JP6397547B1 - 手摺構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】マンションなどの廊下に取り付けられた手摺を外部から見た場合、コーナー部には目障りな太い支柱がなく立子が連続して見え、意匠的にきわめて優れた笠木立格子型の手摺構造を提供する。【構成】笠木の中心軸と支柱の中心軸を一致させ支柱間に立子を配設して組み付ける笠木立格子型手摺で、支柱の見付け寸法と立子の見付け寸法は近似または同一寸法であり、支柱は見付け寸法が見込み寸法より小さい縦長の長方形断面を有する部材により形成され、立子は見付け寸法が見込み寸法より大きい横長の長方形断面を有する部材により形成されたものであって、手摺のコーナー部の笠木が前記立子と同一の見込み寸法を有するL形立子部材により支持されており、立子と立子間のピッチおよび立子と支柱間のピッチがすべて均等に割り付けられていることを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、特にマンションなどの集合住宅のバルコニーや廊下に用いられる手摺構造に関する。
マンションのバルコニーや廊下には、図6〜7に示すように、笠木1の中心軸C1(図7に一点鎖線で表示)と支柱2a、2b、2c・・の中心軸C2(図7に一点鎖線で表示)を一致させ、支柱2a、2b、2c・・間に立子3a、3b、3c・・を並設して組み付けた笠木立格子型手摺が取り付けられている。4は立子3a、3b、3c・・の下端部を固着するための下枠、5は手摺を立設するためのコンクリートスラブ、9は笠木1の下部に嵌着され立子3a、3b、3c・・の上端部を固着するためのカバー部材である。
このような従来の笠木立格子型手摺においては、コーナー部に太い支柱2aが配置されているため、マンションの外観において、手摺を見ると、図6に示すようにコーナー部の太い支柱が目立ってしまい、意匠的には必ずしも優れたものとは言えないという難点がある。
特開2004−316236号公報
本発明は、上記従来の笠木立格子型手摺における難点を解消するためになされたものであり、その目的は、上記従来の笠木立格子型手摺におけるコーナー部の構造を改良し、例えば、マンションなどの廊下に取り付けられた手摺を外部から見た場合、コーナー部には目障りな太い支柱がなく立子が連続して見え、意匠的にきわめて優れた笠木立格子型の手摺構造を提供することにある。
上記の目的を達成するための請求項1による手摺構造は、笠木の中心軸と支柱の中心軸を一致させ支柱間に立子を配設して組み付ける笠木立格子型手摺で、支柱の見付け寸法と立子の見付け寸法は近似または同一寸法であり、支柱は見付け寸法が見込み寸法より小さい縦長の長方形断面を有する部材により形成され、立子は見付け寸法が見込み寸法より大きい横長の長方形断面を有する部材により形成されたものであって、手摺のコーナー部の笠木が前記立子と同一の見込み寸法を有するL形立子部材により支持されており、立子と立子間のピッチおよび立子と支柱間のピッチがすべて均等に割り付けられていることを特徴とする。
請求項2による手摺構造は、請求項1において、前記立子およびL形立子部材の見付け面が前記支柱の見付け面と略同一面になるよう立子およびL形立子部材を支柱に対して偏位させて組み付けたことを特徴とする。
請求項3による手摺構造は、請求項1または2において、前記手摺のコーナー部に配設されたL形立子部材を見付け寸法が前記立子の見付け寸法と同一となるよう形成したことを特徴とする。
請求項4による手摺構造は、請求項1〜3のいずれかにおいて、前記支柱、立子およびL形立子部材が中空形状に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、例えば、マンションなどの廊下に取り付けられた本発明に係る手摺を外部から見た場合、コーナー部には目障りな太い支柱ではなく立子が配置されているからコーナー部が目立つことなく、均等なピッチで配置された同じ見付け寸法を有する支柱と立子が連続して見える意匠的にきわめて優れた笠木立格子型の手摺構造が提供される。
また、前記立子およびL形立子部材の見付け面が前記支柱の見付け面と略同一面になるよう立子およびL形立子部材を支柱に対して偏位させて組み付けることにより(請求項2)、上記の効果に加えて、手摺を取り付けたバルコニーや廊下の有効使用空間が大きくなり、バルコニーや廊下を広く使うことができる。
本発明に係る手摺構造を示す正面図である。 図1の側断面図である。 図2の拡大図で、支柱、立子および笠木の配置形態を示すものである。 図1の要部平断面図で、平断面から見た手摺構造の支柱と立子の配置形態を示すものである。 図1に示す手摺構造のコーナー部の要部平断面図で、平断面から見たコーナー部におけるL形立子部材と支柱、立子の配置形態を示すものである。 従来の手摺構造を示す正面図である。 図6に示す従来の手摺構造のコーナー部の要部平断面図で、平断面から見たコーナー部における支柱と、立子の配置形態を示すものである。
以下、図面(図1〜図5)により本発明に係る手摺構造について説明する。なお、図面において、従来と同じ部材には同一の符号を付した。
本発明に係る手摺構造は、特に図2〜3、図5に示されるように、笠木1の中心軸C1(図5に一点鎖線で表示)と支柱2a、2b、2c・・の中心軸C2(図5に一点鎖線で表示)を一致させ、支柱2a、2b、2c・・間に立子3a、3b、3c・・を並設して組み付けた笠木立格子型手摺である。4は立子3a、3b、3c・・の下端部を固着するための下枠、5は手摺を立設するためのコンクリートスラブ、9は笠木1の下部に嵌着され立子3a、3b、3c・・の上端部を固着するためのカバー部材である。
図4〜5に示すように、支柱2a、2b、2c・・の見付け寸法(表面からみた支柱の幅寸法)Pwと立子3a、3b、3c・・の見付け寸法(表面からみた立子の幅寸法)Bwは近似または同一寸法であり、支柱2a、2b、2c・・は見付け寸法Pwが見込み寸法(支柱の奥行寸法)Pdより小さい縦長の長方形断面を有する部材により形成され、立子3a、3b、3c・・は見付け寸法Bwが見込み寸法(立子の奥行寸法)Bdより大きい横長の長方形断面を有する部材により形成されている。
本発明に係る手摺構造のコーナー部においては、図5に詳細を示すように、コーナー部の笠木は立子3a、3b、3c・・の見込み寸法と同一の見込み寸法Bdを有するL形立子部材3Cにより支持(支受)されている(L形立子部材3Cの見込み寸法Bd(3C)=立子の見込み寸法Bd)。図5に示されるL形立子部材3Cの見付け寸法Pw(3C)は立子3a、3b、3c・・の見付け寸法Bwと同一となるよう形成することが望ましい(L形立子部材3Cの見付け寸法Pw(3C)=立子の見付け寸法Pw)。
支柱2a、2b、2c・・、立子3a、3b、3c・・およびL形立子部材3Cは中空形状に形成されているのが好ましく、支柱2a、2b、2c・・、立子3a、3b、3c・・およびL形立子部材3Cはアルミニウム合金の中空押出形材を適用して構成するのが望ましい。
これら部材の見付け寸法、見込み寸法を例示すると、例えば、支柱2a、2b、2c・・においては、Pw=35mm、Pd=60mm、立子3a、3b、3c・・においては、Bw=35mm、Bd=15mm、L形立子部材3Cにおいては、Bw(3C)=35mm、Bd(3C)=15mmで、立子の見込み寸法Bdは支柱の見込み寸法Pdの好ましくは1/2以下、より好ましくは1/3以下とする。
図4に示す立子と立子間のピッチP1および立子と支柱間のピッチP2はすべて均等に割り付けられており(P1=P2)、このような立子と支柱の配置により、図1に示すように、均等なピッチで配置された同じ見付け寸法を有する支柱2a、2b、2c・・と立子3a、3b、3c・・が連続して見える意匠的にきわめて優れた笠木立格子型の手摺構造が形成される。
また、図3〜5に示すように、立子3a、3b、3c・・の見付け面(支柱間に並設される立子の表面が位置する面)6とL形立子部材3Cの見付け面(L形立子部材の表面が位置する面)8が支柱2a、2b、2c・・の見付け面(支柱の表面が位置する面)7と略同一面になるよう立子3a、3b、3c・・およびL形立子部材3Cを支柱2a、2b、2c・・に対して表面側に偏位させて組み付けることにより、手摺を取り付けたバルコニーや廊下の有効使用空間が大きくなり、バルコニーや廊下を広く使うことができる。
1 笠木
2a、2b、2c・・ 支柱
3a、3b、3c・・ 立子
3C L形立子部材
4 立子の下端部を固着するための下枠
5 手摺構造を立設するためのコンクリートスラブ
6 立子の見付け面
7 支柱の見付け面
8 L形立子部材の見付け面
9 笠木の下部に嵌着され立子の上端部を固着するためのカバー部材
Pw 支柱の見付け寸法
Pd 支柱の見込み寸法
Bw 立子の見付け寸法
Bd 立子の見込み寸法
Bw(3C) L形立子部材の見付け寸法
Bd(3C) L形立子部材の見込み寸法
P1 立子間のピッチ
P2 支柱と立子間のピッチ

Claims (4)

  1. 笠木の中心軸と支柱の中心軸とを一致させ支柱間に立子を配設して組み付ける笠木立格子型手摺で、支柱の見付け寸法と立子の見付け寸法は近似または同一寸法であり、支柱は見付け寸法が見込み寸法より小さい縦長の長方形断面を有する部材により形成され、立子は見付け寸法が見込み寸法より大きい横長の長方形断面を有する部材により形成されたものであって、手摺のコーナー部の笠木が前記立子と同一の見込み寸法を有するL形立子部材により支持されており、立子と立子間のピッチおよび立子と支柱間のピッチがすべて均等に割り付けられていることを特徴とする手摺構造。
  2. 前記立子およびL形立子部材の見付け面が前記支柱の見付け面と略同一面になるよう立子およびL形立子部材を支柱に対して偏位させて組み付けたことを特徴とする請求項1に記載の手摺構造。
  3. 前記手摺のコーナー部に配設されたL形立子部材を見付け寸法が前記立子の見付け寸法と同一となるよう形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の手摺構造。
  4. 前記支柱、立子およびL形立子部材が中空形状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の手摺構造。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001098796A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toyo Exterior Co Ltd フェンスのコーナー連結装置
JP4086628B2 (ja) * 2002-11-12 2008-05-14 旭化成ホームズ株式会社 縦桟柵
JP2013136870A (ja) * 2011-11-30 2013-07-11 Sankyotateyama Inc 格子体フェンス

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