JP2001102935A - データ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
データ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2001102935A JP2001102935A JP27723799A JP27723799A JP2001102935A JP 2001102935 A JP2001102935 A JP 2001102935A JP 27723799 A JP27723799 A JP 27723799A JP 27723799 A JP27723799 A JP 27723799A JP 2001102935 A JP2001102935 A JP 2001102935A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 送信するデータの内容や受信する周辺機器の
特性などに応じて、データの圧縮・非圧縮を可変の「し
きい値」に基づいて実行可能としたデータ圧縮制御装
置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷シス
テム及びプログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 送信するデータの内容やデータを受信す
る周辺機器の特性に応じて、データの圧縮・非圧縮の判
断基準となる「しきい値」を変化させる。例えば、送信
データのデータ量が少ない場合は、「しきい値」を高め
に設定し、高い圧縮率が得られる場合のみ、データを圧
縮して送信する。一方、データ量が多い場合は「しきい
値」を低めに設定し、積極的にデータを圧縮して転送時
間の短縮を図る。
特性などに応じて、データの圧縮・非圧縮を可変の「し
きい値」に基づいて実行可能としたデータ圧縮制御装
置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷シス
テム及びプログラムを記録した記録媒体を提供すること
を目的とする。 【解決手段】 送信するデータの内容やデータを受信す
る周辺機器の特性に応じて、データの圧縮・非圧縮の判
断基準となる「しきい値」を変化させる。例えば、送信
データのデータ量が少ない場合は、「しきい値」を高め
に設定し、高い圧縮率が得られる場合のみ、データを圧
縮して送信する。一方、データ量が多い場合は「しきい
値」を低めに設定し、積極的にデータを圧縮して転送時
間の短縮を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ圧縮制御装
置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷シス
テム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。より
詳細には、本発明は、通信インターフェイスを介してデ
ータを送信する際に、送信するデータの内容に応じてデ
ータの圧縮の有無を適宜決定することを可能としたデー
タ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装
置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体に
関する。
置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷シス
テム及びプログラムを記録した記録媒体に関する。より
詳細には、本発明は、通信インターフェイスを介してデ
ータを送信する際に、送信するデータの内容に応じてデ
ータの圧縮の有無を適宜決定することを可能としたデー
タ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装
置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ホスト機器と周辺機器との間の通
信インターフェイスが多様化しつつある。例えば、パー
ソナルコンピュータにプリンタやスキャナなどを接続す
る場合を例に挙げると、パーソナルコンピュータにはパ
ラレル通信インターフェイスとシリアル通信インターフ
ェイスの両方が設けられており、接続されるプリンタや
スキャナなどが備えるインターフェイスに応じて、その
いずれかを適宜選択して用いることが可能である場合が
多い。さらに、プリンタやスキャナなどの周辺機器も複
数の通信インターフェイスを有し、そのいずれかを任意
に選択してホスト機器と接続できる場合もある。
信インターフェイスが多様化しつつある。例えば、パー
ソナルコンピュータにプリンタやスキャナなどを接続す
る場合を例に挙げると、パーソナルコンピュータにはパ
ラレル通信インターフェイスとシリアル通信インターフ
ェイスの両方が設けられており、接続されるプリンタや
スキャナなどが備えるインターフェイスに応じて、その
いずれかを適宜選択して用いることが可能である場合が
多い。さらに、プリンタやスキャナなどの周辺機器も複
数の通信インターフェイスを有し、そのいずれかを任意
に選択してホスト機器と接続できる場合もある。
【0003】以下、ホスト機器と周辺機器とを接続した
例として、コンピュータとプリンタと例に挙げて説明す
る。
例として、コンピュータとプリンタと例に挙げて説明す
る。
【0004】図7は、ホストコンピュータとプリンタと
を接続した印刷システムを概念的に表すブロック図であ
る。
を接続した印刷システムを概念的に表すブロック図であ
る。
【0005】ホストコンピュータ100には、「プリン
タドライバ」と通称されるソフトウエアにより実現され
る制御部110が設けられている。この制御部110
は、ホストコンピュータ100内において印刷すべき
「画像データ」を受け取ると「印刷データ」に変換し、
この「印刷データ」をプリンタに送出して印刷を実行さ
せる役割を有する。
タドライバ」と通称されるソフトウエアにより実現され
る制御部110が設けられている。この制御部110
は、ホストコンピュータ100内において印刷すべき
「画像データ」を受け取ると「印刷データ」に変換し、
この「印刷データ」をプリンタに送出して印刷を実行さ
せる役割を有する。
【0006】制御部110は、インターフェイス12
0、210を介してプリンタ200とデータの授受を行
うことができる。プリンタエンジン250は、図示しな
い印刷ヘッドや給紙機構などを備え、インターフェイス
210を介して所定のデータを受け取り、印刷動作を実
行する。
0、210を介してプリンタ200とデータの授受を行
うことができる。プリンタエンジン250は、図示しな
い印刷ヘッドや給紙機構などを備え、インターフェイス
210を介して所定のデータを受け取り、印刷動作を実
行する。
【0007】以上説明した印刷システムにおいては、通
信インターフェイス120、210を介したデータ通信
の時間を短縮するために、制御部110に圧縮部114
を設け、データ圧縮を施す。これに対応して、プリンタ
200は、インターフェイス210を介して受信した圧
縮データを復元部220において復元し、プリンタエン
ジン250に送出する。
信インターフェイス120、210を介したデータ通信
の時間を短縮するために、制御部110に圧縮部114
を設け、データ圧縮を施す。これに対応して、プリンタ
200は、インターフェイス210を介して受信した圧
縮データを復元部220において復元し、プリンタエン
ジン250に送出する。
【0008】インクジェットプリンタを用いた印刷シス
テムの場合には、圧縮部114におけるデータ圧縮方法
として「ランレングス(run length)圧縮」が用いられ
る場合が多い。これは、デジタルデータ列において同値
のデータが連続した場合に、これを、「圧縮表示ヘッ
ダ」と「データの連続数(ランレングス)」と「データ
値」とを組み合わせたデータに置き換えることによって
データ量を減らす方法である。
テムの場合には、圧縮部114におけるデータ圧縮方法
として「ランレングス(run length)圧縮」が用いられ
る場合が多い。これは、デジタルデータ列において同値
のデータが連続した場合に、これを、「圧縮表示ヘッ
ダ」と「データの連続数(ランレングス)」と「データ
値」とを組み合わせたデータに置き換えることによって
データ量を減らす方法である。
【0009】図7の例で説明すると、コンピュータ10
0に設けられた制御部(プリンタドライバ)110は画
像データを印刷データに変換し、さらに得られた印刷デ
ータをランレングス圧縮してプリンタ200に送信す
る。プリンタ200は、ランレングス圧縮データを復元
部220で復元し、印刷処理を実行する。
0に設けられた制御部(プリンタドライバ)110は画
像データを印刷データに変換し、さらに得られた印刷デ
ータをランレングス圧縮してプリンタ200に送信す
る。プリンタ200は、ランレングス圧縮データを復元
部220で復元し、印刷処理を実行する。
【0010】つまり、従来は、最も転送速度が低い通信
インターフェイスに対処するために、ホスト機器でのデ
ータの圧縮プロセスとプリンタ側でのデータ復元プロセ
スが設けられていた。
インターフェイスに対処するために、ホスト機器でのデ
ータの圧縮プロセスとプリンタ側でのデータ復元プロセ
スが設けられていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、近年、各種の
進化した通信インターフェィスが実用化されつつある。
本発明者は、このような状況の基に独自の検討を行った
結果、ホスト機器から送出するデータを一律に圧縮する
と、プロセスの処理効率が逆に低下する場合が生ずるこ
とを知得するに至った。
進化した通信インターフェィスが実用化されつつある。
本発明者は、このような状況の基に独自の検討を行った
結果、ホスト機器から送出するデータを一律に圧縮する
と、プロセスの処理効率が逆に低下する場合が生ずるこ
とを知得するに至った。
【0012】例えば、最近の印刷システムにおいて、ホ
ストコンピュータ100とプリンタ200との間のデー
タ通信のためにしばしば用いられる通信インターフェイ
ス110、210のデータ転送速度は以下の如くであ
る。なお、以下の表記において、データ転送速度の単位
「bps」は、「ビット毎秒」の略であり、また、「U
SB」は、「Universal Serial Bus」の略である。
ストコンピュータ100とプリンタ200との間のデー
タ通信のためにしばしば用いられる通信インターフェイ
ス110、210のデータ転送速度は以下の如くであ
る。なお、以下の表記において、データ転送速度の単位
「bps」は、「ビット毎秒」の略であり、また、「U
SB」は、「Universal Serial Bus」の略である。
【0013】 通信インターフェイス(設定モード) データ転送速度 パラレル(コンパチモード) 100Kbps パラレル(コンパチ+DMAモード) 500Kbps パラレル(ECPモード) 1Mbps USB (ロースピードモード) 1.5Mbps USB (フルスピードモード) 12Mbps IEEE1394 100M〜2Gbps
【0014】図7に例示した印刷システムにおいて、印
刷プロセスの「ボトルネック」となりうる部分は、通信
インターフェイス120、210、及び、機械的動作を
伴うプリンタエンジン250である。現在、パーソナル
プリンタとして最も広く普及している「インクジェット
プリンタ」のプリンタエンジンの処理速度は、データ量
に換算すると500Kbps程度である。つまり、上記
した例の場合には、パラレル通信インターフェイスのコ
ンパチモード(100Kビット/秒)が選択されない限
りは、通信インターフェィスが「ボトルネック」となる
可能性は、極めて低い。
刷プロセスの「ボトルネック」となりうる部分は、通信
インターフェイス120、210、及び、機械的動作を
伴うプリンタエンジン250である。現在、パーソナル
プリンタとして最も広く普及している「インクジェット
プリンタ」のプリンタエンジンの処理速度は、データ量
に換算すると500Kbps程度である。つまり、上記
した例の場合には、パラレル通信インターフェイスのコ
ンパチモード(100Kビット/秒)が選択されない限
りは、通信インターフェィスが「ボトルネック」となる
可能性は、極めて低い。
【0015】通信インターフェイスが進化するに従っ
て、例えば上記したUSBインターフェイスのように、
実際に使用されるインターフェイスの転送速度は、プロ
セス全体でみた場合の「ボトルネック」となる部分に比
較して極めて高速である場合が多い。このような高速の
通信インターフェイスを選択した場合まで、データを一
律に圧縮して送信すると、ホスト機器やプリンタのCP
U(Central ProcessingUnit)の負担を増加するだけで
あり、他のタスクを圧迫するという弊害が生じる。
て、例えば上記したUSBインターフェイスのように、
実際に使用されるインターフェイスの転送速度は、プロ
セス全体でみた場合の「ボトルネック」となる部分に比
較して極めて高速である場合が多い。このような高速の
通信インターフェイスを選択した場合まで、データを一
律に圧縮して送信すると、ホスト機器やプリンタのCP
U(Central ProcessingUnit)の負担を増加するだけで
あり、他のタスクを圧迫するという弊害が生じる。
【0016】また、送信するデータの内容によっては、
圧縮することによる転送時間の短縮よりも、データの圧
縮・復元の処理時間の増加の方が大きくなる場合も生じ
うる。つまり、データを圧縮することによるメリットよ
りも、圧縮・復元の手間によるデメリットの方が大きく
なる場合があることも分かった。
圧縮することによる転送時間の短縮よりも、データの圧
縮・復元の処理時間の増加の方が大きくなる場合も生じ
うる。つまり、データを圧縮することによるメリットよ
りも、圧縮・復元の手間によるデメリットの方が大きく
なる場合があることも分かった。
【0017】さらには、圧縮すると逆にデータ量が増加
するような場合も現実に存在する。
するような場合も現実に存在する。
【0018】本発明は、かかる課題の認識に基づいてな
されたものである。すなわち、その目的は、送信するデ
ータの内容や受信する周辺機器の特性などに応じて、デ
ータの圧縮・非圧縮を可変の「しきい値」に基づいて実
行可能としたデータ圧縮制御装置、データ圧縮制御方
法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
されたものである。すなわち、その目的は、送信するデ
ータの内容や受信する周辺機器の特性などに応じて、デ
ータの圧縮・非圧縮を可変の「しきい値」に基づいて実
行可能としたデータ圧縮制御装置、データ圧縮制御方
法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを
記録した記録媒体を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的の達成のため
に、本発明のデータ圧縮制御装置は、データを圧縮する
圧縮手段と、送信すべきデータの出力形式を選択する出
力選択手段と、を備え、前記出力選択手段は、送信すべ
きデータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づ
き、送信すべきデータの圧縮率が前記しきい値以上であ
る場合は前記データを前記圧縮手段により圧縮した状態
で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場合
は前記データを非圧縮の状態で出力することを特徴とす
る。
に、本発明のデータ圧縮制御装置は、データを圧縮する
圧縮手段と、送信すべきデータの出力形式を選択する出
力選択手段と、を備え、前記出力選択手段は、送信すべ
きデータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づ
き、送信すべきデータの圧縮率が前記しきい値以上であ
る場合は前記データを前記圧縮手段により圧縮した状態
で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場合
は前記データを非圧縮の状態で出力することを特徴とす
る。
【0020】上記構成によれば、圧縮・非圧縮の判断基
準となる「しきい値」を可変とすることによって、圧縮
したメリットが得られる場合のみに選択的に圧縮を施す
ことができる。その結果として、プロセスの処理を効率
化することができる。
準となる「しきい値」を可変とすることによって、圧縮
したメリットが得られる場合のみに選択的に圧縮を施す
ことができる。その結果として、プロセスの処理を効率
化することができる。
【0021】ここで、前記しきい値は、前記送信すべき
データのデータ量が多い場合は小さく、前記送信すべき
データのデータ量が少ない場合には大きくすることによ
り、データ量が多い場合に優先的に圧縮を施すことが可
能となり、圧縮のメリットを確実に得ることができる。
データのデータ量が多い場合は小さく、前記送信すべき
データのデータ量が少ない場合には大きくすることによ
り、データ量が多い場合に優先的に圧縮を施すことが可
能となり、圧縮のメリットを確実に得ることができる。
【0022】または、前記送信すべきデータは、画像に
関するデータであり、前記しきい値は、前記送信すべき
データの解像度が高い場合は小さく、前記送信すべきデ
ータの解像度が低い場合には大きくすることにより、一
般的にデータ量が多く且つ圧縮率が高い高解像度データ
の場合に優先的に圧縮を施すことが可能となり、圧縮の
メリットを確実に得ることができる。
関するデータであり、前記しきい値は、前記送信すべき
データの解像度が高い場合は小さく、前記送信すべきデ
ータの解像度が低い場合には大きくすることにより、一
般的にデータ量が多く且つ圧縮率が高い高解像度データ
の場合に優先的に圧縮を施すことが可能となり、圧縮の
メリットを確実に得ることができる。
【0023】また、前記圧縮手段による送信すべきデー
タの圧縮率を検査する圧縮率検査手段と、前記送信すべ
きデータを非圧縮の状態で格納する第1の格納手段と、
前記送信すべきデータを前記圧縮手段により圧縮して得
られたデータを格納する第2の格納手段と、をさらに備
え、前記圧縮率検査手段は、前記第1の格納手段に格納
されている非圧縮の状態のデータと前記第2の格納手段
に格納されている圧縮されたデータとを比較することに
より前記圧縮率を検査し、前記出力選択手段は、送信す
べきデータを圧縮した状態で出力すると決定した時に
は、前記第2の格納手段に格納されている圧縮されたデ
ータを出力し、送信すべきデータを非圧縮の状態で出力
すると決定した時には、前記第1の格納手段に格納され
ている前記非圧縮の状態のデータを出力するようにすれ
ば、圧縮率を正確に検査し、圧縮データと非圧縮データ
のいずれも容易に出力することができる。
タの圧縮率を検査する圧縮率検査手段と、前記送信すべ
きデータを非圧縮の状態で格納する第1の格納手段と、
前記送信すべきデータを前記圧縮手段により圧縮して得
られたデータを格納する第2の格納手段と、をさらに備
え、前記圧縮率検査手段は、前記第1の格納手段に格納
されている非圧縮の状態のデータと前記第2の格納手段
に格納されている圧縮されたデータとを比較することに
より前記圧縮率を検査し、前記出力選択手段は、送信す
べきデータを圧縮した状態で出力すると決定した時に
は、前記第2の格納手段に格納されている圧縮されたデ
ータを出力し、送信すべきデータを非圧縮の状態で出力
すると決定した時には、前記第1の格納手段に格納され
ている前記非圧縮の状態のデータを出力するようにすれ
ば、圧縮率を正確に検査し、圧縮データと非圧縮データ
のいずれも容易に出力することができる。
【0024】または、前記圧縮手段による送信すべきデ
ータの圧縮率を検査する圧縮率検査手段をさらに備え、
前記圧縮率検査手段は、前記送信すべきデータを前記圧
縮手段により圧縮して得られたデータを用いずに、前記
圧縮率を予測するものとすれば、圧縮率の検査を迅速に
行い、無駄な圧縮処理を無くすことができる。
ータの圧縮率を検査する圧縮率検査手段をさらに備え、
前記圧縮率検査手段は、前記送信すべきデータを前記圧
縮手段により圧縮して得られたデータを用いずに、前記
圧縮率を予測するものとすれば、圧縮率の検査を迅速に
行い、無駄な圧縮処理を無くすことができる。
【0025】一方、本発明のデータ圧縮制御方法は、送
信すべきデータの圧縮処理を制御するデータ圧縮制御方
法であって、送信すべきデータの内容に応じて可変とさ
れたしきい値に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前
記しきい値以上である場合は前記データを前記圧縮手段
により圧縮した状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい
値よりも小さい場合は前記データを非圧縮の状態で出力
することを特徴とする。
信すべきデータの圧縮処理を制御するデータ圧縮制御方
法であって、送信すべきデータの内容に応じて可変とさ
れたしきい値に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前
記しきい値以上である場合は前記データを前記圧縮手段
により圧縮した状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい
値よりも小さい場合は前記データを非圧縮の状態で出力
することを特徴とする。
【0026】また、本発明の印刷情報形成装置は、印刷
すべき画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置であ
って、画像データを入力し印刷データを生成する印刷デ
ータ生成部と、前記印刷データ生成部から出力される前
記印刷データの圧縮処理を制御する圧縮制御部と、を備
え、前記圧縮制御部は、データを圧縮する圧縮手段と、
送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、を有し、前記出力選択手段は、送信すべき印刷デ
ータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づき、送
信すべき印刷データの圧縮率が前記しきい値以上である
場合は前記印刷データを前記圧縮手段により圧縮した状
態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場
合は前記印刷データを非圧縮の状態で出力することを特
徴とする。
すべき画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置であ
って、画像データを入力し印刷データを生成する印刷デ
ータ生成部と、前記印刷データ生成部から出力される前
記印刷データの圧縮処理を制御する圧縮制御部と、を備
え、前記圧縮制御部は、データを圧縮する圧縮手段と、
送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、を有し、前記出力選択手段は、送信すべき印刷デ
ータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づき、送
信すべき印刷データの圧縮率が前記しきい値以上である
場合は前記印刷データを前記圧縮手段により圧縮した状
態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場
合は前記印刷データを非圧縮の状態で出力することを特
徴とする。
【0027】または、本発明の印刷情報形成装置は、印
刷すべき画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置で
あって、複数の解像度に対応し、各解像度において前記
印刷情報を圧縮して出力するか否かをしきい値に基づく
所定の条件で判断し、前記しきい値が前記解像度によっ
て異なることを特徴とする。
刷すべき画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置で
あって、複数の解像度に対応し、各解像度において前記
印刷情報を圧縮して出力するか否かをしきい値に基づく
所定の条件で判断し、前記しきい値が前記解像度によっ
て異なることを特徴とする。
【0028】この構成において、前記所定の条件は、前
記印刷情報の圧縮率が前記しきい値以上であるか否かと
いう条件を含むことを特徴とする。
記印刷情報の圧縮率が前記しきい値以上であるか否かと
いう条件を含むことを特徴とする。
【0029】また、前記所定の条件は、前記印刷情報の
データ量と圧縮率とに基づくことを特徴とする。
データ量と圧縮率とに基づくことを特徴とする。
【0030】一方、本発明の印刷システムは、印刷すべ
き画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置と、前記
印刷情報形成装置により生成される前記印刷情報によっ
て印刷媒体上に所定の画像を形成する印刷装置と、を備
えた印刷システムであって、前記印刷情報形成装置は、
画像データを入力し印刷データを生成する印刷データ生
成部と、前記印刷データ生成部において生成された前記
印刷データの圧縮処理を制御する圧縮制御部と、を有
し、前記圧縮制御部は、データを圧縮する圧縮手段と、
送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、を有し、前記出力選択手段は、送信すべき印刷デ
ータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づき、送
信すべき印刷データの圧縮率が前記しきい値以上である
場合は前記印刷データを前記圧縮手段により圧縮した状
態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場
合は前記印刷データを非圧縮の状態で出力し;前記印刷
装置は、前記印刷画像形成装置から前記印刷データを受
信し、前記印刷データが圧縮されたものである場合には
復元して印刷媒体上に所定の画像を形成することを特徴
とする。
き画像の印刷情報を形成する印刷情報形成装置と、前記
印刷情報形成装置により生成される前記印刷情報によっ
て印刷媒体上に所定の画像を形成する印刷装置と、を備
えた印刷システムであって、前記印刷情報形成装置は、
画像データを入力し印刷データを生成する印刷データ生
成部と、前記印刷データ生成部において生成された前記
印刷データの圧縮処理を制御する圧縮制御部と、を有
し、前記圧縮制御部は、データを圧縮する圧縮手段と、
送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、を有し、前記出力選択手段は、送信すべき印刷デ
ータの内容に応じて可変とされたしきい値に基づき、送
信すべき印刷データの圧縮率が前記しきい値以上である
場合は前記印刷データを前記圧縮手段により圧縮した状
態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さい場
合は前記印刷データを非圧縮の状態で出力し;前記印刷
装置は、前記印刷画像形成装置から前記印刷データを受
信し、前記印刷データが圧縮されたものである場合には
復元して印刷媒体上に所定の画像を形成することを特徴
とする。
【0031】一方、本発明の記録媒体は、送信すべきデ
ータの圧縮処理を制御するプログラムが格納されたコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログ
ラムは、送信すべきデータを圧縮させる圧縮モジュール
を備え、送信すべきデータの内容に応じて可変とされた
しきい値に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前記し
きい値以上である場合は前記データを前記圧縮モジュー
ルにより圧縮した状態で出力させ、前記圧縮率が前記し
きい値よりも小さい場合は前記データを非圧縮の状態で
出力させることを特徴とする。
ータの圧縮処理を制御するプログラムが格納されたコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記プログ
ラムは、送信すべきデータを圧縮させる圧縮モジュール
を備え、送信すべきデータの内容に応じて可変とされた
しきい値に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前記し
きい値以上である場合は前記データを前記圧縮モジュー
ルにより圧縮した状態で出力させ、前記圧縮率が前記し
きい値よりも小さい場合は前記データを非圧縮の状態で
出力させることを特徴とする。
【0032】すなわち、上記したデータ圧縮制御方法、
印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録
した記録媒体は、いずれも、上記したデータ圧縮制御装
置と同様の技術的思想に基づく構成をそれぞれ有し、圧
縮・非圧縮の判断基準となる「しきい値」を可変とする
ことによって、圧縮したメリットが得られる場合のみに
選択的に圧縮を施すことができる。その結果として、無
駄な復元処理を無くし、プロセスの処理を効率化するこ
とができる。
印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録
した記録媒体は、いずれも、上記したデータ圧縮制御装
置と同様の技術的思想に基づく構成をそれぞれ有し、圧
縮・非圧縮の判断基準となる「しきい値」を可変とする
ことによって、圧縮したメリットが得られる場合のみに
選択的に圧縮を施すことができる。その結果として、無
駄な復元処理を無くし、プロセスの処理を効率化するこ
とができる。
【0033】ここで、本願明細書において、「記録媒
体」とは、例えば、ハードディスク(HD)、DVD−
RAM、DVD−ROM、光磁気記録媒体、フレキシブ
ル・ディスク(FD)やCD−ROMなどの他に、RA
MやROMなどの各種メモリも含む。
体」とは、例えば、ハードディスク(HD)、DVD−
RAM、DVD−ROM、光磁気記録媒体、フレキシブ
ル・ディスク(FD)やCD−ROMなどの他に、RA
MやROMなどの各種メモリも含む。
【0034】また、これらの媒体に記録されるべきプロ
グラムをそのままの状態で、あるいは必要に応じて暗号
化したり、変調をかけたり、圧縮したような状態で、イ
ントラネットやインターネットなどの有線回線や無線回
線を介して頒布しても良い。
グラムをそのままの状態で、あるいは必要に応じて暗号
化したり、変調をかけたり、圧縮したような状態で、イ
ントラネットやインターネットなどの有線回線や無線回
線を介して頒布しても良い。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0036】(第1の実施の形態)まず、本発明の第1
の実施の形態として、送信すべきデータの圧縮率が所定
のしきい値以上である場合に圧縮し、且つ、そのしきい
値を可変としたデータ圧縮制御装置について説明する。
の実施の形態として、送信すべきデータの圧縮率が所定
のしきい値以上である場合に圧縮し、且つ、そのしきい
値を可変としたデータ圧縮制御装置について説明する。
【0037】図1は、本実施形態に係るデータ圧縮制御
装置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロッ
ク図である。すなわち、同図に表した通信システムにお
いては、ホスト機器100と周辺機器200とがインタ
ーフェイス120、210を介して接続されている。ホ
スト機器100には、データ圧縮制御装置10Aが設け
られ、周辺機器200に送出するデータの圧縮の有無を
制御する。
装置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロッ
ク図である。すなわち、同図に表した通信システムにお
いては、ホスト機器100と周辺機器200とがインタ
ーフェイス120、210を介して接続されている。ホ
スト機器100には、データ圧縮制御装置10Aが設け
られ、周辺機器200に送出するデータの圧縮の有無を
制御する。
【0038】データ圧縮制御装置10Aは、格納手段1
1、出力選択手段12、圧縮手段(圧縮モジュール)1
4、格納手段15、圧縮率検査手段18Aを有する。
1、出力選択手段12、圧縮手段(圧縮モジュール)1
4、格納手段15、圧縮率検査手段18Aを有する。
【0039】格納手段11はデータ圧縮制御装置10A
の入力段に設けられ、送信データをそのままバッファリ
ングする役割を有する。圧縮手段14は、入力されたデ
ータを圧縮して出力する。その圧縮の方法としては、前
述したランレングス圧縮の他にも、例えば、データコー
ド化、ハフマン符号化、算術符号化などのあらゆる方法
を用いることができる。
の入力段に設けられ、送信データをそのままバッファリ
ングする役割を有する。圧縮手段14は、入力されたデ
ータを圧縮して出力する。その圧縮の方法としては、前
述したランレングス圧縮の他にも、例えば、データコー
ド化、ハフマン符号化、算術符号化などのあらゆる方法
を用いることができる。
【0040】格納手段15は圧縮手段14の後段に設け
られ、圧縮された送信データをバッファリングする。圧
縮率検査手段18Aは、送出すべきデータを圧縮手段1
4により圧縮した場合の圧縮率を検査し、その結果を経
路選択手段12に報告する役割を有する。
られ、圧縮された送信データをバッファリングする。圧
縮率検査手段18Aは、送出すべきデータを圧縮手段1
4により圧縮した場合の圧縮率を検査し、その結果を経
路選択手段12に報告する役割を有する。
【0041】また、出力選択手段12は、格納手段11
と格納手段15の出力段にそれぞれ接続され、これらに
バッファリングされたデータのいずれかをインターフェ
イス120に送出する。
と格納手段15の出力段にそれぞれ接続され、これらに
バッファリングされたデータのいずれかをインターフェ
イス120に送出する。
【0042】図2は、本実施形態のデータ圧縮制御装置
10Aの概略動作を表すフローチャートである。
10Aの概略動作を表すフローチャートである。
【0043】データ圧縮制御装置10Aは、送信すべき
データ(送信データ)を受け取ると、まず、ステップS
10において、格納手段11にそのままの状態で格納す
る。
データ(送信データ)を受け取ると、まず、ステップS
10において、格納手段11にそのままの状態で格納す
る。
【0044】次に、ステップS12において、圧縮手段
14は、送信データを圧縮し、格納手段15に格納す
る。ここで、圧縮手段14は、格納手段11に格納され
ている送信データを読み出して圧縮しても良いし、ある
いは、データ圧縮制御装置10Aが送信データを受け取
ると格納手段11と圧縮手段14にそれぞれ送信データ
を供給するようにしても良い。
14は、送信データを圧縮し、格納手段15に格納す
る。ここで、圧縮手段14は、格納手段11に格納され
ている送信データを読み出して圧縮しても良いし、ある
いは、データ圧縮制御装置10Aが送信データを受け取
ると格納手段11と圧縮手段14にそれぞれ送信データ
を供給するようにしても良い。
【0045】次に、ステップS14Aにおいて、送信デ
ータの圧縮率を実測する。すなわち、圧縮率検査手段1
8Aは、送信データの圧縮前後のデータ量を比較するこ
とによって圧縮率を算出する。このために、圧縮率検査
手段18Aは、例えば、格納手段11と格納手段15と
にそれぞれバッファリングされているデータを用いるこ
とができる。
ータの圧縮率を実測する。すなわち、圧縮率検査手段1
8Aは、送信データの圧縮前後のデータ量を比較するこ
とによって圧縮率を算出する。このために、圧縮率検査
手段18Aは、例えば、格納手段11と格納手段15と
にそれぞれバッファリングされているデータを用いるこ
とができる。
【0046】なお、本願明細書において、「圧縮率」と
は、圧縮前のデータ量を圧縮後のデータ量で割った値と
定義する。つまり、「圧縮率」が高い程、圧縮後のデー
タ量は減少する。
は、圧縮前のデータ量を圧縮後のデータ量で割った値と
定義する。つまり、「圧縮率」が高い程、圧縮後のデー
タ量は減少する。
【0047】圧縮率検査手段18Aは、以上説明したよ
うにして送信データの圧縮率を検査すると、その結果を
出力選択手段12に報告する。
うにして送信データの圧縮率を検査すると、その結果を
出力選択手段12に報告する。
【0048】次に、ステップS16において、「しきい
値」を決定する。このステップは、例えば、出力選択手
段12に実行させることができる。ここで、「しきい
値」とは、送信データを圧縮した状態で出力するか非圧
縮状態で出力するかの判断基準となる量である。つま
り、送信データの圧縮率が「しきい値」以上である場合
には圧縮して出力し、圧縮率が「しきい値」よりも小さ
い場合には非圧縮の状態で出力する。そして、本発明に
おいては、この「しきい値」を、送信データの内容(デ
ータ量、データの特性)や周辺機器の種類などに応じて
可変とする。以下に、「しきい値」を決定する3つの具
体例を挙げる。
値」を決定する。このステップは、例えば、出力選択手
段12に実行させることができる。ここで、「しきい
値」とは、送信データを圧縮した状態で出力するか非圧
縮状態で出力するかの判断基準となる量である。つま
り、送信データの圧縮率が「しきい値」以上である場合
には圧縮して出力し、圧縮率が「しきい値」よりも小さ
い場合には非圧縮の状態で出力する。そして、本発明に
おいては、この「しきい値」を、送信データの内容(デ
ータ量、データの特性)や周辺機器の種類などに応じて
可変とする。以下に、「しきい値」を決定する3つの具
体例を挙げる。
【0049】(1)送信データの量に応じて「しきい
値」を決定する例:送信データ量が少ない場合には「し
きい値」を高く設定し、送信データ量が多い場合には
「しきい値」を低く設定する。これは、送信データ量が
少ない場合には、わざわざ圧縮しなくても周辺機器20
0に送信する時間は短くて済むからである。このような
場合にまで圧縮すると、圧縮・復元処理にかかるデメリ
ットの方が大きい場合が生ずる。従って、送信データ量
が少ない時は、「しきい値」を高く設定して、圧縮の効
果が確実に得られる場合のみ、圧縮することとする。
値」を決定する例:送信データ量が少ない場合には「し
きい値」を高く設定し、送信データ量が多い場合には
「しきい値」を低く設定する。これは、送信データ量が
少ない場合には、わざわざ圧縮しなくても周辺機器20
0に送信する時間は短くて済むからである。このような
場合にまで圧縮すると、圧縮・復元処理にかかるデメリ
ットの方が大きい場合が生ずる。従って、送信データ量
が少ない時は、「しきい値」を高く設定して、圧縮の効
果が確実に得られる場合のみ、圧縮することとする。
【0050】一方、送信データ量が多い場合は、データ
の送信に時間がかかる。従って、圧縮率が比較的小さい
場合でも、圧縮して送信した方がプロセス全体の所要時
間を短縮できる場合が多い。従って、送信データ量が多
い場合には、「しきい値」を低く設定する。
の送信に時間がかかる。従って、圧縮率が比較的小さい
場合でも、圧縮して送信した方がプロセス全体の所要時
間を短縮できる場合が多い。従って、送信データ量が多
い場合には、「しきい値」を低く設定する。
【0051】送信データ量と「しきい値」との関係は、
システムに応じて適宜決定することができる。そして、
このようにして予め用意した両者の関係式またはテーブ
ルを用いて、「しきい値」を決定することができる。
システムに応じて適宜決定することができる。そして、
このようにして予め用意した両者の関係式またはテーブ
ルを用いて、「しきい値」を決定することができる。
【0052】(2)送信データの特性に応じて「しきい
値」を決定する例:例えば、送信データが画像に関する
データである場合には、その「解像度」に応じて「しき
い値」を決定することができる。これは、たとえば、プ
リンタ、スキャナ、デジタルカメラなどの画像を取り扱
う周辺機器とコンピュータとの間で通信を行う場合、あ
るいは、これらの周辺機器同士の間で通信を行う場合に
有効である。
値」を決定する例:例えば、送信データが画像に関する
データである場合には、その「解像度」に応じて「しき
い値」を決定することができる。これは、たとえば、プ
リンタ、スキャナ、デジタルカメラなどの画像を取り扱
う周辺機器とコンピュータとの間で通信を行う場合、あ
るいは、これらの周辺機器同士の間で通信を行う場合に
有効である。
【0053】具体的には、解像度が低い場合には「しき
い値」を高く設定し、解像度が高い場合には「しきい
値」を低く設定する。これは、画像データにおいては、
一般に解像度が低い場合にはデータ量は少なく、同時に
その圧縮率も低くなる傾向があり、逆に解像度が高い場
合にはデータ量が増加すると同時にその圧縮率も高くな
る傾向があるからである。
い値」を高く設定し、解像度が高い場合には「しきい
値」を低く設定する。これは、画像データにおいては、
一般に解像度が低い場合にはデータ量は少なく、同時に
その圧縮率も低くなる傾向があり、逆に解像度が高い場
合にはデータ量が増加すると同時にその圧縮率も高くな
る傾向があるからである。
【0054】これは、同一の画像を、低い解像度で表現
した場合と高い解像度で表現した場合とを想定比較すれ
ば、理解できる。つまり、画像を低い解像度で表現した
場合には、データ列において同値が連続する確率が低く
なり、前述したような「ランレングス圧縮」に代表され
るような各種の圧縮方法を適用しても、圧縮率はあまり
高くできない場合が多いからである。これに対して、画
像を高い解像度で表現した場合は、データ列において同
値が連続する確率が高くなり、高い圧縮率が得られる傾
向がある。
した場合と高い解像度で表現した場合とを想定比較すれ
ば、理解できる。つまり、画像を低い解像度で表現した
場合には、データ列において同値が連続する確率が低く
なり、前述したような「ランレングス圧縮」に代表され
るような各種の圧縮方法を適用しても、圧縮率はあまり
高くできない場合が多いからである。これに対して、画
像を高い解像度で表現した場合は、データ列において同
値が連続する確率が高くなり、高い圧縮率が得られる傾
向がある。
【0055】つまり、解像度が低いデータの場合には、
データ量が少ないために通信の時間も短い場合が多く、
圧縮してデータ量が多少減っても、圧縮・復元の手間の
方がかかる場合が多い。従って、データ量がもともと少
なく、また、高い圧縮率が得られにくい低解像度のデー
タの場合には、「しきい値」を高めに設定して、圧縮す
ることによるメリットが確実に得られる場合のみに、圧
縮して送信する。
データ量が少ないために通信の時間も短い場合が多く、
圧縮してデータ量が多少減っても、圧縮・復元の手間の
方がかかる場合が多い。従って、データ量がもともと少
なく、また、高い圧縮率が得られにくい低解像度のデー
タの場合には、「しきい値」を高めに設定して、圧縮す
ることによるメリットが確実に得られる場合のみに、圧
縮して送信する。
【0056】これに対して、データ量がもともと多く、
圧縮の効果が得られやすい高解像度のデータの場合に
は、「しきい値」を低めに設定して、圧縮データを積極
的に送信するようにする。
圧縮の効果が得られやすい高解像度のデータの場合に
は、「しきい値」を低めに設定して、圧縮データを積極
的に送信するようにする。
【0057】本具体例の場合にも、システムに応じて、
解像度と「しきい値」との最適な関係式またはテーブル
を予め用意し、これに基づいて「しきい値」を決定する
ことができる。
解像度と「しきい値」との最適な関係式またはテーブル
を予め用意し、これに基づいて「しきい値」を決定する
ことができる。
【0058】(3)周辺機器の種類に応じて「しきい
値」を決定する例:データを受信する周辺機器の種類を
考慮することも有効である。例えば、通信機器が有する
通信インターフェイスの転送速度や、周辺機器自体のデ
ータ処理速度に応じて「しきい値」を決定する。
値」を決定する例:データを受信する周辺機器の種類を
考慮することも有効である。例えば、通信機器が有する
通信インターフェイスの転送速度や、周辺機器自体のデ
ータ処理速度に応じて「しきい値」を決定する。
【0059】具体的には、通信インターフェイス(ある
いは通信モード)の転送速度が小さい場合には「しきい
値」を低めに設定し、転送速度が大きい場合には「しき
い値」を高めに設定する。これは、転送速度が小さい場
合には、通信インターフェイスが処理すべきプロセス全
体の「ボトルネック」となる可能性が高く、圧縮・復元
の手間をかけても送信データを圧縮してデータ量を減ら
すことが有効に作用する場合が多いからである。
いは通信モード)の転送速度が小さい場合には「しきい
値」を低めに設定し、転送速度が大きい場合には「しき
い値」を高めに設定する。これは、転送速度が小さい場
合には、通信インターフェイスが処理すべきプロセス全
体の「ボトルネック」となる可能性が高く、圧縮・復元
の手間をかけても送信データを圧縮してデータ量を減ら
すことが有効に作用する場合が多いからである。
【0060】これに対して、転送速度が大きい場合に
は、圧縮して転送時間を短縮する効果よりも、圧縮・復
元の手間によるデメリットの方が大きくなる場合が多
い。そこで、転送速度が大きい場合には「しきい値」を
高めに設定し、圧縮の効果が大きくなる場合のみにデー
タを圧縮して送信する。
は、圧縮して転送時間を短縮する効果よりも、圧縮・復
元の手間によるデメリットの方が大きくなる場合が多
い。そこで、転送速度が大きい場合には「しきい値」を
高めに設定し、圧縮の効果が大きくなる場合のみにデー
タを圧縮して送信する。
【0061】本具体例の場合にも、システムに応じて、
転送速度と「しきい値」との最適な関係式またはテーブ
ルを予め用意し、これに基づいて「しきい値」を決定す
ることができる。
転送速度と「しきい値」との最適な関係式またはテーブ
ルを予め用意し、これに基づいて「しきい値」を決定す
ることができる。
【0062】以上、図2のステップS16において「し
きい値」を決定する3つの具体例を説明した。しかし、
本発明は、これに限定されるものではなく、送信するデ
ータの内容あるいはデータを受信する周辺機器などの各
種のパラメータに基づいて「しきい値」を決定すること
ができる。
きい値」を決定する3つの具体例を説明した。しかし、
本発明は、これに限定されるものではなく、送信するデ
ータの内容あるいはデータを受信する周辺機器などの各
種のパラメータに基づいて「しきい値」を決定すること
ができる。
【0063】また、「しきい値」を決定するに際して、
上記した具体例を2つ以上を組み合わせても良い。例え
ば、「データ量」と「解像度」の両方を考慮しつつ最適
な「しきい値」を決定するようにしても良い。この場合
にも、「データ量」と「解像度」との任意の組み合わせ
に対して、最適の「しきい値」が得られる関係式または
テーブルを予め用意し、これに基づいて「しきい値」を
決定することができる。
上記した具体例を2つ以上を組み合わせても良い。例え
ば、「データ量」と「解像度」の両方を考慮しつつ最適
な「しきい値」を決定するようにしても良い。この場合
にも、「データ量」と「解像度」との任意の組み合わせ
に対して、最適の「しきい値」が得られる関係式または
テーブルを予め用意し、これに基づいて「しきい値」を
決定することができる。
【0064】再び図2に戻って説明を続けると、ステッ
プS16は、例えば、出力選択手段12によって実行さ
せることができる。つまり、出力選択手段12は、格納
手段11にバッファリングされている送信データを分析
して、上述したように「しきい値」を適宜決定すること
ができる。
プS16は、例えば、出力選択手段12によって実行さ
せることができる。つまり、出力選択手段12は、格納
手段11にバッファリングされている送信データを分析
して、上述したように「しきい値」を適宜決定すること
ができる。
【0065】また、ステップS16は、必ずしもステッ
プS14Aの次に実行する必要はなく、例えば、ステッ
プS10と同時または相前後して実行しても良く、その
他、ステップS18よりも前であれば、どの段階で実行
しても良い。
プS14Aの次に実行する必要はなく、例えば、ステッ
プS10と同時または相前後して実行しても良く、その
他、ステップS18よりも前であれば、どの段階で実行
しても良い。
【0066】このようにして「しきい値」を決定した後
に、ステップS18において、圧縮率がしきい値以上で
あるか否かを判断する。そして、圧縮率がしきい値以上
である場合(ステップS18:Yes)は、ステップS
20Aにおいて圧縮データを選択し、ステップS30に
おいて出力する。つまり、格納手段15にバッファリン
グされている圧縮済みのデータが出力選択手段12によ
って選択され、送出される。
に、ステップS18において、圧縮率がしきい値以上で
あるか否かを判断する。そして、圧縮率がしきい値以上
である場合(ステップS18:Yes)は、ステップS
20Aにおいて圧縮データを選択し、ステップS30に
おいて出力する。つまり、格納手段15にバッファリン
グされている圧縮済みのデータが出力選択手段12によ
って選択され、送出される。
【0067】一方、圧縮率がしきい値未満である場合
(ステップS18:No)は、ステップS22Aに進み
非圧縮データを選択し、ステップS30において出力す
る。つまり、格納手段11にバッファリングされている
非圧縮のデータが出力選択手段12によって選択され、
送出される。
(ステップS18:No)は、ステップS22Aに進み
非圧縮データを選択し、ステップS30において出力す
る。つまり、格納手段11にバッファリングされている
非圧縮のデータが出力選択手段12によって選択され、
送出される。
【0068】以上説明したように、本実施形態のデータ
圧縮制御装置は、送信するデータの内容やデータを受信
する周辺機器の特性に応じて、データの圧縮・非圧縮の
判断基準となる「しきい値」を変化させる。例えば、送
信データのデータ量が少ない場合は、「しきい値」を高
めに設定し、高い圧縮率が得られる場合のみ、データを
圧縮して送信する。一方、データ量が多い場合は「しき
い値」を低めに設定し、積極的にデータを圧縮して転送
時間の短縮を図る。
圧縮制御装置は、送信するデータの内容やデータを受信
する周辺機器の特性に応じて、データの圧縮・非圧縮の
判断基準となる「しきい値」を変化させる。例えば、送
信データのデータ量が少ない場合は、「しきい値」を高
めに設定し、高い圧縮率が得られる場合のみ、データを
圧縮して送信する。一方、データ量が多い場合は「しき
い値」を低めに設定し、積極的にデータを圧縮して転送
時間の短縮を図る。
【0069】このようにすれば、圧縮することによるデ
ータ量減少のメリットと、圧縮・復元処理の手間が増え
るデメリットとを考慮し、前者の方が大きい場合のみに
データを圧縮して送信することが可能となる。
ータ量減少のメリットと、圧縮・復元処理の手間が増え
るデメリットとを考慮し、前者の方が大きい場合のみに
データを圧縮して送信することが可能となる。
【0070】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態として、送信データの圧縮率を予測によっ
て検査するデータ圧縮制御装置について説明する。
の実施の形態として、送信データの圧縮率を予測によっ
て検査するデータ圧縮制御装置について説明する。
【0071】図3は、本実施形態に係るデータ圧縮制御
装置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロッ
ク図である。
装置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロッ
ク図である。
【0072】図4は、本実施形態のデータ圧縮制御装置
10Bの概略動作を表すフローチャートである。
10Bの概略動作を表すフローチャートである。
【0073】これらの図については、図1及び図2に関
して前述したものと同様の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
して前述したものと同様の部分には同一の符号を付して
詳細な説明は省略する。
【0074】本実施形態のデータ圧縮制御装置10B
は、図1及び図2に関して前述した経路選択手段12、
圧縮手段14、圧縮率検査装置18Bを有する。但し、
本実施形態における圧縮率検査手段18Bは、送出すべ
きデータの圧縮率を予測する。すなわち、図4のステッ
プS14Bにおいて、圧縮率を実測するのではなく、予
測する。圧縮率を予測する方法としては、例えば、送信
データの一部のみをサンプリングして圧縮手段14に入
力し、テスト的な圧縮を実行することにより圧縮率を予
測する方法を挙げることができる。この方法によれば、
検査時間を短縮することができる。
は、図1及び図2に関して前述した経路選択手段12、
圧縮手段14、圧縮率検査装置18Bを有する。但し、
本実施形態における圧縮率検査手段18Bは、送出すべ
きデータの圧縮率を予測する。すなわち、図4のステッ
プS14Bにおいて、圧縮率を実測するのではなく、予
測する。圧縮率を予測する方法としては、例えば、送信
データの一部のみをサンプリングして圧縮手段14に入
力し、テスト的な圧縮を実行することにより圧縮率を予
測する方法を挙げることができる。この方法によれば、
検査時間を短縮することができる。
【0075】または、送信データの全てまたは一部につ
いて簡易的な圧縮を試行し、その結果から最終的な圧縮
率を予測する方法もある。簡易圧縮の方法としては、例
えば、圧縮手段14における圧縮プロセスのうちの一部
のみを実行し、その結果から最終的な圧縮率を予測する
方法がある。または、送信データのビット配列パターン
の全体または一部を統計的に分析または分類して最終的
な圧縮率を予想しても良い。このような「簡易圧縮法」
を利用しても、検査時間を短縮することができる。
いて簡易的な圧縮を試行し、その結果から最終的な圧縮
率を予測する方法もある。簡易圧縮の方法としては、例
えば、圧縮手段14における圧縮プロセスのうちの一部
のみを実行し、その結果から最終的な圧縮率を予測する
方法がある。または、送信データのビット配列パターン
の全体または一部を統計的に分析または分類して最終的
な圧縮率を予想しても良い。このような「簡易圧縮法」
を利用しても、検査時間を短縮することができる。
【0076】圧縮率検査手段18Bは、以上説明したよ
うにして送信データの圧縮率を検査すると、その結果を
出力選択手段12に報告する。
うにして送信データの圧縮率を検査すると、その結果を
出力選択手段12に報告する。
【0077】次に、ステップS16において、出力選択
手段12は「しきい値」を決定する。このステップの詳
細は、第1実施形態に関して前述した通りである。ま
た、本実施形態においても、ステップS16はステップ
S14よりも前に実行しても良い。
手段12は「しきい値」を決定する。このステップの詳
細は、第1実施形態に関して前述した通りである。ま
た、本実施形態においても、ステップS16はステップ
S14よりも前に実行しても良い。
【0078】次に、ステップS18において、予測した
圧縮率が「しきい値」以上であるか否かを判定する。そ
して、圧縮率が「しきい値」値以上である場合(ステッ
プS18:Yes)は、ステップS20Aにおいて経路
Aが選択される。すなわち、出力選択手段12は、送信
データを経路Aを介して圧縮手段14に供給する。そし
て、送信データは、ステップS21において圧縮手段1
4によって圧縮され、ステップS30において出力され
る。
圧縮率が「しきい値」以上であるか否かを判定する。そ
して、圧縮率が「しきい値」値以上である場合(ステッ
プS18:Yes)は、ステップS20Aにおいて経路
Aが選択される。すなわち、出力選択手段12は、送信
データを経路Aを介して圧縮手段14に供給する。そし
て、送信データは、ステップS21において圧縮手段1
4によって圧縮され、ステップS30において出力され
る。
【0079】一方、圧縮率がしきい値未満である場合
(ステップS18:No)は、ステップS22Bに進み
経路Bが選択され、ステップS30において非圧縮のデ
ータが出力される。つまり、出力選択手段12は、圧縮
手段14を介することなく、送信データを送出する。こ
こで、出力選択手段12は図示しない格納手段を有し、
非圧縮状態の送信データをバッファリングし、必要に応
じて出力するようにしても良い。
(ステップS18:No)は、ステップS22Bに進み
経路Bが選択され、ステップS30において非圧縮のデ
ータが出力される。つまり、出力選択手段12は、圧縮
手段14を介することなく、送信データを送出する。こ
こで、出力選択手段12は図示しない格納手段を有し、
非圧縮状態の送信データをバッファリングし、必要に応
じて出力するようにしても良い。
【0080】以上説明したように、本実施形態において
も、送信データの内容やデータを受信する周辺機器の特
性に応じて「しきい値」を適宜決定し、データ圧縮の効
果が確実に得られる場合のみデータを圧縮して送信する
ことができる。従って、第1実施形態に関して前述した
ように、圧縮の効果が確実に得られるという利点を有す
る。
も、送信データの内容やデータを受信する周辺機器の特
性に応じて「しきい値」を適宜決定し、データ圧縮の効
果が確実に得られる場合のみデータを圧縮して送信する
ことができる。従って、第1実施形態に関して前述した
ように、圧縮の効果が確実に得られるという利点を有す
る。
【0081】さらに、本実施形態によれば、圧縮率の検
査を迅速に実行し、無駄なデータ圧縮を無くすことがで
きるという効果も得られる。
査を迅速に実行し、無駄なデータ圧縮を無くすことがで
きるという効果も得られる。
【0082】すなわち、第1実施形態に関して前述した
ように、送信データの全てを実際に圧縮した場合には、
正確な圧縮率を確実に得られる反面、送信データの全て
を一旦圧縮するので、時間がかかり、圧縮したデータが
無駄になる場合も生じうる。
ように、送信データの全てを実際に圧縮した場合には、
正確な圧縮率を確実に得られる反面、送信データの全て
を一旦圧縮するので、時間がかかり、圧縮したデータが
無駄になる場合も生じうる。
【0083】これに対して、本実施形態によれば、簡便
な方法によって圧縮率を予測し、データ圧縮が必要な場
合のみに圧縮手段14で正式な圧縮を施すので、ホスト
機器100の負担も軽減し、迅速な処理を担保すること
ができる。
な方法によって圧縮率を予測し、データ圧縮が必要な場
合のみに圧縮手段14で正式な圧縮を施すので、ホスト
機器100の負担も軽減し、迅速な処理を担保すること
ができる。
【0084】(第3の実施の形態)以上、第1乃至第2
実施形態として説明したように、本発明に係るデータ圧
縮制御装置は、送信データの内容や周辺機器の特性など
に応じて圧縮率の「しきい値」を適宜決定し、プロセス
全体の処理効率を改善することができる。
実施形態として説明したように、本発明に係るデータ圧
縮制御装置は、送信データの内容や周辺機器の特性など
に応じて圧縮率の「しきい値」を適宜決定し、プロセス
全体の処理効率を改善することができる。
【0085】本発明に係るデータ圧縮制御装置は、例え
ば、専用の集積回路半導体チップあるいは半導体チップ
アレイなどのハードウエアとして実現することが可能で
ある。
ば、専用の集積回路半導体チップあるいは半導体チップ
アレイなどのハードウエアとして実現することが可能で
ある。
【0086】また、本発明に係るデータ圧縮制御装置
は、CPU(central proccessing unit)及びメモリを
有する機器において、所定のソフトウエアによりCPU
を動作させることによっても実現可能である。
は、CPU(central proccessing unit)及びメモリを
有する機器において、所定のソフトウエアによりCPU
を動作させることによっても実現可能である。
【0087】そして、このようにして実現されたデータ
圧縮制御装置は、通信インターフェイスを有する各種の
機器に搭載して所定の効果を奏する。
圧縮制御装置は、通信インターフェイスを有する各種の
機器に搭載して所定の効果を奏する。
【0088】以下、本発明の第3の実施の形態として、
本発明のデータ圧縮制御装置を適用した印刷情報形成装
置について説明する。
本発明のデータ圧縮制御装置を適用した印刷情報形成装
置について説明する。
【0089】図5は、本実施形態に係る印刷情報形成装
置を採用した印刷システムの概略構成を表すブロック図
である。すなわち、同図に表した印刷システムは、ホス
ト機器100とインクジェットプリンタ300が通信イ
ンターフェイスを介して接続された構成を有する。ホス
ト機器100には、本発明の印刷情報形成装置160と
通信インターフェイス120が設けられている。印刷情
報形成装置160は、印刷データ生成部150と、第1
乃至第2実施形態に関して前述したいずれかのデータ圧
縮制御装置10A〜B(圧縮制御部)とを有する。な
お、本願明細書においては、印刷データ生成部150に
相当するソフトウエアを「印刷データ生成モジュール」
と称する。
置を採用した印刷システムの概略構成を表すブロック図
である。すなわち、同図に表した印刷システムは、ホス
ト機器100とインクジェットプリンタ300が通信イ
ンターフェイスを介して接続された構成を有する。ホス
ト機器100には、本発明の印刷情報形成装置160と
通信インターフェイス120が設けられている。印刷情
報形成装置160は、印刷データ生成部150と、第1
乃至第2実施形態に関して前述したいずれかのデータ圧
縮制御装置10A〜B(圧縮制御部)とを有する。な
お、本願明細書においては、印刷データ生成部150に
相当するソフトウエアを「印刷データ生成モジュール」
と称する。
【0090】印刷すべき「画像データ」は、図示しない
アプリケーションなどから、印刷データ生成部150に
入力される。ここで、「画像データ」は、例えば、RG
B24ビットのデジタルデータである。
アプリケーションなどから、印刷データ生成部150に
入力される。ここで、「画像データ」は、例えば、RG
B24ビットのデジタルデータである。
【0091】印刷データ生成部150は、この「画像デ
ータ」を「印刷データ」に変換する役割を有する。すな
わち、RGB(red,green,blue)の3要素などにより表
される「画像データ」を、プリンタが用いる各色のイン
ク(例えば、シアン:C、マゼンタ:M、黄色:Y、及
び黒:Kの4色、或いはこれにライトシアン:LC、ラ
イトマゼンタ:LMを加えた6色)によるドットの配列
情報に対応する「印刷データ」に変換する。
ータ」を「印刷データ」に変換する役割を有する。すな
わち、RGB(red,green,blue)の3要素などにより表
される「画像データ」を、プリンタが用いる各色のイン
ク(例えば、シアン:C、マゼンタ:M、黄色:Y、及
び黒:Kの4色、或いはこれにライトシアン:LC、ラ
イトマゼンタ:LMを加えた6色)によるドットの配列
情報に対応する「印刷データ」に変換する。
【0092】図6は、印刷データ生成部150の構成の
具体例を表すブロック図である。すなわち、印刷データ
生成部150は、サイズ変換部150A、色変換部15
0B、ハーフトーン処理部150C、及びインターレー
ス処理部150Dからなるものとすることができる。
具体例を表すブロック図である。すなわち、印刷データ
生成部150は、サイズ変換部150A、色変換部15
0B、ハーフトーン処理部150C、及びインターレー
ス処理部150Dからなるものとすることができる。
【0093】サイズ変換部150Aは、所定のレイアウ
ト情報に基づいて、「画像データ」を所望の印刷サイズ
に変換する役割を有する。例えば、RGB24ビットか
らなる「画像データ」を所望のサイズに変換する。
ト情報に基づいて、「画像データ」を所望の印刷サイズ
に変換する役割を有する。例えば、RGB24ビットか
らなる「画像データ」を所望のサイズに変換する。
【0094】色変換部150Bは、「画像データ」をプ
リンタの色要素からなるデータに変換する。すなわち、
プリンタが使用するインク色及び発色の特性に応じた色
補正を施し、インク色のデータに変換する。例えば、R
GB24ビットからなる「画像データ」をCMYK32
ビットデータに変換する。
リンタの色要素からなるデータに変換する。すなわち、
プリンタが使用するインク色及び発色の特性に応じた色
補正を施し、インク色のデータに変換する。例えば、R
GB24ビットからなる「画像データ」をCMYK32
ビットデータに変換する。
【0095】ハーフトーン処理部150Cは、色変換さ
れた後のCMYKデータからドット単位でのインクの有
無によってある面積での濃度を表現する2値化処理を実
行する。このハーフトーン処理によってCMYKからな
る印刷データが生成される。例えば、色変換により得ら
れたCMYK32ビットデータを、CMYK4ビットか
らなるデータに変換する。
れた後のCMYKデータからドット単位でのインクの有
無によってある面積での濃度を表現する2値化処理を実
行する。このハーフトーン処理によってCMYKからな
る印刷データが生成される。例えば、色変換により得ら
れたCMYK32ビットデータを、CMYK4ビットか
らなるデータに変換する。
【0096】インターレース処理部150Dは、ハーフ
トーン処理によって得られたCMYK4ビットデータを
インターレース印刷するために変換する。ここで、「イ
ンターレース」とは、プリンタの印刷ヘッドのインクジ
ェットノズルの配列ピッチよりも小さいピッチで印刷ヘ
ッドを主走査方向及び/または副走査方向にずらしなが
ら印刷することより、きめが細かく、且つ印刷ヘッドの
ノズル径などのばらつきによる「ムラ」を解消すること
ができる印刷手法である。
トーン処理によって得られたCMYK4ビットデータを
インターレース印刷するために変換する。ここで、「イ
ンターレース」とは、プリンタの印刷ヘッドのインクジ
ェットノズルの配列ピッチよりも小さいピッチで印刷ヘ
ッドを主走査方向及び/または副走査方向にずらしなが
ら印刷することより、きめが細かく、且つ印刷ヘッドの
ノズル径などのばらつきによる「ムラ」を解消すること
ができる印刷手法である。
【0097】以上の処理によって、「画像データ」が
「印刷データ」に変換される。
「印刷データ」に変換される。
【0098】このようにして生成された「印刷データ」
は、データ圧縮制御装置10A〜Bに送られる。データ
圧縮制御装置は、第1乃至第2実施形態に関して前述し
たいずれかの構成を有し、印刷データの内容や通信イン
ターフェィス120、310の転送速度などに基づい
て、最適な「しきい値」を決定する。そして、この「し
きい値」以上の圧縮率が得られる場合は、「印刷デー
タ」を圧縮状態として、通信インターフェイス120を
介してプリンタ300に送信する。
は、データ圧縮制御装置10A〜Bに送られる。データ
圧縮制御装置は、第1乃至第2実施形態に関して前述し
たいずれかの構成を有し、印刷データの内容や通信イン
ターフェィス120、310の転送速度などに基づい
て、最適な「しきい値」を決定する。そして、この「し
きい値」以上の圧縮率が得られる場合は、「印刷デー
タ」を圧縮状態として、通信インターフェイス120を
介してプリンタ300に送信する。
【0099】本発明者の検討の結果、図5に表したよう
な印刷システムの場合には、「印刷データ」の解像度に
基づいて圧縮率の「しきい値」を決定すると良好な結果
が得られることが判明した。すなわち、現状のインクジ
ェットプリンタの最大解像度は1440dpi(dot pe
r inch)であり、多くの場合に、360dpi、720
dpiまたは1440dpiのいずれかの印刷データを
受信する。
な印刷システムの場合には、「印刷データ」の解像度に
基づいて圧縮率の「しきい値」を決定すると良好な結果
が得られることが判明した。すなわち、現状のインクジ
ェットプリンタの最大解像度は1440dpi(dot pe
r inch)であり、多くの場合に、360dpi、720
dpiまたは1440dpiのいずれかの印刷データを
受信する。
【0100】そして、「ランレングス圧縮」を施した場
合の圧縮率とデータの解像度との関係について統計的な
分析を行った結果、一般的にいって、解像度が低いほど
データ量が少なく且つ圧縮率も低く、圧縮を施すと、印
刷データの圧縮・復元処理に要する時間の増加がデメリ
ットとして作用することが分かった。従って、圧縮のメ
リットがデメリットを上回る「しきい値」は、高めにな
ることが分かった。
合の圧縮率とデータの解像度との関係について統計的な
分析を行った結果、一般的にいって、解像度が低いほど
データ量が少なく且つ圧縮率も低く、圧縮を施すと、印
刷データの圧縮・復元処理に要する時間の増加がデメリ
ットとして作用することが分かった。従って、圧縮のメ
リットがデメリットを上回る「しきい値」は、高めにな
ることが分かった。
【0101】これに対して、印刷データの解像度が高く
なるに従って、データ量が増大し且つ圧縮率も増大す
る。この結果として、圧縮を施すメリットが圧縮・復元
処理のデメリットを上回る「しきい値」は、低めにな
る。ここで、解像度が高いほど圧縮率が高くなるのは、
解像度が高いほど同値のデータが連続する確率が増加す
るからである。特に、「ゼロ」データが連続する確率が
顕著に増加することが分かった。つまり、解像度が高い
とインクドットの密度が高くなるが、同時に、インクを
塗布しないドットの割合も増加する。そして、その結果
として、「ランレングス圧縮」を施した場合に、高い圧
縮率が得られる。
なるに従って、データ量が増大し且つ圧縮率も増大す
る。この結果として、圧縮を施すメリットが圧縮・復元
処理のデメリットを上回る「しきい値」は、低めにな
る。ここで、解像度が高いほど圧縮率が高くなるのは、
解像度が高いほど同値のデータが連続する確率が増加す
るからである。特に、「ゼロ」データが連続する確率が
顕著に増加することが分かった。つまり、解像度が高い
とインクドットの密度が高くなるが、同時に、インクを
塗布しないドットの割合も増加する。そして、その結果
として、「ランレングス圧縮」を施した場合に、高い圧
縮率が得られる。
【0102】最大解像度が1440dpiのインクジェ
ットプリンタの場合の印刷データの解像度と圧縮率の最
適な「しきい値」との関係の一例を挙げると以下の如く
であった。
ットプリンタの場合の印刷データの解像度と圧縮率の最
適な「しきい値」との関係の一例を挙げると以下の如く
であった。
【0103】 解像度 圧縮率の「しきい値」 360dpi 1.3 720dpi 1.2 1440dpi 1.1
【0104】なお、ここで「圧縮率」とは、前述したよ
うに、(圧縮前のデータ量)を(圧縮後のデータ量)で
割った値である。
うに、(圧縮前のデータ量)を(圧縮後のデータ量)で
割った値である。
【0105】上記の関係に従えば、例えば、解像度が7
20dpiの印刷データの場合には、その圧縮率が1.
2以上の場合には圧縮してプリンタ300に送信し、圧
縮率が1.2に満たない場合は、非圧縮の状態でプリン
タ300に送信する。
20dpiの印刷データの場合には、その圧縮率が1.
2以上の場合には圧縮してプリンタ300に送信し、圧
縮率が1.2に満たない場合は、非圧縮の状態でプリン
タ300に送信する。
【0106】以上説明した印刷情報形成装置160は、
「プリンタドライバ」と通称されるソフトウエアによっ
て実現することができる。つまり、印刷データ生成部1
50とデータ圧縮制御装置10A〜Bの機能は、「プリ
ンタドライバ」の一部として、ホスト機器100上に実
現することができる。但し、データ圧縮制御装置10A
〜Bは、「プリンタドライバ」とは別のソフトウエアま
たは専用の半導体集積回路などのハードウエアとしてホ
スト機器100に実現されていても良いことはいうまで
もない。
「プリンタドライバ」と通称されるソフトウエアによっ
て実現することができる。つまり、印刷データ生成部1
50とデータ圧縮制御装置10A〜Bの機能は、「プリ
ンタドライバ」の一部として、ホスト機器100上に実
現することができる。但し、データ圧縮制御装置10A
〜Bは、「プリンタドライバ」とは別のソフトウエアま
たは専用の半導体集積回路などのハードウエアとしてホ
スト機器100に実現されていても良いことはいうまで
もない。
【0107】そして、いずれの場合においても、上に例
示したような解像度などのパラメータと最適な「しきい
値」との関係は、所定の関係式あるいはテーブルの形で
用意しておくことができる。
示したような解像度などのパラメータと最適な「しきい
値」との関係は、所定の関係式あるいはテーブルの形で
用意しておくことができる。
【0108】一方、プリンタ300は、インターフェイ
ス部310、受信部320、解釈復元部330、イメー
ジ生成部340、プリンタエンジン350、制御部36
0、パネル部370、ステータス管理部380及びメモ
リ管理部390を有する。
ス部310、受信部320、解釈復元部330、イメー
ジ生成部340、プリンタエンジン350、制御部36
0、パネル部370、ステータス管理部380及びメモ
リ管理部390を有する。
【0109】インターフェイス部330は、ホスト機器
100から印刷データを受信すると共に、データ要求信
号などの各種のステータス情報をホスト機器100に送
信する。
100から印刷データを受信すると共に、データ要求信
号などの各種のステータス情報をホスト機器100に送
信する。
【0110】受信部320は、ホスト機器100から送
信されたデータを必要に応じて一時的に格納する。な
お、本発明においては、この受信部320は必ずしも必
要でなく、インターフェイス部310において受信した
「画像データ」などを直ちに解釈復元部330に送るよ
うにしても良い。
信されたデータを必要に応じて一時的に格納する。な
お、本発明においては、この受信部320は必ずしも必
要でなく、インターフェイス部310において受信した
「画像データ」などを直ちに解釈復元部330に送るよ
うにしても良い。
【0111】解釈復元部330は、ホスト機器100か
ら送られた信号の種類を調べて適宜必要なデータ処理を
施す。すなわち、ホスト機器100のデータ圧縮制御装
置10A〜Cによって処理された「印刷データ」の圧縮
・非圧縮状態を調べ、圧縮された印刷データである場合
には、復元する。さらに、解釈復元部は、受信した信号
に含まれるヘッダ情報やフッタ情報を取り除き、「印刷
データ」をイメージ生成部340に送る。
ら送られた信号の種類を調べて適宜必要なデータ処理を
施す。すなわち、ホスト機器100のデータ圧縮制御装
置10A〜Cによって処理された「印刷データ」の圧縮
・非圧縮状態を調べ、圧縮された印刷データである場合
には、復元する。さらに、解釈復元部は、受信した信号
に含まれるヘッダ情報やフッタ情報を取り除き、「印刷
データ」をイメージ生成部340に送る。
【0112】イメージ生成部340は、解釈復元部33
0から送られてくる「印刷データ」に基づいて、印刷イ
メージを生成し、プリンタエンジン350を駆動させる
役割を有する。
0から送られてくる「印刷データ」に基づいて、印刷イ
メージを生成し、プリンタエンジン350を駆動させる
役割を有する。
【0113】プリンタエンジン350は、図示しない印
刷ヘッドやその駆動系及び紙送り機構などを有し、イメ
ージ生成部340において生成された印刷イメージに基
づいて印刷を実行する。
刷ヘッドやその駆動系及び紙送り機構などを有し、イメ
ージ生成部340において生成された印刷イメージに基
づいて印刷を実行する。
【0114】また、制御部360は、プリンタ300の
各部の制御を行い、パネル部370は、プリンタ300
の動作状態等を表示し、ステータス管理部380は、プ
リンタ300の状態制御を行い、メモリ管理部390
は、印刷画像を一時的に格納するメモリ(図示せず)の
制御を行う。
各部の制御を行い、パネル部370は、プリンタ300
の動作状態等を表示し、ステータス管理部380は、プ
リンタ300の状態制御を行い、メモリ管理部390
は、印刷画像を一時的に格納するメモリ(図示せず)の
制御を行う。
【0115】以上説明した本実施形態の印刷システム
は、データ圧縮制御装置10A〜Bを備えることによ
り、印刷データの圧縮率が所定の「しきい値」以上の場
合にはデータを圧縮して送出し、そうでない場合には、
データを非圧縮のままでプリンタ300に送出する。こ
のようにすれば、ホスト機器100からプリンタ300
に印刷データを送信するに際して、圧縮のメリットが、
圧縮・復元の手間のデメリットを上回る場合のみに圧縮
を施し、データ圧縮の効果を確実に得ることができる。
同時に、プリンタ300における無駄な復元処理の負担
を大幅に軽減することができる。プリンタ300におけ
る復元処理の負担を軽減すれば、プリンタのCPUを有
効率的に活用し、印刷処理を高速化することができる。
は、データ圧縮制御装置10A〜Bを備えることによ
り、印刷データの圧縮率が所定の「しきい値」以上の場
合にはデータを圧縮して送出し、そうでない場合には、
データを非圧縮のままでプリンタ300に送出する。こ
のようにすれば、ホスト機器100からプリンタ300
に印刷データを送信するに際して、圧縮のメリットが、
圧縮・復元の手間のデメリットを上回る場合のみに圧縮
を施し、データ圧縮の効果を確実に得ることができる。
同時に、プリンタ300における無駄な復元処理の負担
を大幅に軽減することができる。プリンタ300におけ
る復元処理の負担を軽減すれば、プリンタのCPUを有
効率的に活用し、印刷処理を高速化することができる。
【0116】さらに、第2実施形態に関して前述したよ
うに、圧縮率の検査を予測により行えば、ホスト機器の
CPUの負担も軽減し、他のタスクを無用に圧迫すると
いう問題を解決することができる。
うに、圧縮率の検査を予測により行えば、ホスト機器の
CPUの負担も軽減し、他のタスクを無用に圧迫すると
いう問題を解決することができる。
【0117】以上具体例を参照しつつ本発明の実施の形
態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体
例に限定されるものではない。
態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体
例に限定されるものではない。
【0118】例えば、第3実施形態として、インクジェ
ットプリンタを用いた印刷システムを具体例に挙げつつ
説明したが、印刷システムに用いるプリンタとしては、
これ以外にも、レーザプリンタやLEDプリンタなどの
あらゆるプリンタを同様に用いて、同様の各種の効果を
得ることができる。
ットプリンタを用いた印刷システムを具体例に挙げつつ
説明したが、印刷システムに用いるプリンタとしては、
これ以外にも、レーザプリンタやLEDプリンタなどの
あらゆるプリンタを同様に用いて、同様の各種の効果を
得ることができる。
【0119】さらに、本発明に係るデータ圧縮制御装置
は、印刷システムには限定されないる。すなわち、本発
明のデータ圧縮制御装置は、半導体集積回路など所定の
ハードウエア、または、CPU(central proccessing
unit)及びメモリを有する機器において所定のソフトウ
エアによりCPUを動作させることによっても実現可能
である。そして、これらのハードウエアやソフトウエア
は、例えば、パーソナルコンピュータを初めとする各種
のコンピュータ、プリンタ、スキャナ、デジタルカメ
ラ、各種のPDA(personal data assistance)、ゲー
ム機器あるいはその他の各種のデジタル機器であって、
通信インターフェイスを介してデータを送信する機能を
有するものの一部として設けることにより、所定の効果
を奏するものである。
は、印刷システムには限定されないる。すなわち、本発
明のデータ圧縮制御装置は、半導体集積回路など所定の
ハードウエア、または、CPU(central proccessing
unit)及びメモリを有する機器において所定のソフトウ
エアによりCPUを動作させることによっても実現可能
である。そして、これらのハードウエアやソフトウエア
は、例えば、パーソナルコンピュータを初めとする各種
のコンピュータ、プリンタ、スキャナ、デジタルカメ
ラ、各種のPDA(personal data assistance)、ゲー
ム機器あるいはその他の各種のデジタル機器であって、
通信インターフェイスを介してデータを送信する機能を
有するものの一部として設けることにより、所定の効果
を奏するものである。
【0120】また、印刷システムのプリンタが用いるイ
ンクの色も、具体例として挙げたCMYK4色に限定さ
れるものではなく、これらにライトシアン、ライトマゼ
ンタなどの淡色を加えたものや、その他のあらゆるイン
クの組み合わせを同様に用いることができる。
ンクの色も、具体例として挙げたCMYK4色に限定さ
れるものではなく、これらにライトシアン、ライトマゼ
ンタなどの淡色を加えたものや、その他のあらゆるイン
クの組み合わせを同様に用いることができる。
【0121】さらに、印刷システムの場合には、プリン
タ機構を有するものであれば、プリンタ専用機には限定
されず、複写機、ファクシミリ装置などの他の機能を備
えた複合機であっても良い。
タ機構を有するものであれば、プリンタ専用機には限定
されず、複写機、ファクシミリ装置などの他の機能を備
えた複合機であっても良い。
【0122】その他、当業者であれば、本明細書に開示
した本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更等が可能
である。
した本発明の要旨の範囲内で種々の追加、変更等が可能
である。
【0123】
【発明の効果】本発明は、以上説明した形態で実施さ
れ、以下に説明する効果を奏する。
れ、以下に説明する効果を奏する。
【0124】まず、本発明によれば、送信するデータの
内容やデータを受信する周辺機器の特性に応じて、デー
タの圧縮・非圧縮の判断基準となる「しきい値」を変化
させることによって、圧縮することによるデータ量減少
のメリットと、圧縮・復元処理の手間が増えるデメリッ
トとを考慮し、前者の方が大きい場合のみにデータを圧
縮して送信することが可能となる。すなわち、圧縮の効
果が確実に得られ、無用な復元処理の負担を減らして処
理を効率化できる。
内容やデータを受信する周辺機器の特性に応じて、デー
タの圧縮・非圧縮の判断基準となる「しきい値」を変化
させることによって、圧縮することによるデータ量減少
のメリットと、圧縮・復元処理の手間が増えるデメリッ
トとを考慮し、前者の方が大きい場合のみにデータを圧
縮して送信することが可能となる。すなわち、圧縮の効
果が確実に得られ、無用な復元処理の負担を減らして処
理を効率化できる。
【0125】さらに、本発明によれば、簡便な方法によ
って圧縮率を予測することによって、データ圧縮が必要
な場合のみに圧縮手段で正式な圧縮を施すことが可能と
なり、ホスト機器の負担も軽減し、迅速な処理を担保す
ることができる。
って圧縮率を予測することによって、データ圧縮が必要
な場合のみに圧縮手段で正式な圧縮を施すことが可能と
なり、ホスト機器の負担も軽減し、迅速な処理を担保す
ることができる。
【0126】特に、本発明によれば、プリンタ、スキャ
ナ、デジタルカメラなどの画像に関するデータを取り扱
う機器との間の通信に際して、解像度に応じて「しきい
値」を調節することにより、圧縮のメリットが確実に得
られる場合のみにデータ圧縮実行することが可能とな
り、処理を効率化することができる。
ナ、デジタルカメラなどの画像に関するデータを取り扱
う機器との間の通信に際して、解像度に応じて「しきい
値」を調節することにより、圧縮のメリットが確実に得
られる場合のみにデータ圧縮実行することが可能とな
り、処理を効率化することができる。
【0127】以上詳述したように、本発明によれば、デ
ータの内容や周辺機器の特性に応じてデータの圧縮・非
圧縮の「しきい値」を調節することによって、データ圧
縮の効果が確実にえられるデータ圧縮制御装置、データ
圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプ
ログラムを記録した記録媒体を提供することが可能とな
り産業上のメリットは多大である。
ータの内容や周辺機器の特性に応じてデータの圧縮・非
圧縮の「しきい値」を調節することによって、データ圧
縮の効果が確実にえられるデータ圧縮制御装置、データ
圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプ
ログラムを記録した記録媒体を提供することが可能とな
り産業上のメリットは多大である。
【図1】本発明の第1実施形態に係るデータ圧縮制御装
置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロック
図である。
置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロック
図である。
【図2】データ圧縮制御装置10Aの概略動作を表すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図3】本発明の第2実施形態に係るデータ圧縮制御装
置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロック
図である。
置を備えた通信システムの構成を概念的に表すブロック
図である。
【図4】第2実施形態のデータ圧縮制御装置10Bの概
略動作を表すフローチャートである。
略動作を表すフローチャートである。
【図5】本発明の第3実施形態に係る印刷情報形成装置
を採用した印刷システムの概略構成を表すブロック図で
ある。
を採用した印刷システムの概略構成を表すブロック図で
ある。
【図6】印刷データ生成部150の構成の具体例を表す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図7】ホストコンピュータとプリンタとを接続した印
刷システムを概念的に表すブロック図である。
刷システムを概念的に表すブロック図である。
10A、10B データ圧縮制御装置 11 格納手段 12 出力選択手段 14 圧縮手段(圧縮モジュール) 15 格納手段 18A、18B 圧縮率検査手段 100 ホスト機器 110 制御部 114 圧縮部 120 通信インターフェイス 150 印刷データ生成部(印刷データ生成モジュー
ル) 160 印刷情報形成装置 200 周辺機器 210 通信インターフェイス 220 復元部 250 プリンタエンジン 300 プリンタ 310 通信インターフェイス 320 受信部 330 解釈復元部 340 イメージ生成部 350 プリンタエンジン 365 制御部 370 パネル部 387 ステータス管理部 390 メモリ管理部
ル) 160 印刷情報形成装置 200 周辺機器 210 通信インターフェイス 220 復元部 250 プリンタエンジン 300 プリンタ 310 通信インターフェイス 320 受信部 330 解釈復元部 340 イメージ生成部 350 プリンタエンジン 365 制御部 370 パネル部 387 ステータス管理部 390 メモリ管理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/413 H04N 1/413 D 9A001 7/24 7/13 Z Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 HH08 HJ06 HN15 HQ20 HQ21 5B021 AA01 AA02 BB12 5C059 SS06 SS20 SS28 TA00 TA17 TC01 TD11 TD12 UA38 UA39 5C078 CA02 DA01 5J064 AA02 BC01 BC02 BC14 BC22 BC25 BD03 BD07 9A001 BB03 BB04 BB06 DD15 EE02 HH23 JJ35
Claims (12)
- 【請求項1】送信すべきデータの圧縮処理を制御するデ
ータ圧縮制御装置であって、 データを圧縮する圧縮手段と、 送信すべきデータの出力形式を選択する出力選択手段
と、 を備え、 前記出力選択手段は、 送信すべきデータの内容に応じて可変とされたしきい値
に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前記しきい値以
上である場合は前記データを前記圧縮手段により圧縮し
た状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さ
い場合は前記データを非圧縮の状態で出力することを特
徴とするデータ圧縮制御装置。 - 【請求項2】前記しきい値は、前記送信すべきデータの
データ量が多い場合は小さく、前記送信すべきデータの
データ量が少ない場合には大きくされたことを特徴とす
る請求項1記載のデータ圧縮制御装置。 - 【請求項3】前記送信すべきデータは、画像に関するデ
ータであり、 前記しきい値は、前記送信すべきデータの解像度が高い
場合は小さく、前記送信すべきデータの解像度が低い場
合には大きくされたことを特徴とする請求項1記載のデ
ータ圧縮制御装置。 - 【請求項4】前記圧縮手段による送信すべきデータの圧
縮率を検査する圧縮率検査手段と、 前記送信すべきデータを非圧縮の状態で格納する第1の
格納手段と、 前記送信すべきデータを前記圧縮手段により圧縮して得
られたデータを格納する第2の格納手段と、 をさらに備え、 前記圧縮率検査手段は、前記第1の格納手段に格納され
ている非圧縮の状態のデータと前記第2の格納手段に格
納されている圧縮されたデータとを比較することにより
前記圧縮率を検査し、 前記出力選択手段は、 送信すべきデータを圧縮した状態で出力すると決定した
時には、前記第2の格納手段に格納されている圧縮され
たデータを出力し、 送信すべきデータを非圧縮の状態で出力すると決定した
時には、前記第1の格納手段に格納されている前記非圧
縮の状態のデータを出力することを特徴とする請求項1
〜3のいずれか1つに記載のデータ圧縮制御装置。 - 【請求項5】前記圧縮手段による送信すべきデータの圧
縮率を検査する圧縮率検査手段をさらに備え、 前記圧縮率検査手段は、前記送信すべきデータを前記圧
縮手段により圧縮して得られたデータを用いずに、前記
圧縮率を予測することを特徴とする請求項1〜3のいず
れか1つに記載のデータ圧縮制御装置。 - 【請求項6】送信すべきデータの圧縮処理を制御するデ
ータ圧縮制御方法であって、 送信すべきデータの内容に応じて可変とされたしきい値
に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前記しきい値以
上である場合は前記データを前記圧縮手段により圧縮し
た状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい値よりも小さ
い場合は前記データを非圧縮の状態で出力することを特
徴とするデータ圧縮制御方法。 - 【請求項7】印刷すべき画像の印刷情報を形成する印刷
情報形成装置であって、 画像データを入力し印刷データを生成する印刷データ生
成部と、 前記印刷データ生成部から出力される前記印刷データの
圧縮処理を制御する圧縮制御部と、 を備え、 前記圧縮制御部は、 データを圧縮する圧縮手段と、 送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、 を有し、 前記出力選択手段は、 送信すべき印刷データの内容に応じて可変とされたしき
い値に基づき、送信すべき印刷データの圧縮率が前記し
きい値以上である場合は前記印刷データを前記圧縮手段
により圧縮した状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい
値よりも小さい場合は前記印刷データを非圧縮の状態で
出力することを特徴とする印刷情報形成装置。 - 【請求項8】印刷すべき画像の印刷情報を形成する印刷
情報形成装置であって、 複数の解像度に対応し、 各解像度において前記印刷情報を圧縮して出力するか否
かをしきい値に基づく所定の条件で判断し、 前記しきい値が前記解像度によって異なることを特徴と
する印刷情報形成装置。 - 【請求項9】前記所定の条件は、前記印刷情報の圧縮率
が前記しきい値以上であるか否かという条件を含むこと
を特徴とする請求項8記載の印刷情報形成装置。 - 【請求項10】前記所定の条件は、前記印刷情報のデー
タ量と圧縮率とに基づくことを特徴とする請求項8また
は9に記載の印刷情報形成装置。 - 【請求項11】印刷すべき画像の印刷情報を形成する印
刷情報形成装置と、 前記印刷情報形成装置により生成される前記印刷情報に
よって印刷媒体上に所定の画像を形成する印刷装置と、 を備えた印刷システムであって、 前記印刷情報形成装置は、 画像データを入力し印刷データを生成する印刷データ生
成部と、 前記印刷データ生成部において生成された前記印刷デー
タの圧縮処理を制御する圧縮制御部と、 を有し、 前記圧縮制御部は、 データを圧縮する圧縮手段と、 送信すべき印刷データの出力形式を選択する出力選択手
段と、 を有し、 前記出力選択手段は、 送信すべき印刷データの内容に応じて可変とされたしき
い値に基づき、送信すべき印刷データの圧縮率が前記し
きい値以上である場合は前記印刷データを前記圧縮手段
により圧縮した状態で出力し、前記圧縮率が前記しきい
値よりも小さい場合は前記印刷データを非圧縮の状態で
出力し;前記印刷装置は、前記印刷画像形成装置から前
記印刷データを受信し、前記印刷データが圧縮されたも
のである場合には復元して印刷媒体上に所定の画像を形
成することを特徴とする印刷システム。 - 【請求項12】送信すべきデータの圧縮処理を制御する
プログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、 前記プログラムは、送信すべきデータを圧縮させる圧縮
モジュールを備え、 送信すべきデータの内容に応じて可変とされたしきい値
に基づき、送信すべきデータの圧縮率が前記しきい値以
上である場合は前記データを前記圧縮モジュールにより
圧縮した状態で出力させ、前記圧縮率が前記しきい値よ
りも小さい場合は前記データを非圧縮の状態で出力させ
ることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27723799A JP2001102935A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | データ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27723799A JP2001102935A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | データ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001102935A true JP2001102935A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17580739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27723799A Pending JP2001102935A (ja) | 1999-09-29 | 1999-09-29 | データ圧縮制御装置、データ圧縮制御方法、印刷情報形成装置、印刷システム及びプログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001102935A (ja) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040805 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040820 |