JP4095711B2 - 紡績装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特にリング精紡機又はリング撚糸機のための紡績装置であって、下方領域内にアンダワインディングカラーを備えていてホワールにより駆動されるスピンドル軸と、ホワールを取囲むすべりスリーブとを有しており、このすべりスリーブがアンダワインディングカラーと作用結合していて、これによりスピンドル軸に配置された巻き管に巻付けられた糸のアンダワインディングをクランプして固持するようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような形式の紡績装置は例えばヨーロッパ特許第0462467号明細書から公知であり、かつアンダワインディングカラーと固定用スリーブとを備えたスピンドル軸と、リングレールに設けられていてトラベラを備えた紡績リングとから成っている。固定用スリーブ又はすべりスリーブはホワールの端面と固定用スリーブのフランジとの間の圧縮ばねによりアンダワインディングカラーに予負荷されている。固定用スリーブは、リングレールに設けたストッパに当接する外側リングを備えている。それゆえ、固定用スリーブは制限された範囲内でリングレールにより上向きに又は下向きに運動させられる。アンダワインド過程時にはリング及びトラベラはアンダワインディングカラーの下方に位置し、その結果、固定用スリーブはアンダワインディングカラーから離れている。玉揚げ運動時にリングレールが上向きに運動すると、固定用スリーブもまた一緒に上向きに運動してアンダワインディングされた糸をアンダワインディングカラーに締付け、その結果、糸はアンダワインディングカラーのところで引きちぎられる。
【0003】
実地においては、アンダワインディングはアンダワインディングカラーの下方で固定用スリーブとスピンドル軸の下方領域との間の図3に示した環状隙間S内へ挟み込まれることがあり、その結果、アンダワインディングがスピンドル軸上に取り残され、かつ付加的に取り除かれなければならない。概して操作員が故障を認知する限りにおいて、操作員はアンダワインディングが極めて迅速に取り除かれるように、ひいてはひき続き行われる紡績過程時に機能不調を生じないように配慮しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、公知の紡績装置を改良して、アンダワインディングが固定用スリーブもしくはすべりスリーブを通ってもはや前述の環状隙間内へ挟み込まれないようにし、これにより操作員の介入を回避することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で述べた形式の紡績装置において、糸を部分的にスピンドル軸から間隔をおいてアンダワインディングとして巻付けるために、スピンドル軸がアンダワインディングカラーの下方の領域にスペーサを備えているようにした。
【0006】
【発明の効果】
アンダワインディングカラーの下方でスピンドル軸上に設けられていて、有利にはスピンドル軸にプレスばめされたスリーブ部分上に配置されたスペーサによって、アンダワインディングは直接的にはスピンドル軸上に位置せず、むしろ多かれ少なかれスピンドル軸から離れた円筒上に位置することになる。このことにより、アンダワインディングがすべりスリーブとスピンドル軸との間の環状隙間内へ挟み込まれるのが阻止される。スピンドル軸のこの構成の付加的な利点は、アンダワインディングがスピンドル軸上でわずかな載着面しか有していないこと、要するにスピンドル軸との著しくわずかな付着摩擦しか有していないことにある。このことにより同様に玉揚げ時に発生するフライが減少する。
【0007】
スペーサはスピンドル軸上の突起部として形成されることができ、この突起部はスピンドル軸上でほぼ長手方向に向けられる。有利にはその場合、突起部は規則的にスピンドル軸の周面に分配される。さらに、突起部は突起した円筒として形成されることもできる。これらの円筒は半円形、三角形、方形又は台形の横断面を有することができる。突起部はスピンドル軸上にその長手方向軸線に対して平行に、又は螺旋に沿って設けられることができる。一般に、スペーサはスピンドル軸と一体に形成される。しかし、例えばスペーサはスピンドル軸の鳩尾状の長手方向溝内に挿入されたロッドとして形成されることもできる。
【0008】
すべりスリーブの円筒状内壁は少なくともオーバラップ範囲では、スピンドル軸の、スペーサを備えた領域に対して相補的に形成されることができる。
【0009】
アンダワインディングと、玉揚げ時のフルコップとの間での糸の切断を付加的に改善するために、アンダワインディングカラーは有利には糸の変向領域に切断エッジを備えている。その場合、アンダワインディングカラーのクラウン部分の軸方向に向いた側面は有利にはクラウン部分の下面に対して鋭角を成して形成される。切断エッジの半径が0.2mmより小さいと実地では特別具合がよい。
【0010】
本発明のその他の利点はその他の請求項及び以下の記載から明らかとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に図示の実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0012】
図面において同じエレメントには同じ符号が付されており、エレメントの最初の説明は特に断らない限りすべての図面に該当する。
【0013】
図1及び図2には、スピンドル軸1と、これに差し嵌められた巻き管2と、この巻き管上に形成された糸コップ3とを備えた紡績装置が長手方向断面図で示されている。リングレール6上にはトラベラ4を備えた紡績リング5が設けられており、この紡績リングにより糸が紡績されて巻き管2上に巻付けられる。スピンドル軸1はその下方領域内でホワール7内にプレスばめされており、ホワールは図示されていない駆動ベルトのためのボンベ状の領域8を備えている。ホワール7にはすべりスリーブ9が摺動可能に配置されている。ホワール7の上方の端面と、すべりスリーブ9の、スピンドル軸1上で摺動可能な環状の案内部12との間には圧縮ばね10が配置されており、この圧縮ばねはすべりスベリ9を上向きに予負荷している。すべりスリーブ9の外側に配置されたストッパリング13がリングレール6の下向きのストッパ21に対向して位置しており、その結果、すべりスリーブ9は圧縮ばね10の上向きの弾発力によりリングレール6の上下運動Xに、制限された範囲内で追従する。スピンドル軸1上にはさらに公知形式でアンダワインディングカラー15が設けられており、このアンダワインディングカラーの下方には複数の突起部として形成されたスペーサ22が配置されている。これらの突起部22は一般にはスピンドル軸1の全長にわたりアンダワインディングカラー15の下方に設けられている。環状の案内部12の円筒状の内壁は図示の構成では突起部22に対して相補的に形成されており、要するに対応する切込(ここには図示せず)を備えている。
【0014】
図1には紡績装置がいわゆるアンダワインド過程の位置で示されており、要するにトラベラ4は短時間だけスピンドル軸1の突起部22と同じ高さのところに位置し、その結果、アンダワインディング45はコップ3の完成後にアンダワインディングカラー15の下方に巻き付くことができる。図2では同じ紡績装置が玉揚げ位置で示されており、要するにアンダワインディングはすべりスリーブ9とアンダワインディングカラー15とにより締付けられる。次いで糸(アンダワインディング)は巻き管2を引上げることによりアンダワインディングカラー15のところで引きちぎられ、アンダワインディングがスピンドル軸1上に残される。粗糸が生産される場合にはナイフ11が付加的に設けられる。
【0015】
図3に詳細に示すように、ナイフ11はアンダワインディングカラー15の下方ですべりスリーブ9の上方に位置しており、その場合、下向きの刃がアンダワインディングカラー15のスリーブ部分15′の締付面14′もしくはすべりスリーブ9の締付面14の半径方向外側に位置している。スリーブ部分15′の下向きの締付面14′及びすべりスリーブ9の上向きの締付面14は平らに又は刻み14a,14bを備えて形成されることができる。ナイフ11の切断エッジ11′は、締付面14,14′が互いに上下に位置する場合に、糸の締付け状態もしくはすべりスリーブ9の閉鎖状態では、この締付面14,14′の下方に位置しており、その結果、切断エッジ11′は締付面14,14′に比して糸コップ3からさらに離れている。このことの結果、図3で一点鎖線で記入された糸45の走行路は、糸コップ3からまず始めに下向きに切断エッジ11まで延びているが、しかし、切断エッジ11′が締付面14,14′に比して低い位置にあるため、切断エッジ11′を迂回した後には斜め上方へ向いており、次いで図3で破線で示した位置では糸部分がスリーブ部分15′もしくはスペーサ22を周方向で取り囲む。締付面14,14′の間のアンダワインディング45の長さは有利にはスペーサ22の外径のところで測って、スリーブ部分15′の周方向の長さに比して小さい。アンダワインディング45が切断エッジ11′の両側で上向きに糸コップ3へ向けて緊張させられていることにより切断効果が良好となり、従ってアンダワインディング45は糸コップ3の引上げ時に確実に切断される。
【0016】
図4にはアンダワインディングカラー15を備えたスピンドル軸1が斜視的に示されている。この場合、スペーサ22はスピンドル軸1の長手方向軸線25に対して平行に向けられた突起した半円柱形のウエブ24として形成されている。図4のI−I線に沿って断面した図5の第1象限27内にはこのウエブ24の断面が看取される。第2象限28内には別の実施例として断面三角形のウエブが示されており、第3象限31内にはさらに別の実施例として断面方形のウエブが示されており、かつ第4象限34内には断面台形のウエブが示されている。これらのウエブ24,29,32,35は一体に形成されることもでき、又はロッドとして鳩尾状の溝内に挿入される(図示せず)こともできる。さらに、ウエブとして形成されたスペーサ22は規則的な相互間隔でスピンドル軸1の周面に配置されている。
【0017】
図6にはアンダワインディングカラー15を備えたスピンドル軸1が同様に斜視的に示されており、この場合には、スペーサ22が長手方向の螺旋37の形状のウエブ38として形成されている。このウエブ38は図3の実施例と同様に半円形、三角形、方形又は台形の横断面を有することができる。
【0018】
有利にはアンダワインディングカラー15は図7に示すように一体のスペーサ22を備えたアルミニウムダイカスト製のスリーブ部分15′として製作されており、このスリーブ部分がスピンドル軸1上にプレスばめされている。アンダワインディングカラー15の下面に、有利には刻み14bが設けられており、この刻みは上方ですべりスリーブ9の案内部12のところで糸のための締付面14に形成した刻み14aに対して相補的に形成されている。
【0019】
すべりスリーブ9は有利にはガラス繊維強化されたPBTPから形成されており、他面においてストッパリング13はMoS2 によりドープされたプラスチックから成る。
【0020】
図8には図4に示した矢印Aの方向でアンダワインディングカラー15を見た図が示されている。このアンダワインディングカラー15は公知形式で突起したクラウン40とそれらの間に位置する溝41とから成る。図9にはクラウン40及び溝41のそれぞれ1つが図8の矢印Bの方向で見た図で示されている。それぞれのクラウン40′の軸方向に向いた側面42はクラウン40′のセグメント状の下面43に対して角度α<90°を形成している。側面42と下面43との間に形成されたエッジは0.2mmより小さな曲率半径を有する切断エッジ44として形成されている。このことにより、糸部分により示したアンダワインディング45はフルコップの玉揚げ時に一層確実に切断される。特に、この切断エッジ44によれば、アンダワインディング45が予め規定された位置で切断されることが保証される。このことは特に、アンダワインディングカラー15の下方のアンダワインディング45を迅速かつ信頼性よく自動的に取り除くことができるようにするために所望される。アンダワインディングカラー15は軽金属製のスリーブ部分15′と一体に製作されることができる。切断作用の改善が望まれる場合にはアンダワインディングカラー15が有利には焼入れ鋼から製作される。
【0021】
スペーサ22はアンダワインディングカラー15の下方で必ずしもスピンドル軸1の全長にわたり設けられる必要がなく、アンダワインド領域内だけに配置すれば十分であることは当業者にとって当然理解される。しかし、そのような場合にはアンダワインディングカラー15の下方でスピンドル軸1に沿って案内溝を設ける必要があり、この案内溝内に、案内部12の、(図示しない)内向きに突起したノーズが案内される。このことにより、すべりスリーブ9がリングレール6と一緒に玉揚げ位置へもたらされた際に、すべりスリーブ9の案内部12の相補的に形成された切込とスペーサ22とが互いに内外に係合することが保証される。
【0022】
他面において前述の半円柱状のスペーサ22の代わりに、アンダワインディングカラー15の下方でスピンドル軸1上に長手方向溝を設け、この長手方向溝内に案内部12の内向きに突出したノーズを係合させることができる。このような場合には同様に、アンダワインドされた糸が案内部12とスピンドル軸1との間の環状隙間内に達することができないような措置がとられなければならない。角度αは20°と70°との間でなければならない。
【0023】
図10によればスペーサ22は、アンダワインディングカラー15から若干の間隔をおいてスペーサ22の下方部分22aがスペーサ22の対応する上方部分に比して半径方向でさらに外向きに延びるような形式で段階的に形成されることができる。アンダワインディングの形成時にリングレール6はリング5及びトラベラ4と一緒にスペーサ22の下方部分22aの半径方向外側に位置し、その結果、アンダワインディング45がスペーサ22の上方部分22bに巻付けられる場合のその長さに比してアンダワインディング45の過剰な長さが生じる。すべりスリーブ9の上昇運動によりアンダワインディング45はスペーサ22の下方部分22aから上方部分22bへ移動させられて、締付面14,14′の間もしくは刻み14a,14bの間の図2,図3に示された位置にもたらされる。最初の位置から下方部分22aへもたらされたアンダワインディング45のいわゆる過剰の長さはアンダワインディングカラー15の下面とすべりスリーブ9の上面との間にアンダワインディングが締付けられた際に、糸もしくはアンダワインディング45は図7に示したように刻み14a,14bの小歯状突起部もしくは隆起部の間でウエーブ状に位置されられる。その場合、図7には糸もしくはアンダワインディング45が刻み14bもしくは上方の締付面14′から間隔をおいて示されている。糸もしくはアンダワインディング45はこのようにして締付面14もしくは14′の形状に適合させられることができ、その際、アンダワインディング45は刻み14a,14bの非平面性により多数回変向される。この変向によりアンダワインディング45と締付面14,14′もしくは刻み14a,14bとの間の摩擦が著しく高められ、その結果、糸コップ3がスピンドル軸1から引き出される際に、粗糸もしくは堅い糸も確実に保持される。このことにより、ナイブ11が設けられている限りにおいて、糸の切断はいつでもアンダワインディングカラー15の下方もしくは切断エッジ11′において行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンドル軸1とホワールとすべりスリーブとを備えた本発明にもとづく紡績装置をアンダワインド過程のための位置で示す部分断面図である。
【図2】玉揚げ位置における紡績装置の部分断面図である。
【図3】図2の部分詳細図である。
【図4】アンダワインディングカラーとスペーサとして半円柱状に形成されたウエブとを備えたスピンドル軸の斜視図である。
【図5】アンダワインディングカラーの下方でスピンドル軸を図4のI−I線に沿って断面した図である。
【図6】アンダワインディングカラーと螺旋に沿って設けられた半円柱状のウエブとを備えたスピンドル軸の斜視図である。
【図7】アンダワインディングカラーを斜め下から見た部分端面図である。
【図8】アンダワインディングカラーを図4の矢印Aの方向で見た図である。
【図9】アンダワインディングカラーを図8の矢印Bの方向から見た図である。
【図10】アンダワインディングカラーのスリーブ部分及びすべりスリーブの別の実施例を示す部分図である。
【符号の説明】
1 スピンドル軸、 2 スリーブ、 3 糸コップ、 7 ホワール、 9すべりスリーブ、 15 アンダワインディングカラー、 22 スペーサ、22,22a,22b,24;29;32;35;38 突起部、 40 クラウン、 44 切断エッジ、 45 アンダワインディング

Claims (15)

  1. リング精紡機又はリング撚糸機のための紡績装置であって、下方領域内にアンダワインディングカラー(15)を備えていてホワール(7)により駆動されるスピンドル軸(1)と、ホワール(7)を取囲むすべりスリーブ(9)とを有しており、このすべりスリーブ(9)が、環状の案内部(12)を備えており、該環状の案内部(12)がスピンドル軸(1)上で摺動可能であり、このすべりスリーブがアンダワインディングカラー(15)と作用結合していて、これによりスピンドル軸(1)に配置された巻き管(2)に巻付けられた糸のアンダワインディング(45)をクランプして固持するようになっている形式のものにおいて、糸を部分的にスピンドル軸(1)から間隔をおいてアンダワインディング(45)として巻付けるために、スピンドル軸(1)がアンダワインディングカラー(15)の下方の領域にスペーサ(22)を備えており、すべりスリーブ(9)の前記案内部(12)の円筒状の内壁が、スペーサ(22)を備えたスピンドル軸(1)の領域に対して、少なくともオーバラップした範囲内で相補的に形成されていて、対応する切込を備えているか、あるいはアンダワインディングカラー(15)の下方でスピンドル軸(1)上に長手方向溝が設けられており、この長手方向溝内に、案内部(12)に設けられた、内向きに突出したノーズが係合していることを特徴とする紡績装置。
  2. ホワール(7)が下側部分(22a)の領域において、上方部分(22b)の領域におけるよりも大きな直径を有している、請求項1記載の紡績装置。
  3. スペーサ(22)が段付けされて形成されていて、スペーサ(22)の、糸コップ(3)から大きく遠ざけられた下方部分(22a)が、糸コップ(3)もしくはスピンドル軸(1)の近くに位置する、スペーサ(22)の上方部分(22b)よりも半径方向外側に向かって大きく延びている、請求項1又は2項記載の紡績装置。
  4. 下方部分(22a)から上方部分(22b)への移行部が斜めに延びているか、もしくは円錐状に延びている、請求項1から3までのいずれか1項記載の紡績装置。
  5. それぞれ相補的に形成された隆起部と凹設部とを備えた、糸部分(45)のための2つの締付面(14,14′)が設けられており、該締付面がほぼスピンドル軸(1)の軸線に対して垂直な平面内に位置していて、しかも一方の締付面(14′)は移動不能に、かつ他方の締付面(14)はすべりスリーブ(9)に移動可能に配置されており、前記締付面(14,14′)に設けられた隆起部と凹設部とが、スピンドル軸(1)の周面に設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の紡績装置。
  6. スペーサ(22)が、スピンドル軸(1)に設けられた、長手方向に向けられた突起部(22,22a,22b)により形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の紡績装置。
  7. スペーサ又は突起部(22)が、規則的な間隔でスピンドル軸(1)の周面に分配されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の紡績装置。
  8. 突起部が、半円形、三角形、方形又は台形の横断面(22a,22b,24;29;32;35;38)を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の紡績装置。
  9. 突起部(24;29;32;35;38)が三角形、方形又は台形の横断面を有している、請求項1から7までのいずれか1項記載の紡績装置。
  10. 突起部(22)がスピンドル軸(1)に沿って螺旋(37)の形に形成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の紡績装置。
  11. スペーサ(22)がスピンドル軸(1)と一体に形成されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の紡績装置。
  12. アンダワインディングカラー(15)に突設されたクラウン部分(40)が、アンダワインディング(45)の変向領域に切断エッジ(44)を備えている、請求項1から11までのいずれか1項記載の紡績装置。
  13. クラウン部分(40;40′)の側面(42)が、クラウン部分(40′)の下面(43)と共に鋭角の角度α=20°〜70°を成している、請求項12 記載の紡績装置。
  14. 切断エッジ(44)の曲率半径(R)が0.2mmより小さい、請求項12又は13記載の紡績装置。
  15. 紡績装置にアンダワインディングを形成するための方法であって、この場合、アンダワインディング(45)をアンダワインディングカラー(15)の下方でスピンドル軸(1)の周面に当て付ける形式のものにおいて、ホワール(7)の下方部分(22a)に糸部分(45)をスピンドル軸(1)の周方向で当て付け、引き続き軸方向で上方部分(22b)にまで移動させ、ただしこの場合、ホワールが下側部分(22a)の領域において、上方部分(22b)の領域におけるよりも大きな直径を有しており、さらに糸部分(45)を、それぞれ相補的に形成された隆起部と凹設部とを備えた2つの締付面(14,14′)の間でプレスし、ただしこの場合、該締付面がほぼスピンドル軸(1)の軸線に対して垂直な平面内に位置していて、しかも一方の締付面(14′)は移動不能に、かつ他方の締付面(14)は移動可能に配置されており、さらに糸部分(45)を前記締付面(14,14′)に設けられた隆起部及び凹設部に追従させてスピンドル軸(1)の周面に締付け固定することを特徴とする、紡績装置にアンダワインディングを形成するための方法。
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