JP2001107017A - ラミネート用接着剤組成物 - Google Patents
ラミネート用接着剤組成物Info
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Abstract
化合物を低減して、その内容物の性能などを損なわせる
ことのない、ラミネート用接着剤組成物を提供するこ
と。 【解決手段】 ポリイソシアネート成分とポリオール成
分とを含み、ポリオール成分中に、ポリエステルポリオ
ールおよび/またはポリエステルポリオールとポリイソ
シアネートとを反応させることによって得られるポリエ
ステルポリウレタンポリオールを含有するラミネート用
接着剤組成物であって、そのラミネート用接着剤によっ
て接着された複合フィルムから、複合フィルムの単位面
積当たり0.5mL/cm2 の水によって抽出された抽
出水中の環状ウレタン化合物の濃度が、ガスクロマトグ
ラフ−水素炎イオン化検出器で測定したジブチルフタレ
ート換算値で、0.5ppb以下にする。
Description
剤組成物、詳しくは、食品、飲料、医薬品および医薬部
外品等の包装材料、あるいは、ハードディスク等の電子
部品の包装材料等、各種の産業分野において使用される
包装材料を製造するために有用なラミネート用接着剤組
成物に関する。
薬部外品等の包装材料、あるいは、ハードディスク等の
電子部品の包装材料等、各種の産業分野において使用さ
れる包装材料として、例えば、プラスチックフィルム、
アルミニウム等の金属箔、金属蒸着フィルム、シリカ蒸
着フィルム等を接着剤を用いてラミネート加工すること
によって得られる複合フィルムが広く使用されている。
ミネート用接着剤としては、ポリイソシアネートと、ポ
リエステルポリオールやポリエステルポリウレタンポリ
オールとを組み合わせて使用する二液反応型のエステル
系ウレタン接着剤が、優れた接着性能を有する等の理由
から最も多く使用されている。
て、包装材料から内容物中に溶出する物質に関する研究
が進み、接着剤から、低分子量化合物が内容物中に溶出
して、この低分子量化合物が、未だその因果関係は明ら
かではないが、内容物が本来有する性能、例えば、食品
や飲料が本来有する臭味や、電子部品が本来有する性能
を損わせる原因の1つとなっている可能性が示唆される
ようになってきている。
もので、その目的とするところは、複合フィルムの内容
物中に溶出する低分子量化合物を低減して、その内容物
が本来有する性能を損なわせることのない、ラミネート
用接着剤組成物を提供することにある。
め、本発明は、ポリイソシアネート成分とポリオール成
分とを含み、ポリオール成分中に、ポリエステルポリオ
ールおよび/またはポリエステルポリオールとポリイソ
シアネートとを反応させることによって得られるポリエ
ステルポリウレタンポリオールを含有するラミネート用
接着剤組成物であって、そのラミネート用接着剤組成物
によって接着された複合フィルムから、複合フィルムの
単位面積当たり0.5mL/cm2 の水によって抽出さ
れた抽出水中の環状ウレタン化合物の濃度が、ガスクロ
マトグラフ−水素炎イオン化検出器で測定したジブチル
フタレート換算値で、0.5ppb以下であることを特
徴としている。
では、ポリエステルポリオール中のの未反応グリコール
が、0.1重量%以下であることが好ましく、ポリオー
ル成分中にポリエステルポリウレタンポリオールを含有
している場合には、そのポリエステルポリウレタンポリ
オールを得るためのポリイソシアネートが、ジシクロヘ
キシルメタン−4,4' −ジイソシアネートおよび/ま
たはジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートで
あることが好ましい。
では、ポリエステルポリオールが、ダイマー酸を含有し
ていることが好ましく、さらには、ポリエステルポリオ
ールが、フタル酸および主鎖炭素数6〜7のグリコール
を含有していることが好ましい。
物は、ポリイソシアネート成分とポリオール成分とを含
んでいる。
レタンの製造に通常用いられるポリイソシアネー卜でよ
く、例えば、ポリイソシアネー卜単量体およびその誘導
体等が挙げられる。
ば、ヘキサメチレンジイソシアネート等の脂肪族ジイソ
シアネート、例えば、3−イソシアネートメチル−3,
5,5−トリメチルシクロヘキシルイソシアネート、ジ
シクロヘキシルメタン−4,4' −ジイソシアネート、
1,3−または1,4−ビス(イソシアネートメチル)
シクロヘキサンもしくはその混合物等の脂環族ジイソシ
アネート、例えば、1,3−または1,4−キシリレン
ジイソシアネートもしくはその混合物、1,3−または
1,4−ビス(1−イソシアネート−1−メチルエチ
ル)ベンゼンもしくはその混合物等の芳香脂肪族ジイソ
シアネート、例えば、2,4−または2,6−トリレン
ジイソシアネートもしくはその混合物、ジフェニルメタ
ン−4,4’−ジイソシアネート等の芳香族ジイソシア
ネー卜等が挙げられる。
としては、例えば、上記したポリイソシアネート単量体
の二量体、三量体などや、例えば、上記したポリイソシ
アネート単量体と、水、多価アルコール、炭酸ガスなど
との反応によりそれぞれ得られる、ビウレット変性体、
アロファネート変性体、オキサジアジントリオン変性体
などが挙げられる。これらポリイソシアネート成分は、
2種以上併用してもよい。
製造に通常用いられるポリオールでよく、好ましくは、
ポリエステルポリオールおよびポリエステルポリウレタ
ンポリオールが挙げられる。
ル化反応、すなわち、多塩基酸と多価アルコールとの縮
合反応や、あるいは、多塩基酸のアルキルエステルと多
価アルコールとのエステル交換反応により得ることがで
きる。
ては、好ましくは、ダイマー酸や、オルトフタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸などのフタル酸もしくはそれ
らのジアルキルエステルまたはそれらの混合物等が挙げ
られる。なお、ダイマー酸は、通常、工業用原料として
入手し得る、主成分が炭素数18の不飽和脂肪酸の2量
体からなるものであって、その他に、モノマー酸および
トリマー酸を含むものである。
は、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオール、
1,7−ヘプタンジオール、1,9−ノナンジオール、
シクロヘキサンジメタノール、3−メチル−1,5−ペ
ンタンジオール、3,3' −ジメチロールヘプタン、2
−メチル−1,8−オクタンジオール等のグリコール、
例えば、グリセリン、トリメチロールプロパン等のトリ
オール、例えば、ジメチロールプロピオン酸、ジメチロ
ールブタン酸等のジメチロールアルカン酸、もしくはそ
れらの混合物が挙げられる。
ち、多塩基酸としては、とりわけ、ダイマー酸およびイ
ソフタル酸が好ましく、また、多価アルコールとして
は、グリコール、さらに、イソフタル酸を使用する場合
には、主鎖にエーテル結合を含まず、主鎖炭素数が6〜
7のグリコール、とりわけ、1,6−ヘキサンジオール
が好ましい。なお、グリコールにおける主鎖とは、2つ
の水酸基に挟まれた分子鎖を指し、主鎖炭素数とは、そ
の分子鎖に存在する炭素の数をいう。
酸、多価アルコールとして、グリコールと1,6−ヘキ
サンジオールが好ましい理由として、ダイマー酸とグリ
コールとの反応で生成するダイマー酸とグリコールの環
状エステル化合物がフィルムを介して溶出しないこと、
また、イソフタル酸と1,6−ヘキサンジオールとの反
応で生成するイソフタル酸2分子と1,6−ヘキサンジ
オール2分子との環状エステル化合物がフィルムを介し
て溶出しにくいことが挙げられる。
が5以下のグリコールとを反応させると、イソフタル酸
2分子とグリコール2分子との環状エステル化合物を生
成して、この環状エステル化合物がフィルムを介して溶
出する場合があり、また、イソフタル酸と主鎖炭素数が
8以上のグリコールとを反応させると、イソフタル酸1
分子とグリコール1分子との環状エステル化合物を生成
して、この環状エステル化合物がフィルムを介して溶出
する場合がある。そのため、より具体的には、ダイマー
酸と上記したグリコール、イソフタル酸と1,6−ヘキ
サンジオール、ダイマー酸およびイソフタル酸と1,6
−ヘキサンジオールの組み合わせが最も好ましい。
ためのエステル化反応の条件は、公知の条件でよく、得
られるポリエステルポリオールは、その数平均分子量
が、約500〜10000、好ましくは、約1000〜
5000である。
の未反応グリコールが、0.1重量%以下であることが
好ましい。それを超えると、ポリイソシアネー卜成分と
反応させる場合、あるいはポリエステルポリウレタンポ
リオールを得る場合において、そのポリエステルポリオ
ールとポリイソシアネー卜単量体とを反応させた時に、
ポリイソシアネート単量体の種類によっては、未反応グ
リコールと反応して環状ウレタン化合物を生成し、これ
がフィルムを介して溶出する場合がある。なお、このよ
うなポリエステルポリオール中の未反応グリコール含量
は、例えば、ガスクロマトグラフ法(水素炎イオン化検
出器)によって求めることができる。なお、ポリエステ
ルポリオール中の未反応グリコールを、0.1重量%以
下とするには、例えば、エステル化反応後に未反応グリ
コールを減圧除去するなど、公知の除去操作を行なえば
よい。
上記したポリエステルポリオールと、上記したポリイソ
シアネート単量体とを、公知のウレタン化反応の条件で
反応させることによって得ることができる。ポリエステ
ルポリオールと反応させるポリイソシアネート単量体
は、適宜、好適なポリイソシアネート単量体を選択すれ
ばよいが、ジシクロヘキシルメタン−4,4' −ジイソ
シアネートおよび/またはジフェニルメタン−4,4’
−ジイソシアネートを用いることが好ましい。ジシクロ
ヘキシルメタン−4,4' −ジイソシアネートおよび/
またはジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート
は、グリコールとの環状ウレタン化合物を生成しにくい
ため、ポリエステルポリオール中の未反応グリコール含
量を考慮しなくてもよい。
シアネート単量体とを反応させる割合は、ポリエステル
ポリオールの水酸基に対するポリイソシアネート単量体
のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)が、1未
満、好ましくは、0.5〜0.95であればよい。この
ようにして得られるポリエステルポリウレタンポリオー
ルは、その数平均分子量が、好ましくは、約1000〜
100000、さらに好ましくは、約5000〜200
00である。
ルは、上記したポリエステルポリオールとともに、上記
した多価アルコールを、上記したポリイソシアネート単
量体と、上記したウレタン化反応の条件で反応させるこ
とによって得るようにしてもよい。すなわち、ポリエス
テルポリオール、多価アルコールおよびポリイソシアネ
ート単量体を、ポリエステルポリオールおよび多価アル
コールの水酸基に対するポリイソシアネート単量体のイ
ソシアネート基の当量比(NCO/OH)が、1未満、
好ましくは、0.5〜0.95となるような割合で反応
させてもよい。
とポリオール成分とを配合することにより、本発明のラ
ミネート用接着剤組成物を得ることができる。ポリイソ
シアネート成分とポリオール成分とを配合する割合は、
ポリオール成分中の水酸基に対するポリイソシアネート
成分中のイソシアネート基の当量比(NCO/OH)
が、0.4以上10.0以下、さらには、0.5以上
5.0以下であることが好ましい。ポリイソシアネート
成分とポリオール成分との好ましい組み合わせとして
は、例えば、ポリイソシアネート単量体の誘導体とポリ
エステルポリオール、ポリイソシアネート単量体の誘導
体とポリエステルポリウレタンポリオール、ポリイソシ
アネート単量体の誘導体とポリエステルポリオールおよ
びポリエステルポリウレタンポリオールが挙げられる。
物には、シランカップリング剤、リンの酸素酸またはそ
の誘導体等の接着性付与を目的とした添加剤、および硬
化反応を調節するための公知の触媒等を、本発明のラミ
ネート用接着剤組成物の性能を阻害しない範囲において
配合してもよい。
ト用接着剤組成物は、主として、複合フィルムをラミネ
ート加工によって製造するときの接着剤として使用され
る。すなわち、ラミネート加工は、例えば、ポリイソシ
アネート成分およびポリオール成分を有機溶剤で希釈し
て配合し、本発明のラミネート用接着剤組成物を調製し
た後、溶剤型ラミネータによって、この接着剤組成物を
各フィルム表面に塗布し、溶剤を揮散させた後、接着面
を貼り合わせ、その後常温または加温下において養生し
て硬化させる方法や、あるいは、ポリイソシアネート成
分とポリオール成分との配合粘度が、常温〜100℃
で、約100〜10000mPa・s、好ましくは、約
100〜5000mPa・sの場合には、例えば、ポリ
イソシアネート成分およびポリオール成分をそのまま配
合し、本発明のラミネート用接着剤組成物を調製した
後、無溶剤型ラミネータによって、この接着剤組成物を
各フィルム表面に塗布し、接着面を貼り合わせ、その後
常温または加温下において養生して硬化させる方法など
により行なうことができる。通常、塗布量は、溶剤型の
場合、溶剤揮散後で、約2.0〜5.0g/m2 、無溶
剤型の揚合、約1.0〜3.0g/m2 であることが好
ましい。
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ナイロン、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等のプ
ラスチックフィルム、例えば、アルミニウム等の金属
箔、金属蒸着フィルム、シリカ蒸着フィルム、ステンレ
ス、鉄、銅、鉛等の金属フィルム等が挙げられる。ま
た、その厚みは、例えば、プラスチックフィルムの場合
には、5〜200μmであることが好ましい。
物は、このようにしてラミネートされた複合フィルムか
ら、複合フィルムの単位面積当たり0.5mL/cm2
の水によって抽出された抽出水中の環状ウレタン化合物
の濃度が、ガスクロマトグラフ−水素炎イオン化検出器
で測定したジブチルフタレート換算値で、0.5ppb
以下とされている。0.5ppb以下であれば、従来の
エステル系ウレタン接着剤に比較して、複合フィルムの
内容物中への、接着剤に起因する環状ウレタン化合物の
溶出が極端に少ない。
は、このようにしてラミネートされた複合フィルムか
ら、複合フィルムの単位面積当たり0.5mL/cm2
の水によって抽出された抽出水中の環状エステル化合物
の濃度が、ガスクロマトグラフ−水素炎イオン化検出器
で測定したジブチルフタレート換算値で、0.5ppb
以下とされていることが好ましい。0.5ppb以下で
あれば、従来のエステル系ウレタン接着剤に比較して、
複合フィルムの内容物中への、接着剤に起因する環状エ
ステル化合物の溶出が極端に少ない。
エステル化合物の濃度は、例えば、上記のようにしてラ
ミネート加工によって製造された複合フィルムから袋を
作製して、その内容物としてイオン交換蒸留水を、複合
フィルムの単位面積当たり0.5mL/cm2 となる量
で充填し、この袋を、加圧下で熱水滅菌を行なった後、
内容水を、例えば、液−固抽出、液−液抽出など、実質
的にすべての環状ウレタン化合物および環状エステル化
合物を回収し得る公知の方法によって抽出し、これをサ
ンプルとして、ガスクロマトグラフ法(水素炎イオン化
検出器)で測定することにより求めることができる。
炎イオン化検出器で、標準物質としてジブチルフタレー
トを使用して、そのジブチルフタレート濃度への換算値
として求めればよく、例えば、ジブチルフタレートの検
出限界を抽出水中の環状ウレタン化合物および環状エス
テル化合物の濃度に換算した値が、0.5ppbである
場合には、環状ウレタン化合物および環状エステル化合
物が検出されるか否かによって、ジブチルフタレート換
算値で0.5ppb以下であるか否かを判定することが
できる。
このようにして測定される環状ウレタン化合物の濃度が
0.5ppb以下であるため、従来のエステル系ウレタ
ン接着剤に比較して、複合フィルムの内容物中への、接
着剤に起因する環状ウレタン化合物の溶出が極端に少な
く、そのため、食品や飲料等が充填されている場合に
も、その食品や飲料等が本来有する臭味を損わせること
がなく、また、微量の異物の混入でも問題となるハード
ディスクなどの電子部品を包装する場合にも、その電子
部品が本来有する性能を損わせることがなく、これらを
含む各種の産業用品を包装する包装材料を製造するため
のラミネート用接着剤組成物として好適に使用すること
ができる。
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中の「部」および「%」は特
に記載がない限り全て重量基準である。
造) ダイマー酸831.2g、エチレングリコール159.
8gをそれぞれ添加し、窒素気流下180〜220℃で
エステル化反応を行なった。所定量の水を留出後、数平
均分子量約1000のポリエステルポリオールaを得
た。なお、このポリエステルポリオールa中の未反応グ
リコールは、1.5重量%であった。なお、この未反応
グリコール含量は、ガスクロマトグラフ法(水素炎イオ
ン化検出器)によって求めた。
造) イソフタル酸590.0g、1,6−ヘキサンジオール
543.3gをそれぞれ添加し、窒素気流下180〜2
20Cでエステル化反応を行なった。所定量の水を留出
後、系内を減圧し、0.1mmHgで、未反応グリコー
ルの除去を行ない、数平均分子量約1500のポリエス
テルポリオールbを得た。なお、このポリエステルポリ
オールb中の未反応グリコールは、0.08重量%であ
った。
造) イソフタル酸590.0g、1,6−ヘキサンジオール
543.3gをそれぞれ添加し、窒素気流下180〜2
20℃でエステル化反応を行なった。所定量の水を留出
後、数平均分子量約1000のポリエステルポリオール
cを得た。なお、このポリエステルポリオールc中の末
反応グリコールは、1.7重量%であった。
造) イソフタル酸371.5g、1,6−ヘキサンジオール
413.2g、酢酸亜鉛0.1gをそれぞれ添加し、窒
素気流下180〜220℃でエステル化反応を行なっ
た。所定量の水を留出後、ダイマー酸320.0gを加
え、180〜220℃でエステル化反応を行ない、数平
均分子量約1500のポリエステルポリオールdを得
た。なお、このポリエステルポリオールd中の未反応グ
リコールは、1.0重量%であった。
造) イソフタル酸176.4g、1,7−ヘプタンジオール
221.7gをそれぞれ添加し、窒素気流下180〜2
20℃でエステル化反応を行なった。所定量の水を留出
後、ダイマー酸151.9gを加え、180〜220℃
でエステル化反応を行ない、数平均分子量約1500の
ポリエステルポリオ−ルeを得た。なお、このポリエス
テルポリオールe中の未反応グリコールは、1.0重量
%であった。
造) ジメチルイソフタレート600.4g、1,6−ヘキサ
ンジオール169.2g、2−メチル−1,8−オクタ
ンジオール(85%)と1,9−ノナンジオール(15
%)の混合物458.3g、チタンテトライソプロポキ
シド0.1gをそれぞれ添加し、窒素気流下180〜2
20℃でエステル交換反応を行なった。所定量のメタノ
ールを留出後、数平均分子量約1000のポリエステル
ポリオールfを得た。なお、このポリエステルポリオー
ルf中の未反応グリコールは、1,6−ヘキサンジオー
ルが0.5重量%、2−メチル−1,8−オクタンジオ
ールと1,9−ノナンジオールとの合計が1.0重量%
であった。
造) イソフタル酸314.0g、1,6−ヘキサンジオール
138.6g、3−メチル−1,5−ペンタンジオール
277.3g、酢酸亜鉛0.1gをそれぞれ添加し、窒
素気流下180〜220℃でエステル化反応を行なっ
た。所定量の水を留出後、ダイマー酸360.7gを加
え、180〜220℃でエステル化反応を行ない、数平
均分子量約2000のポリエステルポリオールgを得
た。なお、このポリエステルポリオールg中の未反応グ
リコールは、1,6−ヘキサンジオールが0.4重量
%、3−メチル−1,5−ペンタンジオールが0.5重
量%であった。
造) イソフタル酸529.4g、エチレングリコール12
8.8g、ネオペンチルグリコール302.4gを窒素
気流下180〜220℃でエステル化反応を行なった。
所定量の水を留出後、セバチン酸214.8gを加え、
180〜220℃でエステル化反応を行ない、数平均分
子量約3000のポリエステルポリオールhを得た。こ
の全量を酢酸エチル428.6gに溶解し固形分70%
の溶液とした。なお、このポリエステルポリオールh中
の未反応グリコールは、エチレングリコールが0.2重
量%、ネオペンチルグリコールが0.3重量%であっ
た。
オールAの製造) ポリエステルポリオールa400g、ジシクロヘキシル
メタン−4,4’−ジイソシアネート83.8gをそれ
ぞれ添加し、窒素雰囲気下100〜110℃でウレタン
化反応を行なった。反応後、酢酸エチル483.8gを
加えて固形分50%の溶液としたポリエステルポリウレ
タンポリオールAを得た。
リオールBの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールb
400g、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート47.4g、お
よび酢酸エチル447.4gから、固形分50%のポリ
エステルポリウレタンポリオールBを得た。
リオールCの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールc
400g、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート71.1g、お
よび酢酸エチル471.1gから、固形分50%のポリ
エステルポリウレタンポリオールCを得た。
リオールDの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールc
400g、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート83.8g、および酢酸エチル483.8g
から、固形分50%のポリエステルポリウレタンポリオ
ールDを得た。
リオールEの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールd
350g、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート48.9g、および酢酸エチル398.9g
から、固形分50%のポリエステルポリウレタンポリオ
ールEを得た。
リオールFの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールa
200g、ポリエステルポリオールb200g、ジシク
ロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート69.
6g、および酢酸エチル469.6gから、固形分50
%のポリエステルポリウレタンポリオールFを得た。
リオールGの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールe
400g、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソ
シアネート55.9g、および酢酸エチル455.9g
から、固形分50%のポリエステルポリウレタンポリオ
ールGを得た。
リオールHの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールf
400g、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート71.1g、お
よび酢酸エチル471.7gから、固形分50%のポリ
エステルポリウレタンポリオールHを得た。
リオールIの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールg
350g、3−イソシアネートメチルー3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネート31.1g、お
よび酢酸エチル381.1gから、固形分50%のポリ
エステルポリウレタンポリオールIを得た。
リオールJの製造) ポリエステルポリオールh647.3g、ジシクロヘキ
シルメタン−4,4’−ジイソシアネート55.2gを
それぞれ添加して、窒素雰囲気下75℃でウレタン化反
応を行なった。反応後、酢酸エチル314.1gを加え
て固形分50%の溶液としたポリエステルポリウレタン
ポリオールJを得た。
リオールKの製造) ポリエステルポリオールd350g、ジフェニルメタン
−4,4’−ジイソシアネート45.8g、および酢酸
エチル150gをそれぞれ添加して、窒素雰囲気下75
℃でウレタン化反応を行なった。反応後、酢酸エチル2
45.8gを加えて固形分50%の溶液としたポリエス
テルポリウレタンポリオールKを得た。
リオールLの製造) 製造例9と同様の方法にて、ポリエステルポリオールa
320g、ジメチロールプロピオン酸2.2g、ジシク
ロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート71.
8g、および酢酸エチル394.0gから、固形分50
%のポリエステルポリウレタンポリオールLを得た。
造) イソシアネート基含有量17.3%の3−イソシアネー
トメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイソ
シアネートの三量体(ヴェスタナートT1890/10
0:Huls社(株)製)70gを酢酸エチル30gに
溶解し、固形分70%の溶液を得た。以下この溶液をポ
リイソシアネートAという。
造) キシリレンジイソシアネート188.2gを90℃に加
熱し、トリメチロールプロパン44.7gを徐々に加え
2時間反応した。次いで酢酸エチル77.6gを加え均
一混合した。固形分75%、イソシアネート基含有量1
3.5%、25℃粘度1800mPa・sの溶液を得
た。以下この溶液をポリイソシアネートBという。
造) ヘキサメチレンジイソシアネート100g、トリメチル
ベンジルアンモニウムヒドロキシド0.01gの混合液
を60℃で1時間トリマー化反応を行なった。次いで、
120℃、0.1mmHgで未反応モノマーを除去し、
ヘキサメチレンジイソシアネートのトリマー35gを得
た。このトリマーは、固形分100%で、未反応モノマ
ー含量0.1%、イソシアネート基含有量21%、25
℃粘度2000mPa・sであった。以下ポリイソシア
ネートCという。
ポリエステルポリウレタンポリオールA〜L、ポリイソ
シアネー卜A〜Cを、表1に記載するように配合して、
実施例1〜12および比較例1〜3のラミネート用接着
剤組成物を調製した。次いで、得られた各実施例および
各比較例のラミネート用接着剤組成物を使用して、後述
の方法で複合フィルムを作製した後、それぞれの複合フ
ィルムについての溶出試験を行なった。その結果を表2
に示す。
/アルミニウム箔(9μm)/未延伸ポリプロピレンフ
ィルム(厚み70μm、表面コロナ処理)の3層からな
る複合フィルムを以下に記載する方法で作製した。
比較例のラミネート用接着剤組成物を、予めポリエチレ
ンテレフタレートフィルムとアルミニウム箔とを貼り合
わせた2層複合フィルムのアルミニウム面に、ドライラ
ミネータあるいは無溶剤型ラミネータにより、単位面積
当たりの接着剤固形分重量2.5g/m2 で塗布し、塗
布面を未延伸ポリプロピレンフィルムと貼り合わせた。
その後、これらの貼り合わせフィルムを50℃、3日間
の条件で養生し、接着剤を硬化させた。
し、内容物としてイオン交換蒸留水を、袋内面の単位面
積当たり0.5mL/cm2 となる量で充填した。この
袋を120℃、30分間、2.0kg/cm2 の加圧下
で熱水滅菌を行なった後、内容水をオクタデシル基で修
飾された固相で抽出し、抽出物を元の水の100分の1
の量のメタノールに溶解させたものをサンプルとして、
ガスクロマトグラフ法(水素炎イオン化検出器)により
測定を行ない、環状ウレタン化合物および環状エステル
化合物の有無を観察し、溶出物が認められた場合は、ガ
スクロマトグラフ質量分析装置でその構造を特定した。
なお、このガスクロマトグラフ(水素炎イオン化検出
器)のジブチルフタレートのメタノール溶液での検出限
界は、50ppbで、この溶出試験における抽出水中の
環状ウレタン化合物および環状エステル化合物の濃度に
換算した場合の検出限界は、0.5ppbであった。
そのラミネート用接着剤組成物によって接着された複合
フィルムから、複合フィルムの単位面積当たり0.5m
L/cm2 の水によって抽出された抽出水中の環状ウレ
タン化合物の濃度が、ガスクロマトグラフ−水素炎イオ
ン化検出器で測定したジブチルフタレート換算値で、
0.5ppb以下であるため、従来のエステル系ウレタ
ン接着剤に比較して、複合フィルムの内容物中への、接
着剤に起因する環状ウレタン化合物の溶出が極端に少な
く、そのため、食品や飲料等が充填されている場合に
も、その食品や飲料等が本来有する臭味を損わせること
がなく、また、微量の異物の混入でも問題となるハード
ディスクなどの電子部品を包装する場合にも、その電子
部品が本来有する性能を損わせることがなく、これらを
含む各種の産業用品を包装する包装材料を製造するため
のラミネート用接着剤組成物として好適に使用すること
ができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 ポリイソシアネート成分とポリオール成
分とを含み、ポリオール成分中に、ポリエステルポリオ
ールおよび/またはポリエステルポリオールとポリイソ
シアネートとを反応させることによって得られるポリエ
ステルポリウレタンポリオールを含有するラミネート用
接着剤組成物であって、 そのラミネート用接着剤組成物によって接着された複合
フィルムから、複合フィルムの単位面積当たり0.5m
L/cm2 の水によって抽出された抽出水中の環状ウレ
タン化合物の濃度が、ガスクロマトグラフ−水素炎イオ
ン化検出器で測定したジブチルフタレート換算値で、
0.5ppb以下であることを特徴とする、ラミネート
用接着剤組成物。 - 【請求項2】 ポリエステルポリオール中の未反応グリ
コールが、0.1重量%以下であることを特徴とする、
請求項1に記載のラミネート用接着剤組成物。 - 【請求項3】 ポリエステルポリウレタンポリオールを
得るためのポリイソシアネートが、ジシクロヘキシルメ
タン−4,4' −ジイソシアネートおよび/またはジフ
ェニルメタン−4,4’−ジイソシアネートを含有する
ことを特徴とする、請求項1に記載のラミネート用接着
剤組成物。 - 【請求項4】 ポリエステルポリオールが、ダイマー酸
を含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか
に記載のラミネート用接着剤組成物。 - 【請求項5】 ポリエステルポリオールが、フタル酸お
よび主鎖炭素数6〜7のグリコールを含有することを特
徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のラミネート
用接着剤組成物。
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