JP2007063793A - 壁面収納庫及びその施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で必要な部材点数が少なく、かつ施工現場において少人数で速やかに組み立てることが可能な壁面収納庫10及びその施工方法を提供することを目的とする。
【解決方法】少なくとも一枚の天板21と2枚の側板11を備え、各側板11の後端部を壁面55に固定するとともに各側板11の底部を床面56に固定し、かつ両側板11を天板21で連結し、両側板11間に棚板30を架設して壁面収納庫10を構成する。そして、壁面収納庫10の施工に際しては、天板21と両側板11を門型に組み立て、次ぎに門型に組み立てた両側板11と天板21を後壁55に沿って設置し、続いて各側板11の後端部を壁面55に固着するとともに各側板11の底部を床面56に固着し、壁面55と床56に固定した側板11間に棚板30を架設する。
【選択図】図1

Description

本発明は壁面収納庫及びその施工方法に関する。
壁面収納庫の一形式として、特開2000−248735号公報には両側の側板、中央の仕切板、側板と仕切板間に架設した背板、天板、底板からなる角箱形の収納箱体を廊下等の壁に埋設設置した壁面収納庫が開示されている。
また、特開2004−108103号公報には後壁に後受け桟を取付け、左右の側壁に側受け桟を取付け、両側受け桟の前端部間に前框を架設し、後受け桟、側受け桟及び前框に棚板を載置して構成した壁面収納庫が開示されている。
特開2000−248735号公報 特開2004−108103号公報
特許文献1記載の壁面収納庫では側板、仕切板、背板、天板、底板等多数の部材を使って組み立てた角箱状の収納箱体を必要とするため製造コストが高くなる。また、収納箱体は大きく嵩張っているため、施工現場までの運搬や施工現場における設置作業に人手を要し、施工コストが高くなる。
特許文献2記載の壁面収納庫は、施工現場で後受け桟、側受け桟、前框等多くの部材を壁面に取り付ける面倒な現場作業を必要とするため、施工に甚だ時間がかかる。
本発明はかかる問題点に鑑み、構造が簡単で必要な部材点数が少なく、かつ施工現場において少人数で速やかに組み立てることが可能な壁面収納庫及びその施工方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の壁面収納庫は、少なくとも一枚の天板と2枚の側板を備え、各側板の後端部を壁面に固定するとともに各側板の底部を床面に固定し、かつ天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板を天板で連結し、両側板間に棚板を架設したことを特徴とする。
請求項2に記載の壁面収納庫の施工方法は、少なくとも一枚の天板と2枚の側板を備え、天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板と天板を門型に組み立て、次ぎに門型に組み立てた両側板と天板を後壁に沿って設置し、続いて各側板の後端部を壁面に固着するとともに各側板の底部を床面に固着し、ついで両側板間に棚板を架設することを特徴とする。
本発明に係る壁面収納庫は両側板を壁面と床面の両面に固定し、かつ両側板を天板で連結するので、箱体のように背板や底板を使わずに強固な構造の壁面収納庫を組み立てることができる。しかして、箱体構造に比べ背板や底板を省略できるので部材点数が少なく、構造が簡単になる。そのため製造コスト及び施工コストを低減できる。また、両側板間に棚板を架設するので、棚板支持用の受け桟を壁に取り付ける作業も省略でき、組立作業も簡単である。
本発明に係る壁面収納庫の施工方法は両側板と天板を門型に組み立てた後に後壁に沿って設置するので、取扱が容易となり少人数による組立施工作業が可能となる。
少なくとも一枚の天板と2枚の側板を備え、各側板の後端部を壁面に固定するとともに各側板の底部を床面に固定し、かつ天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板を天板で連結し、両側板間に棚板を架設して壁面収納庫を構成する。そして、壁面収納庫の施工に際しては、天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板と天板を門型に組み立て、次ぎに門型に組み立てた両側板と天板を後壁に沿って設置し、続いて各側板の後端部を壁面に固着するとともに各側板の底部を床面に固着し、壁面と床に固定した側板間に棚板を架設する。
以下に本発明の一実施例に係る壁面収納庫及びその施工方法を図に基づき説明する。図1には本発明に係る施工方法で施工した壁面収納庫10を示す。当該収納庫10は4枚の側板11と3枚の天板21、適宜枚数の棚板30,側板11の上端部に天板21を固着するための連結金具40、側板11を後壁55と床面56に固着するためのL字形ブラケット60及び側壁57と側板11間に介装した2枚のスペーサー70を備えている。
各側板11の前縁と後縁には多数のダボ穴12が等間隔で縦一列に形成されている。図2に示すように各天板21の下面には連結金具40のケーシング用嵌合穴22が4隅に形成されている。
連結金具は図2に示すように円筒型ケーシング41、スクリュー42及びサポートブラケット43から構成される。ケーシング41の外周部には1本の係合縦溝44と断面三角形の凸条45が複数本形成されている。ケーシング41は天板21のケーシング用嵌合穴22に圧入すると凸条45が穴22の内周面に嵌着して脱落しなくなる。また、ケーシング41には円形の係合片46が回転可能に内蔵され、係合片の中心部にドライバーが嵌合する十字穴47が設けられている。サポートブラケット43はベース48と、このベース48に一体に立設され、ケーシング41の係合縦溝44に係合する凸片49を備えている。凸片49にはスクリュウー用の通孔50が形成され、さらにスクリュー用通孔50の近辺に係合片46が解除可能に係合する被係合部(図示略)が設けられている。ベース48にはドライバー用の通孔51が形成されている。
L字形ブラケット60は図3及び図4に示すように、断面L字形を有し、一面61に円形通孔62が形成され、この一面61に対して直角に折れ曲がった他面63に長穴が形成されている。
図5に示すように、各棚板30の裏面の四隅にはダボ13が嵌合する半円形の凹部31が形成されている。
壁面収納庫10を構成する各部材の構造は以上の通りであって、次ぎに壁面の施工手順を図2、図6及び図7に基づき説明する。まず施工現場において、図2に示すように一枚の天板21の四隅の嵌合穴22に連結金具40のケーシング41を嵌着する。一方、2枚の側板11の各々について側板11の上部の前後2個のダボ穴12にサポートブラケット43をスクリュー42で固着する。そして、天板21に取り付けたケーシング41をサポートブラケット43に落とし込み、係合縦溝44を凸片49に係合し、通孔51からドライバーを十字穴に差し込み、係合片を回してサポートブラケットの被係合部に係合させ、ケーシング41とサポートブラケットを一体に連結する。これにより、2枚の側板11の上端部に天板21の左右両端部が固着され、両側板11が天板21で連結される。こうして図6に示すように、2枚の側板11と一枚の天板21を門型に組み立てる。
続いて、門型に組み立てた2枚の側板11と一枚の天板21を後壁55に沿って設置し、図3に示すようにL字形ブラケット60の通孔62にビスを通して側板11の後端部にL字形ブラケット60を固着し、L字形ブラケット60の長穴64にビスを通してL字形ブラケット60を後壁55に固着する。同様にして図4に示すようにL字形ブラケット60を側板11の底部に固着するとともに床面56に固着する。こうして図7に示すように、門型に組み立てた側板11の後端部を後壁55に固定し、側板11の底部を床面56に固定する。
次ぎに、図7に示すように、後壁と床面に固定した2枚目の側板11に2枚目の天板21の一端を連結金具40で固着し、ついで、天板21の他端に連結金具40で3枚目の側板11を連結する。そして、連結した側板11をL字形ブラケット60で後壁55と床面56に固定する。同様にして3枚目の天板21の一端を3枚目の側板11に連結し、この天板21の他端に4枚目の側板11を連結し、この側板11をL字形ブラケット60で後壁55と床面56に固定する。一枚目の側板11と側壁57間及び4枚目の側板11と側壁間にスペーサー70を装着する。最後に、図5に示すように側板11のダボ穴12にダボ13を装着し、ダボ13に棚板30を載置する。
本実施形態に係る壁面収納庫10は各側板11を壁面55と床面56に固定し、かつ側板11を天21板で連結するので、箱体のように強固な構造となる。しかしながら、箱体のように背板や底板を必要としないので、箱体構造に比べ部材点数が少なく、製造コスト及び施工コストを低減できる。
そして、両側板11と天板21を門型に組み立てた後に後壁に沿って設置するので、少人数による施工作業が可能であり、低コストで施工できる。
とくに、L字形のブラケット60を用いて側板11を後壁55と床面56に固着するので、側板11の固着作業が簡単、容易である。
本実施例に係る壁面収納庫10の施工では、先に1枚目の側板11と2枚目の側板11を一枚の天板21で門型に組み立てた後、壁に沿って設置し、側板11をL字形ブラケット60で壁面55と床面56に固定したが、先に1枚目の側板11を壁面55と床面56にL字形ブラケット60で固定しておき、次ぎに固定した側板11の上端部に1枚目の天板21の一端を連結金具40で連結し、続いて2枚目の側板11を連結金具40で1枚目の天板21の他端に連結し、その後、2枚目の側板11をL字形ブラケット60で壁面55と床面56に固定する手順を採用することもできる。
また、本実施例に係る壁面収納庫10では図2に示す構造の連結金具40を用いて、側板11と天板21を連結したが、この連結金具40に変えて、釘やビスのようなもので側板11と天板21を連結すれば、より一層施工コストを低減できる。
本発明の実施例に係る壁面収納庫を示す斜視図ある。 同収納庫に使用した連結金具を示す分解斜視図である。 同収納庫に使用したL字形ブラケットの壁面への取付方法を示す説明図である。 同収納庫に使用したL字形ブラケットの床面への取付方法を示す説明図である。 同収納庫における棚板の取付方法を示す説明図である。 同収納庫の施工手順を示す説明図である。 同収納庫の施工手順を示す説明図である。
符号の説明
10…壁面収納庫、11…側板、12…ダボ穴、21…天板、30…棚板、40…連結金具、55…後壁、56…床面、60…L字形ブラケット。

Claims (2)

  1. 少なくとも一枚の天板と2枚の側板を備え、各側板の後端部を壁面に固定するとともに各側板の底部を床面に固定し、かつ天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板を天板で連結し、両側板間に棚板を架設したことを特徴とする壁面収納庫。
  2. 少なくとも一枚の天板と2枚の側板を備え、天板の一端を一方の側板の上端部に固着し、天板の他端を他方の側板の上端部に固着して両側板と天板を門型に組み立て、次ぎに門型に組み立てた両側板と天板を後壁に沿って設置し、続いて各側板の後端部を壁面に固着するとともに各側板の底部を床面に固着し、ついで両側板間に棚板を架設することを特徴とする壁面収納庫の施工方法。
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