JP2001106348A - 枚葉機の給紙装置 - Google Patents
枚葉機の給紙装置Info
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Abstract
パレータを突き上げるのを防止するように成した枚葉機
の給紙装置を提供する。 【解決手段】 積載紙Pが載置される用紙載置台4と、
積載紙から用紙pを上から順に一枚ずつ取り出し、前方
へ送り出すセパレータ5と、用紙載置台を所定ストロー
クsずつ上昇させる昇降装置6とを備え、セパレータ
が、用紙を持ち上げる第1吸器9と、第1吸器が持ち上
げた用紙を前方へ移送する第2吸器10とを有する枚葉
機の給紙装置において、積載紙の後端側の上方に、積載
紙の上面が第1吸器の下端から下方に所定距離d(但
し、s≦d)離れた位置まで上昇したときに作動するよ
うに検知手段21を設け、この検知手段の検知結果に基
づいて積載紙の上面が検知手段に到達したか否かを判定
し、到達したと判定した場合には用紙載置台4を上昇さ
せない制御手段を設けた。
Description
葉印刷機や枚葉打抜機等)の給紙装置に関し、より詳し
くは、用紙載置台上に載置された積載紙の上面がセパレ
ータを突き上げるのを防止するように成した給紙装置に
関するものである。
示す正面図、図2は従来の給紙装置の要部の拡大断面
図、図3は図2の要部の拡大断面図である。図1におい
て、1は給紙部、2は印刷部、3は排紙部であり、給紙
部1は給紙装置を有しており、この給紙装置は、多数の
用紙pを厚さ方向に積み重ねて成る積載紙Pが載置され
る用紙載置台4と、積載紙Pから用紙pを上から順に一
枚ずつ取り出し、前方へ送り出すセパレータ5と、用紙
載置台4を所定ストロークずつ上昇させる昇降装置6と
を備えている。
は、フィーダーボード7、スインググリッパ8を経て印
刷部2に供給され、印刷部2の各胴を通る間に印刷が行
われる。図中の矢印は用紙pの搬送経路を示している。
そして、印刷が終了した用紙pは排紙装置3において積
み重ねられて積載紙P’となる。
pを持ち上げる第1吸器9と、この第1吸器9が持ち上
げた用紙pを前方へ移送する第2吸器10とを有してい
る。セパレータ5が用紙pを送り出すことによって変化
する積載紙Pの上面の高さはセパレータ5に付設した吹
足のセンサによって検知され、この高さに基づいて昇降
装置6が用紙載置台4を駆動し、積載紙Pの上面の高さ
を所定の高さに保っている。
は、積載紙Pの上面の上限を検出する検知器11が設け
られている。この検知器11には、図3に示すように、
紙面上限検出リミットスイッチ12と積載紙上限リミッ
トスイッチ13とが内装されており、下方に向けて突出
したロッド14の下端が積載紙Pの上面によって突き上
げられるとロッド14が上方へ摺動し、各スイッチ1
2、13が順次ONになるように構成されている。
刷開始前に用紙載置台4を手動で上昇させるときに積載
紙Pの上面の上限を検出するためのものであり、積載紙
上限リミットスイッチ13は、印刷運転中に積載紙Pの
上面の上限を検出するためのものである。積載紙上限リ
ミットスイッチ13は、吹足のセンサの故障等により、
積載紙Pが異常に上昇したときに、それを検知するため
に設けられている。
態を示しており、図3(b)は印刷運転中の検知器11
の状態を示している。図3(b)、及び図2に実線で示
すように、印刷中は、検知器11のロッド14は、用紙
pの給紙を妨げない位置に後退している。
中は、検知器11のロッド14が上方に後退しており、
ロッド14の下端は第1、第2吸器9、10の下端より
も上方に位置しているため、積載紙上限リミットスイッ
チ13がONになる前に積載紙Pの上面が第1、第2吸
器9、10を突き上げて第1、第2吸器9、10が破損
するという問題点が有った。
ものであって、その目的は、用紙載置台上に載置された
積載紙の上面がセパレータを突き上げるのを防止するよ
うに成した枚葉機の給紙装置を提供することにある。
ために、本発明は、多数の用紙を厚さ方向に積み重ねて
成る積載紙が載置される用紙載置台と、前記積載紙の用
紙を上から順に一枚ずつ取り出し、前方へ送り出すセパ
レータと、このセパレータにより変化する前記積載紙の
上面の高さを所定の高さに保つべく前記用紙載置台を所
定ストロークsずつ上昇させる昇降装置とを備え、前記
セパレータが、前記用紙を持ち上げる第1吸器と、この
第1吸器が持ち上げた用紙を前方へ移送する第2吸器と
を有する枚葉機の給紙装置において、前記積載紙の後端
側の上方に、前記積載紙の上面が前記第1吸器の下端か
ら下方に所定距離d(但し、s≦d)離れた位置まで上
昇したときに作動するように検知手段を設け、この検知
手段の検知結果に基づいて前記積載紙の上面が前記検知
手段に到達したか否かを判定し、到達したと判定した場
合には前記用紙載置台を上昇させない制御手段を設けた
ことを特徴とするものである。
紙を行うために、s≦d≦2sであることが好ましい。
を図面を参照しながら説明する。図4は本発明の一実施
形態である給紙装置の要部の斜視図、図5は図4の要部
の拡大断面図である。なお、従来技術と対応する部分に
は同一の符号を付してあり、同一の部分については説明
を省略してある。
印刷機の給紙部の一部を成すもので、その基本的な構成
は従来技術と同等である。即ち、図1に示すように、多
数の用紙pを厚さ方向に積み重ねて成る積載紙Pが載置
される用紙載置台4と、積載紙Pから用紙pを上から順
に一枚ずつ取り出し、前方へ送り出すセパレータ5と、
セパレータ5により変化する積載紙Pの上面の高さを所
定の高さに保つべく用紙載置台4を所定ストロークずつ
上昇させる昇降装置6とを備えている。
第1吸器9、9と、第2吸器10、10と、用紙押さえ
錘15、15と、ハケ16、16と、押さえバネ17、
17と、サバキ18、18と、吹足19とを有してお
り、図示しない移動機構により前後方向に移動可能とな
っている。なお、20はフィーデングローラであり、そ
の位置は固定である。
り、この吸盤9aは下方に進出して用紙pを吸着し、持
ち上げる。第2吸器10は下端に吸盤10aを有してお
り、この吸盤10aは下方に進出して第1吸器9が持ち
上げた用紙pを吸着する。用紙pを吸着した第2吸器1
0は前方(図2の右方向)へ移動して用紙pをフィーデ
ィングローラ20に移送する。
上方にリミットスイッチ21が設けられている。本実施
形態のリミットスイッチ21は触覚タイプ半球プランジ
ャ型のもので、その下端の半球状の部分に物体が接する
と作動するように構成されている。このようなリミット
スイッチとしては、例えば、オムロン株式会社製のD5
B−1013を使用することができる。このリミットス
イッチ21は、図4に示すように、一方の用紙押さえ錘
15とハケ16の間に位置するとともに、下端が第1吸
器9の下端から下方に所定距離d離れた位置に位置する
ように配置されており、給紙装置全体の動作を制御する
制御手段(不図示)に接続されている。
せることなく、安定した連続給紙を行うために、用紙載
置台4の上昇ストロークsに対し、s≦d≦2sとなる
ように設定されることが好ましい。。なお、本実施形態
では、sが2.5mmで、dは2.5〜4.0mmに設
定される。また、本実施形態に使用される用紙pの厚み
は約0.01mmである。
する。セパレータ5により積載紙Pの上面から用紙pが
一枚ずつ取り出されて前方へ移送され、フィーディング
ローラ20、咬えコロ(不図示)により用紙pが更に前
方へ移送され、フィーダーボード7、スインググリッパ
8を経て印刷部2に供給される。変化する積載紙Pの上
面の高さは吹足19のセンサによって検知され、これに
基づいて制御手段が昇降装置6を駆動して用紙載置台4
を上昇させ、積載紙Pの上面の高さをほぼ一定に保つ。
の上面が所定の高さを越えてリミットスイッチ21の下
端に当接すると、リミットスイッチ21がONになり、
制御手段は用紙載置台4をそれ以上上昇させないととも
に給紙を停止させる。リミットスイッチ21の下端は第
1吸器9の下端から下方に2.5〜4.0mm下方に位
置しており、用紙載置台4の一回の上昇ストロークは
2.5mmであるため、積載紙Pの上面が第1吸器9を
突き上げることはない。
21に到達していないときに、第1吸器9によって持ち
上げられた用紙pがリミットスイッチ21に接してリミ
ットスイッチ21がONになる場合があるが、このよう
な場合に給紙が停止すると支障をきたすことになる。こ
のような事態を避けるために、本実施形態では、制御手
段は、連続して給紙される二枚の用紙pにまたがってリ
ミットスイッチ21がONの状態を維持している場合に
のみ積載紙Pの上面がリミットスイッチ21に到達して
いると判定し、用紙載置台4を上昇させないとともに給
紙を停止させるように構成されている。
21に到達してリミットスイッチ21がONになると、
最上位に位置する用紙pが送り出された後にリミットス
イッチ21が次の用紙pにも接するため、引き続きリミ
ットスイッチ21がONの状態に維持されることにな
り、このような状態のときに制御装置は積載紙Pの上面
がリミットスイッチ21に到達していると判定し、用紙
載置台4を停止させて給紙を停止させる。
21に到達していないときに、第1吸器9によって持ち
上げられた用紙pがリミットスイッチ21に接してリミ
ットスイッチ21がONになる場合には、持ち上げられ
た用紙pが送り出された直後に、リミットスイッチ21
が、まだ持ち上げられていない次の用紙pに接しないた
め、OFFになる。この場合、制御手段は、積載紙Pの
上面がリミットスイッチ21に到達していないと判定
し、用紙載置台4を停止させることなく給紙を続ける。
は、積載紙の後端側の上方に、積載紙の上面が第1吸器
の下端から下方に所定距離d(但し、s≦d)離れた位
置まで上昇したときに作動するように検知手段を設け、
この検知手段の検知結果に基づいて積載紙の上面が検知
手段に到達したか否かを判定し、到達したと判定した場
合には用紙載置台を上昇させない制御手段を設けたこと
により、セパレータが積載紙によって突き上げられて破
損するのを防ぐことができる。
(例えば、枚葉打抜機等)にも適用可能である。
斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の用紙を厚さ方向に積み重ねて成る
積載紙が載置される用紙載置台と、前記積載紙の用紙を
上から順に一枚ずつ取り出し、前方へ送り出すセパレー
タと、このセパレータにより変化する前記積載紙の上面
の高さを所定の高さに保つべく前記用紙載置台を所定ス
トロークsずつ上昇させる昇降装置とを備え、前記セパ
レータが、前記用紙を持ち上げる第1吸器と、この第1
吸器が持ち上げた用紙を前方へ移送する第2吸器とを有
する枚葉機の給紙装置において、 前記積載紙の後端側の上方に、前記積載紙の上面が前記
第1吸器の下端から下方に所定距離d(但し、s≦d)
離れた位置まで上昇したときに作動するように検知手段
を設け、この検知手段の検知結果に基づいて前記積載紙
の上面が前記検知手段に到達したか否かを判定し、到達
したと判定した場合には前記用紙載置台を上昇させない
制御手段を設けたことを特徴とする枚葉機の給紙装置。 - 【請求項2】 前記所定距離dがs≦d≦2sであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の枚葉機の給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039999A JP2001106348A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 枚葉機の給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29039999A JP2001106348A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 枚葉機の給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001106348A true JP2001106348A (ja) | 2001-04-17 |
Family
ID=17755517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29039999A Pending JP2001106348A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 枚葉機の給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001106348A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246136A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Ryobi Ltd | 給紙装置および印刷機 |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP29039999A patent/JP2001106348A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012246136A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Ryobi Ltd | 給紙装置および印刷機 |
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