JP2001114021A - 車両の物入れボックス装置 - Google Patents

車両の物入れボックス装置

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JP2001114021A
JP2001114021A JP29809099A JP29809099A JP2001114021A JP 2001114021 A JP2001114021 A JP 2001114021A JP 29809099 A JP29809099 A JP 29809099A JP 29809099 A JP29809099 A JP 29809099A JP 2001114021 A JP2001114021 A JP 2001114021A
Authority
JP
Japan
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storage box
box body
floor carpet
board
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP29809099A
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English (en)
Inventor
Itsuki Udatsu
巖 宇田津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両のフロア上に設けられる物入れボックス
装置の構造を簡単化して、その所要コストを低減させ
る。 【解決手段】 車両におけるフロアカーペット12の下
面にフック部材13及びボード14が固着され、車両フ
ロア上に設置されて上方に開口する物入れボックス体1
1の上端縁15にフック部材13が係合して、ボード1
4が物入れボックス体11の上方開口を覆い、2点鎖線
で示されているように、フロアカーペット12の端部を
ボード14と共に上方へ回動させることにより、物入れ
ボックス体11の上方開口を明けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロア上に
設けられる物入れボックス装置、とくに、ボックス体の
リッド構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両のフロア上に設けられた従来の物入
れボックス装置は、図5〜図6に示されているように、
樹脂材または樹脂発泡材で形成されて上方に開口した物
入れボックス体1が、車両におけるスペアタイヤ格納部
2の両側方で図示しないリヤフロア上にそれぞれ設けら
れ、物入れボックス体1上端部のヒンジ3にボード4の
一端が取り付けられて、物入れボックス体1の上方開口
をボード4が上方から閉じていると共に、物入れボック
ス体1及びボード4がトランクフロアカーペット5の端
部により覆われていて、図6の2点鎖線で示されている
ように、ボード4及びボード4を覆うトランクフロアカ
ーペット5の端部がヒンジ3を中心として上方へ回動す
ることにより、物入れボックス体1の上方開口が明けら
れて、物の出し入れを行うように構成されていた。
【0003】しかしながら、この場合には、ヒンジ3が
設けられているためボックス装置の構造が比較的複雑と
なって、それらの組立てに時間がかかると同時に、コス
トがかさむという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両のフロ
ア上に設けられる物入れボックス装置の構造を簡単化し
て、その所要コストを低減させようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
る車両の物入れボックス装置は、車両のフロア上に設け
られて上方に開口しフロアカーペットの端部により上方
から覆われた物入れボックス体と、上記フロアカーペッ
トの下面に取り付けられ上記物入れボックス体の上端縁
に係合するフック部材とをそなえている。
【0006】すなわち、フロアカーペットの下面に取り
付けられたフック部材が物入れボックス体の上端縁に係
合することにより、フロアカーペットの端部が物入れボ
ックス体の上方開口を上方から覆うと同時に、フロアカ
ーペットが物入れボックス体の上端縁に係止され、ま
た、フロアカーペットの柔軟性等を利用してその端部が
物入れボックス体の上方開口を容易に明けることが可能
となるので、ボックス装置の構造をきわめて簡単化する
ことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態例につ
いて、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明す
る。図1及び図2において、車両のリヤフロア中央部分
に、スペアタイヤやサードシート等を収納する凹部10
が形成され、樹脂材または樹脂発泡材で形成されて上方
に開口した物入れボックス体11が、凹部10の左右両
側のリヤフロア上にそれぞれ配置されている。
【0008】また、フロアカーペット12の左右下面に
は、それぞれ車両前後方向に間隔をおいた2個所に、ポ
リプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等で成形された断
面略逆U字状のフック部材13が、ホットメルト等の手
段により固定されていると共に、フロアカーペット12
の左右端部下面には、剛性の大きいボード14がそれぞ
れ接着されていて、フック部材13が物入れボックス体
11における車幅方向中心側の上端縁15へ上方から弾
力的に嵌められることにより、自身の弾性で上端縁15
と係合して抜け止めされ、一方、ボード14は物入れボ
ックス体11の上方開口を上方から覆っている。
【0009】さらに、フロアカーペット12の上面に
は、略車両前後方向に延びる幅狭の浅溝16がフック部
材13の固定点に隣接して形成されており、図2の2点
鎖線で示されているように、浅溝16をヒンジ部として
フロアカーペット12の端部をボード14と共に上方へ
回動させれば、物入れボックス体11の上方開口をきわ
めて容易に明けることができて、物の出し入れを自由に
行うことが可能となる。
【0010】この場合、従来のようなヒンジ機構をとく
に必要とせず、かつ、フック部材13は簡単な形状のも
のですむため、全体構造が非常に簡単となるばかりでな
く、フック部材13及びボード14が予め下面に固着さ
れたフロアカーペット12を物入れボックス体11の上
方に被せて、フック部材13を物入れボックス体11の
上端縁15へ弾力的に係合させれば、フロアカーペット
12の端部及びボード14により物入れボックス体11
の上方開口を上方から覆うことができて、それらの組付
け操作がきわめて簡単であるので、物入れボックス体1
1に関する所要コストを従来よりも大幅に低減させるこ
とができるようになる。
【0011】また、フロアカーペット12はフック部材
13を介して物入れボックス体11の上端縁15に固定
されることとなるため、フロアカーペット12端部の上
方回動による物入れボックス体11上方開口の解放が一
段と容易になると共に、フロアカーペット12の不用意
なめくり上がりを自動的に防止することができて、フロ
アカーペット12の安定した取付けを可能とする利点が
ある。
【0012】図3に示す実施形態例においては、フロア
カーペット12の下面に固定されたフック部材13に車
幅方向外側へ延びるアーム20が一体成形され、アーム
20の付け根に薄肉部21が設けられていると共に、ア
ーム20の先端部22がボード14の下面にタッカー止
め等で固定されており、その他の構造はフロアカーペッ
ト12上面の浅溝16が省略されていることを除き上記
実施形態例と変わるところがない。
【0013】すなわち、フロアカーペット12自体は適
宜の柔軟性があるので、アーム20の薄肉部21をヒン
ジとして、図3における2点鎖線のようにフロアカーペ
ット12の端部をボード14と共に上方へ回動させれ
ば、物入れボックス体11の上方開口をきわめて容易に
明けることができて、上記実施形態例と同等の作用効果
を奏することが可能であると同時に、フック部材13は
そのアーム20及びボード14を介してもフロアカーペ
ット12の下面に固定されていることとなるので、フロ
アカーペット12に対するフック部材13の固着を一層
強化できる長所がある。
【0014】また、図4に示す実施形態例においては、
フロアカーペット12の下面に固定されたフック部材1
3に下方へ延びるアーム30が成形されていて、物入れ
ボックス体11の上端縁15に形成された縦溝31内に
アーム30が上方から差し込まれ、アーム30自身の弾
性でアーム30が縦溝31と係合して抜け止めされてい
ることにより、フック部材13が物入れボックス体11
の上端縁15に固定されており、その他の構造は上記各
実施形態例とそれぞれ変わるところがなく、上記各実施
形態例とそれぞれ同等の作用効果を奏することができ
る。
【0015】なお、上記各実施形態例では、物入れボッ
クス体の上方開口を覆うボードがフロアカーペットの下
面に固着されているが、上記上方開口が比較的小さい場
合等ではボードを適宜省略することができ、また、フッ
ク部材の取り付け数を適宜増減できることはもちろんの
こと、フロアカーペット上面の浅溝等からなるヒンジ部
はフロアカーペットの柔軟性等に応じて適宜省略できる
ことはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】本発明にかかる車両の物入れボックス装
置にあっては、フロアカーペットの下面に取り付けられ
たフック部材が物入れボックス体の上端縁に係合するこ
とにより、ボックス装置の構造をきわめて簡単化するこ
とができて、ボックス装置の所要コストを容易に低減さ
せることができると共に、フロアカーペットの安定した
取付けを可能とする長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における要部斜視図。
【図2】図1のII−II縦断面拡大図。
【図3】本発明の他の実施形態例における要部縦断面
図。
【図4】本発明の他の実施形態例における要部縦断面
図。
【図5】従来装置における要部斜視図。
【図6】図5のVI−VI縦断面拡大図。
【符号の説明】
11 物入れボックス体 12 フロアカーペット 13 フック部材 14 ボード 15 上端縁 20 アーム 21 薄肉部 30 アーム 31 縦溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のフロア上に設けられて上方に開口
    しフロアカーペットの端部により上方から覆われた物入
    れボックス体と、上記フロアカーペットの下面に取り付
    けられ上記物入れボックス体の上端縁に係合するフック
    部材とをそなえた車両の物入れボックス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記フロアカーペッ
    ト端部の下面に固着され上記物入れボックス体の上方開
    口を覆うボードと、上記フック部材に屈曲自在に一体成
    形されて上記ボードに端部が固着されたヒンジ部とをそ
    なえた車両の物入れボックス装置。
JP29809099A 1999-10-20 1999-10-20 車両の物入れボックス装置 Pending JP2001114021A (ja)

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JP29809099A JP2001114021A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 車両の物入れボックス装置

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JP29809099A Pending JP2001114021A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 車両の物入れボックス装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879242B1 (ko) * 2007-10-09 2009-01-19 현대자동차주식회사 차량용 러기지 박스의 커버 지지바 구조

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100879242B1 (ko) * 2007-10-09 2009-01-19 현대자동차주식회사 차량용 러기지 박스의 커버 지지바 구조

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Effective date: 20070830