JP2001109329A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001109329A
JP2001109329A JP28940999A JP28940999A JP2001109329A JP 2001109329 A JP2001109329 A JP 2001109329A JP 28940999 A JP28940999 A JP 28940999A JP 28940999 A JP28940999 A JP 28940999A JP 2001109329 A JP2001109329 A JP 2001109329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
class
grade
file
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28940999A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumitsu Shimizu
泰光 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP28940999A priority Critical patent/JP2001109329A/ja
Publication of JP2001109329A publication Critical patent/JP2001109329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、コピーサーバで目的のファイルの
検索が難しく、その時間のロスも甚大なものとなってし
まうという課題を解決しようとするものである。 【解決手段】 この発明は画像蓄積時に操作部40から
入力された、画像蓄積ファイルに対するファイル名、個
人IDの他に学年及びクラスといった上位の属性情報を
画像蓄積ファイルと合わせて記憶し、プログラムスタッ
クモードにて、あらかじめ記憶した各学年クラス毎の人
数をマトリクスとして表示し、この各学年クラス毎の人
数から目的とする学年クラスが選択されると、その属性
情報に対応する画像蓄積ファイルのリストを表示するも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機等の画像形成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像をファイルとして一旦装置内の記憶
装置に蓄積することが可能であり、その蓄積した画像を
任意のタイミングで出力することができるコピーサーバ
と呼ばれる機能が提案されている。この機能は、スキャ
ナで読み取った画像やパーソナルコンピュータから送信
されてきた画像をファイルとして一旦装置内の記憶装置
に溜めておき、後にその蓄積した画像を出力したり、複
数の蓄積したファイルをまとめて一つのファイルとして
編集したりすることができ、ユーザにとって非常に画期
的なシステムを提供することができる。
【0003】また、近年、企業内だけでなく学校内にも
複写機や印刷機などの画像形成装置が設置されるように
なってきた。学校では画像形成装置を扱うために専用の
オペレータを置いている場合もあるが、大抵は先生によ
って画像形成装置による複写や印刷などが行われる。学
校内で画像形成が行われるものにはいろいろなタイプの
ものがあり、その種類別に例えば学級通信と言った1ク
ラス毎に内容の異なるものや、例えば試験用紙と言った
1学年毎に内容の異なるもの、例えばPTA通信と言っ
た全学年共通のものなどがある。
【0004】これらの画像形成を行うためには、全校生
徒数、各学年毎の人数、各クラス毎の人数などを完全に
把握しなければならない。また、画像形成後には各学年
毎、各クラス毎に画像形成物を配布するため、画像形成
物を各学年毎、各クラス毎の人数に対応するように仕分
ける作業が必要である。このため、画像形成装置の近傍
に各学年各クラス毎の人数をマトリクス状に表示した一
覧表を用意し、この一覧表を見ながら画像形成枚数の置
数の設定から画像形成物の仕分け作業までを行っている
のが現状であった。これでは、作業効率が悪いと共に画
像形成装置とは別の一覧表を用意しなければならない。
【0005】また、従来の画像形成装置には、同じ置数
で複数組の画像形成を行うクラスモードや、複数の画像
形成枚数を記憶するメモリモードを備えたものがある。
しかし、画像形成装置を学校内で使用する場合には、各
クラス毎に人数が異なるため、クラスモードは使用でき
ない。また、多数のオペレータがその都度入れ替わるた
め、何年何組の人数を何番目のメモリに記憶しているか
が分からなくなってしまう。さらに、クラスモードやメ
モリモードは操作が複雑でわかりにくいという問題があ
る。
【0006】これらの問題を解決するために、特開平9
−169155号公報記載の画像形成装置では、テンキ
ーから学年クラスを設定することにより、あらかじめメ
モリされた複数の学年クラス別の人数より該当する学年
クラスの人数をメモリより呼び出し、画像形成枚数の置
数として設定する学校モードを有するものが提案されて
いる。これは、比較的簡単なインターフェースにより学
校などでユーザに使い勝手の良いインターフェースを与
えることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記コピーサーバで
は、記憶装置に蓄積するファイルの数が増加するにつれ
て非常に多くのファイルの中から目的とするファイルだ
けを探さなければならないので、目的とするファイルを
検索することが難しく、また、その時間のロスも甚大な
ものとなってしまう。
【0008】本発明は、学校などの組織などにおいて使
い勝手の良いインターフェースを利用することでコピー
サーバにおいて画像蓄積ファイルの増加時にも目的とす
る画像蓄積ファイルを容易に検索することができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、画像をファイルとして蓄積
することが可能な記憶手段を有していて該記憶手段に蓄
積した画像を任意のタイミングで出力することが可能な
機能と、画像出力時に画像形成物をスタックして排出さ
せる手段を備え、各学年クラス毎の人数をあらかじめ設
定して記憶しておき、操作部から学年とクラスを入力す
ることによりその学年、クラスの予め記憶しておいた人
数を画像形成枚数の置数として設定することが可能なプ
ログラムスタックモードを有し、その画像形成のジョブ
を1セットとして扱い、このセットを複数回繰り返すこ
とができる画像形成装置において、画像蓄積時に操作部
から入力された、画像蓄積ファイルに対するファイル
名、個人IDの他に学年及びクラスといった上位の属性
情報を画像蓄積ファイルと合わせて記憶し、プログラム
スタックモードにて、あらかじめ記憶した各学年クラス
毎の人数をマトリクスとして表示し、この各学年クラス
毎の人数から目的とする学年クラスが選択されると、そ
の属性情報に対応する画像蓄積ファイルのリストを表示
するものである。
【0010】請求項2に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、各学年クラス毎の人数から学年ク
ラスではなく目的とする学年が選択されると、その学年
に対応する画像蓄積ファイルのリストを表示するもので
ある。
【0011】請求項3に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、各学年クラス毎の人数から学年ク
ラスではなく目的とするクラスが選択されると、そのク
ラスに対応する画像蓄積ファイルのリストを表示するも
のである。
【0012】請求項4に係る発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、各学年クラス毎の人数から学年ク
ラスではなく全体が選択されると、全ての画像蓄積ファ
イルのリストを表示するものである。
【0013】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の画像形成装置において、画像蓄積ファイ
ルのリストから目的とする画像蓄積ファイルを選択する
ことが可能であり、あらかじめ記憶した各学年クラス毎
の人数から選択された画像蓄積ファイルに対応する人数
を画像形成枚数の置数とするものである。
【0014】請求項6に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載の画像形成装置において、画像蓄積ファイ
ルのリストから目的とする画像蓄積ファイルを選択する
ことが可能であり、選択された画像蓄積ファイルを削除
することが可能であるものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明の一実施例の概略を
示す。この実施例は、請求項1〜6に係る発明の実施例
であり、デジタル複写機からなる画像形成装置の例であ
る。自動原稿送り装置(以下ADFという)1において
は、原稿台2に原稿がその画像面を上にして置かれてな
る原稿束は、操作部40(図3参照)上のスタートキー
41(図3参照)が押下されると、一番下の原稿が給送
ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラスから
なる原稿台5上の所定の位置に給送される。ADF1は
一枚の原稿の給送完了毎に原稿枚数をカウントアップす
るカウント機能を有する。コンタクトガラス5上の原稿
は、画像入力手段としての画像読み取り装置6によって
画像情報が読み取られた後に、給送ベルト4、排送ロー
ラ7によって排紙台8上に排出される。
【0016】原稿セット検知器9にて原稿台2上に次の
原稿が有ることが検知された場合には、同様に原稿台2
上の一番下の原稿が給紙ローラ3、給送ベルト4によっ
てコンタクトガラス5上の所定の位置に給送される。こ
のコンタクトガラス5上の原稿は、画像読み取り装置6
によって画像情報が読み取られた後に、給送ベルト4、
排送ローラ7によって排紙台8上に排出される。ここ
に、給送ローラ3、給送ベルト4及び排送ローラ7は搬
送モータ51(図1参照)によって駆動される。
【0017】給紙手段としての第1給紙装置10、第2
給紙装置11、第3給紙装置12は、選択された時に各
々第1トレイ13、第2トレイ14、第3トレイ15に
積載された転写材としての転写紙からなる用紙を給紙
し、この転写紙は縦搬送ユニット16によって像担持体
としての感光体17に当接する位置まで搬送される。感
光体17は、例えば感光体ドラムが用いられてメインモ
ータ52(図1参照)により回転駆動される。
【0018】画像読み取り装置6にて原稿から読み込ま
れた画像データは後述する画像処理手段を介して書き込
み手段としての書き込みユニット18によって光情報に
変換され、感光体ドラム17は図示しない帯電器により
一様に帯電された後に書き込みユニット18からの光情
報で露光されて静電潜像が形成される。この感光体ドラ
ム17上の静電潜像は現像装置19により現像されてト
ナー像となる。
【0019】搬送ベルト20は、用紙搬送手段及び転写
手段を兼ねていて電源から転写バイアスが印加され、縦
搬送ユニット16からの転写紙を感光体ドラム17と等
速で搬送しながら感光体ドラム17上のトナー像を転写
紙に転写させる。この転写紙は、定着装置21によりト
ナー像が定着され、排紙ユニット22により排紙トレイ
23に排出される。また、感光体ドラム17はトナー像
転写後に図示しないクリーニング装置によりクリーニン
グされる。ここに、感光体ドラム17、帯電器、書き込
みユニット18、現像装置19、転写手段は画像データ
により画像を転写紙上に形成する画像形成手段を構成し
ている。
【0020】以上の動作は通常のモードで用紙の片面に
画像を複写する時の動作であるが、両面モードで転写紙
の両面に画像を複写する場合には、各給紙トレイ13〜
15のいずれかより給紙されて表面に上述のように画像
が形成された転写紙は、排紙ユニット22により排紙ト
レイ23側ではなく両面入紙搬送路24側に切り替えら
れ、反転ユニット25によりスイッチバックされて表裏
が反転され、両面搬送ユニット26へ搬送される。
【0021】この両面搬送ユニット26へ搬送された転
写紙は、両面搬送ユニット26により縦搬送ユニット1
6へ搬送され、縦搬送ユニット16により感光体ドラム
17に当接する位置まで搬送され、感光体ドラム17上
に上述と同様に形成されたトナー像が裏面に転写されて
定着装置21でトナー像が定着されることにより両面コ
ピーとなる。この両面コピーは排紙ユニット22により
排紙トレイ23に排出される。
【0022】また、転写紙を反転して排出する場合に
は、反転ユニット25によりスイッチバックされて表裏
が反転された転写紙は、両面搬送ユニット26に搬送さ
れずに反転排紙搬送路27を経て排紙ユニット22によ
り排紙トレイ23に排出される。ここに、感光体ドラム
17、搬送ベルト20、定着装置21、排紙ユニット2
2、現像装置19はメインモータ52によって駆動さ
れ、各給紙装置10〜12は各々給紙クラッチ53〜5
5(図1参照)を介してメインモータ52により駆動さ
れる。縦搬送ユニット16は中間クラッチ56(図1参
照)を介してメインモータ52により駆動される。
【0023】図3は操作部40を示す。操作部40に
は、液晶タッチパネル42、テンキー43、クリア/ス
トップキー44、プリントキー(スタートキー)41、
予熱キー45があり、液晶タッチパネル42には、機能
キー46(図4参照)、部数、及び当該装置の状態を示
すメッセージなどが表示される。また、操作部40は、
アプリケーション切り替えキー47〜49と、選択され
ているアプリケーションを表示するLEDインジケータ
57〜59を有する。
【0024】アプリケーション切り替えキー47〜49
を選択することで、複写機能、プリンタ、コピーサーバ
といったアプリケーションの切り替え(選択)が行なわ
れ、その選択されたアプリケーションの画面が液晶タッ
チパネル42に表示される。ここに、複写機能は上述の
ように原稿読み取り及び画像形成を行う部分であり、プ
リンタは原稿読み取りを行わずに画像形成を行う部分で
ある。
【0025】また、初期設定キー60を押すことで、当
該装置の初期状態を任意にカスタマイズすることが可能
であり、当該装置が収納している用紙サイズを設定した
り、複写機能のモードクリアキーを押したときに設定さ
れる状態を任意に設定することが可能である。さらに、
一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケ
ーション等を選択することや、国際エネルギースター計
画に従った低電力への移行時間の設定、オートオフ/ス
リープモードへの移行時間を設定することが可能であ
る。
【0026】予熱キー45を押すと、当該装置は待機状
態から電力低減状態に移行し、定着装置21の定着温度
を低下させたり、操作部40の表示を消灯させたりす
る。予熱状態は、国際エネルギースター計画で言う、低
電力状態を意味している。また、予熱状態、オフ状態/
スリープ状態を解除し、待機状態に移行させるには、予
熱キー45を再度押下する。
【0027】図4は液晶タッチパネル42の表示の一例
を示す。オペレータが液晶タッチパネル42に表示され
たキーにタッチすることで、選択された機能を示すキー
が黒く反転する。また、機能の詳細(例えば変倍であれ
ば変倍値等)を指定しなければならない場合は、オペレ
ータが液晶タッチパネル42に表示されたキーにタッチ
することで、液晶タッチパネル42に詳細機能の設定画
面が表示される。このように、液晶タッチパネル42
は、ドット表示器を使用しているため、その時々の最適
な表示をグラフィカルに行うことが可能である。
【0028】図1は本実施例におけるメインコントロー
ラを中心とする制御手段としての制御装置を示す。制御
手段としてのメインコントローラ61は、当該装置全体
を制御する。メインコントローラ61は、オペレータに
対する表示、オペレータからの機能設定入力制御を行な
う操作部40と、画像読み取り装置(スキャナ)6の制
御、原稿画像を画像メモリに書き込む制御、画像メモリ
からの作像を行なう制御等を行なう画像処理ユニット
(IPU)62、ADF1などの分散制御装置が接続さ
れている。各分散制御装置とメインコントローラ61
は、必要に応じて当該装置の状態、動作指令のやりとり
を行う。また、メインコントローラ61にはメインモー
タ52、各種クラッチ53〜56も接続されている。
【0029】次に、画像読み取り装置6及び書き込みユ
ニット18による原稿画像読取から画像の書き込みまで
を説明する。画像読み取り装置6は、原稿を載置するコ
ンタクトガラス5と光学走査系で構成されている。この
光学走査系は露光ランプ28、第1ミラー29、第2ミ
ラー30、第3ミラー31、レンズ32、CCDからな
るイメージセンサ33等で構成されている。露光ランプ
28及び第1ミラー29は図示しない第1キャリッジ上
に固定され、第2ミラー30及び第3ミラー31は図示
しない第2キャリッジ上に固定されている。
【0030】原稿画像を読み取るときには、光路長が変
わらないように、第1キャリッジと第2キャリッジとが
2対1の相対速度で機械的に走査される。この光学走査
系は、図示しないスキャナ駆動モータにて駆動される。
コンタクトガラス5上の原稿は露光ランプ28により照
明され、その反射光が第1ミラー29、第2ミラー3
0、第3ミラー31、レンズ32を経由してイメージセ
ンサ33で電気信号に変換されて原稿画像が読み取られ
る。
【0031】書き込みユニット18はレーザ出力ユニッ
ト34、結像レンズ35、ミラー36等で構成され、レ
ーザ出力ユニット34の内部にはレーザ光源であるレー
ザダイオード、モータによって高速で定速回転する多角
形ミラー(ポリゴンミラー)が備わっている。レーザ出
力ユニット34内のレーザダイオードは画像データによ
り変調され、レーザダイオードから画像データで変調さ
れたレーザ光が照射される。レーザダイオードから照射
されたレーザ光は、定速回転するポリゴンミラーにより
偏向され、結像レンズ35を通ってミラー36で折り返
され、感光体ドラム17上に集光結像される。
【0032】感光体ドラム17上に集光結像されたレー
ザ光は、感光体ドラム17の回転方向と直交する方向
(主走査方向)へポリゴンミラーにより走査され、感光
体ドラム17上に画像データをライン単位で書き込んで
静電潜像を形成する。感光体ドラム17の一端近傍のレ
ーザ光が照射される位置にはビームセンサが配置され、
書き込みユニット18からのレーザ光がビームセンサで
検知されてビームセンサが主走査同期信号を発生する。
この主走査同期信号をもとに主走査方向の画像形成開始
タイミングの制御等が行われる。
【0033】図5は本実施例の画像処理手段としてのI
PU62の構成示す。露光ランプ28から照射された光
はコンタクトガラス5上の原稿を照射し、その反射光は
第1ミラー29、第2ミラー30、第3ミラー31、レ
ンズ32を経由してCCD33上に結像される。CCD
33は、原稿からの反射光を受光して光電変換し、画像
信号として出力する。CCD33からの画像信号は、A
/Dコンバータ63にてデジタル信号に変換され、シェ
ーディング補正部64によりシェーディング補正がなさ
れて画像処理部65によりMTF補正、γ補正等がなさ
れ、変倍部66にて変倍率に合わせて拡大又は縮小がな
されて印字合成ユニット67により印字付加データが付
加された後にセレクタ68に送られる。
【0034】セレクタ68は、変倍部66からの画像デ
ータの送り先を書き込みγ補正ユニット69と画像メモ
リコントローラ(以下メモリコントローラともいう)7
0とのいずれかに切り替える。セレクタ68から書き込
みγ補正ユニット69への画像データは、書き込みγ補
正ユニット69にて作像条件に合わせて書き込みγが補
正され、印字合成ユニット77により印字付加データが
付加された後、書き込みユニット18へ送られる。
【0035】書き込みユニット18は、印字合成ユニッ
ト77からの画像データによりライン単位で上記ビーム
センサからの主走査同期信号に基づく主走査方向の画像
形成開始タイミングに合わせてレーザダイオードを変調
し、レーザダイオードから画像データにより変調された
レーザ光を出射する。画像メモリコントローラ70とセ
レクタ68との間は、双方向に画像データを入出力でき
る構成となっている。
【0036】IPU62は、画像メモリコントローラ7
0等への設定や、画像読み取り装置6、書き込みユニッ
ト18の制御を行うCPU71と、そのプログラムやデ
ータを格納するROM72,RAM73と、I/Oポー
ト74とを備えている。更に、CPU71は、画像メモ
リコントローラ70を介して画像メモリ75に対する画
像データの書き込み、読み出しが行える。
【0037】画像メモリ75へ送られるべき画像データ
は、画像メモリコントローラ70内の画像圧縮装置によ
って圧縮された後、画像メモリ75へ送られる。ここ
で、画像データの圧縮は以下の理由により行なってい
る。最大画像サイズ分の256階調の画像データをその
まま画像メモリ75に書き込むことも可能であるが、1
枚の原稿画像データで画像メモリ75を大変多く使用す
る。しかし、画像データを圧縮すれば、限られた画像メ
モリ75を有効に利用できる。しかも、一度に多くの原
稿画像データを画像メモリ75に記憶することができる
ため、ソート機能として、画像メモリ75に蓄えられた
原稿画像イメージデータをページ順に出力することがで
きる。
【0038】また、画像メモリ75から画像データを出
力する際には、画像メモリ75から画像データをメモリ
コントローラ70内の伸長装置で伸長しながら出力す
る。このような機能は一般に「電子ソート」と呼ばれて
いる。また、画像メモリ75の機能を利用して、複数枚
分の原稿画像データを画像メモリ75の転写紙一枚分の
エリアを複数に分割してその分割した複数のエリアに順
次に読み込むことも可能となる。例えば4枚分の原稿画
像データを画像メモリ75の転写紙一枚分のエリアの4
等分されたエリアに順次に書き込むことで、4枚分の原
稿画像データを転写紙一枚分のイメージデータに合成し
て集約したコピー出力を得ることが可能となる。このよ
うな機能は、一般に「集約コピー」と呼ばれている。
【0039】画像メモリ75内の画像データはCPU7
1からアクセスできる構成となっている。このため、画
像メモリ75の内容を加工することが可能であり、例え
ば画像データの間引き処理、画像データの切り出し処理
等が行なえる。画像データの加工にはメモリコントロー
ラ70内のレジスタに画像メモリ75からの画像データ
を書き込むことで画像メモリ75内の画像データ処理を
行なうことができる。加工された画像データは再度画像
メモリ75に保持される。
【0040】また、CPU71が画像メモリ75の内容
を読み出してI/Oポート74を経て画像データ76と
して操作部40に転送することが可能な構成となってい
る。一般に、操作部40の画面表示解像度は低いため、
画像メモリ75の原画像データは間引きが行なわれて操
作部40へ送られる。画像メモリ75は、多くの画像デ
ータを収納するため、ハードディスクが用いられること
もある。画像メモリ75は、ハードディスクを用いるこ
とにより、外部電源が不要で永久的に画像データを保持
できる特徴もある。複数の定型の原稿(フォーマット原
稿)をスキャナ6で読み込んで保持するためには、画像
メモリ75にハードディスクが用いられるのが一般的で
ある。
【0041】次に、図6を用いてセレクタ68における
1ページ分の画像データの処理について説明する。フレ
ームゲート信号/FGATEは、1ページの画像データ
の副走査方向の有効期間を表わす信号である。主走査同
期信号/LSYNCは、1ライン毎の主走査同期信号で
あり、この信号/LSYNCが立ち上がった後の所定ク
ロックで、画像データが有効となる。主走査方向の画像
データが有効であることを示す信号がラインゲート信号
/LGATEである。
【0042】これらの信号は、画素クロックVCLKに
同期しており、画素クロックVCLKの1周期に対して
1画素8ビット(256階調)のデータが送られてく
る。本実施例では、転写紙への書込密度は400dp
i、最大画素数は主走査方向4800画素、副走査方向
6800画素である。図6には転写紙に形成される画像
データと、フレームゲート信号/FGATE、ラインゲ
ート信号/LGATEの関係が示されている。本実施例
では、画像データは255に近いほど白画像になるとす
る。
【0043】図7は本実施例のメインフローを示す。電
源を投入すると、まず、ステップ01で初期化処理が行
われる。初期化の主な内容は、各種フラグのリセット、
各種カウンタのクリア、画像メモリ75のクリア、画像
形成モード(変倍、分割など)のリセット等である。
【0044】初期化終了後には、ステップ02で操作部
40からのキー入力、画像形成制エンジン(画像形成を
行う部分)からのイベント(何等かの変化要因)の発生
待ちとなる。ユーザが何等かのキー操作を行うと、操作
部40からメインコントローラ61にキー入力イベント
として通知される。同様に、何等かの画像形成制エンジ
ンの変化が発生すると、例えばADF1に原稿がセット
されると、原稿セット検知器9の信号の変化がエンジン
・イベントとしてメインコントローラ61に通知され
る。メインコントローラ61は、キー、エンジンの何れ
かのイベントが発生すると、ステップ03に進む。
【0045】メインコントローラ61は、ステップ03
では、発生したイベントがキー入力であるのかエンジン
のイベントであるのかを判定する。メインコントローラ
61は、発生したイベントがエンジンのイベントである
場合には、ステップ04でそのイベントに対する処理
(エンジン・イベント処理)を行い、再びステップ02
のイベント待ちとなる。また、メインコントローラ61
は、発生したイベントがキー入力である場合には、ステ
ップ05でそのイベントに対する処理(キー入力イベン
ト処理)を行い、再びステップ02のイベント待ちとな
る。
【0046】図8は図7のキー入力イベント処理を詳し
く示す。キー入力イベント処理では、メインコントロー
ラ61はステップ01でプリントスタートキー41のキ
ー押下イベントをチェックする。メインコントローラ6
1は、プリントスタートキー41が押下されればステッ
プ08でプリントスタートキー41の押下に対する処理
を実行する。
【0047】メインコントローラ61は、ステップ02
でテンキー43のキー入力があったか否かをチェック
し、テンキー43のキー入力があればステッブステップ
09でテンキー43のキー入力に対する処理を実行す
る。メインコントローラ61は、ステップ03でクリア
ストップキーのキー入力があったか否かをチェックし、
クリアストップキーのキー入力があればステップ10で
クリアストップキーのキー入力に対する処理を実行す
る。
【0048】メインコントローラ61は、ステップ04
で印字設定キーのキー入力があったか否かをチェック
し、印字設定キーのキー入力があればステップ11で印
字設定キーのキー入力に対する各種印字設定処理を実行
する。メインコントローラ61は、ステップ05で両面
設定キーのキー入力があったか否かをチェックし、両面
設定キーのキー入力があって両面機能(転写紙の両面に
画像を形成する機能)の選択あるいは選択状態からの解
除がなされればステップ13で両面機能の選択あるいは
選択状態からの解除に対する設定処理を実行する。
【0049】メインコントローラ61は、ステップ06
でプログラムスタックキーのキー入力があったか否かを
チェックし、プログラムスタックキーのキー入力があれ
ばステップ13でプログラムスタックキーのキー入力に
対するプログラムスタック設定処理を実行する。メイン
コントローラ61は、ステップ07でステップ01〜0
6までのキーイベント以外のキーイベントがあったか否
かをチェックし、ステップ01〜06までのキーイベン
ト以外のキーイベントがあればステップ14でそのキー
イベントに対する処理を実行する。メインコントローラ
61は、各々のキーイベント処理を実行したならば又は
キーイベントが無ければステップ16に戻って処理を終
了する。
【0050】次に、請求項1に係る発明を実施するため
に必要なモード及び機能について説明する。なお、図9
〜図15は液晶タッチパネル42(タッチパネル)上の
表示状態を表す。タッチパネル上の表示状態は、機能キ
ーで選択された項目が反転表示され、その関連項目が半
輝度で表示される。
【0051】ここで、プログラムスタックモードについ
て説明する。プログラムスタックモードはタッチパネル
上の機能キーとしてのプログラムスタックモードキー7
8により選択される。プログラムスタックモードでは、
図9に示すように、あらかじめテンキー43から学年ク
ラスに対する人数を入力することによりその入力人数を
メインコントローラ61が不揮発メモリ、例えばNVR
AMに記憶する。複写開始時には同様にテンキー43か
ら学年クラスを選択することにより、メインコントロー
ラ61が該当する学年クラスの人数を不揮発メモリより
呼び出して複写枚数の置数として設定する。なお、メイ
ンコントローラ61は、学年クラスとその人数を不揮発
メモリより呼び出してタッチパネル上にマトリクスとし
て表示させる。
【0052】本実施例は、図5に示すようにコピーサー
バ85を有する。このコピーサーバ85は、スキャナ6
からの読み取り画像データやパーソナルコンピュータか
ら送信された画像データをハードディスクなどの不揮発
な記憶装置に保存し、これを必要なときに呼び出して画
像メモリ75に展開する制御手段を与える。
【0053】次に、スキャナ6の読み取りデータをコピ
ーサーバ85に蓄積するコピ―サーバ蓄積動作について
説明する。なお、ここでは、記憶装置としてハードディ
スク(以下HDという)を用いる。原稿読取の際には、
操作部40からファイル名及びオペレータの固有情報I
Dを入力し、図11に示すようにタッチパネル上から今
から蓄積するファイルの属性として対応させたい学年ク
ラスを機能キーで選択する。なお、このとき、各学年に
関する属性を与えたいときは対応させたい学年を選択
し、各クラスに関する属性を与えたいときは対応させた
いクラスを選択し、全学年に関する属性を与えたいとき
は「全部」の機能キー79を選択することとする。学年
クラスを選択した後には、「読取り開始」の機能キー8
0で読取り開始を選択する。
【0054】原稿画像の読み取りが終了した後には、図
19に示すように、コピーサーバ85は、操作部40か
ら入力されたファイル名及びオペレータのID、学年ク
ラスの属性情報あるいはクラスの属性情報あるいは学年
の属性情報と、スキャナ6からセレクタ68などを介し
て入力された画像情報をファイルとしてHDに蓄積す
る。図18はHDの中でのファイルの状態を表してい
る。ファイルを蓄積するオペレータのID、ファイル名
称、及び学年クラスをヘッダ情報とし、その後に画像デ
ータが続く。なお、属性情報は、全てに属する場合には
「*」などの特殊な記号を記憶することで区別する。H
Dには、これらのヘッダ情報及び画像データを一つの蓄
積データファイルとして複数の蓄積データファイルが蓄
積される。
【0055】次に、コピーサーバ機能キー49によりコ
ピーサーバを選択した時の動作において学年クラスを指
定する場合について説明する。ユーザが図12に示すよ
うにプログラムスタックモードにて不揮発メモリより呼
び出されてタッチパネル上に表示されているマトリクス
(学年クラスとその人数を)から学年クラスを選択し、
一覧表示の機能キー81にて一覧表示を選択すると、コ
ピーサーバ85がHDに蓄積されている蓄積データファ
イルのヘッダ情報の中から操作部40より入力された学
年クラス情報に一致するヘッダ情報を持つ蓄積データフ
ァイルを検索し、その検索した蓄積データファイルのリ
ストが作成される。そして、図16に示すようにその作
成された蓄積データファイルのリストが一覧としてタッ
チパネルに表示される。
【0056】次に、コピーサーバ機能キー49によりコ
ピーサーバを選択した時の動作において学年を指定する
場合について説明する。ユーザが図13に示すようにプ
ログラムスタックモードにて不揮発メモリより呼び出さ
れてタッチパネル上に表示されているマトリクス(学年
クラスとその人数を)から学年を選択し、一覧表示の機
能キー81にて一覧表示を選択すると、コピーサーバ8
5がHDに蓄積されている蓄積データファイルのヘッダ
情報の中から操作部40より入力された学年情報に一致
するヘッダ情報を持つ蓄積データファイルを検索し、そ
の検索した蓄積データファイルのリストが作成される。
そして、図16に示すようにその作成された蓄積データ
ファイルのリストが一覧としてタッチパネルに表示され
る。
【0057】次に、コピーサーバ機能キー49によりコ
ピーサーバを選択した時の動作においてクラスを指定す
る場合について説明する。ユーザが図14に示すように
プログラムスタックモードにて不揮発メモリより呼び出
されてタッチパネル上に表示されているマトリクス(学
年クラスとその人数を)からクラスを選択し、一覧表示
の機能キー81にて一覧表示を選択すると、コピーサー
バ85がHDに蓄積されている蓄積データファイルのヘ
ッダ情報の中から操作部40より入力されたクラス情報
に一致するヘッダ情報を持つ蓄積データファイルを検索
し、その検索した蓄積データファイルのリストが作成さ
れる。そして、図16に示すようにその作成した蓄積デ
ータファイルのリストが一覧としてタッチパネルに表示
される。
【0058】次に、コピーサーバ機能キー49によりコ
ピーサーバを選択した時の動作において学年クラスの全
体を指定する場合について説明する。ユーザが図15に
示すようにプログラムスタックモードにて不揮発メモリ
より呼び出されてタッチパネル上に表示されているマト
リクス(学年クラスとその人数を)から学年クラス全体
を全部キー82により選択し、一覧表示の機能キー81
にて一覧表示を選択すると、コピーサーバ85によりH
Dに蓄積されている全ての蓄積データファイルが呼び出
され、そのリストが作成される。そして、図16に示す
ようにその作成された蓄積データファイルのリストが一
覧としてタッチパネルに表示される。
【0059】ユーザが上述のようにタッチパネルに表示
された学年クラスの選択による蓄積データファイルのリ
スト、学年の選択による蓄積データファイルのリスト、
クラスの選択による蓄積データファイルのリスト、学年
クラス全体の選択による蓄積データファイルのリストか
ら目的とするファイルを選択し、全てのファイル選択が
終了した後に「印刷開始」の機能キー83により「印刷
開始」を選択すると、操作部40からの入力信号に基づ
きコピーサーバ85によりユーザの選択した蓄積データ
ファイルがHDから呼び出されて画像メモリ75に展開
される。この画像メモリ75に展開された蓄積データフ
ァイルは画像メモリ75から読み出されてセレクタ68
等を介して書き込みユニット18へ送られて印刷(画像
形成)が複写動作時の画像形成と同様に行われる。
【0060】図17はその印刷時の動作フローを示す。
操作部40で選択された一番目のファイルのヘッダー情
報がHDから読み出され、そのヘッダー情報から学年n
クラスmの情報が取り出される。このn学年mクラスに
対応する人数aが不揮発メモリNVRAMから読み出さ
れて画像形成枚数の置数として設定される。操作部40
で選択された一番目のファイルの画像データがHDから
画像メモリ75に展開され、現在の部数kが1に初期化
されて画像メモリ75内の画像データによるプリント
(画像形成)が上記複写動作時における画像メモリ75
内の画像データによるプリント(画像形成)と同様に行
われる。
【0061】プリントが1枚行われる毎にkがインクリ
メントされながらプリントが繰り返される。人数a分の
プリントが終了してk=aとなった時点でスタック動作
(プリント動作)が終了し、操作部40で選択されたフ
ァイルがなくなるまで(操作部40で選択されたファイ
ルの画像データによるプリント動作が全て終了するま
で)、この動作が各ファイルについて繰り返される。
【0062】また、ユーザが上述のようにタッチパネル
に表示された学年クラスの選択による蓄積データファイ
ルのリスト、学年の選択による蓄積データファイルのリ
スト、クラスの選択による蓄積データファイルのリス
ト、学年クラス全体の選択による蓄積データファイルの
リストから目的とするファイルを選択し、全てのファイ
ル選択が終了した後に図16に示すように「削除」の機
能キー84により「削除」を選択すると、HD上から当
該選択された蓄積データファイルがすべて削除される。
【0063】この実施例によれば、画像をファイルとし
て蓄積することが可能な記憶手段としてのHDを有して
いて該記憶手段に蓄積した画像を任意のタイミングで出
力することが可能な機能としてのコピーサーバ85と、
画像出力時に画像形成物をスタックして排出させる手段
を備え、各学年クラス毎の人数をあらかじめ設定して記
憶しておき、操作部40から学年とクラスを入力するこ
とによりその学年、クラスの予め記憶しておいた人数を
画像形成枚数の置数として設定することが可能なプログ
ラムスタックモードを有し、その画像形成のジョブを1
セットとして扱い、このセットを複数回繰り返すことが
できる画像形成装置において、画像蓄積時に操作部40
から入力された、画像蓄積ファイルに対するファイル
名、個人IDの他に学年及びクラスといった上位の属性
情報を画像蓄積ファイルと合わせて記憶し、プログラム
スタックモードにて、あらかじめ記憶した各学年クラス
毎の人数をマトリクスとして表示し、この各学年クラス
毎の人数から目的とする学年クラスが選択されると、そ
の属性情報に対応する画像蓄積ファイルのリストを表示
する手段を有するので、上位の属性情報を持つことでフ
ァイルの管理を容易とすることができる。また、学年ク
ラス単位で共通なファイルを取り出すことが可能であ
り、全てのファイルのリストからファイルを検索する場
合に比べて検索するファイルがより絞り込まれているの
で、目的のファイルを見つけることが容易である。ま
た、プログラムスタックモードでマトリクス構造を利用
することで、複雑な階層構造にならず効果的に簡便な操
作性を与えることができる。
【0064】また、この実施例によれば、各学年クラス
毎の人数から学年クラスではなく目的とする学年が選択
されると、その学年に対応する画像蓄積ファイルのリス
トを表示する手段を有するので、目的とするファイルの
学年しか分からない場合や学年単位で共通なファイルを
必要とする場合、学年単位で関連するフアィルを取り出
すことが可能であり、全てのファイルのリストからファ
イルを検索する場合に比べて検索するファイルがより絞
り込まれているので、目的のファイルを見つけることが
容易である。また、プログラムスタックモードでマトリ
クス構造を利用することで、複雑な階層構造にならず効
果的に簡便な操作性を与えることができる。
【0065】また、この実施例によれば、各学年クラス
毎の人数から学年クラスではなく目的とするクラスが選
択されると、そのクラスに対応する画像蓄積ファイルの
リストを表示する手段を有するので、目的とするファイ
ルのクラスしかわからない場合やクラス単位で共通なフ
ァイルを必要とする場合、クラス単位で関連するフアィ
ルを取り出すことが可能であり、全てのファイルのリス
トからファイルを検索する場合に比べて検索するファイ
ルがより絞り込まれているので、目的のファイルを見つ
けることが容易である。また、プログラムスタックモー
ドでマトリクス構造を利用することで、複雑な階層構造
にならず効果的に簡便な操作性を与えることができる。
【0066】また、この実施例によれば、各学年クラス
毎の人数から学年クラスではなく全体が選択されると、
全ての画像蓄積ファイルのリストを表示する手段を有す
るので、目的とするファイルの属性が分からない場合や
全学年単位で共通なファイルを必要とする場合、全学年
単位で関連するフアィルを取り出すことが可能である。
また、プログラムスタックモードでマトリクス構造を利
用することで、複雑な階層構造にならず効果的に簡便な
操作性を与えることができる。
【0067】また、この実施例によれば、画像蓄積ファ
イルのリストから目的とする画像蓄積ファイルを選択す
ることが可能であり、あらかじめ記憶した各学年クラス
毎の人数から選択された画像蓄積ファイルに対応する人
数を画像形成枚数の置数とする手段を有するので、目的
とするファイルを容易に検索することが可能であり、ま
とめて人数分を処理することが可能である。また、あら
かじめ必要な人数を登録することにより全ての人数を覚
えておかなくても良く、ユーザに使い勝手の良いシステ
ムを提供できる。
【0068】また、この実施例によれば、画像蓄積ファ
イルのリストから目的とする画像蓄積ファイルを選択す
ることが可能であり、選択された画像蓄積ファイルを削
除することを可能とする手段を有するので、ファイルを
削除する際にも目的とするファイルを容易に検索可能で
ある。
【0069】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上位の属性情報を持つことでファイルの管理を容易
とすることができる。また、学年クラス単位で共通なフ
ァイルを取り出すことが可能であり、全てのファイルの
リストからファイルを検索する場合に比べて検索するフ
ァイルがより絞り込まれているので、目的のファイルを
見つけることが容易である。また、プログラムスタック
モードでマトリクス構造を利用することで、複雑な階層
構造にならず効果的に簡便な操作性を与えることができ
る。
【0070】請求項2に係る発明によれば、目的とする
ファイルの学年しか分からない場合や学年単位で共通な
ファイルを必要とする場合、学年単位で関連するフアィ
ルを取り出すことが可能であり、全てのファイルのリス
トからファイルを検索する場合に比べて検索するファイ
ルがより絞り込まれているので、目的のファイルを見つ
けることが容易である。また、プログラムスタックモー
ドでマトリクス構造を利用することで、複雑な階層構造
にならず効果的に簡便な操作性を与えることができる。
【0071】請求項3に係る発明によれば、目的とする
ファイルのクラスしかわからない場合やクラス単位で共
通なファイルを必要とする場合、クラス単位で関連する
フアィルを取り出すことが可能であり、全てのファイル
のリストからファイルを検索する場合に比べて検索する
ファイルがより絞り込まれているので、目的のファイル
を見つけることが容易である。また、プログラムスタッ
クモードでマトリクス構造を利用することで、複雑な階
層構造にならず効果的に簡便な操作性を与えることがで
きる。
【0072】請求項4に係る発明によれば、目的とする
ファイルの属性が分からない場合や全学年単位で共通な
ファイルを必要とする場合、全学年単位で関連するフア
ィルを取り出すことが可能である。また、プログラムス
タックモードでマトリクス構造を利用することで、複雑
な階層構造にならず効果的に簡便な操作性を与えること
ができる。
【0073】請求項5に係る発明によれば、目的とする
ファイルを容易に検索することが可能であり、まとめて
人数分を処理することが可能である。また、あらかじめ
必要な人数を登録することにより全ての人数を覚えてお
かなくても良く、ユーザに使い勝手の良いシステムを提
供できる。
【0074】請求項6に係る発明によれば、ファイルを
削除する際にも目的とするファイルを容易に検索可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるメインコントローラ
を中心とする制御装置を示すブロック図である。
【図2】同実施例の概略を示す断面図である。
【図3】同実施例の操作部を示す平面図である。
【図4】同実施例における液晶タッチパネルの表示の一
例を示す平面図である。
【図5】同実施例のIPUの構成示すブロック図であ
る。
【図6】同実施例の動作タイミングを示すタイミングチ
ャートである。
【図7】同実施例のメインフローを示すフローチャート
である。
【図8】図7のキー入力イベント処理を詳しく示すフロ
ーチャートである。
【図9】同実施例における液晶タッチパネル上の表示状
態を表す平面図である。
【図10】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図11】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図12】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図13】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図14】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図15】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図16】同実施例における液晶タッチパネル上の他の
表示状態を表す平面図である。
【図17】同実施例の動作フローを示すフローチャート
である。
【図18】同実施例におけるHDの中でのファイルの状
態を表す図である。
【図19】同実施例の他の動作フローを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
18 書き込みユニット 40 操作部 42 液晶タッチパネル 61 メインコントローラ 62 IPU 68 セレクタ 71 CPU 75 画像メモリ 85 コピーサーバ
フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR03 CQ04 CQ27 CQ34 2C087 AC08 BA03 BB03 BD06 BD40 BD52 BD55 CB12 CB16 DA01 2H027 EE08 FA02 FD08 GA52 GA54 GA56 ZA07 5C073 AA06 AB03 AB05 AB13 AB15 CE10 5E501 AB04 AC20 AC33 CA04 CB02 CB05 CB13 DA08 DA12 DA14 EA10 EB05 FA23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像をファイルとして蓄積することが可能
    な記憶手段を有していて該記憶手段に蓄積した画像を任
    意のタイミングで出力することが可能な機能と、画像出
    力時に画像形成物をスタックして排出させる手段を備
    え、各学年クラス毎の人数をあらかじめ設定して記憶し
    ておき、操作部から学年とクラスを入力することにより
    その学年、クラスの予め記憶しておいた人数を画像形成
    枚数の置数として設定することが可能なプログラムスタ
    ックモードを有し、その画像形成のジョブを1セットと
    して扱い、このセットを複数回繰り返すことができる画
    像形成装置において、画像蓄積時に操作部から入力され
    た、画像蓄積ファイルに対するファイル名、個人IDの
    他に学年及びクラスといった上位の属性情報を画像蓄積
    ファイルと合わせて記憶し、プログラムスタックモード
    にて、あらかじめ記憶した各学年クラス毎の人数をマト
    リクスとして表示し、この各学年クラス毎の人数から目
    的とする学年クラスが選択されると、その属性情報に対
    応する画像蓄積ファイルのリストを表示することを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の画像形成装置において、各
    学年クラス毎の人数から学年クラスではなく目的とする
    学年が選択されると、その学年に対応する画像蓄積ファ
    イルのリストを表示することを特徴とする画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の画像形成装置において、各
    学年クラス毎の人数から学年クラスではなく目的とする
    クラスが選択されると、そのクラスに対応する画像蓄積
    ファイルのリストを表示することを特徴とする画像形成
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の画像形成装置において、各
    学年クラス毎の人数から学年クラスではなく全体が選択
    されると、全ての画像蓄積ファイルのリストを表示する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成
    装置において、画像蓄積ファイルのリストから目的とす
    る画像蓄積ファイルを選択することが可能であり、あら
    かじめ記憶した各学年クラス毎の人数から選択された画
    像蓄積ファイルに対応する人数を画像形成枚数の置数と
    することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成
    装置において、画像蓄積ファイルのリストから目的とす
    る画像蓄積ファイルを選択することが可能であり、選択
    された画像蓄積ファイルを削除することが可能であるを
    特徴とする画像形成装置。
JP28940999A 1999-10-12 1999-10-12 画像形成装置 Pending JP2001109329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28940999A JP2001109329A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28940999A JP2001109329A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001109329A true JP2001109329A (ja) 2001-04-20

Family

ID=17742877

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28940999A Pending JP2001109329A (ja) 1999-10-12 1999-10-12 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001109329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004330430A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Duplo Seiko Corp 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004330430A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Duplo Seiko Corp 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5222157A (en) Image forming apparatus with filing function which can store image data and can efficiently perform document filing
JP3532048B2 (ja) デジタル複写機
JP2010030309A (ja) 画像形成装置
JP2001169067A (ja) 画像処理装置、画像情報管理方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP2005217624A (ja) 撮像装置,画像処理装置および画像形成装置
JP2006253751A (ja) 画像形成装置とその表示制御方法
US5877864A (en) Image forming apparatus which determines if memory will overflow before reading an image to store in the memory
JP3938844B2 (ja) 画像形成システム
JP2001075431A (ja) 画像形成装置
JP2001109329A (ja) 画像形成装置
JPH03196267A (ja) 画像形成記憶装置
JP4037997B2 (ja) 画像形成装置およびその予約ジョブ入れ替え方法
JPH07181839A (ja) 画像形成装置
JP2001352419A (ja) 画像形成システム
JP3898069B2 (ja) 画像形成装置
US20040008380A1 (en) Image forming apparatus with image combining capability
JP3450950B2 (ja) 画像形成装置
JP3264710B2 (ja) 画像形成装置
JPH11289436A (ja) 画像形成装置
JP4597850B2 (ja) 画像読取装置およびその制御方法
JPH09261387A (ja) デジタル複写機
JP2003231322A (ja) 画像形成装置
JP5864365B2 (ja) 画像読取装置
JPH10322483A (ja) 画像形成装置
JP4373940B2 (ja) 画像形成装置