JP2001114147A - 自動二輪車等の小型車両用シート構造 - Google Patents

自動二輪車等の小型車両用シート構造

Info

Publication number
JP2001114147A
JP2001114147A JP29461699A JP29461699A JP2001114147A JP 2001114147 A JP2001114147 A JP 2001114147A JP 29461699 A JP29461699 A JP 29461699A JP 29461699 A JP29461699 A JP 29461699A JP 2001114147 A JP2001114147 A JP 2001114147A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bottom plate
core layer
seat structure
foamed core
motorcycle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP29461699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4421712B2 (ja
Inventor
Masaaki Yamaguchi
正昭 山口
Takayuki Yanagida
貴之 柳田
Tetsuji Tanaka
哲治 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP29461699A priority Critical patent/JP4421712B2/ja
Priority to TW89120744A priority patent/TW526150B/zh
Priority to DE60043971T priority patent/DE60043971D1/de
Priority to EP20000122166 priority patent/EP1092616B1/en
Priority to CNB001304585A priority patent/CN1139510C/zh
Publication of JP2001114147A publication Critical patent/JP2001114147A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4421712B2 publication Critical patent/JP4421712B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J1/00Saddles or other seats for cycles; Arrangement thereof; Component parts
    • B62J1/12Box-shaped seats; Bench-type seats, e.g. dual or twin seats

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車等の小型車両用シート構造の軽量
化を図るとともに製造コストを抑えることができる技術
を提供する。 【解決手段】 自動二輪車等の小型車両用シート構造
は、弾性変形可能な底板32にクッション材45を載
せ、このクッション材45を表皮材46で覆ったもの
で、底板32を、発泡心層34b及びそれを覆う充実ス
キン層34aよりなるサンドイッチ構造33とした。こ
のため、底板32の内部に発泡心層34bを形成するこ
とで底板32の板厚を大きくすることができる。従っ
て、底板32の軽量化を図りながら、剛性を高めること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はクッション材の下面
に底板を備えた自動二輪車等の小型車両用シート構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車等の小型車両用シートは、座
り心地がよく且つライディングに好適な構成にする必要
がある。このシートとして、例えば実用新案登録番号第
2557909号公報「自動二輪車の車両におけるシー
トの固定構造」が提案されている。この技術の要部を、
以下に詳しく説明する。
【0003】図19は従来の自動二輪車のシート構造の
概略図である。シート構造100は、弾性変形可能な底
板101にクッション材104を載せ、クッション材1
04を表皮材105で覆ったものである。シート構造1
00の底板101は、運転者や同乗者が座ったときにシ
ートが凹み過ぎないように剛性を持たせ、かつ走行中の
振動を吸収するために弾性変形(撓み)可能に形成した
ものである。この底板101の軽量化を図るために、板
厚を小さくして底板101の上下面に補強用のリブ10
2・・・,103・・・(・・・は複数を示す)を形成してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、底板101の
上下面に補強用のリブ102・・・,103・・・を形成する
ので、底板101の上下面が凹凸状態になる。従って、
底板101を成形型で成形するために、成形型の成形面
を凹凸状態に加工する必要がある。このため、成形型の
成形面が複雑な形状になるので、コストアップの要因に
なる。
【0005】また、底板101の上面に補強用のリブ1
02・・・を形成するために、底板101の上面が凹凸状
態になる。従って、運転者や同乗者がシートに座ったと
き、底板の凹凸を感じさせないためにクッション材10
4を厚くする必要がある。クッション材104を厚くす
ると、シート構造の軽量化を妨げることになり、またコ
ストアップの要因にもなる。
【0006】そこで、本発明の目的は、自動二輪車等の
小型車両用シート構造の軽量化を図るとともに製造コス
トを抑えることができる技術を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の請求項1は、弾性変形可能な底板にクッショ
ン材を載せ、このクッション材を表皮材で覆った自動二
輪車等の小型車両用シート構造において、前記底板を、
発泡心層及びそれを覆う充実スキン層よりなるサンドイ
ッチ構造としたことを特徴とする。
【0008】底板の内部に発泡心層を形成することによ
り、底板の板厚を大きくすることができる。底板の剛性
は板厚に大きく影響をうけるので、板厚を大きくするこ
とで、底板の剛性を十分に高めることができる。従っ
て、底板の剛性を高めるために、底板の上下面に補強用
のリブを形成する必要がないので、底板の上下面を比較
的平坦に形成することができる。このため、底板を形成
する成形型において、成形型の成形面にリブ用の凹凸を
形成する必要がないので、成形型の成形面を簡単な形状
にすることができる。
【0009】一方、発泡心層は発泡材なので重量が軽
い。従って、底板の内部に発泡心層を形成しても、底板
の重量を軽くすることができる。この結果、自動二輪車
等の小型車両用シート構造の軽量化を図ることができ
る。
【0010】請求項2は、表皮材を底板の外縁に沿って
内側に折曲げ、折曲げた表皮材に固定用針を下から打ち
込み、この固定用針を充実スキン層および発泡心層に貫
通させたことを特徴とする。
【0011】底板の充実スキン層および発泡心層に固定
用針を貫通させて底板に表皮材を止める構成にした。発
泡心層は発泡材なので充実スキン層と比較して軟らか
い。従って、底板に固定用針を打ち込んだとき、発泡心
層により固定用針の打ち込みがスムーズに行える。すな
わち、硬いもの内側に軟らかいものがあれば、硬いもの
を突き抜けた固定用針が勢い良く入る。このため、固定
用針と表皮材と底板とを密着させることができる。ま
た、固定用針の打ち込み後も、発泡心層の弾力により、
固定用針と表皮材と底板と密着させることができるの
で、表皮材のタルミや緩みを防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る小型車両用シート構造
(第1実施の形態)を取付けた自動二輪車の側面図であ
る。自動二輪車10はメインフレーム11の前部にヘッ
ドパイプ12を介してフロントフォーク13を支え、こ
のフロントフォーク13に前輪14を取付け、メインフ
レーム11の内部にエンジン15を取付け、このエンジ
ン15から排気管16を後方に延ばし、前記メインフレ
ーム11の後端部のピボット17を介して片持ちのスイ
ングアーム18を支え、このスイングアーム18に後輪
19を取付け、メインフレーム11の上部に燃料タンク
20を取付け、燃料タンク20の後方に本発明に係るシ
ート構造30を取付けたものである。図中、21はリア
サスペンション、22はハンドルである。
【0013】図2は本発明に係る自動二輪車等の小型車
両用シート構造(第1実施の形態)の断面図である。シ
ート構造30は、弾性変形可能な底板32にクッション
材45を載せ、このクッション材45を表皮材46で覆
ったものであって、底板32を、発泡心層34b及びそ
れを覆う充実スキン層34a,34aよりなるサンドイ
ッチ構造33としたシートである。
【0014】サンドイッチ構造33は、底板32を射出
成形する際に、キャビティ内の発泡性成形材料の内部を
未凝固の状態で発泡させたもので、外側部の凝固した部
分が充実スキン層になり、内部の発泡した部分が発泡心
層になる。従って、サンドイッチ構造33とは、表面の
充実スキン層34a,34aで内部の発泡心層を挟んだ
ものをいう。また、充実スキン層とは、微発泡を含有す
る意味であり、発泡心層に対して発泡倍率が大きく異な
るものを指す。すなわち、発泡部分や中空部分をほとん
ど含まない緻密な層である。さらに、発泡心層とは、発
泡部分からなる層をいう。なお、サンドイッチ構造33
の射出成形については図10、図11で詳しく説明す
る。
【0015】底板32は、略全体をサンドイッチ構造3
3に形成したものであって、運転者が乗る前部35を湾
曲面に形成し、前部35の後方の中間部36を上向きの
傾斜面に形成し、中間部36の後方の後部(同乗者が乗
る部分)37を平坦面に形成し、下面38aに補強用の
リブ39・・・を形成したものである。この補強用のリブ
39・・・は必要に応じて形成可能である。底板32をサ
ンドイッチ構造33としたので、従来の底板の略2倍の
板厚にするだけで十分な剛性を得ることができる。この
ため、底板の軽量化を図りながら剛性を高めることが可
能である。
【0016】この底板32は、前部35の前端35aを
上向きに折曲げ、後端37aを下向きに折曲げることに
より剛性を確保し、かつ前部35に車両本体(図示しな
い)に取付けるための取付部40を形成したものであ
る。なお、取付部40については図4で説明する。
【0017】クッション材45は、底板32の前部3
5、中間部36および後部37の上面に沿ってセットし
たものであって、走行時の振動を吸収して乗心地をよく
するものである。表皮材46は、クッション材45の表
面に被せてクッション材45を保護するとともに、クッ
ション材45を底板32に保持するものである。
【0018】図3は本発明に係る自動二輪車等の小型車
両用シート構造(第1実施の形態)の平面図であり、底
板32の下面38aに補強用のリブ39・・・を格子状に
形成した状態を示す。底板32を、図2に示すように充
実スキン層34a,34aの内部に発泡心層34bを形
成したサンドイッチ構造33とし、かつ下面38aにリ
ブ39・・・を形成することにより十分な剛性を持たせる
ことができる。なお、底板32の下面38aだけにリブ
39・・・を形成したので底板32を軽量にできる。
【0019】図4は図2の4部拡大図であり、サンドイ
ッチ構造33(表面の充実スキン層34a,34aで内
部の発泡心層34bを挟んだもの)の板材で底板32を
形成し、底板32の前部35に取付部40を形成し、表
皮材46を前縁32aに沿って内側に折曲げ、折曲げた
表皮材46aに固定用針47を打ち込み、固定用針47
を底板32の充実スキン層34aおよび発泡心層34b
に貫通させることにより、折曲げた表皮材46aを底板
32に取付けた状態を示す。
【0020】固定用針47をサンドイッチ構造33(充
実スキン層34a,34aの内部に発泡心層34bを挟
んだもの)の底板32に打ち込むと、固定用針47の先
端47aは発泡心層34bまで貫通する。発泡心層34
bは充実スキン層34aと比較して軟らかいので、底板
32に固定用針47を打ち込んだとき、発泡心層34b
により固定用針47の打ち込みがスムーズに行える。す
なわち、硬いもの内側に軟らかいものがあれば、硬いも
のを突き抜けた固定用針47が勢い良く入る。このた
め、固定用針47と表皮材46と底板32とを密着させ
ることができる。また、固定用針47の打ち込み後も、
発泡心層34bの弾力により、固定用針47と表皮材4
6と底板32とを密着させることができるので、表皮材
46のタルミや緩みを防止することができる。
【0021】取付部40は、車両本体に取付ける部分な
ので硬い(弾性変形し難い)ことが要求される。このた
め、取付部40は発泡心層34bを除いた充実スキン層
34aのみで形成した。
【0022】図5は図2の5−5線断面図であり、底板
32の中央にサンドイッチ構造33の板材で緩い湾曲部
41aを形成するとともに下面38aに補強用のリブ3
9・・・を形成し、左右端にサンドイッチ構造33の板材
で左右の下向き傾斜部41b,41cを形成し、左右の
下向き傾斜部41b,41cの内側にボルト50,50
でベルト53を取付けた状態を示す。
【0023】底板32は、左右端部にボルト50,50
を捩じ込むためのインサートナット51,51を埋め込
み、インサートナット51,51の回転を阻止する突起
42・・・を形成したものである。従って、突起42・・・は
回転力を受けても変形しない様に硬くする必要がある。
このため、突起42・・・に凹部42a・・・を形成すること
により突起42・・・の冷却効果を高めて、突起42・・・に
発泡心層を形成しないようにした。
【0024】図6は図5の6矢視図であり、インサート
ナット51の角フランジ51aを挟んだ突起42,42
に凹部42a・・・を形成した状態を示す。突起42,4
2に凹部42a・・・を形成することで、突起42,42
の冷却効果を高め、突起42,42に発泡心層を形成し
ないようにすることができる。このため、突起42,4
2を硬くして、ボルト50をインサートナット51に捩
じ込んだときに角フランジ51aを確実に抑えることが
できる。
【0025】図7は図2の7矢視図であり、シート構造
30を車両本体に取付ける取付金具54をボルト50で
底板32に取付けた状態を示す。取付金具をボルト50
で底板32に取付ける際に、取付金具54を正規の取付
位置に配置するために、取付金具54の回転を底板32
の突起43で防ぐ必要がある。このため、突起43は回
転力を受けても変形しない様に硬くする必要がある。そ
こで、突起43に凹部43a・・・を形成することにより
突起43の冷却効果を高めて、突起43に発泡心層を形
成しないようにした。
【0026】図8は図7の8−8線断面図であり、突起
43に凹部43a・・・を形成した状態を示す。ボルト5
0をインサートナット51捩じ込んだときに、取付金具
54を突起で確実に抑えて取付金具54の回転を防ぐこ
とができる。
【0027】図9(a),(b)は本発明に係る自動二
輪車等の小型車両用シート構造(第1実施の形態)の説
明図であり、(a)は比較例を示し、(b)は実施例を
示す。なお、(b)の底板32は下面38aに補強用の
リブ39(図2に示す)を形成していないものとして説
明する。(a)において、基準厚さtの底板101に、
総厚さTとなるようにリブ102,103を上下に形成
したものである。
【0028】上・下面に上・下のリブ102,103を
形成することにより、底板101の剛性を確保すること
ができるが、底板101の重量は重くなる。また、底板
101に上・下のリブ102,103を形成したので、
底板101上・下面が凹凸状態になる。このため、底板
を成形する成形型において、成形型の成形面を凹凸状態
に加工する必要があり、成形型のコストを抑え難い。
【0029】(b)において、底板32は、サンドイッ
チ構造33(充実スキン層34a,34aの内部に発泡
心層34bを挟み込んだもの)で形成したものである。
底板32の内部に発泡心層34bを形成することによ
り、底板32の板厚をt((a)参照)から略2倍の2
tにすることができる。
【0030】ここで、底板32の形状を幅1、高さ2t
の矩形と仮定すると、断面係数Zは1×(2t)2/6
となる。従って、底板32の高さが2倍になると、断面
係数は4倍になり、底板32の剛性を十分に確保するこ
とができる。このため、底板32にリブを形成しなくて
もよい。底板32の上下面38b,38aを平坦にする
ことができる。従って、底板32を成形する成形型にお
いて、成形面を簡単な形状にすることができ。
【0031】一方、発泡心層34bの重量は充実スキン
層34aの重量と比較して軽くすることができる。この
ため、底板32の重量を軽くすることができる。なお、
底板32の板厚2tは、(a)に示した比較例の板厚t
より薄くすることが可能である。
【0032】図10(a),(b)は本発明に係る自動
二輪車等の小型車両用シート構造(第1実施の形態)の
第1製造工程図である。(a)において、成形型55を
型締めすることにより、固定型56、可動型57および
サイド型58でキャビティ55aを形成する。
【0033】(b)において、溶融した発泡性成形材料
59をノズル56aから射出することにより、ゲート5
6bを通してキャビティ55aに充填する。このとき、
キャビティ55aの内圧は、発泡性成形材料59が発泡
する圧力より高いので、発泡性成形材料59は発泡しな
い。
【0034】図11(a),(b)は本発明に係る自動
二輪車等の小型車両用シート構造(第1実施の形態)の
第2製造工程図である。(a)において、発泡性成形材
料59の外側部が凝固し、かつ内部が凝固しない状態
で、可動型57を矢印の如く型開き方向に僅かに移動す
る。このため、キャビティ55aが広くなりキャビティ
55aの内圧が下がる。従って、発泡性成形材料59の
内部が発泡して発泡心層34bを形成する。
【0035】一方、発泡性成形材料59の外側部は既に
凝固しており、発泡心層34bを覆う充実スキン層34
a,34aとなる。これでサンドイッチ構造33の底板
を成形する。なお、可動型57を矢印の如く僅かに移動
する際に、サイド型58を型締め位置に配置したままに
しておくことで、図4で説明したように取付部40の内
部に発泡心層34bが形成することを防ぐ。(b)にお
いて、成形型を型開きして底板32を成形型から取り出
す。
【0036】従って、この射出成形によれば、発泡性成
形材料59の外側部と内部とを略同時に凝固させれば、
内部に発泡心層34bを形成しないことが可能である。
これを利用することで、図5〜図8で説明したように、
凹部を形成して肉厚を薄くすることにより、底板の一部
に発泡心層34bを含まないようにすることが可能にな
る。
【0037】ここで、発泡性成形材料59について説明
する。発泡性成形材料59としては、熱可塑性樹脂(熱
可塑性合成樹脂)および発泡剤を含有する組成物ならび
に熱可塑性樹脂、フィラ(充填材)および発泡剤を含有
する組成物が該当する。
【0038】この熱可塑性樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、
ポリ塩化ビニリデン、ABS樹脂、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
やメタル樹脂およびポリビニルアルコール等が該当す
る。
【0039】これらの樹脂のうち、比較的軽量な底板3
2が得られるという理由からポリプロピレンが特に好ま
しい。ポリプロピレンとしては、プロピレン単独重合
体、プロピレン−α−オレフィン共重合体、プロピレン
単独重合体およびプロピレン−α−オレフィン共重合体
の組成物(ブロック共重合体)が該当する。
【0040】共重合体の共重合成分であるα−オレフィ
ンとしては、エチレン、1ブトン、1−ペンテン、1−
ヘキセン、1−オクテン、1−デセン、1−ドセン、4
−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン等
が該当する。なお、プロピレン−α−オレフィン共重合
体中のα−オレフィン単位の割合は、全構成単位の10
%以下が好ましい。また、前記熱可塑性樹脂としては、
不飽和モノマーによる変性ポリプロピレン等の変性重合
体の使用も可能である。
【0041】ところで、前記フィラとしては、有機フィ
ラ、無機フィラのいずれであってもよく、具体的はガラ
ス繊維、鉱物繊維、炭酸カルシウム、タルク、カオリン
クレー、マイカ、石英粉、珪藻土、硫酸バリウム、軽石
粉、パルプ粉、カーボン繊維、合成繊維、ガラス中空体
等が該当する。これらのフィラのうち、ガラス繊維、タ
ルクまたはマイカが好ましい。発泡性成形材料全体に対
するフィラの含有量は、剛性、軽量化に優れるシート構
造の底板を得られるという理由から好ましくは5〜50
重量%である。
【0042】ポリプロピレンにフィラとしてガラス繊維
を配合して発泡性成形材料とする場合は、ガラスとポリ
プロピレンとの相溶性に優れ、剛性の高いシート構造の
合成樹脂製底板を得られるという理由から、前記ポリプ
ロピレンとしては変性ポリプロピレンを使用することが
好ましい。
【0043】また、前記発泡剤としては、炭酸アンモニ
ウム、重炭酸ソーダ等の無機化合物、およびアゾ化合
物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド
化合物等の有機化合物が該当する。アゾ化合物として
は、アゾジカルボンアミド(ADCA)、2,2−アゾ
−1−ブチロニトリル、アゾヘキサヒドロベンゾニトリ
ル、ジアゾアミノベンゼン等が該当する。
【0044】また、前記スルホヒドラジド化合物として
は、ベンゼンスルホヒドラジド、ベンザン−1、3−ジ
スルホヒドラジド、ジフェニルスルホン−3,3−ジス
ルホヒドラジドおよびジフェニルオキシド−4,4−ジ
スルホヒドラジド等が該当する。
【0045】さらに、前記ニトロソ化合物としては、
N,N−ジニトロソペンタメチレンテトラミン(DNP
T)およびN,N−ジメチルテレフタレート等を例示す
ることができ、前記アジド化合物としてはテレフタルア
ジドおよびP−第三ブチルベンズアジド等が該当する。
なお、発泡性成形材料全体に対する発泡剤の配合量は、
好ましくは0.5〜5重量%である。
【0046】また、発泡性成形材料59には必要に応じ
て添加剤を配合することもできる。添加剤としては、可
塑剤、安定剤、酸化防止剤、耐候剤、紫外線吸収剤、着
色剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、エラストマ等が該当
する。
【0047】次に、第2実施の形態について説明する。
図12は本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シート
構造(第2実施の形態)の断面図であり、スクーター用
のシート構造を示す。シート構造60は、弾性変形可能
な底板62にクッション材75を載せ、このクッション
材75を表皮材76で覆ったものであって、底板62
を、発泡心層64b及びそれを覆う充実スキン層64
a,64aよりなるサンドイッチ構造63としたシート
である。
【0048】底板62は、充実スキン層64a,64a
で表面を形成し、充実スキン層64a,64aの内部に
発泡心層64bを形成したサンドイッチ構造63の板材
であって、運転者が乗る前部65を平坦面に形成し、前
部65の後方の中間部66を上向きの傾斜面に形成し、
中間部66の後方の後部67(同乗者が乗る部分)を略
平坦面に形成したものである。
【0049】底板62をサンドイッチ構造63の板材で
形成することにより、底板62の剛性を十分に確保する
ことができる。従って、底板62の上・下面68a,6
8bに補強用のリブを形成する必要がないので底板を軽
量化でき、成形型の成形面を簡単な形状にすることがで
きる。また、底板62をサンドイッチ構造63としたの
で、従来の底板の略2倍の板厚にするだけで十分な剛性
を得ることができる。このため、底板の軽量化を図りな
がら剛性を高めることが可能である。
【0050】この底板62は、前端65aを下向きに折
曲げ、後端67aを下向きに折曲げることにより剛性を
確保し、かつ前端65aにボルト80を取付けるととも
に後端67aに係止部材82を取付けたものである。ボ
ルト80は、シート構造60を車両本体に開閉自在に支
持するためのヒンジ(図示せず)を取付けるものであ
る。また、係止部材82は、シート構造60を閉じたと
き車両本体の係止片(図示せず)に係止するものであ
る。
【0051】クッション材75は、底板62の前部6
5、中間部66および後部67の上面に沿ってセットし
たものであって、走行時の振動を吸収して乗心地をよく
するものである。表皮材76は、クッション材75の表
面に被せてクッション材75を保護するとともに、クッ
ション材75を底板62に保持するものである。
【0052】図13は本発明に係る自動二輪車等の小型
車両用シート構造(第2実施の形態)の平面図であり、
底板62の下面68bを平坦に形成した状態を示す。底
板62の下面68bを平坦にしたので、シート構造60
をヒンジを軸にして車両本体から上方に持ち上げたとき
の見栄えがよい。図中の凹部73,73については、図
17および図18で詳しく説明する。
【0053】図14は図12の14−14線断面図であ
り、底板62の中央にサンドイッチ構造63の板材で緩
い湾曲部71aを形成し、左右端にサンドイッチ構造の
板材で左右の下向き傾斜面71b,71cに形成し、左
右の下向き傾斜面71b,71cの内側にシール材84
を取付けるための凹部72を形成した状態を示す。な
お、シール材84は車両本体側のラゲージボックス(図
示せず)の開口をシールするものである。
【0054】表皮材76は、底板62の外縁(左縁62
c、右縁62d)に沿って表皮材76を内側に折曲げ、
折曲げた表皮材76aに固定用針77・・・を打ち込み、
固定用針77・・・を底板62の充実スキン層64aおよ
び発泡心層64bに貫通させることにより底板62に取
付ける。
【0055】固定用針77を底板62の充実スキン層6
4aおよび発泡心層64bに打ち込むことで、固定用針
77の先端77aが発泡心層64bまで到達する。発泡
心層64bは比較的軟らかい材質なので、底板62に固
定用針77を打ち込んだとき、発泡心層64bにより固
定用針77の打ち込みがスムーズに行える。すなわち、
硬いもの内側に軟らかいものがあれば、硬いものを突き
抜けた固定用針77が勢い良く入る。このため、固定用
針77と表皮材76と底板62とを密着させることがで
きる。また、固定用針77の打ち込み後も、発泡心層6
4bの弾力により、固定用針77と表皮材76と底板6
2とを密着させることができるので、表皮材76のタル
ミや緩みを防止することができる。
【0056】図15は図12の15−15線断面図であ
り、底板62の中央にボルト80,80を埋め込み、ボ
ルト80,80の周囲の底板62に凹部72・・・を形成
した状態を示す。ボルト80,80の周囲の底板62に
凹部72・・・を形成することにより、ボルト80,80
の周囲の底板62の冷却効果を高めて発泡心層を形成し
ないようにした。従って、ボルト80,80を底板62
に強固に取付けることができる。
【0057】図16は図15の16矢視図であり、ボル
ト80の周囲の底板62に4個の凹部72・・・を放射状
に形成した状態を示す。ボルト80の周囲の底板62に
4個の凹部72・・・を形成することで、ボルト80の周
囲の底板62の冷却効果を高めることができる。
【0058】図17は図12の17部拡大図であり、表
皮材76を固定用針77で底板62に取付け、底板62
の後部67に係止部材82の前後の基部82a,82b
を埋め込んだ状態を示す。
【0059】表皮材76は、底板62の外縁(後縁62
b)に沿って表皮材76を内側に折曲げ、折曲げた表皮
材76aに固定用針77・・・を打ち込み、固定用針77・
・・を底板62の充実スキン層64aおよび発泡心層64
bに貫通させることにより底板62に取付ける。
【0060】固定用針77を底板62の充実スキン層6
4aおよび発泡心層64bに打ち込むことで、固定用針
77の先端77aが発泡心層64bまで到達する。発泡
心層64bは比較的軟らかい材質なので、底板62に固
定用針77を打ち込んだとき、発泡心層64bにより固
定用針77の打ち込みがスムーズに行える。すなわち、
硬いもの内側に軟らかいものがあれば、硬いものを突き
抜けた固定用針77が勢い良く入る。このため、固定用
針77と表皮材76と底板62とを密着させることがで
きる。また、固定用針77の打ち込み後も、発泡心層6
4bの弾力により、固定用針77と表皮材76と底板6
2とを密着させることができるので、表皮材76のタル
ミや緩みを防止することができる。
【0061】係止部材82は、シート構造60を閉じた
とき車両本体の係止片(図示せず)に係止するものであ
る。従って、係止部材82を底板62の後部67に強固
に取付ける必要があり、前後の基部82a,82bの周
囲の後部67をサンドイッチ構造63にすることは好ま
しくない。このため、前後の基部82a,82bの周囲
の後部67の上下面に各々凹部73,74を形成するこ
とで前後の基部82a,82bの周囲の後部67の冷却
効果を高めて発泡心層を形成しないようにした。
【0062】図18は図17の18矢視図であり、前後
の基部82a,82bの周囲の後部67の上面に凹部7
3,73を形成した状態を示す。前後の基部82a,8
2bの周囲の後部67に凹部73,73を形成すること
により、前後の基部82a,82bの周囲の後部67の
冷却効果を高めて発泡心層を形成しないようにした。
【0063】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、底板を、発泡心層及びそれを覆う充
実スキン層よりなるサンドイッチ構造とした。底板の内
部に発泡心層を形成することにより、底板の板厚を大き
くすることができる。底板の剛性は板厚に大きく影響を
うけるので、板厚を大きくすることで、底板の剛性を十
分に高めることができる。
【0064】従って、底板の剛性を高めるために、底板
の上下面に補強用のリブを形成する必要がないので、底
板の上下面を比較的平坦に形成することができる。この
ため、底板を形成する成形型において、成形型の成形面
にリブ用の凹凸を形成する必要がない。この結果、成形
型の成形面を簡単な形状にすることができるので、製造
コストを抑えることができる。
【0065】一方、発泡心層は発泡材なので重量が軽
い。従って、底板の内部に発泡心層を形成しても、底板
の重量を軽くすることができる。この結果、自動二輪車
等の小型車両用シート構造の軽量化を図ることができ
る。
【0066】請求項2は、底板の充実スキン層および発
泡心層に固定用針を貫通させて底板に表皮材を止める構
成にした。発泡心層は発泡材なので充実スキン層と比較
して軟らかい。従って、底板に固定用針を打ち込んだと
き、発泡心層により固定用針の打ち込みがスムーズに行
える。すなわち、硬いもの内側に軟らかいものがあれ
ば、硬いものを突き抜けた固定用針が勢い良く入る。こ
のため、固定用針と表皮材と底板とを密着させることが
できる。また、固定用針の打ち込み後も、発泡心層の弾
力により、固定用針と表皮材と底板とを密着させること
ができるので、表皮材のタルミや緩みを防止することが
できる。この結果、シート構造の生産性を高めることが
できるので、製造コストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る小型車両用シート構造(第1実施
の形態)を取付けた自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シート
構造(第1実施の形態)の断面図
【図3】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シート
構造(第1実施の形態)の平面図
【図4】図2の4部拡大図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図5の6矢視図
【図7】図2の7矢視図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シート
構造(第1実施の形態)の説明図
【図10】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シー
ト構造(第1実施の形態)の第1製造工程図
【図11】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シー
ト構造(第1実施の形態)の第2製造工程図
【図12】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シー
ト構造(第2実施の形態)の断面図
【図13】本発明に係る自動二輪車等の小型車両用シー
ト構造(第2実施の形態)の平面図
【図14】図12の14−14線断面図
【図15】図12の15−15線断面図
【図16】図15の16矢視図
【図17】図12の17部拡大図
【図18】図17の18矢視図
【図19】従来の自動二輪車のシート構造の概略図
【符号の説明】
30,60…自動二輪車等の小型車両用シート構造、3
2,62…底板、32a,62a…外縁(前縁)、32
b,62b…外縁(後縁)、32c,62c…外縁(左
縁)、32d,62d…外縁(右縁)、33,63…サ
ンドイッチ構造、34a,64a…充実スキン層、34
b,64b…発泡心層、45,75…クッション材、4
6,76…表皮材、46a,76a…折曲げた表皮材、
47,77…固定用針。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 哲治 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 4F100 AA08H AG00H AH02H AH03H AK01B AK07 AK66 AR00C AS00D BA04 BA07 BA10A BA10D CA01 CA23 DB07 DB16 DG03H DJ01A EC13 GB31 JA13B JK01 JK06 JK07A JK11C JL03

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性変形可能な底板にクッション材を載
    せ、このクッション材を表皮材で覆った自動二輪車等の
    小型車両用シート構造において、 前記底板を、発泡心層及びそれを覆う充実スキン層より
    なるサンドイッチ構造としたことを特徴とする自動二輪
    車等の小型車両用シート構造。
  2. 【請求項2】 前記表皮材を底板の外縁に沿って内側に
    折曲げ、折曲げた表皮材に固定用針を下から打ち込み、
    この固定用針を前記充実スキン層および発泡心層に貫通
    させたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車等の
    小型車両用シート構造。
JP29461699A 1999-10-15 1999-10-15 自動二輪車等の小型車両用シート構造 Expired - Fee Related JP4421712B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29461699A JP4421712B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 自動二輪車等の小型車両用シート構造
TW89120744A TW526150B (en) 1999-10-15 2000-10-05 Seat structure for small vehicle such as motorcycle
DE60043971T DE60043971D1 (de) 1999-10-15 2000-10-12 Sitzstruktur für Motorräder
EP20000122166 EP1092616B1 (en) 1999-10-15 2000-10-12 Seat structure for motorcycles
CNB001304585A CN1139510C (zh) 1999-10-15 2000-10-13 机动二轮车等小型车辆用车座构造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29461699A JP4421712B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 自動二輪車等の小型車両用シート構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001114147A true JP2001114147A (ja) 2001-04-24
JP4421712B2 JP4421712B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=17810074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29461699A Expired - Fee Related JP4421712B2 (ja) 1999-10-15 1999-10-15 自動二輪車等の小型車両用シート構造

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP1092616B1 (ja)
JP (1) JP4421712B2 (ja)
CN (1) CN1139510C (ja)
DE (1) DE60043971D1 (ja)
TW (1) TW526150B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114148A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車等の小型車両用合成樹脂製発泡座席底板
JP2003054459A (ja) * 2001-08-22 2003-02-26 T S Tec Kk ボトムプレート及び二三輪車用シート
JP2013023064A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のシート取付構造

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003104068A1 (ja) * 2002-06-10 2003-12-18 ヤマハ発動機株式会社 鞍乗型車両におけるシート支持構造
JP4383064B2 (ja) * 2003-02-07 2009-12-16 本田技研工業株式会社 自動二輪車のシート構造
DE102005055921B4 (de) * 2005-11-22 2007-11-15 Herbert Schwarz Motorradsitz
DE102016008837A1 (de) 2016-07-20 2018-01-25 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Sitzschalenvorrichtung für eine Sitzanordnung, Sitzanordnung mit der Sitzschalenvorrichtung und Verfahren zur Herstellung einer Sitzschalenvorrichtung
TWI704066B (zh) * 2019-11-22 2020-09-11 全興興業股份有限公司 機車座椅
DE102021209983A1 (de) 2021-09-09 2023-03-09 Elringklinger Ag Strukturbauteil, Fahrzeug und Verfahren zum Herstellen eines Strukturbauteils

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195478A (ja) * 1983-04-20 1984-11-06 本田技研工業株式会社 車両用座席装置
JPH03271087A (ja) * 1990-03-20 1991-12-03 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車用シートカウル
US5397517A (en) * 1993-08-13 1995-03-14 Jay Medical Inc. Method of making a seat cushion base
JP2975894B2 (ja) * 1996-07-12 1999-11-10 難波プレス工業株式会社 表皮付き多層異硬度座席およびその製造方法
JPH10167139A (ja) * 1996-12-13 1998-06-23 Suzuki Motor Corp 自動二輪車用シート装置およびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001114148A (ja) * 1999-10-19 2001-04-24 Honda Motor Co Ltd 自動二輪車等の小型車両用合成樹脂製発泡座席底板
JP4555419B2 (ja) * 1999-10-19 2010-09-29 本田技研工業株式会社 自動二輪車等の小型車両用合成樹脂製発泡座席底板
JP2003054459A (ja) * 2001-08-22 2003-02-26 T S Tec Kk ボトムプレート及び二三輪車用シート
JP2013023064A (ja) * 2011-07-20 2013-02-04 Suzuki Motor Corp 自動二輪車のシート取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
TW526150B (en) 2003-04-01
DE60043971D1 (de) 2010-04-22
EP1092616A3 (en) 2002-10-02
JP4421712B2 (ja) 2010-02-24
CN1293135A (zh) 2001-05-02
CN1139510C (zh) 2004-02-25
EP1092616B1 (en) 2010-03-10
EP1092616A2 (en) 2001-04-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060222841A1 (en) Automotive interior component and method for manufacturing the same
JP4421712B2 (ja) 自動二輪車等の小型車両用シート構造
JP6003009B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
JP4976147B2 (ja) クリップ取付座、および、内装材
JP5971073B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
JP2002502747A (ja) 扉の内部要素
JP6015921B2 (ja) 樹脂製サンドイッチパネルおよび樹脂製サンドイッチパネルの製造方法
JP2001082520A (ja) 衝撃緩衝部材、自動車用内装部材および自動車用ドアトリム
JP5718106B2 (ja) クリップ取付座、及び、内装材
KR100534679B1 (ko) 자동 이륜차의 시트 구조
JP2002211460A (ja) 自動二輪車のシート構造
JP3911922B2 (ja) フェンダシール構造
US20040262936A1 (en) Resin-made floor panel structure
JP3724916B2 (ja) 自動二輪車用合成樹脂製ラゲッジボックスの製造方法
JP6771818B2 (ja) 車両用シートパッド及びその製造方法
JP3363926B2 (ja) 複合発泡成形品の製造方法
CN217294752U (zh) 一种储物型自行车鞍座
JPH01233132A (ja) グローブボックス及びその製法
JP4555419B2 (ja) 自動二輪車等の小型車両用合成樹脂製発泡座席底板
JP4097073B2 (ja) 自動車用内装部品及びその製造方法
JP3052386B2 (ja) 自動車用外装樹脂製品及びその製造方法
WO2024071426A1 (ja) 発泡成形品、車両用部材及び車両用バックドア
JP6853120B2 (ja) 車両用内装材、及び、その製造方法
JP2004230917A (ja) 自動車用内装部品
JP3623812B2 (ja) 自動車のシートバック用クッション体およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090108

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090916

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees