JP2001110470A - 防水ジョイントコネクタ - Google Patents

防水ジョイントコネクタ

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JP2001110470A
JP2001110470A JP28408199A JP28408199A JP2001110470A JP 2001110470 A JP2001110470 A JP 2001110470A JP 28408199 A JP28408199 A JP 28408199A JP 28408199 A JP28408199 A JP 28408199A JP 2001110470 A JP2001110470 A JP 2001110470A
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JP28408199A
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Takatoshi Katsuma
孝年 勝真
Shiro Nishida
詩朗 西田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の少ない防水ジョイントコネクタを
提供すること。 【解決手段】 ハウジング2は、弾性材質から一面側に
のみ開口5を備えた容器状に形成されている。カバー6
は、開口5を覆うものであり、同様に弾性材質から形成
されている。圧接端子金具3には、所定の間隔で圧接溝
11Aが設けられている。押圧部材4は、圧接端子金具
3の圧接溝11Aの上に載置された電線を圧接部11の
内側に押し入れるものである。ハウジング2の内部に圧
接端子金具3と押圧部材4とを挿入し、電線を圧接溝1
1Aに載置した後に、ハウジング2全体を上下方向から
押し付けると、押圧部材4の押圧突条12が電線を圧接
部11の内部に押し込む。最後にカバー6で開口5を覆
うと、防水ジョイントコネクタ1の組み付けが完了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水ジョイントコ
ネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9〜図11には、特開平8−3159
02号に開示された防水ジョイントコネクタ100(以
下、「コネクタ100」と言う。)を示した。このコネ
クタ100には、上下一対のハウジング101,102
が備えられており、両ハウジング101,102には、
それぞれ弾性を備えた防水部材101A,102Aが設
けられている。また、下側のハウジング102には、電
線Wの被覆に切り込みを入れる圧接部104を備えた圧
接端子金具103が装着されている。
【0003】電線Wを圧接部104の上側に載置し、上
側のハウジング101を組付けると(図10を参照)、
両ハウジング101,102の間に電線Wが挟み付けら
れるとともに、電線Wが上側ハウジング101の裏面側
に突設された押圧部105によって圧接部104の内側
に押し込められる(図11を参照)。このとき、圧接部
104は、電線Wの被覆に切り込みを入れ、内部の芯線
(図示せず)と電気的に接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のコネクタ100
には、上下ハウジング101,102と、防水部材10
1A,102Aと、圧接端子金具103との五つの部材
が必要であり、部品点数を減少させる余地があった。本
発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、部品点数の少ない防水ジョイントコネクタを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに請求項1の発明に係る防水ジョイントコネクタは、
電線の被覆に切れ込む圧接部を備えた圧接端子金具と、
一方向にのみ開口を備える容器状に形成されて内部に前
記圧接端子金具を収容可能な端子収容室を設けたハウジ
ングと、前記圧接端子金具に接続する電線を水密に挿通
可能な電線挿通孔を備え前記開口を水密に覆う弾性材か
らなるカバーとを備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
であって、前記ハウジングは弾性部材から形成されてい
るとともに、前記開口の内側には、全周に沿って前記カ
バーとの間で凹凸状に係合する凹凸係合部が設けられて
いることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1に
記載のものであって、前記ハウジングは弾性部材から形
成され、前記端子収容室の内部には前記圧接端子金具の
圧接部の内側に前記電線を押し込み可能な押圧部材が設
けられており、前記端子収容室の内部に前記圧接端子金
具と前記電線と前記押圧部材とが装着された状態で前記
ハウジングが外側から押圧されることで前記押圧部材が
前記電線を前記圧接部に押し込むことを特徴とする。請
求項4の発明は、請求項3に記載のものであて、前記端
子収容室の内側には、前記押圧部材が前記電線を前記圧
接部に押し入れる前に、前記押圧部材を前記圧接部から
離間した仮保持位置に保持しておく仮保持部が設けられ
ていることを特徴とする。請求項5の発明は、請求項3
または4のいずれかに記載のものであって、前記ハウジ
ングには、前記押圧部材が前記電線を前記圧接部に押し
入れた後に、前記押圧部材をその圧接位置に保持してお
く圧接位置保持部が設けられていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものであって、前
記仮保持部は、前記圧接位置保持部を兼ねることを特徴
とする。
【0007】
【発明の作用、および発明の効果】請求項1の発明に係
る防水ジョイントコネクタでは、電線を圧接部に接続し
た圧接端子金具がハウジングの端子収容室に収容されて
おり、その電線はカバーの電線挿通孔を挿通されてハウ
ジングの外方に延出している。このように、本発明で
は、ハウジングと圧接端子金具とカバーとの三つの部材
から防水ジョイントコネクタが構成されているので、従
来のものに比べて部品点数の減少が図られる。
【0008】ところで、ハウジングの開口をカバーで覆
う場合には、両者の間に凹凸係合する部分を設けるのが
好ましい。このときに、ハウジングを弾性のない材質で
形成した場合には、容器状にすると成形用金型を抜くと
きの関係で、ハウジングの内部に凹凸を設けることが難
しくなる。ところが、請求項2の発明によれば、ハウジ
ングが弾性部材から形成されているので、容器状に成形
しても、弾性変形するので金型を抜くことができる。こ
のため、開口の内側に全周に沿って凹凸状に係合する凹
凸係合部を設けることができる。請求項3の発明によれ
ば、ハウジングの端子収容室に、圧接端子金具と電線と
押圧部材とを装着した状態としておき、ハウジングを外
側から押圧する。すると、押圧部材が電線を圧接部の内
側に押し込むことで、電線の圧接操作が完了する。請求
項4の発明によれば、押圧部材は、仮保持部によって仮
保持位置に保持されている。このため、端子収容室の内
側において、電線を圧接部に備えるときに押圧部材が邪
魔にならない。請求項5の発明によれば、押圧部材が電
線を圧接部に押し入れた後には、圧接位置保持部が押圧
部材を圧接位置に保持する。このため、押圧部材のがた
つきが規制される。請求項6の発明によれば、仮保持部
と圧接位置保持部とが兼用されているので、別々の保持
部を設ける必要がなく、端子収容室の内側を簡易な構成
とできる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図1〜図8を参照しつつ詳細に説明する。図1に
は、防水ジョイントコネクタ1(以下、「コネクタ1」
と言う。)の分解斜視図を示した。コネクタ1は、ハウ
ジング2と、このハウジング2の内部に収容される圧接
端子金具3および押圧部材4と、ハウジング2の開口5
を覆うカバー6とから構成されている。なお、以下の説
明において、ハウジング2において開口5が設けられて
いる側を前側とする。
【0010】圧接端子金具3は導電性金属板材から一体
に形成されており、後述するハウジング2の端子収容室
7に収容可能とされている。圧接端子金具3は、平板状
の底部10と、この底部10の上下端部を上方に折り立
てた圧接部11とから構成されている。底部10の左右
両側部は、圧接部11よりも僅かに両端に突設されてお
り、組付側縁10Aとされている。この組付縁部10A
は、圧接端子金具3が端子収容室7に装着されたときの
抜け止めとなる(後に詳述する。)。
【0011】また、圧接部11には、所定の間隔で圧接
溝11Aが形成されており、その圧接溝11Aに被覆さ
れた電線Wを押し込むことにより、電線Wの外皮に切り
込みを入れて内部の芯線部分と電気的に接触することが
できる。なお、前後の圧接部11において、対応する圧
接溝11Aは前後に同一直線状の位置となるように設け
られている。
【0012】押圧部材4は、合成樹脂により略平板状に
一体に形成されている。押圧部材4の下面側には、圧接
端子金具3において圧接溝11Aが設けられている間隔
に合わせて、押圧突条12が突設されている。各押圧突
条12は、圧接溝11Aに載置された電線Wを圧接部1
1の内部に押し込むように働く。押圧部材4の前後長さ
は、圧接端子金具3において前後両圧接部11の長さよ
りも僅かに短くされている。押圧部材4の左右幅は、端
子収容室7の左右幅とほぼ同等とされている。また、押
圧部材4の左右両端部では、上側が下側よりも張り出さ
れおり、階段状の係止側縁4Aが形成されている。この
係止側縁4Aは、押圧部材4が端子収容室7に収容され
たときに、押圧部材4の係止のために作用する(後に詳
述する)。
【0013】ハウジング2は、弾性を備えたゴム材から
前面側にのみ開口5が設けられる袋状に形成されてい
る。ハウジング2の内部には、圧接端子金具3を収容可
能な端子収容室7が設けられている。端子収容室7は略
直方体状に形成されており、その奥端部分は、前方より
も小さくなっている(図5等を参照)。端子収容室7を
形成する左右両側壁7Aからは、上下一対の保持部8,
9が突設されている。両保持部8,9のうち、下側の金
具保持部9の正断面は、左右方向よりも上下方向に長い
長方形状とされており、端子収容室7の奥端面付近から
開口5付近まで同形状で設けられている。また、左右両
金具保持部9の上端が離間する幅は、圧接端子金具3の
圧接部11の左右幅と同等とされている。
【0014】また、金具保持部9の下端縁9Aから、端
子収容室7の底壁7Cまでの距離は、圧接端子金具3の
組付側縁10Aの高さとほぼ同等かそれよりも僅かに小
さくなっている。さらに、金具保持部9の上端縁9Bか
ら底壁7Cまでの距離は、圧接端子金具3の高さとほぼ
同等とされている(図4を合わせて参照)。また、金具
保持部9の上端縁9Bから所定の間隔だけ離れて、部材
保持部8(本発明において、「仮保持部」と「圧接位置
保持部」とに該当する。)が設けられている。部材保持
部8の上下高さは、左右高さ(部材保持部8が側壁7A
から突設する高さ)よりも低くされており、部材保持部
8全体が上下方向に弾性変形し易くなっている。部材保
持部8と金具保持部9とが、側壁7Aから突設する高さ
はほぼ同等とされている。また、部材保持部8の上端縁
8Aと端子収容室7の上壁7Bとの間には、押圧部材4
の係止側縁4Aがちょうど嵌まり込むようになってい
る。また、部材保持部8の下端縁8Bから、圧接端子金
具3の上端縁までの高さは、押圧部材4の上下高さ(押
圧部材4の上面4Bから押圧突条12の下端までの高
さ)とほぼ同等とされている。
【0015】ハウジング2の開口5では、奥側に比べて
側壁7Aが薄く形成されており、端子収容室7よりも幅
方向に広い間口が設けられている。また、開口5には、
全周に沿って一条の組付溝5A(本発明における「凹凸
係合部」に相当する。)が設けられており、ここには後
述するカバー6の組付突部13(本発明における「凹凸
係合部」に相当する。)が係合する。一般的に、弾性を
備えていない材料でハウジングを形成した場合には、ハ
ウジングの内部空間に凹凸を設けようとすると、開口と
は別の場所に抜き孔を形成しなければ成形用金型を抜く
ことができない(或いは、特殊な金型を用いれば不可能
ではないが、非常に高価となってしまう。)。ところ
が、本実施形態では、弾性材料を用いてハウジング2を
形成しているため、金型を抜くときにハウジング2の一
部が弾性変形できるので、端子収容室7の内部に組付溝
5Aを設けることができる。
【0016】カバー6は、ハウジング2と同様の弾性を
備えたゴム材により一体に形成されている。カバー6
は、ハウジング2の正断面とほぼ同形状の蓋部6Aと、
この蓋部6Aに重層されそれよりも一回り小さい嵌め込
み部6Bとから構成されている。嵌め込み部6Bの大き
さは、ハウジング2の開口5と同等かそれよりも僅かに
大きくされている。嵌め込み部6Bの全周には、一条の
組付突部13が突設されており、ハウジング2の組付溝
5Aに嵌まり込み可能とされている。また、蓋部6Aと
嵌め込み部6Bとを前後に貫通するようにして、電線挿
通孔14が設けられている。電線挿通孔14は、電線W
の外径よりも僅かに小さな径を備えており、電線Wが通
されたときには、電線W回りに対して水密に密着するよ
うになっている。
【0017】次に、上記のように構成された本実施形態
の作用および効果について、図3〜図8を参照しつつ説
明する。まず、ハウジング2の端子収容室7の内部に、
圧接端子金具3と押圧部材4とを収容しておく。このと
き、圧接端子金具3は、両組付側縁10Aを端子収容室
7の底壁7Cと金具保持部9の下端縁9Aとの間に嵌め
込むようにして装着されている。また、押圧部材4は、
両係止側縁4Aを端子収容室7の上壁7Bと部材保持部
8の上端縁8Aとの間に嵌め込むようにして装着されて
いる(なお、以下において、押圧部材4が保持されてい
るこの位置を、「仮保持位置」という。)。押圧部材4
が仮保持位置にあるときには、圧接端子金具3の圧接溝
11Aと、押圧部材4の押圧突条12との間には、電線
Wを挿入可能な空間が確保されるようになっている。次
に、予めカバー6の電線挿通孔14を通しておいた電線
Wの一端を圧接溝11Aの上部に載置する(図4および
図5を参照)。このとき、電線Wは、圧接溝11Aと押
圧突条12との間に挟まれるようになっている。
【0018】次に、ハウジング2を上下方向から挟み付
けることにより、押圧部材4を圧接端子金具3側に押し
付ける。このとき、ハウジング2は弾性部材から形成さ
れているため、ハウジング2が弾性変形するとともに、
押圧部材4の押圧突条12が電線Wを圧接溝11A側に
押し込む。すると、圧接部11が電線Wの外皮に食い込
み、電線Wの内部の芯線部分と圧接端子金具3とが電気
的に接続する。こうして、十分に押圧部材4が押し込ま
れると、電線Wが所定の位置まで押し込まれて、圧接操
作が終了する。なお、上記の押し込み過程に伴って、端
子収容室7の両側壁7Aも外側に撓み変形しており、部
材保持部8も拡開方向に移動する。すると、押圧部材4
の係止側縁4Aが、上方に撓み変形した部材保持部8を
乗り越えて下側に回り込んでいる。このため、押圧部材
4の押し込み操作が終了して、ハウジング2に加えられ
た押圧力が解除されると、ハウジング2の復帰変形に伴
い部材保持部8が押圧部材4の上側に位置することにな
る(図6および図7を参照。なお、以下において、押圧
部材4が保持されている位置を、「圧接位置」とい
う。)
【0019】圧接位置では、押圧部材4の係止側縁4A
が、部材保持部8の下端縁8Bに当接しており、端子収
容室7の内部で不必要にがたつくことが回避されてい
る。最後に、カバー6をハウジング2の開口5に押し入
れる。嵌め込み部6Bが所定の位置まで押し込まれる
と、組付突部13が開口5の組付溝5Aに嵌まり込んで
水密となる。このように本実施形態によれば、ハウジン
グ2の端子収容室7に、圧接端子金具3と電線Wと押圧
部材4とを装着した状態としておき、ハウジング2を外
側から押圧する。すると、押圧部材4が電線Wを圧接部
11の内側に押し込むことで、電線Wの圧接操作が完了
する。また、コネクタ1は、電線Wを圧接部11に接続
した圧接端子金具3がハウジング2の端子収容室7に収
容されており、その電線Wはカバー6の電線挿通孔14
を挿通されてハウジング2の外方に延出している。この
ように、本実施形態では、ハウジング2と圧接端子金具
3とカバー6と押圧部材4との四つの部材から防水ジョ
イントコネクタが構成されているので、従来のものに比
べて部品点数の減少が図られる。
【0020】また、ハウジング2が弾性部材から形成さ
れているので、容器状に成形し、端子収容室7の内部に
凹凸形状を設けても、抜き孔を設けることなく金型を抜
くことができる。このため、開口5の内側に全周に沿っ
て組付溝5Aを設けることができる。また、押圧部材4
は、電線Wを圧接端子金具3側に押し込む前には、部材
保持部8によって仮保持位置に保持されている。このた
め、電線Wを圧接部11に備えるときに押圧部材4が邪
魔にならない。
【0021】加えて、押圧部材4が電線Wを圧接部11
に押し入れた後には、部材保持部8が、押圧部材4を圧
接位置に保持する。このため、押圧部材4のがたつきが
規制される。また、押圧部材4を仮保持位置に保持する
ものと、圧接位置に保持するものとが、部材保持部8に
よって兼用される構成となっているので、別々の保持部
を設ける必要がなく、端子収容室7の内側を簡易な構成
とできる。
【0022】本発明の技術的範囲は、上記した実施形態
によって限定されるものではなく、例えば、次に記載す
るようなものも本発明の技術的範囲に含まれる。その
他、本発明の技術的範囲は、均等の範囲にまで及ぶもの
である。 (1)本実施形態では、ハウジング2は弾性部材から形
成されているが、本発明によれば、ハウジングは弾性を
備えていない材料(例えば、合成樹脂材)により形成し
てもよい。その場合には、圧接端子金具と電線とをハウ
ジングの外側で接続した後に、ハウジングの内部に収容
することとなるため、押圧部材4が不要となり、三つの
部材で防水ジョイントコネクタを構成することができ
る。 (2)本実施形態では、開口5に凹状の組付溝5Aを設
け、カバー6に凸状の組付突部13を設けたが、本発明
によれば、凹凸を設ける側を逆にして、開口に凸状のも
のを設け、カバーに凹状のものを設けてもよい。 (3)本実施形態では、部材保持部8が、仮保持部と圧
接位置保持部とを兼ねる構成としているが、本発明によ
れば、仮保持部と圧接位置保持部とを独立して形成して
もよい。また、本発明によれば、仮保持部と圧接位置保
持部とのうち、いずれか一方のみを設けてもよく、さら
にいずれの保持部を設けないものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態における防水ジョイントコネクタの
分解斜視図。
【図2】ハウジングの端子収容室に圧接端子金具と押圧
部材とを収容したときの斜視図(1)。
【図3】ハウジングの端子収容室に圧接端子金具と押圧
部材とを収容したときの斜視図(2)。
【図4】押圧部材が仮保持位置にあるときのハウジング
内部の様子を示す断面図。
【図5】押圧部材が仮保持位置にあるときのハウジング
内部の様子を示す側断面図。
【図6】押圧部材によって電線を圧接部内に押し込んだ
ときの断面図。
【図7】押圧部材によって電線を圧接部内に押し込んだ
ときの側断面図。
【図8】防水ジョイントコネクタの側断面図。
【図9】従来例における防水ジョイントコネクタの分解
斜視図。
【図10】従来例における防水ジョイントコネクタの組
み付け前の側断面図。
【図11】従来例における防水ジョイントコネクタの側
断面図。
【符号の説明】
1…防水ジョイントコネクタ 2…ハウジング 3…圧接端子金具 4…押圧部材 5…開口 5A…組付溝(凹凸係合部) 6…カバー 7…端子収容室 8…部材保持部(仮保持部、圧接位置保持部) 11…圧接部 13…組付突部(凹凸係合部) 14…電線挿通孔 W…電線
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Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線の被覆に切れ込む圧接部を備えた圧
    接端子金具と、一方向にのみ開口を備える容器状に形成
    されて内部に前記圧接端子金具を収容可能な端子収容室
    を設けたハウジングと、前記圧接端子金具に接続する電
    線を水密に挿通可能な電線挿通孔を備え前記開口を水密
    に覆う弾性材からなるカバーとを備えたことを特徴とす
    る防水ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは弾性部材から形成され
    ているとともに、前記開口の内側には、全周に沿って前
    記カバーとの間で凹凸状に係合する凹凸係合部が設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の防水ジョイ
    ントコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは弾性部材から形成さ
    れ、前記端子収容室の内部には前記圧接端子金具の圧接
    部の内側に前記電線を押し込み可能な押圧部材が設けら
    れており、前記端子収容室の内部に前記圧接端子金具と
    前記電線と前記押圧部材とが装着された状態で前記ハウ
    ジングが外側から押圧されることで前記押圧部材が前記
    電線を前記圧接部に押し込むことを特徴とする請求項1
    に記載の防水ジョイントコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記端子収容室の内側には、前記押圧部
    材が前記電線を前記圧接部に押し入れる前に、前記押圧
    部材を前記圧接部から離間した仮保持位置に保持してお
    く仮保持部が設けられていることを特徴とする請求項3
    に記載の防水ジョイントコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングには、前記押圧部材が前
    記電線を前記圧接部に押し入れた後に、前記押圧部材を
    その圧接位置に保持しておく圧接位置保持部が設けられ
    ていることを特徴とする請求項3または4のいずれかに
    記載の防水ジョイントコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記仮保持部は、前記圧接位置保持部を
    兼ねることを特徴とする請求項5に記載の防水ジョイン
    トコネクタ。
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