JP2000328565A - 杭装着部材 - Google Patents

杭装着部材

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Publication number
JP2000328565A
JP2000328565A JP11140474A JP14047499A JP2000328565A JP 2000328565 A JP2000328565 A JP 2000328565A JP 11140474 A JP11140474 A JP 11140474A JP 14047499 A JP14047499 A JP 14047499A JP 2000328565 A JP2000328565 A JP 2000328565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pile
mounting member
tip
rear end
installation member
Prior art date
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Pending
Application number
JP11140474A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Saito
貢 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUGARU KOGYO KK
Original Assignee
TSUGARU KOGYO KK
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Publication date
Application filed by TSUGARU KOGYO KK filed Critical TSUGARU KOGYO KK
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  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】硬い地面であっても先端部を破損等させること
なく杭とする部材を打ち込み可能とすると共に、該部材
のそのままの再利用を可能とする杭装着部材を提供す
る。 【解決手段】金属から形成した先細りする角錐キャップ
状の先端部装着部材10を棒部材1の先端部に取り付け
る。該先端部装着部材10は例えば各面を、あるいは隣
接する二面二組等をそれぞれ別個に形成し、これらを溶
接して一体化することにより作製することができる。杭
後端部には後端部装着部材20を取り付けることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は杭装着部材に関し、
更に詳しくは、例えば木製の棒、柱等の先端部に装着し
て該棒等を杭とする杭装着部材に関する。
【0002】
【従来の技術】木製の杭は例えば仮設簡易柵を設ける場
合の支柱等、種々の目的で用いられている。かかる杭の
先端部は地面への打ち込みを容易にすべく先細り形状と
され、該杭は一般的に後端部(頭部)を木製ハンマー機
械等によって叩き付けることにより、地面に立設され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、地面が
圧縮されるなどして硬い場合、従来の杭では全く打ち込
めなかったり、あるいは先端部が途中でつぶれるなどし
て、該杭の打ち込み・立設が困難な場合が多々あった。
この点を改善すべく鉄製の杭を用いると、コストが高く
なるばかりか、該杭に釘等を打ち付けることができない
ため、例えば該杭に横材を付設しての柵等を簡易に形成
することができないといって問題が生じる。また本来再
利用されるべき木製の杭を無理に打ち込むと、該杭の先
端はつぶれたり折れたりしているため、該杭を抜き、他
の場所で杭としてそのまま再利用することはできなかっ
た。
【0004】本発明の目的は、硬い地面であっても先端
部を破損等させることなく杭とする部材を打ち込み可能
とすると共に、該部材のそのままの再利用を可能とする
杭装着部材を提供することにある。
【0005】
【課題を解決しようとする手段】本発明によれば、杭と
する部材の先端部に装着する先端部装着部材を備え、該
先端部装着部材が先細りする円錐又は角錐キャップ状の
ものであることを特徴とする杭装着部材が提供される。
【0006】ここで杭とする部材には、杭、棒、パイ
プ、角材、丸太等を含み、先端形状は先細りしていても
していなくても良い。
【0007】本発明では円錐キャップ状又は角錐キャッ
プ状の先端部装着部材を杭とする部材の先端部に取り付
けることにより、該先端部の強度を高めることができ、
先細り加工されていない部材先端部にあっては該部材に
打ち込み可能な先細り形状を付与する。
【0008】杭とする部材は主として木製のものを対象
とするが、これに限定するものではなく、例えば樹脂製
等のものであってもよい。
【0009】本発明では、前記先端部装着部材を打ち込
みによって先端がつぶれない程度の強度を有する金属製
又は樹脂製とすることが望ましい。
【0010】また、本発明の杭装着部材では、杭とする
部材の後端部に装着する後端部装着部材を備えることが
できる。該後端部装着部材によって部材後端部の割れ・
欠け等を確実に防止することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて説明する。
【0012】図1及び図2は本発明に係る杭装着部材の
先端部装着部材10及び後端部装着部材20をそれぞれ
示す斜視図であり、図3は該杭装着部材の使用状態説明
図である。
【0013】先端部装着部材10は金属から形成した先
細りする断面正方形状の角錐キャップ状のものであり、
基端側の角筒部分10'と先端側の角錐部分10"とに区
分される。角筒部分10'の各面には内側に突出する凸
部11が設けられる。該先端部装着部材10は全体を一
体形成できる他、適宜分割形成した部位を溶接等により
一体化して作製することもできる。後者の分割態様とし
ては、角筒部分10'−角錐部分10"、上半部−下半
部、(角筒部分10'及び角錐部分10"に亘る)各面あ
るいは隣接する二面二組等を挙げることができる。
【0014】また参照番号12は、先端部装着部材10
を図3に示すように杭1の先端部に取り付けた後に釘止
めを行うための釘孔である。
【0015】後端部装着部材20は、先端部装着部材1
0の角筒部分10'の断面形状と実質同一な正方形状の
基面21と、該基面21の四辺から枠状に立ち上がる側
枠部22とから成る。基面21の中央には釘孔23が穿
設される。
【0016】そして図3に示すように、木製で断面正方
形状の棒部材1の一端に先端部装着部材10が、他端に
後端部装着部材20がそれぞれ取り付けられる。この
際、棒部材1は先端部装着部材10の角筒部分10'に
実質受け入れられ、ここで凸部11が杭表面を押し付け
て簡易な抜け止めの役割を果たし、更に釘孔12から釘
止めを行うことにより、抜け止めが強化される。かかる
取り付けには貼着テープ、接着剤等を用いることは任意
である。
【0017】以上の実施例では断面正方形の棒部材1に
適用する例を挙げたが、杭断面は円形、長方形、多角形
であってもよく、その場合、先端部装着部材及び後端部
装着部材はそれに適合するよう形成される。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る杭装着
部材では、杭とする部材の先端部に円錐キャップ状又は
角錐キャップ状の先端部装着部材を取り付けることによ
り、該部材先端部の強度を高めることができ、これによ
って例えば硬い地面に対して釘打ち可能な木製部材を確
実に打ち込むことができるようになる。また従来のよう
に部材先端が打ち込み初期あるいは途中でつぶれたりす
ることがないため、後に該部材を抜き、該部材を他の場
所で全く同様に再利用することができる。更に後端部装
着部材を部材後端部に取り付ければ該部材の保護が一層
確実となり、該部材の長期にわたる繰り返し使用が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る杭装着部材における先端部装着部
材の斜視図である。
【図2】杭装着部材の後端部装着部材の斜視図である。
【図3】本発明に係る杭装着部材の使用状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1 棒部材 10 先端部装着部材 10' 角筒部分 10" 角錐部分 11 凸部 12 釘孔 20 後端部装着部材 21 基面 22 側枠部 23 釘孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 杭とする部材の先端部に装着する先端部
    装着部材を備え、該先端部装着部材が先細りする円錐又
    は角錐キャップ状のものであることを特徴とする杭装着
    部材。
  2. 【請求項2】 前記先端部装着部材が金属製又は樹脂製
    のものである請求項1に記載の杭装着部材。
  3. 【請求項3】 前記杭とする部材の後端部に装着する後
    端部装着部材を備える請求項1又は請求項2に記載の杭
    装着部材。
JP11140474A 1999-05-20 1999-05-20 杭装着部材 Pending JP2000328565A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102383425A (zh) * 2011-11-02 2012-03-21 上海中技桩业股份有限公司 一体式混凝土桩尖及其制备方法
CN102619217A (zh) * 2012-03-10 2012-08-01 张振华 一种水下淤泥桩柱
JP2016041886A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 清水建設株式会社 杭基礎構造

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