JP2001107864A - 密閉型圧縮機 - Google Patents

密閉型圧縮機

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JP2001107864A
JP2001107864A JP28651399A JP28651399A JP2001107864A JP 2001107864 A JP2001107864 A JP 2001107864A JP 28651399 A JP28651399 A JP 28651399A JP 28651399 A JP28651399 A JP 28651399A JP 2001107864 A JP2001107864 A JP 2001107864A
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JP
Japan
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oil
crankshaft
cylinder
muffler
suction muffler
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JP28651399A
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English (en)
Inventor
Akio Yagi
章夫 八木
Ichiro Kita
一朗 喜多
Ikutomo Umeoka
郁友 梅岡
Junta Kawabata
淳太 川端
Shuhei Sugimoto
修平 杉本
Kenji Kaneshiro
賢治 金城
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 密閉型圧縮機に関し、エネルギー効率の向上
を図る。 【解決手段】 クランクシャフト10の下端から上部に
連通するオイル流路19と、オイル流路19のクランク
シャフト10上部に開口されたオイル排出口19aと、
シリンダー7の横に設けられ、クランクシャフト10方
向に下向き傾斜の天面20aを有する吸入マフラー20
とからなり、オイル排出口19aから排出されたオイル
13が吸入マフラー20の天面の傾斜部に当たると、オ
イル13は斜め上方に跳ねて、吸入マフラー20の表面
に付着するオイル13量が低減される。これにより、吸
入マフラー20の受熱を防止し、吸入マフラー20内で
の冷媒ガスの受熱を防止し、高い密度でシリンダー7内
に供給することで効率が向上できる。さらに、吸入マフ
ラー20で飛散したオイル13が密閉容器1で冷却さ
れ、温度の高いオイル13を摺動部に供給し信頼性が向
上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置等に
使用される密閉型圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵装置等に使用される密閉型圧縮
機はエネルギー効率が高いことに加えて、運転による騒
音が低いことが求められている。
【0003】そこで、シリンダー内に冷凍サイクルから
戻る温度の低い冷媒ガスを吸い込ませると共に、騒音低
減を図るものとして、例えば特開平4−219481号
公報に示されるような密閉型圧縮機がある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の密閉
型圧縮機の一例を説明する。
【0005】図9は従来の密閉型圧縮機の正面方向の縦
断面図で、図10は従来の密閉型圧縮機の側面方向の縦
断面図で、図11は従来の密閉型圧縮機の図10のA−
A矢視断面図で、図12は従来の密閉型圧縮機のシリン
ダー部の要部断面図である。
【0006】図9、図10、図11、図12において、
1は密閉容器で、2は電動圧縮要素で、上方部に機械部
3、下方部にモーター部4が位置するようにコイルばね
5にて密閉容器1に弾性支持されている。機械部3は、
ブロック6と一体に設けられたシリンダー7、シリンダ
ーヘッド8、ピストン9、クランクシャフト10、コン
ロッド11、ベアリング12等により構成されている。
13はオイルで、密閉容器1の下部に貯溜している。1
4はバルブプレートであり、吸入孔14aを有しシリン
ダー7の端面に配設されている。吸入孔14aはシリン
ダー7内と連通している。
【0007】15は吸入マフラーで、16は一端がシリ
ンダーヘッド8に挿入され、他端が吸入マフラー15内
に開口部を有するマフラー出口流路である。17は密閉
容器1に固定された吸入管、18は吸入マフラー15と
吸入管17を連通させる密着コイルバネである。19は
クランクシャフト10の下端から上端に連通するオイル
流路で、19aはオイル流路19のクランクシャフト1
0上端に開口されたオイル排出口である。
【0008】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
【0009】図9、図10、図11、図12において、
冷凍サイクル(図示せず)から密閉型圧縮機に戻ってき
た冷媒ガスは吸入管17、密着コイルバネ18を通り吸
入マフラー15内に吸入開放される。次に吸入マフラー
15内に開放された冷媒ガスはマフラー出口流路16か
ら吸入孔14aを通りシリンダー7内へ吸入される。こ
のため、冷凍サイクルから戻ってきた温度の低い冷媒ガ
スは密閉容器1内の高温の冷媒ガスと混ざることなくシ
リンダー7内へ吸入され、冷媒ガス密度を高くすること
で冷媒循環量が大きくなり効率を向上させる。
【0010】一方、シリンダー7内で発生した圧力脈動
は吸入マフラー15の空間により減衰されることで騒音
を低減する。
【0011】また、クランクシャフト10が回転するこ
とにより、オイル13はクランクシャフト10のオイル
流路19を上昇しオイル排出口19aから排出される。
この一部はシリンダー7とピストン9に飛着し摺動部を
潤滑すると共に冷却を行う。そしてオイル排出口19a
から排出されるオイル13の多くは密閉容器1に飛着し
て、クランクシャフト10のオイル流路19を上昇する
際に得た熱を密閉容器1との熱交換により放熱し、オイ
ル13は冷却される。これにより、冷媒ガスの圧縮やモ
ーター部4で発生した熱が密閉容器1にこもるのを防止
し、機械部3の温度上昇を防止することでシリンダー7
内に吸入される冷媒ガス温度上昇による効率低下を防止
すると共に、オイル13の粘度低下を防止することで信
頼性を向上させる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、クランクシャフト10のオイル流路19を
上昇しオイル排出口19aから排出されたオイル13が
吸入マフラー15に降りかかり、吸入マフラー15がオ
イル13で加熱され温度が上昇する。そのため冷凍シス
テムから密閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸
入マフラー15内で加熱され、冷媒ガス温度の上昇に伴
うガス密度低下により高い効率が得られない可能性があ
った。
【0013】また、吸入マフラー15に飛着したオイル
13はさらにブロック6を伝わって流れるため温度が上
昇し、オイル13の粘度低下による摺動部の信頼性低下
の可能性があった。
【0014】本発明は従来の課題を解決するもので、吸
入マフラーに降りかかるオイルを跳ね返すことで、吸入
マフラーがオイルによって加熱されるのを防止すると共
に、吸入マフラーで跳ね返されたオイルは密閉容器に飛
着して密閉容器と熱交換されて冷却される。
【0015】これにより吸入マフラーの温度上昇を防止
して高い効率を得ると共に、オイルの粘度低下を防止し
て高い信頼性の得られる密閉型圧縮機を提供することを
目的とする。
【0016】また、上記従来の構成は、クランクシャフ
ト10のオイル流路19を上昇しオイル排出口19aか
ら排出されたオイル13が吸入マフラー15に降りかか
り、そのオイル13がさらに吸入マフラー15の側面を
流れることで吸入マフラー15の側面がオイル13で加
熱されて温度が上昇する。そのため冷凍システムから密
閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラー
15内全体で加熱され、冷媒ガス温度の上昇に伴うガス
密度低下により高い効率が得られない可能性があった。
【0017】本発明の他の目的は、吸入マフラーに降り
かかったオイルが吸入マフラー側面に流れるのを防止す
る。これにより吸入マフラー側面の温度上昇を防止して
高い効率の得られる密閉型圧縮機を提供することであ
る。
【0018】また、上記従来の構成は、クランクシャフ
ト10のオイル流路19を上昇しオイル排出口19aか
ら排出されシリンダーヘッド8に降りかかったオイル1
3がマフラー出口流路16を伝わって吸入マフラー15
に流れ、マフラー出口流路16や吸入マフラー15がオ
イル13で加熱され温度が上昇する。そのため冷凍シス
テムから密閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸
入マフラー15やマフラー出口流路16内で加熱され
て、冷媒ガス温度の上昇に伴うガス密度低下により高い
効率が得られない可能性があった。
【0019】本発明の他の目的は、シリンダーヘッドに
降りかかったオイルがマフラー出口流路を伝わって吸入
マフラーに流れるのを防止する。これにより吸入マフラ
ーやマフラー出口流路の温度上昇を防止して、高い効率
の得られる密閉型圧縮機を提供することである。
【0020】また、上記従来の構成は、クランクシャフ
ト10のオイル流路19を上昇しオイル排出口19aか
ら排出されたオイル13が吸入マフラー15に降りかか
り、そのオイル13は吸入マフラー表面に広がり、広い
範囲で吸入マフラー15がオイル13により加熱され温
度が上昇する。そのため冷凍システムから密閉型圧縮機
に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラー15内で加
熱され、冷媒ガス温度の上昇に伴うガス密度低下により
高い効率が得られない可能性があった。
【0021】本発明の他の目的は、吸入マフラーに降り
かかるオイルが吸入マフラー表面に広がるのを防止する
と共に、吸入マフラーがオイルから加熱されるのを防止
する。これにより吸入マフラーの温度上昇を防止して、
高い効率の得られる密閉型圧縮機を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、密閉容器と、鉛直方向下側に位置し動力源
であるモーター部と、モーター部上側でモーター部によ
り駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリンダ
ー、シリンダーヘッド等の機械部と、クランクシャフト
の下端から上部に連通するオイル流路と、オイル流路の
クランクシャフト上部に開口されたオイル排出口と、シ
リンダーの横に設けられ、クランクシャフト方向に下向
き傾斜の天面を有する吸入マフラーとから構成されてい
る。
【0023】これにより、吸入マフラーがオイルによっ
て加熱されるのを防止することで効率を向上させると共
に、オイルを密閉容器で冷却することで、オイルの粘度
低下を防止し信頼性を向上させることができる。
【0024】また、本発明は、鉛直方向下側に位置し動
力源であるモーター部と、モーター部上側でモーター部
により駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリ
ダー、シリンダーヘッド等の機械部と、クランクシャフ
トの下端から上部に連通するオイル流路と、オイル流路
のクランクシャフト上部に開口されたオイル排出口と、
シリンダーの横に設けられ、天面部の外周が側面より張
り出たつばを有する吸入マフラーとから構成されてい
る。
【0025】これにより、吸入マフラーに降りかかった
オイルが吸入マフラー側面を流れるのを防止することで
効率を向上させることができる。
【0026】また、本発明は、鉛直方向下側に位置し動
力源であるモーター部と、モーター部上側でモーター部
により駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリ
ンダー、シリンダーヘッド等の機械部と、クランクシャ
フトの下端から上部に連通するオイル流路と、オイル流
路のクランクシャフト上部に開口されたオイル排出口
と、シリンダーの横に設けられた吸入マフラーと、一端
がシリンダーヘッドに挿入されたヘッド挿入部と、他端
が吸入マフラー内に連通するマフラー開口部を有し、ヘ
ッド挿入部がマフラー開口部より鉛直方向下向きに傾斜
したマフラー出口流路とから構成されている。
【0027】これにより、シリンダーヘッドに降りかか
ったオイルがマフラー出口流路を伝わって吸入マフラー
に流れるのを防止することで効率を向上させることがで
きる。
【0028】また、本発明は、密閉容器と、鉛直方向下
側に位置し動力源であるモーター部と、モーター部上側
でモーター部により駆動されるクランクシャフトと、ピ
ストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械部と、
クランクシャフトの下端から上部に連通するオイル流路
と、オイル流路のクランクシャフト上部に開口されたオ
イル排出口と、シリンダーの横に設けられ、表面を撥水
性材料で形成した吸入マフラーとから構成されている。
【0029】これにより、吸入マフラーに降りかかった
オイルが吸入マフラー表面に広がるのを防止すると共
に、吸入マフラーがオイルから加熱されるのを防止する
ことで効率を向上させることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉容器と、鉛直方向下側に位置し動力源であるモ
ーター部と、前記モーター部上側で前記モーター部によ
り駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリンダ
ー、シリンダーヘッド等の機械部と、前記クランクシャ
フトの下端から上部に連通するオイル流路と、前記オイ
ル流路の前記クランクシャフト上部に開口されたオイル
排出口と、前記シリンダーの横に設けられ、前記クラン
クシャフト方向に下向き傾斜の天面を有する前記吸入マ
フラーとからなり、クランクシャフトのオイル流路を上
昇しオイル排出口から排出されたオイルが吸入マフラー
の天面の傾斜部に当たると、オイルは斜め上方に跳ね
る。これにより吸入マフラーの表面に付着するオイル量
が低減されて吸入マフラーがオイルによって加熱される
のを防止することができる。そのため冷凍システムから
密閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラ
ー内で加熱されることなく、高い密度でシリンダー内に
供給できて高い効率が得られるという作用を有する。
【0031】さらに、吸入マフラーに当たり跳ねたオイ
ルは密閉容器に飛着して密閉容器との熱交換で冷却され
た後密閉容器下部に貯溜する。この粘度の高いオイルを
摺動部に供給することで高い信頼性が得られるという作
用を有する。
【0032】請求項2に記載の発明は、鉛直方向下側に
位置し動力源であるモーター部と、前記モーター部上側
で前記モーター部により駆動されるクランクシャフト
と、ピストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械
部と、前記クランクシャフトの下端から上部に連通する
オイル流路と、前記オイル流路の前記クランクシャフト
上部に開口されたオイル排出口と、前記シリンダーの横
に設けられ、天面部につばを有する吸入マフラーとから
なり、クランクシャフトのオイル流路を上昇しオイル排
出口から排出されたオイルが吸入マフラーに降りかか
る。その後そのオイルは吸入マフラーの天面を流れて天
面部のつばより滴下する。これにより、吸入マフラーに
降りかかったオイルが吸入マフラー側面を流れるのを防
止でき、吸入マフラーの側面がオイルによって加熱され
るのを防止することができる。そのため冷凍システムか
ら密閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフ
ラー内の側面で加熱されることなく、高い密度でシリン
ダー内に供給できて高い効率が得られるという作用を有
する。
【0033】請求項3に記載の発明は、鉛直方向下側に
位置し動力源であるモーター部と、前記モーター部上側
で前記モーター部により駆動されるクランクシャフト
と、ピストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械
部と、前記クランクシャフトの下端から上部に連通する
オイル流路と、前記オイル流路の前記クランクシャフト
上部に開口されたオイル排出口と、前記シリンダーの横
に設けられた吸入マフラーと、一端が前記シリンダーヘ
ッドに挿入されたヘッド挿入部と、他端が前記吸入マフ
ラー内に連通するマフラー開口部を有し、前記ヘッド挿
入部が前記マフラー開口部より鉛直方向下向きに傾斜し
たマフラー出口流路とからなり、クランクシャフトのオ
イル流路を上昇しオイル排出口から排出されシリンダー
ヘッドに降りかかったオイルはシリンダーヘッド側面を
流れ、マフラー出口流路に達する。その際、マフラー出
口流路はヘッド挿入部がマフラー開口部より鉛直方向下
向きに傾斜しているためにオイルはマフラー出口流路に
流れることなくシリンダーヘッドから滴下する。これに
より、マフラー出口流路や吸入マフラーがシリンダーヘ
ッドからのオイルによって加熱されるのを防止すること
ができる。そのため冷凍システムから密閉型圧縮機に戻
ってきた低温の冷媒ガスはマフラー出口流路や吸入マフ
ラー内で加熱されることなく、高い密度でシリンダー内
に供給できて高い効率が得られるという作用を有する。
【0034】請求項4に記載の発明は、密閉容器と、鉛
直方向下側に位置し動力源であるモーター部と、前記モ
ーター部上側で前記モーター部により駆動されるクラン
クシャフトと、ピストン、シリンダー、シリンダーヘッ
ド等の機械部と、前記クランクシャフトの下端から上部
に連通するオイル流路と、前記オイル流路の前記クラン
クシャフト上部に開口されたオイル排出口と、前記シリ
ンダーの横に設けられ、表面を撥水性のある材料で形成
した吸入マフラーとからなり、クランクシャフトのオイ
ル流路を上昇しオイル排出口から排出されたオイルが吸
入マフラーに降りかかるが、吸入マフラー表面は撥水加
工されているためにオイルは吸入マフラー表面に広がる
ことなく吸入マフラーより滴下させることができる。そ
のためオイルと吸入マフラーの接触面積が低減され、吸
入マフラーの全面でオイルによって加熱されるのを防止
することができる。それによって冷凍システムから密閉
型圧縮機に戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラー内
で加熱されることなく、高い密度でシリンダー内に供給
できて高い効率が得られるという作用を有する。
【0035】
【実施例】以下、本発明の密閉型圧縮機の実施の形態に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0036】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る密閉型圧縮機の正面方向の縦断面図で、図2は同実施
例のB−B矢視断面図を示す。
【0037】図1、図2において、20はシリンダー7
の横に設けられ、クランクシャフト10方向に下向き傾
斜の天面20aを有する吸入マフラーである。
【0038】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
【0039】クランクシャフト10のオイル流路19を
上昇しオイル排出口19aから排出されたオイル13が
吸入マフラー20の天面20aの傾斜部に当たると、オ
イル13は斜め上方に跳ねる。これにより吸入マフラー
20の表面に付着するオイル13量が低減されて吸入マ
フラー20がオイル13によって加熱されるのを防止す
ることができる。
【0040】そのため冷凍システムから密閉型圧縮機に
戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラー20内で加熱
されることなく、高い密度でシリンダー7内に供給で
き、高い効率を得ることができる。
【0041】さらに、吸入マフラー20に当たり跳ねた
オイル13は密閉容器1に飛着して密閉容器1との熱交
換で冷却され密閉容器1下部に貯溜する。この粘度の高
いオイル13を摺動部に供給することで高い信頼性を得
ることができる。
【0042】また、吸入マフラー20が多面化すること
で剛性がアップし吸入マフラー20の面の共振を防止で
き、騒音が低減できる。
【0043】その上、吸入マフラー20の剛性がアップ
したことにより、輸送時に密閉容器1に吸入マフラー2
0が当たることによって起こる吸入マフラー20の破損
が防止できる。
【0044】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の横に設けられ、クランクシャフト10方
向に下向き傾斜の天面20aを有する吸入マフラー20
で構成されているので、吸入マフラー20がオイル13
によって加熱されるのを防止することで効率を向上させ
ると共に、オイル13を密閉容器1で冷却することで、
オイル13の粘度低下を防止し信頼性を向上させること
ができる。
【0045】尚、本実施例においてシリンダー7の横に
設けられ、クランクシャフト10方向に下向き傾斜の天
面20aを有する吸入マフラー20のとしたが、例えば
吸入マフラー20とクランクシャフト10の間にクラン
クシャフト10方向に下向きの傾斜を有する壁を設ける
ことで、同様にオイル13を密閉容器1で冷却でき、吸
入マフラー20の表面に付着するオイル13量をさらに
低減できて同様の効果を得ることができる。
【0046】(実施例2)図3は本発明の実施例2によ
る密閉型圧縮機の正面方向の縦断面図で、図4は同実施
例のC−C矢視断面図を示す。
【0047】図3、図4において、21はシリンダー7
の横に設けられ、天面部につば21aを有する吸入マフ
ラーである。
【0048】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
【0049】クランクシャフト10のオイル流路19を
上昇しオイル排出口19aから排出されたオイル13が
吸入マフラー21に降りかかる。その後そのオイル13
は吸入マフラー21の天面を流れて天面部のつば21a
より滴下する。これにより、吸入マフラー21に降りか
かったオイル13が吸入マフラー21側面を流れるのを
防止でき、吸入マフラー21の側面がオイル13によっ
て加熱されるのを防止することができる。
【0050】そのため冷凍システムから密閉型圧縮機に
戻ってきた低温の冷媒ガスは吸入マフラー21内の側面
で加熱されることなく、高い密度でシリンダー7内に供
給でき、高い効率を得ることができる。
【0051】また、つば21aが密閉容器1との当たり
止めとなり、過負荷運転時の停止時に発生する密閉容器
1とブロック6の衝突音を防止できる。
【0052】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の横に設けられ、天面部につば21aを有
する吸入マフラー21で構成されているので、吸入マフ
ラー21に降りかかったオイル13が吸入マフラー21
側面を流れるのを防止することで効率を向上させること
ができる。
【0053】(実施例3)図5は本発明の実施例3によ
る密閉型圧縮機の正面方向の縦断面図で、図6は同実施
例のD−D矢視断面図を示す。
【0054】図5、図6において、ピストン9、シリン
ダー7、シリンダーヘッド22等の機械部3、19はク
ランクシャフト10の下端から上部に連通するオイル流
路、19aはオイル流路19のクランクシャフト10上
部に開口されたオイル排出口、23はシリンダー7の横
に設けられた吸入マフラー、24は一端がシリンダーヘ
ッド22に挿入されたヘッド挿入部24aと、他端が吸
入マフラー23内に連通するマフラー開口部24bを有
し、ヘッド挿入部24aがマフラー開口部24bより鉛
直方向下側となるように傾斜したマフラー出口流路であ
る。
【0055】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
【0056】クランクシャフト10のオイル流路19を
上昇しオイル排出口19aから排出されシリンダーヘッ
ド22に降りかかったオイル13はシリンダーヘッド2
2側面を流れ、マフラー出口流路24に達する。その
際、マフラー出口流路24はヘッド挿入部24aがマフ
ラー開口部24bより鉛直方向下向きに傾斜しているた
めにオイル13はマフラー出口流路24に流れることな
くシリンダーヘッド22から滴下する。
【0057】これにより、マフラー出口流路24や吸入
マフラー23がシリンダーヘッド22からのオイル13
によって加熱されるのを防止することができる。そのた
め冷凍システムから密閉型圧縮機に戻ってきた低温の冷
媒ガスはマフラー出口流路24や吸入マフラー23内で
加熱されることなく、高い密度でシリンダー7内に供給
でき、高い効率を得ることができる。
【0058】また、吸入マフラー23内に冷媒ガスと共
に吸い込まれたミスト状のオイル13がマフラー出口流
路24内壁面に付着した際、マフラー出口流路24が傾
斜しているために付着オイル13をシリンダーヘッド2
2へと流してシリンダー7内に給油できる。これによっ
て、ピストン9とシリンダー7の潤滑やシール性を向上
できる。
【0059】さらに、マフラー出口流路24がシリンダ
ーヘッド22方向に傾斜している上にヘッド挿入部24
aがマフラー開口部24bよりシリンダーヘッド22に
近い分温度が高いために、吸入マフラー23内の冷媒ガ
スは密度差が生じ自重でシリンダーヘッド22に流れ込
むことにより、効率が向上できる。
【0060】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
ピストン9、シリンダー7、シリンダーヘッド22等の
機械部3と、クランクシャフト10の下端から上部に連
通するオイル流路19と、オイル流路19のクランクシ
ャフト10上部に開口されたオイル排出口19aと、シ
リンダー7の横に設けられた吸入マフラー23と、一端
がシリンダーヘッド22に挿入されたヘッド挿入部24
aと、他端が吸入マフラー23内に連通するマフラー開
口部24bを有し、ヘッド挿入部24aがマフラー開口
部24bより鉛直方向下向きに傾斜したマフラー出口流
路24で構成されているので、シリンダーヘッド22に
降りかかったオイル13がマフラー出口流路24を伝わ
って吸入マフラー23に流れるのを防止することで効率
を向上させることができる。
【0061】(実施例4)図7は本発明の実施例3によ
る密閉型圧縮機の正面方向の縦断面図で、図8は同実施
例のE−E矢視断面図を示す。
【0062】図7、図8において、25はシリンダー7
の横に設けられ、表面を撥水性材料としてテフロンで形
成した吸入マフラーである。
【0063】以上のように構成された密閉型圧縮機につ
いて、以下その動作を説明する。
【0064】クランクシャフト10のオイル流路19を
上昇しオイル排出口19aから排出されたオイル13が
吸入マフラー25に降りかかるが、吸入マフラー25表
面は撥水加工されているためにオイル13は吸入マフラ
ー25表面に広がることなく吸入マフラー25より滴下
させることができる。
【0065】そのため、オイル13と吸入マフラー25
の接触面積が低減され、吸入マフラー25の全面がオイ
ル13によって加熱されるのを防止することができる。
それによって冷凍システムから密閉型圧縮機に戻ってき
た低温の冷媒ガスは吸入マフラー25内で加熱されるこ
となく、高い密度でシリンダー7内に供給でき、高い効
率を得ることができる。
【0066】また、吸入マフラー25は材質の異なる材
料で形成されているため、吸入マフラー25内の脈動が
吸入マフラー25表面に伝達するのを低減でき密閉容器
1内の冷媒ガスを加振するのを防止し騒音を低減でき
る。
【0067】以上のように本実施例の密閉型圧縮機は、
シリンダー7の横に設けられ、表面を撥水性材料として
テフロンで形成した吸入マフラー25で構成されている
ので、吸入マフラー25に降りかかったオイル13が吸
入マフラー25表面に広がるのを防止すると共に、吸入
マフラー25がオイル13から加熱されるのを防止する
ことで効率を向上させることができる。
【0068】尚、本実施例において表面を撥水性のある
材料で形成した吸入マフラーとしたが、断熱性のある材
料で形成しても同様の効果を得ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明は、密閉容器と、鉛直方向下側に位置し動力源である
モーター部と、モーター部上側でモーター部により駆動
されるクランクシャフトと、ピストン、シリンダー、シ
リンダーヘッド等の機械部と、クランクシャフトの下端
から上部に連通するオイル流路と、オイル流路のクラン
クシャフト上部に開口されたオイル排出口と、シリンダ
ーの横に設けられ、クランクシャフト方向に下向き傾斜
の天面を有する吸入マフラーとから構成されているの
で、吸入マフラーがオイルによって加熱されるのを防止
することで効率を向上させると共に、オイルを密閉容器
で冷却することで、オイルの粘度低下を防止し信頼性を
向上させることができる。
【0070】また、請求項2に記載の発明は、鉛直方向
下側に位置し動力源であるモーター部と、モーター部上
側でモーター部により駆動されるクランクシャフトと、
ピストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械部
と、クランクシャフトの下端から上部に連通するオイル
流路と、オイル流路のクランクシャフト上部に開口され
たオイル排出口と、シリンダーの横に設けられ、天面部
につばを有する吸入マフラーとから構成されているの
で、吸入マフラーに降りかかったオイルが吸入マフラー
側面を流れるのを防止することで効率を向上させること
ができる。
【0071】また、請求項3に記載の発明は、鉛直方向
下側に位置し動力源であるモーター部と、モーター部上
側でモーター部により駆動されるクランクシャフトと、
ピストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械部
と、クランクシャフトの下端から上部に連通するオイル
流路と、オイル流路のクランクシャフト上部に開口され
たオイル排出口と、シリンダーの横に設けられた吸入マ
フラーと、一端がシリンダーヘッドに挿入されたヘッド
挿入部と、他端が吸入マフラー内に連通するマフラー開
口部を有し、ヘッド挿入部がマフラー開口部より鉛直方
向下向きに傾斜したマフラー出口流路とから構成されて
いるので、シリンダーヘッドに降りかかったオイルがマ
フラー出口流路を伝わって吸入マフラーに流れるのを防
止することで効率を向上させることができる。
【0072】さらに、マフラー出口流路内壁面に付着し
たオイルをシリンダー内に給油して、ピストンとシリン
ダーの潤滑やシール性を向上させることができる。
【0073】請求項4に記載の発明は、密閉容器と、鉛
直方向下側に位置し動力源であるモーター部と、モータ
ー部上側でモーター部により駆動されるクランクシャフ
トと、ピストン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機
械部と、クランクシャフトの下端から上部に連通するオ
イル流路と、オイル流路のクランクシャフト上部に開口
されたオイル排出口と、シリンダーの横に設けられ、表
面を撥水性のある材料で形成した吸入マフラーとから構
成されているので、吸入マフラーに降りかかるオイルが
吸入マフラー表面に広がるのを防止すると共に、吸入マ
フラーがオイルから加熱されるのを防止することで効率
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1による密閉型圧縮機の正面方向の縦断
面図
【図2】同実施例のB−B矢視断面図
【図3】実施例2による密閉型圧縮機の正面方向の縦断
面図
【図4】同実施例のC−C矢視断面図
【図5】実施例3による密閉型圧縮機の正面方向の縦断
面図
【図6】同実施例のD−D矢視断面図
【図7】実施例3による密閉型圧縮機の正面方向の縦断
面図
【図8】同実施例のE−E矢視断面図
【図9】従来の密閉型圧縮機の正面方向の縦断面図
【図10】従来の密閉型圧縮機の側面方向の縦断面図
【図11】従来の密閉型圧縮機の図10のA−A矢視断
面図
【図12】従来の密閉型圧縮機のシリンダー部の要部断
面図
【符号の説明】
1 密閉容器 3 機械部 4 モーター部 7 シリンダー 8 シリンダーヘッド 9 ピストン 10 クランクシャフト 19 オイル流路 19a オイル排出口 20 吸入マフラー 20a 天面 21 吸入マフラー 21a つば 22 シリンダーヘッド 23 吸入マフラー 24 マフラー出口流路 24a ヘッド挿入部 24b マフラー開口部 25 吸入マフラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅岡 郁友 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 川端 淳太 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 杉本 修平 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 金城 賢治 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA02 AB03 AC03 AD00 BA05 BD13 BE08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器と、鉛直方向下側に位置し動力
    源であるモーター部と、前記モーター部上側で前記モー
    ター部により駆動されるクランクシャフトと、ピスト
    ン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械部と、前記
    クランクシャフトの下端から上部に連通するオイル流路
    と、前記オイル流路の前記クランクシャフト上部に開口
    されたオイル排出口と、前記シリンダーの横に設けら
    れ、前記クランクシャフト方向に下向き傾斜の天面を有
    する吸入マフラーとからなる密閉型圧縮機。
  2. 【請求項2】 鉛直方向下側に位置し動力源であるモー
    ター部と、前記モーター部上側で前記モーター部により
    駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリンダ
    ー、シリンダーヘッド等の機械部と、前記クランクシャ
    フトの下端から上部に連通するオイル流路と、前記オイ
    ル流路の前記クランクシャフト上部に開口されたオイル
    排出口と、前記シリンダーの横に設けられ、天面部につ
    ばを有する吸入マフラーとからなる密閉型圧縮機。
  3. 【請求項3】 鉛直方向下側に位置し動力源であるモー
    ター部と、前記モーター部上側で前記モーター部により
    駆動されるクランクシャフトと、ピストン、シリンダ
    ー、シリンダーヘッド等の機械部と、前記クランクシャ
    フトの下端から上部に連通するオイル流路と、前記オイ
    ル流路の前記クランクシャフト上部に開口されたオイル
    排出口と、前記シリンダーの横に設けられた吸入マフラ
    ーと、一端が前記シリンダーヘッドに挿入されたヘッド
    挿入部と、他端が前記吸入マフラー内に連通するマフラ
    ー開口部を有し、前記ヘッド挿入部が前記マフラー開口
    部より鉛直方向下向きに傾斜したマフラー出口流路とか
    らなる密閉型圧縮機。
  4. 【請求項4】 密閉容器と、鉛直方向下側に位置し動力
    源であるモーター部と、前記モーター部上側で前記モー
    ター部により駆動されるクランクシャフトと、ピスト
    ン、シリンダー、シリンダーヘッド等の機械部と、前記
    クランクシャフトの下端から上部に連通するオイル流路
    と、前記オイル流路の前記クランクシャフト上部に開口
    されたオイル排出口と、前記シリンダーの横に設けら
    れ、表面を撥水性のある材料で形成した吸入マフラーと
    からなる密閉型圧縮機。
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