JP2001114451A - シート残量検知装置、画像形成装置、画像形成システム、シート残量検知方法、画像形成装置のシート残量検知方法、及びコンピュータ読み出し可能な記憶媒体 - Google Patents

シート残量検知装置、画像形成装置、画像形成システム、シート残量検知方法、画像形成装置のシート残量検知方法、及びコンピュータ読み出し可能な記憶媒体

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JP2001114451A
JP2001114451A JP29224899A JP29224899A JP2001114451A JP 2001114451 A JP2001114451 A JP 2001114451A JP 29224899 A JP29224899 A JP 29224899A JP 29224899 A JP29224899 A JP 29224899A JP 2001114451 A JP2001114451 A JP 2001114451A
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Masaru Nishimura
賢 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙カセット内における用紙の残量検知を精
度よく行うことを可能とする画像形成装置を提供する。 【解決手段】 カセット挿入時または電源投入時にカセ
ット7内の全用紙の厚みを測定して、さらに印字枚数用
カウンタをリセットする。本体内に給紙された用紙の枚
数を印字枚数用カウンタで測定し、印字枚数用カウンタ
の値がある一定の値に達したとき、再度カセット7内の
全用紙の厚みを測定する。カセット内全用紙の厚みを測
定する変位センサ6が最初に測定した値と2度目に測定
した値の差分を算出し、その値をその間の印字枚数で除
算すれば用紙1枚分当たりの厚みが算出される。さらに
その用紙1枚分当たりの厚みでカセット7内全用紙の厚
みを除算すれば、カセット7内の全用紙の枚数を算出で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙カセット内に
おける用紙などシートの残量検知を行うシート残量検知
装置や、このシート残量検知装置を備えた、レーザプリ
ンタ、複写機あるいはファクシミリ装置などの画像形成
装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プロセスを用いた画像形
成装置では、外部から送出されてくる画像情報信号に対
応して、感光媒体の帯電、露光、現像、及び画像担持体
への転写を行うことによって画像を形成することが行わ
れ、給紙装置として一般的に本体装置に着脱可能な給紙
カセットが用いられる。
【0003】この給紙カセットにおいては、特定の紙種
に対応した専用カセットと、複数種の紙種に対応可能な
カセットがあり、いずれのカセットを用いた場合でも、
オペレータに対して用紙の補給タイミングを知らせる必
要がある。従来では、例えば、(1)光学式反射センサ
を用意して反射光量の変化から紙の有無を判断したり、
(2)フォトダイオードアレイやそれに類する光学式反
射センサを用意して紙の残量検知を行うことで、紙の補
給タイミングを検知してオペレータに知らせていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置における用紙補給タイミングの検知手
法では、次のような問題点があった。
【0005】上記(1)の検知方法では、紙の有無を検
知するだけであり、残り1枚となってもオペレータに紙
の補給を知らせることができないため、複数枚の印刷を
行う場合では、印刷中に用紙無しの状態が発生して作業
の中断を招く可能性がある。
【0006】また、上記(2)の検知方法では、紙の残
量を検知するため、その検知精度が高ければ、紙の補給
タイミングを的確にオペレータに知らせることができ、
印刷中に用紙無しの状態が発生して作業の中断を招くこ
とを防ぐことができる。
【0007】しかし、上記(2)の残量検知方法では、
給紙カセット内の全ての用紙を一塊とした残量しか検知
できない。つまり、積み重なった用紙の厚みが例えば1
0mmあるとは判断できるが、その積み重なった用紙は
何枚なのかを正確に判断することができない。これは、
紙種によって用紙1枚当たりの厚みが変化してくるため
であり、積み重なった用紙の厚みが同じなら、1枚当た
りの用紙の厚みが小さい方が、用紙枚数が大きくなるの
は自明である。そのため、想定した紙種以外の紙種を使
用した場合の用紙枚数の検知精度に悪影響を与えてしま
い、例えば、表示されている紙残量が実際の紙残量より
も大きい場合は、大量の用紙を印刷するケースで印刷中
に用紙無しの状態が発生してしまい、作業の中断を招く
可能性があった。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑み、給紙カ
セット内における用紙など、シートの残量検知を精度よ
く行うことを可能とするシート残量検知装置やこれを備
えた画像形成装置等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るシート残量検知装置で
は、シートを収納するシート収納手段と、前記シート収
納手段内の全シートの物理量を検知する物理量検知手段
と、前記物理量検知手段の検知情報のうち異なる時点で
の情報を少なくとも2点取得し、その情報に基づいて前
記シート収納手段内のシートの減少度を測定して、前記
シート収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量
推定手段と、前記残量推定手段が推定した前記シート収
納手段内のシート総数値を出力する総数出力手段とを備
えたことを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項1記載のシート残量検知装置におい
て、前記シート収納手段から外部装置へ排出されたシー
トの枚数をカウントするカウント手段を備え、前記物理
量検知手段からの検知情報の取得時点は、前記カウント
手段のカウント結果を参照して設定することを特徴とす
る。
【0011】請求項3記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項1または請求項2記載のシート残量検
知装置において、前記物理量検知手段は、発光素子と位
置検出素子から構成された変位センサであることを特徴
とする。
【0012】請求項4記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項1または請求項2記載のシート残量検
知装置において、前記物理量検知手段は、感圧センサで
あることを特徴とする。
【0013】請求項5記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項1または請求項2記載のシート残量検
知装置において、前記物理量検知手段は、スライド型可
変抵抗器であることを特徴とする。
【0014】請求項6記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項1乃至請求項5記載のシート残量検知
装置において、前記シート収納手段は前記外部装置の本
体に着脱自在に設置する構成であり、前記シート収納手
段が前記外部装置本体から取り外された状態を検知する
手段と、前記シート収納手段が前記外部装置本体から取
り外されたときに、前記残量推定手段が推定したシート
の総数値を初期化する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0015】請求項7記載の発明に係るシート残量検知
装置では、請求項6記載のシート残量検知装置におい
て、前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外
されたときに、前記カウント手段のカウント値を初期化
する手段を備えたことを特徴とする。
【0016】請求項8記載の発明に係る画像形成装置で
は、シートを収納するシート収納手段と、前記シート収
納手段からシートを取り込み、画像情報信号に基づいて
該シート上に画像形成を行う画像形成部とを有する画像
形成装置において、前記シート収納手段内の全シートの
物理量を検知する物理量検知手段と、 前記物理量検知
手段の検知情報のうち異なる時点での情報を少なくとも
2点取得し、その情報に基づいて前記シート収納手段内
のシートの減少度を測定して、該シート収納手段内の残
りのシートの総数を推定する残量推定手段と、前記残量
推定手段が推定したシートの総数値を出力する総数出力
手段とを設けたことを特徴とする。
【0017】請求項9記載の発明に係る画像形成装置で
は、請求項8記載の画像形成装置において、前記画像形
成部で画像形成した枚数をカウントするカウント手段を
備え、前記物理量検知手段からの検知情報の取得時点
は、前記カウント手段のカウント結果を参照して設定す
ることを特徴とする。
【0018】請求項10記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項8または請求項9記載の画像形成装置にお
いて、前記物理量検知手段は、発光素子と位置検出素子
から構成された変位センサであることを特徴とする。
【0019】請求項11記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項8または請求項9記載の画像形成装置にお
いて、前記物理量検知手段は、感圧センサであることを
特徴とする。
【0020】請求項12記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項8または請求項9記載の画像形成装置にお
いて、前記物理量検知手段は、スライド型可変抵抗器で
あることを特徴とする。
【0021】請求項13記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項8乃至請求項12記載の画像形成装置にお
いて、前記残量推定手段が推定したシートの総数を超え
る画像形成の実行要求が発生したときに、装置本体の動
作を停止させる本体停止機構を有し、前記本体停止機構
によって装置本体の動作が停止したときには、その旨を
外部に報知する報知手段を設けたことを特徴とする。
【0022】請求項14記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項8乃至請求項13記載の画像形成装置にお
いて、前記シート収納手段は装置本体に着脱自在に設置
する構成であり、前記シート収納手段が装置本体から取
り外された状態を検知する手段と、前記シート収納手段
が装置本体から取り外されたときに、前記残量推定手段
が推定したシートの総数値を初期化する手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0023】請求項15記載の発明に係る画像形成装置
では、請求項14記載の画像形成装置において、前記シ
ート収納手段が装置本体から取り外されたときに、前記
カウント手段のカウント値を初期化する手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0024】請求項16記載の発明に係る画像形成シス
テムでは、請求項8乃至請求項15記載の画像形成装置
を有することを特徴とする。
【0025】請求項17記載の発明に係るシート残量検
知方法では、シートを収納するシート収納手段内の全シ
ートの物理量を検知する物理量検知処理と、前記物理量
検知処理の検知情報のうち異なる時点での情報を少なく
とも2点取得し、その情報に基づいて前記シート収納手
段内のシートの減少度を測定して、前記シート収納手段
内の残りのシートの総数を推定する残量推定処理と、前
記残量推定処理が推定した前記シート収納手段内のシー
ト総数値を出力する総数出力処理とを実行することを特
徴とする。
【0026】請求項18記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項17記載のシート残量検知方法にお
いて、前記シート収納手段から外部装置へ排出されたシ
ートの枚数をカウントするカウント処理を行い、前記物
理量検知処理による検知情報の取得時点は、前記カウン
ト処理のカウント結果を参照して設定することを特徴と
する。
【0027】請求項19記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項17または請求項18記載のシート
残量検知方法において、前記物理量検知処理は、発光素
子と位置検出素子から構成された変位センサを用いて行
うことを特徴とする。
【0028】請求項20記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項17または請求項18記載のシート
残量検知方法において、前記物理量検知処理は、感圧セ
ンサを用いて行うことを特徴とする。
【0029】請求項21記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項17または請求項18記載のシート
残量検知方法において、前記物理量検知処理は、スライ
ド型可変抵抗器を用いて行うことを特徴とする。
【0030】請求項22記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項17乃至請求項21記載のシート残
量検知方法において、前記シート収納手段は前記外部装
置本体に着脱自在に設置する構成であり、前記シート収
納手段が前記外部装置本体から取り外された状態を検知
する処理と、前記シート収納手段が前記外部装置本体か
ら取り外されたときに、前記残量推定処理が推定したシ
ートの総数値を初期化する処理とを実行することを特徴
とする。
【0031】請求項23記載の発明に係るシート残量検
知方法では、請求項22記載のシート残量検知方法にお
いて、前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り
外されたときに、前記カウント処理のカウント値を初期
化することを特徴とする。
【0032】請求項24記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、シートを収納するシート収
納手段からシートを取り込み、画像情報信号に基づいて
該シート上に画像形成を行う画像形成装置に対し、前記
シート収納手段内の全シートの物理量を検知する物理量
検知処理と、 前記物理量検知処理の検知情報のうち異
なる時点での情報を少なくとも2点取得し、その情報に
基づいて前記シート収納手段内のシートの減少度を測定
して、該シート収納手段内の残りのシートの総数を推定
する残量推定処理と、前記残量推定処理が推定したシー
トの総数値を出力する総数出力処理とを実行することを
特徴とする。
【0033】請求項25記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24記載の画像形成
装置のシート残量検知方法において、前記画像形成装置
で画像形成した枚数をカウントするカウント処理を行
い、前記物理量検知処理からの検知情報の取得時点は、
前記カウント処理のカウント結果を参照して設定するこ
とを特徴とする。
【0034】請求項26記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24または請求項2
5記載の画像形成装置のシート残量検知方法において、
前記物理量検知処理は、発光素子と位置検出素子から構
成された変位センサを用いて行うことを特徴とする。
【0035】請求項27記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24または請求項2
5記載の画像形成装置のシート残量検知方法において、
前記物理量検知処理は、感圧センサを用いたことを特徴
とする。
【0036】請求項28記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24または請求項2
5記載の画像形成装置のシート残量検知方法において、
前記物理量検知処理は、スライド型可変抵抗器を用いた
ことを特徴とする。
【0037】請求項29記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24乃至請求項28
記載の画像形成装置のシート残量検知方法において、前
記残量推定処理が推定したシートの総数を超える画像形
成の実行要求が発生したときに前記画像形成装置本体の
動作を停止させ、その旨を外部に報知することを特徴と
する。
【0038】請求項30記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項24乃至請求項29
記載の画像形成装置のシート残量検知方法において、前
記シート収納手段は前記画像形成装置本体に着脱自在に
設置する構成であり、前記シート収納手段が前記画像形
成装置本体から取り外された状態を検知する処理と、前
記シート収納手段が前記画像形成装置本体から取り外さ
れたときに、前記残量推定処理が推定したシートの総数
値を初期化する処理とを実行することを特徴とする。
【0039】請求項31記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法では、請求項30記載の画像形成
装置のシート残量検知方法において、前記シート収納手
段が前記画像形成装置本体から取り外されたときに、前
記カウント処理のカウント値を初期化することを特徴と
する。
【0040】請求項32記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体では、シートを収納するシート
収納手段内の全シートの物理量を検知する物理量検知ス
テップと、 前記物理量検知ステップの検知情報のうち
異なる時点での情報を少なくとも2点取得し、その情報
に基づいて前記シート収納手段内のシートの減少度を測
定して、前記シート収納手段内の残りのシートの総数を
推定する残量推定ステップと、前記残量推定ステップが
推定した前記シート収納手段内のシート総数値を出力す
る総数出力ステップとを有するプログラムを格納したこ
とを特徴とする。
【0041】請求項33記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体では、請求項32記載のコンピ
ュータ読み出し可能な記憶媒体において、前記シート収
納手段から外部装置へ排出されたシートの枚数をカウン
トするカウントステップを有し、前記残量推定ステップ
で用いる前記物理量検知ステップの検知情報の取得時点
は、前記カウントステップのカウント結果を参照して設
定することを特徴とする。
【0042】請求項34記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体では、請求項32または請求項
33記載のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体におい
て、前記シート収納手段が外部装置本体から取り外され
た状態を検知するステップと、前記シート収納手段が前
記外部装置本体から取り外されたときに、前記残量推定
ステップが推定したシートの総数値を初期化するステッ
プとを備えたことを特徴とする。
【0043】請求項35記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体では、請求項34記載のコンピ
ュータ読み出し可能な記憶媒体において、前記シート収
納手段が前記外部装置本体から取り外されたときに、前
記カウントステップでのカウント値を初期化するステッ
プを有することを特徴とする。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0045】[第1実施形態]図1は、本発明の第1実
施形態に係る画像形成装置の主要構成を示す模式図であ
る。
【0046】この画像形成装置は、感光媒体である感光
ドラム1、レーザスキャナユニット2と、現像器3と、
記録紙を搬送して感光体上のトナー画像を記録紙に転写
する転写ベルト4と、転写紙上のトナー画像を熱と圧力
で記録紙に固定する定着器5と、給紙カセット7と、給
紙カセット内用紙の物理量(例えば用紙の厚さや重量)
を測定する検知センサ6と、そのセンサ6からのデータ
を取得するCPU16と、給紙カセットから搬送される
用紙を数えるカウンタ17と、データを一時的に保存す
るRAM18と、プログラムを格納しておくROM19
とを備えている。
【0047】感光ドラム1、レーザスキャナユニット
2、及び現像器3は、コントローラからの画像データに
従いスキャナユニット2が感光ドラム1上に走査を行い
静電画像を形成し、現像機3に収容されたトナーにより
可視化される。そのころ記録紙が用紙カセットよりピッ
クアップされる。そして、感光ドラム1上に形成された
画像を転写ベルト4により、搬送されてきた記録紙に転
写する。その後、記録紙は定着器5に搬送され、定着器
5は、熱でトナーを融解した後に加圧ローラで融解した
トナーを記録紙に完全に定着させる。
【0048】図2は、本実施形態における給紙カセット
用紙残量検知機構の構成を示す断面図である。
【0049】同図に示すように、給紙カセット7内には
用紙積載板8が設置されており、カセット本体のほぼ中
央部に設置してある軸部9を中心にして上方向に回動可
能になっている。用紙積載板8の先端部とカセット底部
との間にはスプリング10が介在しており、用紙積載板
8の先端部は、このスプリング10の弾性力により上方
向に付勢されている。用紙の給紙方向の後端部には紙サ
イズに合わせて位置を変更できるガイド部材11が設置
されている。
【0050】用紙の給紙方向の先端部には、スプリング
10からの圧力で上に押し上げられている用紙を受け止
める分離爪12が設置されている。この分離爪12とス
プリング10の働きで、用紙残量が変化しても最上面の
用紙位置は変化することなく常に一定に保たれる。そし
て、給紙ローラ13が回転することにより最上位の用紙
がピックアップされ、また、分離爪12の働きにより確
実に1枚目の用紙と2枚目の用紙が分離される。この様
な構成において、給紙ローラ13の回転により用紙積載
板8上の用紙が順次送り出されることになる。また本実
施形態では、全印刷用紙の物理量測定機構として変位セ
ンサ6を使用している。
【0051】ここで、前記変位センサ6は、発光部と受
光部を併せ持つ光学式反射型変位センサ等で構成する。
【0052】次に、光学式反射型変位センサ6を用いて
印刷用紙の厚み情報を取得する方法について説明する。
【0053】図3は、光学式反射型変位センサの概略図
である。
【0054】同図が示すように、発光素子として例えば
LED101を有しており、検出領域に光を照射する。
その検出領域からの反射光をレンズ103及び位置検出
素子(PSD)102を用いて検出する。レンズ103
によって測定物からの反射光はPSD102上に集光さ
れるが、その集光された反射光の重心位置は測定対象物
までの距離に対応して変化する。従ってPSD102か
らの出力信号を処理することで、測定対象物との距離を
検知することが可能となる。
【0055】図4にPSD102からの出力信号とその
位置情報の関係図を示す。
【0056】PSD102からの出力を11、12とし
て、PSD102の全長をL、PSD102中央から反
射光重心までの距離をxとすると以下の式が成り立つ。
【0057】 (l1−l2)/(I1+l2)=2x/L 上述の式を電子回路で表現すると図5に示すようなブロ
ック図となる。即ち、この電子回路は、変位センサ6、
電流/電圧変換回路104,105、減算回路106、
加算回路107、及び除算回路108で構成され、除算
回路108の出力信号が位置情報となる。
【0058】次に、図6のフローチャートを用いて、本
実施形態に係る給紙カセット用紙残量検知機構の動作を
説明する。なお、このフローチャートに従ったプログラ
ムをROM19に格納し動作することにより、以下制御
方法を実現させることが可能となる。
【0059】まず、CPU16は、電源投入時、若しく
は不図示の給紙カセット着脱検知センサがカセット7の
取出しを検知した場合に、カウンタ17の初期設定を行
う(ステップS101)。その後、変位センサ6を用い
て変位センサ6と最上面の用紙表面との距離を測定す
る。
【0060】この測定値を、予め測定しておいた変位セ
ンサ6の表面より給紙カセット7の底面までの距離から
減算すると、現時点での全用紙の紙の厚みが判明する。
この計算値はAという変数に格納する(ステップS10
2)。
【0061】印字中は給紙カセット7から用紙が1枚ピ
ックアップされる毎にカウンタ17の値に1を加えてい
く(ステップS103)。このカウンタ17の値が、所
定のしきい値αと等しくなった時に(ステップS10
4)、再び、変位センサ6を用いて、変位センサ6と最
上面の用紙表面との距離を測定する。
【0062】この測定値を、予め測定しておいた変位セ
ンサ6の表面より給紙カセット7の底面までの距離から
差し引くと、現時点での全用紙の紙の厚みが判明する。
この計算値はBという変数に格納する(ステップS10
5)。
【0063】AとBを測定し終えたら、これらの値より
給紙カセット7内の用紙総数を推測する。α枚印字して
給紙カセット7内用紙の最上位面の高さは(A−B)だ
け減少したのであるから、用紙1枚当たりの厚みは、
(A−B)/αとなる(図7参照)。ここで、始めの段
階での用紙の総数をβ、現時点での用紙の総数をγとす
ると、以下の式が成り立つ(ステップS106)。
【0064】 β=Aα/(A−B) γ=β−α この算出した用紙総数γは、表示パネルまたはコンピュ
ータ端末などからオペレータが参照することができる
(ステップS107)。このγの値をカウンタ17にロ
ードして、今後印字する際には給紙カセット7から用紙
が1枚ピックアップされる毎にカウンタ17の値を1ず
つ減らしていく(ステップS108)。
【0065】このカウンタ17の値が、オペレータの一
度の操作による印字要求枚数を超えたら(ステップS1
09)、オペレータに用紙補給警告を表示する(ステッ
プS110)。具体的には、γの値が10枚のときに、
オペレータが20枚の印字要求を装置に対して行った場
合に、この時、装置本体はオペレータに対して用紙補給
警告を発生させて、その動作を一時中断する。
【0066】この後、オペレータが用紙補給のために給
紙カセットを本体から取り外したならば、また本シーケ
ンスをステップS101からスタートさせる。
【0067】このように本実施形態では、画像形成装置
における給紙カセット7内に積層された複数枚の印刷用
紙を最上位紙から順次送り出す給紙機構において、変位
センサ6を用いて印刷用紙と変位センサ6間の距離の変
化を検出することで、用紙残量を検出するようにした。
即ち、始めに、カセット挿入時または電源投入時にカセ
ット7内の全用紙の厚みを測定して、さらに印字枚数用
カウンタ17をリセットしておき、本体内に給紙された
用紙の枚数を印字枚数用カウンタ17で測定し、印字枚
数用カウンタ17の値がある一定の値に達したとき、再
度カセット7内の全用紙の厚みを測定する。そして、カ
セット7内全用紙の厚みを測定するセンサ6が最初に測
定した値と2度目に測定した値の差分を算出し、その値
をその間の印字枚数で除算して用紙1枚分当たりの厚み
を算出し、さらに、その用紙1枚分当たりの厚みでカセ
ット内全用紙の厚みを除算することにより、カセット7
内の全用紙の枚数を算出するものである。
【0068】これにより、給紙カセット7内の用紙残量
検知を精度よく行うことができ、用紙補給タイミングに
関するトラブルを減少させる効果がある。特に、大量の
用紙を印刷するケースで印刷中に用紙無しの状態が発生
して作業の中断を招く、といった不具合を未然に回避す
ることが可能になり、オペレータの作業性の向上に大き
く貢献することができる。
【0069】[第2実施形態]本実施形態は、図1に示
す画像形成装置において、給紙カセット用紙残量検知機
構の構成のみを変更したものであり、それ以外の構成は
全て第1実施形態と同一である。即ち、本実施形態で
は、全印刷用紙の物理量測定機構として、変位センサ6
に代えて感圧センサ14を使用する。
【0070】図8は、本発明の第2実施形態に係る給紙
カセット用紙残量検知機構の構成を示す断面図である。
【0071】感圧センサ14は、センサにかかる圧力を
電気信号に変換するもので、用紙の重量を検知すること
ができる。本実施形態では、給紙カセット7内の底部を
2重構造として、その隙間に感圧センサ14を配置す
る。
【0072】図9は、本実施形態に係る用紙残量検知機
構の動作を示すフローチャートであり、このフローチャ
ートに従ったプログラムをROM19に格納し動作する
ことにより、本実施形態の制御方法を実現させることが
可能となる。なお、給紙カセット用紙残量検知機構の動
作も第1実施形態とほぼ同一なので、相違点だけを説明
する。
【0073】本実施形態の構造では、給紙カセット7内
に用紙が存在しない状態でも、給紙カセット底部の重量
がオフセットとして発生する。この重量をCとすると
(図10参照)、ステップS206で計算する「現時点
での用紙枚数γ」は以下の式で表される。
【0074】γ=(B−C)α/(A−B) その他の処理は、第1実施形態と同一である。本実施形
態においても、上記第1実施形態と同様の効果を得るこ
とができる。
【0075】[第3実施形態]本実施形態は、図1に示
す画像形成装置において、用紙残量検知機構の構成のみ
を変更したものであり、それ以外の構成は全て第1実施
形態と同一である。即ち、本実施形態では、全印刷用紙
の物理量測定機構として、スライド型可変抵抗器15を
使用している。
【0076】図11(a),(b)は、本発明の第3実
施形態に係る給紙カセット用紙残量検知機構の要部構成
を示す図であり、同図(a)はスライド型可変抵抗器1
5の可変部分を示す断面図、同図(b)はその電気回路
図である。
【0077】同図(a)に示すように、スライド型可変
抵抗器15の可変部分は、用紙積載板8の回転軸9の回
転運動と連動する構成になっており、このスライド型可
変抵抗器15の抵抗値を観測することで用紙積載板8の
位置を検知することができる。それ以外の構成は全て第
1実施形態と同一である。
【0078】図13は、本実施形態に係る給紙カセット
用紙残量検知機構の動作を示すフローチャートであり、
このフローチャートに従ったプログラムをROM19に
格納し動作することにより、本実施形態の制御方法を実
現させることが可能となる。なお、本実施形態に係る給
紙カセット用紙残量検知機構の動作も第1実施形態とほ
ぼ同一なので、相違点だけを説明する。
【0079】本実施形態の構造では、給紙カセット7内
に用紙が存在しない状態でも、スライド型可変抵抗器1
5の抵抗値を完全に0になるようには設定できないの
で、オフセット電圧が発生してしまう。この電圧値をD
とすると(図12参照)、ステップS206で計算する
「現時点での用紙枚数γ」は以下の式で表される。
【0080】γ=(B−D)α/(A−B) その他の処理は、第1実施形態と同一である。本実施形
態においても、上記第1実施形態と同様の効果を得るこ
とができる。
【0081】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供
給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(また
はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラム
コードを読み出し実行することによっても、完成される
ことは言うまでもない。
【0082】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMを用いることができる。また、コ
ンピュータが読み出したプログラムコードを実行するこ
とにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけで
はなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0083】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るシート残量検知装置によれば、シートを収納す
るシート収納手段と、シート収納手段内の全シートの物
理量を検知する物理量検知手段と、物理量検知手段の検
知情報のうち異なる時点での情報を少なくとも2点取得
し、その情報に基づいてシート収納手段内のシートの減
少度を測定して、シート収納手段内の残りのシートの総
数を推定する残量推定手段と、残量推定手段が推定した
シート収納手段内のシート総数値を出力する総数出力手
段とを備えたので、シート収納手段内のシート残量検知
を精度よく行うことが可能になる。
【0085】請求項2記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項1記載のシート残量検知装置にお
いて、シート収納手段から外部装置へ排出されたシート
の枚数をカウントするカウント手段を備え、物理量検知
手段からの検知情報の取得時点は、カウント手段のカウ
ント結果を参照して設定するので、請求項1記載の発明
と同等の効果を得ることができると共に、シート収納手
段内のシートの減少度を的確なタイミングで測定するこ
とが可能になる。
【0086】請求項3記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項1または請求項2記載のシート残
量検知装置において、物理量検知手段は、発光素子と位
置検出素子から構成された変位センサであるので、比較
的簡単な構成で請求項1または請求項2記載の発明と同
等の効果を得ることができる。
【0087】請求項4記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項1または請求項2記載のシート残
量検知装置において、物理量検知手段は、比較的簡単な
構成で感圧センサであるので、請求項1または請求項2
記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0088】請求項5記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項1または請求項2記載のシート残
量検知装置において、物理量検知手段は、スライド型可
変抵抗器であるので、請求項1または請求項2記載の発
明と同等の効果を得ることができる。
【0089】請求項6記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項1乃至請求項5記載のシート残量
検知装置において、シート収納手段は外部装置の本体に
着脱自在に設置する構成であり、シート収納手段が外部
装置本体から取り外された状態を検知する手段と、シー
ト収納手段が外部装置本体から取り外されたときに、残
量推定手段が推定したシートの総数値を初期化する手段
とを備えたので、請求項1乃至請求項5記載の発明と同
等の効果を得ることができると共に、シート収納手段を
外部装置の本体から取り外して再び装着した際に、シー
トの残量推定を正確に行うことが可能になる。
【0090】請求項7記載の発明に係るシート残量検知
装置によれば、請求項6記載のシート残量検知装置にお
いて、シート収納手段が外部装置本体から取り外された
ときに、カウント手段のカウント値を初期化する手段を
備えたので、請求項6記載の発明と同等の効果を得るこ
とができる。
【0091】請求項8記載の発明に係る画像形成装置に
よれば、シートを収納するシート収納手段と、シート収
納手段からシートを取り込み、画像情報信号に基づいて
該シート上に画像形成を行う画像形成部とを有する画像
形成装置において、シート収納手段内の全シートの物理
量を検知する物理量検知手段と、物理量検知手段の検知
情報のうち異なる時点での情報を少なくとも2点取得
し、その情報に基づいてシート収納手段内のシートの減
少度を測定して、該シート収納手段内の残りのシートの
総数を推定する残量推定手段と、残量推定手段が推定し
たシートの総数値を出力する総数出力手段とを設けたの
で、シート収納手段内のシート残量検知を精度よく行う
ことが可能になる。例えば、給紙カセット内の用紙残量
検知を精度よく行うことができ、用紙補給タイミングに
関するトラブルを減少させる効果がある。特に、大量の
用紙を印刷するケースで印刷中に用紙無しの状態が発生
して作業の中断を招く、といった不具合を未然に回避す
ることが可能になり、オペレータの作業性の向上に大き
く貢献することができる。
【0092】請求項9記載の発明に係る画像形成装置に
よれば、請求項8記載の画像形成装置において、画像形
成部で画像形成した枚数をカウントするカウント手段を
備え、物理量検知手段からの検知情報の取得時点は、カ
ウント手段のカウント結果を参照して設定するので、請
求項8記載の発明と同等の効果を得ることができると共
に、シート収納手段内のシートの減少度を的確なタイミ
ングで測定することが可能になる。
【0093】請求項10記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項8または請求項9記載の画像形成装置
において、物理量検知手段は、発光素子と位置検出素子
から構成された変位センサであるので、比較的簡単な構
成で請求項8または請求項9記載の発明と同等の効果を
得ることができる。
【0094】請求項11記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項8または請求項9記載の画像形成装置
において、物理量検知手段は、感圧センサであるので、
比較的簡単な構成で請求項8または請求項9記載の発明
と同等の効果を得ることができる。
【0095】請求項12記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項8または請求項9記載の画像形成装置
において、物理量検知手段は、スライド型可変抵抗器で
あるので、請求項8または請求項9記載の発明と同等の
効果を得ることができる。
【0096】請求項13記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項8乃至請求項12記載の画像形成装置
において、残量推定手段が推定したシートの総数を超え
る画像形成の実行要求が発生したときに、装置本体の動
作を停止させる本体停止機構を有し、本体停止機構によ
って装置本体の動作が停止したときには、その旨を外部
に報知する報知手段を設けたので、請求項8乃至請求項
12記載の発明と同等の効果を得ることができる。特
に、用紙補給タイミングに関するトラブルを確実に減少
させることが可能であり、オペレータの作業性の向上に
一層貢献することができる。
【0097】請求項14記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項8乃至請求項13記載の画像形成装置
において、シート収納手段は装置本体に着脱自在に設置
する構成であり、シート収納手段が装置本体から取り外
された状態を検知する手段と、シート収納手段が装置本
体から取り外されたときに、残量推定手段が推定したシ
ートの総数値を初期化する手段とを設けたので、請求項
記載8乃至請求項13の発明と同等の効果を得ることが
できると共に、シート収納手段を画像形成装置本体から
取り外して再び装着した際に、シートの残量推定を正確
に行うことが可能になる。
【0098】請求項15記載の発明に係る画像形成装置
によれば、請求項14記載の画像形成装置において、シ
ート収納手段が装置本体から取り外されたときに、カウ
ント手段のカウント値を初期化する手段を備えたので、
請求項14記載の発明と同等の効果を得ることができ
る。
【0099】請求項16記載の発明に係る画像形成シス
テムによれば、請求項8乃至請求項15記載の画像形成
装置を有するので、請求項8乃至請求項15記載の発明
と同等の効果を得ることができる。
【0100】請求項17記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、シートを収納するシート収納手段内の
全シートの物理量を検知する物理量検知処理と、 物理
量検知処理の検知情報のうち異なる時点での情報を少な
くとも2点取得し、その情報に基づいてシート収納手段
内のシートの減少度を測定して、シート収納手段内の残
りのシートの総数を推定する残量推定処理と、残量推定
処理が推定したシート収納手段内のシート総数値を出力
する総数出力処理とを実行するので、請求項1記載の発
明と同等の効果を得ることができる。
【0101】請求項18記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項17記載のシート残量検知方法
において、シート収納手段から外部装置へ排出されたシ
ートの枚数をカウントするカウント処理を行い、物理量
検知処理による検知情報の取得時点は、カウント処理の
カウント結果を参照して設定するので、請求項2記載の
発明と同等の効果を得ることができる。
【0102】請求項19記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項17または請求項18記載のシ
ート残量検知方法において、物理量検知処理は、発光素
子と位置検出素子から構成された変位センサを用いて行
うので、請求項3記載の発明と同等の効果を得ることが
できる。
【0103】請求項20記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項17または請求項18記載のシ
ート残量検知方法において、物理量検知処理は、感圧セ
ンサを用いて行うので、請求項4記載の発明と同等の効
果を得ることができる。
【0104】請求項21記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項17または請求項18記載のシ
ート残量検知方法において、物理量検知処理は、スライ
ド型可変抵抗器を用いて行うので、請求項5記載の発明
と同等の効果を得ることができる。
【0105】請求項22記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項17乃至請求項21記載のシー
ト残量検知方法において、シート収納手段は外部装置本
体に着脱自在に設置する構成であり、シート収納手段が
外部装置本体から取り外された状態を検知する処理と、
シート収納手段が外部装置本体から取り外されたとき
に、残量推定処理が推定したシートの総数値を初期化す
る処理とを実行するので、請求項6記載の発明と同等の
効果を得ることができる。
【0106】請求項23記載の発明に係るシート残量検
知方法によれば、請求項22記載のシート残量検知方法
において、シート収納手段が外部装置本体から取り外さ
れたときに、カウント処理のカウント値を初期化するの
で、請求項7記載の発明と同等の効果を得ることができ
る。
【0107】請求項24記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、シートを収納するシー
ト収納手段からシートを取り込み、画像情報信号に基づ
いて該シート上に画像形成を行う画像形成装置に対し、
シート収納手段内の全シートの物理量を検知する物理量
検知処理と、物理量検知処理の検知情報のうち異なる時
点での情報を少なくとも2点取得し、その情報に基づい
てシート収納手段内のシートの減少度を測定して、該シ
ート収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量推
定処理と、残量推定処理が推定したシートの総数値を出
力する総数出力処理とを実行するので、請求項8記載の
発明と同等の効果を得ることができる。
【0108】請求項25記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24記載の画像
形成装置のシート残量検知方法において、画像形成装置
で画像形成した枚数をカウントするカウント処理を行
い、物理量検知処理からの検知情報の取得時点は、カウ
ント処理のカウント結果を参照して設定するので、請求
項9記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0109】請求項26記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24または請求
項25記載の画像形成装置のシート残量検知方法におい
て、物理量検知処理は、発光素子と位置検出素子から構
成された変位センサを用いて行うので、請求項10記載
の発明と同等の効果を得ることができる。
【0110】請求項27記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24または請求
項25記載の画像形成装置のシート残量検知方法におい
て、物理量検知処理は、感圧センサを用いたので、請求
項11記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0111】請求項28記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24または請求
項25記載の画像形成装置のシート残量検知方法におい
て、物理量検知処理は、スライド型可変抵抗器を用いた
ので、請求項12記載の発明と同等の効果を得ることが
できる。
【0112】請求項29記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24乃至請求項
28記載の画像形成装置のシート残量検知方法におい
て、残量推定処理が推定したシートの総数を超える画像
形成の実行要求が発生したときに画像形成装置本体の動
作を停止させ、その旨を外部に報知するので、請求項1
3記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0113】請求項30記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項24乃至請求項
29記載の画像形成装置のシート残量検知方法におい
て、シート収納手段は画像形成装置本体に着脱自在に設
置する構成であり、シート収納手段が画像形成装置本体
から取り外された状態を検知する処理と、シート収納手
段が画像形成装置本体から取り外されたときに、残量推
定処理が推定したシートの総数値を初期化する処理とを
実行するので、請求項14記載の発明と同等の効果を得
ることができる。
【0114】請求項31記載の発明に係る画像形成装置
のシート残量検知方法によれば、請求項30記載の画像
形成装置のシート残量検知方法において、シート収納手
段が画像形成装置本体から取り外されたときに、カウン
ト処理のカウント値を初期化するので、請求項15記載
の発明と同等の効果を得ることができる。
【0115】請求項32記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体によれば、シートを収納するシ
ート収納手段内の全シートの物理量を検知する物理量検
知ステップと、 物理量検知ステップの検知情報のうち
異なる時点での情報を少なくとも2点取得し、その情報
に基づいてシート収納手段内のシートの減少度を測定し
て、シート収納手段内の残りのシートの総数を推定する
残量推定ステップと、残量推定ステップが推定したシー
ト収納手段内のシート総数値を出力する総数出力ステッ
プとを有するプログラムを格納したので、請求項1記載
の発明と同等の効果を得ることができる。
【0116】請求項33記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体によれば、請求項32記載のコ
ンピュータ読み出し可能な記憶媒体において、シート収
納手段から外部装置へ排出されたシートの枚数をカウン
トするカウントステップを有し、残量推定ステップで用
いる物理量検知ステップの検知情報の取得時点は、カウ
ントステップのカウント結果を参照して設定するので、
請求項2記載の発明と同等の効果を得ることができる。
【0117】請求項34記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体によれば、請求項32または請
求項33記載のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体に
おいて、シート収納手段が外部装置本体から取り外され
た状態を検知するステップと、シート収納手段が外部装
置本体から取り外されたときに、残量推定ステップが推
定したシートの総数値を初期化するステップとを備えた
ので、請求項6記載の発明と同等の効果を得ることがで
きる。
【0118】請求項35記載の発明に係るコンピュータ
読み出し可能な記憶媒体によれば、請求項34記載のコ
ンピュータ読み出し可能な記憶媒体において、シート収
納手段が外部装置本体から取り外されたときに、カウン
トステップでのカウント値を初期化するステップを有す
るので、請求項7記載の発明と同等の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の主
要構成を示す模式図である。
【図2】第1実施形態における給紙カセット用紙残量検
知機構の構成を示す断面図である。
【図3】光学式反射型変位センサの概略図である。
【図4】PSD102からの出力信号とその位置情報の
関係図を示す図である。
【図5】変位センサの出力から位置情報を算出する電子
回路のブロック図である。
【図6】第1実施形態に係る給紙カセット用紙残量検知
機構の動作を示すフローチャートである。
【図7】第1実施形態に係る給紙カセット用紙残量検知
機構の動作を説明するためのグラフである。
【図8】本発明の第2実施形態に係る給紙カセット用紙
残量検知機構の構成を示す断面図である。
【図9】第2実施形態に係る給紙カセット用紙残量検知
機構の動作を示すフローチャートである。
【図10】第2実施形態に係る給紙カセット用紙残量検
知機構の動作を説明するためのグラフである。
【図11】本発明の第3実施形態に係る給紙カセット用
紙残量検知機構の要部構成を示す図である。
【図12】第3実施形態に係る給紙カセット用紙残量検
知機構の動作を説明するためのグラフである。
【図13】第3実施形態に係る給紙カセット用紙残量検
知機構の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
6 変位センサ 7 給紙カセット 8 用紙積載板 9 用紙積載板8の回転軸 10 スプリング 11 ガイド部材 12 分離爪 13 給紙ローラ 14 感圧センサ 1 スライド型可変抵抗器

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを収納するシート収納手段と、 前記シート収納手段内の全シートの物理量を検知する物
    理量検知手段と、 前記物理量検知手段の検知情報のうち異なる時点での情
    報を少なくとも2点取得し、その情報に基づいて前記シ
    ート収納手段内のシートの減少度を測定して、前記シー
    ト収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量推定
    手段と、 前記残量推定手段が推定した前記シート収納手段内のシ
    ート総数値を出力する総数出力手段とを備えたことを特
    徴とするシート残量検知装置。
  2. 【請求項2】 前記シート収納手段から外部装置へ排出
    されたシートの枚数をカウントするカウント手段を備
    え、 前記物理量検知手段からの検知情報の取得時点は、前記
    カウント手段のカウント結果を参照して設定することを
    特徴とする請求項1記載のシート残量検知装置。
  3. 【請求項3】 前記物理量検知手段は、発光素子と位置
    検出素子から構成された変位センサであることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のシート残量検知装
    置。
  4. 【請求項4】 前記物理量検知手段は、感圧センサであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載のシー
    ト残量検知装置。
  5. 【請求項5】 前記物理量検知手段は、スライド型可変
    抵抗器であることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のシート残量検知装置。
  6. 【請求項6】 前記シート収納手段は前記外部装置の本
    体に着脱自在に設置する構成であり、 前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外され
    た状態を検知する手段と、 前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外され
    たときに、前記残量推定手段が推定したシートの総数値
    を初期化する手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5記載のシート残量検知装置。
  7. 【請求項7】 前記シート収納手段が前記外部装置本体
    から取り外されたときに、前記カウント手段のカウント
    値を初期化する手段を備えたことを特徴とする請求項6
    記載のシート残量検知装置。
  8. 【請求項8】 シートを収納するシート収納手段と、前
    記シート収納手段からシートを取り込み、画像情報信号
    に基づいて該シート上に画像形成を行う画像形成部とを
    有する画像形成装置において、 前記シート収納手段内の全シートの物理量を検知する物
    理量検知手段と、 前記物理量検知手段の検知情報のうち異なる時点での情
    報を少なくとも2点取得し、その情報に基づいて前記シ
    ート収納手段内のシートの減少度を測定して、該シート
    収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量推定手
    段と、 前記残量推定手段が推定したシートの総数値を出力する
    総数出力手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記画像形成部で画像形成した枚数をカ
    ウントするカウント手段を備え、 前記物理量検知手段からの検知情報の取得時点は、前記
    カウント手段のカウント結果を参照して設定することを
    特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記物理量検知手段は、発光素子と位
    置検出素子から構成された変位センサであることを特徴
    とする請求項8または請求項9記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記物理量検知手段は、感圧センサで
    あることを特徴とする請求項8または請求項9記載の画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】 前記物理量検知手段は、スライド型可
    変抵抗器であることを特徴とする請求項8または請求項
    9記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記残量推定手段が推定したシートの
    総数を超える画像形成の実行要求が発生したときに、装
    置本体の動作を停止させる本体停止機構を有し、 前記本体停止機構によって装置本体の動作が停止したと
    きには、その旨を外部に報知する報知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項8乃至請求項12記載の画像形成装
    置。
  14. 【請求項14】 前記シート収納手段は装置本体に着脱
    自在に設置する構成であり、 前記シート収納手段が装置本体から取り外された状態を
    検知する手段と、 前記シート収納手段が装置本体から取り外されたとき
    に、前記残量推定手段が推定したシートの総数値を初期
    化する手段とを設けたことを特徴とする請求項8乃至請
    求項13記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記シート収納手段が装置本体から取
    り外されたときに、前記カウント手段のカウント値を初
    期化する手段を備えたことを特徴とする請求項14記載
    の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 請求項8乃至請求項15記載の画像形
    成装置を有することを特徴とする画像形成システム。
  17. 【請求項17】 シートを収納するシート収納手段内の
    全シートの物理量を検知する物理量検知処理と、前記物
    理量検知処理の検知情報のうち異なる時点での情報を少
    なくとも2点取得し、その情報に基づいて前記シート収
    納手段内のシートの減少度を測定して、前記シート収納
    手段内の残りのシートの総数を推定する残量推定処理
    と、 前記残量推定処理が推定した前記シート収納手段内のシ
    ート総数値を出力する総数出力処理とを実行することを
    特徴とするシート残量検知方法。
  18. 【請求項18】 前記シート収納手段から外部装置へ排
    出されたシートの枚数をカウントするカウント処理を行
    い、 前記物理量検知処理による検知情報の取得時点は、前記
    カウント処理のカウント結果を参照して設定することを
    特徴とする請求項17記載のシート残量検知方法。
  19. 【請求項19】 前記物理量検知処理は、発光素子と位
    置検出素子から構成された変位センサを用いて行うこと
    を特徴とする請求項17または請求項18記載のシート
    残量検知方法。
  20. 【請求項20】 前記物理量検知処理は、感圧センサを
    用いて行うことを特徴とする請求項17または請求項1
    8記載のシート残量検知方法。
  21. 【請求項21】 前記物理量検知処理は、スライド型可
    変抵抗器を用いて行うことを特徴とする請求項17また
    は請求項18記載のシート残量検知方法。
  22. 【請求項22】 前記シート収納手段は前記外部装置本
    体に着脱自在に設置する構成であり、 前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外され
    た状態を検知する処理と、 前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外され
    たときに、前記残量推定処理が推定したシートの総数値
    を初期化する処理とを実行することを特徴とする請求項
    17乃至請求項21記載のシート残量検知方法。
  23. 【請求項23】 前記シート収納手段が前記外部装置本
    体から取り外されたときに、前記カウント処理のカウン
    ト値を初期化することを特徴とする請求項22記載のシ
    ート残量検知方法。
  24. 【請求項24】 シートを収納するシート収納手段から
    シートを取り込み、画像情報信号に基づいて該シート上
    に画像形成を行う画像形成装置に対し、 前記シート収納手段内の全シートの物理量を検知する物
    理量検知処理と、 前記物理量検知処理の検知情報のうち異なる時点での情
    報を少なくとも2点取得し、その情報に基づいて前記シ
    ート収納手段内のシートの減少度を測定して、該シート
    収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量推定処
    理と、 前記残量推定処理が推定したシートの総数値を出力する
    総数出力処理とを実行することを特徴とする画像形成装
    置のシート残量検知方法。
  25. 【請求項25】 前記画像形成装置で画像形成した枚数
    をカウントするカウント処理を行い、 前記物理量検知処理からの検知情報の取得時点は、前記
    カウント処理のカウント結果を参照して設定することを
    特徴とする請求項24記載の画像形成装置のシート残量
    検知方法。
  26. 【請求項26】 前記物理量検知処理は、発光素子と位
    置検出素子から構成された変位センサを用いて行うこと
    を特徴とする請求項24または請求項25記載の画像形
    成装置のシート残量検知方法。
  27. 【請求項27】 前記物理量検知処理は、感圧センサを
    用いたことを特徴とする請求項24または請求項25記
    載の画像形成装置のシート残量検知方法。
  28. 【請求項28】 前記物理量検知処理は、スライド型可
    変抵抗器を用いたことを特徴とする請求項24または請
    求項25記載の画像形成装置のシート残量検知方法。
  29. 【請求項29】 前記残量推定処理が推定したシートの
    総数を超える画像形成の実行要求が発生したときに前記
    画像形成装置本体の動作を停止させ、その旨を外部に報
    知することを特徴とする請求項24乃至請求項28記載
    の画像形成装置のシート残量検知方法。
  30. 【請求項30】 前記シート収納手段は前記画像形成装
    置本体に着脱自在に設置する構成であり、 前記シート収納手段が前記画像形成装置本体から取り外
    された状態を検知する処理と、 前記シート収納手段が前記画像形成装置本体から取り外
    されたときに、前記残量推定処理が推定したシートの総
    数値を初期化する処理とを実行することを特徴とする請
    求項24乃至請求項29記載の画像形成装置のシート残
    量検知方法。
  31. 【請求項31】 前記シート収納手段が前記画像形成装
    置本体から取り外されたときに、前記カウント処理のカ
    ウント値を初期化することを特徴とする請求項30記載
    の画像形成装置のシート残量検知方法。
  32. 【請求項32】 シートを収納するシート収納手段内の
    全シートの物理量を検知する物理量検知ステップと、 前記物理量検知ステップの検知情報のうち異なる時点で
    の情報を少なくとも2点取得し、その情報に基づいて前
    記シート収納手段内のシートの減少度を測定して、前記
    シート収納手段内の残りのシートの総数を推定する残量
    推定ステップと、 前記残量推定ステップが推定した前記シート収納手段内
    のシート総数値を出力する総数出力ステップとを有する
    プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読
    み出し可能な記憶媒体。
  33. 【請求項33】 前記シート収納手段から外部装置へ排
    出されたシートの枚数をカウントするカウントステップ
    を有し、 前記残量推定ステップで用いる前記物理量検知ステップ
    の検知情報の取得時点は、前記カウントステップのカウ
    ント結果を参照して設定することを特徴とする請求項3
    2記載のコンピュータ読み出し可能な記憶媒体。
  34. 【請求項34】 前記シート収納手段が外部装置本体か
    ら取り外された状態を検知するステップと、 前記シート収納手段が前記外部装置本体から取り外され
    たときに、前記残量推定ステップが推定したシートの総
    数値を初期化するステップとを備えたことを特徴とする
    請求項32または請求項33記載のコンピュータ読み出
    し可能な記憶媒体。
  35. 【請求項35】 前記シート収納手段が前記外部装置本
    体から取り外されたときに、前記カウントステップでの
    カウント値を初期化するステップを有することを特徴と
    する請求項34記載のコンピュータ読み出し可能な記憶
    媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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