JP2001053619A - 画像データ通信装置 - Google Patents
画像データ通信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信速度に応じて各種圧縮パラメータを最適
に設定する画像データ通信装置を提供する。 【解決手段】 複数の異なったデータサイズの画像デー
タを画像伝送装置710、720間で送受信し、前記画
像データを圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の各種圧縮パ
ラメータでデータ圧縮処理する際に、前記画像データの
通信時間をタイマ716又はタイマ726で測定し、前
記データサイズを該測定した通信時間で除算して通信速
度を求め、前記データ圧縮処理のパラメータを設定す
る。これにより、通信速度に応じて各種圧縮パラメータ
を最適に設定することができる。
に設定する画像データ通信装置を提供する。 【解決手段】 複数の異なったデータサイズの画像デー
タを画像伝送装置710、720間で送受信し、前記画
像データを圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の各種圧縮パ
ラメータでデータ圧縮処理する際に、前記画像データの
通信時間をタイマ716又はタイマ726で測定し、前
記データサイズを該測定した通信時間で除算して通信速
度を求め、前記データ圧縮処理のパラメータを設定す
る。これにより、通信速度に応じて各種圧縮パラメータ
を最適に設定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線装置、X線C
T装置、MRI装置、超音波装置、核医学装置等、医用
画像診断装置で得られた様々なデータサイズの画像デー
タをデータ通信する画像データ通信装置に係り、特に異
なった複数種類のデータサイズの画像データの通信効率
を向上し、以てより迅速に画像データを表示できるよう
にして診断能率を向上する技術に関する。
T装置、MRI装置、超音波装置、核医学装置等、医用
画像診断装置で得られた様々なデータサイズの画像デー
タをデータ通信する画像データ通信装置に係り、特に異
なった複数種類のデータサイズの画像データの通信効率
を向上し、以てより迅速に画像データを表示できるよう
にして診断能率を向上する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像データ通信装置は、画像デー
タを送受信(伝送)する場合には、画像データのデータ
サイズを問わずに、あらかじめデータ圧縮処理の必要性
の有無や、データ圧縮処理の種類、データ圧縮比などの
各種パラメータを設定していた。
タを送受信(伝送)する場合には、画像データのデータ
サイズを問わずに、あらかじめデータ圧縮処理の必要性
の有無や、データ圧縮処理の種類、データ圧縮比などの
各種パラメータを設定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、画像デ
ータを伝送する場合には、送信側または受信側のデータ
送受信の能力あるいは通信経路の伝送能力によって通信
速度が変化し、あらかじめ各種パラメータを設定してい
たのでは、データ応答性や画質などに問題が生じてい
た。
ータを伝送する場合には、送信側または受信側のデータ
送受信の能力あるいは通信経路の伝送能力によって通信
速度が変化し、あらかじめ各種パラメータを設定してい
たのでは、データ応答性や画質などに問題が生じてい
た。
【0004】本発明の目的は、通信速度に応じて各種圧
縮パラメータを最適に設定する画像データ通信装置を提
供することにある。
縮パラメータを最適に設定する画像データ通信装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数の異な
ったデータサイズの画像データを画像伝送装置間で送受
信し、前記画像データを所定のパラメータでデータ圧縮
処理する画像データ通信装置において、前記画像データ
の通信速度を測定し、該測定した通信速度に基づいて前
記データ圧縮処理のパラメータを設定する手段を備えた
ことを特徴とする画像データ通信装置によって達成され
る。
ったデータサイズの画像データを画像伝送装置間で送受
信し、前記画像データを所定のパラメータでデータ圧縮
処理する画像データ通信装置において、前記画像データ
の通信速度を測定し、該測定した通信速度に基づいて前
記データ圧縮処理のパラメータを設定する手段を備えた
ことを特徴とする画像データ通信装置によって達成され
る。
【0006】前記画像データの送信から受信までの通信
速度をタイマによる時間から測定しておき、前記通信速
度に基づいて前記データ圧縮処理のパラメータを設定す
るので、送信側または受信側のデータ送受信の能力ある
いは通信経路の伝送能力に拘らず任意(例えば同一)の
通信速度を求めて、その通信速度に応じて各種圧縮パラ
メータを最適なものに設定することができる。
速度をタイマによる時間から測定しておき、前記通信速
度に基づいて前記データ圧縮処理のパラメータを設定す
るので、送信側または受信側のデータ送受信の能力ある
いは通信経路の伝送能力に拘らず任意(例えば同一)の
通信速度を求めて、その通信速度に応じて各種圧縮パラ
メータを最適なものに設定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の画像データ通信装置の実
施形態について図面を用いて説明する。
施形態について図面を用いて説明する。
【0008】図7は本発明の各実施形態共通の画像デー
タ通信装置の構成例である。画像データ通信装置71
0、720は、画像データ通信装置710、720を制
御するMPU712、722と、MPU712、722
の制御プログラムデータや画像データを一時的に記憶す
るメモリ713、723と、画像データを記憶する外部
記憶装置715、725と、画像データ通信装置71
0、720の画像データを通信経路701に送信あるい
は受信する通信インターフェース715、725と、M
PU712、722の命令を受けて通信速度を時間から
測定するタイマ716、726とを装置内データ転送バ
ス711、721を介して接続している。
タ通信装置の構成例である。画像データ通信装置71
0、720は、画像データ通信装置710、720を制
御するMPU712、722と、MPU712、722
の制御プログラムデータや画像データを一時的に記憶す
るメモリ713、723と、画像データを記憶する外部
記憶装置715、725と、画像データ通信装置71
0、720の画像データを通信経路701に送信あるい
は受信する通信インターフェース715、725と、M
PU712、722の命令を受けて通信速度を時間から
測定するタイマ716、726とを装置内データ転送バ
ス711、721を介して接続している。
【0009】また、画像データ通信装置710を送信側
装置、画像データ通信装置720を受信側装置とする。
装置、画像データ通信装置720を受信側装置とする。
【0010】<第1の実施形態>:図1は本発明の画像
データ通信装置の第1の実施形態の各種圧縮パラメータ
を設定するフローチャートを示す。
データ通信装置の第1の実施形態の各種圧縮パラメータ
を設定するフローチャートを示す。
【0011】受信側装置720は、MPU722がタイ
マ726に指令を出して通信速度の計測を開始させる
(ステップ121)。
マ726に指令を出して通信速度の計測を開始させる
(ステップ121)。
【0012】受信側装置720は、例えば16ビットの
画素データを有する64×64の画像マトリクスのダミ
ー画像(テストデータ)の送信要求信号を送信側装置7
10に送信する(ステップ122)。
画素データを有する64×64の画像マトリクスのダミ
ー画像(テストデータ)の送信要求信号を送信側装置7
10に送信する(ステップ122)。
【0013】送信側装置710は、受信側装置720か
らのテストデータ送信要求信号を受信する(ステップ1
11)。
らのテストデータ送信要求信号を受信する(ステップ1
11)。
【0014】送信側装置710は、受信側装置720に
テストデータを送信する(ステップ112)。
テストデータを送信する(ステップ112)。
【0015】受信側装置720は、そのテストデータを
受信すると共に、テストデータのサイズ8Kバイトを設
定する(ステップ123)。
受信すると共に、テストデータのサイズ8Kバイトを設
定する(ステップ123)。
【0016】受信側装置720は、データ受信の終了
後、MPU722がタイマ726に指令を出して通信速
度の計測を終了させる(ステップ124)。
後、MPU722がタイマ726に指令を出して通信速
度の計測を終了させる(ステップ124)。
【0017】受信側装置720は、MPU722が通信
速度の終了時間から開始時間を引くことにより通信時間
を求める(ステップ125)。
速度の終了時間から開始時間を引くことにより通信時間
を求める(ステップ125)。
【0018】受信側装置720は、MPU722がデー
タサイズを通信時間で除算することにより通信速度を求
める(ステップ126)。
タサイズを通信時間で除算することにより通信速度を求
める(ステップ126)。
【0019】受信側装置720は、MPU722が通信
速度より圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数をそれぞれ設定
し、メモリ723もしくは外部記憶装置725などにこ
れらを記憶する(ステップ127)。
速度より圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数をそれぞれ設定
し、メモリ723もしくは外部記憶装置725などにこ
れらを記憶する(ステップ127)。
【0020】この時、圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数
は、例えば図2のような対応表をあらかじめ用意してお
き通信速度より求める方法が考えられる。図2は圧縮有
無、圧縮方法、圧縮係数の各パラメータと通信速度範囲
(Mbps)を対応付ける1例を示すテーブルである。この
対応表は画質と応答性などを考慮して、例えば、通信速
度が高速な場合には無圧縮(300Mbps以上)や低圧縮率
(100〜200Mbps)の圧縮を使用し、通信速度が(0〜100
Mbps)低速な場合には高圧縮率の圧縮となるようにあら
かじめ設定しておく。なお、通信速度範囲の説明にMbps
という単位を用いたが、通信速度のある指標値を定め
て、その指標値の相対値としてもよい。
は、例えば図2のような対応表をあらかじめ用意してお
き通信速度より求める方法が考えられる。図2は圧縮有
無、圧縮方法、圧縮係数の各パラメータと通信速度範囲
(Mbps)を対応付ける1例を示すテーブルである。この
対応表は画質と応答性などを考慮して、例えば、通信速
度が高速な場合には無圧縮(300Mbps以上)や低圧縮率
(100〜200Mbps)の圧縮を使用し、通信速度が(0〜100
Mbps)低速な場合には高圧縮率の圧縮となるようにあら
かじめ設定しておく。なお、通信速度範囲の説明にMbps
という単位を用いたが、通信速度のある指標値を定め
て、その指標値の相対値としてもよい。
【0021】また、図2のような対応表によらずあらか
じめ転送するデータ量などによって圧縮有無、圧縮方
法、圧縮係数をそれぞれ設定しておいても良い。このよ
うな設定状態では図1のフローチャートは最初もしくは
任意の時期に送信側装置と受信側装置が通信する際に上
記設定を参照して自動的に行う。
じめ転送するデータ量などによって圧縮有無、圧縮方
法、圧縮係数をそれぞれ設定しておいても良い。このよ
うな設定状態では図1のフローチャートは最初もしくは
任意の時期に送信側装置と受信側装置が通信する際に上
記設定を参照して自動的に行う。
【0022】図3は第1の実施形態のデータ通信を説明
するフローチャートを示している。
するフローチャートを示している。
【0023】受信側装置720は、記憶している圧縮有
無、圧縮方法、圧縮係数を送信側装置710に送信しデ
ータを要求する(ステップ321)。
無、圧縮方法、圧縮係数を送信側装置710に送信しデ
ータを要求する(ステップ321)。
【0024】送信側装置710は、圧縮有無、圧縮方
法、圧縮係数と共にデータの送信要求を受信する(ステ
ップ311)。
法、圧縮係数と共にデータの送信要求を受信する(ステ
ップ311)。
【0025】送信側装置710は、受信した圧縮有無、
圧縮方法、圧縮係数により図2のテーブルに従って圧縮
を行う(ステップ312)。
圧縮方法、圧縮係数により図2のテーブルに従って圧縮
を行う(ステップ312)。
【0026】上記ステップで圧縮したデータを送信する
(ステップ313)。
(ステップ313)。
【0027】受信側装置720は、指定した圧縮有無、
圧縮方法、圧縮係数に従った圧縮データを受信する(ス
テップ322)。
圧縮方法、圧縮係数に従った圧縮データを受信する(ス
テップ322)。
【0028】<第2の実施形態>:第1の実施形態の図
1のフローチャートのかわりに図4のフローチャート
を、図3のフローチャートのかわりに図5のフローチャ
ートを使用して第2の実施形態を説明する。
1のフローチャートのかわりに図4のフローチャート
を、図3のフローチャートのかわりに図5のフローチャ
ートを使用して第2の実施形態を説明する。
【0029】図4は第2の実施形態の各種圧縮パラメー
タを設定するフローチャートを示している。 送信側装
置710では、通信速度の計測を開始する(ステップ4
11)。
タを設定するフローチャートを示している。 送信側装
置710では、通信速度の計測を開始する(ステップ4
11)。
【0030】送信側装置710は、受信側装置720に
テストデータを送信する(ステップ412)。
テストデータを送信する(ステップ412)。
【0031】受信側装置720は、そのテストデータを
受信する(ステップ421)。
受信する(ステップ421)。
【0032】送信側装置710は、データ送信の終了
後、通信速度の計測を終了する(ステップ413)。
後、通信速度の計測を終了する(ステップ413)。
【0033】送信側装置710は、通信時間をデータ送
信の終了時間と開始時間との差より求める(ステップ4
14)。
信の終了時間と開始時間との差より求める(ステップ4
14)。
【0034】送信側装置710は、データサイズから通
信時間を除算して通信速度を求める(ステップ41
5)。
信時間を除算して通信速度を求める(ステップ41
5)。
【0035】送信側装置710は、その後、通信速度よ
り圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を求め、これらを記憶
する(ステップ416)。
り圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を求め、これらを記憶
する(ステップ416)。
【0036】図5は第2の実施形態のデータ通信を説明
するフローチャートを示している。
するフローチャートを示している。
【0037】送信側装置710は、記憶している圧縮有
無、圧縮方法、圧縮係数に従って圧縮を行う(ステップ
511)。
無、圧縮方法、圧縮係数に従って圧縮を行う(ステップ
511)。
【0038】送信側装置710は、圧縮したデータを送
信する(ステップ512)。
信する(ステップ512)。
【0039】受信側装置720は、指定した圧縮有無、
圧縮方法、圧縮係数に従った圧縮データを受信する(ス
テップ521)。
圧縮方法、圧縮係数に従った圧縮データを受信する(ス
テップ521)。
【0040】以上説明した第2の実施形態によれば、圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータを全て記
憶しているので、逐次測定する第1の実施形態と比べ、
再度同種の圧縮パラメータのデータを転送する際に参照
することができる。
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータを全て記
憶しているので、逐次測定する第1の実施形態と比べ、
再度同種の圧縮パラメータのデータを転送する際に参照
することができる。
【0041】<第3の実施形態>:第1の実施形態にて
図1のフローチャートのかわりに図6のフローチャート
を使用して第3の実施形態を説明する。
図1のフローチャートのかわりに図6のフローチャート
を使用して第3の実施形態を説明する。
【0042】図6は第3の実施形態の各種圧縮パラメー
タを設定するフローチャートを示している。
タを設定するフローチャートを示している。
【0043】受信側装置720は、あらかじめテスト用
に用意した圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせ
の内1つを指定しテストデータを要求する(ステップ6
21)。
に用意した圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせ
の内1つを指定しテストデータを要求する(ステップ6
21)。
【0044】受信側装置720は、通信速度の計測を開
始する(ステップ622)。
始する(ステップ622)。
【0045】送信側装置710は、圧縮有無、圧縮方
法、圧縮係数と共にテストデータの要求を受信する(ス
テップ611)。
法、圧縮係数と共にテストデータの要求を受信する(ス
テップ611)。
【0046】送信側装置710は、テストデータを送信
する(ステップ612)。
する(ステップ612)。
【0047】受信側装置720は、そのテストデータを
受信すると共にデータのサイズを求める(ステップ62
3)。
受信すると共にデータのサイズを求める(ステップ62
3)。
【0048】受信側装置720では、データ受信の終了
後、通信速度の計測を終了する(ステップ624)。
後、通信速度の計測を終了する(ステップ624)。
【0049】受信側装置720は、データ受信の開始時
間と終了時間との差から通信時間を求める(ステップ6
25)。
間と終了時間との差から通信時間を求める(ステップ6
25)。
【0050】受信側装置720は、上記ステップで求め
た通信時間と、予め圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数や転
送するデータ量により短時間であるか判定する(ステッ
プ626)。
た通信時間と、予め圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数や転
送するデータ量により短時間であるか判定する(ステッ
プ626)。
【0051】受信側装置720は、短時間の場合には圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数を記録する(ステップ62
7)。
縮有無、圧縮方法、圧縮係数を記録する(ステップ62
7)。
【0052】受信側装置720は、あらかじめテスト用
に用意した圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせ
がまだあるかを判定する(ステップ628)。
に用意した圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせ
がまだあるかを判定する(ステップ628)。
【0053】受信側装置720は、上記組み合わせがあ
る場合にはステップ621から処理を再度行い、組み合
わせがないもしくは応答性が満足された場合には処理を
終了する。
る場合にはステップ621から処理を再度行い、組み合
わせがないもしくは応答性が満足された場合には処理を
終了する。
【0054】以上説明した第3の実施形態によれば、圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータの理論値
と実際の計測値とを比較して、前記理論値と計測値との
大小から圧縮パラメータを最適化することができる。
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータの理論値
と実際の計測値とを比較して、前記理論値と計測値との
大小から圧縮パラメータを最適化することができる。
【0055】<第4の実施形態>:上記第3の実施形態
の変形例を第4の実施形態として説明する。ステップ6
21では圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を無圧縮から低
圧縮率、高圧縮率のように画質の良い順に選択し、ステ
ップ628の判定は、あらかじめテスト用に用意した圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせがまだあるか
もしくは必要な応答性能が満足されたかを判定し、組み
合わせがあり応答性が満足されていない場合にはステッ
プ621から処理を再度行い、組み合わせがないもしく
は応答性が満足された場合には処理を終了する。
の変形例を第4の実施形態として説明する。ステップ6
21では圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を無圧縮から低
圧縮率、高圧縮率のように画質の良い順に選択し、ステ
ップ628の判定は、あらかじめテスト用に用意した圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の組み合わせがまだあるか
もしくは必要な応答性能が満足されたかを判定し、組み
合わせがあり応答性が満足されていない場合にはステッ
プ621から処理を再度行い、組み合わせがないもしく
は応答性が満足された場合には処理を終了する。
【0056】以上説明した第4の実施形態によれば、圧
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータの理論値
と実際の計測値とを個々について最適化を図るので、第
3の実施形態より一層の最適化が図れる。
縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメータの理論値
と実際の計測値とを個々について最適化を図るので、第
3の実施形態より一層の最適化が図れる。
【0057】<第5の実施形態>:第3及び第4実施形
態にて送信側で圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を設定し
記憶することを第5の実施形態としてもよい。この場合
は送信側で圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメ
ータを記憶するので、それぞれ設定する必要がないか
ら、データ通信の自動化が図れる。
態にて送信側で圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を設定し
記憶することを第5の実施形態としてもよい。この場合
は送信側で圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の圧縮パラメ
ータを記憶するので、それぞれ設定する必要がないか
ら、データ通信の自動化が図れる。
【0058】<第6の実施形態>:実施形態1〜2にお
いてテストデータの代わりとして画像データの一覧もし
くは画像データ集合の一覧を示すデータを使用するもの
を、第6の実施形態としてもよい。この実施形態では、
テスト専用の通信を行う必要がなくなり設定時間の短縮
が行われる。また、通信経路の状態が変動するような場
合でも状態を反映することが可能となる。
いてテストデータの代わりとして画像データの一覧もし
くは画像データ集合の一覧を示すデータを使用するもの
を、第6の実施形態としてもよい。この実施形態では、
テスト専用の通信を行う必要がなくなり設定時間の短縮
が行われる。また、通信経路の状態が変動するような場
合でも状態を反映することが可能となる。
【0059】<第7の実施形態>:実施形態1〜2にお
いてテストデータの代わりとして実際の通信中の画像デ
ータもしくは画像データ集合を使用し、圧縮有無、圧縮
方法、圧縮係数を設定するものを第7の実施形態として
もよい。この実施形態では、テスト専用の通信を行う必
要がなくなり設定時間の短縮が行われる。また、通信経
路の状態が変動するような場合でも状態を反映すること
が可能となる。
いてテストデータの代わりとして実際の通信中の画像デ
ータもしくは画像データ集合を使用し、圧縮有無、圧縮
方法、圧縮係数を設定するものを第7の実施形態として
もよい。この実施形態では、テスト専用の通信を行う必
要がなくなり設定時間の短縮が行われる。また、通信経
路の状態が変動するような場合でも状態を反映すること
が可能となる。
【0060】<第8の実施形態>:実施形態1〜7にお
いて画像データ固有の圧縮率と相関関係のある圧縮係数
を使用して通信速度がある一定の範囲内になるようにす
るものを第8の実施形態としてもよい。この実施形態で
は、固有の圧縮率によって圧縮係数が代替されることと
なるから、圧縮パラメータの圧縮有無、圧縮方法だけ設
定すればよくなるため、圧縮パラメータの設定が省略で
きる。
いて画像データ固有の圧縮率と相関関係のある圧縮係数
を使用して通信速度がある一定の範囲内になるようにす
るものを第8の実施形態としてもよい。この実施形態で
は、固有の圧縮率によって圧縮係数が代替されることと
なるから、圧縮パラメータの圧縮有無、圧縮方法だけ設
定すればよくなるため、圧縮パラメータの設定が省略で
きる。
【0061】<第9の実施形態>:実施形態1〜8にお
いて通信相手毎に圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を記録
するものを第9の実施形態としてもよい。この実施形態
では、1対1の送受信でなく、1対多の送受信の場合に
それぞれに最適な設定となり、受信側から一義的に決ま
るので自動的に設定されるため、その設定が不要であ
る。
いて通信相手毎に圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数を記録
するものを第9の実施形態としてもよい。この実施形態
では、1対1の送受信でなく、1対多の送受信の場合に
それぞれに最適な設定となり、受信側から一義的に決ま
るので自動的に設定されるため、その設定が不要であ
る。
【0062】以上説明した実施形態によれば、本発明は
圧縮の有無や圧縮方法、圧縮係数などをあらかじめ設定
せずに画質と応答性のバランスの取れた画像伝送装置を
提供できる。
圧縮の有無や圧縮方法、圧縮係数などをあらかじめ設定
せずに画質と応答性のバランスの取れた画像伝送装置を
提供できる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、通信速度に応じて各種
圧縮パラメータを最適に設定する画像データ通信装置を
提供するという効果を奏する。
圧縮パラメータを最適に設定する画像データ通信装置を
提供するという効果を奏する。
【図1】本発明の画像データ通信装置の第1の実施形態
の各種圧縮パラメータを設定するフローチャート。
の各種圧縮パラメータを設定するフローチャート。
【図2】圧縮有無、圧縮方法、圧縮係数の各パラメータ
と通信速度範囲を対応付ける1例を示すテーブル。
と通信速度範囲を対応付ける1例を示すテーブル。
【図3】第1の実施形態のデータ通信を説明するフロー
チャート。
チャート。
【図4】第2の実施形態の各種圧縮パラメータを設定す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図5】第2の実施形態のデータ通信を説明するフロー
チャート。
チャート。
【図6】第3の実施形態の各種圧縮パラメータを設定す
るフローチャート。
るフローチャート。
【図7】本発明の画像データ通信装置の構成を示すブロ
ック図。
ック図。
701 通信経路 710 送信側画像伝送装置 720 受信側画像伝送装置 711、721 システムバス 712、722 MPU 713、723 メモリ 714、724 外部記憶装置 715、725 通信インターフェース 716、726 タイマ
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の異なったデータサイズの画像デー
タを画像伝送装置間で送受信し、前記画像データを所定
のパラメータでデータ圧縮処理する画像データ通信装置
において、前記画像データの通信速度を測定し、該測定
した通信速度に基づいて前記データ圧縮処理のパラメー
タを設定する手段を備えたことを特徴とする画像データ
通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228702A JP2001053619A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 画像データ通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11228702A JP2001053619A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 画像データ通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001053619A true JP2001053619A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16880475
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP11228702A Pending JP2001053619A (ja) | 1999-08-12 | 1999-08-12 | 画像データ通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001053619A (ja) |
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-
1999
- 1999-08-12 JP JP11228702A patent/JP2001053619A/ja active Pending
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