JPH09288842A - 光学ピックアップ及び光ディスク装置 - Google Patents

光学ピックアップ及び光ディスク装置

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JPH09288842A
JPH09288842A JP8122220A JP12222096A JPH09288842A JP H09288842 A JPH09288842 A JP H09288842A JP 8122220 A JP8122220 A JP 8122220A JP 12222096 A JP12222096 A JP 12222096A JP H09288842 A JPH09288842 A JP H09288842A
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light
optical
semiconductor laser
optical disc
objective lens
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JP8122220A
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Katsuhiro Seo
勝弘 瀬尾
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク基板厚の異なる何れの方式の光ディ
スクであっても、光ディスクの記録再生が正しく行われ
るようにすること。 【解決手段】 光源として異なる偏光方向を有する光ビ
ームを出射する二つの半導体レーザ素子21a,21b
と、前記光源と光ディスクとの間の光路中に配設された
偏光性ホログラム28とを備えており、前記偏光性ホロ
グラムが、一方の半導体レーザ素子からの第一の偏光に
対してのみホログラムとして作用し、他方の半導体レー
ザ素子からの第二の偏光をそのまま透過させることによ
り、第一の偏光と第二の偏光とをそれぞれの偏光に対応
した基板厚の異なる複数の種類の光ディスクにそれぞれ
集光させる、光学ピックアップ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク基板厚が
異なる複数種類の光ディスクに対応して、回転する光デ
ィスクの表面に対して光を照射して、戻り光を検出す
る、光学ピックアップ及び光ディスク装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、光ディスクを再生するための光学
ピックアップは、図11に示すように構成されている。
図11において、光学ピックアップ1は、半導体レーザ
素子2,コリメータレンズ3,グレーティング4,ビー
ムスプリッタ5,対物レンズ6,マルチレンズ7及び光
検出器8から構成されている。
【0003】このような光学ピックアップ1によれば、
半導体レーザ素子2から出射された光ビームは、コリメ
ータレンズ3により平行光に変換され、グレーティング
4によりメインビーム及びサイドビームに分割された
後、ビームスプリッタ5の反射面で反射され、対物レン
ズ6を介して、光ディスクDの信号記録面上のある一点
に結像される。
【0004】光ディスクDの信号記録面で反射された戻
り光ビームは、再び対物レンズ6を介して、ビームスプ
リッタ5に入射する。ここで、戻り光ビームは、ビーム
スプリッタ5を透過して、マルチレンズ7を介して、光
検出器8の受光部に入射する。これにより、光検出器8
から出力される検出信号に基づいて、光ディスクDの信
号記録面に記録された情報の再生が行なわれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、光デ
ィスクは、コンピュータの補助記憶装置,音声・画像情
報等のパッケージメディアとして、高密度化が進められ
ており、この高密度化を実現するために、対物レンズの
開口数NAを、従来のコンパクトディスク用の光学ピッ
クアップにおける対物レンズの開口数NAより大きくす
ると共に、短い光源波長を使用してビームスポットを小
径にする方法があるが、開口数NAを大きくすると、光
ディスクの傾きに対する許容範囲が減少してしまうとい
う問題がある。
【0006】また、光ディスクは、所定のディスク基板
厚(一般に、コンパクトディスク等の場合には、1.2
mm)の透明基板を介して、信号記録面が備えられてい
るので、光学ピックアップの対物レンズの光軸に対して
光ディスクが傾いた場合には、波面収差が生じて、再生
信号(以下、RF信号という)の再生に影響が出てしま
う。この際、波面収差に関しては、開口数の3乗とスキ
ュー角θの約1乗に比例し且つ波長に反比例して発生す
る3次のコマ収差が支配的である。従って、低コストで
大量生産されたポリカーボネイト等から成る透明基板を
備えた光ディスクは、スキュー角θが例えばプラスマイ
ナス0.5乃至プラスマイナス1度もあるので、上記波
面収差によって、光学ピックアップ1の半導体レーザ素
子2からの光ディスク6への結像スポットが非対称にな
って、符号間干渉が著しく増加することになり、正確な
RF信号の再生が行なわれ得なくなってしまう。
【0007】このため、この3次のコマ収差が光ディス
クのディスク基板厚に比例することに着目して、ディス
ク基板厚を例えば0.6mmにすることにより、3次の
コマ収差を著しく低減させるようにすることが可能であ
る。この場合、光ディスクとして、特性の異なる二つの
規格、即ちディスク基板厚が比較的厚い(例えば1.2
mm)のものと、ディスク基板厚が比較的薄い(例えば
0.6mm)のものが混在することになる。
【0008】ここで、例えば光路中に厚さtの平行平板
が挿入されると、この厚さtと開口数NAに関して、t
×(NA)4 に比例する球面収差が発生する。このよう
な点から、光学ピックアップの対物レンズは、この球面
収差を打ち消すように設計されている。ところで、ディ
スク基板厚が異なると、球面収差も異なることから、一
方の規格例えばディスク基板厚0.6mmの光ディスク
に対応した対物レンズを使用して、他方の規格例えばデ
ィスク基板厚1.2mmのコンパクトディスク,追記型
光ディスク,光磁気ディスク等の光ディスクを再生しよ
うとすると、ディスク基板厚の差によって、球面収差が
発生するので、光学ピックアップが対応し得るディスク
基板の厚さの誤差の許容範囲を大幅に越えることにな
る。従って、光ディスクからの戻り光から、正しく信号
を検出することができなるため、従来の光学ピックアッ
プによって、ディスク基板厚の異なる複数種類の光ディ
スクを再生することができないという問題があった。
【0009】このため、上述した球面収差を打ち消すよ
うな波面を発生させるホログラムを利用することもでき
る。例えばホログラムの0次光により、ディスク基板厚
t1の第一の種類の光ディスクの再生を行ない、1次光
により、ディスク基板厚t2の第二の種類の光ディスク
の再生を行なうことにより、ディスク基板厚の異なる複
数種類の光ディスクに対応する方式も考えられる。この
方式においては、第一の種類の光ディスクの再生時に
は、1次光が、また第二の種類の光ディスクの再生時に
は、0次光が、それぞれロスになってしまうことから、
高い光パワーを必要とする記録可能な光ディスク装置に
は不向きであるという問題があった。
【0010】本発明は、以上の点に鑑み、ディスク基板
厚の異なる何れの方式の光ディスクであっても、光ディ
スクの記録再生が正しく行われるようにした、光学ピッ
クアップ及び光ディスク装置を提供することを目的とし
ている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、光ビームを出射する光源と、前記光源からの光ビ
ームを光ディスクの信号記録面上に合焦するように照射
する対物レンズと、前記光源と対物レンズとの間に配設
された光分離手段と、ビームスプリッタで分離された光
ディスクの信号記録面からの戻り光ビームを受光する光
検出手段と、光源として異なる偏光方向を有する光ビー
ムを出射する二つの半導体レーザ素子と、前記光源と光
ディスクとの間の光路中に配設された偏光性ホログラム
とを備えており、前記偏光性ホログラムが、一方の半導
体レーザ素子からの第一の偏光に対してのみホログラム
として作用し、他方の半導体レーザ素子からの第二の偏
光をそのまま透過させることにより、第一の偏光と第二
の偏光とをそれぞれの偏光に対応した基板厚の異なる複
数の種類の光ディスクにそれぞれ集光させる構成とし
た、光学ピックアップにより、達成される。
【0012】上記構成によれば、光源と光ディスクとの
間に、一方の半導体レーザ素子からの第一の偏光に対し
てのみホログラムとして作用し、且つ他方の半導体レー
ザ素子からの第二の偏光をそのまま透過させるように構
成された偏光性ホログラムが配設されている。これによ
り、例えばディスク基板厚の比較的厚い第一の種類の光
ディスクの場合には、一方の半導体レーザ素子からの第
一の偏光に関して、偏光性ホログラムがホログラムとし
てレンズのように作用することにより、球面収差が補正
されることになる。従って、光源からの光ビームが偏光
性ホログラムを介して光ディスクの信号記録面に対して
正しく結像され、光ディスクの信号記録面からの戻り光
が、光検出手段に入射する。
【0013】また、例えばディスク基板厚の比較的薄い
第二の種類の光ディスクの場合には、他方の半導体レー
ザ素子からの第二の偏光に関して、偏光性ホログラムが
そのまま透過させることにより、対物レンズを介して光
ディスクの信号記録面に達する。従って、光源からの光
ビームが偏光性ホログラムをそのまま透過して光ディス
クの信号記録面に対して正しく結像され、光ディスクの
信号記録面からの戻り光が、光検出手段に入射する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施形態
を図1乃至図10を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な具体例で
あるから、技術的に好ましい種々の限定が付されている
が、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を
限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られる
ものではない。
【0015】図1は、本発明による光学ピックアップの
一実施形態を組み込んだ光ディスク装置の構成を示して
いる。図1において、光ディスク装置10は、光ディス
ク11を回転駆動する駆動手段としてのスピンドルモー
タ12と、光学ピックアップ13と、その駆動手段とし
ての送りモータ14を備えている。ここで、スピンドル
モータ12は、システムコントローラ16及びサーボ制
御回路18により駆動制御され、所定の回転数で回転さ
れる。光ディスク11は、複数の種類の光ディスクを選
択して、それぞれ再生できるようになっている。従っ
て、例えば光ディスクとして、相変化型光ディスク、ま
たは、コンパクトディスク(CD)等を再生することも
可能である。
【0016】また、光学ピックアップ13は、この回転
する光ディスク11の信号記録面に対して、光を照射し
て、信号復調器及び誤り訂正回路ECC17からの信号
に基づいて、戻り光に基づく再生信号を出力する。これ
により、信号復調器にて復調された記録信号は、誤り訂
正回路17を介して誤り訂正される。誤り訂正された記
録信号は光ディスク装置10が、例えばコンピュータの
データストレージ用である場合には、インターフェイス
19を介して、外部コンピュータ等に送出される。これ
により、外部コンピュータ等は、光ディスク11に記録
された信号を、再生信号として受け取ることができるよ
うになっている。また、光ディスク装置10がオーディ
オ用である場合には、上記誤り訂正された記録信号は、
点線で示すように、D/A,A/D変換器20のD/A
変換部でデジタル/アナログ変換され、オーディオ信号
として、出力される。
【0017】上記光学ピックアップ13には、例えば光
ディスク11上の所定のトラックまで移動させるための
送りモータ14が接続されている。そして、スピンドル
モータ12,送りモータ14の制御、そして光学ピック
アップ13の対物レンズを保持する二軸アクチュエータ
(図示せず)のフォーカシング方向及びトラッキング方
向の制御は、それぞれサーボ制御回路18により行なわ
れる。
【0018】図2は、本発明による光学ピックアップの
好適な実施形態を示している。図2において、光学ピッ
クアップ13は、光源としての半導体レーザ素子21,
コリメータレンズ22,回折素子としてのグレーティン
グ23,光分離手段としてのビームスプリッタ24,対
物レンズ25,マルチレンズ26及び光検出手段として
の光検出器27と、ビームスプリッタ24と対物レンズ
25の間にて光路中に配設された偏光性ホログラム2
8,λ/4波長板29を備えている。
【0019】上記半導体レーザ素子21は、半導体の再
結合発光を利用した発光素子であり、光源として使用さ
れる。半導体レーザ素子21から出射した光ビームは、
コリメータレンズ22に導かれる。この場合、半導体レ
ーザ素子21は、図3と図4にそれぞれ示されているよ
うに構成することができる。図3の場合、半導体レーザ
素子21は、偏光方向が同一である2つの光ビームをそ
れぞれ発生する発光部21aと21bを備えている。こ
の2つの発光部21a,21bを構成するレーザ半導体
の活性層は互いに直交している。そして、これら各活性
層が交差している方向の中間の方向が光ディスクのタン
ジェンシャル方向(光ディスクのトラックの延びる方
向)となるように配置されていてもよい。この結果、発
光部21aと21bがそれぞれ出射する光ビームの偏光
方向は直交する。
【0020】一方、図4の場合には、半導体レーザ素子
21の発光部21a,21bは、異なる種類の偏光、例
えば偏光方向が互いに直交する二つの偏光を出射するよ
うになっている。図4の発光部21aは、例えばTE波
(波長780nm程度)を発生するTE発振モードの赤
外レーザであって、発光部21bは、赤色光(波長63
5nm程度)を発生するTMモード発振の赤色レーザで
ある。したがって、図4の場合には、活性層は交差して
いないが、発生する光ビームの偏光方向は直交するよう
になっている。そして、このような発振モードの異なる
二つの半導体レーザ素子21a,21bが、シリコン,
窒化アルミニウム等の絶縁体または銅等の導電体から成
る基板21c上に、図3に示すように互いに隣接して並
べて、または図4に示すように直交させて、マウントさ
れることにより、偏光方向の直交する半導体レーザ素子
21が容易に構成されることになる。
【0021】コリメータレンズ22は、凸レンズであっ
て、半導体レーザ素子21からの光ビームを平行光に変
換する。
【0022】グレーティング23は、回折格子であっ
て、コリメータレンズ22からの平行光を、0次光であ
るメインビームと、プラスマイナス1次光であるサイド
ビームに分割する。
【0023】ビームスプリッタ24は、その反射面24
aが光軸に対して45度傾斜した状態で配設されてお
り、半導体レーザ素子21からの光ビームと光ディスク
Dの信号記録面からの戻り光を分離する。即ち、半導体
レーザ素子21からの光ビームは、ビームスプリッタ2
4の反射面24aで反射され、戻り光は、ビームスプリ
ッタ24を透過する。
【0024】対物レンズ25は、凸レンズであって、ビ
ームスプリッタ24で反射された半導体レーザ素子21
からの光ビームを、回転駆動される光ディスクDの信号
記録面の所望のトラック上に結像させる。この場合、対
物レンズ25は、比較的ディスク基板厚の薄い光ディス
クに対して、球面収差が補正されるように設計されてい
る。さらに、対物レンズ25は、図示しない二軸アクチ
ュエータによって、二軸方向、即ちトラッキング方向及
びフォーカシング方向に移動可能に支持されている。
【0025】マルチレンズ26は、例えばシリンドリカ
ルレンズであって、ビームスプリッタ24を透過した戻
り光ビームを、光検出器27に収束させると共に、フォ
ーカスエラー信号の検出のために、入射光に対して非点
収差を付与する。
【0026】光検出器27は、ビームスプリッタ24を
透過した戻り光ビームを受光する受光部を有する。
【0027】上記偏光性ホログラム28は、図5に示さ
れている。図5(a)は偏光性ホログラム28の断面
図、図5(b)は平面図である。偏光性ホログラム28
は、複屈折回折格子型素子として構成されており、ニオ
ブ酸リチウムから成る基板28aと、この基板28aの
入射側に、例えば安息香酸によるプロトン交換法により
形成された円環状もしくは同心円状の格子28bとを有
する。さらに、偏光性ホログラム28には、格子28b
の表面に誘電体膜が設けられている。これにより、偏光
性ホログラム28の光学軸に関して常光となる成分の屈
折率は、no1,異常光の屈折率は、ne1であるのに
対して、格子28bの領域では、常光の屈折率は、no
2,異常光の屈折率は、ne2となり、上記プロトン交
換による格子28bプロトン交換領域を通過した異常光
の位相差は誘電体膜により相殺される。ここで、偏光性
ホログラム素子28においては、上記プロトン交換によ
る格子28bが、基板28aの表面からの深さd2に対
して、厚さd1となるように構成されている。
【0028】このような構成の偏光性ホログラム28
は、さらに、入射する偏光が第一の偏光(例えば常光)
である場合には、ホログラムとして作用し、また入射す
る偏光が第二の偏光(例えば異常光)である場合には、
そのまま透過させるように作用するように、上記格子2
8bの厚さd1,深さd2と、基板28aの屈折率no
1,ne1及び格子28bの屈折率no2,ne2をそ
れぞれ適宜に選定されている。
【0029】従って、例えば発光部21aからの第一の
偏光は、図6(b)の右側に示すように、偏光性ホログ
ラム28のホログラムとしての作用によって、その1次
光が、対物レンズ25を介して、ディスク基板厚が比較
的厚い光ディスクD1の信号記録面に正しく結像され
る。また、発光部21bからの第二の偏光は、図6の左
側に示すように、偏光性ホログラム28をそのまま透過
し、その0次光が、対物レンズ25を介して、ディスク
基板厚が比較的薄い光ディスクD2の信号記録面に正し
く結像される。
【0030】本実施形態による光学ピックアップ13
は、以上のように構成されており、先づ比較的厚い第1
の種類のディスク基板厚1.2mmの光ディスク(例え
ばコンパクトディスク)D1の再生を行なう場合につい
て説明する。この場合、半導体レーザ素子21のうち、
半導体レーザ素子21aが発光される。
【0031】これにより、半導体レーザ素子21aから
の第一の偏光である光ビームは、コリメータレンズ22
により平行光に変換され、グレーティング23によりメ
インビーム及びサイドビームに分割された後、ビームス
プリッタ24の反射面24aで反射され、偏光性ホログ
ラム28,λ/4波長板及び対物レンズ25を介して、
光ディスクD1に照射される。この際、偏光性ホログラ
ム28は、半導体レーザ素子21aからの第一の偏光に
対して、ホログラムとして作用することにより、ディス
ク基板厚が比較的薄い光ディスク用に球面収差が補正さ
れた対物レンズ25に対して、その球面収差をディスク
基板厚が比較的厚い第1の種類の光ディスクD1用に補
正することになる。これにより、光ビームは、光ディス
クD1の信号記録面に正しく結像することになる。
【0032】光ディスクD1からの戻り光は、再び対物
レンズ25,λ/4波長板及び偏光性ホログラム28を
介して、ビームスプリッタ24を透過した後、マルチレ
ンズ26を介して、光検出器27に結像する。これによ
り、光検出器27の検出信号に基づいて、光ディスクD
1の記録信号が再生される。この場合、光ディスクD1
に照射される光は、半導体レーザ素子21aからの光ビ
ームのうち、偏光性ホログラム28を通過した1次光の
みであり、例えば再生専用として利用される。
【0033】次に、比較的薄いディスク基板厚0.6m
mの第2の種類の光ディスクD2を再生する場合には、
半導体レーザ素子21のうち、半導体レーザ素子21b
が発光される。
【0034】これにより、半導体レーザ素子21bから
の第二の偏光である光ビームは、コリメータレンズ22
により平行光に変換され、グレーティング23によりメ
インビーム及びサイドビームに分割された後、ビームス
プリッタ24の反射面24aで反射され、偏光性ホログ
ラム28,λ/4波長板及び対物レンズ25を介して、
光ディスクD2に照射される。この際、半導体レーザ素
子21bからの第二の偏光は、偏光性ホログラム28を
そのまま透過することにより、対物レンズ25の球面収
差に基づいて、光ビームは、光ディスクD2の信号記録
面に正しく結像する。
【0035】光ディスクD2からの戻り光は、再び対物
レンズ25,λ/4波長板及び偏光性ホログラム28を
介して、さらにビームスプリッタ24を透過した後、マ
ルチレンズ26を介して、光検出器27に結像する。こ
れにより、光検出器27の検出信号に基づいて、光ディ
スクD2の記録信号が再生される。この場合、光ディス
クD2に照射される光は、半導体レーザ素子21bから
の光ビームのうち、偏光性ホログラム28を通過した0
次光であるが、偏光性ホログラム28がホログラムとし
て作用しないことから、ほとんどが0次光であってほぼ
100パーセントの光が利用されることになる。従っ
て、光源である半導体レーザ素子21bの光量ロスが極
めて少ないことから、例えば記録再生用として利用され
る。
【0036】図7乃至図10は、上記光学ピックアップ
13における光検出器27の構成例を示している。先
づ、図7に示した光検出器の第一の構成例においては、
光検出器30は、フォーカスエラー信号が非点収差法に
より、またトラッキングエラー信号が3スポット法によ
り、検出されるように構成されている。即ち、図7にお
いて、光検出器30は、半導体レーザ素子21が、光デ
ィスクDのラジアル方向に並んでいる場合に使用される
構成であって、タンジェンシャル方向に関して、中央に
配設された縦横に4分割された受光部A,B,C,D
と、その両側(図7にて、上下)に配設された受光部
E,Fとからなる、受光部のセット31,32が、半導
体レーザ素子21a,21bの並ぶラジアル方向に二組
並んで備えられている。
【0037】これにより、半導体レーザ素子21aから
の光ビームが光ディスクD1に照射されたとき、光ディ
スクD1からの戻り光は、受光部のセット31にて、メ
インビームが中央の受光部A,B,C,Dに、またサイ
ドビームが、両側の受光部E,Fに入射する。また、半
導体レーザ素子21bからの光ビームが光ディスクD2
に照射されたとき、光ディスクD2からの戻り光は、受
光部のセット32にて、メインビームが中央の受光部
A,B,C,Dに、またサイドビームが、両側の受光部
E,Fに入射する。
【0038】図8に示す光検出器33は、半導体レーザ
素子21が、光ディスクDのラジアル方向及びタンジェ
ンシャル方向の中間の45度の方向に並んでいる場合に
使用される構成であって、同様にタンジェンシャル方向
に関して、中央に配設された縦横に4分割された受光部
A,B,C,Dと、その両側(図面にて、斜め)に配設
された受光部E,Fとからなる、受光部のセット34,
35が、半導体レーザ素子21a,21bの並ぶ方向に
二組並んで備えられている。この場合、中央の受光部
A,B,C,Dは、半導体レーザ素子21a,21bの
並ぶ方向に平行な方向及び垂直な方向で分割されてい
る。
【0039】これにより、半導体レーザ素子21aから
の光ビームが光ディスクD1に照射されたとき、光ディ
スクD1からの戻り光は、受光部のセット34にて、メ
インビームが中央の受光部A,B,C,Dに、またサイ
ドビームが、両側の受光部E,Fに入射する。また、半
導体レーザ素子21bからの光ビームが光ディスクD2
に照射されたとき、光ディスクD2からの戻り光は、受
光部のセット35にて、メインビームが中央の受光部
A,B,C,Dに、またサイドビームが、両側の受光部
E,Fに入射する。
【0040】図9に示す光検出器36は、半導体レーザ
素子21が、光ディスクDのタンジェンシャル方向に並
んでいる場合に使用される構成であって、タンジェンシ
ャル方向に関して、中央に配設された縦横に4分割され
た受光部A,B,C,Dと、その両側(図面にて、左
右)に配設された受光部E,Fとからなる、受光部のセ
ット37,38が、半導体レーザ素子21a,21bの
並ぶタンジェンシャル方向に二組並んで備えられてい
る。これにより、半導体レーザ素子21aからの光ビー
ムが光ディスクD1に照射されたとき、光ディスクD1
からの戻り光は、受光部のセット37にて、メインビー
ムが中央の受光部A,B,C,Dに、またサイドビーム
が、両側の受光部E,Fに入射する。また、半導体レー
ザ素子21bからの光ビームが光ディスクD2に照射さ
れたとき、光ディスクD2からの戻り光は、受光部のセ
ット38にて、メインビームが中央の受光部A,B,
C,Dに、またサイドビームが、両側の受光部E,Fに
入射する。
【0041】上記光検出器30,33においては、フォ
ーカスエラー信号FCS及びトラッキングエラー信号T
RKは、各受光部A,B,C,D,E,Fからの信号を
それぞれSa,Sb,Sc,Sd,Se,Sfとしたと
き、
【数1】
【数2】 で与えられる。
【0042】図10に示す光検出器39は、半導体レー
ザ素子21が、光ディスクDのタンジェンシャル方向に
並んでいる場合に使用される他の構成であって、半導体
レーザ素子21aに対応する、タンジェンシャル方向に
関して、中央に配設された縦横に4分割された受光部
A,B,C,Dと、その両側(図面にて、左右)に配設
された受光部E,Fとからなる、第一の受光部のセット
40と、半導体レーザ素子21bに対応する、タンジェ
ンシャル方向に関して、中央に配設された縦横に4分割
された受光部A1,B1,C1,D1と、その両側(図
面にて、左右)に配設された受光部E1,F1とからな
る、第二の受光部のセット41とから成る。
【0043】上記第一及び第二の受光部のセット40,
41は、互いに半導体レーザ素子21a,21bの並ぶ
タンジェンシャル方向に二組並んで備えられていると共
に、第一のセット40における受光部Fと第二のセット
41における受光部E1は、同じ受光部Fを共用するよ
うに構成されている。これにより、光検出器39全体の
タンジェンシャル方向の長さが、光検出器36に比較し
て短く構成される。これにより、半導体レーザ素子21
aからの光ビームが光ディスクD1に照射されたとき、
光ディスクD1からの戻り光は、受光部のセット40に
て、メインビームが中央の受光部A,B,C,Dに、ま
たサイドビームが、両側の受光部E,Fに入射する。ま
た、半導体レーザ素子21bからの光ビームが光ディス
クD2に照射されたとき、光ディスクD2からの戻り光
は、受光部のセット41にて、メインビームが中央の受
光部A1,B1,C1,D1に、またサイドビームが、
両側の受光部F(E1),F1に入射する。
【0044】上記光検出器39においては、半導体レー
ザ素子21aによるフォーカスエラー信号FCS1及び
トラッキングエラー信号TRK1は、各受光部A,B,
C,D,E,F,A1,B1,C1,D1,F1からの
信号をそれぞれSa,Sb,Sc,Sd,Se,Sf,
Sa1,Sb1,Sc1,Sd1,Sf1としたとき、
【数3】
【数4】 により、またと、半導体レーザ素子21bによるフォー
カスエラー信号FCS2及びトラッキングエラー信号T
RK2は、
【数5】
【数6】 により、与えられる。
【0045】尚、上記実施形態においては、偏光性ホロ
グラム28は、ビームスプリッタ24と対物レンズ25
の間に配設されているが、これに限らず、光源である半
導体レーザ素子21と光ディスクDとの間の光路中に配
設されていればよい。また、半導体レーザ素子21は、
図3または図4の構成に限らず、他の任意の配置が可能
である。
【0046】さらに、上記実施形態においては、半導体
レーザ素子21の二つの発光部である半導体レーザ素子
21a,21bが、タンジェンシャル方向、ラジアル方
向またはその中間方向に並んでおり、これに対応して、
光検出器30,33,36,39は、その各受光部のセ
ットが配設されているが、これに限らず、半導体レーザ
素子21の二つの発光部である半導体レーザ素子21
a,21bが、任意の方向に並んでおり、これに対応し
て、光検出器の各発光部が配設されていてもよいことは
明らかである。
【0047】さらに、上記実施形態においては、光ディ
スクとして、ディスク基板厚が1.2mm及び0.6m
mのものに関して、それぞれ偏光性ホログラム28が光
ビームを透過させ、またはホログラムとして作用するこ
とにより、比較的薄いディスク基板厚の光ディスクと、
比較的厚いディスク基板厚の光ディスクの信号記録面に
結像させるようにしているが、これに限らず、例えば、
二枚の基板を貼り合わせた貼り合わせ光ディスクと、通
常の光ディスクとを再生する場合に、本発明を適用する
ことも可能である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ィスク基板厚の異なる何れの方式の光ディスクであって
も、光ディスクの再生が正しく行われることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光学ピックアップの一実施形態を
組み込んだ光ディスク装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の光ディスク装置における光学ピックアッ
プの構成を示す概略側面図である。
【図3】図2の光学ピックアップにおける半導体レーザ
素子の第一の構成例を示す平面図及び側面図である。
【図4】図2の光学ピックアップにおける半導体レーザ
素子の第二の構成例を示す平面図及び側面図である。
【図5】図2の光学ピックアップにおける偏光性ホログ
ラムの構成を示す部分断面図及び平面図である。
【図6】図5の偏光性ホログラムによるディスク基板厚
の異なる種類の光ディスクに対する結像状態を示す概略
側面図である。
【図7】図2の光学ピックアップにおける光検出器の第
一の構成例を示す平面図である。
【図8】図2の光学ピックアップにおける光検出器の第
二の構成例を示す平面図である。
【図9】図2の光学ピックアップにおける光検出器の第
三の構成例を示す平面図である。
【図10】図2の光学ピックアップにおける光検出器の
第四の構成例を示す平面図である。
【図11】従来の光学ピックアップの一例を示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
10・・・光ディスク装置、11・・・光ディスク、1
2・・・スピンドルモータ、13・・・光学ピックアッ
プ、14・・・送りモータ、15・・・磁気ヘッド、1
6・・・システムコントローラ、17・・・信号復調器
及びECC、18・・・サーボ制御回路、19・・・イ
ンターフェイス、20・・・D/A,A/D変換器、2
1,21a,21b・・・半導体レーザ素子、22・・
・コリメータレンズ、23・・・グレーティング、24
・・・ビームスプリッタ、25・・・対物レンズ、26
・・・マルチレンズ、27・・・光検出器、28・・・
偏光性ホログラム、30,33,36,39・・・光検
出器、31,32,34,35,37,38,40,4
1・・・受光部のセット。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを出射する光源と、 前記光源からの光ビームを光ディスクの信号記録面上に
    合焦するように照射する対物レンズと、 前記光源と対物レンズとの間に配設された光分離手段
    と、 この光分離手段で分離された光ディスクの信号記録面か
    らの戻り光ビームを受光する光検出手段と、 光源として異なる偏光方向を有する光ビームを出射する
    二つの半導体レーザ素子と、 前記光源と光ディスクとの間の光路中に配設された偏光
    性ホログラムとを備えており、 前記偏光性ホログラムが、一方の半導体レーザ素子から
    の第一の偏光に対してのみホログラムとして作用し、他
    方の半導体レーザ素子からの第二の偏光をそのまま透過
    させることにより、第一の偏光と第二の偏光とをそれぞ
    れの偏光に対応した基板厚の異なる複数の種類の光ディ
    スクにそれぞれ集光させる構成としたことを特徴とする
    光学ピックアップ。
  2. 【請求項2】 前記二つの半導体レーザ素子は、発生す
    る光ビームの偏光方向が直交するよう形成されていて、
    各光ビームの偏光方向が交差する中間の方向が、光ディ
    スクのタンジェンシャル方向に沿って延びるようになっ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学ピックア
    ップ。
  3. 【請求項3】 前記各半導体レーザ素子からの光ビーム
    を、それぞれ少なくとも3本の光ビームに分割する回折
    素子を有し、 この回折素子により分割された前記各半導体レーザ素子
    からのそれぞれ一つのサイドビームが、前記光検出手段
    の同じ受光部により検出されることを特徴とする請求項
    1に記載の光学ピックアップ。
  4. 【請求項4】 光ディスクを回転駆動する駆動手段と、 光ディスクに対して対物レンズを介して光を照射し、光
    ディスクからの信号記録面からの戻り光を対物レンズを
    介して光検出手段により検出する光学ピックアップと、 対物レンズを二軸方向に移動可能に支持する手段と、 光検出手段からの検出信号に基づいて再生信号を生成す
    る信号処理回路と、 この光検出手段からの検出信号に基づいて、光学ピック
    アップの対物レンズを二軸方向に移動させるためのサー
    ボ回路とを含んでおり、前記光学ピックアップが、 光ビームを出射する光源と、 前記光源からの光ビームを光ディスクの信号記録面上に
    合焦するように照射する対物レンズと、 前記光源と対物レンズとの間に配設された光分離手段
    と、 この光分離手段で分離された光ディスクの信号記録面か
    らの戻り光ビームを受光する光検出手段と、 光源として異なる偏光方向を有する光ビームを出射する
    二つの半導体レーザ素子と、 前記光源と光ディスクとの間の光路中に配設された偏光
    性ホログラムとを備えており、 前記偏光性ホログラムが、一方の半導体レーザ素子から
    の第一の偏光に対してのみホログラムとして作用し、他
    方の半導体レーザ素子からの第二の偏光をそのまま透過
    させることにより、第一の偏光と第二の偏光とをそれぞ
    れの偏光に対応した基板厚の異なる複数の種類の光ディ
    スクにそれぞれ集光させる構成としたことを特徴とす
    る、光ディスク装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999054874A1 (fr) * 1998-04-15 1999-10-28 Sony Corporation Dispositif de lecture optique et dispositif d'enregistrement et/ou de reproduction de disques optiques
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