JP2001099956A - リスト装置 - Google Patents

リスト装置

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JP2001099956A
JP2001099956A JP27485799A JP27485799A JP2001099956A JP 2001099956 A JP2001099956 A JP 2001099956A JP 27485799 A JP27485799 A JP 27485799A JP 27485799 A JP27485799 A JP 27485799A JP 2001099956 A JP2001099956 A JP 2001099956A
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由紀夫 船原
Toshiyuki Sekine
俊之 関根
Hajime Iguchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐衝撃構造を備え、また、従来と比較して組
立作業が容易となるリスト装置を提供する。 【解決手段】 時計ケース13と、時計ケース13の側
部を囲むように設けられた外ベゼル15と、時計ケース
13と外ベゼル15との間に介設され、外部からの衝撃
を緩衝する内ベゼル14と、外ベゼル15の側部に取り
付けられ、時計ケース13と内ベゼル14と外ベゼル1
5を下方から支持するリブ部12cを有し、外部からの
衝撃を緩衝する時計バンド12とを備え、内ベゼル14
は、時計ケース13の上部縁部を被っていることを特徴
とする腕時計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使用者の手首に
装着されるリスト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計等のリスト装置において、電子モ
ジュール等を内蔵する本体ケースの外側を金属等からな
る外ケースで被ったものが知られている。従来、前記外
ケースは、内部の本体ケースに対して、ビス等により直
接固定する構造を採っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような外ケースと本体ケースとをビス等により直接固定
した構造の場合、落下等により衝撃を受けた際、その衝
撃が直接ビスや本体ケースに伝わり、本体ケースが金属
製であればビスが折れたり、樹脂製であれば本体ケース
にクラックが入るといった問題が生じていた。また、ビ
ス止めは、組立作業が複雑になり、部品点数もその分多
くなるので、なるべく少ない方が好ましい。
【0004】この発明は、上記実状に鑑みてなされたも
ので、耐衝撃構造を備え、また、従来と比較して組立作
業が容易となるリスト装置を提供することを目的として
いる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、たとえば図4〜
図11に示すように、使用者の手首に装着するためのリ
ストバンドを備えたリスト装置(腕時計10,30,4
0,50,60,70,80,90)において、装置本
体ケース(時計ケース13、93)と、この装置本体ケ
ースの側部を囲むように設けられた外ケース(外ベゼル
15,55,65,75,95)と、前記装置本体ケー
スと前記外ケースとの間に介設され、外部からの衝撃を
緩衝する第1の緩衝部材(内ベゼル14,64,74,
94)と、前記外ケースの側部に取付けられ、外部から
の衝撃を緩衝する第2の緩衝部材(時計バンド12,5
2,62,72、エンドピース31,92、先カンカバ
ー42)とを備え、前記外ケース、前記第1の緩衝部材
および前記第2の緩衝部材のうちの少なくとも一つは、
前記装置本体ケースの上部縁部を被っており、前記第2
の緩衝部材は、前記装置本体ケース、前記第1の緩衝部
材および前記外ケースを下方から支持する弾性支持部
(リブ部12c、31c、42c、52c、62c、7
2c、92c)を有することを特徴とする。
【0006】請求項1に記載の発明によれば、外ケース
と装置本体ケースとの間に第1の緩衝部材が介設されて
いることから、落下等により衝撃を受けても、第1の緩
衝部材により衝撃が吸収・緩和されて、装置本体ケース
に衝撃が伝わることを防止できる。また、第2の緩衝部
材の弾性支持部が装置本体ケースと第1の緩衝部材と外
ケースを下方から支持していることから、下から加えら
れる衝撃についてはこの弾性支持部によって吸収・緩和
されて、装置本体ケースが保護される。さらに、外ケー
スと第1の緩衝部材と第2の緩衝部材のうちの少なくと
も一つによって、装置本体ケースの上部縁部が被われ、
かつ、第2の緩衝部材の弾性支持部によって装置本体ケ
ースと第1の緩衝部材と外ケースが下方から支持されて
いることから、装置本体ケースは、第1の緩衝部材や外
ケースに対してビス等により固定されなくても、上下方
向に固定された状態となる。したがって、装置本体ケー
ス、第1の緩衝部材、外ケース、および第2の緩衝部材
を組み付けるだけで、装置本体ケースが固定された状態
で容易に組み立てることができる。
【0007】請求項1に記載のリスト装置における第2
の緩衝部材は、たとえば、請求項4に記載の発明のよう
に、前記リストバンド(時計バンド12,52,62,
72)のうち、前記外ケースの側部に当接する部位に設
けられていてもよい。
【0008】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
たとえば、図4〜図11に示すように、使用者の手首に
装着するためのリストバンドを備えたリスト装置(腕時
計10,30,40,50,60,70,80,90)
において、装置本体ケース(時計ケース13,93)
と、この装置本体ケースの側部を囲むように設けられた
外ケース(外ベゼル15,55,65,75,95)
と、前記装置本体ケースと前記外ケースとの間に介設さ
れ、外部からの衝撃を緩衝する第1の緩衝部材(内ベゼ
ル14,64,74,94)と、前記装置本体ケースが
外部衝撃を受けた際に、その外部衝撃を緩衝するために
前記装置本体ケースと前記外ケースとをケース軸方向に
相対的に移動可能に弾性支持する第2の緩衝部材(時計
バンド12,52,62,72、エンドピース31,9
2、先カンカバー42)と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、装置本体
ケースが外部衝撃を受けた際に、その外部衝撃を緩衝す
るために装置本体ケースと外ケースとを相対的に移動可
能に弾性支持する第2の緩衝部材を備えているので、外
ケースに対する装置本体ケースの連結をフローティング
構造とすることができる。このため、装置本体ケースと
外ケースとをねじ等で剛体的に連結した場合と異なり、
装置本体ケースが外部衝撃を受けた際に、その装置本体
ケースに対する外的衝撃を効果的に緩衝することができ
る。
【0010】請求項1または請求項2において、第1の
緩衝部材および第2の緩衝部材は、ウレタンやゴム等の
軟質材料からなる。さらに、装置本体ケースとは、リス
ト装置の動作を制御・駆動するモジュール等を内蔵する
ケースのことである。また、装置本体ケースは必ずしも
1つの部材からなるものでなくてもよく、側部、蓋、お
よび底等がそれぞれ別の部材であって、それらが組み立
てられてなるものでもよい。
【0011】請求項2に記載のリスト装置において、前
記第2の緩衝部材は、請求項3に記載の発明のように、
前記リストバンドのうち、前記外ケースの側部に当接す
る当接部と前記装置本体ケースの裏面を下方から弾性支
持する弾性支持部(リブ部12c、31c、42c、5
2c、62c、72c、92c)とを有するものであっ
てもよい。
【0012】また、請求項1または2に記載の発明は、
請求項5に記載の発明のように、第2の緩衝部材が、前
記外ケースに対して前記リストバンドを接続するための
接続部材(エンドピース31,92、先カンカバー4
2)であってもよい。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれかに記載のリスト装置において、たとえば、図4
〜図7、図10、図11に示すように、前記装置本体ケ
ース(時計ケース13,93)の上部縁部は前記第1の
緩衝部材(内ベゼル14,94)によって被われている
ことを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、装置本体
ケースの上部縁部が第1の緩衝部材によって被われてい
ることから、上から加えられる衝撃については第1の緩
衝部材によって吸収・緩和されて、装置本体ケースが保
護され、より一層耐衝撃性が向上する。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか記載のリスト装置において、たとえば、図9に
示すように、前記装置本体ケース(時計ケース13)の
上部縁部は前記外ケース(外ベゼル75)によって被わ
れていることを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜5のいずれかに記載の発明の効果に加えて、装置本体
ケースの上部縁部は外ケースによって被われていること
から、装置本体ケースの側部から上部縁部にかけて外ケ
ースの材質で作られているように見えるので、外ケース
が金属製であったり表面に金属膜が形成されているもの
であると、リスト装置に高級感を付与することができ
る。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか記載のリスト装置において、たとえば図7に示
すように、前記外ケース(外ベゼル55)の側部は前記
第2の緩衝部材(時計バンド52)によって被われてい
ることを特徴とする。
【0018】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜5に記載の発明の効果に加えて、第2の緩衝部材によ
って外ケースの側部が被われているので、側部からの衝
撃は第2の緩衝部材によって緩衝され、耐衝撃性がより
一層向上する。
【0019】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
のリスト装置において、たとえば図8に示すように、前
記外ケース(外ベゼル65)の側部から前記装置本体ケ
ース(時計ケース13)の上部縁部にかけて前記第2の
緩衝部材によって被われていることを特徴とする。
【0020】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の発明の効果に加えて、第2の衝撃部材によって
外ケースの側部とさらに装置本体ケースの上部縁部まで
被われているので、側方のみならず上方からの衝撃につ
いても、第2の衝撃部材によって緩衝され、耐衝撃性が
より一層向上する。
【0021】請求項10に記載の発明は、請求項1〜9
のいずれか記載のリスト装置において、たとえば図1
0、図11に示すように、前記第2の緩衝部材(時計バ
ンド12、エンドピース92)から前記装置本体ケース
の裏面側に延びて当該装置本体ケースの裏面側を弾性的
に支持する弾性支持部(リブ部12c、92c)は、前
記装置本体ケースにねじ止めされていることを特徴とす
る。
【0022】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1〜9に記載の発明の効果に加えて、弾性支持部が装置
本体ケースにねじ止めされていることから、めくれ止め
されていることになり、リスト装置に上方から強い衝撃
が加えられた際に装置本体ケースが脱落することを防止
できる。
【0023】請求項11に記載の発明は、たとえば図1
3、図14に示すように、使用者の手首に装着される装
置本体ケース(時計ケース113、123)と、この装
置本体ケースの側部を囲むように設けられた外ケース
(外ベゼル115、125)と、前記装置本体ケースと
前記外ケースとの間に介設され、外部からの衝撃を緩衝
する緩衝部材(内ベゼル114、124)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0024】請求項11に記載の発明によれば、外ケー
スと装置本体ケースとの間に緩衝部材が介設されている
ことから、落下等により衝撃を受けても、緩衝部材によ
り衝撃が吸収・緩和されて、装置本体ケースに衝撃が伝
わることを防止できる。
【0025】請求項1〜11のいずれか記載のリスト装
置としては、各種小型電子機器が挙げられるが、たとえ
ば、請求項12に記載の発明のように、装置本体ケース
に時刻を指示または表示する時計部が設けられていれ
ば、腕時計として使用することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。 <第1の実施の形態例>本発明に係る第1の実施の形態
例を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本発明の
リスト装置の第1の実施の形態例としての腕時計10を
示す斜視図であり、この腕時計10は、時計本体11と
時計バンド12,12とからなる。図2は時計本体11
のみを示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面
図、(c)は底面図である。図3も同様であり、(a)
は図2(a)の上方から見た平面図、(b)は背面図、
(c)は左側面図である。さらに、図4(a)は腕時計
1の側断面図の概略を示したもので、図4(b)は、図
4(a)における時計本体11と時計バンド12との結
合部分の背面図を一方のみ示したものである。
【0027】時計本体11は、図4に示すように、主
に、断面視円形の箱体である時計ケース(装置本体ケー
ス)13と、この時計ケース13の外側に設けられた内
ベゼル(第1の緩衝部材)14と、外ベゼル(外ケー
ス)15とからなる。時計ケース13は、円筒形状の側
部13aと、円盤型の透明なガラスカバー19と、底蓋
20とからなる。側部13aと底蓋20は、それぞれ、
金属製あるいは樹脂製である。時計ケース13の中に
は、液晶表示素子等からなり時刻等の表示を行う表示部
やこれを制御・駆動する電子回路および電池等を含む電
子モジュール18が内蔵されている。電子モジュール1
8の側方および下方には、緩衝ゴム21,21,21が
配設されており、外部から衝撃が加わったとしてもこの
緩衝ゴム21,21,21によってその衝撃が緩和され
電子モジュール18に直接伝わらないようになってい
る。そして、前記ガラスカバー19を介して、前記表示
部に表示される時刻等が透視できるようになっている。
【0028】時計本体11の正面および側面には、図1
〜図3に示すように、スイッチボタン17が設けられ、
これらスイッチボタン17を操作することによって、前
記電子モジュール18が駆動され、表示状態や表示され
る情報を変更できるようになっている。
【0029】内ベゼル14は、ウレタン等の軟質材料に
より環状に形成されており、図4に示すように、側部1
3aの外周面をほぼ被うように設けられている。この内
ベゼル14の上端部14aは、内側に向かって延出する
ように形成され、時計ケース13の上部縁部を被った状
態となっている。また、内ベゼル14の上部外側には、
周方向に沿って、外ベゼル15の上端部15aによって
係合される切欠き14bが形成されている。
【0030】外ベゼル15は、金属、セラミック、硬質
樹脂等の硬質材料により前記内ベゼル14より大きな径
で環状に形成され、その上端部15aは内側に向かって
突出し、内ベゼル14の前記切欠き14bに係合してい
る。外ベゼル15の下部には、外側に張り出し凹部15
bが形成された張り出し部15dが、相対するように2
個設けられている(図4(b)では一方のみ図示)。図
4(b)に示すように、張り出し部15dの凹部15b
を画成し互いに対向する面には、後述の結合部材22が
填め込まれる結合孔15c、15cが設けられている。
【0031】時計バンド(リストバンド、第2の緩衝部
材)12,12は、ウレタン等の軟質樹脂からなり、図
4(b)に示すように、全体としては外ベゼルの張り出
し部15d,15dの端の幅とほぼ同じ幅に形成されて
いるが、端部12a、12aは前記凹部15b,15b
の幅よりもわずかに細く形成されている。その端部12
a、12aには幅方向に貫通孔12b、12bが形成さ
れている。端部12a,12aは、前記凹部15b、1
5bにそれぞれ臨んでおり、この状態で、バネ棒やネジ
等である結合部材22,22が、貫通孔12bを挿通
し、かつ、その両端が前記結合孔15c、15cに係合
することによって、時計バンド12が外ベゼル15に対
して固定されるようになっている。また、時計バンド1
2の各端部12a,12aの下部から平板状のリブ部
(弾性支持部)12cが延出しており、このリブ部12
cは外ベゼル15、内ベゼル14、底蓋20の下面に当
接しこれらを支持した状態になっている。
【0032】以上の腕時計10によれば、外側の外ベゼ
ル15と時計ケース13との間に軟質材料からなる内ベ
ゼル14が介設されていることから、落下等により衝撃
を受けても、内ベゼル14により衝撃が吸収・緩和され
て、時計ケース13に衝撃が伝わることを防止できる。
また、時計ケース13の上部縁部を被った状態の内ベゼ
ル14の上端部14aや、外ベゼル15、内ベゼル1
4、底蓋20を下方から支持する時計バンド12のリブ
部12c、12cも緩衝機能を発揮し、上下方向からの
衝撃に対しても、時計ケース13が保護され、この点に
おいても高い耐衝撃性が得られる。また、内ベゼル14
の上端部14aによって時計ケース13の上部縁部が被
われ、時計バンド12のリブ部12cが外ベゼル15、
内ベゼル14、および時計ケース13を支持しているこ
とから、時計ケース13は、内ベゼル14や外ベゼル1
5に対してビス等によりリジッドに固定されてはない
が、上下方向に固定された状態となる。言い換えれば、
腕時計10は、ビス等を用いなくても、時計ケース1
3、内ベゼル14、外ベゼル15、および時計バンド1
2、12を組み付けるだけで、容易に組み立てることが
できる。
【0033】<第2の実施の形態例>以下に、本発明に
係る第2の実施の形態例を図5に基づいて説明する。図
5には、本発明を適用した第2の実施の形態例としての
腕時計30を示した。図5において、35は時計本体、
31はエンドピース、32は時計バンド、33は接続ピ
ンである。腕時計30において、第1の実施の形態例の
腕時計10と異なる点は、時計バンド32がエンドピー
ス31を介して時計本体35に取り付けられている点の
みであって、時計本体35の時計ケース13,内ベゼル
14,外ベゼル15の構成や材質は第1の実施の形態例
と全く同様であるので、同符号を付して説明は省略す
る。なお、図5(a)は腕時計30の側断面図の概略を
示したもので、図5(b)は、図5(a)における時計
本体35とエンドピース31と時計バンド32の結合部
分の背面図を示したものである。
【0034】エンドピース(接続部材)31,31は、
ウレタン等の軟質樹脂からなり、外ベゼル15の前記張
り出し部15dに取り付けられ、時計本体35と時計バ
ンド32,32の間を接続するもので、図5(b)に示
すように平面視略矩形状に形成されている。エンドピー
ス31,31の一方の端部31a、31aには、それぞ
れ幅方向に貫通孔31b、31bが形成されている。端
部31a,31aは、外ベゼル15の凹部15d、15
dにそれぞれ臨んでおり、この状態で、結合部材22,
22が貫通孔31b、31bを挿通した状態で外ベゼル
15の結合孔15c、15cに係合することによって、
エンドピース31,31が外ベゼル15に対して取り付
けられるようになっている。また、各エンドピース31
の端部31aの下部からリブ部31cが延出しており、
これらリブ部31c、31cは外ベゼル15、内ベゼル
14、底蓋20の下面に当接しこれらを支持した状態に
なっている。エンドピース31,31の他端部には、後
述する接続ピン33が挿通するためのピン孔31d、3
1dが幅方向に形成されている。
【0035】時計バンド32,32は、外ベゼルの張り
出し部15d,15dの端の幅とほぼ同じ幅に形成され
ている。時計バンド32,32の材質は、ウレタン、皮
等であり特に限定されない。各時計バンド32の端部に
は、エンドピース31とほぼ同じ幅でバンド凹部32a
が形成されており、バンド凹部32aの両縁部にはピン
孔32b、32bが設けられている。バンド凹部32a
にエンドピース31の前記他端部が填め込まれた状態
で、接続ピン33がエンドピース31のピン孔31dを
挿通し、かつ、時計バンド32のピン孔32b、32b
に係合することによって、時計バンド32はエンドピー
ス31に取り付けられている。
【0036】以上の腕時計30によれば、外側の外ベゼ
ル15と時計ケース13との間に軟質材料からなる内ベ
ゼル14が介設されていることから、落下等により衝撃
を受けても、内ベゼル14により衝撃が吸収・緩和され
て、時計ケース13に衝撃が伝わることを防止できる。
また、内ベゼル14の上端部14aや、エンドピース3
1、31のリブ部31c、31cも緩衝機能を発揮し、
上下方向からの衝撃に対しても、時計ケース13が保護
され、この点においても高い耐衝撃性が得られる。ま
た、内ベゼル14の上端部14aによって時計ケース1
3の上部縁部が被われ、リブ部31cが外ベゼル15、
内ベゼル14、時計ケース13を支持していることか
ら、時計ケース13は、内ベゼル14や外ベゼル15に
対してビス等によりリジッドに固定された状態ではない
が、上下方向に固定された状態となる。言い換えれば、
腕時計30は、ビス等を用いなくても、時計ケース1
3、内ベゼル14、外ベゼル15、およびエンドピース
31,31を組み付けるだけで、容易に組み立てること
ができる。
【0037】<第3の実施の形態例>以下に、本発明に
係る第3の実施の形態例を図6に基づいて説明する。図
6には、本発明を適用した第3の実施の形態例としての
腕時計40を示した。図6において、41は時計本体、
42は先カンカバー、43は時計バンドである。腕時計
40において、第1の実施の形態例の腕時計10と異な
る点は、時計バンド43が先カンカバー42を通って時
計本体35に取り付けられている引き通しタイプである
という点のみであって、時計本体41の時計ケース1
3,内ベゼル14,外ベゼル15の構成や材質は第1の
実施の形態例と全く同様であるので、同符号を付して説
明は省略する。なお、図6(a)は腕時計40の側断面
図の概略を示したもので、図6(b)は、図6(a)に
おける時計本体41と先カンカバー42との結合部分の
背面図を示したものである。
【0038】先カンカバー(接続部材)42、42は、
ウレタン等の軟質樹脂からなり、外ベゼル15の前記張
り出し部15dに取り付けられ、時計バンド43を通す
ものである。図6(b)に示すように、各先カンカバー
42には時計バンド43を通すための開口42dが設け
られている。
【0039】各先カンカバー42の一方の端部42aに
は、それぞれ幅方向に貫通孔42bが形成されている。
各端部42aは、外バゼル15の凹部15bにそれぞれ
臨んでおり、この状態で、結合部材22,22が貫通孔
42b、42bを挿通し、かつ、外ベゼル15の結合孔
15c、15cに係合することによって、先カンカバー
42、42が外ベゼル15に対して取り付けられるよう
になっている。また、各先カンカバー42の端部42a
の下部からリブ部42cが延出しており、このリブ部4
2cは外ベゼル15、内ベゼル14、時計ケース13の
下面に当接しこれらを支持する状態になっている。
【0040】時計バンド43は、先カンカバー42,4
2の開口42d、42dに通されることによって時計本
体35に取り付けられるようになっている。時計バンド
43の材質は特に限定されない。
【0041】以上の腕時計40によれば、外側の外ベゼ
ル15と時計ケース13との間に軟質材料からなる内ベ
ゼル14が介設されていることから、落下等により衝撃
を受けても、内ベゼル14により衝撃が吸収・緩和され
て、時計ケース13に衝撃が伝わることを防止できる。
また、内ベゼル14の上端部14aや、先カンカバー4
2,42のリブ部42c、42cも緩衝機能を発揮し、
上下方向からの衝撃に対しても、時計ケース13が保護
され、この点においても高い耐衝撃性が得られる。ま
た、内ベゼル14の上端部14aによって時計ケース1
3の上部縁部が被われ、リブ部42cが外ベゼル15、
内ベゼル14、時計ケース13を支持していることか
ら、時計ケース13は、内ベゼル14や外ベゼル15に
対してビス等によりリジッドに固定された状態ではない
が、上下方向に固定された状態となる。言い換えれば、
腕時計40は、時計ケース13、内ベゼル14、外ベゼ
ル15、および先カンカバー42,42を組み付けるだ
けで、容易に組み立てることができる。
【0042】<第4の実施の形態例>以下に、本発明に
係る第4の実施の形態例を図7に基づいて説明する。図
7には、本発明を適用した第4の実施の形態例としての
腕時計50を示した。図7において、51は時計本体、
52は時計バンド、55は外ベゼルである。腕時計50
において、第1の実施の形態例の腕時計10と異なる点
は、外ベゼル55に突出部55bが形成され、時計バン
ド52がこの突出部55bを被っている点であって、時
計ケース13,内ベゼル14の構成や材質は第1の実施
の形態例と全く同様であるので、同符号を付して説明は
省略する。なお、図7は腕時計50の側断面図の概略を
示したものである。
【0043】外ベゼル(外ケース)55は、金属、セラ
ミック、硬質樹脂等の硬質材料により内ベゼル14より
大きな径で環状に形成され、その上端部55aは内側に
向かって突出しており、内ベゼル14の切欠き14bに
係合している。外ベゼル55には、2つの突出部55
b、55bが対向する位置に設けられている。一方、ウ
レタン等の軟質材料からなる時計バンド52の端部は、
図7に示すように、断面視において二股に分かれるよう
な形状に形成され、二股を形成する上部52aと下部5
2dによって、前記突出部55bを挟み込んで被った状
態となっている。
【0044】各下部52dには幅方向に貫通孔52bが
形成されている。また、各下部52dの側部は、前記突
出部55bの幅方向における両端から下方に延出する壁
部(図7中の点線)によって挟まれた状態となってい
る。両壁部には図示しない結合孔が形成されており、結
合部材22が、下部52dの貫通孔52bを挿通し、か
つ、その両端が前記壁部の結合孔に係合することによっ
て、外ベゼル55に対して時計バンド52が取り付けら
れるようになっている。また、時計バンド52の各下部
52dからリブ部52cが延出しており、このリブ部5
2cは外ベゼル55、内ベゼル14、時計ケース13の
下面に当接しこれらを支持する状態になっている。
【0045】以上の腕時計50によれば、外側の外ベゼ
ル55と時計ケース13との間に軟質材料からなる内ベ
ゼル14が介設されていることから、落下等により衝撃
を受けても、内ベゼル14により衝撃が吸収・緩和され
て、時計ケース13に衝撃が伝わることを防止できる。
また、内ベゼル14の上端部14aや、時計バンド52
のリブ部52cも緩衝機能を発揮し、上下方向からの衝
撃に対しても、時計ケース13が保護され、この点にお
いても高い耐衝撃性が得られる。さらに、ウレタン製の
時計バンド52の二股を形成する上部52aが外ベゼル
55の側部を被っている状態で、この上部52aも緩衝
部材として機能するため、耐衝撃性がより一層向上す
る。
【0046】また、内ベゼル14の上端部14aによっ
て時計ケース13の上部縁部が被われ、リブ部52cが
外ベゼル55、内ベゼル14、時計ケース13を支持し
ていることから、時計ケース13は、内ベゼル14や外
ベゼル55に対してビス等によりリジッドに固定された
状態ではないが、上下方向に固定された状態となる。言
い換えれば、腕時計50は、時計ケース13、内ベゼル
14、外ベゼル55、および時計バンド52を組み付け
るだけで、容易に組み立てることができる。
【0047】(第4の実施の形態の変形例)上記第4の
実施の形態例では、時計バンドにより外ベゼルの一部を
被う構成としたが、さらに図8に示すように時計バンド
により時計ケースの上部縁部まで被う構成としてもよ
い。図8には、本発明の第4の実施の形態例の変形例と
しての腕時計60を示す。図8の腕時計60において、
図7の腕時計50と異なる点は、時計バンドが外ベゼ
ル、内ベゼル、さらには時計ケースの縁部まで被う構成
である点のみであり、時計ケースやその内部構造につい
ては全く同様であるので同符号を付して説明は省略す
る。図8において、61は時計本体、62は時計バン
ド、64は内ベゼル、65は外ベゼルである。時計バン
ド62、内ベゼル64、外ベゼル65の材質については
腕時計50と全く同様である。
【0048】内ベゼル(第1の緩衝部材)64は環状で
あって、図8に示すように、その上端が時計ケース13
の側部13aよりも低くなるように形成されている。外
ベゼル65は、内ベゼル64より大きな径で環状に形成
され、その上端が内ベゼル64の上端とほぼ同じ高さに
なっている。また、外ベゼル65は、図7の外ベゼル5
5同様に互いに対向する2つの突出部65b、65bを
有する。
【0049】時計バンド(リストバンド、第2の緩衝部
材)62は、図7の時計バンド52同様に断面視におい
て二股に分かれた形状に形成され、二股を形成する上部
62aと下部62dによって、突出部65bを挟み込ん
で被った状態となっている上に、さらに先端部62eが
内ベゼル64、時計ケース13の上部縁部を被ってい
る。時計バンド62は、図7の腕時計50同様に、時計
バンド62に形成された貫通孔62bを挿通する結合部
材22を介して、外ベゼル65に対して取り付けられて
いる。
【0050】上記の腕時計60によれば、腕時計50同
様の効果を有することは勿論のこと、時計バンド62
が、外ベゼル65、内ベゼル64、時計ケース13の上
部縁部まで被っているので、上方から衝撃が加えられて
も時計バンド62によりその衝撃が吸収・緩和され、耐
衝撃性がより一層高くなる。
【0051】<第5の実施の形態例>以下に、本発明に
係る第5の実施の形態例を図9に基づいて説明する。図
9には、本発明を適用した第5の実施の形態例としての
腕時計70を示した。図9において、71は時計本体、
72は時計バンド、74は内ベゼル、75は外ベゼルで
ある。腕時計70において、第1の実施の形態例の腕時
計10と異なる点は、外ベゼル75が内ベゼル74を被
っている点であって、時計ケース13については第1の
実施の形態例と全く同様であるので、同符号を付して説
明は省略する。また、時計バンド72、内ベゼル74、
外ベゼル75それぞれの材質については、第1の実施の
形態例と全く同様である。
【0052】内ベゼル(第1の緩衝部材)74は、時計
ケース13の側部13aをほぼ被うように設けられてお
り、この内ベゼル74の上端部74aは、内側に向かっ
て延出するように形成され、時計ケース13の上部縁部
を被った状態となっている。外ベゼル(外ケース)75
は、内ベゼル74より大きな径で環状に形成され、その
上端部75aは、内ベゼル74を完全に被った状態で時
計ケース13の上部縁部にまで達するように形成されて
いる。外ベゼル75の下部は、第1の実施の形態例の外
ベゼル15と全く同様に、結合孔を有する張り出し部7
5d、75dが形成されている。
【0053】時計バンド(リストバンド、第2の緩衝部
材)72は、時計バンド12と全く同様であり、端部7
2aに貫通孔72bが形成され、この貫通孔72bを挿
通する結合部材22を介して、外ベゼル75の張り出し
部75d、75dに取り付けられている。また、時計バ
ンド72には、外ベゼル75、内ベゼル74、時計ケー
ス13の下面に当接しこれらを支持するリブ部(弾性支
持部)72cが形成されている。
【0054】上記腕時計70によれば、第1の実施の形
態例の腕時計10同様の効果を有することが勿論のこ
と、外ベゼル75が内ベゼル74を完全に被い時計ケー
ス13の上部縁部まで及んでいることから、軟質材料か
らなる内ベゼル74が外観上見えず、全体が硬質材料か
らなる外ベゼル75の材質からなるように見えるので、
外ベゼル75が金属製であったり表面に金属膜が形成さ
れているものであると、低コストで腕時計70に高級感
を持たすことができる。
【0055】<第6の実施の形態例>以下に、本発明に
係る第6の実施の形態例を図10に基づいて説明する。
図10には、本発明を適用した第6の実施の形態例とし
ての腕時計80を示した。図10において、81は時計
本体であり、23はネジである。腕時計80において、
第1の実施の形態例の腕時計10と異なる点は、時計バ
ンド12のリブ部12cを2本のネジ23,23により
固定している点のみであって、その他については第1の
実施の形態例とほぼ同様であるので、各部材については
同符号を付し、以下においては第1の実施の形態例と異
なる点のみ説明する。なお、図10(a)は腕時計80
の側断面図の概略を示したもので、図10(b)は、図
10(a)における時計本体81と時計バンド12との
結合部分の背面図を示したものである。
【0056】図10(a)の内ベゼル14の下端部14
cは内側の厚みが薄くなるように形成されており、一
方、時計ケース13の側部13aの下端部13bは、前
記下端部14cの内側に形成される空間に張り出すよう
に外側に厚くなっている。時計本体81の裏側において
は、図10(b)に示すように、時計バンド12の各リ
ブ部12cが時計ケース13に対してネジ23,23に
よって固定されている。
【0057】以上の腕時計80によれば、前記第1の実
施の形態例における腕時計10と同様の効果を有するこ
とは勿論のこと、各リブ12cがネジ23,23によっ
て時計ケース13に対して固定されていることから、リ
ブ部12cがめくれにくくなり、ガラスカバー19側よ
り強い衝撃が加えられた際に時計ケース13が脱落する
ことを防止できる。
【0058】上記第1〜第6の実施の形態例で挙げた構
成は、必ずしもそれぞれ単独で適用するものではなく、
適宜組み合わせてもよい。次に、第2,第4,第6の実
施の形態例を組み合わせた第7の実施の形態例について
説明する。
【0059】<第7の実施の形態例>図11、図12に
は、本発明を適用した第7の実施の形態例としての腕時
計90を示した。腕時計90は、上記に述べた、第2、
第4、および第6の実施の形態例を具体的に適用したも
のである。図11は、腕時計90の側面方向からの様子
を左半分は断面図、右半分は平面図で示したもので、図
12(a)は正面図、図12(b)は(a)のA−A線
に沿った断面図である。図11および図12において、
91は緩衝ゴム、92はエンドピース、93は時計ケー
ス、94は内ベゼル、95は外ベゼル、96はネジ、9
8は電子モジュール、99はスイッチボタンであり、こ
れら各部材の材質および機能は、第2、第4、第6の実
施の形態例におけるものと全く同様である。
【0060】以下では、本発明に係わる腕時計90の特
徴について説明する。時計ケース92は、側部93a、
ガラスカバー97、底蓋100とからなり、電子モジュ
ール98を内蔵する。内ベゼル(第1の緩衝部材)93
は、時計ケース93の側部93aをほぼ被うように環状
に形成されている。この内ベゼル94の外側に設けられ
ている外ベゼル95は、図11に示すように外側に突出
する突出部95bを有する。腕時計90は、エンドピー
ス(接続部材)92,92を介して、時計本体に対して
時計バンド(図示せず)を取り付けるようになってい
る。エンドピース92,92は、図11に示すように、
断面視において二股に分かれる形状に形成されており、
その上部92aと下部92bとにより前記突出部95b
を挟んで被った状態となっている。各エンドピース92
には、第2の実施の形態例におけるエンドピース31同
様に、外ベゼル95に取り付けるための貫通孔92e、
および時計バンドを接続するためのピン孔92dが形成
されている。
【0061】また、各エンドピース92のリブ部92c
は、前記第6の実施の形態例同様に、ネジ96、96
(図11ではそれぞれ一方のみ図示)によって、時計ケ
ース93を構成する底蓋100に固定されている。な
お、時計ケース93、内ベゼル94、外ベゼル95は、
いずれも環状に形成されているものであるが、高さ(図
11の上下方向)や断面視における形状は、図11およ
び図12に示すように、場所によって適宜異なるように
形成されている。
【0062】以上の腕時計90によれば、第2の実施の
形態例における腕時計30同様の効果を有するのは勿論
のこと、エンドピース92,92の上部92a、92a
が外ベゼル95の一部を被っている状態で、この上部9
2a、92aも緩衝部材として機能するため、耐衝撃性
がより一層向上する。また、各リブ92cがネジ96、
96によって底蓋100に固定されていることから、リ
ブ部92cがめくれにくくなり、ガラスカバー97側よ
り強い衝撃が加えられた際に時計ケース93が脱落する
ことを防止できる。
【0063】<第8の実施の形態例>図13には、本発
明の第8の実施の形態例としての腕時計110の一部断
面図を示した。図13において、113は時計ケース、
114は内ベゼル、115は外ベゼル、116はビスで
ある。時計ケース(装置本体ケース)113は、電子モ
ジュール(図示省略)を内蔵するもので、円筒状の側部
113aとガラスカバー111と底蓋112とからな
る。側部113aと底蓋112はそれぞれ金属または硬
質樹脂により形成されている。側部113aには、周方
向に沿って3カ所以上に、凹部113aが形成されてい
る。
【0064】内ベゼル(緩衝部材)114は、ウレタン
等の軟質材料により環状に形成され、図13に示すよう
に側部113aをほぼ被うように設けられている。内ベ
ゼル114には、前記凹部113aに対応するように凸
部114aが形成され、凹部113aに凸部114aが
填め込まれている。凸部114aには、係合穴114b
が形成されている。外ベゼル(外ケース)115は、金
属、セラミック、硬質樹脂等の硬質材料により内ベゼル
114より大きな径で環状に形成され、その上端部11
5bは、内ベゼル114を被うように形成されている。
外ベゼル115には、内ベゼル114の前記凸部114
aに対応する箇所にビス穴115aが形成されており、
該ビス穴115aを介して前記係合穴114bにビス1
16を填め込むことによって、外ベゼル115は内ベゼ
ル114に対して固定されている。
【0065】以上の腕時計110によれば、外側の外ベ
ゼル115と時計ケース113との間に軟質材料からな
る内ベゼル114が介設されていることから、外ベゼル
115を固定するビス116が内ベゼル114内にあっ
て、落下等で衝撃を受けても、内ベゼル114により衝
撃が吸収・緩和されて、時計ケース113に衝撃が伝わ
ることを防止できる。また、ビス116が填め込まれて
いる内ベゼル114の凸部114aが、時計ケース11
3の凹部113aに填め込まれた状態で、ビス116が
凹部113aが形成されている深さにまで達しているこ
とから、外ベゼル115が強固に固定される。
【0066】さらに、外ベゼル115が内ベゼル114
を完全に被っていることから、軟質材料からなる内ベゼ
ル114が外観上見えず、全体が硬質材料からなる外ベ
ゼル115の材質からなるように見えるので、外ベゼル
115が金属製であったり表面に金属膜が形成されてい
るものであると、低コストで腕時計110に高級感を持
たすことができる。
【0067】(第8の実施の形態例の変形例)図14に
は、上記第8の実施の形態例の変形例として腕時計12
0の一部断面図を示した。図14において、123は時
計ケース、124は内ベゼル、125は外ベゼル、12
6はビスである。時計ケース(装置本体ケース)123
は、電子モジュール(図示省略)を内蔵するもので、円
筒状の側部123aとガラスカバー121と底蓋122
とからなる。側部123aと底蓋122はそれぞれ金属
または硬質樹脂により形成されている。側部123aに
は、周方向に沿って3カ所以上に、ビス126が係合す
る係合穴123aが形成されている。
【0068】内ベゼル(緩衝部材)124は、ウレタン
等の軟質材料により環状に形成され、図14に示すよう
に時計ケース123の側部123aをほぼ被うように設
けられている。内ベゼル124には、前記係合穴123
aに対応する箇所に、ビス126が挿通するための挿通
孔を有する突出部124aが設けられている。外ベゼル
(外ケース)125は、金属、セラミック、硬質樹脂等
の硬質材料により内ベゼル124よりも大きな径で環状
に形成され、その上端部125bは、内ベゼル124を
被うように形成されている。外ベゼル125には、内ベ
ゼル124の前記突出部124aに対応する箇所に係合
穴125aが形成されており、突出部124aを係合穴
125aに填め込むことによって、内ベゼル124に対
して外ベゼル125が固定される。そして、前記突出部
124aの挿通孔を介してビス126を係合穴123a
に填め込むことによって、外ベゼル125および内ベゼ
ル124は、時計ケース123の側部123aに対して
固定される。
【0069】以上の腕時計120によれば、外側の外ベ
ゼル125と時計ケース123との間に軟質材料からな
る内ベゼル124が介設され、外ベゼル125を時計ケ
ース123に対して固定するビス126が内ベゼル12
4を挿通した状態であることから、落下等により衝撃を
受けても、内ベゼル124により衝撃が吸収・緩和され
て、時計ケース123に伝わる衝撃を小さくすることが
できる。さらに、外ベゼル125が内ベゼル124を完
全に被っていることから、軟質材料からなる内ベゼル1
24が外観上見えず、全体が硬質材料からなる外ベゼル
125の材質からなるように見えるので、外ベゼル12
5が金属製であったり表面に金属膜が形成されているも
のであると、低コストで腕時計120に高級感を持たす
ことができる。
【0070】前記第8の実施の形態例および変形例にお
いては、前記第1〜第7の実施の形態例のように、外ベ
ゼルに時計バンド、エンドピース、あるいは先カンカバ
ーを取り付けて、さらに耐衝撃性を高めるような構造と
してもよい。
【0071】なお、本発明は上記実施の形態例1〜8に
限定されることはなく、適宜変更可能であることは勿論
である。たとえば、第7の実施の形態例において、第
2、第4、第6の実施の形態例を組み合わせた例につい
て挙げたが、他の実施例を組み合わせてもよい。
【0072】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、外ケー
スと装置本体ケースとの間に第1の緩衝部材が介設され
ていることから、落下等により衝撃を受けても、第1の
緩衝部材により衝撃が吸収・緩和されて、装置本体ケー
スに衝撃が伝わることを防止できる。また、第2の緩衝
部材の弾性支持部が装置本体ケースと第1の緩衝部材と
外ケースを下方から支持していることから、下から加え
られる衝撃についてはこの弾性支持部によって吸収・緩
和されて、装置本体ケースが保護される。さらに、外ケ
ースと第1の緩衝部材と第2の緩衝部材のうちの少なく
とも一つによって、装置本体ケースの上部縁部が被わ
れ、かつ、第2の緩衝部材の弾性支持部によって装置本
体ケースと第1の緩衝部材と外ケースが下方から支持さ
れていることから、装置本体ケースは、第1の緩衝部材
や外ケースに対してビス等により固定されなくても、上
下方向に固定された状態となる。したがって、装置本体
ケース、第1の緩衝部材、外ケースを、および第2の緩
衝部材組み付けるだけで、装置本体ケースが固定された
状態で容易に組み立てることができる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、装置本体
ケースが外部衝撃を受けた際に、その外部衝撃を緩衝す
るために装置本体ケースと外ケースとを相対的に移動可
能に弾性支持する第2の緩衝部材を備えているので、外
ケースに対する装置本体ケースの連結をフローティング
構造とすることができる。このため、装置本体ケースと
外ケースとをねじ等で剛体的に連結した場合と異なり、
装置本体ケースが外部衝撃を受けた際に、その装置本体
ケースに対する外的衝撃を効果的に緩衝することができ
る。
【0074】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
〜5に記載の発明の効果に加えて、装置本体ケースの上
部縁部が第1の緩衝部材によって被われていることか
ら、上から加えられる衝撃については第1の緩衝部材に
よって吸収・緩和されて、装置本体ケースが保護され、
より一層耐衝撃性が向上する。
【0075】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
〜5に記載の発明の効果に加えて、装置本体ケースの上
部縁部は外ケースによって被われていることから、装置
本体ケースの側部から上部縁部にかけて外ケースの材質
で作られているように見えるので、外ケースが金属製で
あったり表面に金属膜が形成されているものであると、
リスト装置に高級感を付与することができる。
【0076】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
〜5に記載の発明の効果に加えて、第2の緩衝部材によ
って外ケースの側部が被われているので、側部からの衝
撃は第2の緩衝部材によって緩衝され、耐衝撃性がより
一層向上する。
【0077】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の発明の効果に加えて、第2の衝撃部材によって
外ケースの側部とさらに装置本体ケースの上部縁部まで
被われているので、側方のみならず上方からの衝撃につ
いても、第2の衝撃部材によって緩衝され、耐衝撃性が
より一層向上する。
【0078】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1〜9に記載の発明の効果に加えて、弾性支持部が装置
本体ケースにネジ止めされていることから、めくれ止め
されていることになり、リスト装置に上方から強い衝撃
が加えられた際に装置本体ケースが脱落することを防止
できる。
【0079】請求項11に記載の発明によれば、外ケー
スと装置本体ケースとの間に緩衝部材が介設されている
ことから、落下等により衝撃を受けても、緩衝部材によ
り衝撃が吸収・緩和されて、装置本体ケースに衝撃が伝
わることを防止できる。
【0080】請求項12に記載の発明によれば、装置本
体ケースに時計部が設けられているので腕時計として使
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリスト装置に係る第1の実施の形態例
としての腕時計を示す斜視図である。
【図2】図1の腕時計の時計本体を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は底面図で
ある。
【図3】図1の腕時計の時計本体を示す図であり、
(a)は上から見た平面図、(b)は背面図、(c)は
左側面図である。
【図4】図1の腕時計を概略的に示したもので、(a)
は側断面図、(b)は時計本体と時計バンドの結合部分
の背面図である。
【図5】本発明のリスト装置に係る第2の実施の形態例
としての腕時計を概略的に示したもので、(a)は側断
面図、(b)は時計本体とエンドピースの結合部分の背
面図である。
【図6】本発明のリスト装置に係る第3の実施の形態例
としての腕時計を概略的に示したもので、(a)は側断
面図、(b)は時計本体と先カンカバーの結合部分の背
面図である。
【図7】本発明のリスト装置に係る第4の実施の形態例
としての腕時計の側断面図を概略的に示したものであ
る。
【図8】本発明の第4の実施の形態例の変形例としての
腕時計の側断面図を概略的に示したものである。
【図9】本発明のリスト装置に係る第5の実施の形態例
としての腕時計の側断面図を概略的に示したものであ
る。
【図10】本発明のリスト装置に係る第6の実施の形態
例としての腕時計を概略的に示したもので、(a)は側
断面図、(b)は時計本体と時計バンドの結合部分の背
面図である。
【図11】本発明のリスト装置に係る第7の実施の形態
例としての腕時計の側面から見た様子を示したもので、
左半分は断面図、右半分は平面図である。
【図12】図11の腕時計を示したもので、(a)は正
面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図であ
る。
【図13】本発明のリスト装置に係る第8の実施の形態
例としての腕時計の一部断面図である。
【図14】本発明の第8の実施の形態例の変形例として
の腕時計の一部断面図である。
【符号の説明】
10,30,40,50,60,70,80,90
腕時計(リスト装置) 110,120 腕時計(リスト装置) 13,93,113,123 時計ケース(装置本体
ケース) 14,64,74,94 内ベゼル(第1の緩衝部
材) 114,124 内ベゼル(緩衝部材) 15,55,65,75,95,115,125 外
ベゼル(外ケース) 12,52,62,72,92 時計バンド(第2の
緩衝部材、リストバンド) 12c,52c,62c,72c,92c リブ部
(弾性支持部) 31,92 エンドピース(第2の緩衝部材、接続部
材) 23,96 ネジ 31c,92c リブ部(弾性支持部) 42 先カンカバー(第2の緩衝部材、接続部材) 42c リブ部(弾性支持部) 116、126 ビス

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者の手首に装着するためのリストバ
    ンドを備えたリスト装置において、 装置本体ケースと、 この装置本体ケースの側部を囲むように設けられた外ケ
    ースと、 前記装置本体ケースと前記外ケースとの間に介設され、
    外部からの衝撃を緩衝する第1の緩衝部材と、 前記外ケースの側部に取付けられ、外部からの衝撃を緩
    衝する第2の緩衝部材とを備え、 前記外ケース、前記第1の緩衝部材および前記第2の緩
    衝部材のうちの少なくとも一つは、前記装置本体ケース
    の上部縁部を被っており、 前記第2の緩衝部材は、前記装置本体ケース、前記第1
    の緩衝部材および前記外ケースを下方から支持する弾性
    支持部を有することを特徴とするリスト装置。
  2. 【請求項2】 使用者の手首に装着するためのリストバ
    ンドを備えたリスト装置において、 装置本体ケースと、 この装置本体ケースの側部を囲むように設けられた外ケ
    ースと、 前記装置本体ケースと前記外ケースとの間に介設され、
    外部からの衝撃を緩衝する第1の緩衝部材と、 前記装置本体ケースが外部衝撃を受けた際に、その外部
    衝撃を緩衝するために前記装置本体ケースと前記外ケー
    スとをケース軸方向に相対的に移動可能に弾性支持する
    第2の緩衝部材と、 を備えたことを特徴とするリスト装置。
  3. 【請求項3】前記第2の緩衝部材は、前記リストバンド
    のうち、前記外ケースの側部に当接する当接部と前記装
    置本体ケースの裏面を下方から弾性支持する弾性支持部
    とを有することを特徴とする請求項2に記載のリスト装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2の緩衝部材は前記リストバンドの
    うち、前記外ケースの側部に当接する部位に設けられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のリスト装置。
  5. 【請求項5】前記第2の緩衝部材は、前記外ケースに対
    して前記リストバンドを接続するための接続部材である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のリスト装
    置。
  6. 【請求項6】前記装置本体ケースの上部縁部は前記第1
    の緩衝部材によって被われていることを特徴とする請求
    項1〜5のいずれかに記載のリスト装置。
  7. 【請求項7】前記装置本体ケースの上部縁部は前記外ケ
    ースによって被われていることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか記載のリスト装置。
  8. 【請求項8】前記外ケースの側部は前記第2の緩衝部材
    によって被われていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか記載のリスト装置。
  9. 【請求項9】前記外ケースの側部から前記装置本体ケー
    スの上部縁部にかけて前記第2の緩衝部材によって被わ
    れていることを特徴とする請求項8に記載のリスト装
    置。
  10. 【請求項10】前記第2の緩衝部材から前記装置本体ケ
    ースの裏面側に延びて当該装置本体ケースの裏面側を弾
    性的に支持する弾性支持部は、前記装置本体ケースにね
    じ止めされていることを特徴とする請求項1〜9のいず
    れか記載のリスト装置。
  11. 【請求項11】使用者の手首に装着される装置本体ケー
    スと、 この装置本体ケースの側部を囲むように設けられた外ケ
    ースと、 前記装置本体ケースと前記外ケースとの間に介設され、
    外部からの衝撃を緩衝する緩衝部材とを備えることを特
    徴とするリスト装置。
  12. 【請求項12】前記装置本体ケースには、時刻を指示ま
    たは表示する時計部が設けられていることを特徴とする
    請求項1〜11のいずれか記載のリスト装置。
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