JP4991513B2 - フェンス - Google Patents

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本発明は、支柱とパネル部材とを有するフェンスに関する。
支柱とパネル部材とを有するフェンスとしては、例えば、互いに適宜間隔を隔てて配置した複数の支柱間にフェンスパネルが支持されたフェンスが知られている。このようなフェンスは、支柱に支持されたフェンスパネルの端部同士を所定の角度にて連結してフェンスのコーナーを構成している(例えば、特許文献1参照)。このとき、フェンスパネルの下端は、支柱が立設されている部位(例えば基礎)より離れて上方に位置している。
特開平8−270268号公報
上記従来のフェンスでは、フェンスパネルとして板材を用い、外部からの視線を遮るようにしても、フェンスパネルの下及びフェンスパネル同士が接合されたコーナー部分の下には空隙があるので、完全に視線を遮ることはできないという課題がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、フェンスを構成するパネル部材の下の空隙及びコーナー部分の下の空隙を容易に覆うことが可能なフェンスを提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のフェンスは、パネル部材と、前記パネル部材を支持する支柱と、前記パネル部材に固定され、当該パネル部材の下方に形成されるパネル下空隙を覆うパネル下カバーと、を有するパネルユニット、2つの前記パネルユニットがそれぞれ固定されて当該2つのパネルユニットを所定の角度に接合するコーナー部材、前記パネルユニットにそれぞれ取り付けられ、前記コーナー部材の下方に形成されるコーナー下空隙を覆う一対のコーナー下カバー、を備え、前記一対のコーナー下カバーは各々、一端部が前記パネルユニットに固定されており、他端部は他方の前記コーナー下カバーに連結されることなく前記コーナー下空隙内に位置していることを特徴とするフェンスである。
このようなフェンスによれば、パネル部材下のパネル下空隙をパネル下カバーにて、また、コーナー部材下のコーナー下空隙をコーナー下カバーにて覆うので、パネル下空隙及びコーナー下空隙をいずれも覆うことが可能である。このとき、対をなすコーナー下カバーは、各々一端部が固定されているだけで、他端部は他方のコーナー下カバーに連結されないので、取り付けが容易である。また、コーナー下カバーの他端部はコーナー下空隙内に位置しているので、少なくともコーナー下カバーが無い状態より確実にコーナー下空隙を覆うことが可能である。
かかるフェンスであって、前記コーナー部材は前記パネル部材に固定され、前記コーナー下カバーの前記一端部は前記パネル下カバーに取り付けられていることが望ましい。
このようなフェンスによれば、コーナー部材が固定されているパネル部材のパネル下空隙を覆うパネル下カバーに、コーナー下カバーの一端部が取り付けられているので、パネル下空隙からコーナー下空隙の間を隙間無く覆うことが可能である。
かかるフェンスであって、前記パネル下カバーの前記コーナー部材側の端にはキャップ部材が設けられ、前記キャップ部材は前記コーナー下カバーとともに前記パネル下カバーに単一の固定具にて固定されることが望ましい。
このようなフェンスによれば、パネル下カバーのコーナー部材側の端にはキャップ部材が設けられているので、パネル下カバーのコーナー部材側の端面が露出することが無い。また、キャップ部材はコーナー下カバーとともに単一の固定具にて固定されるので、キャップ部材とコーナー下カバーとを取り付けるために別個の固定具を使用しない。このため、必要とする固定具の数が少なく、取り付け作業の手間も低減することが可能である。
かかるフェンスであって、前記コーナー部材は前記支柱に固定され、前記コーナー下カバーの前記一端部は当該支柱に取り付けられていることが望ましい。
このようなフェンスによれば、コーナー部材が固定されている支柱に、コーナー下カバーの一端部が取り付けられているので、支柱にて仕切られたコーナー下空隙を隙間無く覆うことが可能である。
かかるフェンスであって、前記コーナー下カバーは、前記コーナー部材の水平断面における輪郭の内側に配置されていることが望ましい。
このようなフェンスによれば、コーナー下カバーがコーナー部材の水平断面における輪郭より外側に突出しないので、意匠性に優れたフェンスを提供することが可能である。
かかるフェンスであって、前記コーナー下カバーは、前記パネルユニットに固定される固定板部にて前記一端部が構成され、当該固定板部と交差する方向に設けられた遮蔽板部にて前記他端部が構成され、一方のパネルユニットに設けられたコーナー下カバーの遮蔽板部の先端部と、他方のパネルユニットに設けられたコーナー下カバーの遮蔽板部の先端部とが近接した状態で配置されていることが望ましい。
このようなフェンスによれば、コーナー下カバーを固定板部と遮蔽板部とが交差する方向に設けられる、例えば平板を折り曲げたような簡単な形状で構成することができる。
かかるフェンスであって、前記コーナー下カバーは、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが対称であることが望ましい。
このようなフェンスによれば、コーナー下カバーは、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが対称なので、1種類のコーナー下カバーを反転させて固定することにより左右のコーナー下空隙に用いることが可能である。
本発明によれば、フェンスを構成するパネル部材の下の空隙及びコーナー部分の下の空隙を容易に覆うことが可能なフェンスを提供することが可能である。
以下、本発明の第1実施形態に係るフェンスについて図面を参照して説明する。
第1実施形態のフェンス10は、パネル部材14が当該フェンス10にて仕切られる領域の外側から支柱12に取り付けられた、自由柱タイプのフェンス10である。以下の説明においては、フェンス10にて仕切られる領域の外側を単に外側、また、フェンス10にて仕切られる領域の内側を単に内側として説明する。
フェンス10は、図1、図2に示すように、基礎1に立設された複数の支柱12と、面材14aと面材14aの上下に配置された枠部材14b、14cにて形成されたパネル部材14と、パネル部材14と基礎1との間の空隙(パネル下空隙)を覆うパネル下カバー16と、パネル部材14間に設けられてフェンス10の角部を構成するコーナー部材22と、コーナー部材22の下方の空隙(コーナー下空隙)を覆うコーナー下カバー18とを有している。
支柱12は、例えばアルミニウム製の中空角材であり、適宜間隔を隔てて複数設けられている。各支柱12の上端部は端部キャップ(不図示)が設けられている。
パネル部材14は、複数の支柱12のうち隣接する2本の支柱12に内側からねじにて固定されている。このとき、パネル部材14の幅は、2本の支柱12の間隔より広く構成されており、2本の支柱の両側にパネル部材14の端部がそれぞれ突出するように固定されている。また、パネル部材14の下端は、基礎1と間隔を隔てて配置され、パネル部材14の下方にはパネル下空隙が形成されている。
パネル下カバー16は、パネル部材14の下側の枠部材14cにねじ止めされる押出成形部材である。パネル下カバー16は、パネル部材14の幅とほぼ同じ幅を有し、上部側がパネル部材14に固定された際に、下部側の約半分はパネル部材14の厚み方向において内側に入り込むように、屈曲した断面形状をなしている。すなわち、パネル下カバー16は、図3に示すように、パネル部材14の外側に当接されて固定される上板部16aと、パネル部材14の下方に位置して上板部16aより内側に配置される下板部16bと、上板部16aと下板部16bとを繋いで僅かに傾斜した連結部16cとを有している。また、パネル下カバー16の下部側の約半分となる下板部16bには、内側にコーナー下カバー18を取り付けるためのねじ螺合部16dが設けられ、下端には基礎1に僅かな隙間を介して対向するゴム等の弾性部材29が設けられている。
このように、パネル下カバー16が取り付けられたパネル部材14が支柱12に取り付けられた状態を、説明の便宜上パネルユニット15と称するが、必ずしもこの状態にて単体のユニットとして存在するものではない。また、フェンス10にて区画する領域が横方向に広い場合には、隣接するパネル部材14の上下の枠部材14b、14c同士を連結具19にて連結して用いるが、このように連なった状態もパネルユニット15と称する。また、隣接するパネル部材14同士を連結する場合には、図2に示すように、隣接するパネル下カバー16には連結部材17が両者に跨るように設けられ、パネル下カバー16とともにパネル部材14の下側の枠部材14cにねじ止めされる
第1実施形態のフェンス10は、2つのパネルユニット15がほぼ直交するように、各パネルユニット15の端部間にコーナー部材22が設けられている。
コーナー部材22は、パネル部材14の高さとほぼ同じ長さを有する軸体22bと、軸体22bの上下端部にパネル部材14の上下の枠部材14b、14cと連結されるコーナー継ぎ手22aが回動自在に設けられている。すなわち、上下のコーナー継ぎ手22aには、隣接するパネルユニット15の端に位置するパネル部材14の上下の枠部材14b、14cがそれぞれ固定されている。上下のコーナー継ぎ手22a間には、パネル部材14の高さとほぼ同じ長さを有する縦枠22cが設けられているので、コーナー部材22とパネル部材14との間、及び、コーナーで隣接するパネル部材14間もコーナー部材22の縦枠22cにより覆われる。
コーナー部材22にて接合される2つのパネルユニット15の端部側となるコーナー下カバー18には、それぞれ、コーナー部材22の下方に形成されるコーナー下空隙を覆うコーナー下カバー18と、コーナー下カバー18とパネル部材14との間にてパネル下カバー16の端面を覆うためのキャップ部材28とが取り付けられている。ここで、コーナー部材22にて接合される2つのパネルユニット15にそれぞれ取り付けられるコーナー下カバー18が一対のコーナー下カバー18である。
コーナー下カバー18は、パネル部材14の厚み方向に沿って配置されて固定具としてのねじ30が貫通される取付孔18cが設けられた一端部としての固定板部18aと、固定板部18aの外側の縁から固定板部18aと交差する方向に折れ曲がりパネル部材14の幅方向に沿うように設けられた他端部としての遮蔽板部18bとを有している。本実施形態においては、コーナー下カバー18は、固定板部18aと遮蔽板部18bとがほぼ直角をなすように略L字状に形成されている。固定板部18aには、長手方向を上下方向に向けて形成された2つの取付長孔18cが、上下方向に間隔を隔てて設けられている。すなわち、ほぼ直角に折り曲げられた長方形状の板材の一方が固定板部18a、他方が遮蔽板部18bとなり、固定板部18aに2つの取付長孔18cが設けられ、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが対称に形成されている。このため、1種類のコーナー下カバー18を反転させて用いることにより、コーナー部材22の左右のコーナー下空隙をそれぞれ覆うコーナー下カバー18として使用することが可能である。このとき、コーナー下カバー18の取付長孔18cの位置は、上下方向の中央から上側の部位と下側の部位とが正確に対称である必要はなく、ほぼ対称に形成されていれば構わない。
キャップ部材28は、パネル下カバー16の端面を覆うカバー部28aと、カバー部28aから下方に延出されてパネル下カバー16のねじ螺合部16dに螺合されるねじ30が貫通する貫通孔28cが設けられた延出部28bとを有している。キャップ部材28は、パネル下カバー16とコーナー下カバー18との間に介在されるとともに、取付孔18cと貫通孔28cとが重なるように配置され単一のねじ30にてパネル下カバー16に取り付けられている。
第1実施形態のフェンス10は、直角をなすように設けられた基礎1に適宜間隔を隔てて立設された複数の支柱12に複数のパネル部材14が取り付けられ、図1(b)に示すように、角部にて隣接する2枚のパネル部材14間にコーナー部材22が取り付けられた状態にて、パネル下カバー16が取り付けられる。ここで、図1(a)は、パネル下カバー16、コーナー下カバー18、キャップ部材28取り付けられる前の外観を、図1(c)は、パネル下カバー16、コーナー下カバー18、キャップ部材28取り付けられた後の外観をそれぞれ示しており、図1(b)にてパネル下カバー16、コーナー下カバー18、キャップ部材28取り付けられる状態をA部のみ拡大して示している。
コーナー部材22と接合されているパネル部材14に取り付けられるパネル下カバー16には、キャップ部材28とコーナー下カバー18とを予め取り付けておく。そして、キャップ部材28とコーナー下カバー18とが取り付けられたパネル下カバー16は、一対のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bがそれぞれコーナー下空隙内に位置するように配置される。
より具体的には、一対のコーナー下カバー18は、一方のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bが他方のコーナー下カバー18に連結されることなく、一方のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bの先端18dが、他方のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bの先端18dに向かい、各々の遮蔽板部18bがほぼ直角をなすように配置されてパネル下カバー16がパネル部材14に固定される。このとき、一方のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bの先端18dと他方のコーナー下カバー18の遮蔽板部18bの先端18dとは当接していても、また、当接しないが近接した状態、または互いに間隔を隔てた状態であってもよい。たとえば、パネル下カバー16の端部からフェンス10のコーナー側にコーナー下カバー18の遮蔽板部18bが突出してコーナー下空隙内に位置するように配置されていてもよく、この場合であっても、少なくともコーナー下カバー18がない状態よりはコーナー下空隙を覆うことが可能である。
また、このとき、コーナー下カバー18は、図2に示すように、コーナー部材22の水平断面における輪郭の内側に配置されているので、コーナー下カバー18がパネルユニット15の外側に突出しないため、意匠性に優れたフェンス10を実現することが可能である。
さらに、第1実施形態のフェンス10によれば、パネル下空隙をパネル下カバー16にて、コーナー下空隙をコーナー下カバー18にて覆うので、パネル部材14の下及びコーナー部材22の下をいずれも覆うことが可能である。このとき、対をなすコーナー下カバー18は、各々固定板部18aが固定されているだけで、遮蔽板部18bは他方のコーナー下カバー18に連結されないので、取り付けが容易である。
また、コーナー部材22が固定されているパネル部材14のパネル下空隙を覆うパネル下カバー16に、コーナー下カバー18が取り付けられているので、パネル下空隙からコーナー下空隙の間を隙間無く覆うことが可能である。
また、パネル下カバー16のコーナー部材22側の端に設けられたキャップ部材28はコーナー下カバー18とともに単一のねじ30にて固定されているので、キャップ部材28とコーナー下カバー18とを取り付けるために別個のねじ30を使用しない。このため、必要とするねじ30の数が少なく、取り付け作業の手間も低減することが可能である。
本実施形態のコーナー下カバー18は、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とを対称な構成としたが、これに限らず、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが非対称な構成であっても構わない。上下形状が非対称な場合には、コーナー下カバーにおける上下の方向を視認しやすいため、上下が間違って取り付けられることを防止することが可能である。
第2実施形態のフェンス50は、隣接して設けられた支柱12間にパネル部材14が支持された、所謂間仕切柱タイプのフェンス50である。以下の説明において、第1実施形態と同様の部材には同じ符号を付し説明を省略する。
第2実施形態のフェンス50も、図4、図5に示すように、2つのパネルユニット51がほぼ直交するように、各パネルユニット51の端部間にコーナー部材22が設けられている。コーナー部材22により接合される2つのパネルユニット51のうち一方のパネルユニット51aは、接合されている端部に支柱12が連結部材11を介して設けられており、他方のパネルユニット51bは、接合されている端部にパネル部材14の端部が配置されている。このため、接合されている端部がパネル部材14の端部である他方のパネルユニット51b側にてパネル下空隙及びコーナー下空隙を覆う構造は上記第1実施形態と同じなので説明を省略し、ここでは接合されている端部が支柱12である一方のパネルユニット51a側について主に説明する。
フェンス50は、隣接する2本の支柱12により、支柱12間に配置されたパネル部材14が支持されているので、パネル下カバー16は、隣接する支柱12間に配置されてパネル部材14の下側の枠部材14cに固定されている。隣接する支柱12間に配置されるパネル下カバー16にはキャップ部材28及びコーナー下カバー55は固定されないので、ねじ螺合部16dは必ずしも設けられていなくても良い。
端部に支柱12が設けられたパネルユニット51aに設けられるコーナー下カバー55は、図6に示すように、両面テープ等により支柱12に固定される。支柱12に固定されるコーナー下カバー55は、パネル部材14の厚み方向に沿って配置されて支柱12の側面に当接される一端部としての固定板部55aと、固定板部55aの外側の縁からほぼ直角となるように設けられた他端部としての遮蔽板部55bとを有して略L字状に形成されている。この固定板部55aには、支柱12と対面する側の面に両面テープ56が設けられている。また、遮蔽板部55bは、下端が固定板部55aの下端と同じになるように形成され、上端部は固定板部55aの上端より上方に位置するように形成されて、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが非対称に形成されている。このように上下の形状が異なることで上下の取付け向きが明確となり、上下を反転して間違えて取付けることを防止できる。
第2実施形態のフェンス50は、基礎1に立設された複数の支柱12の隣接する支柱12間に複数のパネル部材14が取り付けられるとともに、一方のパネルユニット51bに接合する側に、さらにパネル部材14が取り付けられている。角部にて隣接する2つのパネルユニット51a、51bは、一方のパネルユニット51aの支柱12と他方のパネルユニット51bの上下の枠部材14b、14cとにコーナー部材22が取り付けられた状態にて、各パネル部材14にパネル下カバー16が取り付けられる。そして、図4(b)に示すように、コーナー部材22が取り付けられている支柱12にコーナー下カバー55が取り付けられ、最後にコーナー部材22が取り付けられているパネル部材14に、キャップ部材28とコーナー下カバー18とが予め取り付けられたパネル下カバー16が取り付けられる。ここで、図4(a)は、パネル下カバー16、コーナー下カバー18、55、キャップ部材28取り付けられる前の外観を、図4(c)は、パネル下カバー16、コーナー下カバー18、55、キャップ部材28取り付けられた後の外観をそれぞれ示しており、図4(b)にてパネル下カバー16、コーナー下カバー18、55、キャップ部材28取り付けられる状態をB部のみ拡大して示している。
支柱12に固定されたコーナー下カバー55と、パネル下カバー16に固定されたコーナー下カバー18とが対をなしており、一対のコーナー下カバー18、55は、一方のコーナー下カバー18、55の遮蔽板部18b、55bが他方のコーナー下カバー18、55に連結されることなく、一方のコーナー下カバー18、55の遮蔽板部18b、55bの先端18d、55dが、他方のコーナー下カバー18、55の遮蔽板部18b、55bの先端18d、55dに向かい、各々の遮蔽板部18b、55bがほぼ直角をなすように配置されてパネル下カバー16が固定される。このように、パネル下カバー16の端部または支柱12からフェンス50のコーナー側にコーナー下カバー18、55の遮蔽板部18b、55bが突出してコーナー下空隙内に位置するように配置されると、少なくともコーナー下カバー18、55がない状態よりコーナー下空隙を覆うことが可能である。また、このとき、コーナー下カバー18、55は、図5に示すように、コーナー部材22の水平断面における輪郭の内側に配置されているので、コーナー下カバー18、55が突出しないため、意匠性に優れたフェンスを実現することが可能である。
また、第2実施形態のフェンス50によれば、パネル下空隙をパネル下カバー16にて、コーナー下空隙をコーナー下カバー18、55にて覆うので、パネル部材14の下及びコーナー部材22の下をいずれも覆うことが可能である。このとき、対をなすコーナー下カバー18、55は、各々固定板部18a、55aが固定されているだけで、遮蔽板部18b、55bは他方のコーナー下カバー18、55に連結されないので、取り付けが容易である。特に、支柱12が端部に配置されるパネルユニット51aは、パネル下空隙とコーナー下空隙とが支柱12により仕切られるのでキャップ部材28を設ける必要はなく、コーナー下カバー55を両面テープ56等にて支柱12に固定するだけなので、容易に取り付けることが可能である。さらに、コーナー下カバー55の固定板部55aがパネル下空隙とコーナー下空隙とを仕切る支柱12に固定されているので、支柱12にて仕切られたコーナー下空隙を隙間無く覆うことが可能である。
第2実施形態においては、隣接する2つのパネルユニット51a、51bの一方のみが、端部に支柱12が設けられている例について説明したが、2つのパネルユニット51がいずれも端部に支柱12が設けられていてもよいし、また、いずれも端部もパネル部材14の上下の枠部材14b、14cがコーナー部材22と連結されている形態であっても構わない。
また、上記実施形態においては、キャップ部材28及びコーナー下カバー18をパネル下カバー16に固定する固定具、パネル下カバー16をパネル部材14に固定する固定具をねじとしたが、これに限るものではない。特に、押出成形部材のような薄肉の部材に他の部材を取り付ける場合には、押出成形部材内に挿入された部材と、外側の部材とを挟み込むように締結するような固定具であっても構わない。
また、上記実施形態においては、コーナー下カバー55は、上下形状が非対称となるように形成されていたが、これに限ることなく、第1実施形態と同様に長方形状の板材がほぼ直角に折り曲げられているような上下形状が対称となるように形成されていても良い。コーナー下カバー55の上下形状が対称となる場合には第1実施形態と同様に、1種類のコーナー下カバー18を反転させて用いることにより、コーナー部材22の左右のコーナー下空隙をそれぞれ覆うコーナー下カバーとして使用することが可能である。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
第1実施形態に係るフェンスの外観及び構成を説明するための図である。 第1実施形態に係るコーナー下カバーの構成を説明するための図である。 第1実施形態に係るコーナー下カバーの形状を説明するための図である。 第2実施形態に係るフェンスの外観及び構成を説明するための図である。 第2実施形態に係るコーナー下カバーの構成を説明するための図である。 第2実施形態に係るコーナー下カバーの形状を説明するための図である。
符号の説明
10 フェンス、12 支柱、14 パネル部材、
15 パネルユニット、16 パネル下カバー、
18 コーナー下カバー、18a 固定板部、18b 遮蔽板部、
22 コーナー部材、28 キャップ部材、30 ねじ、50 フェンス、
51 パネルユニット、51a パネルユニット、51b パネルユニット、
55 コーナー下カバー、55a 固定板部、55b 遮蔽板部

Claims (7)

  1. パネル部材と、前記パネル部材を支持する支柱と、前記パネル部材に固定され、当該パネル部材の下方に形成されるパネル下空隙を覆うパネル下カバーと、を有するパネルユニット、
    2つの前記パネルユニットがそれぞれ固定されて当該2つのパネルユニットを所定の角度に接合するコーナー部材、
    前記パネルユニットにそれぞれ取り付けられ、前記コーナー部材の下方に形成されるコーナー下空隙を覆う一対のコーナー下カバー、
    を備え、
    前記一対のコーナー下カバーは各々、一端部が前記パネルユニットに固定されており、他端部は他方の前記コーナー下カバーに連結されることなく前記コーナー下空隙内に位置していることを特徴とするフェンス。
  2. 請求項1に記載のフェンスであって、
    前記コーナー部材は前記パネル部材に固定され、前記コーナー下カバーの前記一端部は前記パネル下カバーに取り付けられていることを特徴とするフェンス。
  3. 請求項2に記載のフェンスであって、
    前記パネル下カバーの前記コーナー部材側の端にはキャップ部材が設けられ、前記キャップ部材は前記コーナー下カバーとともに前記パネル下カバーに単一の固定具にて固定されることを特徴とするフェンス。
  4. 請求項1に記載のフェンスであって、
    前記コーナー部材は前記支柱に固定され、前記コーナー下カバーの前記一端部は当該支柱に取り付けられていることを特徴とするフェンス。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のフェンスであって、
    前記コーナー下カバーは、前記コーナー部材の水平断面における輪郭の内側に配置されていることを特徴とするフェンス。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のフェンスであって、
    前記コーナー下カバーは、前記パネルユニットに固定される固定板部にて前記一端部が構成され、当該固定板部と交差する方向に設けられた遮蔽板部で前記他端部が構成され、
    一方のパネルユニットに設けられたコーナー下カバーの遮蔽板部の先端部と、他方のパネルユニットに設けられたコーナー下カバーの遮蔽板部の先端部とが近接した状態で配置されていることを特徴とするフェンス。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のフェンスであって、
    前記コーナー下カバーは、上下方向における中央から上側の部位と下側の部位とが対称であることを特徴とするフェンス。
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JP3398737B2 (ja) * 1999-12-03 2003-04-21 ダイトウジグ株式会社 ガードフェンス等のパネルの連結構造

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