JP2001098796A - フェンスのコーナー連結装置 - Google Patents

フェンスのコーナー連結装置

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JP2001098796A
JP2001098796A JP27905799A JP27905799A JP2001098796A JP 2001098796 A JP2001098796 A JP 2001098796A JP 27905799 A JP27905799 A JP 27905799A JP 27905799 A JP27905799 A JP 27905799A JP 2001098796 A JP2001098796 A JP 2001098796A
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JP
Japan
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fence
horizontal
bracket
connecting member
vertical
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JP27905799A
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English (en)
Inventor
Hisashi Osada
久 長田
Tatsuya Muramatsu
達也 村松
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Toyo Exterior Co Ltd
Original Assignee
Toyo Exterior Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直線連結用のフェンスを屈曲部分にそのまま
用いて自由な角度にして外観よく連結する。 【解決手段】 フェンス1の横桟3を延長した横桟突出
部6にヒンジ部材7を介設することによってフェンス1
を任意の角度に連結し,該ヒンジ部材7に設置したブラ
ケット15によってダミー縦桟20を横桟突出部6間に
配置して,フェンス1の間に不自然な空間が形成される
のを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフェンスに関し,特
にフェンスを屈曲部分において連結するに用いるフェン
スのコーナー連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばフェンスの幅方向側端の横桟突出
部をフェンス間に介設した支柱に対して固定することに
よって直線部分の連結を行なうようにした直線連結用の
フェンス,或いは上記横桟突出部同士を相互に突き合せ
接合するようにして直線部分の連結を行い,その前後一
方において所定間隔に起立した支柱に支持するようにし
た直線連結用のフェンスが知られているが,前者の場合
その屈曲部分は,同じく支柱を介設して直線部分と同様
に例えばブラケットによってその横桟突出部を支柱に固
定するように行ない,後者の場合,留め切りした横桟突
出部を同様に突き合せ接合して行なうものとされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍らこれらの場
合,一般に横桟突出部を90°に直交した状態で固定す
ることによってフェンスの屈曲部分の連結を行なうこと
は可能であるが,90°以外の角度とすることは,例え
ば横桟突出部の切断形状をその屈曲角度に個別に合わせ
る等の措置を必要とする結果,現場においてその状況に
応じてフェンスを屈曲して設置することが一般には不可
能である。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,入隅,出隅の形態を
含めて直線部分の連結を前提とする直線連結用のフェン
スを屈曲部分においてもそのままの状態で任意の角度に
連結可能とするとともにフェンスの屈曲部分の外観を良
好に確保可能なフェンスのコーナー連結装置を提供する
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に添って本発明
は,屈曲部分におけるフェンスの連結を,その横桟突出
部を,直線連結用のままの状態で角度自在の連結部材を
用いて直結するようにして,屈曲部分の角度自在性を確
保した連結を可能とする一方,双方のフェンスの横桟突
出部によって該横桟突出部の2倍長さ及び連結部材の幅
との合計による空間が介在する不自然さを,上記連結部
材に設置したブラケットを介してダミー縦桟を設置する
ことによって解消するようにしたものであって,即ち請
求項1に記載の発明を,直線連結用のフェンスを屈曲部
分において角度自在に連結する連結装置であって,上記
フェンスの横桟突出部同士を直結する角度自在の連結部
材と,該連結部材に設置したブラケットと,該ブラケッ
トによって横桟突出部間にこれに直交するように設置し
たダミー縦桟とを備えてなることを特徴とするフェンス
のコーナー連結装置とし,請求項2に記載の発明は,本
発明を好適に適用するについて好ましいフェンスの形態
を示すように,これを,上記直線連結用のフェンスを,
上下方向複数の横桟と該横桟の前後一方に等間隔ピッチ
で多数の縦桟を配置した縦格子フェンスとしてなること
を特徴とする請求項1に記載のフェンスのコーナー連結
装置とし,請求項3に記載の発明は,連結部材の好まし
い形態を示すように,これを,上記連結部材を横桟突出
部に嵌合する嵌合部を有するヒンジ部材とし,上記ブラ
ケットを該ヒンジ部材に固定したL字金具とし,上記ダ
ミー縦桟を上記横桟における多数の縦桟と前後同一面側
に設置するようにしてなることを特徴とする請求項2に
記載のフェンスのコーナー連結装置とし,これらをそれ
ぞれ発明の要旨として,上記課題解決の手段としたもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,1はフェンスであり,該フェン
ス1は,例えばその幅方向側端の横桟突出部6同士を相
互に突き合せ接合するようにして直線部分の連結を行
い,その前後一方において所定間隔に起立した支柱2に
支持するようにした直線連結用のものとしてあり,本例
にあって該直線連結用のフェンス1は,これを,上下方
向複数の横桟3と該横桟3の前後一方に等間隔ピッチで
多数の縦桟4を配置した縦格子フェンスとし,このとき
該フェンス1は,これをアルミ押出材製のものとし,そ
の横桟3を両端の縦桟4より,その長手方向(フェンス
Aにおける幅方向)両端に突出して上記横桟突出部6と
してあり,これによって該横桟突出部6を上記相互に突
き合せしてその直線連結を行い支柱2に対して固定する
ものとしてある。
【0007】直線連結用のフェンス1は更にその屈曲部
分においてこれを角度自在に連結するものとしてあり,
該屈曲部分の連結装置は,これを上記フェンス1の横桟
突出部6同士を直結する角度自在の連結部材7と,該連
結部材7に設置したブラケット15と,該ブラケット1
5によって横桟突出部6間にこれに直交するように設置
したダミー縦桟20とを備えたものとしてあり,本例に
あって上記連結部材7は,これを横桟突出部6に嵌合す
る嵌合部10を有するヒンジ部材とし,上記ブラケット
15を該ヒンジ部材に固定したL字金具とし,上記ダミ
ー縦桟20を上記横桟3における多数の縦桟4と前後同
一面に設置するようにしたものとしてある。
【0008】即ち本例の上記連結部材7は,例えばアル
ミ鋳物,硬質樹脂等にして上下一対のブロック部材8,
9と,これら上下のうち下位のブロック部材9を貫通し
これを回転自在とするように上位のブロック部材8に先
端を螺装設置したボルト14とを備え,上記下位のブロ
ック部材9を軸受とし,上位のブロック部材8に固定し
たボルト14を軸とすることによってヒンジを構成し
て,該連結部材7を上記ヒンジ部材とすることによって
これを上記角度自在のものとしてある。 上下のブロッ
ク部材8,9は,それぞれその上端の同一高さ位置に,
上記横桟3の横桟突出部6に嵌合する嵌合部10を突設
具備してあり,該嵌合部10を,該横桟突出部6の長手
方向先端に開口する横桟3の中空部に嵌合し,必要に応
じてこれを横桟突出部6外側からのネジ12によって該
横桟突出部6に固定するものとしてある。
【0009】上記L字金具による本例のブラケット15
は,そのL字金具の水平片16を下位のブロック部材9
に設置するようにして,ヒンジ部材による連結部材7下
部にこれを設けたものとする一方,L字金具の垂下片1
7に上記ダミー縦桟20を固定設置するように構成して
あり,本例にあって該L字金具によるブラケット15
は,その水平片16及び垂下片17にそれぞれ透孔1
7,19を設置し,該水平片16の透孔17に上記ボル
ト14を挿通して,該ボルト14による上下のブロック
部材8,9の固定と同時に該ボルト14によって下位の
ブロック部材9に対して下向きに設置するようにしてあ
り,従って該ブラケット15は,上記ボルト14による
上下のブロック部材8,9の固定に際してその螺装の締
着前の状態においては,ボルト14によって回動自在に
軸支される結果,これを設置した連結部材7に対して回
動自在となってその角度を自在に設定することができる
ようにしてある。
【0010】ブラケット15の垂下片17は,これをダ
ミー縦桟20に対接し,その透孔19を介して連結部材
7側からのネジ22によって該ダミー縦桟20を固定し
支持するようにしてあり,このとき本例の垂下片17に
おける透孔19は,これを上下方向の長孔によるものと
してあり,これによってダミー縦桟20に設置したネジ
受孔21に対するネジ22の固定を容易になし得るよう
にするとともに該長孔の範囲でダミー縦桟20の設置に
際しての高さの調整を可能とするようにしてある。
【0011】ダミー縦桟20は,本例においてフェンス
1の縦桟4と同一の形状,高さにして,該縦桟4と共通
部材として,その部品の共通化を図ったものとしてあ
り,その上記ブラケット15位置に略合わせた位置に上
記ネジ受孔21を設置したものとしてある。
【0012】このように形成したフェンス1における屈
曲部分の連結は,例えば,それぞれ直線部分の支柱2に
支持して交差方向に配置した隣接する双方のフェンス1
の横桟突出部6の中空部に嵌合部10を嵌合することに
よって各横桟突出部6に各ブロック部材8,9を設置
し,上記ブラケット15における水平片16の透孔17
に挿通して,該ブラケット15を有するボルト14を下
位のブロック部材9側から上位のブロック部材8に軽く
螺装して,これらを仮止めする一方,該仮止めによって
回動自在の状態とされたブラケット15の垂下片18に
ダミー縦桟20を突き当て状とし,該ダミー縦桟20の
向き,高さ等の設置状態を調整してそのネジ22による
固定を行い,その後に上記ボルト14を更に螺装締着
し,その本止めを行なうようにすればよい。
【0013】これによって上記直線部分の連結を前提と
する直線連結用のフェンス1を,屈曲部分においてもそ
の入隅,出隅の形態を含めて任意の角度に連結するとと
もに連結部材7に架設状に設置することによって横桟突
出部6間に直交するように設置したダミー縦桟20によ
って,双方のフェンス1の横桟突出部6によって該横桟
突出部6の2倍長さ及び連結部材7の幅との合計による
空間が介在する不自然さを解消し,フェンス1の屈曲部
分の外観を良好なものとすることが可能になる。
【0014】図中5は,本例のフェンス1においてその
各縦桟4及びダミー桟20に形成した忍び返し,12は
上記嵌合部10のネジ受け孔,13は連結部材7の上下
のブロック部材8,9間に介設して上記ヒンジ部材とし
ての回動と連結状態における角度保持の安定性を確保す
るように設置した短軸とこれを回動自在に受け入れる浅
軸受とによるヒンジ状回動部である。
【0015】本発明の実施に当って,上記フェンス,支
柱,連結部材,ブラケット,ダミー縦桟等の各具体的形
状,材質,構造,これらの関係,これらに対する付加等
は,上記発明の要旨に反しない限り様々な形態のものと
することができ,上記例の形態に限定されない。
【0016】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1乃至3に記載の発明は,それぞれ入隅,出隅の
形態を含めて直線部分の連結を前提とする直線連結用の
フェンスを屈曲部分においてもそのままの状態で任意の
角度に連結可能とするとともにフェンスの屈曲部分の外
観を良好に確保可能なフェンスのコーナー連結装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェンスの屈曲部分における連結の構造を示す
斜視図である。
【図2】フェンスの屈曲部分のダミー縦桟設置状態を示
す斜視図である。
【図3】フェンスの屈曲部分における横桟突出部と連結
部材の関係を示す斜視図である。
【図4】連結部材の分解斜視図である。
【図5】連結部材の正面図である。
【図6】連結部材の底面図である。
【符号の説明】
1 フェンス 3 横桟 4 縦桟 6 横桟突出部 7 連結部材 15 ブラケット 20 ダミー縦桟

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線連結用のフェンスを屈曲部分におい
    て角度自在に連結する連結装置であって,上記フェンス
    の横桟突出部同士を直結する角度自在の連結部材と,該
    連結部材に設置したブラケットと,該ブラケットによっ
    て横桟突出部間にこれに直交するように設置したダミー
    縦桟とを備えてなることを特徴とするフェンスのコーナ
    ー連結装置。
  2. 【請求項2】 上記直線連結用のフェンスを,上下方向
    複数の横桟と該横桟の前後一方に等間隔ピッチで多数の
    縦桟を配置した縦格子フェンスとしてなることを特徴と
    する請求項1に記載のフェンスのコーナー連結装置。
  3. 【請求項3】 上記連結部材を横桟突出部に嵌合する嵌
    合部を有するヒンジ部材とし,上記ブラケットを該ヒン
    ジ部材に固定したL字金具とし,上記ダミー縦桟を上記
    横桟における多数の縦桟と前後同一面側に設置するよう
    にしてなることを特徴とする請求項2に記載のフェンス
    のコーナー連結装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224699A (ja) * 2006-03-29 2007-09-06 Shin Nikkei Co Ltd 格子面状体
JP2007224500A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Shin Nikkei Co Ltd 格子面状体システム
JP6397547B1 (ja) * 2017-08-10 2018-09-26 株式会社ツヅキ 手摺構造

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