JP2002268998A - データ配信方法、端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プログラム - Google Patents
データ配信方法、端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プログラムInfo
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- JP2002268998A JP2002268998A JP2001067298A JP2001067298A JP2002268998A JP 2002268998 A JP2002268998 A JP 2002268998A JP 2001067298 A JP2001067298 A JP 2001067298A JP 2001067298 A JP2001067298 A JP 2001067298A JP 2002268998 A JP2002268998 A JP 2002268998A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の端末からの同じデータ要求に対して、
サーバ1・端末間のネットワーク性能の良否に応じて配
信するデータ量を端末毎に異ならせることにより、ネッ
トワーク性能の悪い環境下の端末でも画面上のレスポン
スを快適にできる技術を提供する。 【解決手段】 サーバ1からネットワークを介して複数
の端末2-1,2-2,2-3それぞれにデータを配信するため
に、サーバから端末それぞれに一定量のデータを伝送
し、そのデータ伝送速度を各端末側で測定させ、ネット
ワーク性能データとして保持させておく。そして、いず
れかの端末からサーバに処理要求を送信する際には、自
身のネットワーク性能データを添付して送信させ、サー
バから処理要求元の端末に処理データをダウンロードす
る際には、当該端末のネットワーク性能データに相応し
たデータ量だけダウンロードする。
サーバ1・端末間のネットワーク性能の良否に応じて配
信するデータ量を端末毎に異ならせることにより、ネッ
トワーク性能の悪い環境下の端末でも画面上のレスポン
スを快適にできる技術を提供する。 【解決手段】 サーバ1からネットワークを介して複数
の端末2-1,2-2,2-3それぞれにデータを配信するため
に、サーバから端末それぞれに一定量のデータを伝送
し、そのデータ伝送速度を各端末側で測定させ、ネット
ワーク性能データとして保持させておく。そして、いず
れかの端末からサーバに処理要求を送信する際には、自
身のネットワーク性能データを添付して送信させ、サー
バから処理要求元の端末に処理データをダウンロードす
る際には、当該端末のネットワーク性能データに相応し
たデータ量だけダウンロードする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ配信方法、
端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プ
ログラムに関する。
端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プ
ログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】企業内LANを利用してサーバ・端末間
をつなぐネットワークシステムは、ネットワーク性能が
ほぼ一定の環境下で構築される。しかし近年、ネットワ
ークインフラの整備が進み、企業内LANに加え、公衆
回線、専用回線を利用したネットワークシステムの構築
も増えてきている。
をつなぐネットワークシステムは、ネットワーク性能が
ほぼ一定の環境下で構築される。しかし近年、ネットワ
ークインフラの整備が進み、企業内LANに加え、公衆
回線、専用回線を利用したネットワークシステムの構築
も増えてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなグローバル
な環境のネットワークシステムを利用してデータ配信を
行う場合、同じサーバから同じ性能の端末に同じ量のデ
ータを配信するにしても、サーバ・端末間を接続するネ
ットワークの種類によりデータ伝送速度が大きく異な
る。したがって、ネットワーク性能の良い端末とネット
ワーク性能が悪い端末とに同じデータ量を配信すれば、
データ配信時間がネットワーク性能によって大きく異な
り、ネットワーク性能の悪い端末ではシステム画面のレ
スポンスが実用に耐えない場合があるという問題点があ
った。
な環境のネットワークシステムを利用してデータ配信を
行う場合、同じサーバから同じ性能の端末に同じ量のデ
ータを配信するにしても、サーバ・端末間を接続するネ
ットワークの種類によりデータ伝送速度が大きく異な
る。したがって、ネットワーク性能の良い端末とネット
ワーク性能が悪い端末とに同じデータ量を配信すれば、
データ配信時間がネットワーク性能によって大きく異な
り、ネットワーク性能の悪い端末ではシステム画面のレ
スポンスが実用に耐えない場合があるという問題点があ
った。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、複数の端末からの同じデータ要求に対
して、サーバ・端末間のネットワーク性能の良否に応じ
て一度に配信するデータ量を端末毎に異ならせることに
より、ネットワーク性能の悪い環境下の端末でも画面上
のレスポンスを快適にできる技術を提供することを目的
とする。
なされたもので、複数の端末からの同じデータ要求に対
して、サーバ・端末間のネットワーク性能の良否に応じ
て一度に配信するデータ量を端末毎に異ならせることに
より、ネットワーク性能の悪い環境下の端末でも画面上
のレスポンスを快適にできる技術を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、サー
バからネットワークを介して複数の端末それぞれにデー
タを配信するデータ配信方法であって、あらかじめ、前
記サーバから前記端末それぞれに一定量のデータを伝送
し、そのデータ伝送速度を測定し、ネットワーク性能デ
ータとして保持するステップと、前記端末から前記サー
バに処理要求を送信する際に、前記ネットワーク性能デ
ータを添付して送信するステップと、前記サーバから処
理要求元の前記端末にデータを伝送する際に、前記端末
のネットワーク性能データに基づいてネットワーク性能
をランク付けし、当該ランクに相応したデータ量をダウ
ンロードするステップとを備えたものである。
バからネットワークを介して複数の端末それぞれにデー
タを配信するデータ配信方法であって、あらかじめ、前
記サーバから前記端末それぞれに一定量のデータを伝送
し、そのデータ伝送速度を測定し、ネットワーク性能デ
ータとして保持するステップと、前記端末から前記サー
バに処理要求を送信する際に、前記ネットワーク性能デ
ータを添付して送信するステップと、前記サーバから処
理要求元の前記端末にデータを伝送する際に、前記端末
のネットワーク性能データに基づいてネットワーク性能
をランク付けし、当該ランクに相応したデータ量をダウ
ンロードするステップとを備えたものである。
【0006】請求項1の発明のデータ配信方法では、サ
ーバからネットワークを介して複数の端末それぞれにデ
ータを配信するために、あらかじめ、サーバから端末そ
れぞれに一定量のデータを伝送し、そのデータ伝送速度
を各端末側で測定させ、ネットワーク性能データとして
保持させておく。そして、いずれかの端末からサーバに
処理要求を送信する際には、自身のネットワーク性能デ
ータを添付して送信させ、サーバから処理要求元の端末
にデータをダウンロードする際には、当該端末のネット
ワーク性能データに基づいてネットワーク性能をランク
付けし、そのランクに相応したデータ量をダウンロード
する。
ーバからネットワークを介して複数の端末それぞれにデ
ータを配信するために、あらかじめ、サーバから端末そ
れぞれに一定量のデータを伝送し、そのデータ伝送速度
を各端末側で測定させ、ネットワーク性能データとして
保持させておく。そして、いずれかの端末からサーバに
処理要求を送信する際には、自身のネットワーク性能デ
ータを添付して送信させ、サーバから処理要求元の端末
にデータをダウンロードする際には、当該端末のネット
ワーク性能データに基づいてネットワーク性能をランク
付けし、そのランクに相応したデータ量をダウンロード
する。
【0007】これにより、例えば、ネットワーク性能の
低いランク指標の端末に対しては送信するデータはタイ
トルと記事内容の概要を知らせるだけの量のデータと
し、ランク指標が中程度のものではそれにウェブページ
の1ページ目のデータを加えた量のデータをダウンロー
ドし、さらに高いランク指標の端末に対してはタイトル
や概要と共にウェブページの全ページのデータをダウン
ロードするというように、ダウンロードするデータ量を
端末毎にそのネットワーク性能によって異なったものに
して、ネットワーク性能のランクが低い端末であっても
処理要求のタイミングからサーバからダウンロードされ
てきたデータを表示するまでのレスポンスを速め、使用
感を向上させる。
低いランク指標の端末に対しては送信するデータはタイ
トルと記事内容の概要を知らせるだけの量のデータと
し、ランク指標が中程度のものではそれにウェブページ
の1ページ目のデータを加えた量のデータをダウンロー
ドし、さらに高いランク指標の端末に対してはタイトル
や概要と共にウェブページの全ページのデータをダウン
ロードするというように、ダウンロードするデータ量を
端末毎にそのネットワーク性能によって異なったものに
して、ネットワーク性能のランクが低い端末であっても
処理要求のタイミングからサーバからダウンロードされ
てきたデータを表示するまでのレスポンスを速め、使用
感を向上させる。
【0008】請求項2の発明の端末は、サーバに対して
ネットワーク性能の確認要求を送信し、前記サーバから
伝送されてくる一定量の性能確認用データを受信し、そ
のデータ受信に要した時間に基づいて伝送速度を測定
し、ネットワーク性能データとして保持するネットワー
ク性能確認手段と、サーバに処理要求を発する際に、前
記ネットワーク性能データを添付して送信するデータ要
求手段とを備えたものである。
ネットワーク性能の確認要求を送信し、前記サーバから
伝送されてくる一定量の性能確認用データを受信し、そ
のデータ受信に要した時間に基づいて伝送速度を測定
し、ネットワーク性能データとして保持するネットワー
ク性能確認手段と、サーバに処理要求を発する際に、前
記ネットワーク性能データを添付して送信するデータ要
求手段とを備えたものである。
【0009】請求項2の発明の端末では、サーバに対し
て情報ネットワークを通じて最初にアクセスした際に、
サーバから一定量の性能確認用データを受信し、そのデ
ータ受信に要した時間に基づいて伝送速度を測定し、ネ
ットワーク性能データとして保持しておく。そして、同
じサーバに情報ネットワークを介してアクセスしてデー
タのダウンロードを要求する際には、その要求信号にネ
ットワーク性能データを添付して送信し、サーバからネ
ットワーク性能のランクに応じた量のデータがダウンロ
ードされてくればそれを受信してディスプレイに表示す
る。
て情報ネットワークを通じて最初にアクセスした際に、
サーバから一定量の性能確認用データを受信し、そのデ
ータ受信に要した時間に基づいて伝送速度を測定し、ネ
ットワーク性能データとして保持しておく。そして、同
じサーバに情報ネットワークを介してアクセスしてデー
タのダウンロードを要求する際には、その要求信号にネ
ットワーク性能データを添付して送信し、サーバからネ
ットワーク性能のランクに応じた量のデータがダウンロ
ードされてくればそれを受信してディスプレイに表示す
る。
【0010】これにより、ネットワーク性能が低い情報
ネットワークを通じてサーバに接続されていても、サー
バに対するダウンロード要求のタイミングからダウンロ
ードされてくるデータを受信して表示するまでのレスポ
ンスを速め、使用感を向上させる。
ネットワークを通じてサーバに接続されていても、サー
バに対するダウンロード要求のタイミングからダウンロ
ードされてくるデータを受信して表示するまでのレスポ
ンスを速め、使用感を向上させる。
【0011】請求項3の発明のサーバは、端末からのネ
ットワーク性能の確認要求を受信した時に、あらかじめ
用意した一定量の性能確認用データを送信する性能確認
用データ送信手段と、端末からの処理要求に対して、そ
れに添付されているネットワーク性能データに基づいて
ネットワーク性能をランク付けし、当該ランクに相応し
たデータ量をダウンロードするデータ送信手段とを備え
たものである。
ットワーク性能の確認要求を受信した時に、あらかじめ
用意した一定量の性能確認用データを送信する性能確認
用データ送信手段と、端末からの処理要求に対して、そ
れに添付されているネットワーク性能データに基づいて
ネットワーク性能をランク付けし、当該ランクに相応し
たデータ量をダウンロードするデータ送信手段とを備え
たものである。
【0012】請求項3の発明のサーバでは、端末からの
ネットワーク性能の確認要求を受信した時に、あらかじ
め用意した一定量の性能確認用データを送信する。そし
て、端末から処理要求を受ければ、それに添付されてい
るネットワーク性能データに基づいてネットワーク性能
をランク分けし、そのランクに相応したデータ量をダウ
ンロードする。
ネットワーク性能の確認要求を受信した時に、あらかじ
め用意した一定量の性能確認用データを送信する。そし
て、端末から処理要求を受ければ、それに添付されてい
るネットワーク性能データに基づいてネットワーク性能
をランク分けし、そのランクに相応したデータ量をダウ
ンロードする。
【0013】これにより、ネットワーク性能が低い情報
ネットワークを通じて当該サーバに接続されている端末
に対して、ダウンロード要求のタイミングからダウンロ
ードしたデータを受信させて表示させるまでのレスポン
スを速め、使用感を向上させる。
ネットワークを通じて当該サーバに接続されている端末
に対して、ダウンロード要求のタイミングからダウンロ
ードしたデータを受信させて表示させるまでのレスポン
スを速め、使用感を向上させる。
【0014】請求項4の発明のデータ受信プログラム
は、サーバに対してネットワーク性能の確認要求を送信
し、前記サーバから伝送されてくる一定量の性能確認用
データを受信し、そのデータ受信に要した時間に基づい
て伝送速度を測定し、ネットワーク性能データとして保
持する処理と、サーバに処理要求を発する際に、前記ネ
ットワーク性能データを添付して送信する処理とをコン
ピュータに実行させるものであり、これを端末コンピュ
ータにインストールして実行させることにより、当該端
末がネットワーク性能の低い情報ネットワークを通じて
サーバに接続されていても、サーバに対するダウンロー
ド要求のタイミングからダウンロードされてくるデータ
を受信して表示するまでのレスポンスを速め、使用感を
向上させる。
は、サーバに対してネットワーク性能の確認要求を送信
し、前記サーバから伝送されてくる一定量の性能確認用
データを受信し、そのデータ受信に要した時間に基づい
て伝送速度を測定し、ネットワーク性能データとして保
持する処理と、サーバに処理要求を発する際に、前記ネ
ットワーク性能データを添付して送信する処理とをコン
ピュータに実行させるものであり、これを端末コンピュ
ータにインストールして実行させることにより、当該端
末がネットワーク性能の低い情報ネットワークを通じて
サーバに接続されていても、サーバに対するダウンロー
ド要求のタイミングからダウンロードされてくるデータ
を受信して表示するまでのレスポンスを速め、使用感を
向上させる。
【0015】請求項5の発明のデータ配信プログラム
は、端末からのネットワーク性能の確認要求を受信した
時に、あらかじめ用意した一定量の性能確認用データを
送信する処理と、端末からの処理要求に対して、それに
添付されているネットワーク性能データに基づいてネッ
トワーク性能をランク付けし、当該ランクに相応したデ
ータ量をダウンロードする処理とをコンピュータに実行
させるものであり、これをサーバコンピュータにインス
トールして実行させることにより、ネットワーク性能が
低い情報ネットワークを通じて当該サーバに接続されて
いる端末に対してダウンロード要求のタイミングからダ
ウンロードしたデータを受信させて表示させるまでのレ
スポンスを速め、使用感を向上させる。
は、端末からのネットワーク性能の確認要求を受信した
時に、あらかじめ用意した一定量の性能確認用データを
送信する処理と、端末からの処理要求に対して、それに
添付されているネットワーク性能データに基づいてネッ
トワーク性能をランク付けし、当該ランクに相応したデ
ータ量をダウンロードする処理とをコンピュータに実行
させるものであり、これをサーバコンピュータにインス
トールして実行させることにより、ネットワーク性能が
低い情報ネットワークを通じて当該サーバに接続されて
いる端末に対してダウンロード要求のタイミングからダ
ウンロードしたデータを受信させて表示させるまでのレ
スポンスを速め、使用感を向上させる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
ネットワークシステムのネットワーク接続構成を示して
いる。本システムは、サーバ1、端末2−1,2−2,
2−3、これらの間を接続する企業内LANNW1、専
用回線NW2、インターネットNW3、公衆回線NW
4,NW5から構成されている。
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
ネットワークシステムのネットワーク接続構成を示して
いる。本システムは、サーバ1、端末2−1,2−2,
2−3、これらの間を接続する企業内LANNW1、専
用回線NW2、インターネットNW3、公衆回線NW
4,NW5から構成されている。
【0017】サーバ1は、高速大容量の記憶装置及び通
信機能を備えた高性能なコンピュータで構成され、企業
内LANNW1やその他のネットワークNW2〜NW5
を介して端末2−1〜2−3の各々からアクセスを受け
るようになっている。このため、サーバ1は所定のネッ
トワークアドレスを持っている。また、このサーバ1対
して、端末2−1〜2−3のいずれかからのネットワー
ク性能の確認要求を受信した時に、あらかじめ用意した
一定量の性能確認用データを送信する処理と、端末2−
1〜2−3のいずれかからの処理要求に対して、それに
添付されているネットワーク性能データに基づいてネッ
トワーク性能をランク分けし、ダウンロードすべきデー
タについて、ネットワーク性能ランクに相応のデータ量
ずつダウンロードする処理とを実行するデータ配信プロ
グラムがインストールされている。
信機能を備えた高性能なコンピュータで構成され、企業
内LANNW1やその他のネットワークNW2〜NW5
を介して端末2−1〜2−3の各々からアクセスを受け
るようになっている。このため、サーバ1は所定のネッ
トワークアドレスを持っている。また、このサーバ1対
して、端末2−1〜2−3のいずれかからのネットワー
ク性能の確認要求を受信した時に、あらかじめ用意した
一定量の性能確認用データを送信する処理と、端末2−
1〜2−3のいずれかからの処理要求に対して、それに
添付されているネットワーク性能データに基づいてネッ
トワーク性能をランク分けし、ダウンロードすべきデー
タについて、ネットワーク性能ランクに相応のデータ量
ずつダウンロードする処理とを実行するデータ配信プロ
グラムがインストールされている。
【0018】端末2−1〜2−3はPDA(Personal D
igital Assistant)をも含めた携帯型コンピュータ、小
型コンピュータあるいは大型コンピュータのいずれであ
ってもよいが、各々の設置場所において接続可能な通信
回線から情報ネットワークNW1〜NW5の1又は複数
を通じてサーバ1にアクセスするようになっている。こ
のため、端末2−1〜2−3それぞれは所定のネットワ
ークアドレスを持っている。そしてこれらの端末2−1
〜2−3それぞれに対して、所定のネットワークアドレ
スのサーバ1に対してネットワーク性能の確認要求を送
信し、サーバ1から伝送されてくる一定量の性能確認用
データを受信し、そのデータ受信に要した時間に基づい
て伝送速度を算定し、ネットワーク性能データとして保
持する処理と、サーバ1に処理要求を発する際に、ネッ
トワーク性能データを添付して送信する処理とを実行す
るデータ受信プログラムがインストールされている。
igital Assistant)をも含めた携帯型コンピュータ、小
型コンピュータあるいは大型コンピュータのいずれであ
ってもよいが、各々の設置場所において接続可能な通信
回線から情報ネットワークNW1〜NW5の1又は複数
を通じてサーバ1にアクセスするようになっている。こ
のため、端末2−1〜2−3それぞれは所定のネットワ
ークアドレスを持っている。そしてこれらの端末2−1
〜2−3それぞれに対して、所定のネットワークアドレ
スのサーバ1に対してネットワーク性能の確認要求を送
信し、サーバ1から伝送されてくる一定量の性能確認用
データを受信し、そのデータ受信に要した時間に基づい
て伝送速度を算定し、ネットワーク性能データとして保
持する処理と、サーバ1に処理要求を発する際に、ネッ
トワーク性能データを添付して送信する処理とを実行す
るデータ受信プログラムがインストールされている。
【0019】なお、ネットワーク回線NW1〜NW5は
例示したものであり、これらに限定されることがなく、
例えば、無線通信回線、光通信回線なども含め、サーバ
1と端末2との間を接続する種々の情報ネットワークの
いずれであってもよい。
例示したものであり、これらに限定されることがなく、
例えば、無線通信回線、光通信回線なども含め、サーバ
1と端末2との間を接続する種々の情報ネットワークの
いずれであってもよい。
【0020】次に、上記の構成のネットワークシステム
によるデータ配信方法について説明する。
によるデータ配信方法について説明する。
【0021】図2のフローチャートに示すように、各端
末2−1〜2−3からサーバ1に情報ネットワークを通
じて最初にアクセスする際、あるいはネットワーク性能
の確認の必要が生じたためにサーバ1に情報ネットワー
クを通じてアクセスする際に、性能確認要求を送信する
(ステップS1)。この性能確認要求データは、図3
(a)に示すようなデータフォーマットであり、処理名
D1と端末送信時刻D2から構成される。
末2−1〜2−3からサーバ1に情報ネットワークを通
じて最初にアクセスする際、あるいはネットワーク性能
の確認の必要が生じたためにサーバ1に情報ネットワー
クを通じてアクセスする際に、性能確認要求を送信する
(ステップS1)。この性能確認要求データは、図3
(a)に示すようなデータフォーマットであり、処理名
D1と端末送信時刻D2から構成される。
【0022】サーバ1は、端末2−1〜2−3のいずれ
かからの性能確認要求を受信すると、返信用データとし
て一定量の性能確認用データを生成して要求元の端末に
送信する(ステップS3,S5)。この性能確認用デー
タは、図3(b)に示すようなデータフォーマットであ
り、処理名D4と端末送信時刻D5とサーバ側伝送デー
タ生成処理時間D6と伝送データ量D7とデータD8か
ら構成される。
かからの性能確認要求を受信すると、返信用データとし
て一定量の性能確認用データを生成して要求元の端末に
送信する(ステップS3,S5)。この性能確認用デー
タは、図3(b)に示すようなデータフォーマットであ
り、処理名D4と端末送信時刻D5とサーバ側伝送デー
タ生成処理時間D6と伝送データ量D7とデータD8か
ら構成される。
【0023】要求元の端末は、サーバ1から一定量の性
能確認用データを受信すると(ステップS7)、性能要
求確認の要求発信タイミングから性能確認用データの受
信完了までに要した時間に基づいてデータ伝送速度Tt
を算定し、自装置とサーバ1との間に介在している1又
は複数の情報ネットワークのネットワーク性能データと
して保持しておく(ステップS9)。この端末における
ネットワーク性能Ttの算定は次の数1式による。
能確認用データを受信すると(ステップS7)、性能要
求確認の要求発信タイミングから性能確認用データの受
信完了までに要した時間に基づいてデータ伝送速度Tt
を算定し、自装置とサーバ1との間に介在している1又
は複数の情報ネットワークのネットワーク性能データと
して保持しておく(ステップS9)。この端末における
ネットワーク性能Ttの算定は次の数1式による。
【0024】
【数1】 図4のフローチャートは、各端末2−1〜2−3からサ
ーバ1に情報ネットワークを介してアクセスして処理要
求を送信する際の手順を示している。まず、端末からサ
ーバ1に対して、図6に示す処理要求信号にネットワー
ク性能データTtを添付して送信する(ステップS1
1,S13)。図5は処理要求信号のデータフォーマッ
トであり、処理名D11と、ネットワーク性能データD
12から構成される。
ーバ1に情報ネットワークを介してアクセスして処理要
求を送信する際の手順を示している。まず、端末からサ
ーバ1に対して、図6に示す処理要求信号にネットワー
ク性能データTtを添付して送信する(ステップS1
1,S13)。図5は処理要求信号のデータフォーマッ
トであり、処理名D11と、ネットワーク性能データD
12から構成される。
【0025】サーバ1は、いずれかの端末から処理要求
を受信すると、処理名D11に応じた処理を行い、処理
結果を生成する。そして処理結果データを処理要求元の
端末に対してダウンロードする際に、ネットワーク性能
データを見て、当該端末とサーバとの間に介在している
情報ネットワークのネットワーク性能を「悪い」、「や
や良い」、「良い」の3レベル(特にこのレベル数が限
定されることはない)にランク分けする(ステップS1
5)。そして、このランクに応じて、配信情報データベ
ースDB1から、レベル1〜レベル3のいずれかのデー
タを抽出し(ステップS17A,S17B又はS17
C)、要求元の端末にダウンロードする(ステップS1
9)。
を受信すると、処理名D11に応じた処理を行い、処理
結果を生成する。そして処理結果データを処理要求元の
端末に対してダウンロードする際に、ネットワーク性能
データを見て、当該端末とサーバとの間に介在している
情報ネットワークのネットワーク性能を「悪い」、「や
や良い」、「良い」の3レベル(特にこのレベル数が限
定されることはない)にランク分けする(ステップS1
5)。そして、このランクに応じて、配信情報データベ
ースDB1から、レベル1〜レベル3のいずれかのデー
タを抽出し(ステップS17A,S17B又はS17
C)、要求元の端末にダウンロードする(ステップS1
9)。
【0026】ここで、ネットワーク性能に応じてダウン
ロードするデータ量を異ならせる態様は、図6及び図7
に示すようなものである。すなわち、サーバ1が要求元
の端末までに介在する情報ネットワークのネットワーク
性能が悪いためレベル1にランクした場合、図6及び図
7(a)に示すようにダウンロードするウェブページの
データからタイトルとページ概要のデータのみ(データ
量:1KB以内)を最初に送信する。そして、ネットワ
ーク性能がやや良いためレベル2にランクした場合、図
6及び図7(b)に示すように、データ量:10KB以
内とするためにタイトルと概要に加え、ダウンロードし
ようとするウェブページの1ページ目のみをダウンロー
ドする。さらに、ネットワーク性能が良いためレベル3
にランクした場合には、図6及び図7(c)に示すよう
に、データ量を制限せずにダウンロードすべきデータの
全てを一度に送信する。
ロードするデータ量を異ならせる態様は、図6及び図7
に示すようなものである。すなわち、サーバ1が要求元
の端末までに介在する情報ネットワークのネットワーク
性能が悪いためレベル1にランクした場合、図6及び図
7(a)に示すようにダウンロードするウェブページの
データからタイトルとページ概要のデータのみ(データ
量:1KB以内)を最初に送信する。そして、ネットワ
ーク性能がやや良いためレベル2にランクした場合、図
6及び図7(b)に示すように、データ量:10KB以
内とするためにタイトルと概要に加え、ダウンロードし
ようとするウェブページの1ページ目のみをダウンロー
ドする。さらに、ネットワーク性能が良いためレベル3
にランクした場合には、図6及び図7(c)に示すよう
に、データ量を制限せずにダウンロードすべきデータの
全てを一度に送信する。
【0027】処理要求を発した端末は、サーバ1からネ
ットワーク性能に応じたデータ量のデータを受信する
と、それをディスプレイに表示する(ステップS2
1)。
ットワーク性能に応じたデータ量のデータを受信する
と、それをディスプレイに表示する(ステップS2
1)。
【0028】これにより、端末2−1,2−2,2−3
それぞれは、自装置からサーバ1までの間に介在するネ
ットワークの伝送性能に応じ、伝送速度が遅い場合には
一度に少しずつのデータのダウンロードを受け、伝送速
度が早い場合には一度に大量のデータのダウンロード受
け、ディスプレイに表示することになり、処理要求をサ
ーバ1に送信してから実際の処理データのダウンロード
を受けてディスプレイに表示するまでの時間が、ネット
ワーク性能に依存せずにほぼ同様の時間となり、ネット
ワーク性能が悪い場合でもレスポンスの遅さをユーザに
感じさせなくすることができる。
それぞれは、自装置からサーバ1までの間に介在するネ
ットワークの伝送性能に応じ、伝送速度が遅い場合には
一度に少しずつのデータのダウンロードを受け、伝送速
度が早い場合には一度に大量のデータのダウンロード受
け、ディスプレイに表示することになり、処理要求をサ
ーバ1に送信してから実際の処理データのダウンロード
を受けてディスプレイに表示するまでの時間が、ネット
ワーク性能に依存せずにほぼ同様の時間となり、ネット
ワーク性能が悪い場合でもレスポンスの遅さをユーザに
感じさせなくすることができる。
【0029】なお、各端末は1つのサーバ1にのみアク
セスするのではなく、異なる情報ネットワークを通じて
複数のサーバのいずれかにアクセスする環境に置かれる
ことも多い。それら場合、サーバまでに経由する情報ネ
ットワークの性能が大きく異なってくる場合も多い。そ
のため、各端末からアクセスできる全てのサーバそれぞ
れに対してネットワーク性能確認要求を発信し、上述し
た図2のフローチャートの手続きにより、各サーバに対
するネットワーク性能を測定し、図8に示すように「サ
ーバ名称」D21それぞれと対応させてネットワーク性
能D22を保持するようにする。そしてこのデータは、
ハードディスクのような電源を落としてもデータが消失
しないローカルリソースに保存しておく。そして、ある
サーバに対して処理要求する際には、そのサーバに対応
するネットワーク性能データD22を呼び出し、図4の
フローチャートに示した手順で該当するサーバに処理要
求を行うようにする。
セスするのではなく、異なる情報ネットワークを通じて
複数のサーバのいずれかにアクセスする環境に置かれる
ことも多い。それら場合、サーバまでに経由する情報ネ
ットワークの性能が大きく異なってくる場合も多い。そ
のため、各端末からアクセスできる全てのサーバそれぞ
れに対してネットワーク性能確認要求を発信し、上述し
た図2のフローチャートの手続きにより、各サーバに対
するネットワーク性能を測定し、図8に示すように「サ
ーバ名称」D21それぞれと対応させてネットワーク性
能D22を保持するようにする。そしてこのデータは、
ハードディスクのような電源を落としてもデータが消失
しないローカルリソースに保存しておく。そして、ある
サーバに対して処理要求する際には、そのサーバに対応
するネットワーク性能データD22を呼び出し、図4の
フローチャートに示した手順で該当するサーバに処理要
求を行うようにする。
【0030】これにより、端末が複数のサーバと同一も
しくは異なる情報ネットワークを通じて接続されている
場合に、各サーバとの間に介在する情報ネットワークの
性能に応じて伝送するデータ量を調整することができ、
ネットワーク性能の低い情報ネットワークを通じてアク
セスするサーバからデータをダウンロードする場合に
も、見かけ上のレスポンスを速めることができる。
しくは異なる情報ネットワークを通じて接続されている
場合に、各サーバとの間に介在する情報ネットワークの
性能に応じて伝送するデータ量を調整することができ、
ネットワーク性能の低い情報ネットワークを通じてアク
セスするサーバからデータをダウンロードする場合に
も、見かけ上のレスポンスを速めることができる。
【0031】なおまた、各端末からサーバに対してウェ
ブページのダウンロードのみならず、画面モジュールの
ダウンロードを要求する場合もあり得る。ここで、画面
モジュールとは、JAVA(登録商標) APPLET
やHTML等のネットワーク配信型の画面モジュールを
いう。この場合には、図9のフローチャートの手順によ
り、ネットワーク性能に応じてダウンロードする画面モ
ジュールを異なったものとし、ネットワーク性能の低い
情報ネットワークを通じて画面モジュールをダウンロー
ドする際のレスポンスを速めることができる。
ブページのダウンロードのみならず、画面モジュールの
ダウンロードを要求する場合もあり得る。ここで、画面
モジュールとは、JAVA(登録商標) APPLET
やHTML等のネットワーク配信型の画面モジュールを
いう。この場合には、図9のフローチャートの手順によ
り、ネットワーク性能に応じてダウンロードする画面モ
ジュールを異なったものとし、ネットワーク性能の低い
情報ネットワークを通じて画面モジュールをダウンロー
ドする際のレスポンスを速めることができる。
【0032】各端末はすでに、図2に示すフローチャー
トに従い、サーバ1までの情報ネットワークのネットワ
ーク性能Ttを測定し、そのデータを保持しているもの
とする。そこで、図9のフローチャートにおけるステッ
プS51において、ネットワーク性能データを取り出
し、図5に示したデータフォーマットにより、サーバ1
へ処理要求を送信する(ステップS51,S53)。
トに従い、サーバ1までの情報ネットワークのネットワ
ーク性能Ttを測定し、そのデータを保持しているもの
とする。そこで、図9のフローチャートにおけるステッ
プS51において、ネットワーク性能データを取り出
し、図5に示したデータフォーマットにより、サーバ1
へ処理要求を送信する(ステップS51,S53)。
【0033】サーバ1はこの処理要求を受信すると(ス
テップS55)、受信した処理名に従い処理を行い、ネ
ットワーク性能をもとにして送信する該当レベルの画面
モジュールを図10に示す画面モジュールデータベース
DB2より抽出し(ステップS57〜S61)、要求元
の端末に対してダウンロードする(ステップS63)。
図10にはデータ配信の代わりに、画面モジュールを配
信する場合の、ネットワーク性能に応じて配信する画面
モジュールのレベル分けの例を示してある。ネットワー
ク性能の悪い環境では、機能や画面を構築する部品を限
定し、例えば10KB以内とする小さいサイズの画面モ
ジュールを配信する。そしてネットワーク性能が良い環
境では、画面サイズを100KB以内とし、その画面モ
ジュールを配信する。
テップS55)、受信した処理名に従い処理を行い、ネ
ットワーク性能をもとにして送信する該当レベルの画面
モジュールを図10に示す画面モジュールデータベース
DB2より抽出し(ステップS57〜S61)、要求元
の端末に対してダウンロードする(ステップS63)。
図10にはデータ配信の代わりに、画面モジュールを配
信する場合の、ネットワーク性能に応じて配信する画面
モジュールのレベル分けの例を示してある。ネットワー
ク性能の悪い環境では、機能や画面を構築する部品を限
定し、例えば10KB以内とする小さいサイズの画面モ
ジュールを配信する。そしてネットワーク性能が良い環
境では、画面サイズを100KB以内とし、その画面モ
ジュールを配信する。
【0034】端末では、画面モジュールがダウンロード
されればディスプレイに表示する(ステップS65,S
67)。
されればディスプレイに表示する(ステップS65,S
67)。
【0035】これにより、ネットワーク性能の悪い環境
でも、端末のユーザはネットワーク性能の悪さを意識す
ることなく画面を操作することができるようになる。
でも、端末のユーザはネットワーク性能の悪さを意識す
ることなく画面を操作することができるようになる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の端
末からの同じデータ要求に対して、サーバ・端末間のネ
ットワーク性能の良否に応じて配信するデータ量を端末
毎に異ならせることにより、ネットワーク性能の悪い環
境下の端末でも画面上のレスポンスを快適にできる。ま
た、ネットワーク性能の良否に応じてダウンロードする
画面モジュールを異ならせることにより、ネットワーク
性能の悪い環境でも、端末のユーザはネットワーク性能
の悪さを意識することなく画面操作することができるよ
うになる。
末からの同じデータ要求に対して、サーバ・端末間のネ
ットワーク性能の良否に応じて配信するデータ量を端末
毎に異ならせることにより、ネットワーク性能の悪い環
境下の端末でも画面上のレスポンスを快適にできる。ま
た、ネットワーク性能の良否に応じてダウンロードする
画面モジュールを異ならせることにより、ネットワーク
性能の悪い環境でも、端末のユーザはネットワーク性能
の悪さを意識することなく画面操作することができるよ
うになる。
【図1】本発明の1つの実施の形態のネットワークシス
テムの構成を示すブロック図。
テムの構成を示すブロック図。
【図2】上記のネットワークシステムにおけるネットワ
ーク性能の確認手続を示すフローチャート。
ーク性能の確認手続を示すフローチャート。
【図3】上記のネットワークシステムにおける端末から
サーバへ送信する確認要求信号及びサーバから端末へ送
信する確認要求返信データそれぞれのデータ構造図。
サーバへ送信する確認要求信号及びサーバから端末へ送
信する確認要求返信データそれぞれのデータ構造図。
【図4】上記のネットワークシステムにおけるデータ配
信処理を示すフローチャート。
信処理を示すフローチャート。
【図5】上記のネットワークシステムにおける端末から
サーバへ送信するデータ配信要求信号のデータ構造図。
サーバへ送信するデータ配信要求信号のデータ構造図。
【図6】上記のネットワークシステムにおけるサーバか
ら端末へ配信するデータのデータ量とネットワーク性能
レベルとの対応関係を示す説明図。
ら端末へ配信するデータのデータ量とネットワーク性能
レベルとの対応関係を示す説明図。
【図7】上記のネットワークシステムにおけるサーバか
ら端末へ配信するデータのデータ構造図。
ら端末へ配信するデータのデータ構造図。
【図8】上記のネットワークシステムにおいて、複数の
サーバに接続される端末に保持されるサーバ/端末間の
ネットワーク性能データのデータ構造図。
サーバに接続される端末に保持されるサーバ/端末間の
ネットワーク性能データのデータ構造図。
【図9】上記のネットワークシステムにおける画面モジ
ュール配信処理を示すフローチャート。
ュール配信処理を示すフローチャート。
【図10】上記のネットワークシステムにおけるサーバ
から端末へ配信する画面モジュールのデータ量とネット
ワーク性能レベルとの対応関係を示す説明図。
から端末へ配信する画面モジュールのデータ量とネット
ワーク性能レベルとの対応関係を示す説明図。
1 サーバ 2−1,2−2,2−3 端末 NW1〜NW5 ネットワーク回線
Claims (5)
- 【請求項1】 サーバからネットワークを介して複数の
端末それぞれにデータを配信するデータ配信方法であっ
て、 あらかじめ、前記サーバから前記端末それぞれに一定量
のデータを伝送し、そのデータ伝送速度を測定し、ネッ
トワーク性能データとして保持するステップと、 前記端末から前記サーバに処理要求を送信する際に、前
記ネットワーク性能データを添付して送信するステップ
と、 前記サーバから処理要求元の前記端末に処理データを伝
送する際に、前記端末のネットワーク性能データに基づ
いてネットワーク性能をランク付けし、当該ランクに相
応したデータ量をダウンロードするステップとを備えて
成るデータ配信方法。 - 【請求項2】 サーバに対してネットワーク性能の確認
要求を送信し、前記サーバから伝送されてくる一定量の
性能確認用データを受信し、そのデータ受信に要した時
間に基づいて伝送速度を測定し、ネットワーク性能デー
タとして保持するネットワーク性能確認手段と、 サーバに処理要求を発する際に、前記ネットワーク性能
データを添付して送信するデータ要求手段とを備えて成
る端末。 - 【請求項3】 端末からのネットワーク性能の確認要求
を受信した時に、あらかじめ用意した一定量の性能確認
用データを送信する性能確認用データ送信手段と、 端末からの処理要求に対して、それに添付されているネ
ットワーク性能データに基づいてネットワーク性能をラ
ンク付けし、当該ランクに相応したデータ量をダウンロ
ードするデータ送信手段とを備えて成るサーバ。 - 【請求項4】 サーバに対してネットワーク性能の確認
要求を送信し、前記サーバから伝送されてくる一定量の
性能確認用データを受信し、そのデータ受信に要した時
間に基づいて伝送速度を測定し、ネットワーク性能デー
タとして保持する処理と、 サーバに処理要求を発する際に、前記ネットワーク性能
データを添付して送信する処理とをコンピュータに実行
させるデータ受信プログラム。 - 【請求項5】 端末からのネットワーク性能の確認要求
を受信した時に、あらかじめ用意した一定量の性能確認
用データを送信する処理と、 端末からの処理要求に対して、それに添付されているネ
ットワーク性能データに基づいてネットワーク性能をラ
ンク付けし、当該ランクに相応したデータ量をダウンロ
ードする処理とをコンピュータに実行させるデータ配信
プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067298A JP2002268998A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | データ配信方法、端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001067298A JP2002268998A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | データ配信方法、端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002268998A true JP2002268998A (ja) | 2002-09-20 |
Family
ID=18925673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001067298A Pending JP2002268998A (ja) | 2001-03-09 | 2001-03-09 | データ配信方法、端末、サーバ、データ受信プログラム及びデータ配信プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002268998A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007527578A (ja) * | 2004-02-26 | 2007-09-27 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 電子メール・メッセージの部分の供給 |
US9584752B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-02-28 | Fujitsu Limited | System, information processing apparatus, and image processing method |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10124430A (ja) * | 1996-10-18 | 1998-05-15 | Mitsubishi Electric Corp | データ送信方式 |
JPH11161571A (ja) * | 1997-11-27 | 1999-06-18 | Fujitsu Ltd | 適応的伝送制御システム |
JPH11234360A (ja) * | 1998-02-10 | 1999-08-27 | Mitsubishi Electric Corp | データ伝送装置 |
JP2001022675A (ja) * | 1999-07-12 | 2001-01-26 | Canon Inc | 画像転送方法及び装置 |
JP2001053619A (ja) * | 1999-08-12 | 2001-02-23 | Hitachi Medical Corp | 画像データ通信装置 |
-
2001
- 2001-03-09 JP JP2001067298A patent/JP2002268998A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007527578A (ja) * | 2004-02-26 | 2007-09-27 | インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション | 電子メール・メッセージの部分の供給 |
US9584752B2 (en) | 2012-09-26 | 2017-02-28 | Fujitsu Limited | System, information processing apparatus, and image processing method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060501 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060523 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060628 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060725 |