JP2001107928A - 型枠接合用くぎ - Google Patents

型枠接合用くぎ

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JP2001107928A
JP2001107928A JP29098499A JP29098499A JP2001107928A JP 2001107928 A JP2001107928 A JP 2001107928A JP 29098499 A JP29098499 A JP 29098499A JP 29098499 A JP29098499 A JP 29098499A JP 2001107928 A JP2001107928 A JP 2001107928A
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nail
formwork
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joining
shaft
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JP29098499A
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Tsuneo Goto
恒雄 後藤
Katsuhiro Goto
勝弘 後藤
Masaru Yokoyama
勝 横山
Sakae Kimura
栄 木村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠を傷つけることなしに容易に解体するこ
とができる型枠接合用くぎを提供することである。 【解決手段】 軸部(12)、軸部の一端に設けられた
頭部(14)、および軸部の他端に設けられた尖った先
端部(16)を有する型枠接合用くぎ(10)におい
て、頭部に、くぎ抜き工具を引っかけるためのくぎ抜き
部分(18)が設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に、型枠接合用
くぎに関する。より詳細には、本発明は、型枠を傷つけ
ることなしに容易に解体することができる型枠接合用く
ぎに関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事において使用される型枠は、鋼
製のものも用いられているが、構築しようとするコンク
リート部分の形状に容易に適合できるようにするため、
依然として木製のものが多く用いられている。木製の型
枠は一般的に、図4に示されるように、型枠の壁部分と
なる型枠パネルと、型枠パネルの両縁部に取付けられた
桟木とによって構成されている。そして、型枠を組み立
てる際に、隣接する型枠の桟木同士を合わせ、桟木に型
枠用くぎを打ち込むことによって、型枠が固定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の型枠では、解体の際に、桟木からくぎを一
々抜かなければならないため、型枠解体作業に非常に手
間がかかるという課題を有している。また、型枠は通常
複数回使用されるが、くぎを抜く際に、桟木を傷つけて
しまうことも多く、これにより型枠の使用可能回数が減
少するという課題もある。
【0004】したがって、本発明は、型枠を傷つけるこ
となしに容易に解体することができる型枠接合用くぎを
提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の型
枠接合用くぎは、頭部に、くぎ抜き工具を引っかけるた
めのくぎ抜き部分が設けられていることを特徴とするも
のである。
【0006】本願請求項2に記載の型枠接合用くぎは、
前記請求項1のくぎにおいて、くぎ抜き部分が、長さ方
向軸線と同心に頭部から延びた延長部と、延長部の先端
に設けられた拡径部とを有していることを特徴とするも
のである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して、本発明の好
ましい実施の形態に係る型枠接合用くぎについて説明す
る。図1において全体として参照符号10で示される本
発明の好ましい実施の形態に係る型枠接合用くぎは、軸
部12と、軸部12の一端に設けられた頭部14と、軸
部12の他端に設けられた尖った先端部16とを有して
いる。軸部12、頭部14、および先端部16は、鋼等
のような金属材料で一体に形成されており、このような
形態は、通常のくぎと同様である。
【0008】型枠接合用くぎ10の頭部14には、バー
ル等のくぎ抜き工具を引っかけるためのくぎ抜き部分1
8が設けられている。くぎ抜き部分18は、図1に示さ
れるように、型枠接合用くぎ10の長さ方向軸線と同心
に頭部14から延びた延長部18aと、延長部18aの
先端に設けられた拡径部18bとを有している。
【0009】なお、くぎ抜き部分18は好ましくは、軸
部12、頭部14、および先端部16と一体に形成され
ている。
【0010】以上のように構成された型枠接合用くぎ1
0の使用法について説明する。型枠を組み立てる際に
は、通常のくぎのように、ハンマーを用いて桟木に打ち
込む。この際、くぎ抜き部分18の延長部18aがくぎ
10の長さ方向軸線と同心に設けられているで、くぎに
偏心力が加えられて曲がることがない。くぎ10を打ち
込み終えると、くぎ抜き部分18が桟木から外方に突出
した状態となる。この場合、くぎ抜き部分18が桟木の
側方に(即ち、型枠パネルの面と略平行に)突出するた
め、くぎ抜き部分18が邪魔になることはない。型枠を
解体する際には、図3に示されるように、くぎ抜き部分
18に、バール等のくぎ抜き工具を引っかけ、矢印で示
されるように力を加えると、くぎ10は容易に抜ける。
【0011】本発明は、以上の発明の実施の形態に限定
されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範
囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範
囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0012】たとえば、前記実施の形態では、拡径部分
18bが円形であるものとして図示されているが、矩形
等の他の形状を有するものでもよい。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、型枠からくぎを容易に
抜くことができるので、型枠解体作業を効率的に実施す
ることができる。また、くぎを抜く際に、桟木を傷つけ
ることがないので、普通のくぎを使用した場合と比較し
て、型枠を使用回数を多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態に係る型枠接合用
くぎを示した正面図である。
【図2】図1の線2−2に沿った横断面図である。
【図3】図1に示したくぎが打ち込まれている型枠から
くぎを抜こうとしている状態を示した図である。
【図4】従来の木製型枠の接合方法を示した図である。
【符号の説明】 10 型枠接合用くぎ 12 軸部 14 頭部 16 先端部 18 くぎ抜き部分 18a 延長部 18b 拡径部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 栄 北海道札幌市北区屯田7条9丁目7−6 Fターム(参考) 2E177 JA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸部、軸部の一端に設けられた頭部、お
    よび軸部の他端に設けられた尖った先端部を有する型枠
    接合用くぎにおいて、 頭部に、くぎ抜き工具を引っかけるためのくぎ抜き部分
    が設けられていることを特徴とする型枠接合用くぎ。
  2. 【請求項2】 くぎ抜き部分が、長さ方向軸線と同心に
    頭部から延びた延長部と、延長部の先端に設けられた拡
    径部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の
    型枠接合用くぎ。
JP29098499A 1999-10-13 1999-10-13 型枠接合用くぎ Pending JP2001107928A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2399400A (en) * 2003-03-12 2004-09-15 Stephen George Dalton A pin having a formation to aid insertion and withdrawal
JP2021092052A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 有限会社福島型枠研究所 型枠パネル連結具

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JP2021092052A (ja) * 2019-12-09 2021-06-17 有限会社福島型枠研究所 型枠パネル連結具
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