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【請求項5】 さらに、
少なくとも、前記4つの周辺受光部からそれぞれ出力される信号と、前記中間受光部の4つの小受光部からそれぞれ出力される信号とに基づいて、前記合焦状態を検出する合焦検出手段
を備えたことを特徴とする請求項に記載の光ヘッド。
【請求項7】 さらに、
前記4つの周辺受光部からそれぞれ出力される信号を基に得られる検出信号と、前記中間受光部から出力される信号を基に得られる検出信号の定数倍とを加算して、焦点誤差信号を求める演算手段と、
前記演算手段により得られた前記焦点誤差信号に基づいて、前記対物レンズをその光軸方向に移動させる対物レンズ駆動機構と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の光ヘッド。
【請求項11】 記録媒体を駆動する記録媒体駆動手段と、この記録媒体駆動手段によって駆動される前記記録媒体から信号を読み取るための光ヘッドと、この光ヘッドを記録媒体に沿って移動させる光ヘッド駆動手段と、前記光ヘッドにより読み取られた信号に基づいて再生信号を生成する信号処理手段と、前記光ヘッドにより読み取られた信号に基づいて、前記記録媒体駆動手段、前記光ヘッド駆動手段および前記光ヘッドの動作を制御するサーボ制御手段とを備え、前記記録媒体に対して光による情報の記録または再生の少なくとも一方を行う光情報記録再生装置であって、
前記光ヘッドは、
光ビームを出射する光源と、
前記光源から出射された光ビームを、所定のトラック案内構造を有する記録媒体の記録面に集光する対物レンズと、
前記光源から出射された光ビームと、前記記録媒体の記録面で反射された光ビームとを分離する光分離手段と、
前記記録媒体の前記トラック案内構造によって発生する複数の回折パターンの配列方向と平行な第1の軸および垂直な第2の軸に関してそれぞれほぼ対称に配置された4つの周辺受光部と、前記4つの周辺受光部の配列のうち前記第2の軸と平行な2つの列により挟まれた中間領域に配置された中間受光部とを有し、前記光分離手段により分離された前記記録媒体からの反射光ビームを受光する光検出手段と、
前記記録媒体の記録面で反射され前記光分離手段を経て前記光検出手段に入射する光ビームに非点収差を発生させる非点収差発生手段と
を備えたことを特徴とする光情報記録再生装置。
一般に、光ディスクにおいては、透明基板上に記録面が形成されており、対物レンズを経て光ディスクに照射された記録用または再生用の光が透明基板を経て記録面上で集光されるようになっている。トラッキングエラーの検出は、例えばDVD装置では、十文字格子により4分割された受光部(田の字4分割型受光部)を用いた差動位相差法(DPD法)が採用されている。一方、記録面におけるビームスポットが最小となるようにするために、フォーカスエラー検出を行うが、その検出方法としては、トラッキングエラー検出に用いる受光部と同じ受光部を利用できる方法である非点収差法が採用されることが多い。
ここで、(2)式に示したフォーカスエラー信号FEは、非点収差法によるフォーカスエラー検出に用いられるものである。上記したように、DVDの再生時、図24に示した光検出素子19においては、メインスポット用受光部192のビームスポット196の形状が、合焦の程度に応じて円形となったり、長軸の方向が互いに異なる方向をなす様々な楕円形となったりする。これに応じて、(2)式より得られるフォーカスエラー信号FEは変化する。より具体的には、合焦状態においては、メインスポット用受光部192の受光領域192A,192B,192C,192Dのそれぞれからの出力信号はほぼ等しくなるため、フォーカスエラー信号FEはほぼゼロとなる。また、合焦状態でないときには、ビームスポット196が楕円形となることから、メインスポット用受光部192における一方の対角線方向の受光領域192A,192Cからの出力信号の和(a+c)と、他方の対角線方向の受光領域192B,192Dからの出力信号の和(b+d)との間に差が生じる。この場合、両者の差の符号は焦点ずれ(デフォーカス)の方向に依存し、差の絶対値は焦点ずれの量に依存する。したがって、このフォーカスエラー信号FEが零となるように対物レンズの移動制御を行うことにより、最良のフォーカシング状態が維持される。
上記のような光ヘッドに使用される対物レンズは、例えば図3に示したような構造を有している。なお、この図では、説明の便宜上、CDの断面とDVDの断面とを半分ずつ並べて図示している。この図に示したように、対物レンズ27は、NAが0.38〜0.44付近の領域に、周囲よりも窪んだ輪帯状の基板厚補正部27Aを有している。基板厚補正部27Aよりも内側の中央領域27Bと、基板厚補正部27Aよりも外側の周辺領域27Cとは、DVD−ROMの基材厚(0.6mm)に対して最適な面形状となるように形成されている。一方、基材厚補正部27Aは、CDの基材厚(1.2mm)に対して最適な面形状になるように設計され、CD再生時の収差を補正し得るようになっている。このような構造の対物レンズ27は、図示しないレンズ駆動用コイルを備えたアクチュエータにより、ディスク面と直交する方向に駆動されるようになっている。
図3の対物レンズ27を用いてCDを再生しようとした場合の波面収差は、例えば図4に示したようになる。この図で、横軸は対物レンズのNAを示し、縦軸は球面収差(単位mm)を示す。この図に示したように、対物レンズ27を用いてCDを再生する場合の波面収差は、比較的球面収差の少ない近軸領域と、CD用に設計された輪帯領域(基材厚補正部27A)とが合成されて、実使用上問題のない程度に低減されている。また、NA0.44以上の外周部は球面収差が大きいため、拡散して、非点収差法によるフォーカスエラー検出において通常用いられるような小さなサイズのメインスポット用受光部192(図24)には入射しない。
図26に示したように、ビームスポットが記録媒体のランド上にあるかグルーブ上にあるかによって、フォーカス引込範囲Sppにおけるフォーカスエラー信号FEは異なる値をとる。このため、フォーカスエラー信号FEが零になる位置は、ビームスポットがランド上にある場合の対物レンズ位置XLと、ビームスポットがグルーブ上にある場合の対物レンズ位置XGの2か所存在する。一方、光ヘッドの動作を制御する制御部(図示せず)は、レンズ駆動用コイル(図示せず)に流す電流を制御して、フォーカスエラー信号FEが零になるように対物レンズをディスクと直交する方向に駆動する。このため、ビームスポットがランドからグルーブへ移動したりグルーブからランドへと移動するたびに、対物レンズは位置XLと位置XGとの間を行き来することとなり、これがトラック横断ノイズとして現れることになる。このノイズは、デフォーカス、フォーカスサーボやトラッキングサーボにおける伝達特性の劣化、およびレンズ駆動用コイルの焼付きや破損等の不具合を生じさせる。なお、図26で説明したようなトラッキング干渉現象がどのようなメカニズムにより生ずるかについては、十分な解析がなされていなかった。
ところが、このスポットサイズ法では、比較的大きな受光面積を有するメインスポット用受光部を必要とすることから、次のような不都合を伴う。すなわち、上記したように、対物レンズと受光部とを共通化して低コストな光ヘッドを実現するために輪帯状の基材厚補正部27Aを有する対物レンズ27(図3)を用いて、スポットサイズ法によりフォーカスエラー検出をしようとした場合には、メインスポット用受光部が大きすぎることから、CD再生時に、周辺領域27Cを通過して生じた拡散光をメインスポット用受光部が受光してしまう。一方、DVD再生時には、輪帯状の基材厚補正部27Aを通過した拡散光をメインスポット用受光部が受光してしまう。このため、CDおよびDVDのいずれの再生時においても、再生信号RFが劣化すると共に、フォーカスエラー信号等のサーボ信号も劣化してしまう。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の光ヘッドは、光ビームを出射する光源と、光源から出射された光ビームを、所定のトラック案内構造を有する記録媒体の記録面に集光する対物レンズと、光源から出射された光ビームと記録媒体の記録面で反射された光ビームとを分離する光分離手段と、光分離手段により分離された記録媒体からの反射光ビームを受光する光検出手段と、記録媒体の記録面で反射され光分離手段を経て光検出手段に入射する光ビームに非点収差を発生させる非点収差発生手段とを備えた光ヘッドであって、光検出手段が、記録媒体のトラック案内構造によって発生する複数の回折パターンの配列方向と平行な第1の軸および垂直な第2の軸に関してそれぞれほぼ対称に配置された4つの周辺受光部と、4つの周辺受光部の配列のうち、第2の軸と平行な2つの列により挟まれた中間領域に配置された中間受光部とを備えたものである。
プリアンプ15は、光ヘッド12からの信号に基づいて、再生信号であるRF信号と、再生対象の光ディスクの種類に応じたサーボ信号とを生成するようになっている。RF信号は、信号変復調・エラー訂正部16に供給され、この信号に基づく復調および誤り訂正処理等の所定の処理が行われる。サーボ信号は、少なくとも、フォーカス引込信号、フォーカスエラー信号およびトラッキングエラー信号を含んでおり、サーボ制御回路14に供給される。サーボ制御回路14は、これらのサーボ信号に基づき、光ヘッド12の動作を制御するようになっている。具体的には、フォーカス引込信号およびフォーカスエラー信号に基づいて、光ヘッド12の対物レンズ27(図2)を光軸方向に移動させるフォーカスサーボ制御が行われ、これにより、対物レンズ27により集光された光ビームが常に光ディスク30の信号記録面に合焦する状態が維持される。また、トラッキングエラー信号に基づいて、光ヘッド12の対物レンズ27を光ディスク30の半径方向に移動させるトラッキングサーボ制御が行われ、これにより、対物レンズ27により集光された光ビームが常に光ディスク30のランドまたはグルーブ上に位置する状態が維持される。
ビームスプリッタ24の内部には、光軸21とほぼ45度の角度をなす2つの光分離面が形成されている。これらの光分離面のうち、光ディスク30に近い側に位置する光分離面には650nm用の偏光分離膜24aが形成され、光ディスク30から遠い側に位置する光分離面には波長選択性膜24bが形成されている。なお、ビームスプリッタ24は、例えば、複数の光学プリズムと、これらの光学プリズムの間に蒸着やスパッタリングによって形成された誘電体多層膜とによって構成可能である。
半導体レーザ22a,22bは、半導体の再結合発光を利用した発光素子であり、このうち半導体レーザ22aは、ビームスプリッタ24の偏光分離膜24aが形成された光分離面に対して、ほぼS偏光(偏光方向が入射面と垂直な直線偏光)となるレーザ光を出射するようになっている。偏光分離膜24aは、S偏光成分のほぼすべてを反射すると共に、P偏光成分のほぼすべてを透過させるようになっている。また、半導体レーザ22bから発せられた波長780nmの光は、波長選択性膜24bにおいてその反射率に応じた光量が反射され、その透過率に応じた光量が透過されるようになっている。半導体レーザ22aから発せられて光ディスク30で反射されて戻ってきた波長650nmの光は、波長選択性膜24bをほぼすべて透過し得るようになっている。
サイドスポット用受光部93は、X軸によって、ほぼ同形同大の2つの受光部93E,93Fに分割され、サイドスポット用受光部94は、Y軸によって、ほぼ同形同大の2つの受光部94G,94Hに分割されている。
TRK1=(a+c)と(b+d)との位相差信号 …(10)
TRK2=(a+mw+c+my)と(b+mx+d+mz)との位相差信号
…(11)
TRK3={(a+d)−(b+c)}
−K3{(e−f)+(g−h)} …(12)
TRK4={(a+d+mw+mz)−(b+c+mx+my)}
−K3{(e−f)+(g−h)} …(13)
TRK5=(e+f)−(g+h) …(14)
より具体的には、DVDの場合にはTRK1またはTRK2を用い、DVD−RAMの場合にはTRK3またはTRK4を用い、CDの場合にはTRK5を用いるのが好ましい。
ここで、フォーカスエラー信号FCSが本発明における「焦点誤差信号」の一具体例に対応し、係数調整設定部58が本発明における「切替手段」の一具体例に対応する。
まず、光ディスク装置1の全体の動作を説明する。スピンドルモータ11は、システムコントローラ18およびサーボ制御回路14によって制御されて、所定の回転数で回転する。光ヘッド12は、再生用のレーザ光を光ディスク30の信号記録面に照射し、戻り光を検出することによって情報を再生する。光ヘッド12より出力される再生信号は、プリアンプ15を介して信号変復調・エラー訂正部16のエラー訂正部によってエラー訂正処理が施されると共に、信号復調部によって復調され、インタフェース42を介して外部コンピュータ41に送られ、あるいは、D/A・A/D変換部44によってD/A変換されてオーディオ入出力部43より出力される。一方、サーボ制御回路14は、システムコントローラ18からの指示に基づき、スピンドルモータ11および送りモータ13の制御を行うと共に、光ヘッド12からプリアンプ15を介して入力されたサーボ信号に基づいて、光ヘッド12の対物レンズ27のフォーカシング動作およびトラッキング動作の制御を行う。
マルチレンズ28に入射したDVD30aからの3本の反射光は、ここで、本実施の形態の焦点誤差検出方法によるフォーカスエラー信号を得るための非点収差(非点隔差)を付与され、光検出素子に入射する。
光検出素子9では、マルチレンズ28により非点収差を付加された3本の光は、メインスポット用受光部92およびサイドスポット用受光部93,94上に入射し、それぞれにビームスポットを形成する。メインスポット用受光部92の周辺受光部92A〜92D、小受光部92Mw,92Mx,92My,92Mzおよびサイドスポット用受光部93,94の受光部93E,93F,94G,94Hは、それぞれ、各照射光量に応じた信号を出力し、図6に示した演算回路40に入力する。
650nm用5/4波長板25を通過した3本の光ビームは、ビームスプリッタ24に入射し、偏光分離膜24aを透過し、波長選択性膜24bに入射する。波長選択性膜24bは、その透過率に応じた光量だけ光を透過させ、半導体レーザ22bからの往路光と分離する。波長選択性膜24bを透過した3本の光ビームは、マルチレンズ28に入射し、ここで非点収差を付加され、光検出素子に入射する。
演算回路40は、また、(10)〜(14)式に示した演算処理によりトラッキングエラー信号TRK1〜TRK5のいずれかを演算し、これをトラッキングエラー信号TRKとして出力する。具体的には、例えばTRK5がトラッキングエラー信号として用いられる。但し、その他の信号、例えばサイドスポット用受光部93,94の受光部93E,93F,94G,94Hからの出力信号も利用している(12)式の信号TRK3を用いるようにしてもよい。
一般に、非点収差法においては、図12(A)に示したように、戻り光路中の位置P1にあるマルチレンズ28のシリンドリカル面の母線方向D1は、光ディスクのトラック(ランドまたはグルーブ)による回折パターンの配列方向D2に対して45度をなす方向に設定される。このため、マルチレンズ28によって、母線方向D1と直交する方向Dに非点収差が与えられる。ここで、光検出素子9のメインスポット用受光部92(以下、単に受光部という。)を、非点収差を付加された方向D0における焦点位置Fと、これと直交する、非点収差を付加されない方向D1(マルチレンズ28のシリンドリカル面の母線に平行な方向)における焦点位置Fのほぼ中間位置P2に配置したとすると、受光部面上のスポットは、合焦時にはほぼ円になり、フォーカス引込範囲Spp(図26)に対応する領域の両端では焦線となる。このため、光検出素子9から得られるフォーカスエラー信号は、対物レンズ位置に対してS字型の曲線を描くことになる。
《第2の原因に対する対策》
以上の考察を踏まえ、本実施の形態では、メインスポット用受光部92の中間受光部92Mにおける4分割された小受光部92Mw,92Mx,92My,92Mzからの出力信号から、トラック横断による干渉領域51の強度変化情報が得られることに着目し、上記のフォーカスエラー信号FCS1に含まれる光ヘッドの非点収差による「トラック横断ノイズ」を、小受光部92Mw,92Mx,92My,92Mzからの出力信号によってキャンセルするようにしている。より具体的には、上記演算式(7)により演算されたフォーカスエラー信号FCS2を用いてフォーカス制御を行う。この場合には、図6において設定信号SETによってK2=0と設定することにより、フォーカスエラー信号FCSとしてFCS2を採用すればよい。
なお、本実施の形態において使用した光検出素子9における受光部パターンは、フォーカスエラー検出に非点収差法を用いると共にトラッキングエラー検出に差動位相差法および3ビーム法を用いる従来の光ヘッドの光検出素子19(図24)における受光部パターンと比べて、分割数が増えた点が異なるのみである。このため、図6に示した演算回路40において、単にK1=,K2=0と設定することにより、従来のフォーカスエラー信号FEを生成することが可能となり、従来のシステムとの互換性を確保することが容易である。但し、予め、フォーカスエラー信号FEと本実施の形態に係るフォーカスエラー信号FCS1〜FCS4とをすべて演算しておき、光ディスクの種類等に応じて、所定のモード切替信号によって、これらの中からいずれか1つを選択して出力するように構成してもよい。
また、本実施の形態によれば、非点収差法の場合と同等の小さい受光部(メインスポット用受光部92)によってフォーカスエラー検出が実現可能であるので、DVDとCDとの互換性の確保等のために、例えば輪帯状の基材厚補正部を有する対物レンズ27(図3)を用いて光学ヘッドを構成した場合でも、受光部が不要な拡散光をも受光してしまう不都合を効果的に防止することができ、信号劣化を抑制することができる。
以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形および応用が可能である。例えば、上記実施の形態では、中間受光部92Mを4つの小受光部92Mw,92Mx,92My,92Mzに分割するようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、フォーカスエラー信号として(6),(8)式に示したFCS1またはFCS3を用いると共にトラッキングエラー信号として(10),(12)式に示したTRK1またはTRK3を用いるようにした場合には、中間受光部92Mの個々の小受光部92Mw〜92Mzからの出力信号は必要ない。したがって、この場合には、メインスポット用受光部92の中間受光部92Mを4つに分割せず、図23に示したように、単一の中間受光部92Mのままとし、そこからの出力信号を用いて(6),(8),(10)または(12)式による演算をすればよい。
特に請求項13記載の焦点誤差検出方法によれば、中間受光部を、第1の軸および第2の軸によって4つの小受光部に分割し、中間受光部の4つの小受光部からそれぞれ出力される信号を基に、定数倍されるべき検出信号を求めるようにしたので、中間受光部における受光状態をより詳細に知ることができるという効果を奏する。
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