項記載の方法
において、コップの巻き取りの終わりにおけるリバース
ワインディングの形成の際に、制御装置(24)を次の
ように、すなわち時間に関して理論的に計算された回転
数N(t)と異なって、減少せしめられた若しくは高め
られた回転数が生ぜしめられるように、運転し、これに
よりスピンドルがアンダワインディングの形成の完了後
に、ドラフト装置と同時に、あるいはわずかに遅く、最
大で1秒遅く、停止せしめられるようにすることを特徴
とする、リング精紡機を制御する方法。 - 【請求項11】 いわゆるTフランジ形紡績リングを使
用する場合に、スピンドル(6)を次のように、すなわ
ちスピンドルが、リングレール(20)がアンダワイン
ディングクラウン(26)の高さの位置にあるときに停
止するように制御し、次いで初めてリングレール(2
0)を本来のコップ交換位置に移動させることを特徴と
する、請求項1から10までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項12】 トリコット糸を製作する場合に、リバ
ースワインディング又はアンダワインディングの形成中
に、繊維スライバに付加ねじりを与え、強ねん糸を製作
する場合に糸のねじりを減少させることを特徴とする、
請求項1から11までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項13】 エフェクト糸、炎糸あるいは星糸を製
作する場合に、遅くともリバースワインディングあるい
はアンダワインディングを形成する時点から、ドラフト
装置(12)の回転数若しくは供給量Lをコンスタント
に保ち、紡績過程にこの位相において効果のない滑らか
な糸を生ぜしめることを特徴とする、請求項1から12
までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項14】 制御装置(24)内で、例えばドラフ
ト装置の駆動装置(12a)のために特別に周波数限界
値を定め、この周波数以下では炎、星その他のエフェク
トがもはや生じないようにすることを特徴とする、請求
項1から13までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項15】 プログラム貯蔵器(24b)内で、若
しくは入力装置(24c)を介して、計算パラメータが
インプット可能あるいは呼び出し可能であり、これらの
計算パラメータによって、制御装置(24)の計算ユニ
ット(24d)内で、少なくともリバースワインディン
グあるいはアンダワインディングの形成中に回転数変化
を抑制することを特徴とする、請求項1から14までの
いずれか1項記載の方法。 - 【請求項16】 リングレール(20)が単に、アンダ
ワインディング糸長によるスピンドル(6)の最大2回
の巻き付け、特に3/4回の巻き付け中においてだけ、
締め付け装置(28)のところの最下位置にとどまるよ
うにすることを特徴とする、請求項1から15までのい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項17】 コップの完成後のリングレール(2
0)の下降速度を、アッパワインディングとアンダワイ
ンディングとの間で、スピンドル(6)の回転数及び又
はドラフト装置(12)内の供給速度に関連して変化さ
せ、コップに0.5〜5回のリバースワインディング、
つまり糸(10)による巻き付けを形成することを特徴
とする、請求項1から16までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項18】 ドラフト装置(12)及びスピンドル
(6)が停止する前に、リングレール(20)を最下位
置から締め付け装置(28)の上側にまで持ち上げるこ
とを特徴とする、請求項1から17までのいずれか1項
記載の方法。 - 【請求項19】 スピンドル(6)をドラフト装置の駆
動装置(12a)の停止後になお短い時間(T5−T
4)だけ引き続き回転させるか、あるいはドラフト装置
(12)と一緒に停止させることを特徴とする、請求項
1から18までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項20】 リングレール(20)の位置を、有利
にはリングレールの駆動装置(16)に配置された距離
信号発信器(16a)によって運動の経過中に測定し、
制御装置(24)を次のように、すなわち締め付け装置
(28)の範囲内におけるリングレール(20)の最下
位置を確認した後に、有利にはドラフト装置内での糸の
供給を信号発生器(12b)によってドラフト装置(1
2)のロールにおいて測定するように、プログラミング
し、かつ、所望の糸長がアンダワインディングとして締
め付け装置(28)においてスピンドル(6)の外周に
巻き取られたときに、糸の供給を中断することを特徴と
する、請求項1から19までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項21】 請求項1から20までのいずれか1項
記載の方法を実施するための紡績機であって、ドラフト
装置(12)及びその駆動装置(12a)と、スピンド
ル(6)及びその駆動装置(22)と、リングレール
(20)及びその駆動装置(16)とを有し、その際こ
れらの駆動装置は制御装置(24)に接続されており、
更にコップの下側の糸(10)のための締め付け装置
(28)を有している形式のものにおいて、制御装置の
パワー区分(24a)が次のように、すなわちドラフト
装置の駆動装置(12a)及びスピンドルの駆動装置
(22)の制動過程におけるコップトラベルの終わり
に、ドラフト装置の駆動装置(12a)が制御装置(2
4)によってドラフトを変化特に高めるように制御可能
であるように、構成されていることを特徴とする、紡績
機。 - 【請求項22】 請求項1から20までのいずれか1項
記載の方法を実施するための紡績機であって、ドラフト
装置(12)及びその駆動装置(12a)と、スピンド
ル(6)及びその駆動装置(22)とを有し、これらの
駆動装置において、ドラフト装置の駆動装置(12a)
及びスピンドルの駆動装置(22)の回転数が互いに次
のように、すなわち完成した糸の強度が大きくなるよう
にねじりを変化せしめられた糸を生じ得るように、調節
可能である、紡績機。 - 【請求項23】 制御装置(24)がパワー区分(24
a)と、貯蔵器(24b)と、入力装置(24c)と、
計算ユニット(24d)とを包含していることを特徴と
する、請求項21又は22記載の紡績機。 - 【請求項24】 スピンドル(6)に沿ってしゅう動可
能な締め付け装置(28)の上側においてアンダワイン
ディングクラウン(26)若しくは切断リングがスピン
ドルに不動に固定されており、その際締め付け装置(2
8)が糸のための締め付け位置においてアンダワインデ
ィングクラウン(26)に密着するように、配置が行わ
れていることを特徴とする、請求項21から23までの
いずれか1項記載の紡績機。 - 【請求項25】 締め付け装置(28)がリングレール
(20)とは逆の側でスピンドル(6)の縦方向にばね
負荷されていることを特徴とする、請求項21から24
までのいずれか1項記載の紡績機。 - 【請求項26】 貯蔵器(24b)内に、ねじり
(α)、コップ質量(KM)、リング直径(D)並びに
コップ直径(K)のための貯蔵場所が含まれており、か
つ、制御装置(24)内に更に計算ユニット(24d)
が設けられていて、この計算ユニットによりドラフト装
置の駆動装置(12a)、スピンドルの駆動装置(2
2)及びリングレールの駆動装置(16)のための駆動
プログラムが貯蔵可能であるか、あるいはこれらの駆動
装置のためのプログラムモジュールが設けられているこ
とを特徴とする、請求項21から25までのいずれか1
項記載の紡績機。 - 【請求項27】 制御装置(24)が一面ではリングレ
ールの駆動装置における距離信号発生器(16a)ある
いは回転信号発生器と接続されており、かつ他面ではド
ラフト装置(12)あるいはドラフト装置の駆動装置
(12a)における距離信号発生器あるいは回転パルス
発生器(12b)と接続されており、かつ、制御装置の
計算ユニット(24d)内には制御手段が設けられてお
り、これにより、リングレール(20)の位置及びドラ
フト装置(12)の供給量に関する測定された値に基づ
いて、貯蔵器(24b)の貯蔵されている値との比較が
比較器(24e)内で行われて、これらの値が一致する
場合には制御装置のパワー区分(24a)内に接続状態
が生ぜしめられ、これによりドラフト装置の駆動装置
(12a)、リングレールの駆動装置(16)及びスピ
ンドルの駆動装置(22)が接続されるようにしたこと
を特徴とする、請求項21から26までのいずれか1項
記載の紡績機。 - 【請求項28】 貯蔵モジュール(24b)内に、リン
グレールの駆動装置(16)内の加速過程及び減速過程
のための運動規則が入れられており、これらの運動規則
は計算ユニット(24d)内の回転信号発生器(16
a)の信号に関連して呼び出し可能であることを特徴と
する、請求項21から27までのいずれか1項記載の紡
績機。
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