JPH10317233A - 紡績装置 - Google Patents

紡績装置

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JPH10317233A
JPH10317233A JP12341498A JP12341498A JPH10317233A JP H10317233 A JPH10317233 A JP H10317233A JP 12341498 A JP12341498 A JP 12341498A JP 12341498 A JP12341498 A JP 12341498A JP H10317233 A JPH10317233 A JP H10317233A
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collar
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 下方領域内にアンダワインディングカラ
ー15を備えていてホワール7により駆動されるスピン
ドル軸1と、ホワール7を取囲むすべりスリーブ9とが
設けられており、このすべりスリーブがアンダワインデ
ィングカラー15と作用結合していて、これによりスピ
ンドル軸1に配置された巻き管2に巻付けられた糸のア
ンダワインディング45をクランプして固持するように
なっており、糸を部分的にスピンドル軸1から間隔をお
いてアンダワインディング45として巻付けるために、
スピンドル軸1がアンダワインディングカラー15の下
方の領域にスペーサ22を備えている。 【効果】 スリーブ部分とすべりスリーブとの間の環状
隙間内にアンダワインディングが挟み込まれない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にリング精紡機
又はリング撚糸機のための紡績装置であって、下方領域
内にアンダワインディングカラーを備えていてホワール
により駆動されるスピンドル軸と、ホワールを取囲むす
べりスリーブとを有しており、このすべりスリーブがア
ンダワインディングカラーと作用結合していて、これに
よりスピンドル軸に配置された巻き管に巻付けられた糸
のアンダワインディングをクランプして固持するように
なっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の紡績装置は例えばヨー
ロッパ特許第0462467号明細書から公知であり、
かつアンダワインディングカラーと固定用スリーブとを
備えたスピンドル軸と、リングレールに設けられていて
トラベラを備えた紡績リングとから成っている。固定用
スリーブ又はすべりスリーブはホワールの端面と固定用
スリーブのフランジとの間の圧縮ばねによりアンダワイ
ンディングカラーに予負荷されている。固定用スリーブ
は、リングレールに設けたストッパに当接する外側リン
グを備えている。それゆえ、固定用スリーブは制限され
た範囲内でリングレールにより上向きに又は下向きに運
動させられる。アンダワインド過程時にはリング及びト
ラベラはアンダワインディングカラーの下方に位置し、
その結果、固定用スリーブはアンダワインディングカラ
ーから離れている。玉揚げ運動時にリングレールが上向
きに運動すると、固定用スリーブもまた一緒に上向きに
運動してアンダワインディングされた糸をアンダワイン
ディングカラーに締付け、その結果、糸はアンダワイン
ディングカラーのところで引きちぎられる。
【0003】実地においては、アンダワインディングは
アンダワインディングカラーの下方で固定用スリーブと
スピンドル軸の下方領域との間の図3に示した環状隙間
S内へ挟み込まれることがあり、その結果、アンダワイ
ンディングがスピンドル軸上に取り残され、かつ付加的
に取り除かれなければならない。概して操作員が故障を
認知する限りにおいて、操作員はアンダワインディング
が極めて迅速に取り除かれるように、ひいてはひき続き
行われる紡績過程時に機能不調を生じないように配慮し
なければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、公知
の紡績装置を改良して、アンダワインディングが固定用
スリーブもしくはすべりスリーブを通ってもはや前述の
環状隙間内へ挟み込まれないようにし、これにより操作
員の介入を回避することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、冒頭で述べた形式の紡績装置にお
いて、糸を部分的にスピンドル軸から間隔をおいてアン
ダワインディングとして巻付けるために、スピンドル軸
がアンダワインディングカラーの下方の領域にスペーサ
を備えているようにした。
【0006】
【発明の効果】アンダワインディングカラーの下方でス
ピンドル軸上に設けられていて、有利にはスピンドル軸
にプレスばめされたスリーブ部分上に配置されたスペー
サによって、アンダワインディングは直接的にはスピン
ドル軸上に位置せず、むしろ多かれ少なかれスピンドル
軸から離れた円筒上に位置することになる。このことに
より、アンダワインディングがすべりスリーブとスピン
ドル軸との間の環状隙間内へ挟み込まれるのが阻止され
る。スピンドル軸のこの構成の付加的な利点は、アンダ
ワインディングがスピンドル軸上でわずかな載着面しか
有していないこと、要するにスピンドル軸との著しくわ
ずかな付着摩擦しか有していないことにある。このこと
により同様に玉揚げ時に発生するフライが減少する。
【0007】スペーサはスピンドル軸上の突起部として
形成されることができ、この突起部はスピンドル軸上で
ほぼ長手方向に向けられる。有利にはその場合、突起部
は規則的にスピンドル軸の周面に分配される。さらに、
突起部は突起した円筒として形成されることもできる。
これらの円筒は半円形、三角形、方形又は台形の横断面
を有することができる。突起部はスピンドル軸上にその
長手方向軸線に対して平行に、又は螺旋に沿って設けら
れることができる。一般に、スペーサはスピンドル軸と
一体に形成される。しかし、例えばスペーサはスピンド
ル軸の鳩尾状の長手方向溝内に挿入されたロッドとして
形成されることもできる。
【0008】すべりスリーブの円筒状内壁は少なくとも
オーバラップ範囲では、スピンドル軸の、スペーサを備
えた領域に対して相補的に形成されることができる。
【0009】アンダワインディングと、玉揚げ時のフル
コップとの間での糸の切断を付加的に改善するために、
アンダワインディングカラーは有利には糸の変向領域に
切断エッジを備えている。その場合、アンダワインディ
ングカラーのクラウン部分の軸方向に向いた側面は有利
にはクラウン部分の下面に対して鋭角を成して形成され
る。切断エッジの半径が0.2mmより小さいと実地で
は特別具合がよい。
【0010】本発明のその他の利点はその他の請求項及
び以下の記載から明らかとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に図示の実施例につき本発明を
詳細に説明する。
【0012】図面において同じエレメントには同じ符号
が付されており、エレメントの最初の説明は特に断らな
い限りすべての図面に該当する。
【0013】図1及び図2には、スピンドル軸1と、こ
れに差し嵌められた巻き管2と、この巻き管上に形成さ
れた糸コップ3とを備えた紡績装置が長手方向断面図で
示されている。リングレール6上にはトラベラ4を備え
た紡績リング5が設けられており、この紡績リングによ
り糸が紡績されて巻き管2上に巻付けられる。スピンド
ル軸1はその下方領域内でホワール7内にプレスばめさ
れており、ホワールは図示されていない駆動ベルトのた
めのボンベ状の領域8を備えている。ホワール7にはす
べりスリーブ9が摺動可能に配置されている。ホワール
7の上方の端面と、すべりスリーブ9の、スピンドル軸
1上で摺動可能な環状の案内部12との間には圧縮ばね
10が配置されており、この圧縮ばねはすべりスベリ9
を上向きに予負荷している。すべりスリーブ9の外側に
配置されたストッパリング13がリングレール6の下向
きのストッパ21に対向して位置しており、その結果、
すべりスリーブ9は圧縮ばね10の上向きの弾発力によ
りリングレール6の上下運動Xに、制限された範囲内で
追従する。スピンドル軸1上にはさらに公知形式でアン
ダワインディングカラー15が設けられており、このア
ンダワインディングカラーの下方には複数の突起部とし
て形成されたスペーサ22が配置されている。これらの
突起部22は一般にはスピンドル軸1の全長にわたりア
ンダワインディングカラー15の下方に設けられてい
る。環状の案内部12の円筒状の内壁は図示の構成では
突起部22に対して相補的に形成されており、要するに
対応する切込(ここには図示せず)を備えている。
【0014】図1には紡績装置がいわゆるアンダワイン
ド過程の位置で示されており、要するにトラベラ4は短
時間だけスピンドル軸1の突起部22と同じ高さのとこ
ろに位置し、その結果、アンダワインディング45はコ
ップ3の完成後にアンダワインディングカラー15の下
方に巻き付くことができる。図2では同じ紡績装置が玉
揚げ位置で示されており、要するにアンダワインディン
グはすべりスリーブ9とアンダワインディングカラー1
5とにより締付けられる。次いで糸(アンダワインディ
ング)は巻き管2を引上げることによりアンダワインデ
ィングカラー15のところで引きちぎられ、アンダワイ
ンディングがスピンドル軸1上に残される。粗糸が生産
される場合にはナイフ11が付加的に設けられる。
【0015】図3に詳細に示すように、ナイフ11はア
ンダワインディングカラー15の下方ですべりスリーブ
9の上方に位置しており、その場合、下向きの刃がアン
ダワインディングカラー15のスリーブ部分15′の締
付面14′もしくはすべりスリーブ9の締付面14の半
径方向外側に位置している。スリーブ部分15′の下向
きの締付面14′及びすべりスリーブ9の上向きの締付
面14は平らに又は刻み14a,14bを備えて形成さ
れることができる。ナイフ11の切断エッジ11′は、
締付面14,14′が互いに上下に位置する場合に、糸
の締付け状態もしくはすべりスリーブ9の閉鎖状態で
は、この締付面14,14′の下方に位置しており、そ
の結果、切断エッジ11′は締付面14,14′に比し
て糸コップ3からさらに離れている。このことの結果、
図3で一点鎖線で記入された糸45の走行路は、糸コッ
プ3からまず始めに下向きに切断エッジ11まで延びて
いるが、しかし、切断エッジ11′が締付面14,1
4′に比して低い位置にあるため、切断エッジ11′を
迂回した後には斜め上方へ向いており、次いで図3で破
線で示した位置では糸部分がスリーブ部分15′もしく
はスペーサ22を周方向で取り囲む。締付面14,1
4′の間のアンダワインディング45の長さは有利には
スペーサ22の外径のところで測って、スリーブ部分1
5′の周方向の長さに比して小さい。アンダワインディ
ング45が切断エッジ11′の両側で上向きに糸コップ
3へ向けて緊張させられていることにより切断効果が良
好となり、従ってアンダワインディング45は糸コップ
3の引上げ時に確実に切断される。
【0016】図4にはアンダワインディングカラー15
を備えたスピンドル軸1が斜視的に示されている。この
場合、スペーサ22はスピンドル軸1の長手方向軸線2
5に対して平行に向けられた突起した半円柱形のウエブ
24として形成されている。図4のI−I線に沿って断
面した図5の第1象限27内にはこのウエブ24の断面
が看取される。第2象限28内には別の実施例として断
面三角形のウエブが示されており、第3象限31内には
さらに別の実施例として断面方形のウエブが示されてお
り、かつ第4象限34内には断面台形のウエブが示され
ている。これらのウエブ24,29,32,35は一体
に形成されることもでき、又はロッドとして鳩尾状の溝
内に挿入される(図示せず)こともできる。さらに、ウ
エブとして形成されたスペーサ22は規則的な相互間隔
でスピンドル軸1の周面に配置されている。
【0017】図6にはアンダワインディングカラー15
を備えたスピンドル軸1が同様に斜視的に示されてお
り、この場合には、スペーサ22が長手方向の螺旋37
の形状のウエブ38として形成されている。このウエブ
38は図3の実施例と同様に半円形、三角形、方形又は
台形の横断面を有することができる。
【0018】有利にはアンダワインディングカラー15
は図7に示すように一体のスペーサ22を備えたアルミ
ニウムダイカスト製のスリーブ部分15′として製作さ
れており、このスリーブ部分がスピンドル軸1上にプレ
スばめされている。アンダワインディングカラー15の
下面に、有利には刻み14bが設けられており、この刻
みは上方ですべりスリーブ9の案内部12のところで糸
のための締付面14に形成した刻み14aに対して相補
的に形成されている。
【0019】すべりスリーブ9は有利にはガラス繊維強
化されたPBTPから形成されており、他面においてス
トッパリング13はMoS2 によりドープされたプラス
チックから成る。
【0020】図8には図4に示した矢印Aの方向でアン
ダワインディングカラー15を見た図が示されている。
このアンダワインディングカラー15は公知形式で突起
したクラウン40とそれらの間に位置する溝41とから
成る。図9にはクラウン40及び溝41のそれぞれ1つ
が図8の矢印Bの方向で見た図で示されている。それぞ
れのクラウン40′の軸方向に向いた側面42はクラウ
ン40′のセグメント状の下面43に対して角度α<9
0°を形成している。側面42と下面43との間に形成
されたエッジは0.2mmより小さな曲率半径を有する
切断エッジ44として形成されている。このことによ
り、糸部分により示したアンダワインディング45はフ
ルコップの玉揚げ時に一層確実に切断される。特に、こ
の切断エッジ44によれば、アンダワインディング45
が予め規定された位置で切断されることが保証される。
このことは特に、アンダワインディングカラー15の下
方のアンダワインディング45を迅速かつ信頼性よく自
動的に取り除くことができるようにするために所望され
る。アンダワインディングカラー15は軽金属製のスリ
ーブ部分15′と一体に製作されることができる。切断
作用の改善が望まれる場合にはアンダワインディングカ
ラー15が有利には焼入れ鋼から製作される。
【0021】スペーサ22はアンダワインディングカラ
ー15の下方で必ずしもスピンドル軸1の全長にわたり
設けられる必要がなく、アンダワインド領域内だけに配
置すれば十分であることは当業者にとって当然理解され
る。しかし、そのような場合にはアンダワインディング
カラー15の下方でスピンドル軸1に沿って案内溝を設
ける必要があり、この案内溝内に、案内部12の、(図
示しない)内向きに突起したノーズが案内される。この
ことにより、すべりスリーブ9がリングレール6と一緒
に玉揚げ位置へもたらされた際に、すべりスリーブ9の
案内部12の相補的に形成された切込とスペーサ22と
が互いに内外に係合することが保証される。
【0022】他面において前述の半円柱状のスペーサ2
2の代わりに、アンダワインディングカラー15の下方
でスピンドル軸1上に長手方向溝を設け、この長手方向
溝内に案内部12の内向きに突出したノーズを係合させ
ることができる。このような場合には同様に、アンダワ
インドされた糸が案内部12とスピンドル軸1との間の
環状隙間内に達することができないような措置がとられ
なければならない。角度αは20°と70°との間でな
ければならない。
【0023】図10によればスペーサ22は、アンダワ
インディングカラー15から若干の間隔をおいてスペー
サ22の下方部分22aがスペーサ22の対応する上方
部分に比して半径方向でさらに外向きに延びるような形
式で段階的に形成されることができる。アンダワインデ
ィングの形成時にリングレール6はリング5及びトラベ
ラ4と一緒にスペーサ22の下方部分22aの半径方向
外側に位置し、その結果、アンダワインディング45が
スペーサ22の上方部分22bに巻付けられる場合のそ
の長さに比してアンダワインディング45の過剰な長さ
が生じる。すべりスリーブ9の上昇運動によりアンダワ
インディング45はスペーサ22の下方部分22aから
上方部分22bへ移動させられて、締付面14,14′
の間もしくは刻み14a,14bの間の図2,図3に示
された位置にもたらされる。最初の位置から下方部分2
2aへもたらされたアンダワインディング45のいわゆ
る過剰の長さはアンダワインディングカラー15の下面
とすべりスリーブ9の上面との間にアンダワインディン
グが締付けられた際に、糸もしくはアンダワインディン
グ45は図7に示したように刻み14a,14bの小歯
状突起部もしくは隆起部の間でウエーブ状に位置されら
れる。その場合、図7には糸もしくはアンダワインディ
ング45が刻み14bもしくは上方の締付面14′から
間隔をおいて示されている。糸もしくはアンダワインデ
ィング45はこのようにして締付面14もしくは14′
の形状に適合させられることができ、その際、アンダワ
インディング45は刻み14a,14bの非平面性によ
り多数回変向される。この変向によりアンダワインディ
ング45と締付面14,14′もしくは刻み14a,1
4bとの間の摩擦が著しく高められ、その結果、糸コッ
プ3がスピンドル軸1から引き出される際に、粗糸もし
くは堅い糸も確実に保持される。このことにより、ナイ
ブ11が設けられている限りにおいて、糸の切断はいつ
でもアンダワインディングカラー15の下方もしくは切
断エッジ11′において行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンドル軸1とホワールとすべりスリーブと
を備えた本発明にもとづく紡績装置をアンダワインド過
程のための位置で示す部分断面図である。
【図2】玉揚げ位置における紡績装置の部分断面図であ
る。
【図3】図2の部分詳細図である。
【図4】アンダワインディングカラーとスペーサとして
半円柱状に形成されたウエブとを備えたスピンドル軸の
斜視図である。
【図5】アンダワインディングカラーの下方でスピンド
ル軸を図4のI−I線に沿って断面した図である。
【図6】アンダワインディングカラーと螺旋に沿って設
けられた半円柱状のウエブとを備えたスピンドル軸の斜
視図である。
【図7】アンダワインディングカラーを斜め下から見た
部分端面図である。
【図8】アンダワインディングカラーを図4の矢印Aの
方向で見た図である。
【図9】アンダワインディングカラーを図8の矢印Bの
方向から見た図である。
【図10】アンダワインディングカラーのスリーブ部分
及びすべりスリーブの別の実施例を示す部分図である。
【符号の説明】
1 スピンドル軸、 2 スリーブ、 3 糸コップ、
7 ホワール、 9すべりスリーブ、 15 アンダ
ワインディングカラー、 22 スペーサ、22,22
a,22b,24;29;32;35;38 突起部、
40 クラウン、 44 切断エッジ、 45 アン
ダワインディング

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特にリング精紡機又はリング撚糸機のた
    めの紡績装置であって、下方領域内にアンダワインディ
    ングカラー(15)を備えていてホワール(7)により
    駆動されるスピンドル軸(1)と、ホワール(7)を取
    囲むすべりスリーブ(9)とを有しており、このすべり
    スリーブがアンダワインディングカラー(15)と作用
    結合していて、これによりスピンドル軸(1)に配置さ
    れた巻き管(2)に巻付けられた糸のアンダワインディ
    ング(45)をクランプして固持するようになっている
    形式のものにおいて、糸を部分的にスピンドル軸(1)
    から間隔をおいてアンダワインディング(45)として
    巻付けるために、スピンドル軸(1)がアンダワインデ
    ィングカラー(15)の下方の領域にスペーサ(22)
    を備えていることを特徴とする紡績装置。
  2. 【請求項2】 スペーサ(22)が、スピンドル軸
    (1)に設けられた、ほぼ長手方向に向けられた突起部
    (22,22a,22b)により形成されている、請求
    項1記載の紡績装置。
  3. 【請求項3】 スペーサ又は突起部(22)が、規則的
    な間隔でスピンドル軸(1)の周面に分配されている、
    請求項2記載の紡績装置。
  4. 【請求項4】 突起部が、突設された円筒体又はウエブ
    (22a,22b,24;29;32;35;38)と
    してスピンドル軸(1)に形成されている、請求項2又
    は3記載の紡績装置。
  5. 【請求項5】 突起部(24;29;32;35;3
    8)が三角形、方形又は台形の横断面を有している、請
    求項2から4までのいずれか1項記載の紡績装置。
  6. 【請求項6】 突起部(22)がスピンドル軸(1)の
    長手方向軸線(25)に対して平行に向けられている、
    請求項2から5までのいずれか1項記載の紡績装置。
  7. 【請求項7】 突起部(22)がスピンドル軸(1)に
    沿って螺旋(37)の形に形成されている、請求項2か
    ら5までのいずれか1項記載の紡績装置。
  8. 【請求項8】 スペーサ(22)がスピンドル軸(1)
    と一体に形成されている、請求項1から7までのいずれ
    か1項記載の紡績装置。
  9. 【請求項9】 すべりスリーブ(9)の円筒形内壁が、
    スペーサ(22)を備えた、スピンドル軸(1)の領域
    に対して、少なくともオーバラップした範囲内で相補的
    に形成されている、請求項1から8までのいずれか1項
    記載の紡績装置。
  10. 【請求項10】 アンダワインディングカラー(15)
    に突設されたクラウン部分(40)が、アンダワインデ
    ィング(45)の変向領域に切断エッジ(44)を備え
    ている、請求項1から9までのいずれか1項記載の紡績
    装置。
  11. 【請求項11】 クラウン部分(40;40′)のほぼ
    軸方向に向けられた側面(42)が、クラウン部分(4
    0′)の下面(43)と共に鋭角の角度α=20°〜7
    0°を成している、請求項10記載の紡績装置。
  12. 【請求項12】 切断エッジ(44)の曲率半径(R)
    が0.2mmより小さい、請求項10又は11記載の紡
    績装置。
  13. 【請求項13】 スペーサ(22)が段付けされて形成
    されていて、スペーサ(22)の、糸コップ(3)から
    大きく遠ざけられた下方部分(22a)が、糸コップ
    (3)もしくはスピンドル軸(1)の近くに位置する、
    スペーサ(22)の上方部分(22b)よりも半径方向
    外側に向かって大きく延びている、請求項1から12ま
    でのいずれか1項記載の紡績装置。
  14. 【請求項14】 下方部分(22a)から上方部分(2
    2b)への移行部が斜めに延びているか、もしくは円錐
    状に延びている、請求項13記載の紡績装置。
  15. 【請求項15】 紡績装置にアンダワインディングを形
    成するための方法であって、この場合、アンダワインデ
    ィング(45)をアンダワインディングカラー(15)
    の下方でスピンドル軸(1)の周面に当て付ける形式の
    ものにおいて、ホワール(7)の下方部分(22a)に
    糸部分(45)をスピンドル軸(1)の周方向で当て付
    け、引き続き軸方向で上方部分(22b)にまで移動さ
    せ、ただしこの場合、ホワールが下側部分(22a)の
    領域において、上方部分(22b)の領域におけるより
    も大きな直径を有しており、さらに糸部分(45)を、
    それぞれ相補的に形成された隆起部と凹設部とを備えた
    2つの締付面(14,14′)の間でプレスし、ただし
    この場合、該締付面がほぼスピンドル軸(1)の軸線に
    対して垂直な平面内に位置していて、しかも一方の締付
    面(14′)は移動不能に、かつ他方の締付面(14)
    は移動可能に配置されており、さらに糸部分(45)を
    前記締付面(14,14′)に設けられた隆起部及び凹
    設部に追従させてスピンドル軸(1)の周面に締付け固
    定し、この場合、締付け固定された糸部分(45)の長
    さを、有利にはスピンドル軸(1)の周方向の長さより
    も小さい長さにわたって延びるようにすることを特徴と
    する、紡績装置にアンダワインディングを形成するため
    の方法。
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