JP2001112891A - ゴルフボール及びその製造方法 - Google Patents
ゴルフボール及びその製造方法Info
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- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0077—Physical properties
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- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
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- A63B37/0072—Characteristics of the ball as a whole with a specified number of layers
- A63B37/0075—Three piece balls, i.e. cover, intermediate layer and core
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- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/14—Special surfaces
Abstract
(57)【要約】
【課題】 少なくともコア、内層カバー及び外層カバー
からなる多層構造のゴルフボールであって、製造プロセ
スが簡単で、かつ、独立した表示部の形成工程を要する
ことなく表示部を形成することができ、したがって製造
コストの削減が可能であるとともに、表示部耐久性、ボ
ール耐久性に優れたゴルフボールを提供する。 【解決手段】 内層カバー４がコア２を完全に包囲して
おり、かつ、内層カバーと外層カバー６とが互いに異な
る色に着色されているとともに、内層カバーの一部８が
外層カバーを貫通してボール表面に露呈し、この内層カ
バーのボール表面に露呈した部分によってボール表面の
表示部１０が形成されているゴルフボールとする。
からなる多層構造のゴルフボールであって、製造プロセ
スが簡単で、かつ、独立した表示部の形成工程を要する
ことなく表示部を形成することができ、したがって製造
コストの削減が可能であるとともに、表示部耐久性、ボ
ール耐久性に優れたゴルフボールを提供する。 【解決手段】 内層カバー４がコア２を完全に包囲して
おり、かつ、内層カバーと外層カバー６とが互いに異な
る色に着色されているとともに、内層カバーの一部８が
外層カバーを貫通してボール表面に露呈し、この内層カ
バーのボール表面に露呈した部分によってボール表面の
表示部１０が形成されているゴルフボールとする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コア、内層カバー
及び外層カバーを有するゴルフボールに関し、さらに詳
述すると、カバー成形時に外層カバーの表面に表示部
（商標、数字、記号、図形、模様など）を形成したゴル
フボールに関する。
及び外層カバーを有するゴルフボールに関し、さらに詳
述すると、カバー成形時に外層カバーの表面に表示部
（商標、数字、記号、図形、模様など）を形成したゴル
フボールに関する。
【０００２】
【従来の技術】ソリッドゴルフボールとしては、単層コ
アに単層カバーを被覆した２層構造（ツーピース構造）
のものがこれまで主流であったが、近年では、コア及び
／又はカバーを２層以上にした３層以上の多層構造のゴ
ルフボールが数多く提案され、販売もなされている。こ
のような３層以上の多層構造のゴルフボールの製造プロ
セスは、例えばコア、内層カバー及び外層カバーからな
る３層構造のゴルフボールの場合、コア成形、コア
の内層カバー射出成形工程への搬送、コアのホッパー
（集積装置）への供給・集積、内層カバー射出成形、
内層カバーを被覆したコアの外層カバー射出成形工程
への搬送、同コアのホッパーへの供給・集積、外層
カバー射出成形、という多くの工程を要している。
アに単層カバーを被覆した２層構造（ツーピース構造）
のものがこれまで主流であったが、近年では、コア及び
／又はカバーを２層以上にした３層以上の多層構造のゴ
ルフボールが数多く提案され、販売もなされている。こ
のような３層以上の多層構造のゴルフボールの製造プロ
セスは、例えばコア、内層カバー及び外層カバーからな
る３層構造のゴルフボールの場合、コア成形、コア
の内層カバー射出成形工程への搬送、コアのホッパー
（集積装置）への供給・集積、内層カバー射出成形、
内層カバーを被覆したコアの外層カバー射出成形工程
への搬送、同コアのホッパーへの供給・集積、外層
カバー射出成形、という多くの工程を要している。
【０００３】一方、ゴルフボールの表面には、商標等の
文字、図形や、番号などを表示した表示部が設けられて
いる。この表示部は、一般に、転写印刷法によって形成
されている。すなわち、コアにカバーを被覆した後、転
写紙上に印刷した転写箔を加熱加圧によってカバー表面
の表示部形成箇所に転写しているのが通常である。
文字、図形や、番号などを表示した表示部が設けられて
いる。この表示部は、一般に、転写印刷法によって形成
されている。すなわち、コアにカバーを被覆した後、転
写紙上に印刷した転写箔を加熱加圧によってカバー表面
の表示部形成箇所に転写しているのが通常である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、３層
以上の多層構造のゴルフボールは、従来のツーピース構
造のゴルフボールに較べて製造プロセスが複雑になり、
そのため製造コストが高くなっていた。
以上の多層構造のゴルフボールは、従来のツーピース構
造のゴルフボールに較べて製造プロセスが複雑になり、
そのため製造コストが高くなっていた。
【０００５】また、従来の転写印刷法による表示部の形
成方法は、カバー被覆後において独立した表示部の形成
工程が必要となるため、ゴルフボールの製造工程が複雑
になり、生産性、製造コストの点で不利になるという欠
点を有していた。これに対し、上記欠点を解消したゴル
フボール用カバー材として、特許第２９０４７３７号の
カバー材が提案されている。このカバー材は、互いに異
色の２種以上の成形材料を用いた多色射出成形により成
形され、かつ、成形材料の少なくとも１種によってカバ
ー材外表面の表示部が形成されている半球カップ状のも
ので、カバーの圧縮成形に使用されるものである。
成方法は、カバー被覆後において独立した表示部の形成
工程が必要となるため、ゴルフボールの製造工程が複雑
になり、生産性、製造コストの点で不利になるという欠
点を有していた。これに対し、上記欠点を解消したゴル
フボール用カバー材として、特許第２９０４７３７号の
カバー材が提案されている。このカバー材は、互いに異
色の２種以上の成形材料を用いた多色射出成形により成
形され、かつ、成形材料の少なくとも１種によってカバ
ー材外表面の表示部が形成されている半球カップ状のも
ので、カバーの圧縮成形に使用されるものである。
【０００６】しかし、上述した特許第２９０４７３７号
公報の実施例のカバー材は、表示部を形成する成形材料
がコアを完全に包囲するものではない。そのため、この
カバー材を用いて作製したゴルフボールは、表示部を形
成する成形材料とそれに接する他の成形材料との界面に
打撃時に応力集中が発生しやすいという問題を有し、し
たがって該カバー材は表示部耐久性、ボール耐久性の点
で改善の余地を有するものであった。
公報の実施例のカバー材は、表示部を形成する成形材料
がコアを完全に包囲するものではない。そのため、この
カバー材を用いて作製したゴルフボールは、表示部を形
成する成形材料とそれに接する他の成形材料との界面に
打撃時に応力集中が発生しやすいという問題を有し、し
たがって該カバー材は表示部耐久性、ボール耐久性の点
で改善の余地を有するものであった。
【０００７】本発明は、前述した事情に鑑みてなされた
もので、少なくともコア、内層カバー及び外層カバーか
らなる多層構造のゴルフボールであって、製造プロセス
が簡単で、かつ、独立した表示部の形成工程を要するこ
となく表示部を形成することができ、したがって製造コ
ストの削減が可能であるとともに、表示部耐久性、ボー
ル耐久性に優れたゴルフボールを提供することを目的と
する。
もので、少なくともコア、内層カバー及び外層カバーか
らなる多層構造のゴルフボールであって、製造プロセス
が簡単で、かつ、独立した表示部の形成工程を要するこ
となく表示部を形成することができ、したがって製造コ
ストの削減が可能であるとともに、表示部耐久性、ボー
ル耐久性に優れたゴルフボールを提供することを目的と
する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、少なくともコア、内層カバー及び外層カバ
ーからなるゴルフボールであって、内層カバーがコアを
完全に包囲しており、かつ、内層カバーと外層カバーと
が互いに異なる色に着色されているとともに、内層カバ
ーの一部が外層カバーを貫通してボール表面に露呈し、
この内層カバーのボール表面に露呈した部分によってボ
ール表面の表示部が形成されていることを特徴とするゴ
ルフボールを提供する。
成するため、少なくともコア、内層カバー及び外層カバ
ーからなるゴルフボールであって、内層カバーがコアを
完全に包囲しており、かつ、内層カバーと外層カバーと
が互いに異なる色に着色されているとともに、内層カバ
ーの一部が外層カバーを貫通してボール表面に露呈し、
この内層カバーのボール表面に露呈した部分によってボ
ール表面の表示部が形成されていることを特徴とするゴ
ルフボールを提供する。
【０００９】本発明のゴルフボールは、同一のモールド
ベースに内層カバー用金型及び外層カバー用金型を設け
た射出成形機（後述）を用い、内層カバー用金型を用い
てコア上に内層カバーを成形した後、外層カバー用金型
を用いて内層カバー上に外層カバーを成形することによ
り、１つの工程で内層カバー及び外層カバーを成形する
ことができる。また、内層カバー及び外層カバーの成形
時に表示部を作ることができるので、独立した表示部の
形成工程が不要となる。すなわち、本発明のゴルフボー
ルは、コア成形、コアの内層・外層カバー射出成形
工程への搬送、コアのホッパーへの供給・集積、内
層・外層カバー射出成形及び表示部形成、という簡単な
プロセスで製造することができるため、製造コストが低
減する。
ベースに内層カバー用金型及び外層カバー用金型を設け
た射出成形機（後述）を用い、内層カバー用金型を用い
てコア上に内層カバーを成形した後、外層カバー用金型
を用いて内層カバー上に外層カバーを成形することによ
り、１つの工程で内層カバー及び外層カバーを成形する
ことができる。また、内層カバー及び外層カバーの成形
時に表示部を作ることができるので、独立した表示部の
形成工程が不要となる。すなわち、本発明のゴルフボー
ルは、コア成形、コアの内層・外層カバー射出成形
工程への搬送、コアのホッパーへの供給・集積、内
層・外層カバー射出成形及び表示部形成、という簡単な
プロセスで製造することができるため、製造コストが低
減する。
【００１０】また、本発明のゴルフボールは、内層カバ
ーがコアを完全に包囲しており、かつ、この内層カバー
の一部で表示部を形成している。そのため、打撃時に内
層カバーと外層カバーとの界面に応力集中が発生しにく
く、優れた表示部耐久性、ボール耐久性を得ることがで
きる。さらに、本発明のゴルフボールは、内層カバーの
一部で表示部を形成しているため、転写印刷法で表示部
を形成したゴルフボールよりもボールとしての見栄えが
良いという長所も有する。
ーがコアを完全に包囲しており、かつ、この内層カバー
の一部で表示部を形成している。そのため、打撃時に内
層カバーと外層カバーとの界面に応力集中が発生しにく
く、優れた表示部耐久性、ボール耐久性を得ることがで
きる。さらに、本発明のゴルフボールは、内層カバーの
一部で表示部を形成しているため、転写印刷法で表示部
を形成したゴルフボールよりもボールとしての見栄えが
良いという長所も有する。
【００１１】以下、本発明につき図面を参照して詳しく
説明する。図１は本発明に係るゴルフボールを模式的に
示す断面図である。本発明のゴルフボールは、少なくと
もコア２と、コア２を完全に包囲する内層カバー４と、
内層カバー４を被覆する外層カバー６とから構成されて
いる。また、内層カバー４と外層カバー６は互いに異な
る色に着色されているとともに、内層カバー４の一部８
が外層カバー６を貫通してボール表面に露呈し、この内
層カバー４のボール表面に露呈した部分によってボール
表面の表示部１０が形成されている。表示部１０は、任
意の色によって商標、数字、記号、図形、模様等を表示
することができるが、これらに限定されるものではな
い。
説明する。図１は本発明に係るゴルフボールを模式的に
示す断面図である。本発明のゴルフボールは、少なくと
もコア２と、コア２を完全に包囲する内層カバー４と、
内層カバー４を被覆する外層カバー６とから構成されて
いる。また、内層カバー４と外層カバー６は互いに異な
る色に着色されているとともに、内層カバー４の一部８
が外層カバー６を貫通してボール表面に露呈し、この内
層カバー４のボール表面に露呈した部分によってボール
表面の表示部１０が形成されている。表示部１０は、任
意の色によって商標、数字、記号、図形、模様等を表示
することができるが、これらに限定されるものではな
い。
【００１２】本発明のゴルフボールでは、内層カバー４
と外層カバー６との間の硬度差が大きすぎると、内層カ
バーの外層カバーを貫通している部分と、外層カバーと
の界面に繰り返し生じる打撃変形によって、該界面に応
力集中が発生しやすくなり、表示部あるいはボール自体
が早期に破壊する可能性が生じる。したがって、内層カ
バーと外層カバーとの硬度差はショアＤ硬度で１５以
内、好ましくは１３以内、より好ましくは１０以内とす
ることが適当である。なお、内層カバーの硬度と外層カ
バーの硬度はいずれが高くてもよい。
と外層カバー６との間の硬度差が大きすぎると、内層カ
バーの外層カバーを貫通している部分と、外層カバーと
の界面に繰り返し生じる打撃変形によって、該界面に応
力集中が発生しやすくなり、表示部あるいはボール自体
が早期に破壊する可能性が生じる。したがって、内層カ
バーと外層カバーとの硬度差はショアＤ硬度で１５以
内、好ましくは１３以内、より好ましくは１０以内とす
ることが適当である。なお、内層カバーの硬度と外層カ
バーの硬度はいずれが高くてもよい。
【００１３】次に、本発明のゴルフボールを構成する各
層成分について説明する。本発明のゴルフボールにおい
て、コアとしては、ソリッドコア及び糸巻きコアのいず
れを用いてもよい。ソリッドコアはゴム系材料を球形に
成形したものであり、糸巻きコアはリキッドセンター又
はソリッドセンターに糸ゴムを巻き付けて球形にしたも
のである。この場合、上記ソリッドコアのゴム系材料と
しては、例えば、１，４−シスポリブタジエン、ポリイ
ソプレン、天然ゴム、シリコーンゴム等を主成分とする
ものを挙げることができる。また、上記ゴム系材料に
は、ゴム成分以外に架橋剤、老化防止剤、充填剤等の任
意成分を適宜配合することができる。なお、ソリッドコ
アは単層構造であってもよく、多層構造であってもよ
い。
層成分について説明する。本発明のゴルフボールにおい
て、コアとしては、ソリッドコア及び糸巻きコアのいず
れを用いてもよい。ソリッドコアはゴム系材料を球形に
成形したものであり、糸巻きコアはリキッドセンター又
はソリッドセンターに糸ゴムを巻き付けて球形にしたも
のである。この場合、上記ソリッドコアのゴム系材料と
しては、例えば、１，４−シスポリブタジエン、ポリイ
ソプレン、天然ゴム、シリコーンゴム等を主成分とする
ものを挙げることができる。また、上記ゴム系材料に
は、ゴム成分以外に架橋剤、老化防止剤、充填剤等の任
意成分を適宜配合することができる。なお、ソリッドコ
アは単層構造であってもよく、多層構造であってもよ
い。
【００１４】内層カバー及び外層カバーの材質は特に制
限されず、公知のカバー材料を用いることができ、例え
ばアイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂等から任意に選択することができるが、特にアイオ
ノマー樹脂が好ましく、具体的には、「サーリン」（デ
ュポン社製）、「ハイミラン」（三井・デュポンポリケ
ミカル社製）などを用いることができる。この場合、内
層カバー及び外層カバーの材料にはそれぞれ異なる色の
着色剤を配合すればよい。また、両カバー材には、所望
により他の任意成分を適宜配合することができる。
限されず、公知のカバー材料を用いることができ、例え
ばアイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリエステル
樹脂等から任意に選択することができるが、特にアイオ
ノマー樹脂が好ましく、具体的には、「サーリン」（デ
ュポン社製）、「ハイミラン」（三井・デュポンポリケ
ミカル社製）などを用いることができる。この場合、内
層カバー及び外層カバーの材料にはそれぞれ異なる色の
着色剤を配合すればよい。また、両カバー材には、所望
により他の任意成分を適宜配合することができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】図２は本発明の一実施形態に係る
ゴルフボールを示すもので、（ａ）は一部断面図、
（ｂ）は（ａ）図の点線で囲んだ部分の平面図である。
本例のゴルフボールは、コア２、内層カバー４及び外層
カバー６からなる。また、内層カバー４がコア２を完全
に包囲しており、かつ、内層カバー４と外層カバー６と
が互いに異なる色に着色されているとともに、内層カバ
ー４の一部８（以下、この部分を凸部ということもあ
る）が外層カバー６を貫通してボール表面に露呈し、こ
の凸部８の先端面によってボール表面に商標「ＡＬＴＵ
Ｓ」を表示する表示部１０が形成されている。内層カバ
ー４は例えば青色、紺色、黒色等に着色し、外層カバー
６は例えば白色等に着色する。また、内層カバー４と外
層カバー６のショアＤ硬度での硬度差は１５以下にす
る。
ゴルフボールを示すもので、（ａ）は一部断面図、
（ｂ）は（ａ）図の点線で囲んだ部分の平面図である。
本例のゴルフボールは、コア２、内層カバー４及び外層
カバー６からなる。また、内層カバー４がコア２を完全
に包囲しており、かつ、内層カバー４と外層カバー６と
が互いに異なる色に着色されているとともに、内層カバ
ー４の一部８（以下、この部分を凸部ということもあ
る）が外層カバー６を貫通してボール表面に露呈し、こ
の凸部８の先端面によってボール表面に商標「ＡＬＴＵ
Ｓ」を表示する表示部１０が形成されている。内層カバ
ー４は例えば青色、紺色、黒色等に着色し、外層カバー
６は例えば白色等に着色する。また、内層カバー４と外
層カバー６のショアＤ硬度での硬度差は１５以下にす
る。
【００１６】本例のゴルフボールは、例えば、図３に示
す成形機を用いて製造することができる。図３におい
て、１２は基台、１４は基台１２上に設置された図中矢
印方向にスライドするスライド型モールドベースで、こ
のモールドベース１４には内層カバー用金型１６及び外
層カバー用金型１８が設けられている。また、図中２０
は内層カバー用金型１６に樹脂を射出する内層カバー用
射出シリンダ、２２は外層カバー用金型１８に樹脂を射
出する外層カバー用射出シリンダを示す。
す成形機を用いて製造することができる。図３におい
て、１２は基台、１４は基台１２上に設置された図中矢
印方向にスライドするスライド型モールドベースで、こ
のモールドベース１４には内層カバー用金型１６及び外
層カバー用金型１８が設けられている。また、図中２０
は内層カバー用金型１６に樹脂を射出する内層カバー用
射出シリンダ、２２は外層カバー用金型１８に樹脂を射
出する外層カバー用射出シリンダを示す。
【００１７】内層カバー用金型１６の上下金型の一方
は、図４に示す形状を有する。すなわち、一方の金型３
０は、内層カバー外表面の内の凸部８が形成されてない
部分に対応する半球状の主キャビティ面３２と、内層カ
バーの凸部８に対応する凹部３４を有する。凹部３４の
底面３６は、ディンプルに対応する形状になっている。
なお、内層カバー用金型１６の他方の金型は、本例では
凹部を有さない半球状のキャビティ面を有するものを用
いているが、他方の金型に対応する部分に表示部を形成
する場合は、他方の金型に凹部を設ければよい。外層カ
バー用金型１８の上下金型は、それぞれ外層カバーの外
表面に対応する半球状のキャビティ面を有するもので、
このキャビティ面には多数のディンプル形成用突部が設
けられている。
は、図４に示す形状を有する。すなわち、一方の金型３
０は、内層カバー外表面の内の凸部８が形成されてない
部分に対応する半球状の主キャビティ面３２と、内層カ
バーの凸部８に対応する凹部３４を有する。凹部３４の
底面３６は、ディンプルに対応する形状になっている。
なお、内層カバー用金型１６の他方の金型は、本例では
凹部を有さない半球状のキャビティ面を有するものを用
いているが、他方の金型に対応する部分に表示部を形成
する場合は、他方の金型に凹部を設ければよい。外層カ
バー用金型１８の上下金型は、それぞれ外層カバーの外
表面に対応する半球状のキャビティ面を有するもので、
このキャビティ面には多数のディンプル形成用突部が設
けられている。
【００１８】前述した内層カバー用金型１６の一方の金
型３０は、例えば下記（１）又は（２）の方法で作製す
ることができる。 （１）まず、凸部８を形成していないと想定した内層カ
バー外表面に対応する半球状の主キャビティ面３２のみ
を有する金型を作る。次に、上記主キャビティ面３２に
切削加工を施して凹部３４を形成する。切削加工は、例
えば、放電加工やＮＣ加工等の既知の手段によって行う
ことができる。
型３０は、例えば下記（１）又は（２）の方法で作製す
ることができる。 （１）まず、凸部８を形成していないと想定した内層カ
バー外表面に対応する半球状の主キャビティ面３２のみ
を有する金型を作る。次に、上記主キャビティ面３２に
切削加工を施して凹部３４を形成する。切削加工は、例
えば、放電加工やＮＣ加工等の既知の手段によって行う
ことができる。
【００１９】（２）まず、図５（ａ）に示すように、外
層カバーの外表面に対応する外表面４０を有する半球状
部分４２を備えたマスター４４を作製する。マスターと
は、金型（雌型）を作る際に用いる雄型である。上記外
表面４０には、金型のディンプル形成用突部に対応する
くぼみを形成する。なお、図中点線は内層カバーの外表
面に対応する位置を示す。次に、図５（ｂ）に示すよう
に、外表面４０を切削加工して金型の凹部３４に対応す
る凸部４６を形成する。切削加工は、前記と同様の手段
によって行うことができる。その後、得られたマスター
４４を用い、電鋳法、鋳造法等によって内層カバー用金
型１６の一方の金型３０を作製する。
層カバーの外表面に対応する外表面４０を有する半球状
部分４２を備えたマスター４４を作製する。マスターと
は、金型（雌型）を作る際に用いる雄型である。上記外
表面４０には、金型のディンプル形成用突部に対応する
くぼみを形成する。なお、図中点線は内層カバーの外表
面に対応する位置を示す。次に、図５（ｂ）に示すよう
に、外表面４０を切削加工して金型の凹部３４に対応す
る凸部４６を形成する。切削加工は、前記と同様の手段
によって行うことができる。その後、得られたマスター
４４を用い、電鋳法、鋳造法等によって内層カバー用金
型１６の一方の金型３０を作製する。
【００２０】図３の成形機を用いて本例のゴルフボール
を製造する手順は下記の通りである（図１及び図２参
照）。 予め作製したコアを内層カバー用金型１６のキャビテ
ィー空間内にセットした後、このキャビティー空間内に
内層カバー用射出シリンダ２０から樹脂を射出する。こ
れにより、凸部８を有する内層カバー４がコア２上に形
成される。 予め位置制御されたチャッキングハンドル等によって
内層カバー用金型１６から成形品を取り出し、この成形
品を外層カバー用金型１８のキャビティー空間内にセッ
トした後、モールドベース１４をスライドさせてから、
上記キャビティー空間内に外層カバー用射出シリンダ２
２から樹脂を射出する。これにより、ディンプルを有す
る外層カバー６が内層カバー４上に形成される。 必要に応じ表面に塗装などの仕上げ処理を施して製品
ゴルフボールとする。
を製造する手順は下記の通りである（図１及び図２参
照）。 予め作製したコアを内層カバー用金型１６のキャビテ
ィー空間内にセットした後、このキャビティー空間内に
内層カバー用射出シリンダ２０から樹脂を射出する。こ
れにより、凸部８を有する内層カバー４がコア２上に形
成される。 予め位置制御されたチャッキングハンドル等によって
内層カバー用金型１６から成形品を取り出し、この成形
品を外層カバー用金型１８のキャビティー空間内にセッ
トした後、モールドベース１４をスライドさせてから、
上記キャビティー空間内に外層カバー用射出シリンダ２
２から樹脂を射出する。これにより、ディンプルを有す
る外層カバー６が内層カバー４上に形成される。 必要に応じ表面に塗装などの仕上げ処理を施して製品
ゴルフボールとする。
【００２１】
【実施例】以下、製造例により本発明を具体的に示す
が、本発明は下記例に限定されるものではない。図３に
示した成形機を用い、前記手順で下記製造例１〜３のゴ
ルフボール（図２のボール）を作製した。これらのボー
ルは、同一の金型を用い、重量４５．３０ｇ、外径４
２．７０ｍｍとなるように作製した。
が、本発明は下記例に限定されるものではない。図３に
示した成形機を用い、前記手順で下記製造例１〜３のゴ
ルフボール（図２のボール）を作製した。これらのボー
ルは、同一の金型を用い、重量４５．３０ｇ、外径４
２．７０ｍｍとなるように作製した。
【００２２】（製造例１） ・コア直径：３６．７ｍｍ ・コア材料：１，４−シスポリブタジエンを基材ゴムと
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：アイオノマー樹脂（三井・デュポン
ポリケミカル社製ハイミラン１７０６／同１６５０の重
量比２５／７５のブレンド、ショアＤ硬度：６１） ・内層カバーの色：青色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：アイオノマー樹脂（三井・デュポン
ポリケミカル社製ハイミラン１７０６／同１６５０の重
量比２５／７５のブレンド、ショアＤ硬度：６１） ・内層カバーの色：青色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
【００２３】（製造例２） ・コア直径：３６．７ｍｍ ・コア材料：１，４−シスポリブタジエンを基材ゴムと
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：アイオノマー樹脂（デュポン社製サ
ーリン８１２０／ハイミラン１５５７の重量比５０／５
０のブレンド、ショアＤ硬度：５８） ・内層カバーの色：紺色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：アイオノマー樹脂（デュポン社製サ
ーリン８１２０／ハイミラン１５５７の重量比５０／５
０のブレンド、ショアＤ硬度：５８） ・内層カバーの色：紺色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
【００２４】（製造例３） ・コア直径：３６．７ｍｍ ・コア材料：１，４−シスポリブタジエンを基材ゴムと
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：熱可塑性ポリエステルエラストマー
（東レ・デュポン社製ハイトレル３５４８Ｗ、ショアＤ
硬度：３０） ・内層カバーの色：黒色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
するゴム組成物 ・内層カバーの凸部が形成されてない部分の厚み：１．
５ｍｍ ・内層カバー材料：熱可塑性ポリエステルエラストマー
（東レ・デュポン社製ハイトレル３５４８Ｗ、ショアＤ
硬度：３０） ・内層カバーの色：黒色 ・外層カバー厚み：１．５ｍｍ ・外層カバー材料：アイオノマー樹脂（ハイミラン１７
０６／同１６０５の重量比５０／５０のブレンド、ショ
アＤ硬度：６４） ・外層カバーの色：白色
【００２５】また、比較例としては、表示部を転写印刷
法によって形成した市販のゴルフボール数種類を用意し
た。
法によって形成した市販のゴルフボール数種類を用意し
た。
【００２６】次いで、製造例及び比較例のゴルフボール
について、下記の方法により見栄え、表示部耐久性及び
ボール耐久性を評価した。結果を表１に示す。
について、下記の方法により見栄え、表示部耐久性及び
ボール耐久性を評価した。結果を表１に示す。
【００２７】見栄え ボールとしての仕上がり度合いについて官能テストを行
い、下記基準により評価した。 ◎：極めて良好 ○：良好
い、下記基準により評価した。 ◎：極めて良好 ○：良好
【００２８】表示部耐久性 打撃マシンを用いてゴルフボールを２００回打撃した後
の表示部（ＡＬＴＵＳの文字を表示した部分）の表面状
態について官能テストを行い、下記基準により評価し
た。 ◎：極めて良好 ○：良好 △：若干劣る
の表示部（ＡＬＴＵＳの文字を表示した部分）の表面状
態について官能テストを行い、下記基準により評価し
た。 ◎：極めて良好 ○：良好 △：若干劣る
【００２９】ボール耐久性 打撃マシンを用いてゴルフボールの表示部を定点打撃し
た時の破壊回数の相対比較を行い、下記基準により評価
した。この場合、破壊回数の相対比較では、比較例１を
基準として、１０％以上の改良効果があったものを「良
好」とした。 ○：良好 ×：早期破壊
た時の破壊回数の相対比較を行い、下記基準により評価
した。この場合、破壊回数の相対比較では、比較例１を
基準として、１０％以上の改良効果があったものを「良
好」とした。 ○：良好 ×：早期破壊
【００３０】
【表１】
【００３１】表１からわかるように、本発明のゴルフボ
ールは、表示部を転写印刷法によって形成した市販のゴ
ルフボールに較べて見栄えが良いとともに、表示部の耐
久性が高いものであった。ただし、製造例３のゴルフボ
ールは、内層カバーと外層カバーの硬度差が大きすぎる
ため、ボール耐久性が劣っていた。
ールは、表示部を転写印刷法によって形成した市販のゴ
ルフボールに較べて見栄えが良いとともに、表示部の耐
久性が高いものであった。ただし、製造例３のゴルフボ
ールは、内層カバーと外層カバーの硬度差が大きすぎる
ため、ボール耐久性が劣っていた。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明のゴルフボール
は、製造プロセスが簡単で、かつ、独立した表示部の形
成工程を要することなく表示部を形成することができ、
したがって製造コストの削減が可能であるとともに、表
示部耐久性、ボール耐久性に優れており、しかもボール
としての見栄えが良いものである。
は、製造プロセスが簡単で、かつ、独立した表示部の形
成工程を要することなく表示部を形成することができ、
したがって製造コストの削減が可能であるとともに、表
示部耐久性、ボール耐久性に優れており、しかもボール
としての見栄えが良いものである。
【図１】本発明に係るゴルフボールを模式的に示す断面
図である。
図である。
【図２】本発明の一実施形態に係るゴルフボールを示す
もので、（ａ）は一部断面図、（ｂ）は（ａ）図の点線
で囲んだ部分の平面図である。
もので、（ａ）は一部断面図、（ｂ）は（ａ）図の点線
で囲んだ部分の平面図である。
【図３】本発明に係るゴルフボールの内層カバー及び外
層カバーの成形機の一例を示す概略図である。
層カバーの成形機の一例を示す概略図である。
【図４】図３に示した成形機の内層カバー用金型の上下
金型の一方を示す断面図である。
金型の一方を示す断面図である。
【図５】図４に示した金型を作製するためのマスターの
作製手順を示す説明図である。
作製手順を示す説明図である。
２ コア ４ 内層カバー ６ 外層カバー ８ 内層カバーの外層カバーを貫通する部分（凸部） １０ 表示部 １４ モールドベース １６ 内層カバー用金型 １８ 外層カバー用金型 ２０ 内層カバー用射出シリンダ ２２ 外層カバー用射出シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増谷 寛 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内 (72)発明者 井上 道夫 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂストン スポーツ株式会社内
Claims (3)
- 【請求項１】 少なくともコア、内層カバー及び外層カ
バーからなるゴルフボールであって、内層カバーがコア
を完全に包囲しており、かつ、内層カバーと外層カバー
とが互いに異なる色に着色されているとともに、内層カ
バーの一部が外層カバーを貫通してボール表面に露呈
し、この内層カバーのボール表面に露呈した部分によっ
てボール表面の表示部が形成されていることを特徴とす
るゴルフボール。 - 【請求項２】 内層カバーと外層カバーのショアＤ硬度
での硬度差が１５以下である請求項１に記載のゴルフボ
ール。 - 【請求項３】 請求項１又は２に記載のゴルフボールの
製造方法であって、同一のモールドベースに内層カバー
用金型及び外層カバー用金型を設けた射出成形機を用
い、内層カバー用金型を用いてコア上に内層カバーを成
形した後、外層カバー用金型を用いて内層カバー上に外
層カバーを成形することを特徴とするゴルフボールの製
造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29413199A JP2001112891A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | ゴルフボール及びその製造方法 |
| US09/667,303 US6508726B1 (en) | 1999-10-15 | 2000-09-25 | Golf ball and method of manufacturing the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29413199A JP2001112891A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | ゴルフボール及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001112891A true JP2001112891A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17803711
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29413199A Pending JP2001112891A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | ゴルフボール及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6508726B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001112891A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US6761846B2 (en) * | 1993-06-01 | 2004-07-13 | Callaway Golf Company | Method of making golf balls having a protrusion center |
| US20080073809A1 (en) * | 2006-09-26 | 2008-03-27 | Kyle Larry Lamson | Multi-piece sports ball |
| US8568250B2 (en) * | 2010-07-07 | 2013-10-29 | Nike, Inc. | Golf ball with cover having zones of hardness |
| US9067105B2 (en) * | 2012-05-31 | 2015-06-30 | Nike, Inc. | Golf ball having a cover layer with two different hardness values |
| US20150283430A1 (en) * | 2014-04-08 | 2015-10-08 | James Dykas | Multiple colored golf ball |
| JP7183547B2 (ja) * | 2018-03-01 | 2022-12-06 | 住友ゴム工業株式会社 | ゴルフボール |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US690861A (en) * | 1901-03-22 | 1902-01-07 | Burt Company | Game-ball. |
| US1482232A (en) * | 1920-02-06 | 1924-01-29 | Robert H Hazeltine | Game ball |
| US1622421A (en) * | 1926-03-30 | 1927-03-29 | Charles W Coffield | Game ball |
| US2839853A (en) * | 1957-12-16 | 1958-06-24 | Samuel J Giangreco | Bowling balls having permanent identification indicia |
| US3364607A (en) * | 1964-10-20 | 1968-01-23 | Stowe Woodward Inc | Bowling ball |
| US3318598A (en) * | 1966-09-16 | 1967-05-09 | Ruskin Dev & Mfg Corp | Bowling ball having means for indicating a correct hooked delivery |
| ZA849344B (en) * | 1983-12-02 | 1985-07-31 | Peter Graham Litchfield | Swing ball for playing cricket or baseball |
| FR2577429B1 (fr) * | 1985-02-18 | 1987-07-31 | Ryo Catteau Sa Ste Nle Ets | Boule de jeu |
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| US6191185B1 (en) * | 1995-09-18 | 2001-02-20 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | UV curable ink containing aluminum trihydroxide for use in pad printing, and method of printing |
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| JP3453024B2 (ja) * | 1996-04-24 | 2003-10-06 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
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| JP3909127B2 (ja) * | 1997-09-18 | 2007-04-25 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
| US5823891A (en) * | 1997-10-03 | 1998-10-20 | Performance Dynamics, Llc | Golf ball with water immersion indicator |
| US6200239B1 (en) * | 1998-02-06 | 2001-03-13 | Spalding Sports Worldwide, Inc. | Medallion gameball |
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-
1999
- 1999-10-15 JP JP29413199A patent/JP2001112891A/ja active Pending
-
2000
- 2000-09-25 US US09/667,303 patent/US6508726B1/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US6508726B1 (en) | 2003-01-21 |
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