JP2001099529A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001099529A JP27818399A JP27818399A JP2001099529A JP 2001099529 A JP2001099529 A JP 2001099529A JP 27818399 A JP27818399 A JP 27818399A JP 27818399 A JP27818399 A JP 27818399A JP 2001099529 A JP2001099529 A JP 2001099529A
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一浩 土橋
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剛 遠藤
Kuniyoshi Yamada
訓良 山田
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眞一朗 山田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和機が設置される環境、または冷凍サイ
クルの構成の変化に対応して最適な除霜時間すなわち最
適な暖房運転時間を実現できるようにし、快適性の向上
を図るものである。 【解決手段】空気調和機において、室外温度検出装置3
1、蒸発温度検出装置35a、35b、除霜運転時間の
計測装置30とを備え、暖房運転時、前記室外温度検出
装置31および蒸発温度検出装置35より検出される室
外温度と蒸発温度に基づいて除霜運転を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の除霜
(霜取り)に関し、特に暖房運転時の除霜時間と除霜禁
止時間を決定するものに好適である。
【0002】
【従来の技術】空気調和機の除霜運転制御に関して、暖
房能力を維持し、信頼性を高く、効率の良い霜取りを行
うため、除霜時間に応じて除霜禁止時間を設定、または
室外熱交換器の蒸発温度の低下差分から着霜量を推定
し、除霜禁止時間内でも除霜運転を実施することが知ら
れ、例えば特開平1−134146号公報に記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術において
は、除霜時間と蒸発温度のみにより除霜運転を行うの
で、運転周波数可変な圧縮機または複数の圧縮機を搭載
した空気調和機では圧縮機の運転周波数または運転台数
が変化した時の冷凍サイクルの過渡的な変化により除霜
開始条件を誤判定して、必要のない除霜や残霜がある状
態での除霜運転を終了する恐れがある。
【0004】また複数の室内機が接続された空気調和機
においても室内機運転台数の変化による冷凍サイクルの
過渡的な変化により同様となる。さらに、室外温度が極
端に低く、湿度が低い環境で使用される空気調和機にお
いては、湿度が低いために室外熱交換器への着霜量が少
ないにもかかわらず室外温度が低いために蒸発温度も低
くなって除霜運転を開始することとなる。
【0005】本発明の目的は上記の課題を解決し、空気
調和機が設置される環境、または冷凍サイクルの構成の
変化に対応して最適な除霜時間すなわち最適な暖房運転
時間を実現できるようにし、快適性の向上を図るもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、空気調和機において、室外温度検出装置
(室外温度センサ)、蒸発温度検出装置(蒸発温度セン
サ)、除霜運転時間の計測装置とを備え、暖房運転時、
室外温度検出装置および蒸発温度検出装置より検出され
る室外温度と蒸発温度に基づいて除霜運転を開始するも
のである。
【0007】室外温度と蒸発温度に基づいて除霜運転を
開始するので、室外機の設置された環境の気象条件の急
変、あるいは室内機の運転容量の変化による室外機熱交
換器への着霜量の増加に速やかに対応して適正な除霜運
転を開始することができる。
【0008】さらに、室外温度が−15℃以下と極端に
低く、室外温度が低いために空気の飽和水蒸気量の少な
い、湿度が低い環境においては、室外熱交換器への着霜
量が少ないにもかかわらず室外温度が低いために除霜運
転を行ってしまうという現象を防止することが可能とな
り、快適性を向上させることができる。
【0009】また、本発明は、室外温度検出装置および
蒸発温度検出装置と、除霜運転時間の計測装置とを備
え、暖房運転時、室外温度より演算される除霜開始判定
温度と蒸発温度を比較して除霜開始を判定し、前記除霜
運転時間の計測装置による前回の除霜運転時間により次
回除霜運転までの除霜禁止時間を延長または短縮させる
とともに、室外温度より演算される除霜禁止解除判定温
度より蒸発温度が低下した場合には、その時点で除霜運
転を開始するものである。
【0010】さらに、上記のものにおいて、室内機の運
転台数が既定の台数以上に増減した場合には、増減後一
定時間除霜運転移行を禁止することが望ましい。
【0011】さらに、上記のものにおいて、圧縮機の運
転周波数が既定値以上に増減した場合には、増減後一定
時間除霜運転移行を禁止することが望ましい。
【0012】さらに、上記のものにおいて、液インジェ
クション回路を備え、該液インジェクション回路使用の
有無により、除霜運転の開始を決定することが望まし
い。
【0013】
【発明の実施の形態】一般に空気調和機においては、暖
房運転時に蒸発器として作用する室外熱交換器に室外空
気中に含まれる水分が霜となって付着する現象(着霜現
象)が発生する。着霜現象により生じた霜が成長する
と、室外熱交換器の通風抵抗が増大して熱交換能力が低
下する。
【0014】そこで、室外熱交換器への着霜量が増え熱
交換能力が低下するような状況となった場合には、冷凍
サイクルを逆サイクル(冷房サイクル)として圧縮機か
ら吐出される高温の吐出ガス冷媒を室外熱交換器に供給
する逆サイクル除霜運転、あるいは圧縮機から吐出され
る高温の吐出ガス冷媒を室内熱交換器にバイパスさせて
室外熱交換器に供給する吐出ガス(ホットガス)バイパ
ス除霜運転を実施して室外熱交換器に付着した霜を溶か
して取り除いている。
【0015】一般に室外熱交換器の着霜量が増加すると
蒸発温度が低下することから、除霜運転の開始を判定す
る条件として蒸発温度が用いられている。また、室外熱
交換器への着霜量が増加すると霜を溶かすために長い時
間が必要となることから、除霜運転に費やされる時間に
より暖房運転時間すなわち除霜禁止時間を変化させ、室
外熱交換器への着霜量と除霜時間の関係の適正化が行わ
れる。これにより、必要以上に長い除霜時間による暖房
運転時間の減少、および短すぎる除霜時間による室外熱
交換器への残霜が引き起こす室外熱交換器の熱交換能力
の低下といった不具合が回避される。
【0016】室外機の据付け省工事、省スペース化、個
別分散形空気調和ニーズの高まりにより、一台の容量制
御可能な室外機に複数の室内機を接続し、それぞれの室
内機を個別に運転、停止可能なマルチ型空気調和機が普
及している。さらに近年、一層の省工事化、省スペース
化による設置コスト削減の観点から、室外機は大容量化
の一途をたどっている。多くの室内機を連結可能とし、
しかも個別運転可能とするため、比較的大容量のマルチ
型空気調和機では圧縮機を複数搭載して、その運転台数
により空調容量を可変させるのが一般的である。
【0017】以下、図面を参照して実施の形態を説明す
る。図1は、本発明の実施の形態を示す冷凍サイクルの
構成図である。1は容量制御圧縮機、2a、2bは一定
速圧縮機、3はアキュムレータ、4はオイルセパレー
タ、5は四方弁、6a、6bは室外熱交換器、7a、7
bは室外膨張弁、8a、8bは過冷却器、9a、9bは
室外送風機、10はレシーバ、11はガス液熱交換器、
12はガス阻止弁、13は液阻止弁、15はガスバイパ
ス、20は容量制御圧縮機用液インジェクション膨張
弁、21a、21bは一定速圧縮機用液インジェクショ
ン膨張弁、22は容量制御圧縮機用液インジェクション
電磁弁、23a、23bは一定速圧縮機用液インジェク
ション電磁弁。24は容量制御圧縮機用液インジェクシ
ョンキャピラリーチューブ、25a、25bは一定速圧
縮機用液インジェクションキャピラリーチューブ、30
は室外制御装置、31は室外温度検出装置(室外温度セ
ンサ)、32は容量制御圧縮機用吐出温度センサ、33
a、33bは一定速圧縮機用吐出温度センサ、34は吸
入温度センサ、35a、35bは蒸発温度検出装置(蒸
発温度センサ)であり、室外機100を構成する。ま
た、50a、50b、50cは室内熱交換器、51a、
51b、51cは室内膨張弁、52a、52b、52c
は室内送風機、53a、53b、53cは室内制御装
置、54a、54b、54cは室内吸込温度センサ、5
5a、55b、55cはリモートコントローラであり、
室内機200a、200b、200cを構成する。さら
に、室内機200a、200b、200cは、ガス接続
配管40、液接続配管41、により室外機100に連結
されるとともに、室内制御装置53a、53b、53c
および室外制御装置30も伝送線42により連結されて
いる。リモートコントローラ55a、55b、55cの
操作により運転をして、空気調和を行う。
【0018】図2から図5に示すフローチャートを用い
て、一実施の形態の動作を示す。リモートコントローラ
55a、55b、55cのいずれかまたはすべてがスイ
ッチオンされた時、室内制御装置53a、53b、53
cおよび室外制御装置30により、圧縮機、送風機、電
磁弁、および膨張弁が運転、操作され、室外制御装置3
0にて運転時間Tの計測が開始される。またこのとき、
除霜禁止時間T1を基準値のTS(例えば、40分)に
設定する。
【0019】図2は、室内機200a、200b、20
0cの暖房運転中に、運転台数が変化した場合に実行さ
れる制御のフローチャートである。 ステップS1にお
いて、変化後の室内機運転台数IAを、変化前の室内機
運転台数IBと予め設定されている値I1(例えば、
3)の和と比較する。IAがIB+I1より大きい場
合、既定の台数以上に室内機の運転台数が増えたことに
なり、ステップS3にて除霜運転移行を禁止することを
意味するフラグF1を立てる(即ち、F1=1とす
る)。
【0020】ステップS2において、変化後の室内機運
転台数IAを、変化前の室内機運転台数IBと予め設定
されている値I2(例えば、3)の差と比較する。IA
がIB−I2より小さい場合、既定の台数以上に室内機
の運転台数が減ったことになり、ステップS3にて除霜
運転移行を禁止することを意味するフラグF1を立てる
(即ち、F1=1とする)。
【0021】フラグF1の立っている間は除霜運転への
移行を禁止し、一定時間(例えば、10分)経過すると
クリアされる制御となっている。ステップS1からS3
までの動作により、冷凍サイクルの過渡的な変化による
除霜開始条件の誤判定を防止することができる。ステッ
プS4において、変化後の室内機運転台数IAを、変化
前の室内機運転台数IBと予め設定されている値I3
(例えば、5)の和と比較する。IAがIB+I3より
大きい場合、既定の台数以上に室内機の運転台数が増え
たことになり、ステップS6にて除霜禁止時間T1を基
準値であるTS(例えば、40分)にセットし、除霜禁
止時間の変更を解除する。
【0022】ステップS5において、変化後の室内機運
転台数IAを、変化前の室内機運転台数IBと予め設定
されている値I4(例えば、5)の差と比較する。IA
がIB−I4より大きい場合、既定の台数以上に室内機
の運転台数が減ったことになり、ステップS6にて除霜
禁止時間T1を基準値であるTS(例えば、40分)に
セットし、除霜禁止時間の変更を解除する。
【0023】ステップS4からS6までの動作により、
室内機の運転台数の変化による室外機6a,6bへの着
霜量の変化に対して除霜禁止時間を適正化することがで
きる。上記実施の形態にて示した変更後の室内機運転台
数IA、変更前の室内機運転台数IBを室内機の容量換
算値の合計とし、室内機運転台数の比較に使われる値I
3,I4を同様に室内機の容量換算値として比較を行っ
てもよい。
【0024】図3は、暖房運転中に、圧縮機1の運転周
波数が変化した場合に実行される制御のフローチャート
である。 ステップS7において、変化後の周波数HA
を、変化前の周波数HBと予め設定されている値H1
(例えば、50)の和と比較する。HAがHB+H1よ
り大きい場合、既定の周波数以上に圧縮機運転周波数が
増加したことになり、ステップS9にて除霜運転移行を
禁止することを意味するフラグF2を立てる(即ち、F
2=1とする)。
【0025】ステップS8において、変化後の周波数H
Aを、変化前の周波数HBと予め設定されている値H2
(例えば、50)の差と比較する。HAがHB−H2よ
り小さい場合、既定の周波数以上に圧縮機運転周波数が
減少したことになり、ステップS9にて除霜運転移行を
禁止することを意味するフラグF2を立てる(即ち、F
2=1とする)。
【0026】フラグF2の立っている間は除霜運転への
移行を禁止し、一定時間(例えば、10分)経過すると
クリアされる制御となっている。ステップS7からS9
までの動作により、冷凍サイクルの過渡的な変化による
除霜開始条件の誤判定を防止することができる。ステッ
プS10において、変化後の周波数HAを、変化前の周
波数HBと予め設定されている値H3(例えば、70)
の和と比較する。HAがHB+H3より大きい場合、既
定の周波数以上に圧縮機運転周波数が増加したことにな
り、ステップS12にて除霜禁止時間T1を基準値であ
るTS(例えば、40分)にセットし、除霜禁止時間の
変更を解除する。
【0027】ステップS11において、変化後の周波数
鵜HAを、変化前の周波数HBと予め設定されている値
H4(例えば、70)の差と比較する。HAがHB−H
4より大きい場合、既定の周波数以上に圧縮機運転周波
数が減少したことになり、ステップS12にて除霜禁止
時間T1を基準値であるTS(例えば、40分)にセッ
トし、除霜禁止時間の変更を解除する。
【0028】ステップS10からS12までの動作によ
り、室内機の運転台数の変化による室外機6a,6bへ
の着霜量の変化に対して除霜禁止時間を適正化すること
ができる。上記実施の形態では変更後の圧縮機周波数H
A、変更後の圧縮機周波数HBを容量制御圧縮機1の周
波数としているが、一定速圧縮機2a,2bの運転台数
を容量制御圧縮機1の運転周波数に換算し、これらの値
と容量制御圧縮機1の運転周波数の和をHA、HBと置
いてもよい。また、本実施の形態ではI1とI2、I3
とI4、H1とH2、H3とH4を同一としているが、
両者に差を持たせてもよい。
【0029】図4は除霜制御移行判定のフローチャート
である。ステップS13において、図2のステップS1
からS3にて処理したフラグF1が立っていた場合、除
霜運転への移行禁止中であることから、この後の除霜判
定を行わない(即ち、除霜運転を実施しない)。
【0030】ステップS14において、図3のステップ
S1からS3にて処理したフラグF2が立っていた場
合、除霜運転への移行禁止中であることから、この後の
除霜判定を行わない(即ち、除霜運転を実施しない)。
ステップS15では、暖房運転時間Tと除霜禁止時間T
1とを比較する。T≧T1となっていた場合、暖房運転
時間が除霜禁止時間を上回っているので、次の除霜判定
ステップS16へ移行する。
【0031】ステップS16では、20、21、22、
23a、23b、24、25a、25bより構成される
液インジェクション回路の使用の有無を判定し、この結
果により除霜開始を判定する演算式を変化させる。ステ
ップS17は液インジェクション回路を使用している場
合の除霜運転開始判定であり、外気温度Toより演算さ
れる除霜開始判定温度C1×To+D1(例えば、3×
To−10)より蒸発温度Teが低下している場合は除
霜運転を開始する。一方、ステップS18は液インジェ
クション回路を使用していない場合の除霜運転開始判定
であり、外気温度Toより演算される除霜開始判定温度
C2×To+D2(例えば、2.5×To−8)より蒸
発温度Teが低下している場合は除霜運転を開始する。
ステップS15において暖房運転時間Tと除霜禁止時間
T1とを比較した結果、T<T1である場合(即ち、除
霜運転禁止時間中の場合)には、ステップS19に移行
する。
【0032】除霜禁止時間T1は、初期値に基準値でも
あるTS(例えば、40分)が設定されるが、この後図
5にて説明する除霜禁止時間の可変制御によりTSから
変化している場合(例えば、T1=80)がある。ステ
ップS19では、暖房運転時間Tが基準値TS(例え
ば、40分)を超えているか否かを判定しており、ステ
ップS15とステップS19の二つの判定により、除霜
禁止時間T1が増加しているか否かを判断する。
【0033】ステップS19においてT≧TSが成立し
なかった場合は、暖房運転時間Tが基準値TS未満であ
り、除霜運転移行の時間条件を満たさないため、除霜運
転は実施しない。すなわち、一定時間TS(例えば、4
0分)の間は除霜運転が実施されず、頻繁な暖房運転の
中断を防止できる。ステップS19においてT≧TSが
成立した場合は、ステップS15の判定結果とあわせて
除霜禁止時間T1が変更(増加)していることとなり、
暖房運転時間Tは基準値TSを超えて継続されることと
なるが、室外機100の設置場所における天候の急変な
どによる室外熱交換器6a、6bへの着霜量の急増とい
った問題が懸念される。そのため、除霜禁止時間T1が
変更(増加)となっている場合には、暖房運転時間Tが
除霜禁止時間T1未満であっても除霜運転を実施できる
よう、除霜開始条件の判定を行う必要がある。この処理
をステップS20からステップW22にて行う。
【0034】ステップS20では、ステップS16と同
様に20、21、22、23a、23b、24、25
a、25bより構成される液インジェクション回路の使
用の有無を判定し、この結果により除霜開始を判定する
演算式を変化させる。ステップS21は液インジェクシ
ョン回路を使用している場合の除霜運転開始判定であ
り、外気温度Toより演算される除霜開始判定温度A1
×To+B1(例えば、8×To−30)より蒸発温度
Teが低下している場合は除霜運転を開始する。
【0035】一方、ステップS22は液インジェクショ
ン回路を使用していない場合の除霜運転開始判定であ
り、外気温度Toより演算される除霜開始判定温度A2
×To+B2(例えば、7.5×To−50)より蒸発
温度Teが低下している場合は除霜運転を開始する。こ
れにより、設置環境の急変などによる着霜量の変化に対
応した除霜制御が実現できる。
【0036】図5は、除霜運転中における次回暖房運転
決定の制御フローチャートである。暖房運転中に除霜運
転が開始されると、まずステップS23にて除霜時間を
カウントするメモリTFがクリアされ、ステップS24
において今回の除霜運転時間をTFにカウントする。ス
テップS25の除霜終了判定が成立すると除霜運転が終
了する。この後ステップS26にて今回の除霜時間TF
の比較が行われる。
【0037】除霜時間TFが、既定値TA(例えば、3
分)より短かった場合、暖房運転時間に対して着霜量が
少なかったと判断して、ステップS27にて除霜禁止時
間T1に既定値a(例えば、40分)が加えられ、次回
の暖房運転時間Tが延長されることとなる。除霜時間T
Fが既定値TA(例えば、3分)以上TB(例えば、9
分)となった場合、暖房運転時間と着霜量の関係は適正
であったと判断して、ステップS28にて除霜禁止時間
T1を前回と同値とする。
【0038】除霜時間TFが、既定値TB(例えば、9
分)より長かった場合には、暖房運転時間に対して着霜
量が多かったと判断して、ステップS29にて除霜禁止
時間T1から既定値a(例えば、40分)が引かれ、次
回の暖房運転時間Tが今回より短縮されることとなる。
なお、除霜禁止時間T1には上限・下限が設定されてお
り、この値を超えた場合には補正が加えられ、除霜禁止
時間が無限に延長されることやゼロになってしまうこと
はない。
【0039】除霜時間により除霜禁止時間を変更した暖
房運転中に、室内機の運転台数が一定値以上増減して冷
凍サイクルが変化し、室外熱交換器への着霜量が増大し
た場合にも速やかに除霜開始条件の判定を行ない、着霜
量と除霜時間の適正な関係を保持することができ、室外
熱交換器に付着した霜が取りきれず、暖房運転が充分に
行えなくなるといった快適性を損なう現象を防止するこ
とができる。
【0040】以上により、除霜時間により除霜禁止時間
を変更した暖房運転中に、圧縮機の運転周波数が一定値
以上増減して冷凍サイクルが変化し、室外熱交換器への
着霜量が増大した場合にも速やかに除霜開始条件の判定
を行ない、着霜量と除霜時間の適正な関係を保持するこ
とができ、室外熱交換器に付着した霜が取りきれず、暖
房運転が充分に行えなくなるといった快適性を損なう現
象を防止することができる。
【0041】ヒートポンプ式空気調和機において、除霜
禁止解除判定を前回除霜運転が終了した時間より一定時
間行わないので、暖房運転を継続する最低時間を確保
し、頻繁な除霜による快適性の低下を防止することがで
きる。
【0042】液インジェクション回路を使用した場合、
液インジェクション回路を使用しない場合に比べて室外
熱交換器での冷媒過熱域が増大するため、着霜量が少な
くなる。液インジェクション回路を使用している場合に
は除霜運転に入りにくくするよう除霜開始判定温度の演
算式を変化させることにより、演算式を変化させない場
合に比べて除霜運転を実施する頻度を減少させることが
でき、快適性を向上させることができる。
【0043】上記の実施の形態によれば、除霜時間の適
正化による除霜時間の減少により空気調和機の運転効率
が良くなり、経済性が向上、また効率の良い運転により
省資源に貢献できる。
【0044】また、除霜時間の適正化により除霜回数を
減少させることができ、除霜運転時の逆サイクルが引き
起こす、圧縮機故障の原因となる圧縮機への液冷媒の吸
入回数を減少させることができるため、空気調和機の信
頼性を向上させることができる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、室外温度と蒸発温度に
基づいて除霜運転を開始するので、着霜量と除霜時間が
適正化され、室外空気の湿度が低く着霜量が少ない環境
では除霜時間(除霜回数)が少なくなり暖房運転時間が
増大し、積算の暖房能力が向上するため快適性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における冷凍サイクル構成
を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態における室内機台数変化時
の制御フローチャート。
【図3】本発明の実施の形態における圧縮機周波数変化
時の制御フローチャート。
【図4】本発明の実施の形態における除霜運転移行判定
時の制御フローチャート。
【図5】本発明の実施の形態における除霜運転時の制御
フローチャート。
【符号の説明】 1…容量制御圧縮機、2a、2b…一定速圧縮機、3…
アキュムレータ、4…オイルセパレータ、5…四方弁、
6a、6b…室外熱交換器、7a、7b…室外膨張弁、
8a、8b…過冷却器、9a、9b…室外送風機、10
…レシーバ、11…ガス液熱交換器、12…ガス阻止
弁、13…液阻止弁、15…ガスバイパス、20…容量
制御圧縮機用液インジェクション膨張弁、21a、21
b…一定速圧縮機用液インジェクション膨張弁、22…
容量制御圧縮機用液インジェクション電磁弁、23a、
23b…一定速圧縮機用液インジェクション電磁弁、2
4…容量制御圧縮機用液インジェクションキャピラリー
チューブ、25a、25b…一定速圧縮機用液インジェ
クションキャピラリーチューブ、30…室外制御装置、
31…室外温度検出装置(室外温度センサ)、32…容
量制御圧縮機用吐出温度センサ、33a、33b…一定
速圧縮機用吐出温度センサ、34…吸入温度センサ、3
5a、35b…蒸発温度検出装置(蒸発温度センサ)、
40…ガス接続配管、41…液接続配管、42…伝送
線、50a、50b、50c…室内熱交換器、51a、
51b、51c…室内膨張弁、52a、52b、52c
…室内送風機、53a、53b、53c…室内制御装
置、54a、54b、54c…室内吸込温度センサ、5
5a、55b、55c…リモートコントローラ、100
…室外機、200a、200b、200c…室内機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 訓良 静岡県清水市村松390番地 日立清水エン ジニアリング株式会社内 (72)発明者 山田 眞一朗 静岡県清水市村松390番地 株式会社日立 空調システム清水生産本部内 Fターム(参考) 3L060 AA05 CC03 CC04 CC08 CC19 DD08 EE02 EE09 EE10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、熱交換器、膨張弁、送風機を有す
    る冷凍サイクルを備え、室内機が接続される空気調和機
    において、 室外温度検出装置、蒸発温度検出装置、除霜運転時間の
    計測装置とを備え、 暖房運転時、前記室外温度検出装置および前記蒸発温度
    検出装置より検出される室外温度と蒸発温度に基づいて
    除霜運転を開始することを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】圧縮機、熱交換器、膨張弁、送風機を有す
    る冷凍サイクルを備た空気調和機において、 室外温度検出装置および蒸発温度検出装置と、除霜運転
    時間の計測装置とを備え、 暖房運転時、室外温度より演算される除霜開始判定温度
    と蒸発温度を比較して除霜開始を判定し、前記除霜運転
    時間の計測装置による前回の除霜運転時間により次回除
    霜運転までの除霜禁止時間を延長または短縮させるとと
    もに、室外温度より演算される除霜禁止解除判定温度よ
    り蒸発温度が低下した場合には、その時点で除霜運転を
    開始することを特徴とした空気調和機。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のいずれかのものに
    おいて、室内機の運転台数が既定の台数以上に増減した
    場合には、増減後一定時間除霜運転移行を禁止すること
    を特徴とした空気調和機。
  4. 【請求項4】請求項1又は2に記載のいずれかのものに
    おいて、圧縮機の運転周波数が既定値以上に増減した場
    合には、増減後一定時間除霜運転移行を禁止することを
    特徴とした空気調和機。
  5. 【請求項5】請求項1又は2に記載のいずれかのものに
    おいて、液インジェクション回路を備え、該液インジェ
    クション回路使用の有無により、除霜運転の開始を決定
    することを特徴とした空気調和機。
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